JP2005321197A - 流量計 - Google Patents

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和人 小高根
Tatsuo Fujimoto
龍雄 藤本
Mamoru Suzuki
守 鈴木
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賢知 小林
Kenichiro Yuasa
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Abstract

【課題】 3区分以上の複数の流量区分毎の出現頻度やその出現パターンを、少ないデータ処理量やデータ容量によって計測し、記憶・出力することが可能な流量計を提供する。
【解決手段】 ガスの流量Qを計測する流量計測装置100と、計測された流量Qの平均値Qmを、識別周期Tn毎に、全14区分の流量区分qiのうちのどの区分に該当するかを識別し、その流量区分qiの出現頻度Ciを計数する流量区分識別部201と、集計周期Ts毎に、流量区分qi毎の出現頻度Ciをカウントする流量区分別出現頻度カウント部202と、流量区分qi毎の出現頻度Ciのそれぞれに対して、その流量区分qi毎に予め定められた料金単価Aiを乗算して、集計周期内Tsにおける流量区分qi毎のガス使用料金Biを各々算出する流量区分別使用料金算出部301とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、都市ガスやLPガスのような可燃性ガスの使用料金や使用量を計測するために用いられるガスメータなどの流量計に関する。
従来、この種のガスメータでは、ユーザによって使用されるガスの流量を計測し、その積算値を機械式カウンタなどによって表示している。機械式カウンタに表示されている積算流量値は、例えば1か月毎に検針され、その検針値から前回の検針値を引き算することで、前回の検針から今回の検針までの間の1か月間にユーザが使用したガス使用量が算出される。そしてそのガス使用量に基づいて、1か月間のガス使用料金が算出される。
一般的なガス使用料金の算定方法としては、さらに詳細には、例えば、1か月間のガス使用量に対して、段階的に定められた従量単価を乗算することで、ガス従量料金を算出し、それに基本料金を加算する、といった方法が一般に採用されている。
近年、さらにきめ細かな料金サービスの展開や熱利用効率の高いガス機器の使用を促進するために、ガス使用量の多いユーザにはその使用量に見合った割引料金を適用したり、GHP(ガスヒートポンプ)のようなガス使用量が比較的多くてかつ熱利用効率の良好なガス機器が使用される場合には、それに対応した値引きを行なったりすることなどが、検討されている。
そのようなガス料金の設定の多様化を促進するための技術として、例えば、所定の単位時間当りのガス使用量が所定のしきい値を超えた大流量であった場合には、そのような大流量の使用に関して割引料金を適用するという技術が提案されている(特許文献1)。
この技術は、さらに詳細には、図11に示したように、積算流量値を計測可能なガスメータにおいて、ガス流量が所定のしきい値(設定値)Qを超えた大流量になると、その時点の積算値Csを記憶する。次に、ガス流量が所定のしきい値を下回った時に、その時点の積算値Ceを記憶する。そして積算値Csから積算値Ceを引き算して(Cs−Ceを演算して)、その間の、しきい値を超えた大流量が流れ続けた時間内の流量積算値を、大流量ガウンタに加算する。このようにすることにより、所定のしきい値Qを超えた大流量に関しての積算流量値を、Q以下の流量域に関しての積算流量値とは区別して計測することができ、その大流量の積算流量値に対して課金する際の割引きを適用することが可能となる。
特許第3357023号公報
しかしながら、上記のようなガスメータでは、所定のしきい値Qを超えた大流量域に関しての積算流量値しか区別することができず、さらにきめ細かな料金サービス展開に対応することが不可能であるという問題がある。
また、所定のしきい値Qを超えた大流量域に関しての積算流量値と、所定のしきい値Q以下の通常の流量域に関しての積算流量値とを、常に並行して計測し、記録する、あるいはさらにデータとして保持することになるため、従来の一般的な積算流量値のみを計測するガスメータの場合の2倍のデータ処理量やデータ容量が必要になる。ひいては、ガスメータに電源として内蔵される電池の寿命が従来の一般的なガスメータの1/2以下に短命化してしまうという問題がある。
また、大流量域のガスが使用された頻度やその時間的な使用パターンなどを計測・記録することができないため、特定流量域の使用頻度やパターンに対応した料金メニューを適用することは不可能である。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、3区分以上の複数の流量区分別の出現頻度やその出現パターンを、少ないデータ処理量やデータ容量によって計測し、記憶・出力することができ、その結果、特定流量域の使用頻度やパターンに対応した料金メニューを適用することを可能とする流量計を提供することにある。
