JP2005325659A - 既設公共桝用補修カバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】止水性の確保が容易な補修カバーを提供する。
【解決手段】既設公共桝3内のインバート部21を覆って補修する補修カバー1のパッキン座41を可撓性材料とした。インバート部21の排水溝22に向けて下向きに傾斜した傾斜面23の勾配にばらつきがあっても、パッキン座41の可撓性にて、傾斜面23の勾配に対応させてカバー本体31をインバート部21上に止水性良く取り付けることができる。傾斜面23の勾配にかかわらず、パッキン座41にてカバー本体31をインバート部21上に安定して設置できる。カバー本体31によるインバート部21への止水性の確保を容易にできる。止水性能に優れた補修カバー1を提供できる。既設公共桝3の補修作業が簡単かつ確実に素早くできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、既設公共桝を補修する既設公共桝用補修カバー装置に関する。
一般に、公共下水道が敷設されている地域には、各家庭の排水管路の最下流位置が、地中に埋設された既設公共桝に接続されている。そして、この既設公共桝は、従来、古くから公共下水道が敷設されているところでは、主に、大型、すなわち内径寸法が450mm以上のコンクリートにて円筒状に成形され、対向する各側面に流入口および流出口が開口形成されている。
また、この既設公共桝は、この既設公共桝の底部にモルタルを流し込んで凹溝状の排水溝を有するインバート部を形成し、このインバート部にて流入口と流出口とを連通させている。さらに、この既設公共桝は、円筒状の枠材などをインバート部上に積み重ねて、これら枠材およびインバート部間をモルタルなどで水密に接合させて固着させる構成が採られているが、この構成の既設公共桝を長期間に亘って使用した場合などには、各枠材およびインバート部の接合に用いられたモルタルなどが経年変化で剥離してしまい、外部から植物の根や雨水などが侵入するおそれがあり、これら各枠材の接合部分を補修する必要がある。
ところが、この既設公共桝を補修するためには、この既設公共桝とこの既設公共桝に接続する排水管路とのそれぞれが地中に埋設されている。さらに、住宅事情などにて、この既設公共桝が狭い場所に埋設されている場合が多い。このため、特に地表面にコンクリートが打設されている場合などには、この既設公共桝を補修する作業が容易ではない。
そこで、この既設公共桝内に既設公共桝用補修カバーを取り付けて、この既設公共桝の補修作業が容易にできるようにした既設公共桝用補修カバー装置が知られている。この既設公共桝用補修カバー装置は、既設公共桝のインバート部にカバー本体を設置するようにしているが、この既設公共桝のインバート部がカバー本体を支持する接触部分が狭く、浸入水に対する止水性能が不確実であり、安定性が余り良くない。
このため、このカバー本体の下部両側にフランジ部を一体に設けて、このフランジ部を既設公共桝のインバート部の排水溝の両側に位置する傾斜面に当接させて設置させている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−193147号公報(第3−7頁、図1、図6−図8)
上述したように、上記既設公共桝用補修カバー装置では、古くに設置されたコンクリート製の既設公共桝において、これら既設公共桝の設置個所ごとに手作業でコンクリートを打設している。このため、この既設公共桝のインバート部の傾斜面が一定の勾配ではなく、ばらつきのある異なった角度に形成されている。