JP2005317691A - プリント基板のはんだ付け方法及びはんだ付けに用いるパレット - Google Patents

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Abstract

【課題】フローはんだ槽によってプリント基板上の電子部品のリード端子と、プリント基板のランドとをはんだ付けする際に、ランド間でのはんだブリッジを防止する。
【解決手段】プリント基板1をパレット5に保持した状態でフローはんだ槽に対して搬送することにより、プリント基板1の貫通孔3を貫通した電子部品2のリード端子2aと、貫通孔3周囲のランド4とをはんだ付けする。ランド4よりも大きな面積を有したはんだ付け可能な金属からなるダミー板6をパレット5におけるランド4との近接位置に配置し、ダミー板6がランド4よりも後側に位置するようにパレット5をフローはんだ槽に対して搬送する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリント基板に実装されているコネクタやICなどの狭小リードピッチの電子部品をはんだ付けする方法及びはんだ付けに用いるパレットに関し、特に、はんだ付けの際に発生するはんだブリッジを防止することが可能なはんだ付け方法及びはんだ付けに用いるパレットに関する。
電子部品のリード端子をプリント基板のランドに対してはんだ付けする際には、フローはんだ槽でプリント基板を搬送することにより行われる。このはんだ付けに際しては、ランド間でのはんだブリッジを防止する必要がある。
図6及び図7は、フローはんだ槽を用いたはんだ付けを行う際におけるはんだブリッジを防止するため、特許文献1に記載された従来のプリント基板を示す。
図6に示すように、絶縁基板100に載置された電子部品110の複数のリード端子120が貫通する貫通孔130が絶縁基板100に形成されている。絶縁基板100のはんだ付け面103における貫通孔130の周囲には、ランド140が形成されている。
ランド140は図7に示すように、フローはんだ槽における絶縁基板100の搬送方向Lに沿って延びている。すなわち、ランド140はリード端子120の配列方向と直交する方向に延びるものである。さらに、ランド140は搬送方向Lに対し、先細りのパターンとなっている。また、ランド140との近接位置には、ダミーパターン160が形成されている。ダミーパターン160は、ランド140に対し搬送方向Lの後側に位置するように形成されるものである。このようなダミーパターン160を形成することにより、フローはんだ槽ではんだ付けを行う際の余分なはんだがダミーパターン160に引き寄せられるため、隣接したランド140の間でのはんだブリッジを防止することができる。
特開平10−190163号公報
図6及び図7に示すプリント基板では、ランド140がリード端子120の配列方向と直交する方向に延びた広面積となっていると共にランド140との近接位置にはダミーパターン160が形成されていることから、これらの形成領域には、電気的な導通を行うための配線パターンを形成することができない。従って、基板面積を有効に利用した配線パターンとすることができないばかりか、プリント基板として多層基板を用いる必要があり、コスト高となっている。
また、リード端子が狭小ピッチ間隔の電子部品では、ランド140とダミーパターン160との間隔が狭くなるため、これらの間ではんだブリッジが発生する問題も有している。
本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、はんだブリッジを確実に防止できるだけでなく、配線スペースを確保して基板面積を有効に活用することが可能なプリント基板のはんだ付け方法及びはんだ付けに用いるパレットを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、プリント基板をパレットに保持した状態でフローはんだ槽に対して搬送することにより、プリント基板の貫通孔を貫通した電子部品のリード端子と、貫通孔周囲のランドとをはんだ付けする方法であって、前記ランドよりも大きな面積を有したはんだ付け可能な金属からなるダミー板をパレットにおけるランドとの近接位置に配置し、このダミー板がランドよりも後側に位置するようパレットをフローはんだ槽に対して搬送することを特徴とする。
このような構成とすることにより、請求項1記載の発明では、プリント基板をフローはんだ槽で搬送する際に、余分なはんだがランドよりも大きな面積を有し且つランドよりも後側に位置しているダミー板に引き寄せられて移動する。このため、ランド間でのはんだブリッジを確実に防止することができる。
このような請求項1記載の発明では、プリント基板に対して、広面積のランドやダミーパターンを形成する必要がないため、配線スペースを確保でき、基板面積を有効に活用でき、多層基板を用いる必要もなくなる。
