JP2005321889A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記憶部へのプログラムデータの記憶に際して、ワークバッファを有効に使用することができる通信端末装置を提供する。
【解決手段】 複合機10のMPU11は、操作部16における選択操作に基づいて、プログラムデータを書き換える対象となるROM12またはROM27bの容量を把握する。そして、MPU11は、その容量の大きさの記憶領域をワークバッファ28に確保する。MPU11は、外部コンピュータ25から複合機10に送信されたプログラムデータを、ワークバッファ28に確保した記憶領域に一時記憶する。そして、このプログラムデータで、データを書き換える対象であるROM12またはROM27bのプログラムデータを書き換える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、外部装置と接続され、この外部装置から送信されるプログラムデータを記憶部に書き込むことができるようにした通信端末装置に関するものである。
従来、プリンタ及びスキャナを備えた画像処理装置には、この画像処理装置にLANで接続された外部コンピュータとの間でデータ通信を行うものがある。そして、この画像処理装置は、外部コンピュータから送信されてきた画像データをプリンタで記録紙に印刷するネットワークプリンタや、スキャナで読み込んだ画像データを外部コンピュータに送信するネットワークスキャナといった通信端末装置としての機能を有する。
このような装置では、そのROMに記憶されているプログラムデータの更新が、外部コンピュータからのプログラムデータを受信することで行われる。なお、プログラムデータの更新は、プログラムデータのデバッグや、機能追加のために行われる。このとき、外部コンピュータから送信されたプログラムデータは、画像処理装置のワークバッファに一旦記憶される。そして、ワークバッファに記憶されたプログラムデータにより、ROMのプログラムデータが更新される。なお、以上に述べた技術と類似の技術として特許文献1がある。
特開平9−259029号公報
ところで、画像処理装置として、プリンタ、スキャナ、コピー及びファクシミリを備えた本体にオプション・ボードを接続することでネットワークに接続される構成のものがある。この場合、オプション・ボードのROMに記憶されたプログラムデータをも更新する必要がある。
ところが、通常、オプション・ボードのROMの容量と、装置本体のROMの容量とは異なっている。このため、前記ワークバッファの容量は、装置本体及びオプション・ボードのいずれか大きい方に対応する容量とされる。
従って、容量の小さい方のROMのプログラムデータを更新するときは、ワークバッファの記憶領域を広く占有する必要がないにも拘らず、容量の大きい方のROMのプログラムデータを更新する場合と同様に、ワークバッファにおいて大きな記憶領域が占有される。このため、ワークバッファを画像データの展開等といった他の処理に使用することができない状態となり、ワークバッファを有効に使用できない。
本発明の目的は、記憶部へのプログラムデータの記憶に際して、ワークバッファを有効に使用することができる通信端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、プログラムデータを記憶するための容量の異なる複数の記憶部を備え、外部装置から送信されたプログラムデータを一旦ワークバッファに記憶するとともに、そのプログラムデータをワークバッファから指定された記憶部に転送してそこに記憶させるようにした通信端末装置であって、前記プログラムデータを前記ワークバッファに記憶する前に、指定された記憶部の容量を把握し、この容量に応じた大きさの記憶領域を前記ワークバッファに確保する記憶領域確保手段と、前記記憶領域に前記プログラムデータを記憶させる記憶作動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、プログラムデータを記憶するための容量の異なる複数の記憶部を備え、外部装置から送信されたプログラムデータを一旦ワークバッファに記憶するとともに、そのプログラムデータをワークバッファから指定された記憶部に転送してそこに記憶させるようにした通信端末装置であって、前記プログラムデータを前記ワークバッファに記憶する前に、送信されてくるプログラムデータの量を把握し、このデータ量に応じた大きさの記憶領域を前記ワークバッファに確保する記憶領域確保手段と、前記記憶領域に前記プログラムデータを記憶させる記憶作動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、プログラムデータを記憶するための容量の異なる複数の記憶部を備え、外部装置から送信されたプログラムデータを一旦ワークバッファに記憶するとともに、そのプログラムデータをワークバッファから指定された記憶部に転送してそこに記憶させるようにした通信端末装置であって、前記プログラムデータを前記ワークバッファに記憶する前に、送信されてくるプログラムデータの内容を把握し、このデータ内容に応じた大きさの記憶領域を前記ワークバッファに確保する記憶領域確保手段と、前記記憶領域に前記プログラムデータを記憶させる記憶作動手段とを備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、 