JP2005320020A - 自立型包装袋及び当該包装袋の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自立性に優れるため、店頭における陳列効果も良好であるとともに、包装袋を折り畳んで段ボール等の内部に集積した場合においてもデッドスペースを生じることのなく、集積効率にも優れた自立型包装袋及び当該包装袋の製造方法を提供すること。
【解決手段】単層または多層のフィルムからなる平袋5を角筒状にして矩形状の底面部20を形成し、当該矩形状の底面部20の両脇に張り出す三角形状部の底辺部分を接着させ、この三角形状部を切除してなる自立型包装袋1及び当該包装袋の製造方法であり、前記した三角形状部を底面部20の内側または外側に折り込むようにしてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自立型包装袋及び当該包装袋の製造方法に関する。
液状、顆粒状または粒状物等の各種形態の物品を包装袋に収納した状態で陳列して販売するに際しては、購入者から当該物品が入った包装袋がよく見えるように、店頭において起立した状態で陳列することができれば、購入意欲を増すことができるため効果的である。そして、近年では、このような自立可能な包装袋が広く求められている。
かかる自立可能な包装袋としては、立体容器としての特徴も兼ね備えたパウチ等が一般的に知られており、例えば、フィルムの熱融着層面同士を対面させて配し、底部から2つ折りした底材を挿入して左右の端部をヒートシールしてなる底部ガセットタイプのスタンディングパウチや、熱融着層面同士を対面させて配し、その左右から2つ折りした側面部材を挿入して端部をヒートシールしてなるサイドガセットタイプの自立型包装袋が用いられている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。また、いわゆるガゼット袋や、当該ガゼット袋の底部にマチを入れたもの等も用いられている。
このような自立型包装袋の具体例として、スタンディングパウチタイプの自立型包装袋は、片面が熱融着性を有する複合フィルムを用い、前面フィルムと後面フィルムの熱融着面同士を対面させて配するようにして、その底部から2つ折りした底面フィルムを挿入して、その周縁部を熱接着して形成することにより得ることができる。
また、サイドガセットタイプの自立型包装袋は、前記のスタンディングパウチタイプのものと同様に、片面が熱融着性を有するような複合フィルムを用いて、前面のフィルムと後面のフィルムの熱融着面同士を対面させて配するようにして、その左右から2つ折りした側面フィルムを挿入して、その周縁部を熱接着して形成することにより得ることができる。
特開2000−25785号公報([請求項1],[図1]) 特開2003−191963号公報([請求項1],[図1])
しかしながら、前記したような従来のスタンディングパウチの自立型包装袋は、自立性は良好であるが、折り畳んで段ボール等のケース内に集積させた場合にあっては、収納効率ないしは集積効率がよくないといった問題が生じており、改善が強く求められていたのが実状である。
また、サイドガセットタイプの自立型包装袋は、段ボール等への集積効率が良い等の長所を有するが、その構造上、底部を折り込んで自立させるために、折り込まれた部位のフィルムが反発してしまい、自立した際に袋がふらついてしまい、安定性に欠けてしまうという問題があった。
従って、本発明の目的は、自立性に優れるため、店頭における陳列効果も良好であるとともに、包装袋を折り畳んで段ボール等の内部に集積した場合においてもデッドスペースを生じることのなく、集積効率にも優れた自立型包装袋及び当該包装袋の製造方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の第1発明の自立型包装袋は、単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成し、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部の底辺に相当する部分を接着し、当該三角形状部を切除してなることを特徴とする。
この本発明によれば、単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成させ、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部の底辺に相当する部分を接着させ、当該三角形状部を切除するようにしているので、自立可能な包装袋を簡便な手段で得ることができるとともに、得られた包装袋は、自立性に優れるため、各種物品を包装して店頭に陳列した場合にあっては、購入者の購買意欲を増加させることができるものとなる。
