JP2001158728A - ヒアルロン酸産生促進剤および皮膚外用剤 - Google Patents

ヒアルロン酸産生促進剤および皮膚外用剤

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JP2001158728A
JP2001158728A JP34265799A JP34265799A JP2001158728A JP 2001158728 A JP2001158728 A JP 2001158728A JP 34265799 A JP34265799 A JP 34265799A JP 34265799 A JP34265799 A JP 34265799A JP 2001158728 A JP2001158728 A JP 2001158728A
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Nobuhiko Ochiai
信彦 落合
Kiichiro Yano
喜一郎 矢野
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒトにおけるヒアルロン酸産生能を促進させ
るヒアルロン酸産生促進剤を提供する。ヒアルロン酸産
生促進剤は、ヒト皮膚の老化防止(皮膚のはりや弾力保
持)、関節炎等の予防・治療、熱傷の初期の治療等に有
効であることから、さらに、該ヒアルロン酸産生促進剤
を外用剤へ配合することにより、皮膚のはりや弾力を保
持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の状態を
維持することのできる皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 オウバク、レモン(Citrus limon)、お
よびユズ(Citrus junos)の中から選ばれる1種または
2種以上の植物、あるいはその溶媒抽出物を含有させ
て、ヒアルロン酸産生促進剤、さらには皮膚外用剤とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒアルロン酸産生促
進剤に関する。さらに詳しくは、ヒトにおけるヒアルロ
ン酸産生能を促進させるヒアルロン酸産生促進剤に関す
る。該ヒアルロン酸産生促進剤は、ヒト皮膚の老化防止
(皮膚のハリや弾力保持)、関節炎等の予防・治療、熱
傷の初期の治療等に有効に適用され得る。特に、本発明
ヒアルロン酸産生促進剤の配合により、皮膚のはりや弾
力を保持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の
状態を維持することのできる皮膚外用剤が提供される。
【0002】
【従来の技術】近年、老化に関する研究が進められてい
る。皮膚老化の原因は、マクロ的にみれば加齢が重要な
因子であるが、それに加えて乾燥、酸化、太陽光(紫外
線)等による影響も皮膚老化に関わる直接的な因子とし
て挙げられる。皮膚老化の具体的な現象としては、ヒア
ルロン酸をはじめとするムコ多糖類の減少、コラーゲン
の架橋反応、紫外線による細胞の損傷などが知られてい
る。
【0003】なかでもヒアルロン酸は、細胞間隙への水
分の保持、組織内にジェリー状のマトリックスを形成す
ることに基づく細胞の保持、組織の潤滑性と柔軟性の保
持、機械的障害等の外力に対する抵抗、および細菌感染
の防止など、多くの機能を有している("Bio Industr
y"、vol.8、p.346(1991))。例えば、皮膚のヒアルロン
酸量は加齢とともに減少し、それに伴い、小ジワやかさ
つき等の皮膚老化が現れるといわれている。そのため、
このような老化した皮膚の改善剤として、ヒアルロン酸
やコラーゲンを配合した化粧料が数多く提案されてい
る。しかしながらこれら従来の化粧料は、皮膚表面にお
ける保湿効果を発揮するだけであり、本質的に老化肌を
改善し得るものではない。また、皮膚細胞賦活剤として
各種のビタミン類や生薬類を配合した化粧料が提案され
ているが、これらもやはり老化肌を改善、治療し得るま
でには至っていないのが現状である。
【0004】さらに、関節液中に含まれるヒアルロン酸
は、関節軟骨の表面を覆い、関節機能の円滑な作動に役
立っている。正常人関節液中のヒアルロン酸濃度は約
2.3mg/mlであるが、慢性関節リウマチの場合、
関節液中のヒアルロン酸濃度は約1.2mg/mlと低
下し、同時に関節液の粘度も著しく低下する("Arthrit
is Rheumatism"、vol.10、p.357(1967))。また、化膿
性関節炎や痛風性関節炎などでも慢性関節リウマチの場
合と同様、ヒアルロン酸含量の低下が起こることが知ら
れている(「結合組成」(金原出版)、481頁、19
84年)。上記疾患において、潤滑機能の改善、関節軟
骨の被覆・保護、疼痛抑制および病的関節液の改善若し
くは正常化のために、関節液中のヒアルロン酸量を増加
させることが考えられる。例えば、慢性関節リウマチ患
者にヒアルロン酸ナトリウムの関節注入療法を行うと上