したがって、カバー本体の下部両側に一体に設けられたフランジ部とカバー本体との傾斜角度が既設公共桝のインバート部の傾斜面との勾配と一致することがほとんどなく、このカバー本体の安定性が余り良くないから、止水性の確保が容易ではないという問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、止水性の確保が容易な既設公共桝用補修カバー装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の既設公共桝用補修カバー装置は、略凹状の排水溝とこの排水溝の両側に位置しこの排水溝に向けて下方に傾斜した傾斜面とを有するインバート部、上流側の流入口および下流側の流出口を備えた地中に埋設された既設公共桝内に配設し、かつこの既設公共桝を補修する既設公共桝用補修カバー装置であって、上方に向けて開口した掃除管受口が上部に設けられ、かつ前記既設公共桝内に配設した状態でこの既設公共桝の流入口と連通する流入口連通部および前記既設公共桝の流出口と連通する流出口連通部のそれぞれが側部に設けられ前記既設公共桝のインバート部の排水溝を覆うカバー本体と、このカバー本体に設けられ前記既設公共桝のインバート部の傾斜面上に載置されてこのインバート部の傾斜面を覆う可撓性を有するフランジ体とを具備したものである。
そして、地中に埋設された既設公共桝内で、この既設公共桝のインバート部の傾斜面上に、カバー本体に設けたフランジ体を載置させる。この結果、このフランジ体にて既設公共桝のインバート部の傾斜面が覆われ、このカバー本体の流入口連通部および流出口連通部にて既設公共桝の流入口および流出口とが連通する。このとき、このカバー本体を既設公共桝内に配設する際に、この既設公共桝のインバート部の傾斜面に勾配のばらつきがあっても、カバー本体に設けたフランジ体が有する可撓性によって、既設公共桝内のインバート部の傾斜面の勾配に対応させてカバー本体を安定して配設できる。よって、このインバート部に対するカバー本体の止水性の確保を容易にできる。
請求項2記載の既設公共桝用補修カバー装置は、請求項1記載の既設公共桝用補修カバー装置において、既設公共桝内でカバー本体の掃除管受口に嵌合され、この掃除管受口を上方に向けて延出させる掃除管と、前記既設公共桝内で前記掃除管の上部に嵌合されてこの掃除管を閉塞する内蓋とを具備したものである。
そして、既設公共桝内にカバー本体を配設した状態で、このカバー本体の掃除管受口に掃除管を嵌合することにより、カバー本体の掃除管受口が上方に向けて延出する。このため、カバー本体および掃除管外に土砂や水などが堆積した場合であっても、カバー本体内の点検および掃除が可能である。また、カバー本体の掃除管受口に嵌合された掃除管の上部に内蓋を嵌合することにより、この内蓋にて掃除管の上部が閉塞される。このため、掃除管の上部に対する土砂や水などの侵入が防止される。よって、カバー本体内に土砂や水などが侵入しなくなり、カバー本体が長期間に渡り正常に機能する。
請求項1記載の既設公共桝用補修カバー装置によれば、カバー本体を既設公共桝内に配設する際に、この既設公共桝のインバート部の傾斜面に勾配のばらつきがあっても、カバー本体に設けたフランジ体が有する可撓性によって、既設公共桝内のインバート部の傾斜面の勾配に対応させてカバー本体を安定して配設できるので、このインバート部に対するカバー本体の止水性の確保を容易にできる。
請求項2記載の既設公共桝用補修カバー装置によれば、既設公共桝内に配設されたカバー本体の掃除管受口に掃除管を嵌合することにより、この掃除管受口が上方向けて延出するから、カバー本体外に土砂や水などが堆積した場合でも、カバー本体内の点検および掃除ができる。さらに、掃除管の上部に嵌合した内蓋にて掃除管の上部が閉塞できるので、掃除管に対する土砂や水などの侵入を防止できる。
以下、本発明の既設公共桝用補修カバー装置の一実施の形態の構成を図1ないし図7を参照して説明する。
図1ないし図7において、1は既設公共桝用補修カバー装置としての補修カバーである。この補修カバー1は、例えば各家庭の図示しない排水管路に接続され地中に埋設された排水桝などの既設コンクリート桝である既設公共桝3内に配設されて、この既設公共桝3を補修する。そして、この既設公共桝3は、コンクリートにて略円筒状に成形された桝本体11を備えている。