請求項2記載の発明は、プリント基板の貫通孔を貫通した電子部品のリード端子と、貫通孔周囲のランドとをプリント基板をフローはんだ槽で搬送することによりはんだ付けする際に用いるパレットであって、前記プリント基板を保持するパレット本体と、前記ランドよりも大きな面積を有したはんだ付け可能な金属からなるダミー板とを備え、前記搬送方向に対し、ランドよりも後側にダミー板が位置するようにダミー板がパレット本体に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、パレット本体に取り付けられたダミー基板がランドよりも大きな面積となっていると共に、このダミー基板がランドよりもフローはんだ槽における搬送方向の後側に配置されるため、余分なはんだがダミー板に引き寄せられて移動する。このため、ランド間でのはんだブリッジを確実に防止することができる。
従って、請求項2記載の発明においても、プリント基板に対し、広面積のランドやダミーパターンを形成する必要がないため、配線スペースを確保でき、基板面積を有効に活用でき、多層基板を用いる必要もなくなる。
本発明によれば、広面積のランドやダミーパターンをプリント基板に形成する必要がないため、配線スペースを確保でき、プリント基板の高密度化が可能となると共に、多層基板を用いる必要がないため、低コストとすることができる。
以下、本発明を図示する実施の形態により、具体的に説明する。なお、各実施の形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1を示し、図1は底面図、図2は部分拡大底面図、図3は部分断面図である。
プリント基板1は、絶縁基板1a上に電子部品2が載置されることにより構成されている。絶縁基板1aには、電子部品2の整列状の複数のリード端子2aが挿通する貫通孔3がリード端子2aとの対応位置に形成されている。それぞれの貫通孔3には、リード端子2aをはんだ付けするためのランド4が設けられている。この場合、ランド4はリード端子2aと対応するように整列状に設けられている。
この実施の形態において、フローはんだ槽でリード端子2aをランド4にはんだ付けする際には、パレット5が用いられる。パレット5は、プリント基板1を保持するパレット本体51と、パレット本体51に着脱自在に取り付けられたダミー板6とを有している。
パレット本体51は、耐熱性の樹脂等によりプリント基板1よりも大きなサイズに形成されている。パレット本体51には、プリント基板1を保持する保持段部53が形成されている。保持段部53はプリント基板1の上面よりも低くなっていることにより、保持段部53の上方には、プリント基板1を収容する収容凹部52が形成される。収容凹部52はプリント基板1の外周を囲むように形成されるものである。また、保持段部53の内方側には、開口部54が形成されており、この開口部54にプリント基板1のはんだ付け面1bが臨むことにより、電子部品2のリード端子2a及びランド4が開口部54内に位置するようになっている。
ダミー板6はパレット本体51のはんだ付け面1b側に取り付けられるものである。この場合、ダミー板6は、はんだ付け面1bにおけるプリント基板1と対応した部位に取り付けられる。このようなダミー板6のパレット本体51への取り付けを行うため、保持段部53には、突起部56が形成されている。
突起部56は、図1に示すように、プリント基板1におけるリード端子2a形成領域に向かって突出するように保持段部53に形成されており、突起部56の上面には、ダミー板6の両端部が嵌め込まれる取付溝55が形成されている。ダミー板6は、この取付溝55に耐熱性の粘着テープ(図示省略)を介して嵌め込まれることにより突起部56に固定される。このような取り付けにより、ダミー板6は電子部品のリード端子2aとの近接位置で、はんだ付け面1bに密着するようにパレット本体51に着脱自在に固定される。
ダミー板6は、プリント基板1のランド4よりも大きな面積を有している。また、この実施の形態において、ダミー板6は、整列状のランド4と略平行となっていると共に、一列のランド4を合わせた長さよりも長くなっている。かかるダミー板6としては、銅、その他のはんだ付け可能な金属が使用される。
この実施の形態において、フローはんだ槽でプリント基板1を搬送することによりリード端子2aとランド4とのはんだ付けが行われる。プリント基板1の搬送は矢印Lで示す方向に行われることにより、ダミー板6はランド4よりも後側に位置している。
このような状態ではんだ付けを行った場合、プリント基板1がフローはんだ槽から離脱する際、はんだはランド4に比べより面積の大きいダミー6に引張られる。これによりランド4からは、はんだ付け接続には必要ない余分なはんだが取り除かれ、ブリッジのない良好なはんだ付け接続となる。
