JP2005324375A - 電動丸鋸 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動丸鋸において、ブレードの振れを抑える上で有効な技術を提供する。
【解決手段】 電動モータを介して回転される駆動側の回転軸135に設けられた駆動ギア133と、駆動軸側の回転軸135に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸143と、従動側の回転軸143に設けられて駆動ギア133と噛み合う従動ギア147と、従動側の回転軸143に装着されるブレード123と、を備えた電動丸鋸において、駆動ギア133と従動ギア147のそれぞれに互いに摩擦係合する弾性リング151,153を設け、当該弾性リング151,153の摩擦係合によって駆動ギア133と従動ギア147間のバックラッシュに起因する駆動ギア133と従動ギア147間の周方向の相対的な移動を抑え、これによりバックラッシュによるブレード123の回転速度の急速な変化に伴う当該ブレード123の振れを抑制するように構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動丸鋸におけるブレードの振れを低減する技術に関する。
特開2001−47407号公報(特許文献1)には、被加工物(例えば、木材)の切断作業に用いられる手持ち式の電動丸鋸に関する技術が開示されている。上記公報に記載の電動丸鋸では、電動モータの出力軸に駆動ギアが形成され、この駆動ギアにブレード軸の一端に設けた従動ギアが噛み合い係合されている。そしてブレード軸の他端部にはブレードが取り付けられ、電動モータの通電駆動によって駆動ギア、従動ギア、ブレード軸を介してブレードが回転される構成とされる。
ところで、ブレード軸の回転中心線に対するブレード面の直角度の精度が低い場合、ブレードは回転時に振れ(軸方向の変位)を発生する。そしてこの振れは、回転速度が低いほど大きく現れ、ブレードの回転速度が上昇すると、それに伴って増大する遠心力によって次第に矯正される傾向を示す。つまり、ブレードは回転速度の大小に応じて振れの程度が異なることとなる。このようなことから、切断精度を高めるには、ブレードを一定の回転速度で高速回転させることが好ましい。
従来の電動丸鋸の場合、軸とギアが一体となっているため、起動時の衝撃がギアに直接伝わるといった点で問題がある。また、上述したように、電動モータの駆動力を複数のギアの噛み合いを介してブレードに伝達する構成の電動丸鋸においては、駆動ギアと従動ギアの歯と歯の間に存在するバックラッシュによる衝撃的な反力によって、駆動ギアが定速回転する場合でも、従動ギアは微少時間の間に連続的に回転速度の変化が生じてしまう。このような現象は、起動からブレードが一定の定常回転速度に達するまでの起動初期のみならず、ブレードが一定の回転速度で回転する定常回転時においても発生する。そして駆動ギアと従動ギアとの間における相対的な回転速度の急速な変化は、いわゆるギア音および振動を発生させるとともに、ブレードに振れを生じさせて切断精度の低下を招くことになる。
特開2001−47407号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、電動丸鋸において、ブレードの振れを抑える上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、電動モータを介して回転される駆動側の回転軸に設けられた駆動ギアと、駆動軸側の回転軸に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸と、従動側の回転軸に設けられて駆動ギアと噛み合う従動ギアと、従動側の回転軸に装着されるブレードと、を備えた電動丸鋸が構成される。なお「駆動側の回転軸」とは、電動モータの出力軸のみならず、電動モータから中間部材を介して駆動される回転軸を好適に包含する。
