JP2005323822A - マッサージ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 マッサージ施療を中断することなく、施療者のリラックス度合いを推定するための生体情報を正確に検出することができるマッサージ機を提供する。
【解決手段】 対応テーブルで対応付けられたマッサージする部位から離れた位置に配置されている1つの検出手段30a(30b,30c)で検出された生体情報(心拍数)に基づき、各施療子6,7,8,9,10,11を用いて施療手段20が被施療者に与える刺激を制御する。これにより、生体情報を検出する検出手段30a(30b,30c)はマッサージする部位から離れた位置に配置されていることから、マッサージ施療中であっても検出される生体情報は施療子6,7,8,9,10,11を用いた施療手段20のマッサージ動作に伴うノイズの影響を受けにくくなるので、被施療者のリラックス度合いを推定するための生体情報の検出毎に施療を中断する必要がない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被施療者のリラックス度合いに応じてマッサージ動作を制御するマッサージ機に関する。
例えば特許文献1などには、被施療者の身体にセンサを装着することなく心拍や呼吸周期といった生体情報を検出し、この生体情報から被施療者の心身の状況やリラックス度合いなどを推定し、推定された心身の状況やリラックス度合いなどに応じてマッサージ動作を制御するマッサージ機が開示されている。
特許文献1に開示されているマッサージ機によれば、施療動作の初期及び所定時間毎に施療手段を停止させて、施療手段にかかる負担を検出する押圧力センサからの押圧力情報により被施療者の生体情報(呼吸周期)を正確に検出するようにしている。
このように特許文献1に開示されているマッサージ機は、被施療者に非接触で生体情報(呼吸周期)を計測できるので、被施療者に拘束感を与えることなく生体情報(呼吸周期)を得ることができるものである。
特開平8−117300号公報
ところが、特許文献1に開示されているマッサージ機における生体情報(呼吸周期)の検出は、施療手段の動作に伴うノイズを避けるために、所定時間毎に施療手段を停止させて押圧力センサによる生体情報(呼吸周期)の計測を行うものであり、生体情報(呼吸周期)の計測毎に施療が中断するため、被施療者に違和感を与えるという問題がある。
また、特許文献1に開示されているマッサージ機においては施療中の生体情報(呼吸周期)の変化を捉えることができないため、施療中の被施療者の心身のリラックス状態の変化に応じ、リアルタイムにマッサージ機の制御をすることができないという問題がある。
本発明は、マッサージ施療を中断することなく、施療者のリラックス度合いを推定するための生体情報を正確に検出することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、施療中の被施療者のリラックス度合いに応じたマッサージ施療をリアルタイムに変化させることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、被施療者の身体の複数の部位に対応させて設けられた施療子を用い、被施療者の身体に対する刺激を周期的に与えてマッサージを施す施療手段と、被施療者の身体の複数の部位に対応させて設けられ、被施療者の生体情報を検出する検出手段と、前記施療手段によりマッサージする部位に対し、当該マッサージする部位から離れた位置に配置されている1つの前記検出手段を対応付ける対応テーブルと、前記各施療子を用いて前記施療手段が被施療者の身体の部位をマッサージする際に、当該マッサージする部位に対応付けられている前記検出手段を前記対応テーブルから選択し、選択した前記検出手段からの生体情報を取得する取得手段と、この取得手段により取得した生体情報に基づいて前記施療手段が被施療者に与える刺激を制御する制御手段と、を備える。
本発明によれば、マッサージ施療を中断することなく、施療者のリラックス度合いを推定するための生体情報を正確に検出することができる。また、施療中の被施療者のリラックス度合いに応じたマッサージ施療をリアルタイムに変化させることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態は、マッサージ機としてマッサージ椅子100を適用した例である。