また、かかる自立型包装袋は、折り畳んだ場合にあっても邪魔となる部位が存在しないため、包装袋を折り畳んで集積した場合においても、集積効率にも優れた包装袋を好適に提供することができる。更には、本発明の自立型包装袋は、外観的にも良好であるため、意匠的にも優れた包装袋となる。
本発明の自立型包装袋は、底部を内側にガゼット折りしているので、安定した立体性が確保できるとともに、袋供給型の製袋機に供給する際にも袋をスムースに供給することができる。また、1枚のフィルムを使用して自立型包装袋を製造しているため、全面に図柄を印刷して配置しても、製袋時のデザインずれの発生を防止することができる。そして、本発明の自立型包装袋は、袋のサイドにシール部分がないため、袋に対してソフト感を付与することができる。
本発明の第2発明の自立型包装袋は、単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成し、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の内側に折り込んでなることを特徴とし、また、本発明の第3発明の自立型包装袋は、単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成させ、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の外側に折り込んでなることを特徴としており、この第2発明及び第3発明の自立型包装袋によっても、前記した第1発明と同様な効果を奏することができる。
なお、これら第2発明及び第3発明にあっては、折り込まれた三角形状部が接着固定されていることが好ましく、これにより、三角形状部が再び張り出してくることもなく、自立性及び折り畳み性に優れた包装袋を提供可能とする。
また、本発明の自立型包装袋は、前記した平袋が合掌袋であることが好ましい。
かかる本発明によれば、本発明を構成する平袋を合掌袋としているので、合掌袋は平袋として平易な構成であるため、底面部における三角形状部等の加工が容易となり、前記した効果を奏することができる自立型包装袋をより一層効率的に提供可能とする。
更には、合掌袋は汎用品であるため、包装袋の製造におけるコストの大幅な削減を図ることができる。
本発明の自立型包装袋の製造方法は、前記した第1発明ないし第3発明の自立型包装袋を製造すべく、下記の(1)ないし(3)からなることを特徴とするものであり、これらの構成からなる本発明の自立型包装袋の製造方法により得られた自立型包装袋も、前記した第1発明ないし第3発明の奏する効果を好適に享受することができる。
(1)単層または多層のフィルムからなる平袋に対して角筒部材を挿入して矩形状の底面部を形成し、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部の底辺に相当する部分を接着し、当該三角形状部を切除するようにする。
(2)単層または多層のフィルムからなる平袋に対して角筒部材を挿入して矩形状の底面部を形成し、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の内側に折り込むようにする。
(3)単層または多層のフィルムからなる平袋に対して角筒部材を挿入して矩形状の底面部を形成し、当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の外側に折り込むようにする。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の自立型包装袋の一態様を示した図であって、当該包装袋の底面部を上にした状態を示した概略図である。図1中、1は自立型包装袋、10は開口部、20は底面部、21は接着部、をそれぞれ示す。
なお、図1にあっては、自立型包装袋1を構成する平袋5として合掌袋を採用した例を示しており、51は背貼り部、52は底貼り部を示す。
本実施形態の自立型包装袋1は、平袋5である合掌袋を角筒状にして矩形状の底面部20を形成させ、矩形状の底面部20の両脇に張り出す三角形状部(図1では切除されている)に対して所定の加工を施すことにより得られるものである。
ここで、使用される平袋5は、単層または多層のフィルムからなるものであり、その形態としては、特に制限はないが、例えば、合掌袋、三方袋、カマス袋、サイドウェルダー袋等の従来公知の形態を使用することができる。本発明の自立型包装袋1を構成する平袋については、加工面やコスト面という点において、合掌袋を採用することが好ましい。
また、この平袋5を構成するフィルムは、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、延伸ナイロン(ONY)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等の熱可塑性樹脂の一種または二種以上からなる単層または積層フィルムとすることができる。
