JP2005319307A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート背もたれ部がそれらの様々な動作を行なうことを可能にするための機械的システムの小型経済性をさらに改善することにより、さらに、公知のシートを改善することである。
【解決手段】車両用シートは、シート座部2とシート背もたれ部5から成り、シート背もたれ部5は、シート背もたれ部の第一の側5aに設けられた第一のヒンジ機構8を介してシート座部に枢着された底部7と、背もたれ部の第二の側5bに設けられた第二のヒンジ機構21を介して底部に枢着された頂部6とからなり、かかる頂部はシート背もたれ部の第一の側で底部と自由に旋回しうるように設けられている。第二の側では、第一のヒンジ機構のチーク・プレート(あご形状部材)の一つがロック部材13によってシート背もたれ部の底部と連結し、当該チーク・プレートをシート背もたれ部の底部に保持しうるようにし、また、シート背もたれ部の底部を自由に旋回しうるようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来の車両用シートとしては、特許文献1に記載されているような公知のシートがある。しかし、このような公知のシートにおいては、さらに、シート背もたれ部を様々な動作が行なえるようにするより経済的な機械的システムの開発が必要であった。
FR−A−2840267
本発明の目的は、特に、シート背もたれ部がそれらの様々な動作を行なうことを可能にするための機械的システムの小型経済性をさらに改善することにより、さらに、公知のシートを改善することである。
本発明は、シート背もたれ部およびシート座部を含み、シート背もたれ部は、対向する第1および第2の側を有する車両用シートであって、少なくとも、
第1の水平な旋回軸に関して支持骨組上で旋回するように取り付けられた底部と、
第1の軸と平行な第2の水平な旋回軸に関して底部上で旋回するように取り付けられた頂部と、
支持骨組に対してシート背もたれ部の角度位置を調節することを可能とする少なくとも1つの第1のヒンジ機構であり、支持骨組に固定された第1の側部プレートと、少なくとも、その通常使用位置から前方へ傾斜された位置へ底部を下へ折畳む目的で、少なくとも通常使用角度位置で、ロック部材がシート背もたれ部の底部に第2の側部プレートを固定するロック位置と、ロック部材がシート背もたれ部の底部を支持骨組に対して旋回自在とすることができるロック解除位置との間で移動可能である、ロック部材によって、シート背もたれ部の底部に接続された第2の側部プレートとを有する第1のヒンジ機構と、
底部にシート背もたれ部の頂部を接続し、少なくとも、通常使用位置から前方へ折畳む位置に、頂部を折畳む目的で、選択的に、底部にシート背もたれ部の頂部を固定することを可能にする、または、第2の軸に関して底部に対してシート背もたれ部の頂部が旋回することを可能にするために作動することができる、第2のヒンジ機構と、を含む。
FR−A−2840267は、充分満足な車両用シートの例について記載している。
このため、本発明によれば、問題の典型的なシートは、第1および第2のヒンジ機構がシート背もたれ部の第1および第2の側のそれぞれに配置され、シート背もたれ部の頂部は、シート背もたれ部の第1の側の、旋回自在のマウントによってシート背もたれ部の底部に接続されていることを特徴とする。
これらの構成により、シート背もたれ部の第1の側で、非常にコンパクトな単なるピボットが、余りコンパクトでないヒンジ機構および余りコンパクトでないロック部材に関連するので、支持骨組、シート背もたれ部の底部およびシート背もたれ部の頂部をともに結合するための機械的システムは、よりコンパクトになる。このように、特に、上述の第1および第2の軸が互いに近接するシートを得ることができる。
本発明の好ましい実施例においては、以下の構成の1つまたは複数を任意に用いることができる。
ロック部材は、シート背もたれ部の底部に旋回するように取り付けられたレバーを含み、ロック部材が、ロック位置からロック解除位置に達する場合、当該レバーは、第2の軸の方へ移動することができる。
第1のヒンジ機構の第2の側部プレートは、切欠を備える中間骨組に固定され、レバーは、ロック位置に切欠に噛み合うフックを備えている。