このような実施の形態では、ランドを伸長したパターンとしたり、基板上にダミーパターンを設けることなく、はんだブリッジを確実に防止することができる。従って多層基板を用いる必要なく、高密度な配線設計が可能となる。また、はんだを引き寄せるためのダミー板6がパレット本体51に取り付けられているため、プリント基板毎にダミー板6を用意して貼り付ける必要がない。これにより、迅速にはんだ付けを行うことができると共に、製造コストを低くすることが可能となる。
(実施の形態2)
図4及び図5は、本発明の実施の形態2を示す。
この実施の形態においても、プリント基板1を保持する保持段部53がパレット本体51に形成されている。保持段部53には、プリント基板1のはんだ付け面1bに臨む開口部54が形成されると共に、ダミー板6が開口部54に対応するように配置されている。この実施の形態において、開口部54はプリント基板1に配置された電子部品2のそれぞれに対応するように形成されており、それぞれの開口部54に対応するように取付溝55が保持段部53に形成されている。ダミー板6は、このような取付溝55に耐熱性の粘着テープ(図示省略)を介して固定される。ダミー板6はフローはんだ槽での搬送方向Lに対し、ランド4よりも後側に位置している。これにより、実施の形態1と同様なはんだ付けを行うことができる。
これに加えて、この実施の形態では、表面電子部品8がプリント基板1のはんだ付け面1bに実装されている。表面電子部品8はリフローはんだ等によってプリント基板1に予め実装されている。
これに対し、パレット本体51には、表面電子部品8をフローはんだ槽のはんだから隔離する隔離用凹部57が形成されている。隔離用凹部57は上面が開口させた状態で表面電子部品8との対応位置に形成されており、表面電子部品8が隔離用凹部57に挿入されることにより、表面電子部品8がフローはんだ槽による影響を受けることがない。この隔離用凹部57は、表面電子部品8が接触しないような大きさ及び深さを有するように形成されるものである。
この実施の形態において、パレット5に保持されたプリント基板1をフローはんだ槽を用いて矢印L方向へ搬送してはんだ付けを行い、プリント基板1をフローはんだ槽から離脱する際、はんだはランド4によりも面積の大きいダミー板6に引張られるため、はんだ付け接続には必要のない余分なはんだがランド4から取り除かれ、ブリッジのない良好なはんだ付け接続とすることができる。このとき、はんだ付け面1b側の表面電子部品8は隔離用凹部57によって保護されており、フローはんだ槽による影響を受けない。従って、プリント基板1に予め表面電子部品を実装することができるため、プリント基板1をさらに高密度化することができる。
本発明の実施の形態1における底面図である。 図1の部分拡大底面図である。 実施の形態1の部分拡大断面図である。 実施の形態2の底面図である。 実施の形態2の部分拡大断面図である。 フローはんだ槽によるはんだを行う従来のプリント基板の断面図である。 従来のプリント基板の部分底面図である。
符号の説明
1 プリント基板
2 電子部品
2a リード端子
3 貫通孔
4 ランド
5 パレット
6 ダミー板
8 表面電子部品
51 パレット本体
52 収容凹部
53 保持段部
54 開口部
55 取付溝
56 突起部
57 隔離用凹部

Claims (2)

  1. プリント基板をパレットに保持した状態でフローはんだ槽に対して搬送することにより、プリント基板の貫通孔を貫通した電子部品のリード端子と、貫通孔周囲のランドとをはんだ付けする方法であって、
    前記ランドよりも大きな面積を有したはんだ付け可能な金属からなるダミー板をパレットにおけるランドとの近接位置に配置し、このダミー板がランドよりも後側に位置するようパレットをフローはんだ槽に対して搬送することを特徴とするプリント基板のはんだ付け方法。
  2. プリント基板の貫通孔を貫通した電子部品のリード端子と、貫通孔周囲のランドとをプリント基板をフローはんだ槽で搬送することによりはんだ付けする際に用いるパレットであって、
    前記プリント基板を保持するパレット本体と、
    前記ランドよりも大きな面積を有したはんだ付け可能な金属からなるダミー板とを備え、
    前記搬送方向に対し、ランドよりも後側にダミー板が位置するようにダミー板がパレット本体に着脱可能に取り付けられることを特徴とするプリント基板のはんだ付けに用いるパレット。
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JP2008153316A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 個片搬送装置

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