請求項1記載の流量計は、流体の瞬間の流量または所定単位時間当りの流量を計測する流量計測装置と、所定の識別周期毎に、流量計測装置によって計測された流量の平均値を、予め定められた3区分以上の複数の流量区分のうちのどの流量区分に該当するかを識別し、その流量区分の出現頻度を計数する流量区分識別手段と、所定の集計周期毎に、流量区分毎の出現頻度をカウントする流量区分別出現頻度カウント手段と、カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた料金単価を乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用料金を各々算出する流量区分別流体使用料金算出手段とを備えている。
請求項1記載の流量計では、計測可能な全流量域を3区分以上の複数の流量区分に予め区分しておき、流量区分識別手段が、流量計測装置によって計測された所定の識別周期毎の流量の平均値を、上記の複数の流量区分と比較して、そのうちのどの流量区分に該当するかを識別し、その流量区分の出現頻度を計数する。そして所定の集計周期毎に、流量区分毎の出現頻度を、流量区分別出現頻度カウント手段によってカウントする。カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた料金単価を、流量区分別流体使用料金算出手段によって乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用料金が各々算出される。
請求項2記載の流量計は、上記の集計周期内における全ての流量区分の流体使用料金を合計して、集計周期内における全流体料金を算出する全料金算出手段を備えている。
請求項2記載の流量計では、全料金算出手段によって、集計周期内における全ての流量区分の流体使用料金を合計して、集計周期内における全料金が算出される。
請求項3記載の流量計は、上記の集計周期内における流量区分毎の流体使用料金の情報をそれぞれ、表示出力または印刷出力もしくは信号出力する流量区分別流体使用料金情報出力手段を備えている。
請求項3記載の流量計では、流量区分別流体使用料金情報出力手段によって、集計周期内における流量区分毎の流体使用料金の情報がそれぞれ、表示出力または印刷出力もしくは信号出力される。
請求項4記載の流量計は、計測対象の流体の瞬間の流量または所定単位時間当りの流量を計測する流量計測装置と、所定の識別周期毎に、流量計測装置によって計測された流量の平均値を、予め定められた3区分以上の複数の流量区分のうちのどの流量区分に該当するかを識別し、その流量区分の出現頻度を計数する流量区分識別手段と、所定の集計周期毎に、流量区分毎の出現頻度をカウントする流量区分別出現頻度カウント手段と、カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた平均流量を乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用量を算出する流量区分別流体使用量算出手段とを備えている。
請求項4記載の流量計では、計測可能な全流量域を3区分以上の複数の流量区分に予め区分しておき、流量区分識別手段が、流量計測装置によって計測された所定の識別周期毎の流量の平均値を、上記の複数の流量区分と比較して、そのうちのどの流量区分に該当するかを識別し、その流量区分の出現頻度を計数(カウントアップ)する。そして所定の集計周期毎に、流量区分毎の出現頻度を、流量区分別出現頻度カウント手段によってカウントする。カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた平均流量を、流量区分別流体使用量算出手段によって乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用量が各々算出される。
請求項5記載の流量計は、集計周期内における全ての流量区分の流体使用量を合計して、その集計周期内における全使用量を算出する全使用量算出手段を備えている。
請求項5記載の流量計では、全使用量算出手段によって集計周期内における全ての流量区分の流体使用量を合計することで、集計周期内における流体の全使用量が算出される。
請求項6記載の流量計は、上記の集計周期内における流量区分毎の流体使用量の情報をそれぞれ、表示出力または印刷出力もしくは信号出力する流量区分別流体使用量情報出力手段を備えている。
請求項6記載の流量計では、流量区分別流体使用量情報出力手段によって、集計周期内における流量区分毎の流体使用量の情報がそれぞれ、表示出力または印刷出力もしくは信号出力される。
請求項7記載の流量計は、計測対象の流体の瞬間の流量または所定単位時間当りの流量を計測する流量計測装置と、所定の識別周期毎に、流量計測装置によって計測された流量の平均値を、予め定められた3区分以上の複数の流量区分のうちのどの流量区分に該当するかを識別し、その流量区分の出現頻度を計数する流量区分識別手段と、所定の集計周期毎に、流量区分毎の出現頻度をカウントする流量区分別出現頻度カウント手段と、カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた料金単価を乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用料金を各々算出する流量区分別流体使用料金算出手段と、カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた平均流量を乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用量を算出する流量区分別流体使用量算出手段とを備えている。