記の改善が認められることが報告されている(「炎症」
(日本炎症学会)、11巻、16頁、1991年)。同
様に、外傷性関節炎、骨関節炎や変形性関節炎において
も、ヒアルロン酸の関節注入療法により上記の改善効果
が報告されている。(「結合組織と疾患」(講談社)、
246頁、1980年)。
【0005】しかしながら、上記疾患の治療は長期にわ
たり、しかも医師の処方を必要とする。従って、日常生
活のなかで手軽に治療することができるヒアルロン酸産
生促進剤を含有させた皮膚外用剤が望まれていた。
【0006】また、熱傷受傷後の治癒過程で、壊死組織
の下方から増生してくる肉芽組織の初期から組織全体が
肉芽組織に置き換えられるまでの期間では、肉芽中にヒ
アルロン酸が著しく増加することが知られており(「結
合組織と疾患」(講談社)、153頁、1980年)、
熱傷の初期の治療薬としても、ヒアルロン酸産生促進剤
が期待されている。
【0007】一方、ヒト細胞のヒアルロン酸を産生する
薬剤としては、インシュリン様成長因子−1や上皮成長
因子("Biochemica Biophysica Acta"、1014、p.305(19
89))およびインターロイキン−1(「日本産科婦人科
学会」雑誌、41巻、1943頁、1989年)などの
サイトカイン、あるいはフォルボールエステル("Exper
imental Cell Research"、vol.148、p.377(1983))など
が知られているが、いずれも化粧品、入浴剤や医薬品等
として簡便にかつ安心して使用することができるもので
はない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、安全で、かつ簡便に用いることが
できる、ヒトにおけるヒアルロン酸産生能を促進させる
ヒアルロン酸産生促進剤を提供することを目的とする。
本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、ヒト皮膚の老化防
止(皮膚のハリや弾力保持)、関節炎等の予防・治療、
熱傷の初期の治療等に有効に適用され得る。特に、この
ヒアルロン酸産生促進剤の配合により、皮膚のハリや弾
力を保持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい肌の
状態を維持することのできる皮膚外用剤が提供される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題の
解決に向けて広く種々の物質にヒアルロン酸産生促進能
を調べた結果、特定の植物の抽出物に格段に優れたヒア
ルロン酸産生促進作用を有することを見出し、これに基
づいて本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち本発明は、オウバク、レモン(Ci
trus limon)、およびユズ(Citrusjunos)の中から選
ばれる1種または2種以上の植物、あるいはその溶媒抽
出物を含有するヒアルロン酸産生促進剤に関する。
【0011】また本発明は、オウバク、レモン(Citrus
limon)、およびユズ(Citrus junos)の中から選ばれ
る1種または2種以上の植物、あるいはその溶媒抽出物
を含有する皮膚外用剤に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0013】本発明に用いられるオウバク(英名:phel
lodendron bark)は、ミカン科(Rutaceae)キハダ属
(Phellodendron)に属するキハダ(P. amurense)や、
その他近縁の植物の樹皮(周皮を除いた樹皮)を総称し
たものを指す。苦味健胃、整腸、消炎、解熱薬など、家
庭薬に繁用される。オウバクに含まれる成分はベルベリ
ン(berberine)を主とし、アルカロイド、トリテルペ
ン苦味質など多くの成分が知られ、塩化ベルベリンの原
料にされる。
【0014】レモン(Citrus limon)は、ミカン科ミカ
ン属(Citrus)に属する植物である。インド西北部から
西アジアにかけての原産といわれる常緑果樹で、古くか
ら航海、遠征時のビタミンCの補給源として利用され、
また、果汁に含まれるクエン酸には殺菌効果もあること
から、肉、魚などに搾りかけるなど種々利用されてき
た。果皮には精油(リモネン、シトラール、酢酸ゲラニ
ル等を含む)のほか、ベルガプテン、リメチン(シトロ
プテン)等が含まれる。現在の主産国はイタリア、スペ
インを中心とする地中海沿岸諸国、アメリカ、アルゼン
チン等である。
【0015】ユズ(Citrus junos)は、ミカン科ミカン
属に属する植物で、中国原産の常緑小高木である。果肉
は柔軟多汁で、酸味が強く、クエン酸を含む。果実は健
胃薬とされる。
【0016】本発明に用いる上記各植物は、生のままで
も乾燥したものでも使用することができるが、使用性、
製剤化等の点から乾燥粉末あるいは溶媒抽出物として用
いることが好ましい。
【0017】上記植物の使用部位としては、各植物体の
任意の部位を用いることができるが、レモン、ユズでは
