JP2005319865A - 自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 組立作業性が高く、かつタンク容量を増大できる自動二輪車を提供する。
【解決手段】 車体フレーム2と、該車体フレーム2に支持された燃料タンク13とを備えた自動二輪車1において、上記車体フレーム2は、メインフレーム2aと、該メインフレーム2aに着脱可能に取り付けられた着脱フレーム10とを有し、上記燃料タンク13は、上記着脱フレーム10に取り付けられた状態で該着脱フレーム10をメインフレーム2aに取り付けることにより車体フレーム2に支持されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 車体フレーム2と、該車体フレーム2に支持された燃料タンク13とを備えた自動二輪車1において、上記車体フレーム2は、メインフレーム2aと、該メインフレーム2aに着脱可能に取り付けられた着脱フレーム10とを有し、上記燃料タンク13は、上記着脱フレーム10に取り付けられた状態で該着脱フレーム10をメインフレーム2aに取り付けることにより車体フレーム2に支持されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車体フレームと、該車体フレームに支持された燃料タンクとを備えた自動二輪車に関する。
従来の自動二輪車では、燃料タンクは、エンジンの直上付近に配置され、車体フレームのエンジン上方に位置するメインフレームにブラケット等を介してボルト締め固定されるのが一般的である。しかし最近では、エンジン直上にエアクリーナやバッテリ等他の車載部品を配置する構造が採用される場合がある。この構造が採用されると燃料タンクの容量が犠牲になるといった問題が生じる。一方、燃料タンクの容量を確保する、あるいは重量物を車体の重心に近づけて配置するといった観点から燃料タンクをシートの下方に配置する構造が提案されている(例えば特許文献1参照)
特公平5−72315号公報
上記従来の、シート下方に燃料タンクを配置する構造の場合、燃料タンクをシート下方に搭載する場合の組立作業が、作業空間が狭いこと等から困難であるという問題がある。燃料タンクを小型にすれば組立作業性を改善できるが、それではタンク容量が犠牲になるという問題が生じる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、組立作業性が高く、かつタンク容量を増大できる自動二輪車を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、車体フレームと、該車体フレームに支持された燃料タンクとを備えた自動二輪車において、上記車体フレームは、メインフレームと、該メインフレームに着脱可能に取り付けられた着脱フレームとを有し、上記燃料タンクは、上記着脱フレームに取り付けられた状態で該着脱フレームをメインフレームに取り付けることにより車体フレームに支持されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、上記メインフレームは、後輪を支持するリヤアームが枢支される左右のリヤアームブラケット部を有し、上記着脱フレームは、上記各リヤアームブラケット部の上部に着脱可能に取り付けられて後方に延びる左右のシートレールと、上記各リヤアームブラケット部の上記シートレールの取付部より下側部位に着脱可能に取り付けられて後方斜め上方に延び、上記各シートレールに接続固定された左右のバックステーとを有し、上記燃料タンクは上記シートレール,バックステー及びリヤアームブラケット部で囲まれた空間内に配置されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項2において、上記燃料タンクは、該燃料タンクの上部に形成されたタンク側取付部を上記シートレールに固定することにより上記着脱フレームに支持されており、上記タンク側取付部は上記シートレールより車幅方向内側に配置されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3において、上記燃料タンクの下部は、上記バックステーにより間に弾性部材を介在させて支持されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項2において、上記燃料タンクの前部は、上記左,右のリヤアームブラケット部の間に位置するように前方に膨出していることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5において、上記燃料タンクの底部は、上記左右のバックステーの間に