JP2005325480A - ウェーダー - Google Patents

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JP2005325480A JP2004145327A JP2004145327A JP2005325480A JP 2005325480 A JP2005325480 A JP 2005325480A JP 2004145327 A JP2004145327 A JP 2004145327A JP 2004145327 A JP2004145327 A JP 2004145327A JP 2005325480 A JP2005325480 A JP 2005325480A
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Yasuo Hosomi
康雄 細見
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Abstract

【課題】 水中での歩き易さを向上させたウェーダーを提供する。
【解決手段】 シューズ部2と該シューズ部2から上方に延びるパンツ部1とを有するウェーダーにおいて、前記シューズ部2の甲部には、幅方向に離間した二点間の離間距離を調節するための調節手段7を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水に入るときに着用するウェーダーに関する。
従来、水に入って魚釣りをする際、下半身が水に濡れないようにシューズ部とパンツ部とが一体になった防水性のあるウェーダーが使用されている。釣り人はこのウェーダーを着用して水中を歩き回りながら釣りをしている。
ところで、ウェーダーを購入する場合、購入者はシューズ部及びパンツ部のそれぞれのサイズを確認し、自分の体に合うものを探して購入している。しかしながら、シューズ部及びパンツ部のサイズがぴったり合う人は少なく、パンツ部又はシューズ部が大きいものを購入することが多くなる。しかも、足の大きさには甲部の高さや幅に個人差があるため、自分の体にぴったりと合うものを探すのは非常に難しい。
しかしながら、足よりシューズ部のサイズが大きいウェーダーを着用して、足場の悪い水中を歩き回りながら釣りをするとシューズの中で足が動いてしまい非常に歩き難い。さらに、この歩き難さに水の流れや水圧の影響が加わるので、水中を歩くだけで疲れてしまい、釣りの楽しさも半減することになる。このように、着用時にシューズの中で足が動かないようにすることで、水中での歩き易さを向上させたウェーダーのニーズが潜在的にある。
本発明は、上記問題に鑑みて、水中での歩き易さを向上させたウェーダーを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明に係るウェーダーは、シューズ部と該シューズ部から上方に延びるパンツ部とを有するウェーダーにおいて、前記シューズ部の甲部には、幅方向に離間した二点間の離間距離を調節するための調節手段が設けられていることを特徴とする。
該構成のウェーダーにあっては、シューズ部の甲部に調節手段が設けられているので、該調節手段によって甲部の幅を縮めたり広げたりできる。従って、例えば、シューズ部のサイズが足のサイズよりも大きい場合には、調節手段により甲部を縮めてシューズ部を足にフィットさせることができる。逆に、甲部の幅を縮めすぎた結果、足が窮屈になった場合には、調節手段により甲部を広げてシューズ部を足に合わせることができる。
特に、シューズ部の甲部にはクロロプレンゴム層を有する変形部が設けられ、該変形部は少なくとも前記二点間に設けられていると良い。具体的には、シューズ部の甲部の二点間の離間距離を調節手段により調節するときに変形部が変形するので調節し易く良い。しかも、クロロプレンゴムは原料特性として伸縮性を有しているので、変形部が変形し易く良い。もちろん、クロロプレンゴムは原料特性として防水性も備えているので良い。
本発明のウェーダーにあっては、シューズ部の甲部の幅方向の離間した距離を調節する調節手段が設けられているので、甲部位置で足の大きさに合うように固定することによってシューズ部内での足の動きを抑制できるので、水中の歩き易さを向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るウェーダーについて、図面を参酌しつつ説明する。図1はウェーダーの全体構成を示している。ウェーダーは、シューズ部2とシューズ部2から上方に延びるパンツ部1とを有している。ウェーダーは、接合位置3の位置でパンツ部1とシューズ部2とが一体に成形されている。
