JP4463618B2 - 搬送路切換装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、荷物等の物品を搬送する設備において、搬送する物品の搬送路を切換えて物品を仕分けたり合流させたりする搬送路切換装置に関する。
従来より、荷物等の物品(以下、「物品」という。)を搬送する装置として、搬送する物品を目的地や種類等で分けたり集めたりする仕分け装置がある。例えば、このような仕分け装置として、空港における手荷物等の物品や配送センター等における物品を仕分ける装置等がある。この仕分け装置には、複数の物品を連続的に搬送しながら、その搬送過程において仕分けたり合流させたりする搬送路切換装置が設けられている。
この搬送路切換装置には、搬送路の横方向に物品を仕分けたり横方向から合流させる横型の搬送路切換装置と、搬送路の縦方向に物品を仕分けたり縦方向から合流させる縦型の搬送路切換装置とがある。
一方、近年、このような搬送路切換装置の処理能力向上が望まれている。例えば、空港における手荷物の仕分けの場合、時間当たり1800個(1800個/時)程度の高速仕分け能力が望まれている。また、このような搬送路切換装置を設ける場所も、既設の仕分け装置の能力向上のために装置を入れ替えるような場合には既設の装置の大きさに制約され、新たに設ける場合でも建家等の大きさから設置スペースが制約される場合がある。
そのため、このような処理能力の向上と設置スペースの関係とから、横型の搬送路切換装置では仕分け能力、設置スペースの両面で課題があるため、縦型の搬送路切換装置が採用される場合がある。
この種の従来技術として、図5の側面図に示す搬送路切換装置がある。この縦型の搬送路切換装置101は、主搬送コンベヤ102と上下に配置された副搬送コンベヤ103,104との間に揺動ベルトコンベヤ105,106,107を設け、これらの揺動ベルトコンベヤ105,106,107をリンク機構108の揺動レバー109で揺動させて、主搬送コンベヤ102と上側副搬送コンベヤ103または下側副搬送コンベヤ104とを連絡させることにより、物品Gの搬送路を切換える構成を簡単でかつ軽量化しようとしている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、他の従来技術として、分配ベルトコンベヤの下流側に上部ベルトコンベヤと下部ベルトコンベヤとを備え、分配ベルトコンベヤを揺動させることにより物品を上部ベルトコンベヤか下部ベルトコンベヤかに仕分けしようとした縦仕分装置もある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−81049号公報(第3−9頁、図2) 実公平8−3386号公報(第4頁、図1)
しかしながら、前記搬送路切換装置101では、揺動ベルトコンベヤ105,106,107の全てがリンク機構108のリンクと連結されているため、リンク機構108の全ての加工や取付等を正確に行わなければ安定して切換え動作をさせることができず、装置の製造に時間と労力を要する。
また、全ての揺動ベルトコンベヤ105,106,107をリンク機構108で動かすため、全ての揺動ベルトコンベヤ105,106,107とリンクとの連結部には切換え時に水平方向の分力が作用して、リンク機構108の各支持部に無理な力がかかりベアリングの寿命を短くする場合がある。
さらに、上下の揺動ベルトコンベヤ105,106,107を、水平状態でリンクと結合しているので、上下の揺動ベルトコンベヤ105,106,107の揺動側端部は常に大きな角度で揺動するため、設置場所の条件等によっては駆動機等の設置が困難な場合がある。
なお、前記特許文献2に記載の縦仕分装置では、構造が複雑であるとともに組立てが複雑であり、しかも部品点数が多いので重量も重く、迅速な作動が困難で高速の仕分けは難しい。
そこで、前記課題を解決するために、本願発明は、上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側上コンベヤ又は下流側下コンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側下切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設けるとともに、前記下流側下切換コンベヤの揺動によって前記下流側上切換コンベヤとの間隔を上端の案内部材で保ちながら下流側上切換コンベヤを揺動させる固定ポストを設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けている。この手段によれば、リンクで上流側と下流側の各1つのコンベヤを揺動させれば、固定ポストによってコンベヤ間の間隔が保たれた状態で搬送路を安定して切換えることができる。
また、この搬送路切換装置において、前記上搬送路を形成したときに前記下流側上切換コンベヤを下動位置で保持する保持部材を設ければ、下流側上切換コンベヤを下動位置で安定して保持することができる。