位置するように下方に膨出していることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項2ないし6の何れかにおいて、上記シートレール上に配置されたシートの全部又は一部が開閉可能に構成されており、該シートの全部又は一部を開いたとき上記燃料タンクの上面に配設された給油キャップが外方に臨むようになっていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、燃料タンクを着脱フレームに取り付けた状態で該着脱フレームをメインフレームに取り付けるようにしたので、燃料タンクの着脱フレームへの組付け作業は車体フレームの構造や形状に制約されることなく広い空間で行なうことができ、作業性を改善できるとともに、燃料タンクの容量を犠牲にすることもない。
請求項2の発明によれば、上記着脱フレームをシートレールとバックスステーを有するものとし、燃料タンクを、該シートレール,バックステーからなる着脱フレームに取り付けた状態で、該着脱フレームをメインフレームのリヤアームブラケット部に取り付けるようにしたので、請求項1と同様に、燃料タンクの組付け作業性を改善でき、また燃料タンク容量を拡大できる。
請求項3の発明によれば、上記燃料タンクの上記シートレールに固定されるタンク側取付部をシートレールより車幅方向内側に配置したので、燃料タンクの車体フレームへの取付部分が車幅方向外側に突出し、該部分が乗員の太股に当たる等といった問題を回避できる。その結果路面に足が着き易くなり、いわゆる足着性を改善できる。
請求項4の発明によれば、燃料タンクの下部が上記バックステーにより間に弾性部材を介在させて支持されているので、燃料タンクを確実に支持できる。即ち、タンク容量の拡大によりタンク重量が増大しているが、この大きな重量をバックステーにより支持できる。そのため燃料タンク上部のタンク側取付部に過大な荷重が作用するのを回避でき、その結果タンク側取付部の構造を簡素化できる。
請求項5の発明によれば、上記燃料タンクの前部が、上記左,右のリヤアームブラケット部の間に位置するように前方に膨出しているので、また請求項6の発明によれば、上記燃料タンクの底部が、上記左右のバックステーの間に位置するように下方に膨出しているので、燃料タンクの組付け性を確保しつつタンク容量を拡大できる。また前部を膨出した場合は車両全体の重心を車両中心に位置させるいわゆるマスの集中化を図ることができる。また底部を膨出した場合は車両全体の低重心化を図ることができる。
請求項7の発明によれば、シートの全部又は一部を開いたとき燃料タンクの上面に配設された給油キャップが外方に臨むようにしたので、給油作業を容易に行なうことができる。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明の一実施形態による自動二輪車を説明するための図である。図1は自動二輪車の左側面図、図2,図3,図4,図5は燃料タンク搭載状態を示す左側面図,平面図,右側面図、図6は正面図である。なお、本実施形態における前後,左右とは、シートに着座して操向ハンドルを把持した状態での前後,左右を意味している。
図において、1は自動二輪車であり、これはいわゆるダブルクレードル型の車体フレーム2を備え、以下の概略構造を有する。なお、車体フレーム2には各種の部品を取り付けるためのブラケットが溶接されているが、これらのブラケットは車体フレームの一部を構成するものであることは言うまでもない。
上記車体フレーム2は、車両前部から後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム2a,2aを有し、該メインフレームの前端にヘッドパイプ2bが固着されている。このヘッドパイプ2bにより下端で前輪3を軸支する前フォーク4が左右操向自在に軸支されており、該前フォーク4の上端には操向ハンドル5がボルト締め固定されている。上記左右のメインフレーム2aの後部は、上下方向に延び、リヤアーム6を上下揺動自在に枢支する左右のリヤアームブラケット部2cとなっている。このリヤアーム6の前端部はピボット軸6aを介して上記リヤアームブラケット部2cの下部に枢支されており、該リヤアーム6の後端部には後輪7が軸支されている。上記左右のリヤアームブラケット部2c,2cの下端と上記ヘッドパイプ2bとは左右のダウンチューブ2d,2dにより連結されている。
上記メインフレーム2aとダウンチューブ2dで囲まれたクレードル内にエンジンユニット8が搭載されている。また該エンジンユニット8の直上にはエアクリーナ9が上記左右のメインフレーム2a,2a間に位置するように搭載されている。なお、8aは排気装置である。
