JP2005314110A - 伸縮ブーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数段の可動ブーム体の伸長作動を所定の順番で確実に行なわせる。
【解決手段】 隣り合う可動ブーム体同士を連結装置1により連結して下段側から先に伸長作動させる構成をとる場合に、たとえば第2段ブーム体B2と第3段ブーム体B3の連結部分において、第2段ブーム体B2に回動自在な連結アーム2、第3段ブーム体B3に連結アーム2が係脱する連結ピン3をそれぞれ設ける。連結アーム2にはリンク部材11を連結し、第2段ブーム体B2の伸長作動完了時に、リンク部材11の移動を、ロッド12とロッドストッパ13によって停止させることにより、連結アーム2を回動させて連結ピン3から離脱させ、両ブーム体B2,B3の連結を解くようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明はクレーン等に使用される伸縮ブームに関するものである。
この種の伸縮ブーム(箱型ブーム)は、ブーム体として、最下段に位置する断面サイズが最大の固定ブーム体と、上段ほど断面サイズが小さくなる複数段の可動ブーム体とを備え、これら各ブーム体がテレスコープ状に嵌合されて伸縮自在に構成されている。
六段(5段伸縮)ブームを例にとると、図13(イ)〜(ヘ)において、B1は最下段に位置してベースマシンに取付けられる断面サイズが最大の第1段ブーム体(固定ブーム体)、B2〜B6は上段ほど断面サイズが小さくなる可動ブーム体(第2段〜第6段ブーム体)で、これらが順次、テレスコープ状に嵌合連結されて伸縮ブームが構成される。
この伸縮ブームの伸縮装置として、径の異なる複数段の油圧シリンダをテレスコープ状につないだ多段シリンダ(図示しない)を用いる場合、シリンダ基端側が第1段ブーム体B1に、先端側が最上段の第6段ブーム体B6にそれぞれ止め付けられ、このシリンダの伸縮力が、直接には第6段ブーム体B6に加えられる。
この場合、各可動ブーム体B2〜B6の伸長の順番は、ブーム体同士の嵌合部の摩擦係数によって決まるため、必ずしも予測がつかず、上段側から順次伸長作動する場合もある。
しかし、このように、小断面で強度的に弱い上段側から順番に伸長すると、ブーム強度の観点での吊り能力において不利となる。
そこでこの点の対策として、ブーム縮小状態で、隣り合うブーム体同士を連結装置によって連結し、ブーム伸長時に、伸長力をこの連結装置により第6段ブーム体B6から第2段ブーム体B2まで伝えて、図13(イ)〜(ヘ)に示すように第2段ブーム体B2から先に伸長させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
なお、第2〜第6各段ブーム体B2〜B6は、伸長状態で図示しない伸長ロック装置によって下段側ブーム体に固定される。また、縮小動作は、伸長時と逆に第6段ブーム体B6から下段側に向かって順次行なわれる。
この公知技術では、連結装置として、バネ力によって閉じ力を付勢される洗濯バサミ状の締付け体を下段側ブーム体に、この締付け体に挟み込まれる連結ピンを上段側ブーム体にそれぞれ設け、これらの係合力により伸長力を上段側から下段側に伝える構成をとっている。
特開平8−34596号公報
ところが、上記公知技術によると、ある可動ブーム体の伸長作動が完了した時点(伸長ロック装置によって下段側ブーム体に固定された時点)で、上段側可動ブーム体の伸長力により連結ピンを締付け体から引き抜いて連結を解く構成となっている。
このため、ブーム体間の潤滑不良や負荷の掛かり具合等によってブーム体同士の摩擦抵抗が大きくなると、伸長途中で連結ピンが締付け体から外れてしまい、定めた順番でのブーム伸長作動が完遂されないおそれがある。
そこで本発明は、ブーム伸長作動を定めた順番で確実に行なわせることができる伸縮ブームを提供するものである。
請求項1の発明は、ブーム体として、最下段に位置する断面サイズが最大の固定ブーム体と、上段ほど断面サイズが小さくなる複数段の可動ブーム体とを備え、これら各ブーム体がテレスコープ状に嵌合されて伸縮自在に構成されるとともに、最上段の可動ブーム体にブーム伸縮力が加えられるように構成され、かつ、次の構成を具備するものである。
(A) ブーム伸長力を順次下段側の可動ブーム体に伝えて最下段の可動ブーム体から伸長させるために、隣り合う可動ブーム体同士を連結する連結装置が設けられていること。
