JPH10206201A - 器具別料金対象ガスメータ - Google Patents
器具別料金対象ガスメータInfo
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- JPH10206201A JPH10206201A JP1096697A JP1096697A JPH10206201A JP H10206201 A JPH10206201 A JP H10206201A JP 1096697 A JP1096697 A JP 1096697A JP 1096697 A JP1096697 A JP 1096697A JP H10206201 A JPH10206201 A JP H10206201A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検定を必要とするメータを１台とし、該検定
を必要とするメータにて規定料金のガス器具によるガス
使用量を計量するようにするとともに、該ガスメータに
特殊料金用のガス器具のガス使用量を計量するガスメー
タを付属させて、該特殊ガス器具用のガスメータの検定
を不要とし、ガスメータのコストの低減化を図る。 【解決手段】 Ｉは規定料金のガス料金を支払うガス器
具が接続されているガス消費設備系、IIは特殊料金のガ
ス料金を支払うガス器具が接続されているガス消費設備
系である。１０は前記ガス消費設備系ＩとII全体に供給
するガス使用量を計測する第１のガス計量部、２０は前
記ガス消費設備系IIに供給するガスの使用量を計量する
第２のガス計量部で、該第２のガス計量部２０は、前記
第１のガス計量部１０に付属して一体的に設けられてい
る。第１のガス計量部１０は検定を必要とし、第２のガ
ス計量部２０は検定を必要としない。
を必要とするメータにて規定料金のガス器具によるガス
使用量を計量するようにするとともに、該ガスメータに
特殊料金用のガス器具のガス使用量を計量するガスメー
タを付属させて、該特殊ガス器具用のガスメータの検定
を不要とし、ガスメータのコストの低減化を図る。 【解決手段】 Ｉは規定料金のガス料金を支払うガス器
具が接続されているガス消費設備系、IIは特殊料金のガ
ス料金を支払うガス器具が接続されているガス消費設備
系である。１０は前記ガス消費設備系ＩとII全体に供給
するガス使用量を計測する第１のガス計量部、２０は前
記ガス消費設備系IIに供給するガスの使用量を計量する
第２のガス計量部で、該第２のガス計量部２０は、前記
第１のガス計量部１０に付属して一体的に設けられてい
る。第１のガス計量部１０は検定を必要とし、第２のガ
ス計量部２０は検定を必要としない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、器具別料金対象ガ
スメータ、より詳細には、単位使用量当りの料金が異な
る特殊料金のガス器具が混在するガス流路において、前
記特殊料金のガス器具のガス使用量と、規定料金のガス
器具のガス使用量とを単一の表示部に選択的に表示可能
としたものである。
スメータ、より詳細には、単位使用量当りの料金が異な
る特殊料金のガス器具が混在するガス流路において、前
記特殊料金のガス器具のガス使用量と、規定料金のガス
器具のガス使用量とを単一の表示部に選択的に表示可能
としたものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、都市ガスが使用できない地域で
は、ほとんどの地域で、プロパンガスが使用されている
が、このプロパンガスは、通常、容器に詰められてお
り、使い終ると、新しい容器と交換して使用する。容器
の交換は、専門の業者が行い、使い終った容器は、業者
が持ち帰ってガスを詰め、次の使用に備える。
は、ほとんどの地域で、プロパンガスが使用されている
が、このプロパンガスは、通常、容器に詰められてお
り、使い終ると、新しい容器と交換して使用する。容器
の交換は、専門の業者が行い、使い終った容器は、業者
が持ち帰ってガスを詰め、次の使用に備える。
【０００３】上述のように、プロパンガスは、容器の交
換，ガスの詰め替え，容器の保管，管理等メンテナンス
が大変であり、そのためのコストが大きい。特に、容器
の交換は、一回の巡回で数軒分の交換ができれば効率的
で、コストも下るが、そのためには、各家庭でのガスの
使用量が増えることが必要である。
換，ガスの詰め替え，容器の保管，管理等メンテナンス
