JP2005318168A - スピーカ固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】音導管が不要であり、且つ、スピーカ固定のための部品点数を抑えることが可能なスピーカ固定構造を提供する。
【解決手段】スピーカ2が取り付けられるパネル1には、固定部材3の一部が挿入される挿入ガイドリブ1aおよびネジボス1bが設けられる。パネル1にスピーカ2に固定する際、固定部材3は、その一部が挿入ガイドリブ1aに挿入された状態で、ネジボス1bを用いてパネル1にネジ4によってネジ止めされる。スピーカ2は、パネル1とそれにネジ止めされた固定部材3との間に挟持されて固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばテレビの前面パネルなどにスピーカを取り付けるための固定構造に関するものである。
例えばテレビの前面パネルなどのパネルにスピーカを固定する場合、当該パネルの内側にスピーカをネジ止めするのが一般的である。そのような従来のスピーカ固定構造では、パネルの内面にはスピーカをネジ止めするための複数のボス(ネジボス)が設けられる。スピーカは当該ネジボスの上に固定され、パネルにはネジボス上のスピーカまで延びる音導管が設けられる。そのため音導管の長さは、ネジボスの高さと同程度必要になり、ネジの長さに応じて長くなる。音導管が長くなると、スピーカを搭載する機器の小型化の妨げになるだけでなく、スピーカから出力された音声が当該音導管で共鳴して音質劣化の原因になっていた。また音導管を短くすると、ネジボスがパネルの前面に突出するため、機器の外観を損なってしまう。
その改善策として、パネルとは別片の押さえ片によりスピーカを固定する技術が知られている(例えば特許文献1)。
実公平7-18227号公報(第1−3頁、第1−3図)
例えば特許文献1の第3図に開示の固定構造では、押さえ片およびネジが複数個必要であり、スピーカ固定のための部品点数の増加や、スピーカの取り付け作業が煩雑になるという問題があった。また、特許文献1の第1図および第2図に開示の固定構造では、複数の押さえ片が単一のフレームに一体的に設けられているので、スピーカ固定のために必要な別片は1個になるが、当該フレームをパネルに固定するためには複数本のネジが必要であった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、音導管が不要で、且つ、スピーカ固定のための部品点数を抑えることができるスピーカ固定構造を提供することを目的とする。
本発明に係るスピーカ固定構造は、スピーカと、前記スピーカが取り付けられるパネルと、前記スピーカを前記パネルに固定するための固定部材とを備え、前記パネルには、ネジボスと、前記固定部材の一部が挿入される挿入ガイドとが設けられており、前記固定部材は、その一部が前記挿入ガイドに挿入され、且つ、前記ネジボスを用いて前記パネルにネジ止めされ、前記スピーカは、前記パネルとそれにネジ止めされた前記固定部材との間に挟持されて固定されるものである。
本発明のスピーカ固定構造によれば、固定部材は、その一部が挿入ガイドに挿入され、且つ、ネジボスを用いてパネルにネジ止めされ、スピーカは、パネルとそれにネジ止めされた固定部材との間に挟持されて固定されるので、スピーカの固定を1個の固定部材と1本のネジのみを使用して行なっても、固定部材の位置を一定に保つことができ、振動などによるスピーカのズレを防止することができる。従って、スピーカの固定に要する部品点数は削減され、そのため容易にスピーカの取り付けが可能になるので、生産コストの削減および生産性の向上に寄与できる。
また、スピーカ自体がネジボス上にネジ止めされるのではなく、パネルと固定部材とで挟持して固定されるので、スピーカの出力面である前面をパネルに密着させることができる。よって、パネルに音導管を設ける必要はなく、音導管での共鳴による音質劣化の問題は伴わない。
<実施の形態>
図1は本発明の実施の形態に係るスピーカ固定構造を示す図である。同図に示すように本構造は、例えばテレビの前面パネルなどのパネル1に、スピーカ2が取り付けられて成る。スピーカ2の出力面である前面側にはスピーカフレーム2aが設けられており、背面側には当該スピーカ2の磁気回路を保護するための背面キャップ2bが設けられている。固定部材3はパネル1とは個別の部品(別片)であり、スピーカ2をパネル1に固定するための部材である。パネル1には、固定部材3の一部が挿入される挿入ガイドリブ1a並びに、固定部材3をネジ4を用いてネジ止めするためのネジボス1bが、それぞれ当該パネル1と一体的に形成されて設けられている。図1においては、挿入ガイドリブ1aは1つのみ描かれているが、固定部材3を挟んで反対側にも同様に不図示の挿入ガイドリブ1aが存在し、固定部材3はその2つによって保持されている。