果実(果汁、果皮等含む)を用いるのが特に好ましい。
オウバク(phellodendron bark)は上述したようにキハ
ダやその他近縁の植物の周皮を除いた樹皮を総称したも
のを指すので、該樹皮を用いる。
【0018】上記各植物の抽出物は、常法により得るこ
とができ、例えば上記各植物を抽出溶媒とともに浸漬ま
たは加熱還流した後、濾過し、濃縮して得ることができ
る。抽出溶媒としては、通常抽出に用いられる溶媒であ
れば任意に用いることができ、例えば、水、メタノー
ル、エタノール、プロピレングリコール、1,3−ブチ
レングリコール、グリセリン等のアルコール類、含水ア
ルコール類、クロロホルム、ジクロルエタン、四塩化炭
素、アセトン、酢酸エチル、ヘキサン等の有機溶媒等
を、それぞれ単独あるいは組み合わせて用いることがで
きる。上記溶媒で抽出した得た抽出液をそのまま、ある
いは濃縮したエキスを吸着法、例えばイオン交換樹脂を
用いて不純物を除去したものや、ポーラスポリマー(例
えばアンバーライトXAD−2)のカラムにて吸着させ
た後、メタノールまたはエタノールで溶出し、濃縮した
ものも使用することができる。また分配法、例えば水/
酢酸エチルで抽出した抽出物等も用いられる。
【0019】このようにして得た上記各植物またはその
抽出物は、ヒアルロン酸産生促進作用を有する。このよ
うな上記各植物またはその抽出物は、好ましくは外用剤
に配合して用いられる。
【0020】上記各植物またはその抽出物を皮膚外用剤
に配合して用いる場合、外用剤全量中に乾燥重量として
0.0005〜20.0重量%配合するのが好ましく、
より好ましくは0.001〜10.0重量%である。
0.0005重量%未満では本発明のヒアルロン酸産生
促進効果が十分に発揮され難く、一方、20.0重量%
超では製剤化が難しいので好ましくない。また、10.
0重量%を超えて配合してもさほど大きな効果の向上は
認められない。
【0021】本発明のヒアルロン酸産生促進剤を皮膚外
用剤に用いる場合、上記成分に加えて、さらに必要によ
り、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常化粧品や
医薬品等の皮膚外用剤に用いられる成分、例えば保湿
剤、酸化防止剤、油分、紫外線防御剤、界面活性剤、増
粘剤、アルコール類、粉末成分、色材、水性成分、水、
各種皮膚栄養剤等を必要に応じて適宜配合することがで
きる。
【0022】さらに、エデト酸二ナトリウム、エデト酸
三ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリ
ウム、メタリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属イオ
ン封鎖剤、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパ
ラベン等の防腐剤、カフェイン、タンニン、ベラパミ
ル、トラネキサム酸およびその誘導体、甘草抽出物、グ
ラブリジン、カリンの果実の熱水抽出物、各種生薬、酢
酸トコフェロール、グリチルリチン酸およびその誘導体
またはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコルビン酸リ
ン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシド、アルブ
チン、コウジ酸等の美白剤、グルコース、フルクトー
ス、マンノース、ショ糖、トレハロース等の糖類、レチ
ノイン酸、レチノール、レチノール酢酸、レチノールパ
ルミチン酸等のビタミンA誘導体類なども適宜配合する
ことができる。
【0023】また、本発明の皮膚外用剤は、外皮に適用
される化粧料、医薬部外品等、特に好適には化粧料に広
く適用することが可能であり、その剤型も、皮膚に適用
できるものであればいずれでもよく、溶液系、可溶化
系、乳化系、粉末分散系、水−油二層系、水−油−粉末
三層系、軟膏、化粧水、ゲル、エアゾール等、任意の剤
型が適用される。
【0024】また、本発明の皮膚外用剤の使用形態も任
意であり、例えば化粧水、乳液、クリーム、パック等の
フェーシャル化粧料やファンデーション、口紅、アイシ
ャドウ等のメーキャップ化粧料、毛髪用化粧料、芳香化
粧料、浴用剤等に用いることができる。
【0025】なお、上記の剤型および使用形態に本発明
の皮膚外用剤が採り得る形態が限定されるものではな
い。
【0026】また、本発明のヒアルロン酸産生促進剤
は、優れたヒアルロン酸産生促進能を有することから、
上記のように皮膚外用剤に用いる以外にも、関節炎の予
防治療や熱傷の初期治療等としての適用が可能である。
【0027】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明の技術的範囲はこれによってなんら
限定されるものでない。
【0028】実施例に先立ち、本発明に用いられる各植
物由来の溶媒抽出物のヒアルロン酸産生促進作用の試験
方法について説明する。
【0029】1. 試料の調製
