JP2005317366A - 光源装置および光源実装回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電球装置を受容してその機械的保持および電気的接続が確実に行える構成が簡単なソケット装置を備えた光源装置およびこの光源装置を配設した光源実装回路装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 弾性電気絶縁材料で形成したホルダ1の電球装着孔21に小形無口金電球3のバルブ31を装着し、この電球装着孔21に連通して形成した一対のリード線挿通孔22,22に電球3の一対の外部リード線6,6を挿通するとともにホルダ1の底面15側から導出された外部リード線6,6をホルダ1の相反する側面16,16に添設してなる電球装置5Aと、導電性部材からなり上記電球装置5Aのホルダ1の外部リード線6,6が添設された側面17,17側を受容するとともに電気的接続をなす抱持係止部64およびこの係止部64に連設して接続端子が形成された接続部材61,61を、対向して一対配設したソケット装置6Aとを備えている光源装置8およびこの光源装置8を配設した光源実装回路装置9である。
【選択図】 図3
【解決手段】 弾性電気絶縁材料で形成したホルダ1の電球装着孔21に小形無口金電球3のバルブ31を装着し、この電球装着孔21に連通して形成した一対のリード線挿通孔22,22に電球3の一対の外部リード線6,6を挿通するとともにホルダ1の底面15側から導出された外部リード線6,6をホルダ1の相反する側面16,16に添設してなる電球装置5Aと、導電性部材からなり上記電球装置5Aのホルダ1の外部リード線6,6が添設された側面17,17側を受容するとともに電気的接続をなす抱持係止部64およびこの係止部64に連設して接続端子が形成された接続部材61,61を、対向して一対配設したソケット装置6Aとを備えている光源装置8およびこの光源装置8を配設した光源実装回路装置9である。
【選択図】 図3
Description
本発明は小形無口金電球を有する電球装置とこの電球装置を装着したソケット装置とからなる光源装置および基体に配設した配線導体に上記光源装置を接続配設してなる光源実装回路装置に関する。
自動車などの車輌やAV機器などのパネルには照明用や表示用として小形の白熱電球が数多く使われている。これらの使われ方としては、構成部品点数を節減してコストダウンをはかるため口金を兼ねる弾性電気絶縁材料製のホルダに無口金電球のバルブを装着した構成の電球装置を造り、この電球装置を回路が形成されたプリント配線基板などに機械的に取付けるとともに電気的な接続がなされるようになっている。
この電球装置のプリント配線基板などへの機械的取付けと電気的接続の手段としては大別して2種類あり、一つはホルダを配線基板などに開けられた装着孔などに嵌め込むとともに配線導体に接続する形式のものと、ホルダを配線基板などに設けられた端子片や端子ピンなどのソケット装置を介し端子部材に接続する形式のものがある。
本発明が関係する光源実装回路装置は上記において後者に属する、ホルダをソケット装置を介し端子部材に接続するもので、たとえば電気絶縁性材料からなるホルダの上面側の電球装着孔に装着した無口金電球のバルブから導出した外部リード線を、ホルダの底面から外側のフランジ面にまで延出させて電球装置を構成し、この外部リード線が添設されたフランジ面を含む部分をプリント配線基板の配線導体に半田付けなどの手段で接続している。
しかし、この構成では、電球がフィラメントの断線やバルブの破損などで不点となった場合、新しい電球と交換するときには上記半田付けを外すのに半田鏝などを必要とし作業が繁雑となるばかりか再度加熱が行われるので隣接する電子部品などへの熱的影響や近接する配線導体や電子部品などへの半田流れによるショート発生の虞があるなどの問題があった。
そこで、この種光源実装回路装置において、上記半田付けによる不具合を解消するものとして、たとえば特許文献1に開示された形式のものがある。図7はこの特許文献1に示されたもので図において、(a)図は上面図、(b)図は正面図、(c)図は(b)図における電球装置の装着前後の縦断正面図である。