請求項7記載の流量計では、計測可能な全流量域を3区分以上の複数の流量区分に予め区分しておき、流量区分識別手段が、流量計測装置によって計測された所定の識別周期毎の流量の平均値を上記の複数の流量区分と比較して、そのうちのどの流量区分に該当するかを識別し、その流量区分の出現頻度を計数する。その各流量区分毎の出現頻度を、所定の集計周期毎に、流量区分別出現頻度カウント手段によってカウントする。そしてカウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた料金単価を、流量区分別流体使用料金算出手段によって乗算することで、集計周期内における流量区分毎の流体使用料金が各々算出される。
また、カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、その流量区分毎に予め定められた平均流量を、流量区分別流体使用量算出手段によって乗算して、集計周期内における流量区分毎の流体使用量が各々算出される。
請求項8記載の流量計は、上記の集計周期内における全ての流量区分の流体使用量を合計して、その集計周期内における全流体使用量を算出する全使用量算出手段と、流量区分別流体使用量算出手段とは別に、集計周期内における流体の積算流量値を計測する積算流量計測手段と、積算流量計測装置によって計測された積算流量と全使用量算出手段によって算出された全使用量とに基づいて、集計周期内における流量区分毎の流体使用量の値または流体使用料金の値を補正する補正手段とを備えている。
請求項8記載の流量計では、集計周期内における流量区分毎の流体使用量が、全使用量算出手段によって全ての流量区分に亘って合計されて、集計周期内における全使用量が算出される。また他方、集計周期内における流体の積算流量値が、流量区分別流体使用量算出手段とは別に、積算流量計測手段によって計測される。そして、積算流量計測装置によって計測された積算流量と全使用量算出手段によって算出された全使用量とに基づいて、集計周期内における流量区分毎の流体使用量の値または流体使用料金の値が、補正手段によって補正される。
請求項9記載の流量計は、流量区分別流体使用料金算出手段が、所定の流量区分の出現が所定の回数以上に亘って連続した場合には、その流量区分の出現頻度に対して乗算する料金単価として、予め定められた割引料金を適用する。
請求項9記載の流量計では、所定の流量区分の出現が所定の回数以上に亘って連続した場合には、その流量区分の出現頻度に対して乗算する料金単価として、予め定められた割引料金が、流量区分別流体使用料金算出手段によって適用される。
請求項10記載の流量計は、所定の流量区分の出現頻度が所定の頻度以上である場合には、流量区分別流体使用料金算出手段が、その流量区分の出現頻度に対して乗算する料金単価として、予め定められた割引料金を適用する。
請求項10記載の流量計では、所定の流量区分の出現頻度が所定の頻度以上である場合には、その流量区分の出現頻度に対して乗算する料金単価として、所定の頻度未満の場合に適用される単価とは別に予め定められた割引料金が、流量区分別流体使用料金算出手段によって適用される。
本発明に係る流量計によれば、3区分以上の複数の流量区分別の出現頻度やその出現パターンを、少ないデータ処理量やデータ容量によって計測し、あるいは記憶・出力することができる。そしてそのような流量計の実現による結果、きめ細かな料金サービス展開や、ユーザの流体使用パターンの詳細で的確な把握が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の一実施の形態に係るガスメータの主要部の構成を表したブロック図である。
このガスメータは、流量計測装置100と、流量区分別出現頻度計測部200と、ガス使用量・料金算出部300と、使用量・料金情報記憶部400と、使用量・料金情報出力部500とから、その主要部が構成されている。
さらに詳細には、流量計測装置100は、図2に示すように、流量計測器101と、積算流量演算部102とを備えている。流量計測器101は、膜式流量計または超音波式流量計のような単位時間当りの流量または瞬間流量を計測する流量計である。積算流量演算部102は、流量計測器101によって計測された単位時間当りの流量値を積算する演算回路である。この流量計測装置100によって、単位時間当りの流量値Q(例えば[m3 /h])と、それを時間的に単純積算してなる積算流量値ΣQ(例えば[m3 ])とが、それぞれ計測される。この流量計測装置100については、従来の一般的なマイコン・メータに用いられるもので構わない。
流量区分別出現頻度計測部200は、図3に示すように、流量区分識別部201と、流量区分別出現頻度カウント部202と、流量区分別出現頻度記憶部203と、流量区分記憶部204と、識別周期記憶部205と、識別周期制御部206と、集計周期記憶部207と、集計周期制御部208とを備えている。
流量区分識別部201は、所定の識別周期Tn(n=1,2,3…)毎に、流量計測装置100によって計測された流量Qの平均値Qmを、予め定められた例えば14区分のような3区分以上の複数の流量区分qi(例えばi=0,1,2,3,…13)と比較し、それらのうちの,どの流量区分に該当するかを識別して、その流量区分qi毎の出現頻度Ci(i=0,1,2,3,…13)をそれぞれ計数する。ここで用いられる所定の識別周期Tnの情報は、識別周期記憶部205に書き換え可能に記憶されていて、外部の図示しない書き換え手段によって書き換えることが可能となっている。
