JP2005325034A - 一重項酸素消去剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一重項酸素消去剤を提供すること。
【解決手段】 焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有する、一重項酸素消去剤。
【選択図】 なし
【解決手段】 焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有する、一重項酸素消去剤。
【選択図】 なし
Description
本発明は、一重項酸素消去剤に関する。
酸素は、エネルギー産生、代謝などの面で生体にとって、生命維持に必須の物質である。酸素は、エネルギー産生系での反応、酵素反応、紫外線反応、放射線反応などによって、酸素アニオンラジカル(O2 −;superoxide)、過酸化水素(H2O2)、ヒドロキシラジカル(HO・)、一重項酸素(1O2;singlet oxygen)などの活性酸素になることが知られている。
これらの活性酸素は、白血球の殺菌作用、すなわち食細胞が捕食した異物を分解する作用などの面で、生体にとって極めて重要な役割を果たす一方、過剰に生産されると、生体に悪影響を及ぼす。生体に対する悪影響としては、例えば、食細胞外に分泌されて生体組織自体に障害を引き起こすこと、生体に豊富に存在するオレイン酸、リノール酸、アラキドン酸などの生体膜のリン脂質を形成する不飽和脂肪酸の過酸化を促進して過酸化脂質などの炎症因子の産生を誘発すること、および上記過酸化脂質と共に、アルコキシラジカルやヒドロキシラジカルの発生を惹起し、これらが生体膜を攻撃し、膜障害および種々の有用酵素類の失活を招くおそれがあることなどが知られている(非特許文献1)。
上記の活性酸素を消去し得る物質(スカベンジャー)が種々検討されている。例えば、特許文献1には、O2 −、H2O2、およびHO・を消去し得る焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物が記載されている。その他にも、以下のスカベンジャーが知られている。
酸素アニオンラジカル(O2 −)に対するスカベンジャーとしては、スーパーオキシドディスムターゼ(superoxide dismutase、SOD)、ビタミンC、ビタミンE、ユビキノン、メタロチオネイン、フラボノイド、カロチノイド、γ−オリザノールなどが知られている。
過酸化水素(H2O2)に対するスカベンジャーとしては、ビタミンC、メタロチオネイン、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ、ペルオキシダーゼなどが知られている。
ヒドロキシラジカル(HO・)に対するスカベンジャーとしては、ビタミンC、ビタミンE、メタロチオネイン、フラボノイド、カロチノイド、γ−オリザノール、女性ホルモン、グルタチオンペルオキシダーゼ、ヒスチジン、カロチノイド、糖類などが知られている。
一重項酸素(1O2)に対するスカベンジャーとしては、SOD、リコピン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、カロチノイド、女性ホルモン、グルタチオンペルオキシダーゼ、メチオニン、ヒスチジン、トリプトファン、尿酸、ビリルビンなどが知られている。
ところで、一重項酸素は、酸素アニオンラジカル同士により生じる、過酸化脂質が分解するときに生じる、あるいは、皮膚が紫外線を浴びたときに生じることが知られている。そのため、一重項酸素に対するスカベンジャーが、化粧品、医薬品などの分野で特に注目されている。中でも、SODは、医薬品分野において、例えば、腎臓移植後の拒絶反応の抑制や虚血性心疾患の血流回復後に起こる組織障害の予防などに効果があり、他にベーチェット病、悪性リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患の治療にもその有効性が確認されている。
しかし、SODは、高分子量の蛋白であり、内服すると、胃および腸で破壊されてしまうため、経口投与ではその効果が得られない。また静脈内投与によっても、非常に短時間で分解されてしまうため、問題がある。
そこで、SODに代わる、一重項酸素消去能を有するスカベンジャーが求められている。
特開平2−3495号公報
代謝、15(10)、1978年特集、活性酸素
本発明の目的は、優れた一重項酸素消去剤を提供することにある。
本発明の一重項酸素消去剤は、焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有する。
本発明の焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有する一重項酸素消去剤は、優れた一重項酸素消去能を有する。この一重項酸素消去剤は、食品、医薬品、化粧品など利用され、特に、日焼け止め剤などとして有効に利用される。本発明の一重項酸素消去剤は、例えば、食品または医薬品として経口摂取することまたは化粧品として生体に適用(塗布)することによって、活性酸素、特に一重項酸素の過剰発生、過酸化脂質の生体内蓄積、またはこれらに対する防御機構の欠損に起因する各種障害および疾患を予防または治療し得る。