また、この桝本体11の上流側には、排水管路と連通する流入口12が開口形成されている。この流入口12には、例えばPVC、すなわちポリ塩化ビニルなどの合成樹脂にて成形された円筒状の上流管4の下流端が外側から内嵌合されて取り付けられている。ここで、この上流管4は、この上流管4の上流側が排水管路に接続されている。さらに、この流入口12と対向する桝本体11の下流側には、流出口13が開口形成されている。この流出口13には、例えば陶管やヒューム管などにて構成された円筒状の下流管5の上流端が外側から内嵌合されて取り付けられている。
また、桝本体11上には、上部側および下部側に位置する開口部のそれぞれが、この桝本体11と略同径の内径寸法を有する枠体14が同心状に積み上げられ、これら枠体14と桝本体11との間の接合部分が、例えば接合剤としてのモルタルにて水密に接続されている。ここで、この枠体14は、コンクリートにて略円筒状に成形されている。また、この枠体14の上部側には、外部から既設公共桝3内を掃除または点検するための開口部15が開口されている。
この開口部15の内周縁には、段状の蓋受け段部16が周方向に亘って設けられている。この蓋受け段部16は、鋳物などにて略円盤状に成形された既設蓋である蓋体17の外周縁を係脱可能に係合保持する。すなわち、この蓋体17は、枠体14の開口部15に嵌合されて、この開口部15を開閉可能に閉塞する。このとき、この蓋体17は、この蓋体17の表面を既設公共桝3が埋設されている個所の地表面GLに沿わせた状態で取り付けられている。
さらに、既設公共桝3の桝本体11内には、この桝本体11内にモルタルが流し込められて、この桝本体11の底部を構成するインバート部21が形成されている。このインバート部21の幅方向における中央部には、桝本体11の流入口12と流出口13とを連通する断面凹溝状の排水溝22が形成されている。この排水溝22は、略半円形状に形成されている。
また、この排水溝22の長手方向としての軸方向における両側部には、この排水溝22に向けて下向きに傾斜した一対の傾斜面23がそれぞれ形成されている。すなわち、これら一対の傾斜面23は、これら一対の傾斜面上へと流入した排水を自重により排水溝へと落下させて流入させることができるように、この排水溝に向って下方へと平面状に傾斜している。言い換えると、これら一対の傾斜面23は、外側方に向かうに連れて徐々に上方に向けて傾斜している。
さらに、この排水溝22は、桝本体11の流入口12側から流出口13側へ向けて下方に傾斜する流水勾配Aが形成されている。
一方、補修カバー1は、例えばPVC、すなわちポリ塩化ビニルなどの合成樹脂にて成形されている。そして、この補修カバー1は、円筒形の中心軸方向に対向する一対の径方向に沿って切断された略凸弧状の改修桝本体であるカバー本体31を備えている。このカバー本体31は、このカバー本体31が既設公共桝3内のインバート部21上に配設された状態で、このカバー本体31にてインバート部21の排水溝22を覆うことができるように形成されている。
また、このカバー本体31の対向する端部、すなわち両端部には、このカバー本体31が既設公共桝3内に配設された状態で、既設公共桝3の流入口12および流出口13のそれぞれと連通する流入口連通部32および流出口連通部33がそれぞれ形成されている。このとき、これら流入口連通部32および流出口連通部33のそれぞれは、図3、図4および図6に示すように、平面視円弧状に形成されている。
さらに、カバー本体31の上部略中央部には、上方に向けて突出した改修桝受口である円筒状の掃除管受口34が一体的に設けられて開口されている。この掃除管受口34は、カバー本体の幅寸法よりも大きな外径寸法を有している。そして、この掃除管受口34には、この掃除管受口34を上方に向けて延出させる立上り管としての略円筒状の掃除管35が嵌合されて接着されている。この掃除管35は、例えばPVC、すなわちポリ塩化ビニルなどの合成樹脂にて成形されている。さらに、この掃除管35は、既設公共桝3内に配設されたカバー本体31の掃除管受口34に嵌合された状態で、この掃除管35全体が既設公共桝3内に配設される程度の長さ寸法を有するように形成されている。