(B) この連結装置は、隣り合う可動ブーム体のうち上段側の可動ブーム体の先端部に設けられた連結ピンと、下段側のブーム体の先端部に上記連結ピンに対して係脱する方向に回動可能に取付けられたフック状の連結アームとから成ること。
(C) 下段側可動ブーム体の伸長作動完了時に上記連結アームを上記連結ピンから離脱する方向に回動させて、上段側の可動ブーム体を下段側の可動ブーム体から解放する解放手段が設けられていること。
(D) ブーム縮小時に上記連結アームを連結ピンに自動係合させる自動係合手段が設けられていること。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、連結アームは、連結ピンに係合する側と反対側の端部を力点として、外部からこの力点に加えられる離脱回動力によって連結ピンから離脱する方向に回動するように構成され、解放手段は、上記連結アームの力点に連結されて下段側可動ブーム体とともに移動する回動自在なリンク部材と、このリンク部材の移動量を規制する移動規制部材とを具備し、下段側可動ブーム体の伸長作動完了時に上記移動規制部材により上記リンク部材の移動を止めて連結アームに離脱回動力を加えるように構成されたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、自動係合手段として、連結アームを連結ピンに係合する方向の回動力を付与するバネが設けられるとともに、連結アームに、同アームと上記連結ピンを係合案内するガイド面が設けられたものである。
請求項4の発明は、請求項2または3の構成において、移動規制部材は、一端がリンク部材に連結された状態でさらに下段側のブーム体に向かって延びるロッドと、可動ブーム体の伸長作動完了時にこのロッドの移動を止めるロッドストッパとによって構成されたものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、ロッドストッパは、ロッドの移動を止めるべき停止位置からロッド移動方向に一定ストロークで移動可能に構成され、かつ、このロッドストッパを上記停止位置側に付勢するバネが設けられたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの構成において、連結ピンを介して連結アームに加えられるブーム伸長力が連結アームに連結ピンに係合する方向の回動力として作用するように、アームの回動支点が連結ピンの中心に対してオフセットして配置されたものである。
請求項7の発明は、ブーム体として、最下段に位置する断面サイズが最大の固定ブーム体と、上段ほど断面サイズが大きくなる複数段の可動ブーム体とを備え、これら各ブーム体がテレスコープ状に嵌合されて伸縮自在に構成されるとともに、最上段の可動ブーム体にブーム伸縮力が加えられるように構成され、かつ、次の構成を具備するものである。
(i) ブーム伸長力を順次下段側の可動ブーム体に伝えて最下段の可動ブーム体から先に伸長させるために、隣り合う可動ブーム体同士を連結する連結装置と、この連結装置による連結状態を保持するロック装置とを具備すること。
(ii) 上記連結装置は、隣り合う可動ブーム体のうち上段側可動ブーム体の先端部に設けられた連結ピンと、下段側可動ブーム体にはさみ式に開閉自在に設けられた連結アームと、この連結アームを閉じ側に付勢する閉じバネとから成り、ブーム縮小力により上記連結ピンが連結アームに係合して隣り合う可動ブーム体同士が連結され、ブーム伸長力により連結ピンが連結アームから外れて連結が解除されるように構成されていること。
(iii) 上記ロック装置は、可動ブーム体の縮小状態で同ブーム体の連結アームに同アームの開きを阻止する状態で係合するロック部材を備え、このロック部材は、可動ブーム体の伸長作動完了時に連結アームから離脱して同アームの開きを許容するように構成されていること。
請求項8の発明は、請求項7の構成において、ロック部材にロッドが可動ブーム体と一体に移動する状態で連結され、このロッドは、可動ブーム体の伸長作動完了時にロック部材が連結アームから離脱するように移動ストロークが設定されたものである。
請求項9の発明は、請求項8の構成において、ロック部材を連結アームに対して係合する方向に付勢する復帰バネが設けられたものである。
請求項1〜6の発明によると、下段側の可動ブーム体の伸長作動が完了したときに、解放手段が働いて、連結アームを連結ピンから離脱する方向に回動させる。