この流量区分識別部201は、識別周期Tn毎に識別周期制御部206によって制御されて、そのとき該当すると識別された流量区分qiの出現頻度Ciをカウントアップ(インクリメント)する。例えば、第3の流量区分q3(つまりi=3とする)に該当すると識別した場合には、その該当する第3の流量区分q3の出現頻度C3 の数値を1つカウントアップする。
流量区分別出現頻度カウント部202は、例えば1箇月や1日のように予め定められた集計周期Tsの間にカウントアップされた個々の流量区分毎の出現頻度の最終値(または後述するような出現頻度をバッチ処理で集計する場合には集計値)Ciを、それら個々の流量区分qi毎に出力する。このとき用いられる集計周期Tsの情報は、集計周期記憶部207に書き換え可能に記憶されていて、外部の図示しない書き換え手段によって書き換えることが可能となっている。この流量区分別出現頻度カウント部202は、集計周期Ts毎に集計周期制御部208によって制御されて、個々の集計周期Ts毎に、上記の流量区分qi毎の出現頻度の最終値Ciを出力する。例えば、全14の流量区分(C0,C1,C2,…C13)がある場合、C0=2,C1=0,C2=2,C3=3,C4=0,C5=1,C6=0,C7=0,…C13=0のように、個々の流量区分qi毎のCiを、集計周期Ts毎にそれぞれ出力する。
流量区分別出現頻度記憶部203は、個々の流量区分qi毎の出現頻度の最終値Ciの情報を記憶する。
ガス使用量・料金算出部300は、図4に示すように、流量区分別使用料金算出部301と、全料金算出部302と、流量区分別単価記憶部303と、流量区分別使用量算出部304と、全使用量算出部305とを備えている。
流量区分別使用料金算出部301は、集計周期Ts毎に、上記の流量区分別出現頻度カウント部202から出力された流量区分qi毎の出現頻度Ciの値それぞれに対して、その各流量区分qi毎に予め定められた料金単価Ai(i=0,1,2,3,…13)を各々乗算して(Ci×Ai)、各流量区分qi毎のガス使用料金Bi=Ci×Aiをそれぞれ算出するものである。その各流量区分qi毎に定められた料金単価Aiの情報は、流量区分別単価記憶部303に書き換え可能に記憶されていて、外部の図示しない書き換え手段によって書き換えることが可能となっている。
全料金算出部302は、集計周期Ts内における流量区分qi毎のガス使用料金Biを、全ての流量区分qi(i=0〜13)に亘って合計して、その集計周期Ts内における全料金ΣBiを算出する。すなわち、ΣBi=B0+B1+B2+B3…+B13を演算する。ここで、流量区分q0(i=0)が流量Q=0の区分であると定義されている場合には、B0は常に0なのであり、従量制の料金体系の場合には一般に、流量Q=0に対しては課金されないから、このB0については、はじめから集計しなくてもよいことは勿論である。
流量区分別使用量算出部304は、上記の流量区分別出現頻度カウント部202によって流量区分qi毎にカウントされた出現頻度Ciのそれぞれに対して、その各流量区分qi毎に予め定められた平均流量Qmiを乗算して(Ci×Qmi)、集計周期Ts内における流量区分qi毎のガス使用量Qiを算出する。
全使用量算出部305は、集計周期Ts内における流量区分qi毎のガス使用量Qi(i=0,1,2,3,…13)を、全ての流量区分qiに亘って合計して、その集計周期Ts内における全使用量ΣQiを算出する。すなわち、ΣQi=Q0+Q1+Q2 +Q3 …+Q13を演算する。ここで、q0が流量Q=0の区分と定義されている場合には、Q0は常に0なのであるから、このQ0については、はじめから集計しなくてもよいことは勿論である。
使用量・料金情報記憶部400は、図5に示すように、流量区分別料金記憶部401と、流量区分別使用量記憶部402と、全料金記憶部403と、全使用量記憶部404とを備えている。
流量区分別料金記憶部401は、流量区分別使用料金算出部301によって算出された各集計周期Ts(s=1,2,3…)における各流量区分qi毎のガス使用料金Biをそれぞれ記憶するものである。
全料金記憶部403は、全料金算出部302によって算出された各集計周期Tsにおける全使用料金ΣBiを記憶するものである。
流量区分別使用量記憶部402は、流量区分別使用量算出部304によって算出された各集計周期Tsにおける各流量区分qi毎のガス使用量Qiをそれぞれ記憶するものである。
全使用量記憶部404は、全使用量算出部305によって算出された各集計周期Tsにおける全使用量ΣQiを記憶するものである。
使用量・料金情報出力部500は、図5に示すように、流量区分別使用料金情報出力部501と、全使用料金情報出力部502と、流量区分別使用量情報出力部504と、全使用量情報出力部505とを備えている。
流量区分別使用料金情報出力部501は、流量区分別使用料金算出部301によって算出された各集計周期Tsにおける各流量区分qi毎のガス使用料金Biを区別可能に出力するものである。
全使用料金情報出力部502は、全料金算出部302によって算出された各集計周期Tsにおける全使用料金ΣBiを出力するものである。