図2は固定部材3の形状の一例を示す図である。この固定部材3は、挿入ガイドリブ1aに挿入する部位である挿入部3aおよび、ネジボス1bへのネジ止めの際にネジ4を通すための穴3bを有している。スピーカ2をパネル1に固定する際には、固定部材3は、その挿入部3aを挿入ガイドリブ1aに挿入した状態で、ネジボス1bを用いてネジ4によりパネル1にネジ止めされる。このときスピーカ2は、パネル1とそれにネジ止めされた固定部材3との間に挟持されて固定される。本実施の形態では図1の如く、スピーカ2は、その音声出力面である前面(スピーカフレーム2a)がパネル1に当接し、背面キャップ2bが設けられた背面が固定部材3に当接するようにパネル1と固定部材3との間に挟持されている。
このように、スピーカ2の固定には、1個の固定部材3と1本のネジ4のみが使用されている。固定部材3のネジ止めは、固定部材3の挿入部3aを挿入ガイドリブ1aに挿入した状態で行われているので、1本のネジ4のみを使用した場合でも固定部材3の位置を一定に保つことができ、振動などによるスピーカ2のズレを防止することができる。従って、スピーカ2の固定に要する部品点数は従来よりも削減され、そのため容易にスピーカ2の取り付けが可能になるので、生産コストの削減および生産性の向上に寄与できる。
また、スピーカ2自体がネジボス上にネジ止めされるのではなく、パネル1と固定部材3とで挟持して固定されるので、図1のようにスピーカ2の音声出力面である前面(スピーカフレーム2a)をパネル1に密着させることができる。従って、パネル1に音導管を設ける必要はなく、音導管での共鳴による音質劣化の問題は伴わない。
なお、図1においてスピーカフレーム2aの四隅に描かれているネジ穴2cは、従来のスピーカ固定構造でスピーカ2自体をネジボス上に固定するために用いられていたものである。本発明では、スピーカ2はパネル1と固定部材3とで挟持して固定されるので、当該スピーカ2の固定のためにネジ穴2cを使用する必要は無い。このように本発明は、従来のスピーカに対しても適用可能である。
<変形例>
本発明において、固定部材3の形状は図2に示したものに限定されるものではない。以下にその形状の例を示す。
例えば図3の如く固定部材3に、スピーカ2の固定時に当該スピーカ2の側面(例えば背面キャップ2bの側面)に当接するリブ3cを設けると、スピーカ2の位置はリブ3cによりガイドされ、スピーカ2のズレを防止する効果がさらに高められる。なお、本明細書における「スピーカの側面」とは、スピーカの前面(音声出力面)および背面以外の全ての面を含むものである。例えば、図1における「スピーカ2の側面」は、その左右の側面だけでなく上側や下側の側面も含んでいる。例えば図1のスピーカ固定構造に、図3のリブ3cを有する固定部材3を適用した場合、背面キャップ2bの上側の側面にリブ3cが当接するので、スピーカ2の上方向へのズレを防止することができる。
図3の例ではリブ3cは直線形状であり、スピーカ2の側面の1点のみで接することになるが、複数箇所で接するようにしてもよい。例えば図4の如く、スピーカ2の固定時に当該スピーカ2の側面の3箇所に当接するコの字型リブ3dを設けてもよい。例えば図1のスピーカ固定構造に、図4のコの字型リブ3dを有する固定部材3を使用すれば、スピーカ2の上側の側面だけでなく、左右の側面にもコの字型リブ3dが当接するので、上方向へのズレだけでなく、横方向へのズレをも防止することができる。
また例えば図5の如く、固定部材3に、スピーカ2の一部である背面キャップ2bの外周形状と同形状を有する環状リブ3eを設けてもよい。スピーカ2の固定時には、背面キャップ2bが環状リブ3eの内側に嵌り込むようになる。それにより、固定時のスピーカ2の位置は環状リブ3eによりガイドされ、振動によるスピーカ2のズレを防止することができる。例えば図1のスピーカ固定構造に、この環状リブ3eを有する固定部材3を適用した場合、背面キャップ2bの側面全周に環状リブ3eが当接するので、スピーカ2の全方向へのズレが防止される。なお、環状リブ3eの形状は図5のような円形に限るものではなく、背面キャップ2bの形状に対応させて、当該背面キャップ2bがちょうど嵌り込むよう適宜変更してもよい。また、環状リブ3eはスピーカ2側面の必ずしも全周に接する必要はないが、スピーカ2の位置が安定するよう、より多くの箇所で接する形状であることが望ましい。