ここで、図1はマッサージ椅子100を概略的に示す外観斜視図、図2はその使用状態を示す側面図、図3はマッサージ椅子100に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。マッサージ椅子100は、脚部4に支持されて被施療者の臀部を支える座部1と、座部1に対して立設されており被施療者の腰または背中を支える背もたれ部2と、座部1の先端部分近傍に設けられて被施療者の脚を支える脚置き部3とで構成されている。背もたれ部2は、座部1に対してリクライニング可能に取り付けられている。また、背もたれ部2は、その上部にヘッドレスト5が設けられている。さらに、脚置き部3は、脚部4の前端部に連結されていて、取り付け軸4aを中心として回動可能である。この脚置き部3は、図示しないラチェット機構およびアクチュエータ機構により複数の傾斜角度に位置決めされるように設けられている。
まず、座部1の内部構造について説明する。図1に示すように、座部1の前部にはマッサージ椅子100に座った被施療者の大腿部をマッサージする施療子である大腿用空気袋6が配設され、座部1の後部には被施療者の尻部をマッサージする施療子である尻用空気袋7が配設されている。これら大腿用空気袋6及び尻用空気袋7は、気密性を有する合成樹脂材料を用いて細長い扁平な袋に形成されており、それぞれ座部1の幅方向に延びて配設されている。これら大腿用空気袋6及び尻用空気袋7は、後述の圧縮空気の給排気に伴い膨張・収縮を繰り返すことにより、被施療者の大腿部及び被施療者の尻部をマッサージする。なお、各空気袋6,7には、それぞれ図示しない給排気口が設けられており、これらの給排気口にはそれぞれ対応する給排気管が接続されている。これらの管は軟質ビニール管などの可撓性を有するエアチューブなどからなる。
次に、背もたれ部2の内部構造について説明する。図1に示すように、背もたれ部2の下端部にはマッサージ椅子100に座った被施療者の腰部をマッサージする施療子である腰用空気袋8が配設され、背もたれ部2の上端部には被施療者の首部及び肩部をマッサージする施療子である首肩用空気袋9が配設され、首肩用空気袋9の下方に位置して被施療者の背中部をマッサージする施療子である背中用空気袋10が配設されている。これらの腰用空気袋8、首肩用空気袋9、背中用空気袋10は、それぞれ背もたれ部2の幅方向に並設されている。さらに、背もたれ部2の腰用空気袋8と首肩用空気袋9との間には、被施療者の背筋をマッサージする背筋用空気袋11が配設されている。この背筋用空気袋11は、背もたれ部2の幅方向中央において、この背もたれ部2の長手方向(縦方向)に延びていて、被施療者の背筋位置に対応するように設けられている。これらの各空気袋8,9,10,11は、前述した大腿用空気袋6及び尻用空気袋7と同様に、気密性を有する合成樹脂材料を用いて扁平な袋に形成されていて、空気の給排気に伴い膨張・収縮を繰り返すことにより、マッサージ椅子100に座った被施療者の各部をマッサージする。なお、各空気袋8,9,10,11には、それぞれ図示しない給排気口が設けられており、これらの給排気口にはそれぞれ対応する給排気管が接続されている。これらの管は軟質ビニール管などの可撓性を有するエアチューブなどからなる。
また、本実施の形態のマッサージ椅子100においては、各種の指令の宣言を受け付けるリモートコントローラRが備えられている。リモートコントローラRは、特に図示しないが、各空気袋6〜11の動作を選択するポイント選択スイッチ群と、各種の自動コースを選択する自動コース選択スイッチ群と、上記スイッチ群における選択情報や各空気袋6〜11の動作位置を表示するLEDによる表示部と、選択された情報を後述する制御装置26に送信し、表示部を作動させるマイクロコンピュータからなるリモコン制御装置とを有している。
さらに、本実施の形態のマッサージ椅子100においては、マッサージ椅子100の下部、つまり座部1の下側空間に、ユニット化されたエアー給排気装置20および生体情報検出装置21が配置されている。
図3に示すように、エアー給排気装置20は、施療手段として機能するものであり、エアーコンプレッサ22、フィルタータンク23、分配切替器24、制御装置26を備えている。