本発明における電動丸鋸では、特徴的構成として、駆動ギアと従動ギアのそれぞれに互いに摩擦係合する弾性リングを設け、当該弾性リングの摩擦係合によって駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因する当該駆動ギアと従動ギア間の周方向の相対的な移動を抑え、これによりバックラッシュによるブレードの回転速度の急速な変化に伴う当該ブレードの振れを抑制する構成としている。本発明における「弾性リング」としては、摩擦係数の高いゴム製あるいは合成樹脂製のリングを好適に用いることができる。本発明によれば、駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因する衝撃を摩擦係合する弾性リングによって緩衝する。このため、起動時における歯の衝突による起動音、振動を低減することができる。また起動後、ブレードの回転速度が一定の定常回転速度に達するまでの過程において、あるいは定常回転速度で回転している状態において、駆動ギアと従動ギアとの間に相対的な回転速度差が生じても、バックラッシュによって生じる回転速度の急速な変化を弾性リングの摩擦係合によって緩和(吸収)することができる。これにより、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレードの回転速度変化が緩やかになって軸方向の振れが低減される。その結果、切断精度を向上できる。
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、電動モータを介して回転される駆動側の回転軸に設けられた駆動ギアと、駆動軸側の回転軸に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸と、従動側の回転軸に設けられて駆動ギアと噛み合う従動ギアと、従動側の回転軸に装着されるブレードと、を備えた電動丸鋸が構成される。なお「駆動側の回転軸」とは、電動モータの出力軸のみならず、電動モータから中間部材を介して駆動される回転軸を好適に包含する。
本発明における電動丸鋸では、特徴的構成として、従動側の回転軸に対して従動ギアを周方向または軸方向に相対的に移動可能に取り付けるとともに、従動側の回転軸と従動ギアとの間に、当該回転軸に対する当該従動ギアの周方向または軸方向の相対的な移動力に抵抗を付与する緩衝部材を設け、当該緩衝部材によって駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因する従動側の回転軸に対する従動ギアの周方向または軸方向の相対的な移動を抑え、これによりバックラッシュによるブレードの回転速度の急速な変化に伴う当該ブレードの振れを抑制する構成としている。
本発明において、従動側の回転軸に対し従動ギアを周方向に相対的に移動可能となす構成では、例えば、従動側の回転軸に対する従動ギアの移動範囲についてはキーを用いて規制される。また従動ギアを従動側の回転軸に対し軸方向に相対的に移動可能となす構成では、例えば、従動ギアを回転軸にネジを介して取り付けることによって、あるいは駆動ギアと従動ギアにヘリカルギアを用いることによって、従動ギアが駆動ギアによって回転される際に当該従動ギアに軸方向の力(スラスト力)を付与するよう構成される。
また「緩衝部材」としては、従動ギアが周方向に移動する構成であれば、当該従動ギアの周方向の移動力に抵抗を付与するように配置されるトーションスプリングを好適に用いることができる。一方、従動ギアが軸方向に移動する構成であれば、当該従動ギアの軸方向の移動力に抵抗を付与するように配置される圧縮コイルスプリング、皿バネ、スチールボール、ゴム製あるいは軟質樹脂製の弾性プレート等を好適に用いることができる。
本発明によれば、駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因する衝撃を、従動側の回転軸に対する従動ギアの周方向または軸方向の相対的な移動、および当該従動ギアの移動力に抵抗を付与する緩衝部材によって緩衝する。このため、起動時における歯の衝突による起動音、振動を低減することができる。また起動後、ブレードの回転速度が一定の定常回転速度に達するまでの過程において、あるいは定常回転速度で回転している状態において、駆動ギアと従動ギアとの間に相対的な回転速度差が生じても、バックラッシュによって生じる回転速度の急速な変化は、回転軸と従動ギア間における緩衝部材を介しての周方向または移動方向の相対的な移動によって緩和される。これにより、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレードの回転速度変化が緩やかになって軸方向の振れが低減される。その結果、切断精度を向上できる。
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、電動モータを収容するモータハウジングと、電動モータの出力軸に設けられた駆動ギアと、出力軸に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸と、回転軸に設けられて駆動ギアと噛み合う従動ギアと、従動側の回転軸に装着されるブレードと、を備えた電動丸鋸が構成される。本発明における「駆動ギア、および従動ギア」としては、典型的にはヘリカルギアが好適に用いられるが、回転時に駆動ギアと従動ギアとの相互間に軸方向の力が働く形態のギアであれば、これを包含する。
