JP2005320118A - 搬送路切換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速搬送処理に対応してコンベヤを切換えることが困難な場合や、設置場所の条件等によっては揺動レバーや駆動機等の設置が困難な場合がある。
【解決手段】 上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6と下流側下切換コンベヤ7とを設け、上流側切換コンベヤ5を揺動させる上流側リンク8と、前記下流側上切換コンベヤ6を揺動させる下流側リンク9と、下流側上切換コンベヤ6の揺動に連動して下流側下切換コンベヤ7を揺動させる連結リンク10と、これら上流側リンク8と下流側リンク9とを逆方向に揺動させる揺動レバー11とを設け、前記下流側下切換コンベヤ7の支点19から前記連結リンク10の連結部17までの距離L3を、前記下流側上切換コンベヤ6の支点18から前記連結リンク10の連結部16までの距離L2よりも大きくして、下流側上切換コンベヤ6の揺動角度θ2に対して下流側下切換コンベヤ7の揺動角度θ3が小さくなるようにする。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、荷物等の物品を搬送する設備において、搬送する物品の搬送路を切換えて物品を仕分けたり合流させたりする搬送路切換装置に関する。
従来より、荷物等の物品(以下、「物品」という。)を搬送する装置として、搬送する物品を目的地や種類等で分けたり集めたりする仕分け装置がある。例えば、このような仕分け装置として、空港における手荷物等の物品や配送センター等における物品を仕分ける装置等がある。この仕分け装置には、複数の物品を連続的に搬送しながら、その搬送過程において仕分けたり合流させたりする搬送路切換装置が設けられている。
この搬送路切換装置には、搬送路の横方向に物品を仕分けたり横方向から合流させる横型の搬送路切換装置と、搬送路の縦方向に物品を仕分けたり縦方向から合流させる縦型の搬送路切換装置とがある。
一方、近年、このような搬送路切換装置の処理能力向上が望まれている。例えば、空港における手荷物の仕分けの場合、時間当たり1800個(1800個/時)程度の高速仕分け能力が望まれている。また、このような搬送路切換装置を設ける場所も、既設の仕分け装置の能力向上のために装置を入れ替えるような場合には既設の装置の大きさに制約され、新たに設ける場合でも建家等の大きさから設置スペースが制約される場合がある。
そのため、このような処理能力の向上と設置スペースの関係とから、横型の搬送路切換装置では仕分け能力、設置スペースの両面で課題があるため、縦型の搬送路切換装置が採用される場合がある。
この種の従来技術として、図2の側面図に示す搬送路切換装置がある。この縦型の搬送路切換装置101は、主搬送コンベヤ102と上下に配置された副搬送コンベヤ103,104との間に揺動ベルトコンベヤ105,106,107を設け、これらの揺動ベルトコンベヤ105,106,107をリンク機構108の揺動レバー109で揺動させて、主搬送コンベヤ102と上側副搬送コンベヤ103または下側副搬送コンベヤ104とを連絡させることにより、物品Gの搬送路を切換える構成を簡単でかつ軽量化しようとしている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、他の従来技術として、分配ベルトコンベヤの下流側に上部ベルトコンベヤと下部ベルトコンベヤとを備え、分配ベルトコンベヤを揺動させることにより物品を上部ベルトコンベヤか下部ベルトコンベヤかに仕分けしようとした縦仕分装置もある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−81049号公報(第3−9頁、図2) 実公平8−3386号公報(第4頁、図1)
ところで、前記したように時間当たり1800固の物品Gを処理するためには、1個の物品Gを2秒で処理することとなり、しかも、物品Gを搬送するコンベヤの搬送速度も例えば80m/min程度と高速搬送しなければならないため、このような高速搬送処理の条件下で搬送路を切換えるには、その切換え動作を例えば0.6秒程度で行わなければならない。