そして上記メインフレーム2aのリヤアームブラケット部2cの背面側に本発明の特徴をなす着脱フレームとしてのリヤフレーム10が着脱可能にボルト締め固定されている。このリヤフレーム10は、左右のシートレール10a,10aと、左右のバックステー10b,10bとを有している。
上記各シートレール10aは角パイプ製のものであり、その前端部10cは上記各リヤアームブラケット部2cの上部に形成されたブラケット2eに外側から当接されてボルト11aにより着脱可能に固定されている。このシートレール10aは上記前端部10cから後方に略水平に延び、車幅方向外側に拡開しつつさらに後方に延びている。
上記各バックステー10bは角パイプ製のものであり、その前端部10dは上記各リヤアームブラケット部2cの、上記シートレール取付部(ブラケット2e)より下側の部位で、かつ上記ピボット軸6a直上部分に形成されたブラケット2fに外側から当接されボルト11bにより着脱可能に固定されている。このバックステー10bは上記前端部10dから後方に略水平に延び、さらに後方斜め上方に延びており、該各バックステー10bの途中部分10b′に上記シートレール10aの後端部が溶接接合されている。また上記左右のシートレール10a,10aの後部同士はクロスメンバ10e及び10e′により結合され、また上記バックステー10b,10bの後端部同士はクロスメンバ10fにより結合されている。
ここで上記リヤフレーム10を平面から見ると、図3に示すように、シートレール10a,10aの前部は車幅方向間隔が狭くなるように絞り込まれており、一方バックステー10b,10bは絞り込まれていない。そためシートレール10aの前部はバックステー10bの前部より車幅方向内側に偏位配置されている。
上記リヤフレーム10のシートレール10aから上記リヤアームブラケット部2cの上部に渡る部分を覆うようにシート17が配置されている。このシート17は、シート底板17a上にクッション材17bを配置し、これを表皮17cで覆った構造のものである。上記シート底板17aの前部はブラケット17d及び回動ピン17eを介してフレーム側のブラケット2gにより回動可能に支持されている。また上記シート11の後端部はシート受板10hにより支持され、ロック機構12によりロック可能になっている。なお、上記シート受板10hは、上記クロスメンバ10e′により支持されている。
そして燃料タンク13が、上記リヤフレーム10,左右のリヤアームブラケット部2c,2c及び上記後輪7で囲まれた空間内に収容されるように配設されている。この燃料タンク13は、本体部13aと、下方に膨出する底部13bと、前方に膨出する前部13cとを有している。
上記本体部13aは上記バックステー10bの前部から上記シートレール10aまでの間隔と略等しい高さ寸法を有する。また本体部13aの下部は上記左右のバックステー10bの前部同士の車幅間隔より少し広い幅寸法に設定されており、上部には上記シートレール10aがバックステー10bより幅狭になっているのに合わせて上側ほど狭くなるようにテーパ面13dが形成されている。これによりシート17に着座した乗員の太股がシートステー10aや燃料タンク13の上部に当たるのが抑制されており、それだけ路面に足が着き易くなっており、いわゆる足着性が改善されている。なお、燃料タンク13の後面には、後輪7の前縁との干渉を回避するための逃げ凹部13iが凹設されている。
上記燃料タンク13の上面後部には後側のタンク側取付部としての左右の懸架ブラケット13eがシートレール10aの前後方向中央部より車幅方向内側に位置するように形成されている。この懸架ブラケット13e上には弾性部材14aを介在させて上記クロスメンバ10eが当接しており、該クロスメンバ10eの上側から挿通された懸架ボルト15aが上記懸架ブラケット13eの下面に溶接されたナット15bに螺挿されている。これにより上記燃料タンク13の後部は上記クロスメンバ10eにより懸吊支持されている。
また上記燃料タンク13の上面前部には上記左右のシートレール10aの内面10a′に対向するように前側のタンク側取付部としての左右の懸架ブラケット13fが設けられている。この懸架ブラケット13fは弾性部材内にナット部材を埋設してなる懸架ブッシュ13gを内蔵している。懸架ボルト15cが、上記シートレール10aの外側から挿入されて上記ブッシュ13gにねじ込まれており、また上記燃料タンク13の上面と上記左右のシートレール10aの下面との間にはゴム等の弾性体からなるプレート状のダンパ16aが介在されている。このようにして上記燃料タンク13の前部はシートレール10aにより懸架支持されている。