図7中、Lは小形の無口金電球で、ゴムなどの弾性電気絶縁性材料からなる略長方形のホルダHの上面側に形成した電球装着孔H1に無口金電球LのバルブL1部分を装着するとともに、電球Lから導出した一対の外部リード線L2,L2を電球装着孔H1と連通したリード線挿通孔H2,H2にそれぞれ挿通してホルダHの底面側から引き出して、それぞれを直線状の相反する方向に折り曲げ底面に延在させて先端部をホルダH外側壁面に折返し係止して電球装置Dを構成している。
また、この電球装置Dが装着されるソケット装置Sは、絶縁性材料で形成されたホルダHを受容する装着部S1の対向する両側に、それぞれの外部リード線L2,L2と接触する金属板製のL字形状をなす接続部材S2,S2が配設され、両者で光源装置Kを形成している。
この光源装置Kは、L字形状をなす接続部材S2,S2がプリント配線基板Pなどに形成された配線導体P1,P1に半田S3,S3を介し接続され、光源実装回路装置Cを構成して電球Lの点灯が行われる。
そして、上記構成の光源実装回路装置Cは、電球Lがフィラメントの断線やバルブL1の破損などで不点となった場合、新しい電球Lまたは電球装置Dを矢印のような着脱を行うことで交換が可能な構成となっている。
特開2002−260597号公報(特願2001−053900)
上記光源装置Kを備えた光源実装回路装置Cは、従来に比べて電球装置Dに異常が生じた場合などに交換が容易であるが、電球装置Dの保持は電気絶縁性材料からなるソケット装置Sの装着部S1で、また、電気的接続は接続部材S2,S2により行われる構造で、大形化や部品点数が多いという不具合があった。
また、近時、各種装置の小形化が好まれる市場要求に沿って、配線基体に実装する部品の小形化、特に電子部品(表面実装SMD対応)のスモールパッケージ化がすすみ小形電球を用いた光源装置においても、交換など保守の容易性に加えて他の電子部品同様に、部品の必要実装面積と実装高さの小形化が強く要望されている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、ソケット装置を接続する半田付けなどの繁雑な作業および熱的損傷が生じず、また、電球装置を受容してその機械的保持および電気的接続を確実に行えるとともに小形化しても構成が簡単なソケット装置と電球交換が容易な光源装置およびこの光源装置を配設した光源実装回路装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の光源装置は、弾性電気絶縁材料で形成したホルダの電球装着孔に小形無口金電球のバルブを装着し、この電球装着孔に連通して形成した一対のリード線挿通孔に電球の一対の外部リード線を挿通するとともにホルダの底面側から導出された外部リード線をホルダの相反する側面に添設してなる電球装置と、導電性部材からなり上記電球装置のホルダの外部リード線が添設された側面側を受容するとともに電気的接続をなす抱持係止部およびこの係止部に連設して接続端子が形成された接続部材を、対向して一対配設したソケット装置とを具備していることを特徴とする。
ホルダの対向する側面が、ソケット装置を構成する一対の接続部材の抱持係止部によって受容され機械的な保持がなされるとともにホルダの両側面に添設した電球の外部リード線が圧接して電気的な接続がなされる構成となっている。
すなわち、ソケット装置を形成する一対の接続部材は、金属板を略L字形に曲成した一片の中央部を接触部として両翼先端側をホルダの外側面とほぼ類似した形状の抱持係止部が形成してあり、この抱持係止部がホルダの外側面と圧接してホルダの保持を行うとともにホルダの外側面に添設した電球の外部リード線と強く接触し確実な電気的接続がなされる。
なお、本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り用語の定義および技術的意味は次による。
ホルダを形成する弾性電気絶縁材料とはゴムや合成樹脂などの材料を指し、ホルダの外形は正四角形、長四角形や六角形などの多角形状、真円形や長円形などの円柱形状あるいはこれらの複合形状をなし、表面に電球のバルブが装着される電球装着孔が形成されている。
また、このホルダの電球装着孔に装着される小形の無口金電球は、ガラスバルブの端部に一対のリード線をガラスビードのステムなどを介し焼き絞りや圧潰により封着してあり、この封着部から一対の外部リード線が導出され、上記電球装着孔に連設して形成された一対のリード線挿通孔内を挿通してホルダの底面側へと引き出されている。