が大変であり、そのためのコストが大きい。特に、容器
の交換は、一回の巡回で数軒分の交換ができれば効率的
で、コストも下るが、そのためには、各家庭でのガスの
使用量が増えることが必要である。
【０００４】プロパンガスの使用量を増すには、ガスの
値段を下げるとよいが、通常、各家庭の一日の使用量は
略決っており、いかにガスの値段を下げても、日常のガ
ス使用が増えるものとは考えられない。
値段を下げるとよいが、通常、各家庭の一日の使用量は
略決っており、いかにガスの値段を下げても、日常のガ
ス使用が増えるものとは考えられない。
【０００５】上述のごとき実情に鑑みて、本出願人は、
先に、例えば、冬場のガスストーブの使用，夏場のガス
冷房機の使用等に対するガス料金を割引き、これによっ
て、これらガス器具の普及を図るとともに、プロパンガ
スの使用量の増大を図り、もって、プロパンガスのコス
トの低減を図ることについて提案した（特願平８−１３
７３４５号）。
先に、例えば、冬場のガスストーブの使用，夏場のガス
冷房機の使用等に対するガス料金を割引き、これによっ
て、これらガス器具の普及を図るとともに、プロパンガ
スの使用量の増大を図り、もって、プロパンガスのコス
トの低減を図ることについて提案した（特願平８−１３
７３４５号）。
【０００６】図３は、本出願人が先に提案したガスメー
タの一実施形態を説明するための図で、図中、１はプロ
パンガス容器、２は各家庭に設けられているガステーブ
ル、３は各家庭毎に設けられているガスメータで、通
常、該ガスメータ３によって、当該各家庭のガス使用量
を読み取り、その読み取りに基づいて料金を請求してい
る。このガステーブル２によるガスの使用は、日常の生
活に必ず必要なものであり、その使用量は略定まってお
り、ガスの料金によっては、それ程変動しない。４は対
象としているガスストーブ、或いは、ガス冷房機で、こ
れらのガス器具の使用は、ガスの料金によって大きく変
わる。
タの一実施形態を説明するための図で、図中、１はプロ
パンガス容器、２は各家庭に設けられているガステーブ
ル、３は各家庭毎に設けられているガスメータで、通
常、該ガスメータ３によって、当該各家庭のガス使用量
を読み取り、その読み取りに基づいて料金を請求してい
る。このガステーブル２によるガスの使用は、日常の生
活に必ず必要なものであり、その使用量は略定まってお
り、ガスの料金によっては、それ程変動しない。４は対
象としているガスストーブ、或いは、ガス冷房機で、こ
れらのガス器具の使用は、ガスの料金によって大きく変
わる。
【０００７】これらガスストーブ，ガス冷房機等に対す
るガスの使用料金を下げ、これらガス器具の普及を図る
とともに、ガスの使用量の増大を図るためには、これら
ガスストーブ，ガス冷房機等に対するガスの使用量を、
ガステーブル２による通常料金のガス使用量と分けて算
出する必要がある。そのためには、勿論、ガスストーブ
等に対して別個にガスメータを取り付ければ、簡単に、
これらガスストーブ等の器具に対する使用料金を求める
ことができるが、それでは、そのための費用がかかって
しまい、全体としてのコストの低下につながらない。
るガスの使用料金を下げ、これらガス器具の普及を図る
とともに、ガスの使用量の増大を図るためには、これら
ガスストーブ，ガス冷房機等に対するガスの使用量を、
ガステーブル２による通常料金のガス使用量と分けて算
出する必要がある。そのためには、勿論、ガスストーブ
等に対して別個にガスメータを取り付ければ、簡単に、
これらガスストーブ等の器具に対する使用料金を求める
ことができるが、それでは、そのための費用がかかって
しまい、全体としてのコストの低下につながらない。
【０００８】図３において、５は料金割引対象ガス器具
の専用ガス流路中に配設されて該ガス流路中のガス流路
の変化を検出するセンサで、例えば、周知のマイクロブ
リッジ型式の熱式フローセンサを用いることにより、瞬
時に流量の変化を検出することができる。なお、図３に
は、料金割引対象ガス器具４として市販のガスストーブ
を想定しているため、ガス流量変化センサ５をガス流路
中に配設した例を示しているが、図中に破線５′にて示
すように、料金割引対象ガス器具中に予めフローセンサ
等のガス流量変化センサが設けられている時は、その流
量変化センサを使用すればよい。
の専用ガス流路中に配設されて該ガス流路中のガス流路
の変化を検出するセンサで、例えば、周知のマイクロブ
リッジ型式の熱式フローセンサを用いることにより、瞬