流量区分別使用量情報出力部504は、流量区分別使用量算出部304によって算出された各集計周期Tsにおける各流量区分qi毎のガス使用量Qiを区別可能に出力するものである。
全使用量情報出力部505は、全使用量算出部305によって算出された各集計周期Tsにおける全使用量ΣQiを出力するものである。
この使用量・料金情報出力部500は、例えばドットマトリックス方式またはセグメント方式の液晶表示装置などによって、上記のような各種類の情報を表示出力する。あるいは、表示出力の他にも印刷出力または信号出力するようにしてもよい。印刷出力する場合には、図示しない印刷装置等によって用紙に上記の各情報を印字して出力すればよい。あるいは、信号出力する場合には、図示しないハンディターミナル等によって上記の各情報の信号を読み出したり、出力される信号を、図示しない通信装置および通信網等を介して、遠隔地の情報収集装置(図示省略)へと送信したりするようにしてもよいことは勿論である。
次に、この第1の実施の形態に係るガスメータの作用について説明する。
図6は、ガスの使用量の時間的な推移の一例を表したものであり、図7は、そのガス使用量を識別周期Tn毎に識別した結果を模式的に表したものである。ここでは、集計周期Tsは、8つの識別周期Tn(n=1,2,3,…8、つまりT1〜T8)を1纏まりとして構成されているものとする。また、各流量区分qiは、例えば第0の流量区分q0の流量域=0[m3 /h]、第1の流量区分q1の流量域=0超〜0.2[m3 /h]、第2の流量区分q2 の流量域=0.2〜0.4[m3 /h]、第3の流量区分q3 の流量域=0.4〜0.6[m3 /h]…のように、0.2[m3 /h]毎に区分されているものとする。但し、流量区分qiの区分方法としてはこの他にも、例えば保安流量区分に準拠して設定することなども可能である。
ガスの使用量が図6に示したように推移した場合、その瞬間または単位時間毎の流量値Qが流量計測装置101によって計測される。さらにその流量値Qは、積算流量演算部102によって単純積算される。
他方、流量値Qの情報は、流量区分別出現頻度計測部200へと伝送される。すると、流量区分別出現頻度計測部200では、識別周期Tn毎の流量値の平均値Qmを演算し、それがどの流量区分qiに該当するものであるかを識別する。そしてその該当する流量区分qiの出現頻度Ciの数値をカウントアップして行き、集計周期Ts毎に、その個々の流量区分qi毎の出現頻度Ciの最終値の情報を記憶する。
一例として図7に示した場合に則して述べると、このときの集計周期Ts(T1〜T8)内では、第0の流量区分q0の出現頻度C0=2,第1の流量区分q1の出現頻度C1=0,第2の流量区分q2の出現頻度C2=2,第3の流量区分q3の出現頻度C3=3,第4の流量区分q4の出現頻度C4=0,第5の流量区分q5の出現頻度C5=1であり、第6〜第13の流量区分q6〜q13の出現頻度はいずれもC6〜C13=0となっている。
それら個々の流量区分qi毎の出現頻度Ciの情報は、流量区分別出現頻度記憶部203に記憶されると共に、ガス使用量・料金算出部300へと伝送される。
ガス使用量・料金算出部300では、個々の流量区分qi毎の出現頻度Ciの情報に基づいて、集計周期Ts毎に、各流量区分qi毎のガス使用料金Bi、全料金ΣBi、各流量区分qi毎のガス使用量Qi、全使用量ΣQiを、それぞれ算出する。
各流量区分qi毎のガス使用料金Biは、流量区分別使用料金算出部301によって、集計周期Ts毎に、各流量区分qi毎の出現頻度Ciと料金単価Aiとを乗算して算出される(Bi=Ci×Ai)。
全料金ΣBiは、全料金算出部302によって、全ての流量区分のガス使用料金Biを総合計して算出される。
各流量区分毎のガス使用量Qiは、流量区分別使用量算出部304によって、集計周期Ts毎に、各流量区分毎の出現頻度Ciと平均流量Qmiとを乗算して算出される(Qi=Ci×Qmi)。
全使用量ΣQiは、全使用量算出部305によって、全ての流量区分qiのガス使用量Qiを総合計して算出される。
例えば、一例として図7に示した場合に則して述べると、C0=2,C1=0,C2=2,C3=3,C4=0,C5=1,C6〜C13=0となっている。また、このとき各流量区分qi(i=1,2,3,…13)の料金単価Aiは、図8に表図に示したような設定となっているものとする。すなわち、第0の流量区分q0の料金単価A0=0円,第1の流量区分q1の料金単価A1=30円,第2の流量区分q2の料金単価A2=84円,第3の流量区分q3 の料金単価A3=130円,第4の流量区分q4の料金単価A4=168円,第5の流量区分q5の料金単価A5=198円,第6の流量区分q6の料金単価A6=220円…のように設定されているものとする。これら各流量区分qi毎の料金単価Aiを各々単位流量(0.1m3)当りの料金単価に換算すると、それぞれ、図8の一覧表の右端の一列に示したように、0円,30円,28円,26円,24円,22円,20円…となる。すなわち、流量区分の平均値Qmiが大きくなるに連れて単位流量当りの単価が逓減して行くように設定されている。但し、この料金単価はここで架空に一例として設定したものであり、現行の具体的な料金単価等とは無関係であることは言うまでもない。