さらに、上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側上コンベヤ又は下流側下コンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、該下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側上切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設けるとともに、前記下流側上切換コンベヤの揺動時に前記付勢部材の力で上端の案内部材が下流側上切換コンベヤと接した状態を保って該下流側上切換コンベヤと下流側下切換コンベヤとの間隔を保ちながら下流側下切換コンベヤを揺動させる固定ポストを設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けてもよい。この手段によっても、リンクで上流側と下流側の各1つのコンベヤを揺動させれば、固定ポストによってコンベヤ間の間隔が保たれた状態で搬送路を安定して切換えることができる。
また、この搬送路切換装置において、前記下搬送路を形成したときに前記下流側下切換コンベヤを上動位置で保持する保持部材を設ければ、下流側下切換コンベヤを上動位置で安定して保持することができる。
さらに、前記搬送路切換装置において、前記下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を、該下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与するばね部材で構成すれば、簡単な構成で下流側下切換コンベヤに上向きの力を付与することができる。
また、前記下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を、該下流側下切換コンベヤの揺動端側に上向きの力を付与するウエイトで構成しても、簡単な構成で下流側下切換コンベヤに上向きの力を付与することができる。
さらに、上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側上コンベヤ又は下流側中コンベヤもしくは下流側下コンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側中コンベヤの上流側に該下流側中コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側中切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、該下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側中切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設けるとともに、前記下流側中切換コンベヤの揺動時に前記付勢部材の力で上端の案内部材が下流側中切換コンベヤと接した状態を保って該下流側中切換コンベヤと下流側下切換コンベヤとの間隔を保ちながら下流側下切換コンベヤを揺動させる下部固定ポストと、該下流側中切換コンベヤの揺動によって前記下流側上切換コンベヤとの間隔を上端の案内部材で保ちながら下流側上切換コンベヤを揺動させる上部固定ポストとを設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設ければ、下流側のコンベヤが3連であっても、リンクで上流側と下流側の各1つのコンベヤを揺動させれば、固定ポストによってコンベヤ間の間隔が保たれた状態で搬送路を安定して切換えることができる。
また、この搬送路切換装置において、前記上搬送路を形成したときに前記下流側上切換コンベヤを下動位置で保持する保持部材と、前記下搬送路を形成したときに前記下流側下切換コンベヤを上動位置で保持する保持部材とを設ければ、下流側上切換コンベヤを下動位置で安定して保持できるとともに、下流側下切換コンベヤを上動位置で安定して保持することができる。
本願発明は、以上説明したような手段により、下流側の切換コンベヤ間の間隔を固定ポストで保ちながら搬送路を切換えるので、搬送路の切換えを安定して迅速に行える切換装置を提供することが可能となる。
以下、本願発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本願発明の第1実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。なお、以下の図面では各構成を模式的に記載しているが、各コンベヤの揺動位置は後述するように搬送路を形成する位置となるように設計される。
図示するように、この第1実施形態の搬送路切換装置1は、上流側コンベヤ2側から搬送されてきた物品Gを、下流側に設けた下流側上コンベヤ3又は下流側下コンベヤ4のいずれかに搬送するように搬送路R1又は搬送路R2に切換えるように構成されている。