また、請求項7〜9の発明によると、下段側の可動ブーム体の伸長作動中は、ロック装置のロック部材が連結アームに係合してその開きを阻止し、伸長作動完了時にロック部材が連結アームから外れて同アームの開きが許容される。
つまり、本発明によると、下段側可動ブーム体が伸長し終わらないかぎり、連結アームが連結ピンから外れない。
従って、公知技術のように隣り合う可動ブーム体同士の連結を解く解放動作が伸長途中で行なわれるおそれがないため、所定の順番での伸長作動が確実に行なわれる。
この場合、請求項1〜6の発明によると、ブーム縮小時には、自動係合手段により連結アームが連結ピンに自動係合して、次の伸長作動の準備態勢が自動的に整う。
請求項2の発明によると、解放手段がリンク部材と移動規制部材とによって構成され、これらの機械的な動きによって解放動作が行なわれるため、自動解放作用の信頼性が高いものとなる。
とくに請求項4の発明によると、移動規制部材がロッドとロッドストッパとによって構成され、ロッドの移動がロッドストッパによって確実に止められるため、解放動作がより確実に行なわれる。
また、請求項3の発明によると、ブーム縮小時に連結アームがバネ力とガイド面とによって確実に連結ピンに係合し、自動連結動作の信頼性が高いものとなる。
請求項5の発明によると、万が一、ロッドのストロークエンドで連結アームの解放動作がうまく始動しなかった場合でも、ロッドストッパがバネに抗して余分に移動するため、この移動分でロッドやロッドストッパ等の損傷を防止することができる。
請求項6の発明によると、連結ピンを介して連結アームに加えられる伸長力が連結アームに、連結ピンに係合する方向の回動力として作用するため、連結力が強化され、伸長作動途中での連結アームの開きがより確実に防止される。
一方、請求項8,9の発明によると、請求項7の構成において、可動ブーム体と一体に移動するロッドによってロック部材のロック解除動作が自動的にかつ確実に行われる。
また、請求項9の発明によると、復帰バネによってロック部材を連結アームに対して係合する方向に付勢するため、たとえばブーム伸長作動の途中で縮小動作が行われても、復帰バネのバネ力によってロック部材が連結アームに係合し、連結アームと連結ピンが連結状態にロックされる。
つまり、途中に縮小動作が入っても、その後の伸長作動を所定の順番で行うという本来の機能を確保することができる。
以下の実施形態では、従来技術の説明に合わせて六段(5段伸縮)式のブームを例にとっている。
第1実施形態(図1〜図6参照)
図1はブーム全縮状態を示す。同図に示すように、このブームの外面(下面)に、隣り合う可動ブーム体同士を連結する連結装置1…が設けられている。
この連結装置1は、下段側の可動ブーム体に回動自在に設けられたフック状の連結アーム2が、上段側の可動ブーム体に設けられた連結ピン3に係合する構成となっている。
この連結装置1…の構成を図2〜図6によって詳述する。
ここでは第2段ブーム体B2と第3段ブーム体B3の連結部分を例にとっているが、他の連結部分についても以下同様に構成されている。
連結アーム2は屈曲した板状に形成され、その屈曲点部分が、第2段ブーム体B2の先端部に取付けられたブラケット4にアーム支軸(垂直軸)5によって取付けられ、このアーム支軸5を支点として回動自在となっている。
一方、連結ピン3は、第3段ブーム体B3の先端部に設けられたブラケット6にアーム支軸5と平行に取付けられ、連結アーム2の一端側に設けられた鉤形の係合部7がこの連結ピン3に係合することによって、第2段、第3段両ブーム体B2,B3同士が連結される。
ここで、連結アーム2の回動支点(アーム支軸5の中心)は、連結ピン3の中心(連結アーム2の係合点)に対してアーム開き側に、ある寸法αだけオフセットして配置されている(図6参照)。
このオフセット配置により、ブーム伸長時に連結ピン3を介して連結アーム2に加えられるブーム伸長力が、連結アーム2に、連結ピン3に係合する方向の回動力として作用するように構成されている。これにより、第2段、第3段両ブーム体B2,B3同士の連結力が強化され、伸長作動途中での連結アーム2の開きが確実に防止される。
さらに、連結アーム2の係合部7における連結ピン3に係合する面7aは、同アーム2の回動支点を中心とする円弧面(図6中のRは円弧の半径を示す)として形成されている。これにより、第2段ブーム体B2の伸長完了時に係合部7が連結ピン3から外れ易くなる。