本発明における電動丸鋸では、特徴的構成として、モータハウジングの内側に、出力軸の一端を回転可能に支持するベアリングが収容されたインナハウジングを出力軸の軸方向に移動可能に設け、当該インナハウジングとモータハウジングとの間には、出力軸に作用する軸方向の力を受ける弾性部材を設け、当該弾性部材によって駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因するインナハウジングの移動を抑え、これによりバックラッシュによるブレードの回転速度の急速な変化に伴う当該ブレードの振れを抑制する構成としている。ここで「弾性部材」としては、コイルバネ、皿バネ、ゴム等が好適に用いられる。
本発明によれば、駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因する衝撃を、ベアリングを介して出力軸を支持するインナハウジングが、弾性部材を介して当該出力軸の軸方向に移動することで緩衝する。このため、起動時における歯の衝突による起動音、振動を低減することができる。また起動後、ブレードの回転速度が一定の定常回転速度に達するまでの過程において、あるいは定常回転速度で回転している状態において、駆動ギアと従動ギアとの間に相対的な回転速度差が生じても、バックラッシュによって生じる回転速度の急速な変化が、弾性部材を介しての出力軸の軸方向の移動によって緩和される。これにより、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレードの回転速度変化が緩やかになって軸方向の振れが低減される。その結果、切断精度を向上できる。
(請求項4に記載の発明)
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の電動丸鋸におけるインナハウジングは、カーボンブラシを一体に収容する構成とされる。かかる構成によれば、出力軸が軸方向に移動するとき、カーボンブラシも同様に移動する。一方、給電、整流のためにカーボンブラシに対して接触状態を保持されるアーマチュアは、出力軸に取り付けられているため、当該アーマチュアとカーボンブラシとの軸方向の相対位置を保持することができる。このため、カーボンブラシを保護し、整流性能を維持できる。
本発明によれば、電動丸鋸において、ブレードの振れを抑える上で有効な技術が提供されることとなった。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態につき、図面を参照しつつ、詳細に説明する。まず手持ち式の電動丸鋸の全体構成につき、図1を参照して説明する。図1には本実施の形態に係る電動丸鋸101の全体構成が縦断面図として示されている。本実施の形態に係る電動丸鋸101は、概括的に、被加工材上に載置可能なベース111と、当該ベース111に連接された丸鋸本体部121とを有する。なお被加工材は便宜上図示しない。
丸鋸本体部121は、ブレード123と、ブレード123の概ね上半分を覆蓋するブレードケース125と、ブレード123を回転駆動するための電動モータ131を収容するモータハウジング127と、作業者が把持して電動丸鋸101を保持・前進させるためのハンドグリップ(ハンドル部)129とを主体として構成される。ブレードケース125には、ブレード123の下半分を覆うセーフティカバー126が回動自在に付設されている。そして当該セーフティカバー126を含めたブレード123の下縁部が、ベース111に形成された開口111aを通して下面側に突出されている。
セーフティカバー126は、被加工材の切断作業時、すなわち、ベース111の前端部を切断すべき被加工材上に載置して前方(図1の紙面に直交する方向の手前側)へ移動させたとき、当該被加工材によって前端部を押されることで退避し、ブレードケース125内に収容される。ハンドグリップ129は、モータハウジング127の上方に一体状に設けられるとともに、電動モータ131を通電駆動するためのトリガスイッチ128を備えている。