このような設定の場合、各流量区分qi毎のガス使用料金Biは、図9に示すように、B1=30円×0=0円、B2=84円×2=168円、B3=130円×3=390円、B4=0円×2=0円、B5=198円×1=198円、B6〜B13=0円となる。そして、これら各流量区分qi毎のガス使用料金Biを合計すると、全使用料金ΣBiは、756円となる。
また、各流量区分qi毎のガス使用量Qiおよび全使用量ΣQiについても、上記のガス使用料金の場合と同様に、出現頻度Ciに基づいて算出することができる(図示省略)。
このようにして算出された、各流量区分qi毎のガス使用料金Bi、全料金ΣBi、各流量区分qi毎のガス使用量Qi、全使用量ΣQiの情報は、使用量・料金情報記憶部400に記憶される。また、使用量・料金情報出力部500によって出力される。
そして、一つの集計周期Ts1で上記のような各種の情報の算出〜記憶・出力という一連の処理を行った後、次の集計周期Ts2で、また上記と同様の処理を行って、その集計周期Ts2における、各流量区分qi毎のガス使用料金Bi、全料金ΣBi、各流量区分qi毎のガス使用量Qi、全使用量ΣQiの情報の記憶・出力が行われる。
上記のように、このガスメータによれば、各流量区分qi毎のガス使用料金Bi、全料金ΣBi、各流量区分毎のガス使用量Qi、全使用量ΣQiを、それぞれ算出して、使用量・料金情報記憶部400に記憶することができる。また、使用量・料金情報出力部500によって出力することができる。
しかも、それらの各情報を算出するために用いられる各流量区分qi毎の情報としては、上記の一例では1バイトのデータで表現できる0〜13の区分に分けて、そのそれぞれの流量区分qi毎に、各集計周期Ts毎の出現頻度Ciのデータだけを記憶しておけばよい。従って、データの記憶に必要な記憶容量が少なくて済む。また、その記憶されたデータに基づいて、集計周期Tsが経過する毎に、上記のような演算処理を行えば、各流量区分qi毎のガス使用料金Biや全料金ΣBiなど各種の情報が算出できる。すなわち、そのような各種の情報を算出するための情報処理プロセスも、上記のようなCiにAiやQmiを乗算するといった極めて簡易な演算を1度に行うだけで済むこととなり、ひいては演算回路系の構成を極めて簡易なものとすることができる。
[第2の実施の形態]
この第2の実施の形態に係るガスメータでは、上記の第1の実施の形態に係るガスメータの構成にさらに加えて、補正部600を備えている。以下の説明では、第1の実施の形態に係るガスメータと同様の部位については同じ符号を付して呼ぶものとする。
補正部600は、積算流量演算部102によって計測された積算流量値ΣQと、全使用量算出部305によって算出された全使用量ΣQiとに基づいて、集計周期Ts内における各流量区分qi毎のガス使用量の値Qiおよびガス使用料金の値Bi、ならびに全使用料金ΣBiを、それぞれ補正する。
具体的には、補正部600は、図10に示すように、流量計測装置100とガス使用量・料金算出部300とに接続されている。この補正部600には、流量計測装置100内の積算流量演算部102から、集計期間Ts内に積算された積算流量値ΣQの情報が入力される。また、ガス使用量・料金算出部300内の全使用量算出部305から、集計周期Ts内における全使用量ΣQiが入力される。
すると、この補正部600では、単純積算値である積算流量値ΣQと、それに対する(積算流量値ΣQを真値と仮定したときの)誤差を含み得る全使用量ΣQiとの、比率(ΣQ/ΣQi)を算出し、その比率の情報(数値)をガス使用量・料金算出部300へと伝送する。
ガス使用量・料金算出部300では、比率ΣQ/ΣQiを、ガス使用量Qi、ガス使用料金Bi、全使用料金ΣBiに各々乗算することで、それらの各情報(各数値)をそれぞれ補正する。
すなわち、上記の第1の実施の形態で説明したような情報処理プロセスによって、各流量区分qi毎の出現頻度Ciに基づいて、各流量区分qi毎のガス使用量Qi、各流量区分毎のガス使用料金Bi、全使用料金ΣBiを算出する際に、実際に計測された各流量区分qi毎の流量の平均値Qmと、予め設定されている各流量区分qi毎の平均流量値Qmiとが、必ずしも一致しない場合がある。例えば、第2の流量区分q2の流量域が0.2〜0.4m3 /hと定義されていたとき、その平均流量値Qmiは0.3m3 /hということになるが、実際の第2の流量区分q2としてカウントされる流量の平均値Qmは、0.2〜0.4m3 /hの流量域で幅がある。つまり、例えば実際の流量Qの平均値Qmが、0.22m3 /hのように第2の流量区分q2内の下方に偏った値となる場合があり、あるいは0.38m3 /hのように第2の流量区分q2内の上方に偏った値となる場合もある。このため、各流量区分qiとして定義した流量域の幅の設定が粗いと、各流量区分qi毎の出現頻度Ciに基づいて算出されるガス使用量Qi、ガス使用料金Bi、全使用料金ΣBiの値に、それぞれ上方や下方に偏った有意な誤差が生じる場合があり得る。
このような誤差を抑制または解消するために、ガス使用量Qi、ガス使用料金Bi、全使用料金ΣBiのそれぞれの数値に対して、比率ΣQ/ΣQiを各々乗算することで、それらの数値を補正する。例えば、単純積算値である積算流量値ΣQが20m3であるときに、出現頻度Ciに基づいて算出される全使用量ΣQiが18m3であった場合、積算流量値ΣQが真値であると仮定すると、全使用量ΣQiは真値の18/20であり、真値よりも下方に偏った値となっていることになる。このことから、全使用量ΣQiと同様に出現頻度Ciに基づいて算出されるガス使用量Qi、ガス使用料金Bi、全使用料金ΣBiの値も、真値よりも下方に偏った値となるであろうことが推論される。そこで、このような偏り(換言すれば誤差)を解消するために、全使用量ΣQi/積算流量値ΣQ=18/20の逆数である積算流量値ΣQ/全使用量ΣQi=20/18を、ガス使用量Qi、ガス使用料金Bi、全使用料金ΣBiの値に、それぞれ乗算することで、それらの数値を補正することができる。