更には、これらの熱可塑性樹脂からなる単層または積層フィルムに対して、アルミニウム箔(アルミ箔)、紙等を積層するようにしてもよい。
そして、これらの平袋5は、前記した平袋の形態に応じて公知の手段により得ることができる。例えば、平袋5の形態として合掌袋を採用する場合にあっては、単層または多層のフィルムを、原反掛け、巻出部、折り装置、脊部シール装置、底シール装置、図柄合わせ光電管装置、カット装置、受け取りコンベア等により構成される製袋機を用いることにより簡便に製造することができる。
ここで、平袋5に対しては、後記する角筒部材を挿入するための開口部10を形成しておく必要がある一方、この開口部10に対しては、内容物を収納した後に熱融着等で接着するようにしてもよいし、必要により当該開口部10に対して従来公知の図示しない咬合具を配設するようにしてもよい。
また、この咬合具としては、図示しない一組の雄型ファスナーと雌型ファスナーの嵌合及び開放により開封及び封止を行う構成のものを使用することができ、これにより、自立型包装袋1に対して開封及び封止機能を簡便に付与することができる。
更には、平袋5の表面に対しては所定の印刷処理を施すようにしてもよく、これにより、自立型包装袋1に対して隠蔽性、装飾性等を付与することができる。
本発明の自立型包装袋1は、平袋5を角筒状にして矩形状の底面部20を形成させることとするものであるが、かかる矩形状の底面部20は、平袋5に対して角筒部材を挿入するようにして形成するのが好ましい。
使用される角筒部材としては、平袋に挿入された場合に、矩形状の底面部20を形成できるものであれば特に制限はなく、矩形状の断面を備えた角筒部材を好適に使用することができるが、例えば、図2に示すような角筒部材30を使用するようにしてもよい。
図2は、本発明の自立型包装袋1において矩形状の底面部20を形成するために用いられる角筒部材30の一例を示した概略図であり、(A)は広げた状態、(B)は折り畳んだ状態をそれぞれ示している。
図2(A)に示す角筒部材30は、断面形状が矩形状であるため、平袋5に挿入した場合にあっては、矩形状の底面部20を形成することができる一方、左側面部31及び右側面部32が外方向に折れ曲がることによって折り畳み可能となっている。また、図2(B)に示されるよう折り畳んだ状態にあっては、その幅が平袋5との幅と略同一になる。
そして、図2に示す角筒部材30は、折り畳んだ状態(図2(B))において、先端部が切除されているが、この先端部33の形状は、平袋の底面部20の両端に形成される三角形状部と同一の形状となる。
この角筒部材30を用いて、本実施形態の自立型包装袋1を得るための手順の一例について図3及び図4を用いて説明すると、まず、平袋5の開口部10に対して、角筒部材30を図2(B)のように折り畳んだ状態で挿入した後(図3の(A))、角筒部材を図2(A)のように広げて、その断面が矩形状となるようにする。このようにして角筒部材30を広げることによって、角筒部材30の断面形状(矩形状)がそのまま平袋5の底面部20の形状となり、また、平袋5に対して矩形状の底面部20が形成されることになる(図3の(B))。
平袋5に対して矩形状の底面部20が形成された場合にあっては、図3(B)に示すように、この底面部20の両端に対して、略直角二等辺三角形状の三角形状部22a,22bが形成されることになる。本実施形態にあっては、かかる三角形状部22a,22bの底辺部に相当する部分(底辺部分221)を構成する2枚のフィルム同士を接着させて接着部21を形成させるようにする。
ここで、接着手段としては、熱融着(ヒートシール)や、接着剤による接着等が挙げられる。また、一般に延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムは熱融着が困難であるため、接着しようとする底辺部分に対して感熱性の接着剤をパートコートして、当該底辺部分を接着するようにしてもよい。
そして、このようにして三角形状部22a,22bの底辺部分221を接着して接着部21を形成したら、三角形状部22a,22bを切除して(図4の(C))角筒部材30を抜き取ることにより(図4の(D))、図1に示した本実施形態の自立型包装袋1を得ることができる。
図5は、前記した手段により得られた本実施形態の自立型包装袋1を折り畳んだ状態を示した概略図である。
このように、本実施形態の自立型包装袋1は、底面部20の端が接着部21とされているため、折り畳んだ場合にあっても邪魔となる部位が存在せず、複数枚積み重ねた場合における集積効率についても優れた自立型包装袋1となる。