ブレードケース125は、モータハウジング127に連接されるとともに、電動モータ131の回転出力をブレード123に伝達する動力伝達機構部141を収容するためのギアハウジング125aを一体に備えている。電動モータ131は、モータハウジング127内に回転可能に配置される回転子131aと、モータハウジング127内にネジ等の止着手段(図示省略)によって固定される固定子131bとから構成され、回転子131aの回転軸線方向が切断作業時における電動丸鋸101の移動方向と直交する方向となるように配置されている。電動モータ131の出力軸135は、概ね水平状に延在するとともに、軸方向の両端部においてそれぞれボールベアリング137によって回転自在に支持されている。出力軸135の一端部側(ギアハウジング125a側)には、駆動ギア133が一体状に形成されている。
ギアハウジング125a内には、ブレード装着用のブレード軸143が出力軸135と平行をなすように配置され、軸方向の概ね中間位置および一端部(ブレード装着側の反対側端部)においてそれぞれボールベアリング145を介して回転自在に支持されている。ブレード軸143の一端には、当該ブレード軸143と一体に回転する従動ギア147が配置固定され、当該従動ギア147は駆動ギア133と噛み合い係合する。この結果、ブレード軸143に装着されたブレード123は、駆動ギア133によって回転駆動される従動ギア147と一体状に回転可能とされる。上記の駆動ギア133、従動ギア147、ブレード軸143によって動力伝達機構部141が構成される。なお電動モータ131の出力軸135が本発明における「駆動側の回転軸」に対応し、ブレード軸143が本発明における「従動側の回転軸」に対応する。
上記のように構成された電動丸鋸101において、作業者は、電動丸鋸101のハンドグリップ129を把持し、トリガスイッチ128の引き絞り操作により駆動モータ131を通電駆動してブレード123を回転した後、切断すべき被加工材上にベース111の前端部を載置して前方へ移動させることにより、ブレード123による当該被加工材の切断作業を遂行することができる。
ところで、上述したように、電動モータ131の駆動力を駆動ギア133と従動ギア147との噛み合いを介してブレード123に伝達する電動丸鋸101においては、駆動ギア133と従動ギア147の歯と歯の間に存在するバックラッシュによる衝撃的な反力によって、駆動ギア133が定速回転する場合でも、従動ギア147は微少時間の間に連続的に回転速度が変化してしまう。このような現象は、起動後、ブレード123が一定の定常回転速度に達するまでの起動初期のみならず、ブレード123が一定の回転速度で回転する定常回転時においても発生する。そして駆動ギア133と従動ギア147との間における相対的な回転速度の急速な変化は、いわゆるギア音や振動を発生させるのみならず、ブレード123に振れを生じさせて切断精度の低下を招くことになる。
そこで本実施の形態では、ギア音や振動を抑えるとともに、ブレード123の振れを抑える機構(以下、振れ抑制機構という)として、ギアの噛み合い伝達部において、駆動側と従動側とのそれぞれに摩擦係数の高いゴム製あるいは軟質樹脂製の弾性リング151,153を設け、それら弾性リング151,153を互いに摩擦係合させる構成としている。図2は上記の振れ抑制機構を示す要部の縦断面図である。図示のように、駆動側の弾性リング151は、駆動ギア133(または出力軸135)の端部に形成された歯を有しない円形部133aに嵌着されている。他方、従動側の弾性リング153は、従動ギア147に形成された歯を有しない円形部147aの外周面に形成された環状のリング溝147bに嵌着されている。なお駆動側の弾性リング151の直径は、駆動ギア133のピッチ円直径に概ね等しく設定され、また従動側の弾性リング153の直径は、従動ギア147のピッチ円直径に概ね等しく設定されている。
本実施の形態においては、駆動ギア133と従動ギア147との間に、互いに摩擦係合する弾性リング151,153を設け、これによって駆動ギア133と従動ギア147との間のバックラッシュに起因して発生する衝撃を緩衝する構成としている。このため、起動時における歯の衝突による起動音および振動を低減することができる。