本発明の一重項酸素消去剤は、焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有し、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。
(焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物)
本発明に用いられる「焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物」(以下、単に有機溶媒抽出物という場合がある)は、植物繊維物質の焙煎物を熱水で抽出し、濾過し、必要に応じて濃縮および乾燥することによって得られる「焙煎植物繊維物質熱水抽出エキス」を、さらに有機溶媒で抽出することによって得られる。
本発明に用いられる「焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物」(以下、単に有機溶媒抽出物という場合がある)は、植物繊維物質の焙煎物を熱水で抽出し、濾過し、必要に応じて濃縮および乾燥することによって得られる「焙煎植物繊維物質熱水抽出エキス」を、さらに有機溶媒で抽出することによって得られる。
上記焙煎植物繊維物質熱水抽出エキス(以下、単に抽出エキスという場合がある)の原料である植物繊維物質としては、大豆、ぬか、ふすま、小麦、米、茶葉などが挙げられる。好ましくは大豆およびぬかである。これらの植物繊維物質は予め脱脂しておくことが好ましい。
上記焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスは、例えば、以下のようにして調製される。まず、脱脂大豆、脱脂ぬかなどを約170℃〜約230℃にて約5分間〜約1時間焙煎する(浅炒り)。次いで、得られた焙煎物に対して約10倍量〜約20倍量の水を加えて約5分間〜約80分間沸騰させた後、濾過して濾液(抽出エキス)を回収する。抽出エキスとしては、この濾液をさらに、例えば質量比で約0.1倍量〜約0.3倍量になるまで濃縮した濃縮液、あるいはこれらの濾液および濃縮液をスプレードライなどを用いて水分含量が約4質量%以下になるまで乾燥した乾燥物も好適に用いることができる。
次いで、抽出エキスを、さらに有機溶媒で抽出する。有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどの低級アルコール類、ベンゼン、クロロホルム、n−ヘキサン、および四塩化炭素が挙げられる。これらは、単独で用いてもよいし、2以上を組み合わせて用いてよい。好ましくは、メタノール、エタノールなどの低級アルコール類である。
有機溶媒による抽出は、例えば、上記抽出エキス(スプレードライ品)を、抽出エキスに対して約5倍量〜約10倍量の95%エタノールを加えて約30分間〜約3時間、好ましくは約2時間保持することによって行われる。その後、濾過して濾液を回収することによって焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物が得られる。上記濾液中のエタノールを減圧下で除去した後、再度エタノールを加えて調整した濃縮物を有機溶媒抽出物として用いてもよい。
上記有機溶媒による抽出は複数回行ってもよい。すなわち植物繊維物質の焙煎物を予め有機溶媒で抽出した後に、熱水抽出および有機溶媒抽出の順で行ってもよい。
本発明に用いられる焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物は、優れた一重項酸素消去能を有する。
(一重項酸素消去剤)
本発明の一重項酸素消去剤は、上記焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有し、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物の含有量は特に制限されない。本発明の一重項酸素消去剤は、食品、医薬品、化粧品などとして利用される。
本発明の一重項酸素消去剤は、上記焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有し、必要に応じて、その他の成分を含有し得る。焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物の含有量は特に制限されない。本発明の一重項酸素消去剤は、食品、医薬品、化粧品などとして利用される。
本発明の一重項酸素消去剤を医薬品形態に調製する場合、有効成分(有機溶媒抽出物)を医薬品中に1質量%〜70質量%含有することが好ましい。その他の成分としては、例えば、賦形剤、充填剤、希釈剤、着色剤、保存料、香料、風味剤、甘味剤、緩衝剤、溶解補助剤、医薬品成分化合物などが挙げられる。この一重項酸素消去剤は、例えば、錠剤、顆粒剤、カプセル剤、経口用液剤などの当業者が通常用いる経口投与用医薬製剤に調製され、ヒトまたは動物に経口投与される。各種経口投与用医薬製剤の調製は、例えば、以下のようにして行われる。
錠剤は、例えば、有効成分である有機溶媒抽出物と、賦形剤(ゼラチン、デンプン、乳糖、ステアリン酸マグネシウム、滑石、アラビアゴムなど)とを混合して成形される。
カプセル剤は、例えば、有効成分である有機溶媒抽出物と、不活性な充填剤または希釈剤(蒸留水、生理食塩水など)との混合物をカプセル(硬ゼラチンカプセル、軟カプセルなど)に充填して調製される。
経口投与用液剤は、例えば、有効成分である有機溶媒抽出物を、上記希釈剤に希釈して調製される。