なお、上記の流量区分別使用料金算出部301は、所定の流量区分qiの出現頻度Ciが所定の回数Nth以上に亘って連続した場合には、その流量区分qiの出現頻度Ciに対して乗算する料金単価として、通常の料金単価Aiよりもさらに低額に定められた割引料金を適用するようにしてもよい。このようにすることで、例えばガス・ファンヒータやガスストーブなどのような、長時間に亘って連続運転されるガス器具によるガスの消費に対して、料金割引の優遇措置を行うことが可能となる。
また、そのような識別ロジックでは、例えば長時間に亘って連続運転される暖房装置のようなガス器具の使用中に、短時間だけ使用される瞬間湯沸器を使用すると、その瞬間湯沸器による一時的な流量増加に起因して、暖房装置でのガス使用量に対応した流量区分とは別の流量区分が一時的に出現したものと、このガスメータが識別してしまう虞がある。すると、長時間に亘って連続運転されるガス器具を使用しているにも関わらず、それに対応した割引料金を適用することができなくなる虞がある。そこで、所定の流量区分qiの出現頻度Ciが所定の頻度Cith以上であった場合に、その流量区分qiの出現頻度Ciに対して乗算する料金単価として、通常の料金単価Aiよりもさらに低額に定められた割引料金を用いるようにしてもよい。
また、出現頻度Ciは、所定の集計周期Ts毎にバッチ式に集計してもよい。具体的には、図7に示したような1つの集計周期Ts内の各識別周期T1〜T8で、T1で第2の流量区分q2が出現,T2で第2の流量区分q2が出現,T3で第5の流量区分q5が出現,T4で第3の流量区分q3が出現,T5で第3の流量区分q3が出現,T6で第3の流量区分q3が出現,T7で第0の流量区分q0が出現,T8で第0の流量区分q0が出現、のように、流量区分qiの出現の情報を、未集計の状態で時系列的に、一時的に記憶しておく。そして所定の集計周期Tsが経過したとき、その集計周期Ts内での各流量区分qi毎の出現頻度Ciを、例えば第2の流量区分q2の出現頻度C2 は、T1,T2の2回、第3の流量区分q3の出現頻度C3はT4,T5,T6の3回、第5の流量区分q5の出現頻度C5はT3の1回…のように、それぞれバッチ処理的に集計するようにしてもよい。但し、この場合には、1つの集計周期Ts内の各識別周期T1〜T8の時間内で出現した流量区分の全ての情報を未集計の状態で自系列的に一時的に記憶しておくための記憶装置または記憶素子等が別段に必要となることは勿論である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であることは勿論である。
都市ガスのようなガスの流量を計測し、その積算値を表示するガスメータや、LPガスやLNGガスなどを計測するためのガスメータ、あるいはさらに、化学プラントなどで原料用ガスの流量を計測するために用いられるガスメータなどにも本発明は適用可能である。本発明は、また、ガスメータ以外にも電力メータや水道メータにも適用可能である。
本発明の一実施の形態に係るガスメータの主要部の構成を表したブロック図である。 流量計測装置の構成をさらに詳細に表したブロック図である。 流量区分別出現頻度計測部の構成をさらに詳細に表したブロック図である。 ガス使用量・料金算出部の構成をさらに詳細に表したブロック図である。 使用量・料金情報記憶部および使用量・料金情報出力部の構成をさらに詳細に表したブロック図である。 ガスの使用量の時間的な推移の一例を表したグラフである。 図6に示したガス使用量を識別周期Tn毎に識別した結果を表した模式図である。 各流量区分毎の料金単価の設定を一纏めにして示した表図である。 各流量区分毎のガス使用料金の算出結果の一例を示した表図である。 補正部をさらに備えた第2の実施の形態に係るガスメータの概要構成を表したブロック図である。 従来の大流量割引を行うガスメータの情報処理動作の一例を表した模式図である。
符号の説明
100…流量計測装置、101…流量計測器、102…積算流量演算部、200…流量区分別出現頻度計測部、201…流量区分識別部、202…流量区分別出現頻度カウント部、203…流量区分別出現頻度記憶部、204…流量区分記憶部、205…識別周期記憶部、206…識別周期制御部、207…集計周期記憶部、208…集計周期制御部、300…ガス使用量・料金算出部、301…流量区分別使用料金算出部、302…全料金算出部、303…流量区分別単価記憶部、304…流量区分別使用量算出部、305…全使用量算出部、400…使用量・料金情報記憶部、500…使用量・料金情報出力部

Claims (10)

  1. 流体の瞬間の流量または所定単位時間当りの流量を計測する流量計測装置と、
    所定の識別周期毎に、前記流量計測装置によって計測された流量の平均値を、予め定められた3区分以上の複数の流量区分のうちのどの流量区分に該当するかを識別し、当該流量区分の出現頻度を計数する流量区分識別手段と、