一方、係合部7の前面(第3段ブーム体側の面)に、傾斜したガイド面7bが形成され、後述するようにブーム縮小作動時にこのガイド面7bと、次に説明するつる巻バネとで構成される自動係合手段によって連結ピン3と連結アーム2の係合作用が自動的に行なわれる。
なお、連結ピン3の外周にリング部材8が嵌着され、連結アーム2の係合部7は正確にはこのリング部材8に係合するが、便宜上、連結ピン3に係合するとして説明する。
連結アーム2の回動支点となるアーム支軸5の外周には、自動係合手段を構成するつる巻バネ9が設けられ、このつる巻バネ9のバネ力が連結アーム2に、連結ピン3に係合する方向の回動力(係合回動力)として加えられる。
10はこの連結アーム2の回動を適正位置で止めるアームストッパである。
連結アーム2には、第2段ブーム体B2の伸長作動完了時に連結アーム2を連結ピン3から自動的に離脱させるための解放手段が設けられている。
この解放手段は、第2段ブーム体B2の先端部に中間部を支点として回動可能に取付けられたリンク部材11と、このリンク部材11に連結されたロッド12と、このロッド12の移動を規制するロッドストッパ13等によって構成されている。
リンク部材11は、下端部が、連結アーム2における係合部7と反対側の力点側端部14に水平なアーム連結軸15によって連結され、このリンク部材11の上端部にロッド12の前端部が水平なロッド連結軸16によって連結されている。
このロッド12は、後端側がロッドストッパ13を貫通し、この貫通部分でロッドストッパ13により支持及びガイドされながら軸方向に移動し得るようになっている。
図3,5に示すようにロッド12の後端部にはストッパ当たり12aが外周側に突出して設けられ、第2段ブーム体B2の伸長作動完了時に、図5に示すようにこのストッパ当たり12aがロッドストッパ13に当接することにより、ロッド12の前方への移動が停止する。
ロッドストッパ13には、後面側に向かってロッド12と平行に突出する軸部13aが設けられ、この軸部13aが、第1段ブーム体B1の先端部に取付けられたブラケット16に一定の小ストローク範囲で移動可能に支持されている。
また、この軸部13aの外周に圧縮コイルバネであるストッパバネ17が設けられ、このストッパバネ17のバネ力が、ロッドストッパ13を後向きに押す力として作用する。
次に、この伸縮ブームの作用を説明する。
ブーム伸長時
図1〜図3及び図13(イ)はブーム全縮状態を示す。この状態で、すべての連結アーム2…と連結ピン3…は係合しており、この連結装置1…によって隣り合う可動ブーム体同士が連結された状態となっている。
この状態から図示しない多段式の伸縮シリンダを伸長させると、この伸長力が最上段の第6段ブーム体B6に加えられる。
このとき、全可動ブーム体B2〜B6は隣り合うもの同士が連結装置1…によって連結されているため、第6段ブーム体B6に加えられる伸長力が各連結装置1…を介して第2段ブーム体B2まで伝えられる。
これにより、第2段ブーム体B2がその上段側の各ブーム体B3〜B6と一体に伸長作動して図13(ロ)の状態となる。
ここで、第2段ブーム体B2の伸長作動中、リンク部材11及びロッド12は連結アーム2(第2段ブーム体B2)と一体に移動し、伸長作動完了時(正確には完了直前)で、図5に示すようにロッド12のストッパ当たり12aがロッドストッパ13に当たって移動を停止する。
このとき、リンク部材11にはなおも前方への引っ張り力が働いているため、リンク部材11が、図3及び図5の二点鎖線で示す前倒れ姿勢から図5の実線で示す後倒れ姿勢へと回動する。
このリンク部材11の動きにより、連結アーム2に離脱回動力(開き方向の力)が作用するため、図4,5に示すように同アーム2が開き回動して連結ピン3から外れる。
こうして、第2段ブーム体B2の伸長作動完了時に第2段ブーム体B2と第3段ブーム体B3の連結が自動的に解かれるため、それ以後、同ブーム体B2が停止した状態で第3段ブーム体B3が伸長作動する。
なお、このブーム伸長作動中及び伸長状態で、連結アーム2は開いたままの状態に保持される。
以上の作用が各連結部分で順次行なわれることにより、図13に示すように第2段から第6段まで順次伸長作動が行なわれ、最終的に図13(ヘ)のブーム最伸状態となる。
この伸縮ブームによると、上記のように下段側の可動ブーム体の伸長作動完了時に、ロッド12、ロッドストッパ13、リンク部材11の働きによって連結アーム2が連結ピン3から離脱して、隣り合う可動ブーム体同士の連結が解かれる。