時に流量の変化を検出することができる。なお、図３に
は、料金割引対象ガス器具４として市販のガスストーブ
を想定しているため、ガス流量変化センサ５をガス流路
中に配設した例を示しているが、図中に破線５′にて示
すように、料金割引対象ガス器具中に予めフローセンサ
等のガス流量変化センサが設けられている時は、その流
量変化センサを使用すればよい。
【０００９】ガス流量変化センサ５は、この料金割引ガ
ス器具４のガス使用量を算出するために設けられたもの
で、このセンサ５は、ガスストーブ４のガス使用量が変
化した時に出力を出し、この時刻に料金割引ガス器具４
の使用が開始され、使用量が変化され、更には、使用が
終了したことを知ることができる。ガスメータ３では、
トータルとしてのガス使用量（積算使用量）をカウント
することは当然であるが、各瞬時におけるガス使用量を
もカウントしており、各時刻におけるガス使用量の変化
量を知ることができ、このガス使用量の変化のタイミン
グ，変化量より特殊ガス器具のガス使用量を計量するこ
とができ、このようにして求めた特殊ガス器具のガス使
用量を通信回線等を通してセンターに送り、ここで割り
引き率をかけて特殊ガス器具に対するガス使用料金を算
出するようにしている。
ス器具４のガス使用量を算出するために設けられたもの
で、このセンサ５は、ガスストーブ４のガス使用量が変
化した時に出力を出し、この時刻に料金割引ガス器具４
の使用が開始され、使用量が変化され、更には、使用が
終了したことを知ることができる。ガスメータ３では、
トータルとしてのガス使用量（積算使用量）をカウント
することは当然であるが、各瞬時におけるガス使用量を
もカウントしており、各時刻におけるガス使用量の変化
量を知ることができ、このガス使用量の変化のタイミン
グ，変化量より特殊ガス器具のガス使用量を計量するこ
とができ、このようにして求めた特殊ガス器具のガス使
用量を通信回線等を通してセンターに送り、ここで割り
引き率をかけて特殊ガス器具に対するガス使用料金を算
出するようにしている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本出願人が先に提案し
たガスメータにおいては、特殊ガス器具のガス使用量
は、通信回線を通してセンターに送り、センターで割り
引き率をかけて算出されるものであり、ガス使用者側
で、その使用量を知ることはできなかった。そのために
は、勿論、ガスメータを２台使用すればよいが、その場
合には、検定を受けたメータを２台使用することにな
り、コストが高くなってしまうという問題がある。
たガスメータにおいては、特殊ガス器具のガス使用量
は、通信回線を通してセンターに送り、センターで割り
引き率をかけて算出されるものであり、ガス使用者側
で、その使用量を知ることはできなかった。そのために
は、勿論、ガスメータを２台使用すればよいが、その場
合には、検定を受けたメータを２台使用することにな
り、コストが高くなってしまうという問題がある。
【００１１】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、検定を必要とするメータを１台とし、該検
定を必要とするメータにて規定料金のガス器具によるガ
ス使用量を計量するようにするとともに、該ガスメータ
に特殊料金用のガス器具のガス使用量を計量するガスメ
ータを付属させて、該特殊ガス器具用のガスメータの検
定を不要とし、もって、ガス使用場所でのガス使用量を
表示可能とするとともに、ガスメータのコストの低減化
を図ったものである。
れたもので、検定を必要とするメータを１台とし、該検
定を必要とするメータにて規定料金のガス器具によるガ
ス使用量を計量するようにするとともに、該ガスメータ
に特殊料金用のガス器具のガス使用量を計量するガスメ
ータを付属させて、該特殊ガス器具用のガスメータの検
定を不要とし、もって、ガス使用場所でのガス使用量を
表示可能とするとともに、ガスメータのコストの低減化
を図ったものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、単位
使用量当りの料金が規定料金であるガス器具と、該規定
流金とは異なる特殊料金であるガス器具とのガス使用量
を計量する器具別料金対象のガスメータにおいて、該ガ
スメータは、前記単位使用量当りの料金が規定料金であ
るガス器具及び特殊料金であるガス器具のガス使用量を
計量する第１のガス計量部と、前記規定料金とは異なる