本発明の一重項酸素消去剤を医薬品形態に調製する場合、該医薬品の投与量に特に制限はない。患者の年齢、疾患の程度などに応じて適宜設定される。好ましくは、有効成分の1日あたりの摂取量が、体重1kgあたり約0.5mg〜約1.0mgとなるように投与することが好ましい。
本発明の一重項酸素消去剤を食品形態に調製する場合、有効成分(有機溶媒抽出物)を食品中に約0.1質量%〜約20質量%含有することが好ましく、約1質量%前後含有することがより好ましい。その他の成分としては、当業者が通常食品に用いられる成分が挙げられる。この一重項酸素消去剤は、調味料などのように、食品添加剤としてそのまま調理済食品などに利用される、あるいは種々の加工食品および食品原料に配合して利用され得る。上記食品形態としては、特に限定されず、例えば、麺類、パン類などの澱粉加工品;各種食用油、マヨネーズなどの油脂加工品;豆腐、味噌などの大豆加工品;ハムなどの食肉加工品;水酸製品;乳製品;野菜および果実加工品;菓子類;飲料類;これらの調理品などが挙げられる。好ましくは菓子類、飲料などである。
本発明の一重項酸素消去剤を化粧品形態に調製する場合、有機溶媒抽出物を化粧品中に約1質量%〜約5質量%含有することが好ましい。その他の成分としては、当業者が通常化粧品に用いられる成分が挙げられる。この一重項酸素消去剤は、例えば、クリーム、乳液、ローション、化粧水、シャンプー、エアゾール、化粧石鹸などの種々の形態であり得る。そして、例えば、バニシングクリーム、クレンジングクリーム、中性クリーム、コールドクリームなどのクリーム類;乳液類、化粧水などの基礎化粧品;ファンデーション、白粉、口紅などのメイクアップ化粧品;日焼け止め用化粧品、防臭用化粧品、ニキビ用化粧品などの薬用化粧品;シャンプー、ヘアトリートメント、ヘアスタイリング剤、コールドウェーブローションなどの毛髪用化粧品;口腔用化粧品;浴用化粧品;芳香品;エアゾール製品などとして利用される。好ましくは日焼け止め用化粧品である。
上記クリーム類は、例えば、以下のようにして調製される。まず、水相として、グリセリン(保湿剤)、防腐剤、アルコール、香料などの水性原料を混合し、加熱して約70℃に調製する。これとは別に、油相として、鉱油、植物油、ラノリン、ワックス類、オイル類、蜜蝋などの油性原料と、界面活性剤とを混合し、加熱融解して約70℃に調製する。次いで、水相に油相を徐々に添加し、得られた混合物を乳化機で均一に乳化することによって調製される。上記調製方法において、本発明の一重項酸素消去剤は、上記水相および油相のうちの少なくとも一方に添加する、あるいは混合物に添加される。
上記化粧品は、有効成分である有機溶媒抽出物を含有するため、特に、光照射によって生成される一重項酸素を効果的に消去し得る。したがって、優れた日焼け止め効果を有する。また、皮膚、毛髪などに対する疾患の治癒効果および皮膚、毛髪などにしっとりとした滑らかさ、はり、光沢などを与える保護効果をも発揮する。さらに、本発明の一重項酸素消去剤を化粧品に用いても特に悪影響は与えない。例えば、クリーム、乳液などに本発明の一重項酸素消去剤を用いても、皮膚上に広がって皮膚を保護し、しっとりした滑らかさを与えると共に清潔さを保ち、しかも皮膚に適正な油分、保湿成分、水分を効果的に供給し、皮膚の柔軟性、湿潤性などを保つ効果を有する。また、洗浄性に優れること、必要に応じて製品の使用後の洗い落とし易いこと、製品の外観が美しいこと、製品の使用性および外観も安定であること、皮膚刺激性もなく、人値に極めて安全であることなどの効果も得られる。
本発明の一重項酸素消去剤は、例えば、皮膚病の治療、あるいは化粧料として用いられる。例えば、皮膚のハリ、光沢、滑らかさを回復維持すること、シミの予防、化粧のりの向上、髪の光沢、しなやかさなどの回復維持、白髪や抜毛の防止などに有効である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明がこの実施例に制限されないことはいうまでもない。
(実施例1)
脱脂ぬか100質量部を、ロータリー回転させながら約170℃にて40分間焙煎(浅炒り)した。得られた焙煎物を、該焙煎物の10倍量の水中に入れた後、加熱して約40分間沸騰させた(全加熱時間60分間〜90分間)。その後、濾過して濾物を除去し、脱脂ぬか熱水抽出エキスを得た。この抽出エキスを質量比で0.2倍量になるまで減圧下で濃縮し、次いで水分含量が約4質量%になるまでスプレードライを用いて乾燥させた。
脱脂ぬか100質量部を、ロータリー回転させながら約170℃にて40分間焙煎(浅炒り)した。得られた焙煎物を、該焙煎物の10倍量の水中に入れた後、加熱して約40分間沸騰させた(全加熱時間60分間〜90分間)。その後、濾過して濾物を除去し、脱脂ぬか熱水抽出エキスを得た。この抽出エキスを質量比で0.2倍量になるまで減圧下で濃縮し、次いで水分含量が約4質量%になるまでスプレードライを用いて乾燥させた。
次いで、得られた乾燥物を、該乾燥物の10倍量の95%エタノールで抽出した。その後、濾過して濾物を除去し、さらにエタノールを減圧下で除去した。得られた濃縮物にエタノールを添加して、焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分1とする)。この成分1の固形分含量は75質量%〜78質量%、窒素含量は1.1%であった。
(実施例2)