そして、掃除管35の上部側には、カバー本体31の掃除管受口34を延出させた開口である掃除口36が開口している。この掃除口36には、略円盤状の内蓋37が着脱可能に嵌合されて取り付けられている。この内蓋37は、例えばPVC、すなわちポリ塩化ビニルなどの合成樹脂にて成形されている。さらに、この内蓋37の上面部には、この内蓋37を着脱する際に把持するための取手として機能する略円弧状の把持部38の両端部が接続された状態で一体的に形成されている。
さらに、流入口連通部32と流出口連通部33との間に位置するカバー本体31の両側部には、このカバー本体31の径方向に向けて屈曲した細長平板状の連結片部39が一体的に設けられている。これら連結片部39は、カバー本体31の長手方向に沿って設けられている。すなわち、これら連結片部39の長手方向に沿った中間部は、掃除管受口34の基端側の周縁部に亘って設けられている。
そして、これら連結片部39の下面には、平板フランジ状のフランジ体としての可撓性フランジ座体であるパッキン座41がそれぞれ取り付けられている。これらパッキン座41は、例えばゴムなどの可撓性を有する可撓性材料である素材にて成形されている。さらに、これらパッキン座41は、平面視でカバー本体31の流入口連通部32および流出口連通部33の曲率よりも若干小さな曲率の外周縁42を有している。また、これらパッキン座41は、平面視でカバー本体31の掃除管受口34の曲率よりも若干大きな曲率の内周縁43を有している。さらに、これらパッキン座41の内周縁の両側には、カバー本体31の連結片部39の下面に内側縁が接着剤45にて接着固定できるような直線状の縁部44が形成されている。
すなわち、これらパッキン座41は、図2および図5に示すように、これらパッキン座41の内周縁および縁部の上面側をカバー本体31の連結片部39の下面に接着させて固定させた状態で、カバー本体31の両側部に位置して、このカバー本体31の側方に向けて突出しており、このカバー本体31を含んだ形状が平面視で円状となるように取り付けられている。よって、これらパッキン座41は、カバー本体31にてインバート部21の排水溝22を覆った際に、このインバート部21の各傾斜面23の傾斜角度や表面形状に対応して変形して、これら傾斜面23上を止水性良く確実に覆うことができるように構成されている。
次に、上記一実施の形態の既設公共桝用補修カバー装置の施工方法を説明する。
各家庭の排水管路に接続された既設公共桝3が、長期間に渡る使用により、ひび割れまたは各接合部の接合剤が剥離してしまい、この既設公共桝3の外部から雨水または植物の根などが侵入してしまう、または侵入してしまった場合には、まず、上流管4内に流れ込む排水を停止させる。
次いで、既設公共桝3の開口部15から蓋体17を取り外し、この既設公共桝3内を掃除する。
そして、この既設公共桝3内にカバー本体31を配設する。このとき、このカバー本体31の流入口連通部32を既設公共桝3の流入口12に連通させるとともに、このカバー本体31の流出口連通部33を既設公共桝3の流出口13に連通させる。
この結果、このカバー本体31によって既設公共桝3のインバート部21の排水溝22が覆われるとともに、このカバー本体31の両側に取り付けられたパッキン座41によって既設公共桝3のインバート部21の各傾斜面23が止水性良く覆われる。
この後、カバー本体31の流入口連通部32と既設公共桝3の流入口12との間、このカバー本体31の流出口連通部33と既設公共桝3の流出口13との間、および各パッキン座41の外周縁42と既設公共桝3のインバート部21の傾斜面23との間のそれぞれを、コーキング材46にて目地止めする。
そして、カバー本体31の掃除管受口34に掃除管35を嵌合接着してから、この掃除管35の掃除口36に内蓋37を嵌合する。
この後、既設公共桝3の開口部15に蓋体17を嵌合して、この開口部15を閉塞する。
そして、この既設公共桝3が接続された上流管4に排水を流入させて、この既設公共桝3の補修作業が完了する。
上述したように、上記一実施の形態によれば、既設公共桝3のインバート部21は、この既設公共桝3の設置場所ごとに手作業にて形成している場合が多い。このため、これら既設公共桝3のインバート部21の各傾斜面23が設置場所ごとに異なった勾配を有している。そこで、これら既設公共桝3内のインバート部21を覆って補修する補修カバー1のパッキン座41のそれぞれを可撓性材料にて形成した。
