JP3334343B2 - プログラムチェック機能付通信装置 - Google Patents

プログラムチェック機能付通信装置

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JP3334343B2
JP3334343B2 JP16962294A JP16962294A JP3334343B2 JP 3334343 B2 JP3334343 B2 JP 3334343B2 JP 16962294 A JP16962294 A JP 16962294A JP 16962294 A JP16962294 A JP 16962294A JP 3334343 B2 JP3334343 B2 JP 3334343B2
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check
program
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check byte
control program
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真史 川崎
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Murata Machinery Ltd
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  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信装置のメモリに記
憶された制御プログラムが正しいプログラムか否かを容
易に判断できるようにし、また、制御プログラムを回線
を介して容易に書き換えられるようにする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリ装置等の通信装置
の制御部はCPUやROM、RAM等によって構成され
ており、制御プログラムはROMに記憶され、このRO
Mより命令やデータを読み出し、必要なデータをRAM
に記憶し、読み出し、CPUによって演算処理されて、
各部の動作を制御している。また、通信装置を生産して
出荷する場合、EPROMに制御プログラムを書込み、
装置に実装し出荷している。また、そのバージョン名が
装置の仕様書やプログラム自体に書き込まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からROMにおい
て、書き換え可能なEPROMに制御プログラムを書き
込むことが行われているが、EPROMは永久に内容を
保持できるものではなく、長期間で消えることもある。
【0004】また、データは通信回線を介して転送する
ことが行われてきているが、近時、プログラムを装置外
部から通信回線等を介して転送する方法も考えられてお
り、この転送時に雑音等によってエラーが発生すること
があり、また、意図しないプログラムが転送されること
もあり、これらの転送結果の確認は困難となっていたの
である。このようなとき簡単にプログラムが有効である
かをチェックできるシステムが求められているのであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、該課題を解決するために、通信装
置の動作を制御する制御プログラムをそれぞれに記憶す
る複数のメモリーチップと、各メモリーチップに記憶さ
れた制御プログラムの内容について誤りを検出するチェ
ックバイトを計算する処理手段と、該処理手段にて計算
した各メモリーチップ毎のチェックバイトを格納する
ェックバイト格納手段とを有するプログラムチェック機
能付通信装置を構成する。
【0006】また、前記プログラムチェック機能付通信
装置において、前記の各メモリーチップに記憶した制御
プログラムを、回線を通して受信した制御プログラムに
書換え可能としており、書き換えた各メモリーチップの
制御プログラムのチェックバイトを計算した結果を、回
線を通して該チェックバイトの読み取り要求があると該
チェックバイトを回線を通して送出可能とするように構
成した。
【0007】前記プログラムチェック機能付通信装置に
おいて、前記チェックバイト格納手段には、各メモリー
チップ毎のバージョン名を記憶可能であり、前記メモリ
ーチップ毎のバージョン名とチェックバイトを表示部に
表示可能とし、回線を通して該バージョン名と該チェッ
クバイトを送出可能としたものである。
【0008】
【作用】このような手段を用いることによって、制御プ
ログラムを記憶した各メモリーチップは、誤りを検出す
るためのチェックバイトがチェックサムやCRC等の処
理手段で計算されて、その計算されたチェックバイトが
該チェックバイト格納手段に記憶されて、回線を通して
各メモリーチップの制御プログラムを書き換えた時に
は、その書換え後のチェックバイトを、該チェックバイ
ト格納手段に記憶した書換え前のチェックバイトと比較
することによって、誤りなく転送して書き換えたかどう
かも判断できる。そして、その制御プログラムのチェッ
クバイトとバージョン名を表示部で表示させることによ
って、オペレーターが全ての内容をチェックすることな
く確認でき、チェックバイトとバージョン名を回線で送