【0030】(1)オウバク(phellodendron bark)抽
出液:オウバク5kgを細切し、これに50%1,3−
ブチレングリコール溶液を加え、時々かき混ぜながら加
熱抽出した。得られた抽出液を−20℃で放置した後、
濾過して濾液を得た。この濾液を室温で熟成させた後、
濾過し、オウバク抽出液50Lを得た。
【0031】(2)レモン(Citrus limon)抽出液:レ
モンの果実10kgに40%1,3−ブチレングリコー
ル溶液20Lを加え、20〜25℃にて約2週間浸漬し
た後、遠心分離した。
【0032】上清を第1の抽出液として採取した後、そ
の残留物に20%1,3−ブチレングリコール溶液20
Lを加え、20〜25℃にて約2週間浸漬した後、遠心
分離し、上清を第2の抽出液として採取した。
【0033】上記第1、2の抽出液を合わせ、冷暗所
(0〜5℃)にて10日間ほど放置した後、濾過した。
得られた濾液に精製水と1,3−ブチレングリコールを
加え、1,3−ブチレングリコールの最終濃度を約45
%に調整した後、約30日間冷所(0〜5℃)にて成熟
させ、レモン抽出液約50kgを得た。
【0034】(3)ユズ(Citrus junos)抽出液:ユズ
の果実10kgを細かく砕き、これに50%エタノール
約50Lを加え、20〜25℃にて一昼夜浸漬した後、
濾過し、第1の抽出液を採取した。
【0035】濾過残留物を50%エタノール50Lで2
回、上記と同様にして濾過し、第2、3の抽出液を採取
した。この第2、3抽出液を合わせ、40℃で減圧濃縮
して軟エキスを得た。
【0036】上記第1の抽出液にこの軟エキスを加えて
溶かした後に、冷暗所にて10日間ほど静置した後、濾
過し、50%エタノールを追加して、ユズ抽出液50L
を得た。
【0037】上記(1)〜(3)で得られた各植物抽出
液ををジメチルスルホキシド(DMSO)に濃度10%
となるよう溶解して、各植物抽出液含有溶液(以下、
「元溶液」と記す)とした。
【0038】この元溶液を希釈して濃度を調整した溶液
を、元溶液とともに被験溶液とし、以下の実験を行っ
た。
【0039】2. ヒアルロン酸産生促進作用の測定 24穴シャーレにヒト皮膚由来不死化表皮細胞を1ウエ
ルあたり2万播種し、増殖因子入りKGB培地(クラボ
ウ(株)製)で4日間培養した。この後、培地を、上記
被験溶液を含むKGB培地2mlに交換し、さらに4日
間培養した。なお、被験溶液の濃度は、DMSOが培地
に対して最終濃度0.1%になるように調整した。ま
た、培地中での各植物抽出液濃度は10-5重量%とし
た。
【0040】培養後、培地を採取し、ヒアルロン酸の測
定を行った。ヒアルロン酸の測定は、市販のヒアルロン
酸測定キット(中外製薬(株)製)を用いて行った。ま
たシャーレ中のDNA量を測定し、細胞数の指標とし
た。DNA量の測定は「ヘキスト33258」(ヘキス
ト社製)を用いた蛍光測定法で行った。
【0041】なお、各植物抽出液については、上記実験
濃度では細胞毒性は認められなかった。
【0042】ヒアルロン酸産生促進作用の評価はヒアル
ロン酸産生促進率により行った。ヒアルロン酸産生促進
率(%)は各植物抽出液を添加しない培地で培養したヒ
ト皮膚由来不死化表皮細胞(コントロール)のDNAあ
たりのヒアルロン酸量を100とした時の、各植物抽出
液含有培地で培養したヒト皮膚由来不死化表皮細胞のD
NAあたりのヒアルロン酸量と定義した。結果を表1に
示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1から明らかなように、オウバク、レモ
ン、ユズの各抽出物は、優れたヒアルロン酸産生促進効
果を有することがわかる。
【0045】3. 皮膚の抗老化効果試験 皮膚の抗老化効果を調べるために、下記実施例1、比較
例1に示す組成の化粧料を用いて、以下の方法により、
肌のはり、たるみに対する改善効果について評価試験を
行った。
【0046】(試験方法)無作為に抽出した年齢25〜
60歳の健常な女性100名を被験者とし、各化粧料を
顔面の皮膚に連日1ヵ月間使用した後、肌のはり、たる
みに対する改善効果について調べた。
【0047】 (実施例1) クリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリン酸 5.0 (2)ステアリルアルコール 4.0 (3)イソプロピルミリステート 18.0 (4)グリセリンモノステアリン酸エステル 3.0 (5)プロピレングリコール 10.0 (6)オウバクのメタノール抽出物 0.01 (7)苛性カリ 0.2 (8)亜硫酸水素ナトリウム 0.01 (9)防腐剤 適 量 (10)香料 適 量 (11)イオン交換水 残 余 (製法)(11)に(5)〜(7)を加え溶解し、加熱
して70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(4)、
(8)〜(10)を混合し加熱融解して70℃に保った
(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加え終わって