また起動後、ブレード123の回転が一定の回転速度に達するまでの過程において、あるいは定常回転速度で回転している状態において、駆動ギア133と従動ギア147との間に相対的な回転速度差が生じても、バックラッシュによって生じる回転速度の急速な変化を弾性リング151,153の摩擦係合によって緩和することができる。その結果、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレード123の回転速度変化が緩やかになり軸方向の振れが低減されて切断精度が向上する。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態につき図3を参照して説明する。図3は要部を示す断面図である。この第2の実施形態においては、振れ抑制機構として、図示のように、ブレード軸143の小径軸部143aに対し従動ギア147を遊嵌状に取り付けるとともに、キー157を介して回り止めし、更に当該ブレード軸143と従動ギア147との間にトーションスプリング159を設けている。なおキー157とブレード軸143のキー溝143b間には、所定の隙間(駆動ギア133と従動ギア147間のバックラッシュに相当するクリアランスよりも小さい)が設定され、従動ギア147がブレード軸143の小径軸部143aに対して上記隙間の範囲内で相対回動することを許容する構成とされる。トーションスプリング159は、一端が従動ギア147に掛止され、他端がブレード軸143に嵌着された固定リング163に掛止されており、従動ギア147に対し、当該従動ギア147が駆動ギア133によって回転させられる方向の反対向きに付勢力を作用させている。すなわち、トーションスプリング159は、ブレード軸143に対する従動ギア147の相対回転力に抵抗を付与するものであり、このトーションスプリング159が、本発明の請求項2における「緩衝部材」に対応する。上述した振れ抑制機構以外の構成については、前述した第1の実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
この実施の形態においては、ブレード軸143と従動ギア147との間に、トーションスプリング159を設け、当該従動ギア147を回転方向と反対方向に付勢することによって、駆動ギア133と従動ギア147のバックラッシュに起因して発生する衝撃を緩衝する構成としている。このため、起動時における歯の衝突による起動音および振動を低減することができる。
また起動後、ブレード123の回転が一定の回転速度に達するまでの過程において、あるいは定常回転速度で回転している状態において、駆動ギア133と従動ギア147との間に相対的な回転速度差が生じても、バックラッシュによって生じる回転速度の急速な変化は、駆動ギア133とブレード軸143間において、ブレード軸143に対するトーションスプリング159を介しての従動ギア147の相対回転によって緩和される。その結果、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレード123の回転速度変化が緩やかになり軸方向の振れが低減されて切断精度が向上する。
(第3の実施形態)
次に本発明の第3の実施形態につき図4を参照して説明する。図4は要部を示す断面図である。この第3の実施形態においては、振れ抑制機構として、従動ギア147をブレード軸143に対しネジ161の噛み合いを介して嵌合するとともに、当該従動ギア147の側面とブレード軸143に嵌着された固定リング163の側面との間に皿バネ165を介在したものである。ネジ161は、従動ギア147の回転時において、当該従動ギア147がブレード軸143に対し、例えば右回りに相対回転したときは、図4に二点鎖線で示すように、皿バネ165を加圧する方向(図示左側)に移動し、左回りに相対回転したときは、元の位置に戻る方向(図示右側)へ移動されるように設定されている。すなわち、皿バネ165は、ブレード軸143に対する従動ギア147の軸方向の相対的な移動力に抵抗を付与するものであり、この皿バネ165が、本発明の請求項2における「緩衝部材」に対応する。なお振れ抑制機構以外の構成については、前述した第1の実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
第3の実施の形態においては、電動モータ131の通電駆動によって、駆動ギア133を介して従動ギア147が回転される起動時において、従動ギア147はブレード軸143に対し右回りに相対回転して皿バネ165を加圧する方向へ移動し、そして皿バネ165の加圧に伴う相対的な軸方向の移動が規制されることでブレード軸143に対し回転が伝達される。すなわち、従動ギア147がブレード軸143に対し軸方向に移動することで起動時の衝撃を緩衝することができる。
一方、起動後、ブレード123が一定の回転速度に達するまでの過程において、あるいはブレード123が一定の回転速度で回転される定常回転時において、駆動ギア133と従動ギア147との間に右回りあるいは左回りの相対的な回転速度差が生じたとき、駆動ギア133は皿バネ165を加圧する方向あるいは皿バネ165から離れる方向へと軸方向に移動する。すなわち、バックラッシュによって生じるブレード軸143の回転速度の急速な変化は、従動ギア147のブレード軸143に対する軸方向の移動によって駆動ギア133とブレード軸143間で緩和される。その結果、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレード123の回転速度変化が緩やかになり軸方向の振れが低減されて切断精度が向上する。