上述のように、上記シートレール10aの前部は車幅方向内側に絞り込まれており、さらに上記懸架ブラケット13fがシートレール10aの前部より車幅方向内側に配置されている。そのためシート17に着座した乗員の太股にタンク側取付部が当たることはなく、この点からも上述の足着性が改善されている。
また上記燃料タンク13の本体部13aの左右側部は上記バックステー10bを覆うように側方に膨出しており、該左右側部の下端面13a′とバックステー10bの上面との間にはゴム等の弾性体からなる厚肉プレート状のダンパ16bが介在されている。このようにして上記燃料タンク13の重量をバックステー10bにより支持するようになっている。
また上記燃料タンク13の下方に膨出する底部13bの左右の側面13b′と上記左右のバックステー10b,10bの内側面との間にはゴム等の弾性体からなる厚肉プレート状のダンパ16cが介在されている。このようにして上記燃料タンク13の左右方向の振れをバックステー10b,10bにより支持するようになっている。
燃料タンク13の底部13bの前側かつ右側のコーナ部には凹部13hが形成されている。この凹部13h内に後輪懸架装置のクッションユニット18の上部が位置し、ブラケット2iにより軸支されている。このブラケット2iは上記リヤアームブラケット部2c同士を接続するクロスパイプ2jに固着されている。上記クッションユニット18はその中心線L1が車両幅方向中心線Lより右側に少し偏位するように配置されている。またクッションユニット18の上部は上記凹部13hを通して車両右外方に開放されており、車両右側からクッションユニットの設定荷重を調整可能となっている。なお、言うまでもなく、上記凹部13hを燃料タンク13の左側に形成し、ここにクッションユニット18を車両中心から左側に偏位させて配置しても良い。
上記燃料タンク13内には、燃料噴射弁(図示せず)に高圧の燃料を供給する燃料ポンプユニット19が配設されている。なお19aは燃料吐出口、19bは燃料戻り口、19cは給電コネクタである。
また上記燃料タンク13の上面には給油口20aが形成されており、該給油口20aにはこれを開閉する給油キャップ20が装着されている。そしてこの給油キャップ20ひいては給油口20aは上記シート17を開くと外方に臨むようになっている。
燃料タンク13の組付け作業は以下の手順で行なわれる。リヤフレーム10をメインフレーム2a,2aから取り外しておき、該リヤフレーム10を燃料タンク13に、シートレール10a,バックステー10bの前部が燃料タンク13の本体部13aの上面,下面に位置するように、また左右のバックステー10b,10b間に底部13bが位置するように装着する。このとき燃料タンク13の本体部13aの上面に貼り付けられたダンパ16aをシートレール10aの前部の下面に当接させ、底面13a′に貼り付けられたダンパ16bをバックステー10bの前部の上面に当接させ、さらに底部13bの側面13b′に貼り付けられたダンパ16cをバックステー10bの内側面に当接させる。
そして後側の懸架ボルト15aを上側から懸架ブラケット13eのナット15bに螺挿し、また前側の懸架ボルト15cをシートレール10aの左右側方から懸架ブッシュ13gに螺挿する。これによりリヤフレーム10と燃料タンク13とがタンクフレーム組立体となる。
上記タンクフレーム組立体を、シートレール10a,バックステー10bの前端部10c,10dをフレーム側のブラケット2e,2fの外面に当接させ、ボルト11a,11bにより締付固定することにより、メインフレーム2aに組付ける。
このように本実施形態では、燃料タンク13をリヤフレーム10に取り付けた状態で該リヤフレーム10をメインフレームのリヤアームブラケット部2cに取り付けるようにしたので、燃料タンク13のリヤフレーム10への組付け作業を車体フレーム2の構造や形状に制約されることなく広い空間で行なうことができ、タンク組付け作業性を改善できる。
また燃料タンク13を形状を設定する場合の制約が小さいため、タンク容量を容易に拡大できる。即ち、車体フレームに固定されたリヤフレーム内に燃料タンクを搭載する構造の場合、組付時のフレームとの干渉を避けるために燃料タンクを小型にせざるを得ないが、本実施形態の場合、燃料タンク13の本体部13aを側方に膨出した形状とし、また底部13b,及び前部13cをそれぞれ下方,前方に膨出させたが、このことが組付け上支障となることはなく、その結果タンク容量を大幅に増大できる。
また燃料タンクの底部13bを下方に膨出してタンク容量を増大したことにより車両全体の低重心化を図ることができる。また燃料タンクの前部13cを膨出させてタンク容量を増大したことにより車両全体の重心を車両中心に位置させるいわゆるマスの集中化を図ることができる。