しかしながら、前記搬送路切換装置101では、上下の揺動ベルトコンベヤ105,106,107を、水平状態でリンク結合しているため、上下の揺動ベルトコンベヤ105,106,107の揺動側端部を常に大きな角度で揺動させなければならず、前記したような高速搬送処理に対応した切換えが困難な場合がある。しかも、前記搬送路切換装置101の場合、下側の揺動ベルトコンベヤが下方まで揺動するので、その下方に設ける揺動レバー109や駆動機等の構成が、設置場所の条件等によっては配置できない場合がある。特に、既設の搬送路切換装置を入替えるような場合には、この揺動レバー109や駆動機等を配置できない場合がある。
また、前記搬送路切換装置101では、図示する揺動レバー109の左側には上流側の揺動ベルトコンベヤ105の荷重が作用し、一方、揺動レバー109の右側には下流側の揺動ベルトコンベヤ106,107の荷重が作用するので、これらのコンベヤを全て同じ重量とすると、揺動レバー109の右側に作用する荷重が左側に作用する荷重の約2倍となり、揺動レバー109の支持軸には図示する右回りの回転トルクが常に作用することとなる。そのため、下流側を上げて搬送路を切換える時に揺動レバー109を回動させるトルクとして、この常に作用している回転トルクを上回るモータトルクが必要となる。しかも、揺動レバー109の支持軸に設けられたベアリングには常に偏荷重が作用しているので、寿命を短くする場合がある。その上、前記したような高速搬送に対応して高速の切換えを行う場合には、よりベアリングの寿命を短くするおそれがある。
なお、前記特許文献2に記載の縦仕分装置では、構造が複雑であるとともに組立てが複雑であり、しかも部品点数が多いので重量も重く、迅速な作動が困難で高速の仕分けは難しい。
そこで、前記課題を解決するために、本願発明は、上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側に設けた複数のコンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側上切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該下流側上切換コンベヤの揺動に連動して前記下流側下切換コンベヤを揺動させる連結リンクと、前記上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けるとともに、前記下流側下切換コンベヤの支点から前記連結リンクの連結部までの距離を、前記下流側上切換コンベヤの支点から前記連結リンクの連結部までの距離よりも大きくして前記揺動レバーで揺動させる下流側上切換コンベヤの揺動角度に対して下流側下切換コンベヤの揺動角度が小さくなるようにしている。これにより、切換え時の下流側上切換コンベヤの揺動角度に対して下流側下切換コンベヤの下がり量を減らすことができるので、下流側下切換コンベヤの揺動角度を小さくして、高速の切換えや搬送路切換装置の小型化を図ることができる。
また、前記搬送路切換装置において、前記揺動レバーの回動中心から前記上流側リンクの支持点までの距離と下流側リンクの支持点までの距離との比を、該上流側リンクと下流側リンクとで揺動させる切換コンベヤの重量の比と反比例となる関係に設定すれば、揺動レバーに作用する上流側リンクと下流側リンクとからの回転トルクをほぼバランスさせることができる。
さらに、この搬送路切換装置において、前記揺動レバーの回動中心に、該揺動レバーを回動させる駆動機を設ければ、揺動レバーの回動中心に作用する回転トルクがほぼバランスしているので、駆動機の軸部に作用する回転トルクをバランスさせることができる。
また、この搬送路切換装置において、前記揺動レバーの回動中心を、前記下流側下切換コンベヤの上流側端部よりも上流側切換コンベヤ側に偏位させて配置すれば、揺動レバーや駆動機が搬送路切換装置の下部から突出する量をより少なくできる。
本願発明は、以上説明したような手段により、下流側下切換コンベヤの揺動角度を小さくして、切換え時間の短縮や装置の小型化を図ることが可能となる。
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の一実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。なお、この図面では各構成を模式的に記載して説明する。
図示するように、この実施形態の搬送路切換装置1は、上流側コンベヤ2側から搬送されてきた物品Gを、下流側に設けた下流側上コンベヤ3又は下流側下コンベヤ4のいずれかに搬送するように搬送路T1又は搬送路T2に切換えるように構成されている。