特殊料金であるガス器具のガス使用量を計量する第２の
計量部と、前記第１の計量部に設けられ、かつ、該第１
の計量部での計量値と前記第２の計量部での計量値を選
択的に表示する単一の計量表示部と、該単一の計量表示
部の表示を前記第１の計量部の計量値と第２の計量部の
計量値とで選択的に切り換えて表示する切り換え手段を
有することを特徴としたものである。
使用量当りの料金が規定料金であるガス器具と、該規定
流金とは異なる特殊料金であるガス器具とのガス使用量
を計量する器具別料金対象のガスメータにおいて、該ガ
スメータは、前記単位使用量当りの料金が規定料金であ
るガス器具及び特殊料金であるガス器具のガス使用量を
計量する第１のガス計量部と、前記規定料金とは異なる
特殊料金であるガス器具のガス使用量を計量する第２の
計量部と、前記第１の計量部に設けられ、かつ、該第１
の計量部での計量値と前記第２の計量部での計量値を選
択的に表示する単一の計量表示部と、該単一の計量表示
部の表示を前記第１の計量部の計量値と第２の計量部の
計量値とで選択的に切り換えて表示する切り換え手段を
有することを特徴としたものである。
【００１３】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、前記第２の計量部の計量値を表示した後、所定時間
経過後に、前記第１の計量部の計量値の表示に自動的に
復帰することを特徴としたものである。
て、前記第２の計量部の計量値を表示した後、所定時間
経過後に、前記第１の計量部の計量値の表示に自動的に
復帰することを特徴としたものである。
【００１４】請求項３の発明は、請求項１又は２の発明
において、前記第１の計量部にメモリを有し、前記第２
の計量部での計量値を前記第１の計量部のメモリに記憶
し、該第１の計量部の前記表示部にて表示し、または、
該第１の計量部に設けられている伝送機能を使用して遠
隔伝送可能としたことを特徴としたものである。
において、前記第１の計量部にメモリを有し、前記第２
の計量部での計量値を前記第１の計量部のメモリに記憶
し、該第１の計量部の前記表示部にて表示し、または、
該第１の計量部に設けられている伝送機能を使用して遠
隔伝送可能としたことを特徴としたものである。
【００１５】請求項４の発明は、請求項１乃至３のいず
れかの発明において、前記第２の計量部での計量値を前
記第１の計量部に設けられたマイコンを使用して任意係
数で演算可能としたことを特徴としたものである。
れかの発明において、前記第２の計量部での計量値を前
記第１の計量部に設けられたマイコンを使用して任意係
数で演算可能としたことを特徴としたものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明による器具別料金
対象ガスメータの一実施例を説明するための要部概略構
成図で、図中、Ｉは規定料金のガス料金を支払うガス器
具が接続されているガス消費設備系、IIは特殊料金のガ
ス料金を支払うガス器具が接続されているガス消費設備
系で、１０は前記ガス消費設備系Ｉ＋IIに供給するガス
使用量を計測する規定料金ガス器具用のガスメータ（第
１のガス計量部）、２０は前記ガス消費設備系IIに供給
するガスの使用量を計量する特殊料金ガス器具用ガスメ
ータ（第２のガス計量部）で、該第２のガス計量部２０
は、前記第１のガス計量部１０に付属して一体的に設け
られている。
対象ガスメータの一実施例を説明するための要部概略構
成図で、図中、Ｉは規定料金のガス料金を支払うガス器
具が接続されているガス消費設備系、IIは特殊料金のガ
ス料金を支払うガス器具が接続されているガス消費設備
系で、１０は前記ガス消費設備系Ｉ＋IIに供給するガス
使用量を計測する規定料金ガス器具用のガスメータ（第
１のガス計量部）、２０は前記ガス消費設備系IIに供給
するガスの使用量を計量する特殊料金ガス器具用ガスメ
ータ（第２のガス計量部）で、該第２のガス計量部２０
は、前記第１のガス計量部１０に付属して一体的に設け
られている。
【００１７】第１のガス計量部１０に供給されたガス
は、該第１のガス計量部１０を通して前記規定料金のガ
ス消費設備系Ｉに供給されるとともに、第２のガス計量
部２０を通して前記特殊料金のガス消費設備系IIへ供給
される。第１のガス計量部１０は、検定を必要とする通
常のガスメータであり、第２のガス計量部２０は、該第
１のガス計量部１０に付随して該第１のガス計量部１０
に一体的に設けられたガスメータであり、該第２のガス