シート背もたれ部の底部は、第1のヒンジ機構に類似する第3のヒンジ機構によって、当該シート背もたれ部の第2の側の支持骨組に接続される。第1および第3のヒンジ機構は、支持骨組に対して順番に、シート背もたれ部の底部を選択的にロックまたは解除するように、共通制御によって同期して作動され、シート背もたれ部の底部は、支持骨組に対して、前方へ旋回するように弾性的に付勢される。
第2のヒンジ機構のロックを解除するために制御部材を作動する場合、第1および第3のヒンジ機構の共通制御は、第1および第3のヒンジ機構のロックを解除するように、第2のヒンジ機構を作動させる第2の制御部材に結合される。
制御部材を作動する場合、第2のヒンジ機構のロックを解除する前に、第1および第3のヒンジ機構の共通制御は、第1および第3のヒンジ機構のロックを解除するための結合手段によって、第2のヒンジ機構の制御部材に接続される。
第1および第3のヒンジ機構の共通制御は、第1のボーデンケーブルを用いて第2のヒンジ機構の制御部材に接続される。
ロック部材がロック解除位置にある場合、当該ロック部材は、第3のヒンジ機構のロックを解除するように、当該第3のヒンジ機構を制御する作動部材に結合され、作動部材は、作動する場合に共通制御に作用しないので第1のヒンジ機構がロックされ続ける。
第2のボーデンケーブルによって、ロック部材は、第3のヒンジ機構の作動部材に結合される。
本発明の他の特徴及び利点は、添付した図面を参照しながらなされた実施例の記載によって明らかになるが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
これらの構成により、シート背もたれ部の第1の側で、非常にコンパクトな単なるピボットが、余りコンパクトでないヒンジ機構および余りコンパクトでないロック部材に関連するので、支持骨組、シート背もたれ部の底部およびシート背もたれ部の頂部をともに結合するための機械的システムは、よりコンパクトになる。このように、特に、上述の第1および第2の軸が互いに近接するシートを得ることができる。
様々な図面において、同様の符号は同一あるいは類似した要素を示している。
図1は、自動車シート1の骨組、例えば、フロントシートを示すが、本発明は、後部シート、または2列以上のシートを有する車両の中間列のシートに適用することも当然可能である。
シート1は、シート座部2を含み、該シート座部は、例えば、図1片方のみ図示される一対のランナー4によって、車両の床3上を前後にスライドするように取り付けられることができる。
シート1は、さらにシート背もたれ部5を含み、該シート背もたれ部は、示される実施例では、頂部6および底部7から構成されている。底部7は、第1の横向きに水平な軸Y1に関して、シート座部2の一部である支持骨組2aに旋回するように取り付けられており、一方、シート背もたれ部の頂部6は、軸Y1と平行で、その上に位置する第2の横向きに水平な軸Y2に関して底部7に旋回するように取り付けられている。
図2、3に、より詳細に示すように、支持骨組2aは、例えば、シート座部2の骨組における2枚の主な側部プレートのそれぞれに強く固定される、2枚の板金側部プレートによって構成することができる。しかし、当然、前述の支持骨組は、シート座部2の2つの側を形成する主な側部プレートと一体的に形成することもでき、または、シート座部2の一部であるか車両の床に取り付けられたいずれかの骨組によって構成されることができる。
さらに、シート背もたれ部の底部7は、例えば、剛体横材7cによって相互に結合された2枚の板金垂直側部プレート7a、7bを有する剛体骨組を含むことができる。一方、シート背もたれ部の頂部6は、例えば、剛体底部横材6cおよび剛体頂部横材6dによって、相互に結合された2枚の板金側部プレート6a、6bを含むことができ、剛体頂部横材は、例えば、ヘッドレストを受けるために設計されたスリーブなどの支持物6eを乗せる。
図1〜5に示す通常使用位置では、シート背もたれ部5の全体的な傾斜は、それ自身公知の1つまたは2つのヒンジ機構8を用いて、ユーザによって調節することができ、該ヒンジ機構は、シート背もたれ部の底部7を第1の水平軸Y1に関して頂部6で旋回させるように、ハンドル9などの駆動部材によって作動される。それぞれのヒンジ機構8は、ロックスラグを有する機構とすることができ、軸Y1に関してシート背もたれ部5を順に選択的にロック、または解除することができる。 一例として、ヒンジ8は、FRA2740406に記載されるタイプとすることができる。