パンツ部1は、クロロプレンゴム層を有する基材から形成されている。即ち、クロロプレンゴム層の外面に伸縮性のあるジャージ素材が貼り付けられており、クロロプレンゴム層の内面に使用者が簡単に着脱できるような滑り加工が施されている。
シューズ部2は、図2に示すように、インナー4と、シューズ部2の外周を補強する補強部5と、ソール部6と、シューズ部2の甲部の幅方向に離間する二点間の離間距離を調節するための調節手段7とにより構成される。なお、図2はウェーダーにおける左足側を示す拡大図であり、左足側と右足側とは左右対称の構造となっている。本発明の一実施形態では、この左足側のシューズ部2について以下に説明する。また、右足側のシューズ部2については説明を省略する。
インナー4は、シューズ部2の内部に設けられており、その周囲には補強部5が貼り付けられている。なお、前述の接合位置3の位置でインナー4とパンツ部1とが縫い合わされて一体に接合される。インナー4は、パンツ部1と同様にクロロプレンゴム層を有する基材から形成されている。クロロプレンゴム層の外面にはジャージ素材が貼り付けられており、内面には滑り加工が施されている。インナー4はシューズ部2の内部全域に設けられている。シューズ部2の甲部位置にはインナー4が部分的に露出して変形部4aを形成している。シューズ部2の甲部位置はインナー4のみで形成されて、この変形部4aの周囲を囲むように補強部5が貼り付けられている。この変形部4aは、クロロプレンゴム層を有する基材が補強部5よりも高い伸縮性を有していることを利用することにより、補強部5が設けられている部分よりも変形し易いようにしている。
補強部5は、シューズ部2の爪先側を補強する爪先側補強部8と、シューズ部2の両側面側をそれぞれ補強する第1、第2側面補強部9、10と、踵側を補強する踵側補強部11と、接合位置3を補強する接合補強部12とから構成されている。因みに、補強部5は、例えば、生ゴムを貼り合わせた後に架橋することで形成される。
ソール部6は、シューズ部2の底面に交換可能に設けられたフェルトソール13と、フェルトソール13が貼り付けられるミッドソール14とにより構成されている。
調節手段7は、図2〜図4に示すように、ベルト部15と、該ベルト部15を変形部4aの幅方向両端でそれぞれ保持する第1、第2ベルト保持部16、17とを有している。第1、第2ベルト保持部16、17は、それぞれベルト部15を係止する係止リング18と該係止リング18をシューズ部2に保持する保持部19とを有している。両係止リング18は、略矩形状の開口部を有している。両係止リング18の開口部の長手方向はシューズ部2の幅方向と略直交する方向に向けて配置されている。保持部19はそれぞれ第1、第2側面補強部9、10とインナー4との間に挟まれた状態で貼り付けられている。具体的には、インナー4に第1、第2側面補強部9、10を保持部19を挟んだ状態で貼り付けてから架橋している。なお、図3は図1のA−A断面を図示した概略断面図であり、図4は、ベルト部15を取り外した状態を示す斜視図である。
続いて、ベルト部15を図5に基づいて詳述する。図5(イ)、(ロ)はベルト部15をシューズ部2から外した状態を示しており、(イ)はベルト部15の正面図であり、(ロ)はベルト部15の背面図である。ベルト部15には、フック部とループ部とを組み合わせて着脱可能に構成された面ファスナーが設けられている。即ち、図5(イ)に示すように、ベルト部15の正面側の長手方向一端側には、第1フック部20が設けられており、その隣りには間隔をあけて第1ループ部21が設けられている。そして、図5(ロ)に示すように、ベルト部15の背面側の長手方向他端側には、第2フック部22が設けられており、その隣りには間隔をあけて第2ループ部23が設けられている。なお、図中における斜線の範囲は、第1、第2フック部20、22及び第1、第2ループ部21、23が設けられている範囲を示している。また、第2フック部22の範囲が第1フック部20の範囲よりも広く形成されているのは、両係止リング18の二点間の離間距離を細かく調節できるようにするためである。図5(イ)に示すように、ベルト部15の他端側に先細り形状となる把持部24が設けられており、ベルト部15を掴み易くしている。また、ベルト部15の他端側を先細り形状にしているのは、係止リング18に該他端側を挿通し易くするためである。