脱脂ぬかの代わりに、脱脂大豆を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、焙煎脱脂大豆熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分2とする)。この成分2の固形分含量は75質量%〜78質量%、窒素含量は1.52%であった。
脱脂ぬかの代わりに、脱脂大豆を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、焙煎脱脂大豆熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分2とする)。この成分2の固形分含量は75質量%〜78質量%、窒素含量は1.52%であった。
(実施例3:一重項酸素消去能)
焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物(固形分含量が70質量%)を0.1質量%含み、さらに0.1Mの2,2,6,6-テトラメチルピペリジン(TEMP)および0.1μMのウロポルフィリン(URO)を含むように、50mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)で調製して試験液を得た。焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物の濃度を0.1質量%から0.05質量%ずつ段階的に増加させて、最大で1.0質量%含有させること以外は、上記試験液と同様の調製方法で、焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物を各種濃度で含有する試験液をそれぞれ調製した。各試験液を12,000lx(ルクス)にて30分間光照射した。UROの光励起によって生じた一重項酸素と、TEMPとの反応により得られるテトラメチルピペリジンN−オキシル(TEMPO)をESR測定装置(日本電子社製ラジカルバイオセンサーFR80)を用いて、以下の条件で測定した。なお、測定は、光照射終了後、5分以内にスペクトルを得ることができるように行った。対照として、焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物(固形分含量が70質量%)を含有しない溶液を用いて、上記と同様にTEMPOの生成量を測定し、TEMPOの生成量を50%抑制できる焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物(固形分含量が70質量%)の濃度を算出し、一重項酸素消去能として評価した。結果を表1に示す。なお、上記濃度が低いほど、一重項酸素消去能が高いことを示す。
焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物(固形分含量が70質量%)を0.1質量%含み、さらに0.1Mの2,2,6,6-テトラメチルピペリジン(TEMP)および0.1μMのウロポルフィリン(URO)を含むように、50mMリン酸カリウム緩衝液(pH7.0)で調製して試験液を得た。焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物の濃度を0.1質量%から0.05質量%ずつ段階的に増加させて、最大で1.0質量%含有させること以外は、上記試験液と同様の調製方法で、焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物を各種濃度で含有する試験液をそれぞれ調製した。各試験液を12,000lx(ルクス)にて30分間光照射した。UROの光励起によって生じた一重項酸素と、TEMPとの反応により得られるテトラメチルピペリジンN−オキシル(TEMPO)をESR測定装置(日本電子社製ラジカルバイオセンサーFR80)を用いて、以下の条件で測定した。なお、測定は、光照射終了後、5分以内にスペクトルを得ることができるように行った。対照として、焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物(固形分含量が70質量%)を含有しない溶液を用いて、上記と同様にTEMPOの生成量を測定し、TEMPOの生成量を50%抑制できる焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物(固形分含量が70質量%)の濃度を算出し、一重項酸素消去能として評価した。結果を表1に示す。なお、上記濃度が低いほど、一重項酸素消去能が高いことを示す。
(ESR測定条件)
microwave power:5mW
microwave frequency:9.42GHz
modulation amplitude:0.1mT
time constant:0.3sec
microwave power:5mW
microwave frequency:9.42GHz
modulation amplitude:0.1mT
time constant:0.3sec
さらに、上記焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物の代わりに、成分2(焙煎脱脂大豆熱水抽出エキスのエタノール抽出物)を用いたこと以外は、上記と同様にして、一重項酸素消去能を評価した。結果を表1に併せて示す。