この下流側上コンベヤ3又は下流側下コンベヤ4への搬送路R1,R2の切換えは、前記上流側コンベヤ2の下流側に設けられた上流側切換コンベヤ5と、前記下流側上コンベヤ3の上流側に設けられた下流側上切換コンベヤ6と、前記下流側下コンベヤ4の上流側に設けられた下流側下切換コンベヤ7とを切換えることによって行われる。
前記上流側切換コンベヤ5は、上流側コンベヤ2側を支点にして下流側が揺動するように構成され、前記下流側上切換コンベヤ6は、下流側上コンベヤ3側を支点にして上流側が揺動するように構成され、前記下流側下切換コンベヤ7は、下流側下コンベヤ4側を支点にして上流側が揺動するように構成されており、上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とが連なったときには上搬送路R1を形成し、上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ7とが連なったときには下搬送路R2を形成するように構成されている。なお、8は下流側上切換コンベヤ6の下動位置を決定する保持部材(ストッパ)である。
前記上流側切換コンベヤ5には、下流側を揺動させる上流側リンク9の端部が連結され、前記下流側下切換コンベヤ7には、上流側を揺動させる下流側リンク10の端部が連結されている。これら上流側リンク9と下流側リンク10との他端は、上流側リンク9と下流側リンク10とを逆方向に揺動させる揺動レバー11に連結されている。これらでリンク機構が構成されている。
この揺動レバー11は、中心部Oを中心にして図の左右が上下逆方向に揺動可能なように構成されたものであり、この揺動レバー11の中心位置には、揺動レバー11を所定角度で揺動させる駆動機12が設けられている。この駆動機12としては、例えばサーボモータ等が用いられ、前記上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ7とを正確な角度で傾けることができるように構成されている。
そして、下流側下切換コンベヤ7には、この下流側下切換コンベヤ7が揺動した時に前記下流側上切換コンベヤ6との間隔を上端の案内部材となるローラ13で保ちながら下流側上切換コンベヤ6を揺動させる固定ポスト14が設けられている。案内部材としては、ローラ13以外であってもよい。
この固定ポスト14は、先端に設けられたローラ13が下流側上切換コンベヤ6の下面に設けられたガイド板15に当接した状態で下流側下切換コンベヤ7と共に揺動するように構成されている。
また、この固定ポスト14は、下流側下切換コンベヤ7の上流側端部と下流側上切換コンベヤ6の上流側端部との間隔Sを最大物品Gが通過できる間隔となる高さHに設定されており、揺動時も常にこの間隔Sを確保できるようにしている。
しかも、このように固定ポスト14の高さHで最大物品Gが通過できる間隔Sを確保することにより、下流側上切換コンベヤ6を水平状態として上搬送路R1を形成している状態では、下流側下切換コンベヤ7の上流側降下量を少なくすることができる(図示する最下動時の傾斜した実線の状態)。これは、下流側上コンベヤ3と下流側下コンベヤ4との間隔は余裕を持って高く設計されるが、下流側上切換コンベヤ6の上流端と下流側下切換コンベヤ7の上流端との間隔Sは、固定ポスト14の高さHで制限されているからである。このようにすることによって、揺動レバー11や駆動機12を設ける位置を下流側下切換コンベヤ7に近づけるように上方へ移動させて搬送路切換装置1の小型化を図ることができる。
以上のように構成された第1実施形態の搬送路切換装置1によれば、以下のようにして、上流側コンベヤ2から搬送されてきた物品Gを下流側上コンベヤ3又は下流側下コンベヤ4のいずれかへ搬送するように搬送路R1,R2を切換えることができる。
すなわち、前記駆動機12によって揺動レバー11を所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を上動位置とし、前記下流側リンク10によって下流側下切換コンベヤ7を下動位置とすれば、下流側上切換コンベヤ6は自重によって下動位置となり、これら上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とによって上搬送路R1が形成される(図示する実線)。
また、駆動機12によって揺動レバー11を逆方向に所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を下動位置とし、前記下流側リンク10によって下流側下切換コンベヤ7を上動位置にすれば、この下流側下切換コンベヤ7に設けられた固定ポスト14によって下流側上切換コンベヤ6も上動位置となり、これら上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ7とによって下搬送路R2が形成される(図示する二点鎖線)。