エアーコンプレッサ22は、圧縮空気供給手段として用いられるものであって、その圧縮空気吐出口には供給管27を介してフィルタータンク23が接続されている。フィルタータンク23は、エアーコンプレッサ22から供給された圧縮空気の脈動を吸収して圧縮空気流を平滑化するために使用されている。このフィルタータンク23の出口には、分岐供給管28が接続されており、空気分配手段としての分配切替器24に接続されている。分配切替器24は、この種のエアー式マッサージ機に用いられている周知のモータ等により駆動される流路切替用のロータを有したロータリー弁であって、分岐供給管28が接続される1つの吸気ポートと、各給排気管29a〜29fが個別に接続される複数の分配ポートと、一つの排気ポートとを有しており、その流路切換用のロータの回転により、任意に選択された分配ポートと給気ポートとを連通するとともに、選択されなかった分配ポートを排気ポートに連通させて各空気袋6〜11についての選択的給気と選択的排気とができるように形成されている。
制御装置26は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える周知のマイクロコンピュータ構成である。この制御装置26のROMには各種の動作モードを実行させるプログラムが格納されており、その選択された動作モードに従ってエアーコンプレッサ22、分配切替器24の動作を制御して各空気袋6〜11に対する選択的給排気を行わせるように構成されている。
なお、各種動作モードとしては全身マッサージコース、上半身マッサージコース、下半身マッサージコース、リラックスコースのコース別動作モードと、首肩、背中、背筋、腰、尻、大腿、脚の身体各部を単独にマッサージするポイントマッサージ動作モード、及び前記コース別動作モードと脚用ポイントマッサージ動作モードを同時に実施させる脚同期マッサージモードとが設定されている。前記各動作モードは、入力装置としてのリモートコントローラRにより入力される。特に、リラックスコースとは、マッサージ中、使用者の生体情報である心拍数を測定し、測定された心拍数から被施療者のリラックス状態を評価し、この評価結果に基づいてマッサージ動作における動作圧力、動作速度、動作位置を制御するコースである。一般に、人がリラックスすると心拍数は減少することが知られている。このことから心拍数が減少しているときには、使用者はリラックスしているとみなし、マッサージのスピードを遅くする、あるいはマッサージの強度を弱めるように、マッサージ動作における動作圧力、動作速度、動作位置を制御するアルゴリズムがプログラミングされている。
生体情報検出装置21は、被施療者の心拍数を検出する検出手段として機能する心拍センサ群30と、複数の心拍センサ群30の出力から1つの心拍センサの出力を選択する心拍センサ選択部31と、心拍センサの出力を処理する心拍情報処理部32とを備えて形成されている。
心拍センサ群30は、複数の心拍センサ30a,30b,30cから構成されている。図2に示すように、心拍センサ30aは、背もたれ部2の被施療者の腰部付近に配設されている。心拍センサ30bは、座部1の被施療者の大腿部付近に配設されている。心拍センサ30cは、脚置き部3の被施療者のふくらはぎ付近に配設されている。なお、心拍センサ30a,30b,30cの配置位置は、被施療者の体と密着し、動脈の脈拍や心拍動に伴う振動を検出できるところが好適であり、動脈の脈拍や心拍動に伴う振動を検出できる場所であれば上記箇所以外の部分に配置されるものであっても良い。
図4は、各心拍センサ30a,30b,30cの構成を示す斜視図である。図4に示すように、各心拍センサ30a,30b,30cは、エアマット41、エアチューブ42、圧力センサ43、信号線44から構成されている。エアマット41は、気密性を有する柔軟なゴム、プラスチック、布等で製作された空気袋であり、エアチューブ42を介して圧力センサ43と連結されている。圧力センサ43は、半導体圧力センサやコンデンサマイクロフォンであり、エアマット41の圧力変動を電気信号に変換する。より具体的には、被施療者がマッサージ椅子100に着座してエアマット41と密着することで、動脈の脈拍や心臓に拍動に伴う振動が被施療者の体からエアマット41に伝わり、エアマット41内の圧力を変動させる。この圧力変動を圧力センサ43で検出することにより、心拍情報を検出することが可能となる。なお、心拍センサ30a,30b,30cとしては、他に心拍動に伴う振動を検出できる圧電素子、静電容量センサといったものが使用可能である。各心拍センサ30a,30b,30cで生成された出力信号は、心拍センサ選択部31によりいずれか1つが選択され、心拍情報処理部32へと送られる。