計量部２０は検定を必要としない。
は、該第１のガス計量部１０を通して前記規定料金のガ
ス消費設備系Ｉに供給されるとともに、第２のガス計量
部２０を通して前記特殊料金のガス消費設備系IIへ供給
される。第１のガス計量部１０は、検定を必要とする通
常のガスメータであり、第２のガス計量部２０は、該第
１のガス計量部１０に付随して該第１のガス計量部１０
に一体的に設けられたガスメータであり、該第２のガス
計量部２０は検定を必要としない。
【００１８】第１のガス計量部１０には、積算値表示部
１１及び表示切り換えスイッチ１２を具備しており、該
切り換えスイッチ１２を押すことにより、該表示部１１
には、第１のガス計量部１０の積算値が表示されたり、
第２のガス計量部２０の積算値が表示されたりする。好
ましくは、通常は、第１のガス計量部１０の積算値を表
示しており、切り換えスイッチ１２を押すと、第２のガ
ス計量部２０の積算値表示に切り換わり、所定時間経過
後に、第１のガス計量部１０の積算値の表示に自動的に
切り換わるようになっている。
１１及び表示切り換えスイッチ１２を具備しており、該
切り換えスイッチ１２を押すことにより、該表示部１１
には、第１のガス計量部１０の積算値が表示されたり、
第２のガス計量部２０の積算値が表示されたりする。好
ましくは、通常は、第１のガス計量部１０の積算値を表
示しており、切り換えスイッチ１２を押すと、第２のガ
ス計量部２０の積算値表示に切り換わり、所定時間経過
後に、第１のガス計量部１０の積算値の表示に自動的に
切り換わるようになっている。
【００１９】図２は、本発明の他の実施例を説明するた
めの要部構成図で、図中、図１に示した実施例と同様の
作用をする部分には、図１の場合と同一の参照番号が付
してある。而して、図２において、１３は第１のガス計
量部１０用の積算カウンタ、１４は第２のガス計量部２
２用の積算カウンタ、２１は第２のガス計量部２０の流
量センサで、この実施例においては、第１のガス計量部
１０には、２つの積算カウンタ１３，１４を有し、それ
ぞれのガスメータの使用量を別々に積算表示する構造と
なっている。この場合においても、第２のガス計量部２
０には、積算表示部を有しないので、該第２のガス計量
部２０は、検定を受けることなく、第１のガス計量部の
み検定を受ければよいので、その分、コスト安にするこ
とができる。
めの要部構成図で、図中、図１に示した実施例と同様の
作用をする部分には、図１の場合と同一の参照番号が付
してある。而して、図２において、１３は第１のガス計
量部１０用の積算カウンタ、１４は第２のガス計量部２
２用の積算カウンタ、２１は第２のガス計量部２０の流
量センサで、この実施例においては、第１のガス計量部
１０には、２つの積算カウンタ１３，１４を有し、それ
ぞれのガスメータの使用量を別々に積算表示する構造と
なっている。この場合においても、第２のガス計量部２
０には、積算表示部を有しないので、該第２のガス計量
部２０は、検定を受けることなく、第１のガス計量部の
み検定を受ければよいので、その分、コスト安にするこ
とができる。
【００２０】また、図１及び図２において、３０は通信
回線で、前述のようにして計量されたガス使用量は、セ
ンターにて読み取られ、課金されるが、その場合、第２
のガス計量部２０で計量されたガス使用量は、第１のガ
ス計量部１０内に設けられたメモリに記憶されており、
該通信回線３０を通してセンターに読み取られる。更に
は、第１のガス計量部１０に設けられたマイコンによ
り、任意所望の係数が掛けられ（演算されて）第１のガ
ス計量部１０の伝送機能を通してセンターに伝送される
（勿論、第１のガス計量部の積算値もセンターに伝送さ
れる）。
回線で、前述のようにして計量されたガス使用量は、セ
ンターにて読み取られ、課金されるが、その場合、第２
のガス計量部２０で計量されたガス使用量は、第１のガ
ス計量部１０内に設けられたメモリに記憶されており、
該通信回線３０を通してセンターに読み取られる。更に
は、第１のガス計量部１０に設けられたマイコンによ
り、任意所望の係数が掛けられ（演算されて）第１のガ
ス計量部１０の伝送機能を通してセンターに伝送される
（勿論、第１のガス計量部の積算値もセンターに伝送さ
れる）。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から明らかように、本発明に
よると、検定を必要とするガスメータを１つにして、規
定料金のガス器具に供給されるガス使用量と、特殊料金