また、リード線挿通孔から引き出された外部リード線はホルダの底面および側面に添設されるが、その先端は側面部分または上面にまで達し直線状であっても折り曲げることにより係止されていてもよい。また、必須のものではないが、ホルダの底面や側面にこの外部リード線をガイドする案内溝を設けることによって係止し、リード線が弛んだり不所望な位置に飛び出すことを防止できる。なお、ホルダの側面に案内溝を形成する場合、案内溝深さはリード線外径より小さい添設されるリード線が接続端子と接触のため外表面が案内溝より外方に突出していることが必要である。
また、ソケット装置を形成する一対の接続部材はステンレス鋼やばね用リン青銅などの導電性金属から形成されている。各接続部材は、金属板を曲成した一片の中央部を接触部として両翼先端側をホルダの外側面とほぼ類似した形状の抱持係止部が形成してあり、この抱持係止部がホルダの外側面と圧接してホルダの保持と電球の外部リード線との電気的接続を確実に行うことができる。
本発明の請求項2に記載の光源装置は、上記ソケット装置の抱持係止部が、ホルダの3側面を受容する略コ字形状をなしていることを特徴とする。
抱持係止部をホルダの少なくとも3面(一対で6面)と接触させることにより圧接を強くし、係止部内においてホルダが移動したり抜け出すことを防止できるなど、上記請求項1に記載と同様の作用を奏する。
本発明の請求項3に記載の光源装置は、上記電球装置のホルダ側面にホルダ軸に沿い形成した切欠部に、上記ソケット装置の抱持係止部が係止していることを特徴とする。
ホルダ側面に形成した溝状や段状などの切欠部にソケット装置の抱持係止部を挿入や引っ掛けることにより、強制的にホルダの係止がはかれ、上記請求項1および請求項2に記載と同様の作用を奏する。
本発明の請求項4に記載の光源装置は、上記電球装置のホルダの切欠部に形成したストッパー部に、上記ソケット装置の抱持係止部が当接することによって位置決めされることを特徴とする。
ソケット装置の抱持係止部に嵌め入れられたホルダは、切欠部に形成したストッパー部が抱持係止部の端面と当接するまで押し入れられることによって、機械的な保持がなされるとともに位置決めおよびその高さを規制することができる。 なお、このストッパー部は、ホルダの装着方向によって上方側か下方側に形成すればよく、ホルダ上面または下面の当接面とストッパー部との寸法Tにより、配線基体面からの電球突出高さを調整することができる。
本発明の請求項5に記載の光源実装回路装置は、基体に光源装置の電球装置が通過可能な貫通孔が形成され、この貫通孔の対向辺に一対の配線導体を配設するとともに各配線導体に上記光源装置が有するソケット装置の接続部材を接続配設してなる配線基体と、この配線基体に配設したソケット装置の接続部材に装着された上記請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の光源装置とを具備していることを特徴とする。
上記請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の光源装置を備えているので、配線基体の配線導体にソケット装置を介し装着された電球装置が強く圧接され強固な保持と確実な電気的接続がなされるとともに、電球の断線時などの場合に交換が差し替えで容易に行える。
また、本発明の配線基体とは、プリント配線基板や絶縁基体に印刷や配線などにより導体が形成されたものを指し、また、この配線導体に配設されるソケット装置の接続部材は半田付け、溶接、ねじ止めやかしめなどその接続手段は問わない。
また、本発明の配線基体は、対向して配設された一対のソケット装置間に光源装置が通過できる切欠などの貫通孔を形成しておくことによって、光源装置を基体の表面側および裏面側からでも装着することができる。
さらに、配線導体とソケット装置との接続は、ソケット装置単体で行われても、電球装置装着後のソケット装置で行われてもよく、本発明ではこの接続に関係なく電球装置が装着されたソケット装置を光源装置と呼ぶ。
本発明の請求項1の記載によれば、半田付けなどの繁雑な作業を要さず、また、熱的損傷がない、ソケット装置を構成する一対の接続部材の抱持係止部によりホルダの両側面が押圧して機械的な保持がなされるとともに両側面に添設した電球の外部リード線が圧接されて電気的な接続がなされる、ソケット装置の部品点数の削減および小形化がはかれる他、電球の交換など容易で、コストダウンとメンテナンスが容易な光源装置を提供できる。