心拍センサ選択部31は、図示しないCPU、ROM、RAMなどを備える周知のマイクロコンピュータ構成である。この心拍センサ選択部31のROMには、プログラムが格納されており、このプログラムにしたがってCPUが動作することにより、心拍センサ群30から出力される複数の出力信号から1つの出力信号をマッサージ部位に応じて選択する信号切替手段を実現する。また、心拍センサ選択部31のROMには、マッサージ部位と選択すべき心拍センサ30a,30b,30cの配置位置との関係を記憶した対応テーブルT(図5参照)が記憶されている。このような心拍センサ選択部31は、エアー給排気装置20の制御装置26からマッサージ部位に関する制御信号を取得することによりマッサージ部位を特定するとともに、マッサージ部位と選択する心拍センサの配置位置を記憶した対応テーブルTの内容に基づき、マッサージ部位に応じた心拍センサ30a,30b,30cを選択する構成となっている。ここに、取得手段の機能が実現されている。マッサージ部位に対応する選択すべき心拍センサ30a,30b,30cの配置位置は、予め実験的に決められており、本実施の形態においては、5に示すような対応関係とされている。図5に示す例においては、マッサージ部位が“背中”である場合、被施療者の“大腿”部付近に配設されている心拍センサ30bまたは被施療者の“ふくらはぎ”付近に配設されている心拍センサ30cが選択される。このようにして選択された心拍センサ30b、または心拍センサ30cは、マッサージ部位である“背中”から離れた位置に配置されていることにより、心拍センサ30bまたは心拍センサ30cではマッサージに伴うノイズが少なく心拍検出が可能になる。
心拍情報処理部32は、増幅回路32a、フィルタ回路32b、A/D変換回路32c、波形処理回路32d、心拍数算出回路32eを有している。心拍センサ選択部31により選択されて心拍情報処理部32へと送られた出力信号は、心拍情報処理部32の増幅回路32aを通過後、フィルタ回路32bで心拍振動成分以外のノイズ成分が除去され、A/D変換回路32cでアナログ−デジタル変換される。そして、A/D変換回路32cで変換されたデジタル信号は、波形処理回路32dで信号のピークが抽出され、心拍数算出回路32eでピーク間隔を抽出することにより、心拍間隔が得られ、心拍数が演算される。このようにして心拍情報処理部32において演算された心拍数は、制御装置26に出力され、制御装置26におけるマッサージ動作制御に供される。すなわち、制御装置26においては、心拍情報処理部32において演算された心拍数に基づいて、マッサージのスピードを遅くする、あるいはマッサージの強度を弱めるように制御する。ここに、生体情報に基づいて被施療者のリラックス度合いを推定し、施療手段が被施療者に与える刺激を制御する制御手段が実現されている。
次に、マッサージ椅子100に内蔵された制御装置26のROMに格納されたプログラムがCPUに実行させる機能のうち、本実施の形態のマッサージ椅子100が備える特長的な機能について説明する。ここでは、リラックスコースがリモートコントローラRによって指定された場合、マッサージ椅子100に座った被施療者の心拍数を検出してマッサージ動作における動作圧力、動作速度、動作位置を制御してマッサージするリラックスコースにおけるマッサージ処理の流れを図6のフローチャートに基づいて説明する。
図6に示すように、背中用空気袋10の動作による“背中”のマッサージのリラックスコースがリモートコントローラRによって指定されると、制御装置26は心拍センサ選択部31に対してマッサージ部位に関する制御信号(ここでは、“背中”)を出力し(ステップS1)、心拍センサ選択部31は取得したマッサージ部位に関する制御信号(ここでは、“背中”)に基づいて図5の対応テーブルTから当該マッサージ部位に対応する心拍センサを選択する(ステップS2)。ここでは、マッサージ部位が“背中”であるため、被施療者の“大腿”部付近に配設されている心拍センサ30b、または被施療者の“ふくらはぎ”付近に配設されている心拍センサ30cが選択される。
次に、マッサージ時間をリセットして(ステップS3)、背中用空気袋10の動作による“背中”のマッサージを行う(ステップS4)。
ここで、背中用空気袋10の動作による“背中”のマッサージ中、心拍センサ選択部31によって選択された心拍センサ30b(あるいは、心拍センサ30cでも良い)から出力された出力信号は、心拍情報処理部32に入力され、心拍数が算出される(ステップS5)。
制御装置26は、このようにして算出された心拍数を受け取り、心拍数や心拍数の変化量に基づいてエアーコンプレッサ22及び分配切替器24の動作を制御することで背中用空気袋10に対する給排気を制御することにより、マッサージのスピードや強度を変更する(ステップS6)。なお、マッサージのスピードや強度の変更の方法については、例えば心拍情報処理部32から出力された心拍数HR[n]が、その前のステップにおける心拍数HR[n−1]と比較して減少した場合には被施療者がリラックスしたと判断して、次のステップでのマッサージの強度を弱くするために背中部位の背中用空気袋10への給気時間を短縮し、動作圧力を減少させ、被施療者をよりリラックスした方向に導くような制御により実現可能である。