この下流側上コンベヤ3又は下流側下コンベヤ4への搬送路T1,T2の切換えは、前記上流側コンベヤ2の下流側に設けられた上流側切換コンベヤ5と、前記下流側上コンベヤ3の上流側に設けられた下流側上切換コンベヤ6と、前記下流側下コンベヤ4の上流側に設けられた下流側下切換コンベヤ7とを切換えることによって行われる。
前記上流側切換コンベヤ5は、上流側コンベヤ2側を支点にして下流側が揺動するように構成され、前記下流側上切換コンベヤ6は、下流側上コンベヤ3側を支点にして上流側が揺動するように構成され、前記下流側下切換コンベヤ7は、下流側下コンベヤ4側を支点にして上流側が揺動するように構成されており、上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とが連なったときには上搬送路T1を形成し、上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ7とが連なったときには下搬送路T2を形成するように構成されている。
前記上流側切換コンベヤ5には、この上流側切換コンベヤ5の下流側を揺動させる上流側リンク8の端部が連結され、前記下流側上切換コンベヤ6には、この下流側上切換コンベヤ6の上流側を揺動させる下流側リンク9の端部が連結されている。また、下流側上切換コンベヤ6と下流側下切換コンベヤ7とは、下流側上切換コンベヤ6の揺動に連動して下流側下切換コンベヤ7を揺動させる連結リンク10によって連結されている。前記上流側リンク8と下流側リンク9との他端は、上流側リンク8と下流側リンク9とを逆方向に揺動させる揺動レバー11に連結されている。これらでリンク機構が構成されている。
また、前記連結リンク10によって、下流側上切換コンベヤ6の揺動側端部と下流側下切換コンベヤ7の揺動側端部との間隔Sが、物品Gを搬送するために最低限必要な間口広さに設定されている。なお、12は、下流側下切換コンベヤ7へ搬送する物品Gの通過確認を行うための通過センサである。
さらに、前記揺動レバー11の中心位置には、揺動レバー11を所定角度で揺動させる駆動機13が設けられている。この駆動機13としては、例えばサーボモータ等が用いられ、前記上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とを正確な角度で傾けることができるように構成されている。
前記揺動レバー11は、回動中心Oを中心にして図の左右が上下逆方向に揺動するように構成されたものであり、この実施形態では、回動中心Oから上流側リンク8の支持点14までの距離r1と、下流側リンク9の支持点15までの距離r2とが、2:1の比率となるように設定されている。この実施形態では、回動中心Oから支持点14,15までの距離r1,r2のいわゆるクランクレバー比を、2:1にした例を示しているが、この比は、上流側リンク8で揺動させるコンベヤと下流側リンク9で揺動させるコンベヤの重量比と反比例する関係にすればよい。
すなわち、図示する例では、上流側切換コンベヤ5の重量w1と、下流側上切換コンベヤ6の重量w2と、下流側下切換コンベヤ7の重量w3とをほぼ同一とすることにより、揺動レバー11の両支持点14,15に作用する荷重を、上流側切換コンベヤ5の「1」と、下流側上切換コンベヤ6および下流側下切換コンベヤ7の「2」と考えて重量比をほぼ1:2とし、揺動レバー11の回動中心Oから支持点14,15までの距離r1,r2を2:1とすることによって、揺動レバー11の図示する左側の支持点14に作用する回転トルクTLを[TL=w1×r1]、右側の支持点15に作用するトルクTRを[TR=(w2+w3)×r2]とし、これらに前記重量比と距離比とを代入すると[TL=1×2,TR=2×1]となり、[TL=TR]となって、揺動レバー11の回動中心Oに作用する回転トルクが図示する左右でバランス(差がほぼゼロとなる状態)するようにしている。
このように、揺動レバー11の回転中心Oから両支持点14,15までの距離は、揺動レバー11で揺動させる切換コンベヤ5,6,7の重量に応じて、揺動レバー11の回動中心Oに作用する回転トルクが図示する左右でバランスするような関係に設定すればよく、上流側と下流側のコンベヤ5,6,7の重量比が異なれば、それに応じて回動中心Oに作用する回転トルクがバランスするように設定される。