前記プログラムデータを書き換えるための操作に基づき、前記記憶領域確保手段が動作されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ワークバッファに記憶されたプログラムデータが、前記指定された記憶部のプログラムデータである否かを判定するデータ判定手段と、ワークバッファに記憶されたプログラムデータが、指定された記憶部のプログラムデータでなかったときには、ワークバッファに記憶されたプログラムデータを消去するとともにワークバッファに確保された前記記憶領域を解放することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記記憶領域確保手段は、送信されてくる情報からデータ量を判断することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記記憶領域確保手段は、送信されてくる情報からプログラムデータの内容を判断することを特徴とする。
請求項1,4,5に記載の発明によれば、プログラムデータをワークバッファに記憶する前に、記憶領域確保手段が、指定された記憶部の容量を把握し、この容量に応じた大きさの記憶領域をワークバッファに確保する。そして、記憶作動手段が、前記記憶領域にプログラムデータを記憶させる。
請求項2,4,6に記載の発明によれば、プログラムデータをワークバッファに記憶する前に、記憶領域確保手段が、送信されてくるプログラムデータの量を把握し、このデータ量に応じた大きさの記憶領域をワークバッファに確保する。
請求項3,4,7に記載の発明によれば、プログラムデータをワークバッファに記憶する前に、記憶領域確保手段が、送信されてくるプログラムデータの内容を把握し、このデータの内容に応じた大きさの記憶領域をワークバッファに確保する。
このため、請求項1〜請求項7に記載の発明によれば、ワークバッファの記憶領域全体が使用できない状態とならないので、前記記憶領域以外の記憶領域を、他の処理に使用することができる。従って、記憶部へのプログラムデータの記憶に際して、ワークバッファを有効に使用することができる。
以下、この発明に係る通信端末装置を、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能を備えた複合機に具体化した一実施形態を、図1及び図2に従って説明する。
図2に示すように、通信端末装置としての複合機10は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ18、モデム19、NCU(Network Control Unit)20、コーデック(Coder-Decoder )21、USB(Universal Serial Bus)ターゲット・コントローラ22及びワークバッファ28から構成されている。これらは、バス23を介して接続されている。本実施形態では、MPU11及びROM12が、記憶領域確保手段、記憶作動手段、データ判定手段及びバッファ制御手段を構成する。
MPU11は、複合機10を構成する各部の制御を行う。ROM12はフラッシュメモリであって、複合機10を制御するためのプログラムデータが記憶される。また、ROM12には、ROM12自身の容量と、後述するオプション・ボード27のROM27bの容量とを示すデータが記憶されている。本実施形態では、ROM12の容量が32MB(MByte )であり、ROM27bの容量が64MBである。RAM13は、複合機10に関する各種情報を一時的に記憶する。
読取部14は、原稿の画像を読み取って、イメージ信号を出力する。記録部15は電子写真方式のプリンタよりなり、画像データを記録紙上に記録する。
操作部16は、電話番号を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)、短縮番号の登録、短縮番号から発信するための短縮キー、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー、「通信(FAX)」動作、「コピー」動作又は「スキャナ」動作を設定するための設定キーを備えている。また、操作部16は、複合機10を、通常のプリンタ/スキャナモードから後述するデータ書換モードに切り換えるためのモード切換キーと、このデータ書換えモードにおいてデータを書き換える対象を選択するための選択キーを備えている。データの書換対象は、複合機10本体、又は、後述するオプション・ボード27のいずれかである。なお、操作部16は、タッチパネルで構成されていてもよい。表示部17は液晶ディスプレイよりなり、複合機10の動作状態を示す各種情報の表示を行う。
画像メモリ18は、画像データを一時的に記憶する。モデム19は、ファクシミリで送信するデータの変調と、受信したデータの復調とを行う。NCU20は、電話回線との接続を制御するとともに、相手先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。コーデック21は、画像データの圧縮符号化及び復号を行う。