さらに例えば図6の如く、固定部材3に、スピーカ2の背面キャップ2bの外周形状と同形状を有する窪み部3fを設けてもよい。スピーカ2の固定時には、背面キャップ2bが窪み部3fの内側に嵌り込むようになる。この場合、図5の環状リブ3eと同様の効果が得られる。即ち、例えば図1のスピーカ固定構造に適用した場合、背面キャップ2bの側面全周に窪み部3fの内側面が当接するので、スピーカ2の全方向へのズレが防止される。また、窪み部3fは環状リブ3eに比べ、形成が容易であると共に低コストで形成できるという利点もある。窪み部3fの形状も円形に限られず、背面キャップ2bの形状に対応させて適宜変更してもよい。さらに、窪み部3fの内側面はスピーカ2側面の必ずしも全周に接する必要はないが、スピーカ2の位置が安定するよう、より多くの箇所で接する形状であることが望ましい。そのため窪み部3fは環状であることが望ましいが、例えば背面キャップ2bを上下あるいは左右から挟むスリット状のものなどでもよい。
なお、図2のようにリブのない固定部材3は、図3〜図6のようにリブあるいは窪み部を有するものに比較して、スピーカ2のズレを抑制する効果は小さくなるが、形状が単純であるのため容易に形成可能であり、製造コストの削減を図ることができる。また、リブの無い固定部材3は、スピーカ2の形状(背面キャップ2bの形状)を問わず適用可能であり汎用性が高いということでもコストの削減に寄与することができる。
本発明の実施の形態に係るスピーカ固定構造を示す図である。 固定部材の形状の一例を示す図である。 固定部材の形状の一例を示す図である。 固定部材の形状の一例を示す図である。 固定部材の形状の一例を示す図である。 固定部材の形状の一例を示す図である。
符号の説明
1 パネル、1a 挿入ガイドリブ、1b ネジボス、2 スピーカ、2a スピーカフレーム、2b 背面キャップ、3 固定部材、4 ネジ、3a 挿入部、3b 穴、3c リブ、3d コの字型リブ、3e 環状リブ、3f 窪み部。

Claims (7)

  1. スピーカと、
    前記スピーカが取り付けられるパネルと、
    前記スピーカを前記パネルに固定するための固定部材とを備え、
    前記パネルには、ネジボスと、前記固定部材の一部が挿入される挿入ガイドとが設けられており、
    前記固定部材は、その一部が前記挿入ガイドに挿入され、且つ、前記ネジボスを用いて前記パネルにネジ止めされ、
    前記スピーカは、前記パネルとそれにネジ止めされた前記固定部材との間に挟持されて固定される
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
  2. 請求項1記載のスピーカ固定構造であって、
    前記スピーカは、
    前記パネルに音声出力面側が当接するように、前記パネルと前記固定部材との間に挟持される
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
  3. 請求項1または請求項2記載のスピーカ固定構造であって、
    前記固定部材は、
    前記スピーカ固定時に当該スピーカの側面に当接するリブを有している
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
  4. 請求項3記載のスピーカ固定構造であって、
    前記リブは、
    前記スピーカ固定時に前記スピーカの側面に複数箇所で当接する
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
  5. 請求項3記載のスピーカ固定構造であって、
    前記リブは、
    前記スピーカ固定時に前記スピーカの側面の全周に当接する
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
  6. 請求項1または請求項2記載のスピーカ固定構造であって、
    前記固定部材は、
    前記スピーカ固定時に当該スピーカの一部が嵌合する環状のリブを有している
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
  7. 請求項1または請求項2記載のスピーカ固定構造であって、
    前記固定部材は、
    前記スピーカ固定時に当該スピーカの一部が嵌合する窪み部を有している
    ことを特徴とするスピーカ固定構造。
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