ベルト部15は係止リング18に係止されることで二点間の離間距離を調節できるようにしている。即ち、図3に示すように、ベルト部15の一端側は、第1、第2ベルト保持部16、17の一側の係止リング18に挿通され、この係止リング18を挟むように第1フック部20側が折り返された後に第1ループ部21に貼り合わされて係止される。さらに、ベルト部15の他端側は、他側の係止リング18に第2フック部22側が挿通され、足の甲部を抑えるべく両係止リング18の離間距離が調節されてから第2ループ部23に貼り合わされる。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係るウェーダーにあっては、シューズ部2の甲部に幅方向に離間した二点間の離間距離を調節するための調節手段7が設けられている。これにより、使用者がウェーダーを着用したときにシューズ部2のサイズが足のサイズよりも大きい場合であっても、甲部位置の二点間の離間距離を縮めるように調節することで足をシューズ部2に固定することができる。もちろん、甲部位置の二点間の離間距離を縮めすぎた結果、足が窮屈になった場合には、調節手段7により甲部を広げてシューズ部2を足に合わせることができる。そのため、水中での歩き易さを向上させたウェーダーを提供することができる。
さらに、調節手段7は、面ファスナーが設けられたベルト部15により調節するようにしているので、甲部位置の二点間の離間距離を縮めた後に第2フック部22を第2ループ部23に貼り付けるだけで調節した離間距離を維持することができる。もちろん、ベルト部15による離間距離の微調整も簡単にできる。しかも、ベルト部15は、バックル式のベルトと異なり、片手だけで調節できるという利点もある。また、ベルト部15は着脱可能な構成となっているので、面ファスナーが劣化して調節した離間距離を維持できない状態になったとしても、簡単にベルト部15を交換することができる。
また、両係止リング18の間に変形部4aが設けられているので、ベルト部15により甲部位置の二点間の離間距離の調節をし易い。さらに、変形部4aが生ゴムよりも高い伸縮性を有するクロロプレンゴム層を有する基材から形成されているので軟らかく、足にフィットする。これにより、例えば、生ゴムで変形部4aを成形している場合では、生ゴムの硬さゆえに足の甲部と変形部4aとが歩行時に擦れてしまい、ウェーダー着用者が痛みを感じることも有り得るが、前述の如く変形部4aが足の甲部にフィットすることで歩行時に擦れることも少なくなり、痛みの発生を抑制することができる。
なお、本発明の一実施形態に係るウェーダーは上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、面ファスナーではなく係止リング18の一方側に複数のパンチ穴のあるベルトを取り付け、係止リング18の他方側にバックルを取り付けて離間する二点間の距離を調節するようにしても良い。無論、他方側の係止リング18の代わりにバックルを直接保持部19に取り付ける構成であっても良い。
また、フック部を備えたベルトを両係止リング18のうちの一方側に取り付け、ループ部を備えたベルトを両係止リング18の他方側に取り付けて、両ベルトにより離間する二点間の距離を調節するようにしても良い。
また、両保持部19に複数の靴紐用の穴を成形し、靴紐により離間する二点間の距離を調節するようにしても良い。
本発明の一実施形態に係る全体構成図である。 図1のシューズ部の拡大斜視図である。 図1の概略A−A断面図である。 図2のシューズ部からベルト部を外した状態を示す斜視図である。 図2のベルト部を外した状態を示しており、(イ)はベルト部の正面図、(ロ)はベルト部の背面図である。
符号の説明
1…パンツ部、2…シューズ部、3…接合位置、4…インナー、4a…変形部、5…補強部、6…ソール部、7…調節手段、8…爪先側補強部、9…第1側面補強部、10…第2側面補強部、11…踵側補強部、12…接合補強部、13…フェルトソール、14…ミッドソール、15…ベルト部、16…第1ベルト保持部、17…第2ベルト保持部、18…係止リング、19…保持部、20…第1フック部、21…第1ループ部、22…第2フック部、23…第2ループ部、24…把持部

Claims (2)

  1. シューズ部(2)と該シューズ部(2)から上方に延びるパンツ部(1)とを有するウェーダーにおいて、
    前記シューズ部(2)の甲部には、幅方向に離間した二点間の離間距離を調節するための調節手段(7)が設けられていることを特徴とするウェーダー。
  2. 前記シューズ部(2)の甲部にはクロロプレンゴム層を有する変形部(4a)が設けられ、該変形部(4a)は少なくとも前記二点間に設けられている請求項1記載のウェーダー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011094257A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Shimano Inc 釣り用フットウエア
JP2015137435A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社シマノ ウェーダー

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