ワークバッファ28は、データ処理において、処理前又は処理後のデータを一時的に保管するものである。例えば、後述するUSBインターフェースを介して外部装置から受信したデータを一時的に記憶する。また、受信データがPDL(Page Description Language :ページ記述言語)等のプリントデータの場合、そのプリントデータを画像データ(ビットマップデータ)に展開するためにワークバッファ28が使用される。なお、本実施形態では、64MBのワークバッファ28が採用されている。
USBターゲット・コントローラ22は、USBケーブル24を介して外部装置としての外部コンピュータ25とプラグ接続される。外部コンピュータ25は、USBケーブル24が接続されるUSBホスト・コントローラ26を備えている。そして、USBターゲット・コントローラ22、USBケーブル24及びUSBホスト・コントローラ26によって、複合機10と外部コンピュータ25とを接続するUSBインターフェースが構成される。
外部コンピュータ25は、MPU25a、ROM25b、RAM25c等から構成されている。そして、外部コンピュータ25は、USBインターフェースを介して画像データを複合機10に送信し、複合機10はこの画像データを記録部15において記録紙に記録させる。また、外部コンピュータ25は、複合機10の読取部14で読み取られた画像データを、USBインターフェースを介してRAM25cに取り込む。RAM25cに取り込まれたデータは、外部コンピュータ25により例えば別プリンタを用いて印刷出力される。さらに、外部コンピュータ25は、USBインターフェースを介して新たなプログラムデータを複合機10に送信し、ROM12に記憶されているプログラムデータを更新させる。この新たなプログラムデータは、外部コンピュータ25に対して通信回線を介して転送されたり、CD−ROM等の過般型記憶媒体から読み込まれたりしたものである。
USBターゲット・コントローラ22は、USBホスト・コントローラ26と接続された後、USBホスト・コントローラ26の起動に基づいて自動的に送信されるデバイス・リクエストに応答して、周知のディスクリプタ・データをUSBホスト・コントローラ26に返す。
USBホスト・コントローラ26は、前記ディスクリプタ・データ中のプロダクトID(Identification)に基づいて、複合機10をデバイスとして認識する。デバイスとしての複合機10は、後述するようにプリンタ/スキャナと、ROM12のプログラムデータ書換えデバイスとに切り換えられるようになっている。
次に、上記複合機10の電気的構成について説明する。
複合機10のMPU11は、USBインターフェースを介して外部コンピュータ25と複合機10とが接続されると、前記ディスクリプタ・データのプロダクトIDをUSBターゲット・コントローラ22のメモリに記憶させて設定する。このとき、MPU11は、ユーザによる通常の使用時には、前記プロダクトIDとして、前記プリンタ/スキャナを表す値を設定する。一方、MPU11は、サービスマンによるプログラムデータの書換え時に、前記操作部16においてプリンタ/スキャナモードから書換えモードに切り換えるためのキー操作が行なわれたときには、前記プロダクトIDとして前記データ書換えデバイスを表す値を設定する。
すなわち、複合機10は、通常はプリンタ/スキャナモードであって、前記キー操作が行われない状態でUSBインターフェースを介して外部コンピュータ25と接続されたときに、外部コンピュータ25に対しプリンタ/スキャナとして機能する。一方、複合機10は、前記キー操作が行われたときには、プリンタ/スキャナモードからデータ書換モードとなり、USBインターフェースを介して外部コンピュータ25と接続したときに、外部コンピュータ25に対してプログラムデータ書換えデバイスとして機能する。
また、複合機10には、複合機10をLAN(Local Area Network)に接続できるようにするためのオプション・ボード27が装着される。このオプション・ボード27は、MPU27a、ROM27b、RAM27c等から構成されている。MPU27aは、ROM27bに記憶されているプログラムデータに従い、複合機10と、LAN上の図示しない複数の端末機器との間でデータ通信を行わせる。ROM27bのプログラムデータは、前記データ書換モードにおいて、外部コンピュータ25によって更新される。本実施形態では、複合機10及びオプション・ボード27が通信端末装置を構成し、複合機10のROM12と、オプション・ボード27のROM27bがそれぞれ記憶部である。
次に、前記のように構成された複合機10の動作を説明する。
この複合機10のROM12のプログラムデータ、または、オプション・ボード27のROM27bのプログラムデータを外部コンピュータ25によって更新する場合には、MPU11の制御に基づき、前記データ書換モードにおいて、図1のフローチャートに示す処理が実行される。この処理は、MPU11の制御のもとにROM12内のプログラムが実行されることで進行する。
データ書換モードにおいては、まず、プログラムデータを書き換える対象が、複合機10本体のROM12であるか、それとも、オプション・ボード27のROM27bであるかを操作部16で選択させるための表示が表示部17で行われる(S100)。次に、サービスマンにより、データ書換対象を選択するためのキー操作が操作部16で行われると、このキー操作に基づき、データの書換対象として、複合機10本体のROM12が選択されたか否かが判断される(S101)。