からしばらくその温度に保ち、反応を起こさせた。その
後、ホモミキサーで均一に乳化し、よくかき混ぜながら
30℃まで冷却し、クリームを得た。
【0048】(比較例1) クリーム 実施例1においてオウバク抽出物0.01重量%を、水
0.01重量%に代えた以外は、実施例1と同様にして
クリームを得た。
【0049】[肌のはり、たるみに対する改善効果]肌
のはり、たるみについて視感評価した。(判定基準) 著効: 肌に非常にはりがあり、たるみがない 有効: 肌にややはりがあり、たるみがない やや有効: 肌にあまりはりがなく、たるんだ感じがす
る 効果なし: 肌にはりがなく、たるんでいる (肌のはり、たるみに対する改善効果の評価) ◎: 被験者が著効、有効およびやや有効の示す割合
(有効率)が80%以上 ○: 被験者が著効、有効およびやや有効の示す割合
(有効率)が50%以上80%未満 △: 被験者が著効、有効およびやや有効の示す割合
(有効率)が30%以上50%未満 ×: 被験者が著効、有効およびやや有効の示す割合
(有効率)が30%未満
【0050】
【表2】
【0051】表2から明らかなように、実施例1で得ら
れた皮膚外用剤を用いた場合には、比較例1で得られた
皮膚外用剤を用いた場合よりも、はり、たるみの点で改
善されていることが認められる。このことは、オウバク
抽出物を含有する処方が皮膚の抗老化に極めて有用であ
ることを示すものである。
【0052】以下に、さらに、本発明の処方例を示す。
なお、各処方例で用いた各植物抽出物は常法により得
た。これら抽出物の配合量は乾燥重量で示す。
【0053】 (実施例2) クリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリン酸 2.0 (2)ステアリルアルコール 7.0 (3)水添ラノリン 2.0 (4)スクワラン 5.0 (5)2−オクチルドデシルアルコール 6.0 (6)ポリオキシエチレン(25モル) セチルアルコールエーテル 3.0 (7)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 (8)プロピレングリコール 5.0 (9)レモン(果実)メタノール抽出物 0.05 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (11)エチルパラベン 0.3 (12)香料 適 量 (13)精製水 残 余 (製法)(13)に(8)を加え溶解し、加熱して70
℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜
(12)を混合して加熱溶融し、70℃に保った(油
相)。次いで、水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモ
ミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃
まで冷却した。
【0054】 (実施例3) クリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)固形パラフィン 5.0 (2)ミツロウ 10.0 (3)ワセリン 15.0 (4)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 (5)ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリン酸エステル 3.0 (6)石けん粉末 0.1 (7)硼砂 0.2 (8)ウンシュウミカン(花)のアセトン抽出物 0.05 (9)ユズ(果実)のエタノール抽出物 0.05 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (11)エチルパラベン 0.3 (12)香料 適 量 (13)精製水 残 余 (製法)(13)に(6)〜(7)を加え、加熱溶解し
て70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(5)、
(8)〜(12)を混合し加熱溶融し、70℃に保った
(油相)。次いで、水相に油相を攪拌しながら徐々に加
え反応を行った。反応終了後、ホモミキサーで均一に乳
化した後、よく攪拌しながら30℃まで冷却した。
【0055】 (実施例4) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリン酸 2.5 (2)セチルアルコール 1.5 (3)ワセリン 5.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)ポリオキシエチレン(10モル) モノオレイン酸エステル 3.0 (6)ポリエチレングリコール1500 3.0 (7)トリエタノールアミン 1.0 (8)カルボキシビニルポリマー 0.05 (「カーボポール941」;B.F.Goodrich Chemical Company) (9)オウバクの酢酸エチル抽出物 0.05 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.01 (11)エチルパラベン 0.01 (12)香料 適 量 (13)精製水 残 余 (製法)少量の(13)に(8)を溶解した(A相)。