ここで考えられた実施例において、シート背もたれ部の底部7は、2つのヒンジ機構8を用いて、支持骨組2aに旋回するように取り付けられ、該ヒンジ機構は、シート背もたれ部の第1および第2の側5a、5b上にそれぞれ位置されており(図4、5参照)、2つのヒンジ機構は、前述のハンドル9によって、同期して制御される。問題のハンドル9は、シート背もたれ部(図2)の第1の側6a上に位置するヒンジ機構の制御軸8aに固定され、制御軸は、剛体接続棒10(図2〜5参照)によって、シート背もたれ部の第2の側5b上に位置するヒンジ機構8の制御軸8bに接続され、それによって、2つのヒンジ機構8に共通の制御を形成する。
図3、5に示すように、接続棒は、ロックされている2つのヒンジ機構8に対応する静止位置へ、スプリング10aによって弾性的に付勢されることができる。接続棒10は、例えば、U字型とすることができ、その両端では、2つのアーム10cが側部プレート7a、7bに平行とされている。側部プレート7aと同じ側に位置するアーム10cは、対応する制御軸8a(図5)に強く固定することができ、一方、他のアーム10cは、対応する制御軸8b(図4)に関して旋回自在である。
さらに、図4に示すように、制御軸8bは、レバー10cに固定され、該レバーは、弾性手段から側部プレート7bと同じ側に位置するヒンジ機構8の内部への駆動下で、後方へ接続棒10の最先端に対して隣接して通常保持される付属物10dを有する。このように、接続棒が、ハンドル9によって方向10eに駆動される場合、接続棒はレバー10dおよび制御軸8bを引っ張り、その結果、次いで、2つのヒンジ機構8のロックが解除される。反対に、以下に説明されるように、方向l0eにレバー10dを作動する場合、制御軸8bに相当するヒンジ機構8のみのロックが解除され、一方、他のヒンジ機構8はロックされ続ける。
さらに、シート背もたれ部の底部7は、スプリング7d、または前方へ旋回するように全体としてシート背もたれ部を付勢する弾性手段によって、少なくともシート背もたれ部の一方の側、例えば、第1の側5aの支持骨組2aに接続することができる。このように、2つのヒンジ機構8のロックが解除される場合、例えば、より詳細には以下に記載される、図12に示す傾斜位置に達するまで、スプリング7dは、シート背もたれ部5を全体として前方へ旋回させる。
図2〜5(5a、5b)に見られるように、ヒンジ機構8のそれぞれは、従来、2枚の側部プレート8c、8dを含むことができ、該側部プレートは、対応する制御軸8a、8bによって作動されるロック装置を含む密封容器を定義する。シート背もたれ部の両側5a、5b上で、側部プレート8cは、例えば、溶接等によって、それぞれの支持骨組2aに強く固定される。(図2、3参照)。
同様に、シート背もたれ部の第2の側5bにおいては、ヒンジ機構8の他の側部プレート8dは、例えば、溶接等によって、シート背もたれ部の底部7の、対応する側部プレート7bに強く固定される。
反対に、図5(5a、5b)に示すように、シート背もたれ部の第1の側5aにおいて、ヒンジ機構の側部プレート8dは、側部プレート7aに固定されるのではなく、例えば、上方に向く切欠12が設けられた金属板の形態である中間骨組11に固定される。
中間骨組11は、選択的に、ロック部材13を用いて、例えば、板金プレートの形態で、シート背もたれ部の底部7に固定されることができ、示される実施例では、横向きに水平な軸Y3に関して底部骨組7の側部プレート7aに旋回するように取り付けられたレバー14を有する。レバー14は、その自由端で、軸Y1に関してシート背もたれ部の底部7を順にロックするように、中間骨組11の切欠12に入り込むためのフック15によって延在されている。ロック部材13は、例えば、レバー14と側部プレート7aに固定された板金プレート7eと間で、固定されるスプリング13aによって、このロック位置へ弾性的に付勢される。
レバー14も、例えば、ボーデンケーブル17の端部にその自由端を接続することができる制御アーム16(図5)に固定され、ボーデンケーブルの他端は、ハンドル、または、例えば、シート背もたれ部の頂部の頂部横材6dに固定された支持体19に取り付けられる他のいくつかの作動部材18(図8)によって制御される。