しかも、下流側下切換コンベヤ7を上動位置としたときに固定ポスト14の高さHによって下流側上切換コンベヤ6との間隔Sは常に保たれているので、物品Gが下流側下切換コンベヤ7に移った段階で上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ6とを戻して下搬送路R2から上搬送路R1に切換える動作に移っても、物品Gが上向きに揺動する上流側切換コンベヤ5と下向きに揺動する下流側上切換コンベヤ6との間に挟まれることはない。これにより、物品Gの通過確認をより下流側で行って搬送路の切換えをより迅速に行うこともできる。
また、この実施形態では、上流側切換コンベヤ5を上動位置として下流側下切換コンベヤ7を下動位置とするときに、下流側上切換コンベヤ6は自重で保持部材8に当接するまで戻るので、揺動レバー11を揺動させるための駆動機12の力は小さくてよい。
なお、図に二点鎖線で示すように、下流側上切換コンベヤ6の上部に、この下流側上切換コンベヤ6を下動位置に向けて強制的に揺動させるアクチュエータ16を設けてもよい。このアクチュエータ16としては、空圧シリンダ等が用いられ、下流側下切換コンベヤ7の下動に連動して下流側上切換コンベヤ6を下動位置側へ迅速に揺動させるように構成すればよい。このアクチュエータ16を設ければ、下流側上切換コンベヤ6の自重による下動位置への揺動をより迅速に行うことができる。
このように上流側リンク9と下流側リンク10とで上流側と下流側の各1つのコンベヤ5,7を揺動させれば、固定ポスト14によってコンベヤ間の間隔Sが保たれた状態で搬送路R1,R2を安定して切換えることができるので、リンク9,10を支持するベアリングに横方向の無理な力が作用することもなく、安定した切換え動作を長期間安定して行うことができる。
図2は本願発明の第2実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。この第2実施形態も各構成を模式的に記載しているが、各コンベヤの揺動位置は後述するように搬送路を形成する位置となるように設計される。なお、上述した第1実施形態と同一の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図示するように、この第2実施形態の搬送路切換装置21でも、上流側切換コンベヤ5は、上流側コンベヤ2側を支点にして下流側が揺動するように構成され、前記下流側上切換コンベヤ26は、下流側上コンベヤ3側を支点にして上流側が揺動するように構成され、前記下流側下切換コンベヤ27は、下流側下コンベヤ4側を支点にして上流側が揺動するように構成されており、上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ26とが連なったときには上搬送路R1を形成し、上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ27とが連なったときには下搬送路R2を形成するように構成されている。なお、28は下流側下切換コンベヤ27の上動位置を決定する保持部材(ストッパ)である。
この第2実施形態における下流側下切換コンベヤ27には、揺動側に上向きの力を付与する付勢部材たるばね部材37が設けられている。このばね部材37は圧縮ばねであり、簡単な構成で下流側下切換コンベヤ27に上向きの力を付与している。
また、前記上流側切換コンベヤ5の下流側を揺動させる上流側リンク9と、前記下流側上切換コンベヤ26の上流側を揺動させる下流側リンク30とが、これら上流側リンク9と下流側リンク30とを逆方向に揺動させる揺動レバー11に連結されている。これらでリンク機構が構成されている。
この揺動レバー11も、中心部Oを中心にして図の左右が上下逆方向に揺動可能なように構成されたものであり、この揺動レバー11の中心位置に設けられた駆動機12によって揺動レバー11が所定角度で揺動させられる。
そして、この第2実施形態では、この下流側上切換コンベヤ26と下流側下切換コンベヤ27との間に固定ポスト14が設けられている。この固定ポスト14は、下流側下切換コンベヤ27に設けられており、前記ばね部材37の力によって、下流側上切換コンベヤ26が揺動しても上端の案内部材となるローラ13が下流側上切換コンベヤ26のガイド板15に当接した状態を保ちながら揺動するように構成されている。
この実施形態でも、下流側下切換コンベヤ7の上流側端部と下流側上切換コンベヤ26の上流側端部との間隔Sを固定ポスト14の高さHで最大物品Gが通過できる間隔に設定することにより、常にこの間隔Sを確保できるようにしている。
しかも、このように固定ポスト14の高さHで最大物品Gが通過できる間隔Sを確保することにより、下流側上切換コンベヤ26を水平状態として上搬送路R1を形成している状態では、下流側下切換コンベヤ27の上流側降下量を少なくすることができる(図示する最下動時の傾斜した実線の状態)。これも、下流側上切換コンベヤ26の上流端と下流側下切換コンベヤ27の上流端との間隔Sが固定ポスト14の高さHで制限されているからであり、これにより、揺動レバー11や駆動機12を設ける位置を下流側下切換コンベヤ7に近づけるように上方へ移動させて搬送路切換装置1の小型化を図ることができる。