なお、電動モータ131に対する通電を停止したときは、モータブレーキによって、従動ギア147がブレード軸143に対して左回りに相対回転し、ロックナット167およびストッパプレート169によって規制される図示実線の初期位置に復帰される。
(第4の実施形態)
次に本発明の第4の実施形態につき図5を参照して説明する。図5は要部を示す断面図である。この第4の実施形態においては、振れ抑制機構として、第3の実施形態で説明した皿バネ165をスチールボール171に変更したものであって、従動ギア147の側面と固定リング163の側面との間に複数のスチールボール171が介在される構成とされる。なおスチールボール171は、従動ギア147の側面に形成された断面形状が半円弧状の環状溝171aによって転動可能に保持される。スチールボール171は、ブレード軸143に対する従動ギア147の軸方向の相対的な移動力に抵抗を付与するものであり、このスチールボール171が、本発明の請求項2における「緩衝部材」に対応する。なおその他については第3の実施形態と同様に構成される。
この第4の実施形態によれば、第3の実施形態と同様の作用効果、すなわち起動時の起動音、振動の発生低減効果、および起動後、ブレード123が一定の回転速度に達するまでの過程、あるいは定常回転時においての、ギア音や振動の低減効果、ブレード123の振れ低減効果を得ることができる。なおスチールボール171を利用する構成によれば、スチールボール171が従動ギア147あるいは固定リング163に対して転動する構成のため、従動ギア147とブレード軸143が一体状に回転されるときの、摩擦抵抗が少なく座面の圧力を軽減できる。
(第5の実施形態)
次に本発明の第5の実施形態につき図6を参照して説明する。図6は要部を示す断面図である。この第5の実施形態においては、振れ抑制機構として、従動ギア147をブレード軸143に対して軸方向に摺動時在に嵌合するとともに、当該従動ギア147の側面とブレード軸143に嵌着された固定リング163との間に圧縮コイルスプリング173を介在し、当該圧縮コイルスプリング173によって従動ギア147をブレード軸143に設けた抜け止用の止輪175に向って付勢する構成としている。すなわち、圧縮コイルスプリング173は、ブレード軸143に対する従動ギア147の軸方向の相対的な移動力に抵抗を付与するものであり、この圧縮コイルスプリング173が、本発明の請求項2における「緩衝部材」に対応する。なおこの実施形態では、ブレード軸143と従動ギア147との回り止めは、便宜上図示を省略するが、例えばスプラインによって行う。またこの実施の形態では、駆動ギア133と従動ギア147として、回転時に当該駆動ギア133と従動ギア147との相互間に軸方向(スラスト方向)の力が働く形態のギア、例えばヘリカルギアが用いられる。なおその他の構成については、前述した第1の実施の形態と同様であるため、その説明を省略する。
この実施の形態においては、電動モータ131の通電駆動によって駆動ギア133を介して従動ギア147が回転される起動時において、従動ギア147は、駆動ギア133を介して入力されるスラスト方向の力によって圧縮コイルスプリング173を加圧する方向へ移動する。すなわち、起動時に従動ギア147に入力する軸方向の衝撃を圧縮コイルスプリング173の弾性変形によって緩衝することができる。
一方、起動後、ブレード123が一定の回転速度に達するまでの過程において、あるいはブレード123が一定の回転速度で回転される定常回転時において、駆動ギア133と従動ギア147との間に右回りあるいは左回りの相対的な回転速度差が生じたとき、駆動ギア133は圧縮コイルスプリング173の弾性変形あるいは復元力によって軸方向に移動する。すなわち、バックラッシュによって生じるブレード軸143の回転速度の急速な変化は、駆動ギア133とブレード軸143間において、従動ギア147のブレード軸143に対する圧縮コイルスプリング173を介しての軸方向の移動によって緩和される。その結果、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレード123の回転速度変化が緩やかになり軸方向の振れが低減されて切断精度が向上する。