のガス器具に供給されるガス使用量を別々に計量して表
示することができるので、２台のガスメータを使用する
場合に比してガスメータのコストを安くすることができ
る。
よると、検定を必要とするガスメータを１つにして、規
定料金のガス器具に供給されるガス使用量と、特殊料金
のガス器具に供給されるガス使用量を別々に計量して表
示することができるので、２台のガスメータを使用する
場合に比してガスメータのコストを安くすることができ
る。
【図１】 本発明による器具別料金対象ガスメータの一
実施例を説明するための要部概略構成図である。
実施例を説明するための要部概略構成図である。
【図２】 本発明による器具別料金対象ガスメータの他
の実施例を説明するための要部概略構成図である。
の実施例を説明するための要部概略構成図である。
【図３】 本出願人が先に提案した器具別料金対象ガス
メータの一例を説明するための図である。
メータの一例を説明するための図である。
１０…規定料金用の第１のガス計量部、１１…ガス使用
量表示部、１２…切り換えスイッチ、１３，１４…積算
カウンタ、２０…特殊料金用の第２のガス計量部、２１
…流量センサ、Ｉ…規定料金のガスが供給されるガス器
具が使用されるガス消費設備系、II…特殊料金のガスが
供給されるガス器具が使用されるガス消費設備系。
量表示部、１２…切り換えスイッチ、１３，１４…積算
カウンタ、２０…特殊料金用の第２のガス計量部、２１
…流量センサ、Ｉ…規定料金のガスが供給されるガス器
具が使用されるガス消費設備系、II…特殊料金のガスが
供給されるガス器具が使用されるガス消費設備系。
Claims (4)
- 【請求項１】 単位使用量当りの料金が規定料金である
ガス器具と、該規定流金とは異なる特殊料金であるガス
器具とのガス使用量を計量する器具別料金対象のガスメ
ータにおいて、該ガスメータは、前記単位使用量当りの
料金が規定料金であるガス器具及び特殊料金であるガス
器具のガス使用量を計量する第１のガス計量部と、前記
規定料金とは異なる特殊料金であるガス器具のガス使用
量を計量する第２の計量部と、前記第１の計量部に設け
られ、かつ、該第１の計量部での計量値と前記第２の計
量部での計量値を選択的に表示する単一の計量表示部
と、該単一の計量表示部の表示を前記第１の計量部の計
量値と第２の計量部の計量値とで選択的に切り換えて表
示する切り換え手段を有することを特徴とする器具別料
金対象ガスメータ。 - 【請求項２】 前記第２の計量部の計量値を表示した
後、所定時間経過後に、前記第１の計量部の計量値の表
示に自動的に復帰することを特徴とする請求項１に記載
の器具別料金対象ガスメータ。 - 【請求項３】 前記第１の計量部にメモリを有し、前記
第２の計量部での計量値を前記第１の計量部のメモリに
記憶し、該第１の計量部の前記表示部にて表示し、また
は、該第１の計量部に設けられている伝送機能を使用し
て遠隔伝送可能としたことを特徴とする請求項１又は２
に記載の器具別料金対象ガスメータ。 - 【請求項４】 前記第２の計量部での計量値を前記第１
の計量部に設けられたマイコンを使用して任意係数を乗
算可能としたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれ
かに記載の器具別料金対象ガスメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096697A JP3594753B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 器具別料金対象ガスメータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1096697A JP3594753B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 器具別料金対象ガスメータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206201A true JPH10206201A (ja) | 1998-08-07 |
| JP3594753B2 JP3594753B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
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