本発明の請求項2の記載によれば、上記抱持係止部をホルダの少なくとも3面(一対で6面)と接触させることにより圧接を強くし、係止部内においてホルダが移動したり抜け出すことの防止がはかれる、ホルダを強固に保持できるとともに上記請求項1に記載と同様の効果を奏する光源装置を提供できる。
本発明の請求項3の記載によれば、ホルダ側面に形成した切欠部にソケット装置の抱持係止部を挿入や引っ掛けることにより、強制的にホルダの係止がはかれとともに上記請求項1に記載と同様の効果を奏する光源装置を提供できる。
本発明の請求項4の記載によれば、ホルダの切欠部に連設したストッパー部によって位置決めと配線基体からの小形電球の突出高さを規制することができ、光中心位置が厳しい反射鏡と組合わせられるなどの場合には基準面としての作用効果を呈する光源装置を提供できる。
本発明の請求項5の記載によれば、上記請求項1ないし請求項4に記載の光源装置を備えているので、配線基体の配線導体にソケット装置を介し装着された電球装置が強く圧接され強固な保持と確実な電気的接続がなされるとともに、電球の断線時などの場合に交換が差し替えにより容易に行える光源実装回路装置を提供できる。
以下、本発明の光源装置およびこの光源装置が装着された光源実装回路装置の実施の形態を図1ないし図3を参照して説明する。図1は自動車などのメータの表示用や照明用に使われる電球装置で、(a)図は上面図、(b)図は正面縦断面図、(c)図は底面図、図2は電球装置およびソケット装置が接続されたプリント配線基板の斜視図、図3は図2において電球装置がソケット装置に装着されて構成した光源実装回路装置の斜視図である。
なお、本発明の電球装置や光源実装回路装置などにおいて上下や左右などは図面の説明上であって、実使用時にはその方向が変わることもある。また、図中の縦横比率などの寸法は実寸ではなく一部誇張して示されている。(以下の図面においても同様)
図において1はゴムあるいは合成樹脂などの弾性電気絶縁材料からなる略長四角形状をしたホルダで、表面11側の長辺の両側の各2か所を切欠して略円筒形状の本体部12、係止部13,13…,…、切欠部14,14,…,…およびこの切欠部14,14,…,…の下方に略平坦面をなすストッパー部17,17,…,…が設けられている。
図において1はゴムあるいは合成樹脂などの弾性電気絶縁材料からなる略長四角形状をしたホルダで、表面11側の長辺の両側の各2か所を切欠して略円筒形状の本体部12、係止部13,13…,…、切欠部14,14,…,…およびこの切欠部14,14,…,…の下方に略平坦面をなすストッパー部17,17,…,…が設けられている。
また、表面11側の本体部12中央に電球装着孔21が、底面15側は略長四角形状をなし上記電球装着孔21に連通してホルダ1軸に沿って形成された一対のリード線挿通孔22,22の開口部およびこの開口部と連続して形成されたリード線案内溝23が、表面11側にはリード線案内溝24が設けられている。
また、上記ホルダ1の電球装着孔21内には小形無口金電球3のバルブ31部分が装着されていて、バルブ31端部の封着部32から導出した一対の外部リード線4,4は上記リード線挿通孔22,22内を挿通して、相反する方向に折り曲げられ上記ホルダ1の底面15側、側面16側および表面11側の上記リード線案内溝23,24内を案内され、その先端が折返されてリード線案内溝24に係止されている。
また、外部リード線4、4と接続した内部リード線部分にはフィラメント33が継線してあり、上記ホルダ1と小形無口金電球3とでもって電球装置5Aを構成している。
また、6Aはソケット装置で、ステンレス鋼やばね用リン青銅などの導電性金属からなる一対の接続部材61,61からなる。各接続部材61は、金属板を略L字形に曲成した一片の中央部を接触部62として両翼先端側を略直角に2回折り曲げた上方から見て略コ字形の抱持係止部63,63が形成してあり、この略コ字形の係止部63,63の幅は上記ホルダ1の係止部13の厚さとほぼ同寸である。
また、7はプリント配線基板で、上記電球装置5Aが通過できる大きさの貫通孔73の対向辺にそれぞれ配線導体71,72が配設されている。そして、上記接続部材61,61の一片に連設した他片64が接続端子として、上記貫通孔73の対向辺にまで形成された各配線導体71,72上に所定の間隔(上記ホルダ1の長辺の略長さ分)を隔て正対して半田75を介し接合されている。