出することで、その装置が設置される場所以外で確認で
きる。
【0009】
【実施例】次に本発明のプログラムチェック機能を有す
る通信装置としてファクシミリ装置の一実施例を図面に
従って説明すると、図1は本発明のファクシミリ装置の
回路構成を示すブロック図、図2は本発明の作動を示す
フローチャートである。
【0010】通信装置としてのファクシミリ装置Fの回
路構成は図1に示すように、ファクシミリ全体を制御す
るために主制御部1に、プログラム書込み用メモリ2、
RAM(ランダムアクセスメモリ)3、プリンター4、
操作部5、モデム6、スキャナ12等が接続されてい
る。
【0011】前記スキャナ12は原稿を読み取るための
ものであり、前記プリンター4は受信時に通信された画
像データを印刷したり、コピー時に複写したりする。前
記モデム6はNCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)7を介して通信回線8と接続され、送受信データの
変調、復調を行うとともに、命令信号等の送出及び検出
を行う。操作部5は装置本体の操作パネル上に設けられ
て、ダイヤルしたり、数字を入力するテンキーやワンタ
ッチダイヤルキーや、スタートキー、濃淡キー等の操作
キーと、本発明の制御プログラムのチェックバイトやバ
ージョン名を表示させるための表示ボタン11と、ダイ
ヤルした番号や入力した番号、操作方法、警報や前記チ
ェックバイト等の表示を行う表示パネル10が配設され
ている。該表示パネル10はLCD等よりなる。但し、
前記制御プログラムのチェックバイトやバージョン名の
表示を表示パネル10だけでなく、プリンター4からプ
リントアウトするように構成することもでき、操作部5
の表示ボタン11を操作することにより表示又は印刷で
きるようにしている。
【0012】また、主制御部1はプログラム書込み用メ
モリ2から読み出した制御プログラムを実行し、誤り検
出用の符号(バイト)を演算する手段でもある。前記R
AM3は操作部5からの入力信号や命令信号や回線から
の信号等を一時的に読み込む。前記プログラム書込み用
メモリ2にファクシミリの動作を制御する制御プログラ
ムが記憶されており、通信やプリントアウトのためのプ
ログラムや本発明の誤りをチェックするための制御プロ
グラムも記憶されている。
【0013】そして、プログラム書込み用メモリ2はE
EPROM(エレクトリカリ・イレイサブル・リードオ
ンリメモリ)やフラッシュメモリー、または、制御プロ
グラムを外部メモリ等より読み込んだ不揮発性のRAM
や、停電が生じてもバックアップして消去しないように
構成したRAM等から構成されて、書き込まれた情報の
消去を電気的に行えるメモリで構成しており、出荷時に
制御プログラムをメモリ2に書き込んでいるが、プログ
ラムに不具合があると設置後において、通信回線8を介
して制御プログラムを書き換えられるようにしている。
【0014】つまり、設置現場においてはメモリチップ
を交換してプログラム内容を変更するが、本発明では、
通信回線8を介してサービスセンターS(または販売元
や製造元等)と接続した時に、モデム15により復・変
調して、パソコン16等より制御プログラムPを転送し
て、書き換えられるようにしている。また、通信回線8
を通してサービスセンターSからチェックバイトの読み
取り要求の信号が送られると、チェックバイトを回線を
通して送り返せるようにして、メンテナンスを行えるよ
うにしている。
【0015】そして、この制御プログラムPの転送時の
誤りを検出するため、または、内容をチェックするため
に、チェックバイトを得る方法としては、公知のチェッ
クサムやCRCやEOR等があり、具体的にはチェック
サムにおいては、アドレス順にデータ(命令コード)を
順番に足しD演算した値をチェックバイトCとして、転
送前と転送後のチェックバイトを比較して、同じであれ
ば誤りなく転送され、違っていると転送途中でエラーが
発生したことになり、書込み後においてはチェックバイ
トCを出力することによって、改良を加えたどの制御プ
ログラムPからも分かるようにしている。そして、制御
プログラムPにはバージョン名が書き込まれており、前
記操作部5の操作でバージョン名とチェックバイトCを
表示パネル10に表示できるようにしている。
【0016】前記チェックサムを用いて誤りをチェック
し、改良した制御プログラムを転送する場合の本発明の
作動を図2に示すフローチャートに従って説明すると、
まず、電源をONすると(S1)、制御プログラムが格
納されているメモリーチップのチェックサム(チェック
バイト)を計算する(S2)。但し、制御プログラムが
複数のメモリーチップに格納されている場合は各メモリ
ーチップ毎にチェックサムが計算される。そして、この
結果(チェックサム)をRAM3に格納し(S3)、こ
のプログラムのバージョン名とチェックバイトを目で確
認したいときには、表示ボタン11を押して(S4)、
表示パネル10にバージョン名とチェックバイトを表示
する(S5)。
【0017】そして、表示ボタン11を押さないと表示
せず、サービスセンターSから制御プログラムPの書き
換えを回線を介して行う要求があり容認した場合には
(S6)、回線から受信したプログラムをメモリーに格
納して書き換え(S7)、書き換えられ個々のメモリー