残りの(13)に(6)〜(7)を加え、加熱溶解して
70℃に保った(水相)。一方、(1)〜(5)、
(9)〜(12)を混合し加熱溶融して70℃に保った
(油相)。水相に油相を加え予備乳化を行い、さらにA
相を加えホモミキサーで均一に乳化し、乳化後よく攪拌
しながら30℃まで冷却した。
【0056】 (実施例5) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)マイクロクリスタリンワックス 1.0 (2)ミツロウ 2.0 (3)ラノリン 20.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)スクワラン 5.0 (6)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 (7)ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0 (8)プロピレングリコール 7.0 (9)レモン(果実)のアセトン抽出物 10.0 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.01 (11)エチルパラベン 0.3 (12)香料 適 量 (13)精製水 残 余 (製法)(13)に(8)を加え、加熱して70℃に保
った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜(1
2)を混合し、加熱溶融して70℃に保った(油相)。
油相を攪拌しながら水相を徐々に加え、ホモミキサーで
均一に乳化し、乳化後よく攪拌しながら30℃まで冷却
した。
【0057】 (実施例6) ゼリー (配 合 成 分) (重量%) (1)95%エチルアルコール 10.0 (2)ジプロピレリングリコール 15.0 (3)ポリオキシエチレン(50モル) オレイルアルコールエーテル 2.0 (4)カルボキシビニルポリマー 1.0 (「カーボポール941」;B.F.Goodrich Chemical Company) (5)苛性ソーダ 0.15 (6)L−アルギニン 0.1 (7)ユズ(果実)の50%エタノール抽出物 7.0 (8)2−ヒドロキシ−4−メトキシ ベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.05 (9)エチレンジアミンテトラアセテート・ 3ナトリウム・2水和物 0.05 (10)メチルパラベン 0.2 (11)香料 適 量 (12)精製水 残 余 (製法)(12)に(4)を均一に溶解した(水相)。
一方、(1)に(7)と(3)を溶解し、これを水相に
添加した。次いでここに、(2)、(8)〜(11)を
加えた後、(5)、(6)で中和させ増粘した。
【0058】 (実施例7) 美容液 (配 合 成 分) (重量%) (A相) 95%エチルアルコール 10.0 ポリオキシエチレン(20モル)オクチルドデカノール 1.0 パントテニルエチルエーテル 0.1 オウバクのメタノール抽出物 1.5 メチルパラベン 0.15 (B相) 水酸化カリウム 0.1 (C相) グリセリン 5.0 ジプロピレリングリコール 10.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 カルボキシビニルポリマー 0.2 (「カーボポール941」;B.F.Goodrich Chemical Company) 精製水 残 余 (製法)A相、C相をそれぞれ均一に溶解し、C相にA
相を加えて可溶化した。次いでB相を加え充填を行っ
た。
【0059】 (実施例8) パック (配 合 成 分) (重量%) (A相) ジプロピレングリコール 5.0 ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油 5.0 (B相) レモン(果実)のメタノール抽出物 0.01 オリーブ油 5.0 酢酸トコフェロール 0.2 エチルパラベン 0.2 香料 0.2 (C相) 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 ポリビニルアルコール(ケン化度90、重合度2000) 13.0 エタノール 7.0 精製水 残 余 (製法)A相、B相、C相をそれぞれ均一に溶解し、A
相にB相を加えて可溶化した。次いでC相を加え充填を
行った。
【0060】 (実施例9) 固形ファンデーション (配 合 成 分) (重量%) (1)タルク 43.1 (2)カオリン 15.0 (3)セリサイト 10.0 (4)亜鉛華 7.0 (5)二酸化チタン 3.8 (6)黄色酸化鉄 2.9 (7)黒色酸化鉄 0.2 (8)スクワラン 8.0 (9)イソステアリン酸 4.0 (10)モノオレイン酸POEソルビタン 3.0 (11)オクタン酸イソセチル 2.0 (12)ユズ(果実)のエタノール抽出物 1.0 (13)防腐剤 適 量 (14)香料 適 量 (製法)(1)〜(7)の粉末成分をブレンダーで十分