以上のように構成された第2実施形態の搬送路切換装置21によれば、以下のようにして、上流側コンベヤ2から搬送されてきた物品Gを下流側上コンベヤ3か下流側下コンベヤ4のいずれかへ搬送するように搬送路R1,R2を切換えることができる。
すなわち、前記駆動機12によって揺動レバー11を所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を上動位置とし、前記下流側リンク30によって下流側上切換コンベヤ26を下動位置とすれば上搬送路R1が形成される。この時、下流側下切換コンベヤ27は、下流側上切換コンベヤ26の下動によりばね部材37の上向きの力に抗して固定ポスト14で押し下げられる(図示する実線)。
また、駆動機12によって揺動レバー11を逆方向に所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を下動位置とし、前記下流側リンク30によって下流側上切換コンベヤ26が上を位置とすれば、この下流側上切換コンベヤ26の下面にばね部材37の上向きの力で接するように設けられた固定ポスト14によって下流側下切換コンベヤ27も上動位置となり、これら上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ27とによって下搬送路R2が形成される。この時、下流側上切換コンベヤ27は、ばね部材37によって押し上げられて保持部材(ストッパ)28に当接した状態で停止する(図示する二点鎖線)。
しかも、下流側上切換コンベヤ26を上動位置としたときに固定ポスト14の高さHによって下流側下切換コンベヤ27との間隔Sは常に保たれているので、物品Gが下流側下切換コンベヤ27に移った段階で上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ26とを戻して下搬送路R2から上搬送路R1に切換える動作に移っても、物品Gが上向きに揺動する上流側切換コンベヤ5と下向きに揺動する下流側上切換コンベヤ26との間に挟まれることはない。この例でも、物品Gの通過確認をより下流側で行って搬送路の切換えをより迅速に行うこともできる。
このように、この実施形態でも、上流側リンク9と下流側リンク30とで上流側と下流側の各1つのコンベヤ5,26を揺動させれば、固定ポスト14によってコンベヤ間の間隔Sが保たれた状態で搬送路R1,R2を安定して切換えることができるので、リンク9,30を支持するベアリングに横方向の無理な力が作用することもなく、安定した切換え動作を長期間安定して行うことができる。
図3は本願発明の第3実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。この第3実施形態は、前記第2実施形態における付勢部材が異なった例であるため、異なった構成のみを説明して、同一の構成には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図示するように、この第3実施形態の搬送路切換装置41は、前記第2実施形態とは付勢部材が異なっており、ばね部材37に換えてカウンタウエイト57を設けた実施形態である。このカウンタウエイト57は、下流側下切換コンベヤ27の上流側(揺動端側)に連結された上向きのワイヤ58を滑車59を介して下向きにして端部に連結したものであり、所定重量のカウンタウエイト57を連結することにより下流側下切換コンベヤ27の揺動端側に上向きの力を付与している。この実施形態でも、簡単な構成で下流側下切換コンベヤ27に上向きの力を付与することができる。
このような搬送路切換装置41によっても、駆動機12によって揺動レバー11を所定角度で揺動させれば、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5が上動位置となり、前記下流側リンク30によって下流側上切換コンベヤ26が下動位置となって上搬送路R1が形成される。この時、下流側下切換コンベヤ27は、下流側上切換コンベヤ26の下動によりカウンタウエイト57の上向きの力に抗して固定ポスト14で押し下げられる(図示する実線)。
また、駆動機12によって揺動レバー11を逆方向に所定角度で揺動させれば、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5が下動位置となり、前記下流側リンク30によって下流側上切換コンベヤ26が上動位置となるとともに、この下流側上切換コンベヤ26の下面にカウンタウエイト57の上向きの力で接するように設けられた固定ポスト14によって下流側下切換コンベヤ27も上動位置となり、これら上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ27とによって下搬送路R2が形成される。この時、下流側上切換コンベヤ27は、カウンタウエイト57によって押し上げられて保持部材(ストッパ)28に当接した状態で停止する(図示する二点鎖線)。