(第6の実施形態)
次に本発明の第6の実施形態につき図7を参照して説明する。図7は要部を示す断面図である。この第6の実施形態においては、振れ抑制機構として、第5の実施形態で説明した圧縮コイルスプリン173を皿バネ179に変更したものである。すなわち、皿バネ179はブレード軸143に対し軸方向に移動可能とされた従動ギア147と、ブレード軸143に嵌着された固定リング163との間に介在され、当該従動ギア147を抜け止用の止輪175に向って加圧する構成とされる。すなわち、皿バネ179は、ブレード軸143に対する従動ギア147の軸方向の相対的な移動力に抵抗を付与するものであり、この皿バネ179が本発明の請求項2における「緩衝部材」に対応する。またこの実施の形態では、駆動ギア133と従動ギア147には、回転時に当該駆動ギア133と従動ギア147との相互間に軸方向(スラスト方向)の力が働く形態のギア、例えばヘリカルギアが用いられる。なおその他の構成については、第5の実施形態と同様に構成される。
従って、この第6の実施形態によれば、第5の実施形態と同様の作用効果、すなわち起動時の起動音、振動の発生低減効果、および起動後、ブレード123が一定の回転速度に達するまでの過程、あるいは定常回転時においての、ギア音や振動の低減効果、ブレード123の振れ低減効果を得ることができる。またこの皿バネ179を利用する構成の場合、従動ギア147に対して強い軸力を掛けることが可能なため、スプライン等の回り止めを不要とすることができる。
(第7の実施形態)
次に本発明の第7の実施形態につき図8および図9を参照して説明する。図8は要部を示す断面図であり、図9は図8のA矢視図である。この第7の実施形態においては、振れ抑制機構として、モータハウジング127の内側に、出力軸135を回転自在に支持する後部側(図示右側)のボールベアリング137を収容保持するベアリング収容部181aと、カーボンブラシ(導電片)185を保持するブラシホルダ部181bとを一体とするインナハウジング181を設けている。そしてインナハウジング181は出力軸135の軸方向に移動可能とされるとともに、当該インナハウジング181とモータハウジング137との間に介在された、スラスト方向の荷重を受けるゴム製あるいは軟質樹脂製の弾性体183によって支持されている。またこの実施の形態では、駆動ギア133と従動ギア147には、回転時に当該駆動ギア133と従動ギア147との相互間に軸方向(スラスト方向)の力が働く形態のギア、例えばヘリカルギアが用いられる。なお振れ止め機構を除く電動丸鋸101の全体構成については、前述した第1の実施形態と同様に構成される。なおリアハウジング127aはハウジング127にネジ(図示省略)によって固定されている。
上記構成の第7の実施形態によれば、電動モータ131の通電駆動によって駆動ギア133を介して従動ギア147が回転されるとき、駆動ギア133と従動ギア147との間に生ずるスラスト方向の力によって電動モータ131の出力軸135がインナハウジング181を介して弾性体183を弾性変形させつつ移動する。これによって起動時のバックラッシュに起因する衝撃を緩衝することができる。
一方、起動後、ブレード123が一定の回転速度に達するまでの過程において、あるいはブレード123が一定の回転速度で回転される定常回転時において、駆動ギア133と従動ギア147との間に右回りあるいは左回りの相対的な回転速度差が生じたとき、出力軸135は弾性体183の弾性変形あるいは復元力によって軸方向に移動する。すなわち、バックラッシュによって生じるブレード軸143の回転速度の急速な変化は、駆動ギア133とブレード軸143間において、出力軸135の弾性体183を介しての軸方向の移動によって緩和される。その結果、ギア音、振動が低減されるとともに、ブレード123の回転速度変化が緩やかになり軸方向の振れが低減されて切断精度が向上する。
また本実施の形態では、上記のような出力軸135の軸方向の移動時に、カーボンブラシ185がアーマチュア187と一体に移動されるため、両者の相対位置が変わらず、整流不良の防止に有効となる。なお第7の実施の形態において、弾性部材として皿バネあるいはウェーブワッシャを使用することも可能である。