表1の結果から、焙煎脱脂ぬか熱水抽出エキスのエタノール抽出物および焙煎脱脂大豆熱水抽出エキスのエタノール抽出物を極めて少量(0.3質量%程度)用いることによって、優れた一重項酸素消去能が発揮されることがわかる。
(実施例4:顆粒(食品)の調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合し、得られた混合物を造粒して顆粒を得た。この顆粒品は約3gを1食分として摂取され得る。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 7.5
成分2(脱脂大豆由来) 7.5
ビタミンC 10
脱脂粉乳 25
粉糖 5
ブドウ糖 28
乳糖 17
天然香料 適量
天然着色料 適量
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合し、得られた混合物を造粒して顆粒を得た。この顆粒品は約3gを1食分として摂取され得る。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 7.5
成分2(脱脂大豆由来) 7.5
ビタミンC 10
脱脂粉乳 25
粉糖 5
ブドウ糖 28
乳糖 17
天然香料 適量
天然着色料 適量
(実施例5:ドリンクの調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で配合し、容器に1本当たり50mLを充填して、ドリンクを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 0.5
成分2(脱脂大豆由来) 0.5
ビタミンC 0.8
液糖(70%) 14
水 81.2
天然香料 適量
天然着色料 適量
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で配合し、容器に1本当たり50mLを充填して、ドリンクを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 0.5
成分2(脱脂大豆由来) 0.5
ビタミンC 0.8
液糖(70%) 14
水 81.2
天然香料 適量
天然着色料 適量
(実施例6:錠剤(医薬品)の調製)
実施例1で得られた成分1および以下の各成分を以下の割合で混合し、得られた混合物を顆粒化、乾燥、およびプレス成形して錠剤を得た(1錠当たり200mg)。この錠剤は1回当たり約8錠〜約10錠投与され得る。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 2.5
デンプン 66
マグネシウムステアレート 9
乳糖 22.5
実施例1で得られた成分1および以下の各成分を以下の割合で混合し、得られた混合物を顆粒化、乾燥、およびプレス成形して錠剤を得た(1錠当たり200mg)。この錠剤は1回当たり約8錠〜約10錠投与され得る。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 2.5
デンプン 66
マグネシウムステアレート 9
乳糖 22.5
(実施例7:錠剤(医薬品)の調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合し、得られた混合物を顆粒化、乾燥、およびプレス成形して錠剤を得た(成分1および成分2をそれぞれ2.5mg含有する)。
組成 配合(質量部)
成分1(脱脂ぬか由来) 2.5
成分2(脱脂大豆由来) 2.5
乳糖(日本薬局方品) 50
コーンスターチ(日本薬局方品) 25
結晶セルロース(日本薬局方品) 25
メチルセルロース(日本薬局方品) 1.5
マグネシウムステアレート(日本薬局方品) 1
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合し、得られた混合物を顆粒化、乾燥、およびプレス成形して錠剤を得た(成分1および成分2をそれぞれ2.5mg含有する)。
組成 配合(質量部)
成分1(脱脂ぬか由来) 2.5
成分2(脱脂大豆由来) 2.5
乳糖(日本薬局方品) 50
コーンスターチ(日本薬局方品) 25
結晶セルロース(日本薬局方品) 25
メチルセルロース(日本薬局方品) 1.5
マグネシウムステアレート(日本薬局方品) 1
(実施例8:液剤(医薬品)の調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびにブドウ糖を蒸留水に溶解後、5mLのアンプルに注入して、窒素置換後、121℃にて15分間加圧滅菌して経口投与用液剤を得た。
組成 配合(mg)
成分1(脱脂ぬか由来) 100
成分2(脱脂大豆由来) 100
ブドウ糖 250
蒸留水 適量
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびにブドウ糖を蒸留水に溶解後、5mLのアンプルに注入して、窒素置換後、121℃にて15分間加圧滅菌して経口投与用液剤を得た。
組成 配合(mg)
成分1(脱脂ぬか由来) 100
成分2(脱脂大豆由来) 100
ブドウ糖 250
蒸留水 適量
(実施例9:乳液の調製)