データの書換対象として複合機10本体のROM12が選択されたときには、外部コンピュータ25から送信されるプログラムデータの一時記憶領域として、ROM12の容量に対応する32MBの大きさの記憶領域がワークバッファ28に確保される(S102)。すなわち、図3(a)に示すように、64MBのワークバッファ28に32MBの記憶領域が確保される。これは、ROM12に予め記憶されているROM12自身の容量に基づいて行われる。
また、データの書換対象として、オプション・ボード27のROM27bが選択されたときには、外部コンピュータ25から送信されるプログラムデータの一時記憶領域として、ROM27bの容量に対応する64MBの大きさの記憶領域がワークバッファ28に確保される(S103)。すなわち、図3(b)に示すように、64MBのワークバッファ28全体が記憶領域として確保される。これも、ROM12に予め記憶されているROM27bの容量に基づいて行われる。
サービスマンにより外部コンピュータ25が操作され、送信データが選択されるとともに送信操作が行われると、外部コンピュータ25から送信されるプログラムデータが受信され、プログラムデータがワークバッファ28の前記記憶領域に記憶される(S104)。そして、ワークバッファ28に確保した記憶領域に対応したプログラムデータが受信されたか否かが、例えばプログラムデータのチェックサムに対する監視に基づいて判断される(S105)。すなわち、データの書換対象として複合機10本体のROM12が選択されているときには、このROM12のデータ書き換えに必要な32KBのプログラムデータを全て受信したか否かが判断される。また、データの書換対象としてオプション・ボード27のROM27bが選択されているときには、このROM27bのデータ書き換えに必要な64KBのプログラムデータを全て受信したか否かが判断される。また、受信したプログラムデータの内容に異常がないかが、ワークバッファ28を利用してサムチェック等によりチェックされる。さらに、サービスマンの操作ミス等により、選択されたデータの書換対象のプログラムデータとは異なるプログラムデータが送信されることが考えられるため、受信されたデータの内容が解析され、このデータが、選択されたデータ書換対象のプログラムデータであるか否かが判別される。そして、受信されたデータが、選択されたデータ書換対象のプログラムデータではなかったときには、このデータがワークバッファ28から消去されるとともに、ワークバッファ28に確保されていた記憶領域が解放される。
選択されたデータ書換対象のプログラムデータが受信されると、次に、このプログラムデータにより、ROM12またはROM27bのプログラムデータが更新される(S106)。すなわち、プログラムデータの書換対象がROM12であったときには、MPU11により、ワークバッファ28に一時記憶されているプログラムデータでROM12が書き換えられる。また、プログラムデータの書換対象がオプション・ボード27のROM27bであったときには、ワークバッファ28に一時記憶されているプログラムデータが、オプション・ボード27に転送される。そして、オプション・ボード27のMPU27aにより、転送されたプログラムデータでROM27bが書き換えられる。なお、複合機10に新たにオプション・ボード27を装着した場合には、そのROM27bに前記のように新しくプログラムデータが書き込まれることになる。従って、この場合は単なる記憶で更新ではない。
プログラムデータの更新が終了すると、データ書換モードが終了される(S107)。データ書換モードが終了すると、この処理が終了された後、例えばプリンタ/スキャナモードとなる。
以上のように、本実施形態では、プログラムデータを書き換える対象が、複合機10本体のROM12であるか、それとも、オプション・ボード27のROM27bであるかが判断される。そして、プログラムデータを書き換える対象の容量に応じた記憶領域が、ワークバッファ28に確保される。このため、ROM27bよりも容量が小さいROM12のプログラムデータを書き換えるときには、ROM12の容量を超える余分な領域がワークバッファ28に確保されることはないので、データ書換以外の、例えば、画像データの処理にワークバッファ28を有効に使用することができる。すなわち、ROM12へのプログラムデータの記憶に際して、ワークバッファ28を有効に使用することができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよい。
(1) 本実施形態では、複合機10の操作部16での選択操作に基づいて、MPU11が、プログラムデータを書き換える対象がROM12及びROM27bのいずれであるかを把握するとともにその容量を把握するようにした。そして、MPU11が、この容量の記憶領域をワークバッファ28に確保するようにした。これを、外部コンピュータ25からプログラムデータの送信に先立って送信されてくる情報に基づき、その情報中に含まれるプログラムデータの書換え対象のデータから、図1のS102またはS103のいずれかを選択するとともに容量を把握する構成としてもよい。この場合は、プログラムデータの書換え対象が前記情報中で指定されているため、操作部16に対するS100の処理によることなく自動的に実行可能となる。