アーム16の自由端も、例えば、他のボーデンケーブル20を用いて前述のレバー10bに結合され、その結果、前述のハンドル19を作動させると、ロック部材13は旋回するだけでなく、方向10e(図4)にレバー10bを旋回させる。
さらに、図1、4、7で示すように、ヒンジ機構21(図4)のロックを解除するために、ハンドル等の作動部材21a(図1)を作動させることにより、軸Y1と平行な第2の水平軸Y2に関してシート背もたれ部の頂部6を旋回させることが可能であり、当該ヒンジ機構は、例えば、前述の機構8と同一または類似とすることができる。次いで、シート背もたれ部の頂部6は折畳まれ、例えば、テーブル上面を実質的に水平に形成する(図7参照)。
図2〜4に示すように、ヒンジ機構21は、シート背もたれ部の第2の側5b上の側部プレート6b、7b間に取り付けられる。シート背もたれ部の第1の側5aにおいて、頂部6は、例えば、単に、頂部およびシート背もたれ部の第1の側5a上の底部7の骨組を相互に結合するピボット23にある旋回自在なマウント22によって、シート背もたれ部の底部7に接続されている。
ヒンジ機構21の制御軸21bは、その自由端がボーデンケーブル25の端部に固定されるレバーアーム24に有利に固定されることができ、当該ボーデンケーブルの他端は、接続棒10の一部であるアーム10cに、例えば、シート背もたれ部の第1の側5a上に固定され、その結果、ヒンジ機構21のロックを解除するために制御軸21bを作動させて、2つの前述のヒンジ機構8のロックを解除する。
上記シートは以下のように作動する。
図6に示すように、ユーザがシートの背もたれ部が下へテーブル上面を形成する位置にくるようシートを折畳みたい場合、実質的に水平のその頂部6で、ユーザはハンドル21aを作動する。ヒンジ21が解除される前に、ハンドル21aの作動ストロークのはじめの部分でヒンジ8がロック解除されるように、前述のボーデンケーブル25が取り付けられるのが有利である。この目的のために、アーム24の付与された角度変位が接続棒10の角度変位をより大きくなるよう、ケーブル25の他端が接続棒のアーム10cに固定される固定ポイントと、軸Y1(図5)との間の距離d2(図5)より大きい軸Y2(図4参照)からの距離d1で、ケーブル25は、例えば、レバーアーム24に固定されることができる。
このように、図6に示すように、ハンドル21aの作動ストロークのはじめの部分で、ヒンジ機構8のみのロックが解除されるので、前述のスプリング7dの影響の下で、隣接位置に到達するまで、シート背もたれ部5は、全体として前方へ旋回する。
ハンドル21aの残りの作動ストロークで、ヒンジ機構21のロックが順に解除されて、その結果、シート背もたれ部の頂部6は、図7に示す、実質的に水平である、そのテーブル上面を形成する位置に達するまで、軸Y2に関して底部に対して旋回することができる。ヒンジ機構21は、頂部6とシート背もたれ部の底部7との間でロックすることが禁じられる角度範囲を有し、かつヒンジ21が、図7に示すテーブル上面を形成する位置でのみ再ロックされうる構成にすることができることが有利である。ロックが禁じられるような角度範囲を得ることを可能にする手段は、それ自体公知であり、例えば、前述のFRA2740406に記載されるように使用することができる。
このように、シート背もたれ部が、図7〜10に示すテーブル上面を形成する位置にある場合、ハンドル21aは、再びその初期位置となり、ヒンジ機構8、21は再ロックする。
ユーザがシート背もたれ部5を使用位置に戻したい場合、図7に示すテーブル上面を形成する位置から始めて、ユーザは、再びハンドル21aを作動させ、それによってヒンジ8、21のロックを解除し、ユーザが、軸Y2に関してそれを旋回させることにより、シート背もたれ部の頂部6を起立させる。この旋回移動が開始されれば、ユーザはハンドル21aを放すことができ、また、ヒンジ機構21は自動的に再ロックし、ヒンジ機構21のロックが禁じられる角度範囲からシート背もたれ部が出るように配置される。図11に示すこの位置で、シート背もたれ部の底部7は、図6に示す位置でまだ前方へ傾斜され、再び快適な使用位置とするために、ユーザは例えば、シートに座り、上述のスプリング7dからの駆動に対抗して後ろに旋回させるように、シート背もたれ部5に力を働かせると同時に、ハンドル9を作動させる必要がある。