前記のようにして得られる本実施形態の自立型包装袋1によれば、平袋5を角筒状にして矩形状の底面部20を形成させ、当該矩形状の底面部20の両脇に張り出す三角形状部22a,22bの底辺部分221を接着させ、当該三角形状部22a,22bを切除するようにしているので、自立性に優れ、各種物品を包装して店頭に陳列した場合にあっても、購入者の購買意欲を増加させることができる自立型包装袋1を提供することができる。
また、本発明の自立型包装袋1は、折り畳んで集積した場合にあっては、邪魔になる部位が存在しないため、段ボール等のケース内においてもデッドスペースを生じることのなく、集積効率にも優れた包装袋となる。
本発明の自立型包装袋1は、底部を内側にガゼット折りしているので、安定した立体性が確保できるとともに、袋供給型の製袋機に供給する際にも袋をスムースに供給することができる。また、1枚のフィルムを使用して自立型包装袋1を製造しているため、全面に図柄を印刷して配置しても、製袋時のデザインずれの発生を防止することができる。
そして、本発明の自立型包装袋1は、サイドにシール部分がないため、袋に対してソフト感を付与することができる。
そして、本発明の自立型包装袋1は、外観的にも良好であり、意匠的にも優れるため、お茶、紅茶、コーヒー、乾燥ワカメ、キャラメル、惣菜等の食品全般、日用品、工業用品等の各種物品を収納可能な包装袋となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の自立型包装袋2,3について、図6ないし図9を用いて説明する。図6は、本発明の自立型包装袋の他の態様を示した概略図であり、図7は、本発明の自立型包装袋のもう一つの態様を示した概略図である。
前記した第1実施形態の自立型包装袋1は、平袋5である合掌袋を角筒状にして矩形状の底面部20を形成して、この矩形状の底面部20の両脇に張り出す三角形状部22a,22bの底辺部分221を接着させた後、三角形状部22a,22bを切除してなるものであった。
一方、本実施形態の自立型包装袋2,3は、前記した三角形状部22a,22bを底面部20の内側または外側に折り込んでなるものである点で相違する。
なお、本実施形態においては、前記した第1実施形態と同一構造及び同一部材については、同一符号を付すとともに、その説明は省略又は簡略化している。
これら図6または図7の自立型包装袋2,3を得るには、前記した第1実施形態の自立型包装袋1と同様に、まず、平袋5に対して角筒部材を挿入して、平袋に5対して矩形状の底面部20が形成されるようにする。平袋5に対して矩形状の底面部20が形成されると、底面部20の両端に対して三角形状部22a,22bが形成されることになり、この三角形状部22a,22bを内側に折り込むか、または外側に折り込むことにより、自立性に優れた本発明の自立型包装袋2,3を好適に得ることができる。
なお、本発明の自立型包装袋2,3において、「底面部20の内側に折り込む」とは、例えば図6に示すように、底面部20の方向、好ましくは三角形状部22a,22bが当該底面部20接するように折り込むことをいう。また、「底面部20の外側に折り込む」とは、例えば図7に示すように、底面部20と連接する側面部25の方向、好ましくは三角形状部22a,22bが当該側面部25と接するように折り込むことをいう。
ここで、三角形状部22a,22bを内側に折り込んで図6に示す自立型包装袋2を得る場合にあっては、この三角形状部22a,22bと底面部20を接着することが好ましく、また、三角形状部22a,22bを外側に折り込んで図7に示す自立型包装袋3を得る場合にあっては、この三角形状部と側面部25を接着することが好ましい。このようにすることにより、三角形状部22a,22bが再び張り出してくることもなく、自立性及び折り畳み性に優れた包装袋を提供可能となる。接着手段としては、熱融着(ヒートシール)や、接着剤による接着等を用いればよい。
また、図8は、図6に示した自立型包装袋2を折り畳んだ状態を、また、図9は、図7に示した自立型包装袋3を折り畳んだ状態を示す概略図である。
このような本実施形態の自立型包装袋2,3も、段ボール等のケース内において、デッドスペースを生じてしまうこともなく、折り畳んで集積した場合における集積効率にも優れた自立型包装袋2,3となる。
なお、以上説明した態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。
例えば、前記した第2実施形態において、図6で示した自立型包装袋2、及び図7で示した自立型包装袋3の三角形状部22a,22bの底辺部分221を、図10及び図11に示すように接着部21としてもよい。このように三角形状部22a,22bの底辺部分を接着部21とすることにより、収納物が粉状物、顆粒物、液状物など形状を保持しにくいものであっても、底面部20の形状が崩れにくくなるため、より一層自立性に優れた包装体となる。