    所定の集計周期毎に、当該集計周期内の前記流量区分毎の出現頻度をカウントする流量区分別出現頻度カウント手段と、
    前記カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、当該流量区分毎に予め定められた料金単価を乗算して、前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用料金を各々算出する流量区分別流体使用料金算出手段と
    を備えたことを特徴とする流量計。
  2. 前記集計周期内における全ての流量区分の流体使用料金を合計して、前記集計周期内における全料金を算出する全料金算出手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の流量計。
  3. 前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用料金の情報をそれぞれ、表示出力または印刷出力もしくは信号出力する流量区分別流体使用料金情報出力手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の流量計。
  4. 流体の瞬間の流量または所定単位時間当りの流量を計測する流量計測装置と、
    所定の識別周期毎に、前記流量計測装置によって計測された流量の平均値を、予め定められた3区分以上の複数の流量区分のうちのどの流量区分に該当するかを識別し、当該流量区分の出現頻度を計数する流量区分識別手段と、
    所定の集計周期毎に、当該集計周期内の前記流量区分毎の出現頻度をカウントする流量区分別出現頻度カウント手段と、
    前記カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、当該流量区分毎に予め定められた平均流量を乗算して、前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用量を算出する流量区分別流体使用量算出手段と
    を備えたことを特徴とする流量計。
  5. 前記集計周期内における全ての流量区分の流体使用量を合計して、前記集計周期内における全流体使用量を算出する全使用量算出手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の流量計。
  6. 前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用量の情報をそれぞれ、表示出力または印刷出力もしくは信号出力する流量区分別流体使用量情報出力手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4または5記載の流量計。
  7. 流体の瞬間の流量または所定単位時間当りの流量を計測する流量計測装置と、
    所定の識別周期毎に、前記流量計測装置によって計測された流量の平均値を、予め定められた3区分以上の複数の流量区分のうちのどの流量区分に該当するかを識別し、当該流量区分の出現頻度を計数する流量区分識別手段と、
    所定の集計周期毎に、当該集計周期内の前記流量区分毎の出現頻度をカウントする流量区分別出現頻度カウント手段と、
    前記カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、当該流量区分毎に予め定められた料金単価を乗算して、前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用料金を各々算出する流量区分別流体使用料金算出手段と、
    前記カウントされた流量区分毎の出現頻度のそれぞれに対して、当該流量区分毎に予め定められた平均流量を乗算して、前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用量を算出する流量区分別流体使用量算出手段と
    を備えたことを特徴とする流量計。
  8. 前記集計周期内における、全ての流量区分の流体使用量を合計して、前記集計周期内における全流体使用量を算出する全使用量算出手段と、
    前記流量区分別流体使用量算出手段とは別に、前記集計周期内における前記流体の積算流量値を計測する積算流量計測手段と、
    前記積算流量計測装置によって計測された積算流量と前記全使用量算出手段によって算出された全使用量とに基づいて、前記集計周期内における前記流量区分毎の流体使用量の値または流体使用料金の値を補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とする請求項7記載の流量計。
  9. 前記流量区分別流体使用料金算出手段は、所定の流量区分の出現が所定の回数以上に亘って連続した場合には、当該流量区分の出現頻度に対して乗算する料金単価として、予め定められた割引料金を適用する
    ことを特徴とする請求項1,2,3,7,8のいずれか1項に記載の流量計。
  10. 前記流量区分別流体使用料金算出手段は、所定の流量区分の出現頻度が所定の頻度以上である場合には、当該流量区分の出現頻度に対して乗算する料金単価として、予め定められた割引料金を適用する
    ことを特徴とする請求項1,2,3,7,8,9のいずれか1項に記載の流量計。
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