そして、このプリント配線基板7の配線導体71,72に接合配設されたソケット装置6Aの一対の接続部材61,61に、上記電球装置5Aのホルダ1が図2および図3に示すように装着される。
この装着は上記電球装置5Aをプリント配線基板7の下方側から貫通孔73を通し、ホルダ1の係止部13,13,…,…を一対の接続部材61,61の略コ字形をなす抱持係止部63,63,…,…に臨ませ嵌め入れ、抱持係止部63,63,…,…の下端面と当略平坦面をなすストッパー部17,17,…,…とが当接して停止するまで押し上げることにより行われる。
このように装着されることによって、電球装置5Aがソケット装置6Aに受容され機械的な保持がなされるとともにストッパー部17,17,…,…により位置決めおよびその高さが規制される。また、ホルダ1の両側面16,16側に添設した外部リード線4,4が接触部62,62と圧接して電気的な接続が行われる。
なお、本発明では上記電球装置5Aがソケット装置6Aに装着された状態を光源装置8、この光源装置8がプリント配線基板7などに取着された状態を光源実装回路装置9と称する。
そして、上記プリント配線基板7の配線導体71,72に電源(図示しない。)からスイッチを介し給電されると、配線導体71,72に接合したソケット装置6Aの接続部材61,61を経て外部リード線4,4に通電されフィラメント(図示しない。)が発光して所定の表示などがなされる。
また、この光源実装回路装置9は、電球装置5Aのホルダ1の一部がプリント配線基板7の貫通孔73内にあって、配線基板7面から電球3部分の突出高さが低くなるので電球装置5Aや光源装置6Aを実質的に小形化できることになる。
また、上述したように電球装置5Aは、ホルダ1の切欠部14,14,…,…に連設したストッパー部17,17,…,…によって位置決めとプリント配線基板7面からの小形電球3の突出高さを一定に規制することができる。この突出高さは、電球3のバルブ31頂部からホルダ1の底面15までの高さを一定とした場合、ストッパー部17面からホルダ1の底面15までの高さ寸法Tを変えることにより容易に行うことができ、たとえば反射鏡と組合わせられるなどの場合、焦点位置合わせが正確で配光特性を高めることができる。すなわち、上記ストッパー部17,17,…,…は、電球3の突出高さを規制する基準面としての作用効果を呈する。
この光源実装回路装置9において電球3のフィラメント33の断線やバルブ31の破損などで電球3の交換が必要となった場合は、ソケット装置6Aの端子部材61,61から電球装置5Aを引き抜き外すとともに、ホルダ1外に導出している外部リード線4,4をほぼ直線状に引き延ばしてホルダ1の電球装着孔21から電球3を引き抜き外し、新しい電球3と交換するかまたは新しい電球装置5Aをソケット装置6Aに装着することによって行うことができる。
そして、この新しい電球装置5Aもストッパー部17,17,…,…が抱持係止部63,63,…,…の下端面と当接するまで押し込むことにより交換後も電球3の位置高さが変わらず電球3を点灯させることができる、その取換え作業も容易なメンテナンスに手間のかからない構成である。
上述した本発明に関わる電球装置5Aおよび光源実装回路装置9は、自動車などのメータやAV機器などの表示用や照明用に使われて、ソケット装置6Aの接続部材61,61により電球装置5Aの保持と電気的接続がなされる結果、装置部品点数の削減および小形化がはかれる他、電球3が不点となった場合にソケット装置6Aの半田付けをやり直さなくてもよく電球3の交換などが容易で、コストダウンとメンテナンス(保守管理)が容易な電球装置5Aおよび光源実装回路装置9を提供できる。
また、図4ないし図7は本発明装置の他の実施の形態を示し、図4は電球装置とソケット装置およびプリント配線基板の斜視図、図5ないし図7は電球装置部分の斜視図で、図1ないし図3と同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