なお、他の作用等は上述した第2実施形態と同一であるため、その詳細な説明は省略する。
図4は本願発明の第4実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。この第4実施形態は、上述した第1実施形態と第2実施形態とを組合わせることによって3連の搬送路切換装置を構成した実施形態である。なお、この実施形態において、上述した第1、第2実施形態と同一の構成には同一符号を付して詳細な説明は省略し、名称等が異なる構成には異なる符号を付して説明する。
図示するように、この第4実施形態の搬送路切換装置61は、上流側コンベヤ2で搬送する物品Gを、下流側に設けた下流側上コンベヤ77又は下流側中コンベヤ63もしくは下流側下切換コンベヤ54のいずれかに搬送路R1,R2,R3を切換えて搬送するように構成されている。
この下流側上コンベヤ77又は下流側中コンベヤ63もしくは下流側下コンベヤ64への搬送路R1,R2,R3の切換えは、前記上流側コンベヤ2の下流側に設けられた上流側切換コンベヤ5と、前記下流側上コンベヤ77の上流側に設けられた下流側上切換コンベヤ78と、前記下流側中コンベヤ63の上流側に設けられた下流側中切換コンベヤ66と、前記下流側下コンベヤ64の上流側に設けられた下流側下切換コンベヤ67とを切換えることによって行われる。
前記下流側上切換コンベヤ78は、下流側上コンベヤ77側を支点にして上流側が揺動するように構成され、前記下流側中切換コンベヤ66は、下流側中コンベヤ63側を支点にして上流側が揺動するように構成され、前記下流側下切換コンベヤ67は、下流側下コンベヤ64側を支点にして上流側が揺動するように構成されており、上流側切換コンベヤ5と下流側上切換コンベヤ78とが連なったときには上搬送路R1を形成し、上流側切換コンベヤ5と下流側中切換コンベヤ66とが連なったときには中搬送路R2を形成し、上流側切換コンベヤ5と下流側下切換コンベヤ67とが連なったときには下搬送路R3を形成するように構成されている。なお、8は下流側上切換コンベヤ6の下動位置を決定する保持部材(ストッパ)であり、28は下流側下切換コンベヤ67の上動位置を決定する保持部材(ストッパ)である。
この第4実施形態における下流側下切換コンベヤ67には、揺動側に上向きの力を付与する付勢部材たるばね部材37が設けられている。
また、前記上流側切換コンベヤ5の下流側を揺動させる上流側リンク9と、前記下流側中切換コンベヤ66の上流側を揺動させる下流側リンク70とが、これら上流側リンク9と下流側リンク70とを逆方向に揺動させる揺動レバー71に連結されている。これらでリンク機構が構成されている。
この揺動レバー71も、中心部Oを中心にして図の左右が上下逆方向に揺動可能なように構成されたものであり、この揺動レバー71の中心位置に設けられた駆動機72によって揺動レバー71が所定角度で揺動させられる。
そして、この第4実施形態では、下流側中切換コンベヤ66には、この下流側中切換コンベヤ66が揺動した時に下流側上切換コンベヤ78との間隔S1を上端の案内部材となるローラ73で保ちながら下流側上切換コンベヤ78を揺動させる上固定ポスト74が設けられ、下流側下切換コンベヤ67には、前記ばね部材37の上向きの力によって、下流側中切換コンベヤ66が揺動した時に上端の案内部材となるローラ13で間隔S2を保ちながら下流側中切換コンベヤ66とともに下流側下切換コンベヤ67を揺動させる固定ポスト14が設けられている。
前記上固定ポスト74は、先端に設けられたローラ73が下流側上切換コンベヤ78のガイド板15に当接した状態で下流側中切換コンベヤ66の揺動に連動して下流側上切換コンベヤ78を揺動させ、前記固定ポスト14は、先端に設けられたローラ13が下流側中切換コンベヤ66のガイド板15に当接した状態で下流側中切換コンベヤ66の揺動に連動して下流側下切換コンベヤ67を揺動させるように構成されている。
この実施形態では、下流側中切換コンベヤ66の上流側端部と下流側上切換コンベヤ78の上流側端部との間隔S1が上固定ポスト74の高さH1で最大物品Gが通過できる間隔に設定され、下流側下切換コンベヤ67の上流側端部と下流側中切換コンベヤ66の上流側端部との間隔S2が固定ポスト14の高さH2で最大物品Gが通過できる間隔に設定されており、常にこの間隔S1,S2を確保できるようにしている。
以上のように構成された第4実施形態の搬送路切換装置61によれば、以下のようにして、上流側コンベヤ2から搬送されてきた物品Gを下流側上コンベヤ77か下流側中コンベヤ63か下流側下コンベヤ64のいずれかに搬送するように搬送路R1,R2,R3を切換えることができる。