脱脂ぬかの代わりに、脱脂フスマを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、焙煎脱脂フスマ熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分3とする)。実施例1および2で得られた成分1および2、上記成分3、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合して乳液を得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 1.0
成分3(脱脂フスマ由来) 1.0
流動パラフィン 7.5
ステアリン酸 2.5
ワセリン 5.0
セチルアルコール 1.8
トリエタノールアミン 1.0
ポリオキシエチレンモノオレイン酸エステル 2.1
ポリエチレングリコール 2.8
香料 0.3
防腐剤 0.1
水 残量
脱脂ぬかの代わりに、脱脂フスマを用いたこと以外は、実施例1と同様にして、焙煎脱脂フスマ熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分3とする)。実施例1および2で得られた成分1および2、上記成分3、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合して乳液を得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 1.0
成分3(脱脂フスマ由来) 1.0
流動パラフィン 7.5
ステアリン酸 2.5
ワセリン 5.0
セチルアルコール 1.8
トリエタノールアミン 1.0
ポリオキシエチレンモノオレイン酸エステル 2.1
ポリエチレングリコール 2.8
香料 0.3
防腐剤 0.1
水 残量
(実施例10:コールドクリームの調製)
実施例1、2、および9で得られた成分1〜3、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してコールドクリームを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 1.0
成分3(脱脂フスマ由来) 1.0
スクワラン 36
水添ラノリン 6
蜜ロウ 7
モノグリセリン 2
セチルアルコール 4
プロピレングリコール 5
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル 2.1
香料 0.3
防腐剤 0.1
水 残量
実施例1、2、および9で得られた成分1〜3、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してコールドクリームを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 1.0
成分3(脱脂フスマ由来) 1.0
スクワラン 36
水添ラノリン 6
蜜ロウ 7
モノグリセリン 2
セチルアルコール 4
プロピレングリコール 5
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル 2.1
香料 0.3
防腐剤 0.1
水 残量
(実施例11:化粧水の調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合して化粧水を得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 1.0
エチルアルコール 10.0
プロピレングリコール 4.0
ポリオキシエチレンオレイルアルコールエステル 2.6
ポリエチレングリコール1500 1.5
クエン酸ナトリウム 0.1
香料 0.3
防腐剤 0.1
水 残量
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合して化粧水を得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 1.0
エチルアルコール 10.0
プロピレングリコール 4.0
ポリオキシエチレンオレイルアルコールエステル 2.6
ポリエチレングリコール1500 1.5
クエン酸ナトリウム 0.1
香料 0.3
防腐剤 0.1
水 残量
(実施例12:ヘアートニックの調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してヘアートニックを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 2.0
エチルアルコール 60.0
グリセリン 1.0
ポリオキシエチレンオレイルアルコールエステル 2.0
香料 1.0
水 残量
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してヘアートニックを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 2.0
エチルアルコール 60.0
グリセリン 1.0
ポリオキシエチレンオレイルアルコールエステル 2.0
香料 1.0
水 残量
(実施例13:ヘアーリキッドの調製)
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してヘアーリキッドを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 2.0
エチルアルコール 50
ラノリン 2.0
ポリオキシプロピレンブチルエーテル 18.0
香料 0.8