図4に示す電球装置5Bのホルダ1は外形が長四角形状をなし、ホルダ1の長辺側側面の中間部よりホルダ1軸に沿って溝状の切欠部14,14,…,…が形成してあり、各切欠部14,14,…,…の上部は段状のストッパー部17,17,…,…となっている。また、表面11側の電球装着孔12に収容した電球3から導出された外部リード線4,4は、ホルダ1の側面16の中間部にまで延出し先端部は側面16に形成した孔に係止されている。
また、ソケット装置6Bを構成する接続部材61,61は、金属板を略L字形に曲成した一片の中央部を接触部62として両翼先端側を略直角に折り曲げた上方から見て略コ字形の抱持係止部63が形成してある。
そして、ホルダ1の底面15側を下にした矢印方向の上方側から略コ字形の抱持係止部63,63,…,…内に嵌め込まれた電球装置5Bは、押し下げられると各切欠部14,14,…,…の段状のストッパー部17,17,…,…が係止部63,63,…,…の上面と当接して侵入が停止されるとともに係止部63,63,…,…の内壁面が上記ホルダ1の3外側面を囲い圧接することによって一体化される、電球3を所定高さに位置するとともに強固な保持がなされる。
なお、電球3の高さ位置の変更は、ホルダ1の表面11から切欠部14の段状のストッパー部17までの長さTを変えることにより行うことができる。
また、この装着によりホルダ1の側面16に添設した外部リード線4,4は、接続部材61,61中央の接触部62,62と圧着して良好な電気的接続がなされる。
図5に示す電球装置5Cのホルダ1は外形が長四角形状をなし、ホルダ1の長辺側側面の中間部よりホルダ1軸に沿って溝状の切欠部14,14,…,…が形成してあり、各切欠部14,14,…,…の上部は段状のストッパー部17,17,…,…となっている。
そして、この電球装置5Cは、図2の上記実施の形態に示すソケット装置6Aの接続部材61,61に上方側から嵌め込むことによって装着することができ、また、押し下げられると各切欠部14,14,…,…の溝端部のストッパー部17,17,…,…が係止部63,63,…,…の上面と当接して侵入が停止され電球3を所定の高さに位置させることができる。
図6に示す電球装置5Dのホルダ1は、上記図4に示す電球装置5Bのホルダ1と溝状の切欠部14,14,…,…の形成位置が変えてある、各切欠部14,14,…,…が表面11寄りからある。この電球装置5Dの場合は、図4に示すソケット装置6Bの接続部材61,61に貫通孔73を介し下方側から嵌め込むことによって装着することができ、また、押し上げられると各切欠部14,14,…,…の溝端部のストッパー部17,17,…,…が係止部63,63,…,…の下面と当接して侵入が停止され電球3を所定の高さに位置させることができる。
図7に示す電球装置5Eのホルダ1は外形が長円形状をなし、両端の半円状をした外側面部の中間部からホルダ軸に沿うとともに平行して一対の切欠部14,14,…,…が形成してある。
また、この電球装置5Eを装着するソケット装置は、図示していないが接続部材が金属板を略L字形に曲成した一片側にホルダ端部とほぼ同形の半円状の抱持係止部が形成され、この抱持係止部の両先端を互いに平行となる方向に折曲げて構成されている。
そして、このソケット装置の下方側から電球装置5Eが嵌め入れられ、接続部材61の内壁面がホルダ1の半円状の外側面を囲うとともに両先端が切欠部14,14内に装着される。この場合も、各切欠部14,14の溝端部のストッパー部17,17,…,…が係止部63,63,…,…の下面と当接して侵入が停止され電球3を所定の高さに位置させることができる。
そして、上記図4ないし図7に示す電球装置5B〜5Eも、ソケット装置6A,6Bなどに装着されて、強固な保持と確実な電気的接続および電球の高さなどの位置出しが容易に行える、装置の小形化など上記実施の形態と同様な作用効果を奏する。
また、上記電球装置に形成する切欠部やストッパー部の形成およびソケット装置の構成は上記実施の形態に限らず、たとえば電球装置のホルダに形成する切欠部は対応するソケット装置の端子部材の構造によって貫通孔を通じ下方からでもあるいは上方からでも行うようにすることができる。また、電球装置も電球側が上向きであっても下向きであってもよく、その方向は任意に選ぶことができる
また、上記電球装置5A〜5Eは車輌のメータやAV機器の表示(照明)装置の筐体内などに設けられた配線基板などのソケット装置に取り付けられ、筐体の前面に設けられた文字、数字、絵図の入った透光板や光拡散板あるいは液晶板などの表示板を電球3の点灯により照明するよう構成されている。