最後に、シートのユーザが、図12〜14に示す位置に、シートのシート背もたれ部5を前方へ傾けたい場合、例えば、シート1の後ろに位置するスペースへのより容易なアクセスについては(特に、ハッチバック車両の後部シートへのアクセス)、ユーザは、そのフック15が中間骨組11の対応する切欠12から離れるように、ケーブル17によってロック部材13を作動させる前述のハンドル18を作動し、そして同時に、ケーブル20は、側部プレート7bと同じ側に位置するヒンジ機構8のロックを解除するように、レバー10bを方向10eに作動させる。次いで、スプリング7dからの駆動下で、隣接位置に到達するまで、シート背もたれ部5は全体として軸Y1に関して前方へ旋回する。同時に、シートのランナー4は、例えば、それ自体公知なものとしてのケーブル(図示せぬ)によって、任意にロックを解除することができ、その結果、ユーザは、シート背もたれ部5を前方へ旋回させると同時に、前方の隣接位置へ全体としてシート1を移動することができる。
注目すべきは、シート背もたれ部5が前方へ旋回しはじめるとすぐに、ロック部材13は、切欠12の外側の中間骨組11の端部を押すフック15によって、ロック解除位置で保持され、その結果、ロック部材13がロック解除位置にとどまるだけでなく、ヒンジ8自体もロック解除状態にとどまることである。こうすると、ユーザが通常位置へシート1を戻したい場合、シートをランナー4上で全体としてさらに後ろにスライドさせる間に、ユーザが手動で任意にシート背もたれ部5を後ろに旋回させるために十分である。一旦、フック15が中間骨組11の切欠12にかみ合うようにシート背もたれ部5が十分に起立させられると、ロック部材13はロック位置へ戻り、その結果、ヒンジ機構8
に再ロックすることができ、シートは再びその使用位置となる。
図1は、本発明の車両用シートの実施形態における、骨組の通常使用位置での概略図である。 図2は、左から見られるように、図1のシート背もたれ部の骨組およびシート座部の骨組の部分を示す前四分斜視図である。 図3は、右から見られるように、図1のシート背もたれ部の骨組およびシート座部の骨組の部分を示す前四分斜視図である。 図4は、シート背もたれ部の骨組の右側の内部をそれぞれ示す詳細図(しかし、左側の一部の内部プレートは、明瞭にするため図面で省略されている)である。 図5aは図5bで見られ、シート内部から見た、中間骨組がヒンジ機構の内部側部プレートに固定され、ロック部材が中間骨組をシート背もたれ部の底部に固定する、ヒンジ機構を示す詳細図,図5bはシート背もたれ部の骨組の左側の内部をそれぞれ示す詳細図(しかし、左側の一部の内部プレートは、明瞭にするため図面で省略されている)である。 である。 図6は、シート背もたれ部を折畳んで、テーブル上面を形成する作動の2つの段階を示す、図1に類似する図である。 図7は、シート背もたれ部を折畳んで、テーブル上面を形成する作動の2つの段階を示す、図1に類似する図である。 図8は、折畳んでテーブル上面を形成する位置でにおける、シート背もたれ部の骨組を示す斜視図である。 図9は、折畳んでテーブル上面を形成する位置でにおける、シート背もたれ部の骨組の右側の内部を示す詳細図である。 図10は、折畳んでテーブル上面を形成する位置でにおける、シート背もたれ部の骨組の左側の内部を示す詳細図である。 図11は、折畳んでテーブル上面を形成した後に、シート背もたれ部が通常使用位置に戻るリターン段階を示す、図1に類似する図である。 図12は、アクセスが車両の後部座席に付与される位置での、シート背もたれ部の骨組を示す、図8に類似する図である。 図13は、アクセスが車両の後部座席に付与される位置での、シート背もたれ部の骨組を示す、図9に類似する図である。 図14は、アクセスが車両の後部座席に付与される位置での、シート背もたれ部の骨組を示す、図10に類似する図である。

Claims (9)

  1. シート背もたれ部(5)およびシート座部(2)を含み、シート背もたれ部は、対向する第1および第2の側(5a、5b)を有する車両用シートであって、少なくとも、
    第1の水平な旋回軸(Y1)に関して支持骨組(2a)上で旋回するように取り付けられた底部(7)と、
    第1の軸(Y1)と平行な第2の水平な旋回軸(Y2)に関して底部(7)上で旋回するように取り付けられた頂部(6)と、