防腐剤 0.1
水 残量
実施例1および2で得られた成分1および2、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してヘアーリキッドを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.0
成分2(脱脂大豆由来) 2.0
エチルアルコール 50
ラノリン 2.0
ポリオキシプロピレンブチルエーテル 18.0
香料 0.8
防腐剤 0.1
水 残量
(実施例14:シャンプーの調製)
脱脂ぬかの代わりに、茶葉を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、焙煎茶葉熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分4とする)。実施例1および2で得られた成分1および2、上記成分4、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してシャンプーを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.5
成分2(脱脂大豆由来) 1.5
成分4(茶葉由来) 1.5
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドトリエタノールアミンラウリルエーテルサルフェート 18.0
ソジウムラウリルエーテルサルフェート 40.0
ポリオキシエチレンラノリン 0.5
クエン酸 0.2
香料 0.8
防腐剤 0.1
水 残量
脱脂ぬかの代わりに、茶葉を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、焙煎茶葉熱水抽出エキスのエタノール抽出物を得た(成分4とする)。実施例1および2で得られた成分1および2、上記成分4、ならびに以下の各成分を以下の割合で混合してシャンプーを得た。
組成 配合(質量%)
成分1(脱脂ぬか由来) 1.5
成分2(脱脂大豆由来) 1.5
成分4(茶葉由来) 1.5
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドトリエタノールアミンラウリルエーテルサルフェート 18.0
ソジウムラウリルエーテルサルフェート 40.0
ポリオキシエチレンラノリン 0.5
クエン酸 0.2
香料 0.8
防腐剤 0.1
水 残量
本発明の焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有する一重項酸素消去剤は、優れた一重項酸素消去能を有する。この一重項酸素消去剤は、食品、医薬品、化粧品など利用される。特に、日焼け止め剤などとして有効に利用される。
Claims (1)
- 焙煎植物繊維物質熱水抽出エキスの有機溶媒抽出物を有効成分として含有する、一重項酸素消去剤。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004142647A JP2005325034A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 一重項酸素消去剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004142647A JP2005325034A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 一重項酸素消去剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005325034A true JP2005325034A (ja) | 2005-11-24 |
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ID=35471676
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004142647A Pending JP2005325034A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 一重項酸素消去剤 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005325034A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206452A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Ti Kenkyusho:Kk | 1重項酸素の不活性化剤 |
JP2007223990A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Chikuno Shokuhin Kogyo Kk | 抗酸化組成物 |
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-
2004
- 2004-05-12 JP JP2004142647A patent/JP2005325034A/ja active Pending
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