また、上記電球装置5A〜5Eは車輌のメータやAV機器の表示(照明)装置の筐体内などに設けられた配線基板などのソケット装置に取り付けられ、筐体の前面に設けられた文字、数字、絵図の入った透光板や光拡散板あるいは液晶板などの表示板を電球3の点灯により照明するよう構成されている。
1:ホルダ、 11:表面、 14:切欠部、 15:底面、 16:側面、 17:ストッパー分、 21:電球装着孔、 22:リード線挿通孔、 3:小形無口金電球、 31:バルブ、 4:外部リード線、 5A〜5D:電球装置、 6A〜6D:ソケット装置、 61:接続部材、 63:抱持係止部、 7:配線基板(基体)、 71,72:配線導体、 8:光源装置、 9:光源実装回路装置、
Claims (5)
- 弾性電気絶縁材料で形成したホルダの電球装着孔に小形無口金電球のバルブを装着し、この電球装着孔に連通して形成した一対のリード線挿通孔に電球の一対の外部リード線を挿通するとともにホルダの底面側から導出された外部リード線をホルダの相反する側面に添設してなる電球装置と、
導電性部材からなり上記電球装置のホルダの外部リード線が添設された側面側を受容するとともに電気的接続をなす抱持係止部およびこの係止部に連設して接続端子が形成された接続部材を、対向して一対配設したソケット装置と、
を具備していることを特徴とする光源装置。 - 上記ソケット装置の抱持係止部が、ホルダの3側面を受容する略コ字形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 上記電球装置のホルダ側面にホルダ軸に沿い形成した切欠部に、上記ソケット装置の抱持係止部が係止していることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 上記電球装置のホルダの切欠部に形成したストッパー部に、上記ソケット装置の抱持係止部が当接することによって位置決めされることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
- 基体に光源装置の電球装置が通過可能な貫通孔が形成され、この貫通孔の対向辺に一対の配線導体を配設するとともに各配線導体に上記光源装置が有するソケット装置の接続部材を接続配設してなる配線基体と;
この配線基体に配設したソケット装置の接続部材に装着された上記請求項1ないし請求項4のいずれか一に記載の光源装置と;
を具備していることを特徴とする光源実装回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004134072A JP2005317366A (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 光源装置および光源実装回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004134072A JP2005317366A (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 光源装置および光源実装回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005317366A true JP2005317366A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35444558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004134072A Pending JP2005317366A (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | 光源装置および光源実装回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005317366A (ja) |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004134072A patent/JP2005317366A/ja active Pending
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