本発明の第1の実施形態に係る電動丸鋸の全体構成を示す縦断面図である。 要部を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る要部を示す縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る要部を示す縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る要部を示す縦断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る要部を示す縦断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る要部を示す縦断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る要部を示す断面図である。 図8におけるA矢視図である。
符号の説明
101 電動丸鋸
111 ベース
111a 開口
121 丸鋸本体部
123 ブレード
125 ブレードケース
125a ギアハウジング
126 セーフティカバー
127 モータハウジング
129 ハンドグリップ
131 電動モータ
131a 回転子
131b 固定子
133 駆動ギア
135 出力軸
137 ボールベアリング
141 動力伝達機構部
143 ブレード軸
145 ボールベアリング
147 従動ギア
151 弾性リング
153 弾性リング
143a ブレード軸の小径部
143b キー溝
157 キー
159 トーションスプリング
161 ネジ
163 固定リング
165 皿バネ
167 ロックナット
169 ストッパプレート
171 スチールボール
173 圧縮コイルスプリング
175 止輪
179 皿バネ
181 インナハウジング
183 弾性体
185 カーボンブラシ
187 アーマチュア

Claims (4)

  1. 電動モータを介して回転される駆動側の回転軸に設けられた駆動ギアと、前記駆動軸側の回転軸に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸と、前記従動側の回転軸に設けられて前記駆動ギアと噛み合う従動ギアと、前記従動側の回転軸に装着されるブレードと、を備えた電動丸鋸であって、
    前記駆動ギアと前記従動ギアのそれぞれに互いに摩擦係合する弾性リングを設け、当該弾性リングの摩擦係合によって前記駆動ギアと前記従動ギア間のバックラッシュに起因する前記駆動ギアと従動ギア間の周方向の相対的な移動を抑え、これにより前記バックラッシュによる前記ブレードの回転速度の急速な変化に伴う当該ブレードの振れを抑制するように構成したことを特徴とする電動丸鋸。
  2. 電動モータを介して回転される駆動側の回転軸に設けられた駆動ギアと、前記駆動軸側の回転軸に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸と、前記従動側の回転軸に設けられて前記駆動ギアと噛み合う従動ギアと、前記従動側の回転軸に装着されるブレードと、を備えた電動丸鋸であって、
    前記従動側の回転軸に対して前記従動ギアを周方向または軸方向に相対的に移動可能に取り付けるとともに、前記従動側の回転軸と前記従動ギアとの間に、当該回転軸に対する当該従動ギアの周方向または軸方向の相対的な移動力に抵抗を付与する緩衝部材を設け、前記緩衝部材によって前記駆動ギアと従動ギア間のバックラッシュに起因する前記従動側の回転軸に対する前記従動ギアの周方向または軸方向の相対的な移動を抑え、これにより前記バックラッシュによる前記ブレードの回転速度の急速な変化に伴う当該ブレードの振れを抑制するように構成したことを特徴とする電動丸鋸。
  3. 電動モータを収容するモータハウジングと、前記電動モータの出力軸に設けられた駆動ギアと、前記出力軸に対して平行に配置された回転可能な従動側の回転軸と、前記回転軸に設けられて前記駆動ギアと噛み合う従動ギアと、前記従動側の回転軸に装着されるブレードと、を備えた電動丸鋸であって、
    前記モータハウジングの内側に、前記出力軸の一端を回転可能に支持するベアリングが収容されたインナハウジングを前記出力軸の軸方向に移動可能に設け、当該インナハウジングと前記モータハウジングとの間に、前記出力軸に作用する軸方向の力を受ける弾性部材を設け、当該弾性部材によって前記駆動ギアと前記従動ギア間のバックラッシュに起因する前記インナハウジングの移動を抑え、これにより前記バックラッシュによる前記ブレードの回転速度の急速な変化に伴う当該ブレードの振れを抑制するように構成したことを特徴とする電動丸鋸。
  4. 請求項3に記載の電動丸鋸であって、
    前記インナハウジングは、カーボンブラシを一体に収容する構成としたことを特徴とする電動丸鋸。
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