さらにまた本実施形態では、燃料タンク13の上面を上記シートレール10a及びクロスメンバ10eにより懸吊し、下部を上記バックステー10bにより間にダンパ16bを介在させて支持したので、タンク容量を拡大したことによる大きな燃料重量を確実に支持できる。また燃料重量をバックステー10bで支持できることから、燃料タンク上部の懸架ブラケット13e,13fによるシートレール10aへの固定構造を簡素化できる。
また本実施形態では、燃料タンク13の下方へ膨出する底部13bの左右側面とバックステー10bの内面との間にダンパ16cを介在させたので、燃料タンク13の左右方向への振れを防止でき、この点からも燃料タンク13を確実に支持できる。
また本実施形態では、シート17を開閉可能とし、該シート17を開いたとき燃料タンク13の上面に配設された給油キャップ20ひいて給油口20aが外方に臨むので、給油作業を容易に行なうことができる。
なお、上記実施形態では、シート17全体を開閉可能としたが、図7に変形例を示すように、シート17の給油キャップ20に対応した部分に開口21aを形成し該開口21aを蓋状シート部材21で開閉可能としても良い。この場合に、シート17全体を開閉可能とし、さらに給油キャップ20に対応した部分のみを開閉可能としても良い。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
2a メインフレーム
2c リヤアームブラケット部
6 リヤアーム
7 後輪
10 リヤフレーム(着脱フレーム)
10a シートレール
10b バックステー
13 燃料タンク
13b 底部
13c 前部
16b ダンパ(弾性部材)
17 シート
20 給油キャップ
2 車体フレーム
2a メインフレーム
2c リヤアームブラケット部
6 リヤアーム
7 後輪
10 リヤフレーム(着脱フレーム)
10a シートレール
10b バックステー
13 燃料タンク
13b 底部
13c 前部
16b ダンパ(弾性部材)
17 シート
20 給油キャップ
Claims (7)
- 車体フレームと、該車体フレームに支持された燃料タンクとを備えた自動二輪車において、上記車体フレームは、メインフレームと、該メインフレームに着脱可能に取り付けられた着脱フレームとを有し、上記燃料タンクは、上記着脱フレームに取り付けられた状態で該着脱フレームをメインフレームに取り付けることにより車体フレームに支持されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項1において、上記メインフレームは、後輪を支持するリヤアームが枢支される左右のリヤアームブラケット部を有し、上記着脱フレームは、上記各リヤアームブラケット部の上部に着脱可能に取り付けられて後方に延びる左右のシートレールと、上記各リヤアームブラケット部の上記シートレールの取付部より下側部位に着脱可能に取り付けられて後方斜め上方に延び、上記各シートレールに接続固定された左右のバックステーとを有し、上記燃料タンクは上記シートレール,バックステー及びリヤアームブラケット部で囲まれた空間内に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項2において、上記燃料タンクは、該燃料タンクの上部に形成されたタンク側取付部を上記シートレールに固定することにより上記着脱フレームに支持されており、上記タンク側取付部は上記シートレールより車幅方向内側に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項3において、上記燃料タンクの下部は、上記バックステーにより間に弾性部材を介在させて支持されていることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項2において、上記燃料タンクの前部は、上記左,右のリヤアームブラケット部の間に位置するように前方に膨出していることを特徴する自動二輪車。
- 請求項5において、上記燃料タンクの底部は、上記左右のバックステーの間に位置するように下方に膨出していることを特徴とする自動二輪車。
- 請求項2ないし6の何れかにおいて、上記シートレール上に配置されたシートの全部又は一部が開閉可能に構成されており、該シートの全部又は一部を開いたとき上記燃料タンクの上面に配設された給油キャップが外方に臨むようになっていることを特徴とする自動二輪車。
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- 2004-05-07 JP JP2004138501A patent/JP2005319865A/ja active Pending
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