また、前記した実施形態における図1ないし図9(図2を除く)では、平袋5として合掌袋を使用した例を示したが、これには限定されず、例えば、平袋として三方袋、カマス袋等を使用しても問題はない。
更には、本発明の自立型包装袋を構成する平袋5である合掌袋の背貼り部51や底貼り部52には、いわゆる落としを入れるようにしたり、パートコート剤を塗布したり、表面にヒートシール性を備えたフィルムを貼付したりする等により接着性を付与するようにしてもよい。
そして、前記した実施形態では、図2に示す角筒部材30を用いて自立型包装袋1を得るようにした例を示したが、これには限定されず、断面形状が矩形状であれば角筒部材は任意の形状のものを採用することができる。
その他、本発明の実施における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
本発明の自立型包装袋及び当該包装袋の製造方法は、自立性に優れるとともに、折り畳んだ場合における集積効率も良好であるから、お茶、紅茶、コーヒー、乾燥ワカメ、キャラメル、惣菜等の食品全般、日用品、工業用品等の各種物品を収納する包装袋及び当該包装袋の製造方法として広く利用することができる。
本発明の自立型包装袋の一態様を示した概略図(底面部を上にした状態)である。 本発明の自立型包装袋を製造するために用いられる角筒部材の一態様を示した概略図である。 本発明の自立型包装袋を製造する手順を示した概略図である。 本発明の自立型包装袋を製造する手順を示した概略図である。 図1に示した自立型包装袋を折り畳んだ状態を示した概略図である。 本発明の自立型包装袋の他の態様を示した概略図である。 本発明の自立型包装袋のもう一つの態様を示した概略図である。 図6の自立型包装袋を折り畳んだ状態を示した概略図である。 図7の自立型包装袋を折り畳んだ状態を示した概略図である。 図6の自立型包装体について、三角形状部の底辺部分をヒートシールした態様を示した概略図である。 図7の自立型包装体について、三角形状部の底辺部分をヒートシールした態様を示した概略図である。
符号の説明
1,2,3… 自立型包装袋
5… 平袋
10… 開口部
20… 底面部
21… 接着部
22a,22b… 三角形状部
221…底辺部分
25… 側面部
30… 角筒部材
31… 左側面部
32… 右側面部
33… 先端部
51… 背貼り部
52… 底貼り部

Claims (8)

  1. 単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成し、
    当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部の底辺に相当する部分を接着し、
    当該三角形状部を切除してなることを特徴とする自立型包装袋。
  2. 単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成し、
    当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の内側に折り込んでなることを特徴とする自立型包装袋。
  3. 単層または多層のフィルムからなる平袋を角筒状にして矩形状の底面部を形成し、
    当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の外側に折り込んでなることを特徴とする自立型包装袋。
  4. 請求項2または請求項3に記載の自立型包装袋において、
    折り込まれた三角形状部が接着固定されていることを特徴とする自立型包装袋。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自立型包装袋において、
    前記平袋が合掌袋であることを特徴とする自立型包装袋。
  6. 単層または多層のフィルムからなる平袋に対して角筒部材を挿入して矩形状の底面部を形成し、
    当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部の底辺に相当する部分を接着し、
    当該三角形状部を切除してなることを特徴とする自立型包装袋の製造方法。
  7. 単層または多層のフィルムからなる平袋に対して角筒部材を挿入して矩形状の底面部を形成し、
    当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の内側に折り込んでなることを特徴とする自立型包装袋の製造方法。
  8. 単層または多層のフィルムからなる平袋に対して角筒部材を挿入して矩形状の底面部を形成し、
    当該矩形状の底面部の両脇に張り出す三角形状部を底面部の外側に折り込んでなることを特徴とする自立型包装袋の製造方法。
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