すなわち、前記駆動機72によって揺動レバー71を所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を上動位置とし、前記下流側リンク70によって下流側中切換コンベヤ66を下動位置とすれば、下流側上切換コンベヤ78が下動位置となって上搬送路R1が形成される(図示する点線)。
また、駆動機72によって揺動レバー71を逆方向に所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を中動位置とし、前記下流側リンク70によって下流側中切換コンベヤ66を中動位置とすれば、中搬送路R2が形成される(図示する実線)。
さらに、駆動機72によって揺動レバー71を更に逆方向に所定角度で揺動させて、前記上流側リンク9によって上流側切換コンベヤ5を下動位置とし、前記下流側リンク70によって下流側中切換コンベヤ66を上動位置とすれば、固定ポスト14によって下流側下切換コンベヤ67が上動位置となり、下搬送路R3が形成される(図示する二点鎖線)。
なお、これらの動作時における固定ポスト74,14やばね部材37等の作用は、上述した第1,第2実施形態と同様であるので省略する。
しかも、下流側中切換コンベヤ66を中動位置としたときには固定ポスト74の高さH1によって下流側上切換コンベヤ78との間隔S1は常に保たれ、下流側中切換コンベヤ66を上動位置としたときには固定ポスト14の高さH2によって下流側下切換コンベヤ67との間隔S2は常に保たれているので、物品Gが下流側中切換コンベヤ66、下流側下切換コンベヤ67に移った段階で上流側切換コンベヤ5と下流側中切換コンベヤ66とを戻して中搬送路R2から上搬送路R1、下搬送路R3から中搬送路R2に切換える動作に移っても、物品Gが上向きに揺動する上流側切換コンベヤ5と下向きに揺動する下流側上切換コンベヤ78又は下流側中切換コンベヤ66との間に挟まれることはない。この場合も、物品Gの通過確認をより下流側で行って搬送路の切換えをより迅速に行うこともできる。
このように、この実施形態でも、上流側リンク9と下流側リンク70とで上流側と下流側の各1つのコンベヤ5,66を揺動させれば、固定ポスト14,74によってコンベヤ間の間隔S1,S2が保たれた状態で搬送路R1,R2,R3を安定して切換えることができるので、リンク9,70を支持するベアリングに横方向の無理な力が作用することもなく、安定した切換え動作を長期間安定して行うことができる。
この第4実施形態では、上述した第1実施形態と第2実施形態とを組合わせた構成としているが、上述した第1〜第3実施形態を適宜組合わせることは可能であり、使用条件や処理能力等に応じて適宜組合わせてもよい。
なお、固定ポスト14(74)による間隔S(S1,S2)の決定は処理条件等に応じて決定すればよく、上述した実施形態に限定されるものではない。
さらに、上述した実施形態は一例を示しており、本願発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本願発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
本願発明に係る搬送路切換装置は、仕分け装置における物品の仕分けまたは合流位置において迅速に搬送路を切換えたい場合に有用である。
本願発明の第1実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。 本願発明の第2実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。 本願発明の第3実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。 本願発明の第4実施形態を示す搬送路切換装置の側面図である。 従来の搬送路切換装置を示す側面図である。
符号の説明
1…搬送路切換装置
2…上流側コンベヤ
3…下流側上コンベヤ
4…下流側下コンベヤ
5…上流側切換コンベヤ
6…下流側上切換コンベヤ
7…下流側下切換コンベヤ
8…保持部材
9…上流側リンク
10…下流側リンク
11…揺動レバー
12…駆動機
13…ローラ
14…固定ポスト
15…ガイド板
16…アクチュエータ
21…搬送路切換装置
26…下流側上切換コンベヤ
27…下流側下切換コンベヤ
28…保持部材
30…下流側リンク
37…ばね部材
41…搬送路切換装置
57…カウンタウエイト
58…ワイヤ
59…滑車
61…搬送路切換装置
63…下流側上コンベヤ
64…下流側下コンベヤ
66…下流側上切換コンベヤ
67…下流側下切換コンベヤ
70…下流側リンク
71…揺動レバー
72…駆動機
73…ローラ
74…固定ポスト
G…物品
R1,R2,R3…搬送路
S,S1,S2…間隔
H,H1,H2…高さ

Claims (8)