チップ毎にチェックサムを計算し(S8)、結果をRA
Mに格納し(S9)、前記ステップS6において、制御
プログラムの書き換えを回線から行う要求がない場合や
拒否した場合には、ステップS10に進む。
【0018】そして、サービスセンターから回線を介し
てバージョン名やチェックバイトの値を送出する要求が
あり、容認した場合には(S10)、バージョン名とチ
ェックバイトを回線に送出し(S11)終了する。この
ときサービスセンターSではバージョン名とチェックバ
イトを確認したり、チェックバイトが転送したプログラ
ムのチェックバイトと一致しているか等を確認する。前
記ステップS10において、回線を介してバージョン名
やチェックバイトの値を送出する要求がない場合や、送
出を拒否した場合にはそのまま終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、経年変化によりROM等のメモリーチップ
の内容が破壊された場合でも、複数のメモリーチップの
それぞれについて簡単に破損状況を確認できるようにな
り、故障等が生じた場合でも速やかに対処できるように
なった。
【0020】請求項2の如く構成したので、通信回線を
介してプログラムを転送し、複数のメモリーチップのそ
れぞれの内容をチェックできるようになり、サービスマ
ン等が設置場所まで行くことなく、サービスステーショ
ン等から遠隔操作でバージョンアップやプログラムの書
き換えができ、この通信回線を介してプログラムを転送
した場合に、回線エラーや操作ミスが生じていても、プ
ログラム転送の誤りを簡単に確認できるようになり、プ
ログラム書込みのミスを減少し、確実なプログラムの転
送を可能としたのである。
【0021】請求項3の如く構成したので、メモリーチ
ップ毎に書込みの誤りを、バージョン名を確認しながら
確認でき、故障が生じた時にエラー箇所が速やかに発見
できるようになった。また、表示部にチェックバイトや
バージョンが表示されるので、ディスプレイ等を接続し
てプログラムを確認する必要がなく、容易にチェックバ
イトやバージョンが確認できて管理し易くなったのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の作動を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 プログラム書込み用メモリ 3 RAM 8 通信回線 10 表示パネル 11 表示ボタン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−117562(JP,A) 特開 平2−2422(JP,A) 特開 平4−137056(JP,A) 特開 平4−138541(JP,A) 特開 平5−173965(JP,A) 特開 平5−197559(JP,A) 特開 平5−204501(JP,A) 特開 平5−225073(JP,A) 特開 平5−324370(JP,A) 特開 平6−3884(JP,A) 特開 平6−78086(JP,A) 特開 平6−250866(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G06F 9/06 - 9/06 550 G06F 11/08 - 11/10 330 G06F 12/16 - 12/16 340

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置の動作を制御する制御プログラ
    ムをそれぞれに記憶する複数のメモリーチップと、各メ
    モリーチップに記憶された制御プログラムの内容につい
    て誤りを検出するチェックバイトを計算する処理手段
    と、該処理手段にて計算した各メモリーチップ毎のチェ
    ックバイトを格納するチェックバイト格納手段とを有す
    るプログラムチェック機能付通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラムチェック機能
    付通信装置において、前記の各メモリーチップに記憶し
    た制御プログラムを、回線を通して受信した制御プログ
    ラムに書換え可能としており、書き換えた各メモリーチ
    ップの制御プログラムのチェックバイトを計算した結果
    を、回線を通して該チェックバイトの読み取り要求があ
    ると該チェックバイトを回線を通して送出可能とする
    ログラムチェック機能付通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプログラムチェック機能
    付通信装置において、前記チェックバイト格納手段に
    は、各メモリーチップ毎のバージョン名を記憶可能であ
    り、前記メモリーチップ毎のバージョン名とチェックバ
    イトを表示部に表示可能とし、回線を通して該バージョ
    ン名と該チェックバイトを送出可能とするプログラムチ
    ェック機能付通信装置。
JP16962294A 1994-07-21 1994-07-21 プログラムチェック機能付通信装置 Expired - Lifetime JP3334343B2 (ja)

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