混合し、これに(8)〜(11)の油性成分、(1
2)、(13)、(14)を加え、よく混練した後、容
器に充填、成型した。
【0061】 (実施例10) 乳化ファンデーション(クリームタイプ) (配 合 成 分) (重量%) (粉体部) 二酸化チタン 10.3 セリタイト 5.4 カオリン 3.0 黄色酸化鉄 0.8 ベンガラ 0.3 黒色酸化鉄 0.2 (油相) デカメチルシクロペンタシロキサン 11.5 流動パラフィン 4.5 ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (水相) 精製水 50.0 1,3−ブチレングリコール 4.5 オウバクのエタノール抽出物 1.5 防腐剤 適 量 香料 適 量 (製法)水相を加熱攪拌後、十分に混合粉砕した粉体部
を添加してホモミキサー処理した。さらに加熱混合した
油相を加えてホモミキサー処理した後、攪拌しながら香
料を添加して室温まで冷却した。
【0062】 (実施例11) クリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリン酸 2.0 (2)ステアリルアルコール 7.0 (3)水添ラノリン 2.0 (4)スクワラン 5.0 (5)2−オクチルドデシルアルコール 6.0 (6)ポリオキシエチレン(25モル) セチルアルコールエーテル 3.0 (7)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 (8)プロピレングリコール 5.0 (9)レモン(果実)のメタノール抽出物 0.05 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (11)エチルパラベン 0.3 (12)香料 適 量 (13)精製水 残 余 (製法)(13)に(8)を加え溶解し、加熱して70
℃に保った(水相)。一方、(1)〜(7)、(9)〜
(12)を混合して加熱溶解し、70℃に保った(油
相)。次いで、水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモ
ミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しながら30℃
まで冷却した。
【0063】上記実施例1〜11の各皮膚外用剤は、い
ずれもヒアルロン酸産生促進効果に優れるものであり、
これを皮膚へ適用することにより、皮膚のハリや弾力を
維持して、うるおいのある若々しい肌の状態を維持する
ことができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のヒアルロ
ン酸産生促進剤は優れたヒアルロン酸産生促進作用を有
しており、ヒト皮膚の老化防止(皮膚のはりや弾力保
持)、関節炎等の予防・治療、熱傷の初期の治療等に有
効に適用され得る。特に、本発明のヒアルロン酸産生促
進剤を皮膚外用剤(医薬品、医薬部外品、化粧料を含
む)等に配合することにより、細胞外マトリックス成分
の一つであるヒアルロン酸の産生を促進し、皮膚のはり
や弾力を維持してシワを防ぎ、うるおいのある若々しい
肌の状態を維持することのできるという効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AA111 AA112 AA122 AB032 AB152 AB212 AB232 AB242 AB352 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC092 AC102 AC122 AC182 AC242 AC262 AC352 AC402 AC422 AC442 AC482 AC542 AC582 AC642 AC792 AD042 AD092 AD112 AD512 AD662 CC02 CC04 CC05 CC07 CC12 DD21 DD31 DD41 EE12 EE50 FF05 4C088 AB62 BA09 BA10 CA03 MA07 MA63 NA14 ZA89

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オウバク、レモン(Citrus limon)、お
    よびユズ(Citrus junos)の中から選ばれる1種または
    2種以上の植物、あるいはその溶媒抽出物を含有する、
    ヒアルロン酸産生促進剤。
  2. 【請求項2】 オウバク、レモン(Citrus limon)、お
    よびユズ(Citrus junos)の中から選ばれる1種または
    2種以上の植物、あるいはその溶媒抽出物を含有する、
    皮膚外用剤。
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