  1. 上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側上コンベヤ又は下流側下コンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、
    前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側下切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設けるとともに、前記下流側下切換コンベヤの揺動によって前記下流側上切換コンベヤとの間隔を上端の案内部材で保ちながら下流側上切換コンベヤを揺動させる固定ポストを設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けた搬送路切換装置。
  2. 前記上搬送路を形成したときに前記下流側上切換コンベヤを下動位置で保持する保持部材を設けた請求項1記載の搬送路切換装置。
  3. 上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側上コンベヤ又は下流側下コンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、
    前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、該下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側上切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設けるとともに、前記下流側上切換コンベヤの揺動時に前記付勢部材の力で上端の案内部材が下流側上切換コンベヤと接した状態を保って該下流側上切換コンベヤと下流側下切換コンベヤとの間隔を保ちながら下流側下切換コンベヤを揺動させる固定ポストを設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けた搬送路切換装置。
  4. 前記下搬送路を形成したときに前記下流側下切換コンベヤを上動位置で保持する保持部材を設けた請求項3記載の搬送路切換装置。
  5. 前記下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を、該下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与するばね部材で構成した請求項3記載の搬送路切換装置。
  6. 前記下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を、該下流側下切換コンベヤの揺動端側に上向きの力を付与するウエイトで構成した請求項3記載の搬送路切換装置。
  7. 上流側コンベヤで搬送する物品を、下流側上コンベヤ又は下流側中コンベヤもしくは下流側下コンベヤに搬送路を切換えて搬送する搬送路切換装置であって、
    前記上流側コンベヤの下流側に該上流側コンベヤ側を支点にして下流側が揺動する上流側切換コンベヤを設け、前記下流側上コンベヤの上流側に該下流側上コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側上切換コンベヤを設け、前記下流側中コンベヤの上流側に該下流側中コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側中切換コンベヤを設け、前記下流側下コンベヤの上流側に該下流側下コンベヤ側を支点にして上流側が揺動する下流側下切換コンベヤを設け、該下流側下切換コンベヤの揺動側に上向きの力を付与する付勢部材を設け、前記上流側切換コンベヤの下流側を揺動させる上流側リンクと、前記下流側中切換コンベヤの上流側を揺動させる下流側リンクと、該上流側リンクと下流側リンクとを逆方向に揺動させる揺動レバーとを備えたリンク機構を設けるとともに、前記下流側中切換コンベヤの揺動時に前記付勢部材の力で上端の案内部材が下流側中切換コンベヤと接した状態を保って該下流側中切換コンベヤと下流側下切換コンベヤとの間隔を保ちながら下流側下切換コンベヤを揺動させる下部固定ポストと、該下流側中切換コンベヤの揺動によって前記下流側上切換コンベヤとの間隔を上端の案内部材で保ちながら下流側上切換コンベヤを揺動させる上部固定ポストとを設け、前記揺動レバーを揺動させて前記上流側切換コンベヤを下動位置としたときに下流側下切換コンベヤが上動位置となって下搬送路を形成し、前記上流側切換コンベヤを上動位置としたときに下流側上切換コンベヤが下動位置となって上搬送路を形成する駆動機を設けた搬送路切換装置。
  8. 前記上搬送路を形成したときに前記下流側上切換コンベヤを下動位置で保持する保持部材と、前記下搬送路を形成したときに前記下流側下切換コンベヤを上動位置で保持する保持部材とを設けた請求項7記載の搬送路切換装置。

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