さらに、この実施形態では、前記連結リンク10の下流側上切換コンベヤ6と下流側下切換コンベヤ7との連結を、下流側上切換コンベヤ6の支点18から連結部16までの距離L2に対して、下流側下切換コンベヤ7の支点19から連結部17までの距離L3が大きくなるように設定されている。これにより、下流側上切換コンベヤ6が揺動したときの揺動角度θ2に対して下流側下切換コンベヤ7が揺動する揺動角度θ3が小さくなるようにしている。
すなわち、下流側上切換コンベヤ6の支点18から連結部16までの距離L2と、下流側下切換コンベヤ7の支点19から連結部17までの距離L3との関係が、[L2<L3]となるように設定されており、これによって、下流側リンク9で下流側上切換コンベヤ6を所定角度θ2で揺動させたときに、この下流側上切換コンベヤ6によって揺動させられる下流側下切換コンベヤ7は、所定角度θ2よりも小さい角度θ3だけ揺動するように設定されている。このように、揺動角度が常に[θ2>θ3]の関係となるようにしている。
したがって、上流側切換コンベヤ5を下向きに揺動させて、下流側上切換コンベヤ6を上向きに揺動させることにより下流側下切換コンベヤ7を上向きに揺動させた搬送路T2に切換えた状態から、上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とをほぼ水平にして搬送路T1に切換えても、下流側下切換コンベヤ7の揺動角度θ3は小さいので、下流側下切換コンベヤ7の下降量が少なくなり、下流側下切換コンベヤ7の揺動側の下部にスペースAを確保することができる。このようにして下流側下切換コンベヤ7の下降量を少なくして装置下部にスペースAを確保すれば、このスペースAに揺動レバー11の回動軸を配置して(二点鎖線)、搬送路切換装置1の小型化を図ることができる。
以上のように構成された搬送路切換装置1によれば、以下のようにして、上流側コンベヤ2から搬送されてきた物品Gを下流側上コンベヤ3又は下流側下コンベヤ4のいずれかへ搬送するように搬送路T1,T2を切換えることができる。
すなわち、前記駆動機13によって揺動レバー11を所定角度で揺動させて、前記上流側リンク8によって上流側切換コンベヤ5を上動位置とし、前記下流側リンク9によって下流側上切換コンベヤ6を下動位置とすれば、下流側下切換コンベヤ7は連結リンク10によって下動位置となり、上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とによって上搬送路T1が形成される(図示する実線)。この状態では、連結リンク10の連結部16,17までの距離L2,L3を異ならせているので、下流側上切換コンベヤ6の揺動角度θ2に対して下流側下切換コンベヤ7の揺動角度θ3を小さくすることができる。そのため、下流側下切換コンベヤ7の揺動側の下部にスペースAを確保することができ、この確保されたスペースAの部分に揺動レバー11や駆動機13等を配置することができ、搬送路切換装置1から下方に突出する量を少なくして搬送路切換装置1を小型化することができる。
その上、このスペースAを利用して、図示する二点鎖線のように、揺動レバー11の回動中心を、下流側下切換コンベヤ7の上流側端部よりも上流側切換コンベヤ5側に偏位(オフセット)させて配置すれば、揺動レバー11や駆動機13をより上部に配置して、これらの揺動レバー11や駆動機13が搬送路切換装置1の下部から突出する量をより少なくできる。なお、この場合、下流側リンク9の傾斜角度があまり大きくならないように配置される。
また、駆動機13によって揺動レバー11を逆方向に所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を下動位置とし、前記下流側リンク10によって下流側上切換コンベヤ6を上動位置にすれば、この下流側上切換コンベヤ6と連結された連結リンク10によって下流側下切換コンベヤ7も上動位置となり、これら上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ7とによって下搬送路T2が形成される(図示する二点鎖線)。
しかも、このように下流側下切換コンベヤ7を上動位置、又は下動位置に揺動させる時の角度は小さいので、迅速な切換えが可能となり、上述したような高速搬送時の切換えにも十分対応可能となる。