このようなステップS4〜ステップS6の処理は、所定の時間が経過するまで繰り返され、所定の時間経過後(ステップS7のY)、背中用空気袋10の動作による“背中”のマッサージのリラックスコースが終了する。
また、図7に示すように、マッサージ部位が、
“ふくらはぎ”→“大腿”→“尻”→“腰”→“背中”→“首/肩”→“腰”→“背中”→“大腿”→“尻”→“首/肩”→“ふくらはぎ”
というようなシーケンス番号に従って移動していく場合には、心拍センサ選択部31で選択する心拍センサは、図5の対応テーブルTに従い、
“腰”→“腰”→“ふくらはぎ”→“大腿”→“大腿”→“大腿”→“大腿”→“大腿”→“腰”→“ふくらはぎ”→“大腿”→“腰”
と選択することで、ノイズの少ない心拍センサの出力信号を心拍情報処理部32へ送ることができるようになるので、マッサージ施療中の心拍といった生体情報を感度良く正確に検出し、施療中の被施療者の心身のリラックス状態を正確に得られるようにすることができる。
このように本実施の形態のマッサージ椅子100によれば、対応テーブルTで対応付けられたマッサージする部位から離れた位置に配置されている1つの心拍センサ30a(30b,30c)で検出された生体情報(心拍数)に基づき、各空気袋6,7,8,9,10,11を用いてエアー給排気装置20が被施療者に与える刺激が制御される。これにより、生体情報(心拍数)を検出する心拍センサ30a(30b,30c)はマッサージする部位から離れた位置に配置されていることから、マッサージ施療中であっても検出される生体情報は施療子である各空気袋6,7,8,9,10,11を用いたエアー給排気装置20によるマッサージ動作に伴うノイズの影響を受けにくくなるので、被施療者のリラックス度合いを推定するための生体情報の検出毎に施療を中断する必要がない。また、マッサージ施療中の生体情報の変化をリアルタイムに捉えることが可能になることから、施療中の被施療者のリラックス度合いに応じたマッサージ施療をリアルタイムに変化させることが可能になる。
本発明の実施の一形態のマッサージ椅子を概略的に示す外観斜視図である。 その使用状態を示す側面図である。 マッサージ椅子に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。 心拍センサの構成を示す斜視図である。 マッサージ部位と選択すべき心拍センサの配置位置との関係を記憶した対応テーブルを模式的に示す説明図である。 リラックスコースにおけるマッサージ処理の流れを示すフローチャートである。 変化するマッサージ部位に応じて選択される心拍センサの一例を示す説明図である。
符号の説明
6,7,8,9,10,11 施療子
20 施療手段
30 検出手段
100 マッサージ機
T 対応テーブル

Claims (2)

  1. 被施療者の身体の複数の部位に対応させて設けられた施療子を用い、被施療者の身体に対する刺激を周期的に与えてマッサージを施す施療手段と、
    被施療者の身体の複数の部位に対応させて設けられ、被施療者の生体情報を検出する検出手段と、
    前記施療手段によりマッサージする部位に対し、当該マッサージする部位から離れた位置に配置されている1つの前記検出手段を対応付ける対応テーブルと、
    前記各施療子を用いて前記施療手段が被施療者の身体の部位をマッサージする際に、当該マッサージする部位に対応付けられている前記検出手段を前記対応テーブルから選択し、選択した前記検出手段からの生体情報を取得する取得手段と、
    この取得手段により取得した生体情報に基づいて前記施療手段が被施療者に与える刺激を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記取得手段は、前記制御手段が前記施療手段に出力する制御信号を取得して、取得した制御信号を基にマッサージする部位を特定し、特定した部位に対応付けられている前記検出手段を前記対応テーブルから選択し、選択した前記検出手段からの生体情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。

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