(2) 外部コンピュータ25からプログラムデータの送信に先立って送信されてくる情報に基づき、その情報中に含まれたプログラムデータの量のデータからデータ量を把握する。そして、これによって図1のS102またはS103のいずれかを選択し、データ量に応じた大きさの記憶領域をワークバッファ28に確保する構成としてもよい。この場合、プログラムデータの書換モード対象の指定は、前記実施形態のように、図1のS100で行ってもよく、あるいは、送信されてくる情報に含まれるデータから自動的に選択されるようにしてもよい。
(3) 外部コンピュータ25からプログラムデータの送信に先立って送信されてくる情報に基づき、その情報中に含まれたプログラムデータの内容から、送信されてくるプログラムデータの量を把握する。そして、このデータ量に応じた大きさの記憶領域をワークバッファ28に確保する構成としてもよい。この場合も前記(2)と同様に、プログラムデータの書換モード対象の指定は、前記実施形態のように、図1のS100で行ってもよく、あるいは、送信されてくる情報に含まれるデータから自動的に選択されるようにしてもよい。
一実施形態におけるデータ書き換えの処理動作を示すフローチャート。 電気的構成を示すブロック図。 (a),(b)は共にワークバッファにおける記憶領域を示す概念図。
符号の説明
10…通信端末装置を構成する複合機、11…記憶領域確保手段、記憶作動手段、データ判定手段及びバッファ制御手段を構成するMPU、12…記憶領域確保手段、記憶作動手段、データ判定手段及びバッファ制御手段を構成する記憶部としてのROM、16…操作部、25…外部装置としての外部コンピュータ、27…通信端末装置を構成するオプション・ボード、27a…記憶部としてのROM、28…ワークバッファ。

Claims (7)

  1. プログラムデータを記憶するための容量の異なる複数の記憶部を備え、外部装置から送信されたプログラムデータを一旦ワークバッファに記憶するとともに、そのプログラムデータをワークバッファから指定された記憶部に転送してそこに記憶させるようにした通信端末装置であって、
    前記プログラムデータを前記ワークバッファに記憶する前に、指定された記憶部の容量を把握し、この容量に応じた大きさの記憶領域を前記ワークバッファに確保する記憶領域確保手段と、
    前記記憶領域に前記プログラムデータを記憶させる記憶作動手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. プログラムデータを記憶するための容量の異なる複数の記憶部を備え、外部装置から送信されたプログラムデータを一旦ワークバッファに記憶するとともに、そのプログラムデータをワークバッファから指定された記憶部に転送してそこに記憶させるようにした通信端末装置であって、
    前記プログラムデータを前記ワークバッファに記憶する前に、送信されてくるプログラムデータの量を把握し、このデータ量に応じた大きさの記憶領域を前記ワークバッファに確保する記憶領域確保手段と、
    前記記憶領域に前記プログラムデータを記憶させる記憶作動手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  3. プログラムデータを記憶するための容量の異なる複数の記憶部を備え、外部装置から送信されたプログラムデータを一旦ワークバッファに記憶するとともに、そのプログラムデータをワークバッファから指定された記憶部に転送してそこに記憶させるようにした通信端末装置であって、
    前記プログラムデータを前記ワークバッファに記憶する前に、送信されてくるプログラムデータの内容を把握し、このデータ内容に応じた大きさの記憶領域を前記ワークバッファに確保する記憶領域確保手段と、
    前記記憶領域に前記プログラムデータを記憶させる記憶作動手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  4. 前記プログラムデータを書き換えるための操作に基づき、前記記憶領域確保手段が動作されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の通信端末装置。
  5. 前記ワークバッファに記憶されたプログラムデータが、前記指定された記憶部のプログラムデータである否かを判定するデータ判定手段と、
    ワークバッファに記憶されたプログラムデータが、指定された記憶部のプログラムデータでなかったときには、ワークバッファに記憶されたプログラムデータを消去するとともにワークバッファに確保された前記記憶領域を解放するバッファ制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  6. 前記記憶領域確保手段は、送信されてくる情報からデータ量を判断することを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  7. 前記記憶領域確保手段は、送信されてくる情報からプログラムデータの内容を判断することを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。
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