この結果、この補修カバー1のカバー本体31にて既設公共桝3のインバート部21の排水溝22を覆った際に、このインバート部21の傾斜面23の勾配にばらつきがある場合であっても、この補修カバー1のパッキン座41が有する可撓性によって、これら傾斜面23の勾配に対応させてカバー本体31をインバート部21上に止水性良く安定させて取り付けることができる。
このため、インバート部21の傾斜面23の勾配にかかわらず、パッキン座41にてインバート部21に対するカバー本体31を安定して設置できるとともに、このカバー本体31によるインバート部21への止水性の確保が容易にできる。したがって、止水性能に優れた補修カバー1を提供できると同時に、この補修カバー1を用いることにより既設公共桝3の補修作業が簡単かつ確実に素早くできる。
さらに、既設公共桝3内にカバー本体31を配設した状態で、このカバー本体31の掃除管受口34に掃除管35を嵌合接着すると、カバー本体31の掃除管受口34が上方に向けて延出するので、既設公共桝3内であるとともにカバー本体31外に土砂や水などがある程度堆積した場合であっても、カバー本体31内の点検および掃除が容易にできる。
また、カバー本体31の掃除管受口34に嵌合された掃除管35の掃除口36に内蓋37を嵌合することにより、この内蓋37にて掃除管35が閉塞される。このため、既設公共桝3内であるとともにカバー本体31外に土砂や水などが侵入した場合であっても、掃除管35に対する土砂や水などの侵入が防止できる。よって、カバー本体31内に対する土砂や水などの侵入が防止でき、このカバー本体31を長期間に渡り正常に機能できる。
本発明の既設公共桝用補修カバー装置の一実施の形態の設置状態を示す説明断面図である。 同上既設公共桝用補修カバー装置の設置状態を示す説明断面図である。 同上既設公共桝用補修カバー装置の設置状態を示す説明平面図である。 同上既設公共桝用補修カバー装置のカバー本体にフランジ体を取り付けた状態を示す説明平面図である。 同上既設公共桝用補修カバー装置のカバー本体にフランジ体を取り付けた状態を示す説明側面図である。 同上既設公共桝用補修カバー装置のカバー本体を示す説明平面図である。 同上既設公共桝用補修カバー装置のフランジ体を示す説明平面図である。
符号の説明
1 既設公共桝用補修カバー装置としての補修カバー
3 既設公共桝
12 流入口
13 流出口
21 インバート部
22 排水溝
23 傾斜面
31 カバー本体
32 流入口連通部
33 流出口連通部
34 掃除管受口
35 掃除管
37 内蓋
41 フランジ体としてのパッキン座

Claims (2)

  1. 略凹状の排水溝とこの排水溝の両側に位置しこの排水溝に向けて下方に傾斜した傾斜面とを有するインバート部、上流側の流入口および下流側の流出口を備えた地中に埋設された既設公共桝内に配設し、かつこの既設公共桝を補修する既設公共桝用補修カバー装置であって、
    上方に向けて開口した掃除管受口が上部に設けられ、かつ前記既設公共桝内に配設した状態でこの既設公共桝の流入口と連通する流入口連通部および前記既設公共桝の流出口と連通する流出口連通部のそれぞれが側部に設けられ前記既設公共桝のインバート部の排水溝を覆うカバー本体と、
    このカバー本体に設けられ前記既設公共桝のインバート部の傾斜面上に載置されてこのインバート部の傾斜面を覆う可撓性を有するフランジ体と
    を具備したことを特徴とした既設公共桝用補修カバー装置。
  2. 既設公共桝内でカバー本体の掃除管受口に嵌合され、この掃除管受口を上方に向けて延出させる掃除管と、
    前記既設公共桝内で前記掃除管の上部に嵌合されてこの掃除管を閉塞する内蓋と
    を具備したことを特徴とした請求項1記載の既設公共桝用補修カバー装置。
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