さらに、下流側下切換コンベヤ7を揺動させるときの下流側上切換コンベヤ6との間隔Sは連結リンク10によって常に保たれているので、物品Gが下流側下切換コンベヤ7に移った段階で上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とを戻して下搬送路T2から上搬送路T1に切換える動作に移っても、物品Gが上向きに揺動する上流側切換コンベヤ5と下向きに揺動する下流側上切換コンベヤ6との間に挟まれることはない。これにより、物品Gの通過確認(前記通過センサ12による確認)をより上流側で行って搬送路T1,T2の切換えをより迅速に行うこともできる。
このように上流側リンク8と下流側リンク9とで上流側と下流側の各1つのコンベヤ5,6を揺動させれば、連結リンク10によってコンベヤ間の間隔Sが保たれた状態で搬送路T1,T2を安定して切換えることができるとともに、下流側下切換コンベヤ7を小さい揺動角度θ3で迅速に切換えることができる。また、このように下流側下切換コンベヤ7の降下量を少なくすることにより、揺動レバー11や駆動機13を上方に配置して搬送路切換装置1の高さを小さくして小型化することもできる。
しかも、揺動レバー11により操作するリンク8,9の支持点14,15までのレバー比を変えることにより、揺動レバー11の回動中心Oに作用する荷重による回転トルク差を極小にすることができ、高速搬送時でも安定した切換え動作を長期間安定して行うことができるとともに、切換え時間の短縮や駆動モータの小型化を図ることができる。
なお、上述した実施形態における揺動レバー11のリンク8,9を支持する支持点14,15までの距離r1,r2や、連結リンク10の支点18,19から連結部16,17までの距離L2,L3等の関係は一例であり、これらは使用条件や装置の大きさ等に応じて設定すればよく、上述した実施形態に限定されるものではない。
また、上述した実施形態は一例を示しており、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本願発明に係る搬送路切換装置は、仕分け装置における物品の仕分けまたは合流位置において迅速に搬送路を切換えたい場合に有用である。
本願発明の一実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。 従来の搬送路切換装置を示す側面図である。
符号の説明
1…搬送路切換装置
2…上流側コンベヤ
3…下流側上コンベヤ
4…下流側下コンベヤ
5…上流側切換コンベヤ
6…下流側上切換コンベヤ
7…下流側下切換コンベヤ
8…上流側リンク
9…下流側リンク
10…連結リンク
11…揺動レバー
12…通過センサ
13…駆動機
14,15…支持点
16,17…連結部
18,19…支点
G…物品
S…間隔
T1,T2…搬送路
O…回動中心
r1,r2…距離
w1,w2,w3…重量
L1,L2,L3…距離
θ1,θ2,θ3…角度

Claims (4)

  1. 上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側に設けた複数のコンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、
    前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側上切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該下流側上切換コンベヤの揺動に連動して前記下流側下切換コンベヤを揺動させる連結リンクと、前記上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けるとともに、前記下流側下切換コンベヤの支点から前記連結リンクの連結部までの距離を、前記下流側上切換コンベヤの支点から前記連結リンクの連結部までの距離よりも大きくして前記揺動レバーで揺動させる下流側上切換コンベヤの揺動角度に対して下流側下切換コンベヤの揺動角度が小さくなるようにした搬送路切換装置。
  2. 前記揺動レバーの回動中心から前記上流側リンクの支持点までの距離と下流側リンクの支持点までの距離との比を、該上流側リンクと下流側リンクとで揺動させる切換コンベヤの重量の比と反比例となる関係に設定した請求項1記載の搬送路切換装置。
  3. 前記揺動レバーの回動中心に、該揺動レバーを回動させる駆動機を設けた請求項2記載の搬送路切換装置。
  4. 前記揺動レバーの回動中心を、前記下流側下切換コンベヤの上流側端部よりも上流側切換コンベヤ側に偏位させて配置した請求項3記載の搬送路切換装置。
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