    支持骨組(2a)に対してシート背もたれ部(5)の角度位置を調節することを可能とする少なくとも1つの第1のヒンジ機構(8)であり、支持骨組(2a)に固定された第1の側部プレート(8c)と、少なくとも、その通常使用位置から前方へ傾斜された位置へ底部を下へ折畳む目的で、少なくとも通常使用角度位置で、ロック部材がシート背もたれ部の底部(7)に第2の側部プレート(8d)を固定するロック位置と、ロック部材がシート背もたれ部の底部(7)を支持骨組(2a)に対して旋回自在とすることができるロック解除位置との間で移動可能である、ロック部材(13)によって、シート背もたれ部の底部(7)に接続された第2の側部プレート(8d)とを有する第1のヒンジ機構(8)と、
    底部(7)にシート背もたれ部の頂部(6)を接続し、少なくとも通常使用位置から前方折畳み位置に、頂部を折畳む目的で、選択的に、底部(7)にシート背もたれ部の頂部(6)を固定することを可能にする、または、第2の軸に関して底部に対してシート背もたれ部の頂部が旋回することを可能にするために作動することができる、第2のヒンジ機構(21)と、を含み、
    当該第1および第2のヒンジ機構(8、21)は、シート背もたれ部の第1および第2の側(5a、5b)のそれぞれに配置され、シート背もたれ部の頂部(6)は、シート背もたれ部の第1の側(5a)の、旋回自在のマウント(22)によって、シート背もたれ部の底部(7)に接続されていることを特徴とする車両用シート。
  2. ロック部材(13)は、シート背もたれ部の底部(7)に旋回するように取り付けられたレバー(14)を含み、ロック部材(13)が、ロック位置からロック解除位置に達する場合、当該レバーは、第2の軸(Y2)の方へ移動することができる、請求項1に記載の車両用シート。
  3. 第1のヒンジ機構(8)の第2の側部プレート(8d)は、切欠(12)を備える中間骨組(11)に固定され、レバー(14)は、ロック位置に切欠に噛み合うフック(15)を備えている、請求項2に記載の車両用シート。
  4. シート背もたれ部の底部(7)は、第1のヒンジ機構(8)に類似する第3のヒンジ機構(8)によって、シート背もたれ部の第2の側(5b)の支持骨組(2a)に接続され、第1および第3のヒンジ機構は、支持骨組(2a)対して、シート背もたれ部の底部(7)を順に選択的にロックまたは解除するよう、第1の制御部材(9)を作動する場合に、同期して第1および第2のヒンジ機構を制御する共通制御(10)に接続され、シート背もたれ部の底部(7)は、支持骨組(2a)に対して前方へ旋回するように弾性的に付勢される、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用シート。
  5. 第2のヒンジ機構(21)のロックを解除するために制御部材(21b)を作動する場合、第1および第3のヒンジ機構(8)の共通制御(10)が、第1および第3のヒンジ機構(8)のロックを解除するように、第2のヒンジ機構(21)を作動させる第2の制御部材(21b)に結合される、請求項4に記載の車両用シート。
  6. 制御部材(21b)を作動する場合に、第2のヒンジ機構(21)のロックを解除する前に、第1および第3のヒンジ機構(8)の共通制御(10)が、第1および第3のヒンジ機構(8)のロックを解除するための結合手段によって、第2のヒンジ機構(21)の制御部材(21b)に接続される、請求項5に記載の車両用シート。
  7. 第1および第3のヒンジ機構(8)の共通制御(10)は、第1のボーデンケーブル(25)を用いて第2のヒンジ機構の制御部材に接続される、請求項5または6に記載の車両用シート。
  8. ロック部材(13)がロック解除位置にある場合、当該ロック部材(13)は、第3のヒンジ機構のロックを解除するように、第3のヒンジ機構を制御する作動部材(l0c)に結合され、作動部材(10c)は、作動する場合に共通制御(10)に作用しないので、第1のヒンジ機構(8)がロックされ続ける、請求項4〜7のうちのいずれか1つに記載の車両用シート。
  9. 第2のボーデンケーブル(20)によって、ロック部材(13)は、第3のヒンジ機構(8)の作動部材(10c)に結合される、請求項8に記載の車両用シート。
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