つまり、隣り合う可動ブーム体間の潤滑不良や負荷の掛かり具合等によって摩擦抵抗が大きくなっても、下段側の可動ブーム体が伸長し終わらないかぎり、連結アーム2が連結ピン3から外れず、隣り合う可動ブーム体同士の連結が解かれない。
従って、公知技術のように解放動作が伸長途中で行なわれるおそれがなくなり、定めた順番(下段側の可動ブーム体から伸長させる)での伸長作動が確実に行なわれる。
ブーム縮小時
ブーム縮小動作は、伸縮シリンダと、各可動ブーム体B2〜B6を全伸状態で下段側ブーム体に固定する伸長ロック装置(図示しない)の作用によって第6段ブーム体B6からから順に行なわれる。
ここで、連結アーム2は、縮小開始前は前記のようにロッド12及びリンク11の働きによって図6の実線で示す開き状態となっている。また、つる巻バネ9のバネ力は、ロッド12を前方に引っ張る(ストッパ当たり12aをロッドストッパ13に押し当てる)力として作用している。
この状態からブーム縮小動作が開始されると、つる巻バネ9のバネ力により連結アーム2がブーム体の動きに追従して閉じ方向に回動し、図6の二点鎖線で示すように原位置に復帰する。
なお、この連結アーム2が原位置復帰した時点からつる巻バネ9のバネ力が解かれて、ロッド12のストッパ当たり12aがロッドストッパ13から離れていく。
さらに、上段側可動ブーム体の縮小作動の完了時に、連結ピン3が連結アーム2のガイド面7bとつる巻バネ9の働きによって同アーム2(係合部7)に自動係合して図2の状態に戻る。
こうして、ブーム全縮状態で図1に示すようにすべての連結アーム2…が連結ピン3…に係合し、隣り合う可動ブーム体同士が連結された状態となる。
ところで、上記第1実施形態の変形形態として、連結装置1及び解放手段(リンク部材11、ロッド12、ロッドストッパ13等)は、ブーム下面側でなく、上面側または側面に設けてもよい。側面に設ける場合、連結アーム2は水平軸まわりに上下方向に回動して、水平な連結ピン3に係脱する構成をとることができる。
また、リンク部材11の移動量を規制する移動規制部材として、第1実施形態のロッド12及びロッドストッパ13を用いるものに代えて、ワイヤと、これを一定量だけ繰り出して自動的に巻き取るワイヤリールとを用いるものを採用してもよい。
第2実施形態(図7〜図12参照)
第2実施形態における連結装置18は、隣り合う可動ブーム体のうち上段側可動ブーム体の先端部下面側にブーム長さ方向と直交して設けられた連結ピン19と、下段側可動ブーム体の先端部下面側にはさみ式に開閉自在に設けられた連結アーム20と、この連結アーム20を閉じ側に付勢する閉じバネ21とを備え、ブーム縮小力により連結ピン19が連結アーム20に係合して隣り合う可動ブーム体同士が連結され、ブーム伸長力により連結ピン19が連結アーム20から外れて連結が解除されるように構成されている。
以下に詳述する。ここでは、第1実施形態に合わせて第2段ブーム体B2と第3段ブーム体B3の連結部分を例にとっているが、他の連結部分についても以下同様に構成されている。
連結アーム20は、一対のアーム体22,22が互いの中間部でアーム支軸23により連結されて構成され、アーム支軸23を中心として開閉する状態で第2段ブーム体B2の先端部下面にブラケット24を介して取付けられている。
連結アーム20を構成する両アーム体22,22は、図8に示すように先端側が水平で基端側が垂直に立ち上がった鉤形に形成され、水平部分の先端部に連結ピン19が係脱するピン受け口25、立ち上がり部分にロック口26がそれぞれ形成されている。
以下にいう連結アーム20の『開き』状態とは、図10に示すようにピン受け口25が開いてロック口26が閉じた状態、『閉じ』状態とは、図7等に示すように逆にピン受け口25が閉じてロック口26が開いた状態をいう。
連結ピン19は断面菱形(前後両面が先すぼまり形状)に、連結アーム20の先端部分20aは先開き形状にそれぞれ形成され、この両者の形状設定により、連結ピン19がブーム伸長力によってピン受け口25から自動的にはずれ、ブーム縮小力によってピン受け口25に自動的に係合するようになっている。
閉じバネ(引っ張りバネ)21は、連結アーム20の先端側において両アーム体22,22に跨って張設され、同ばね21によってピン受け口25が閉じ状態に保持される。
一方、連結装置18による連結状態を保持するロック装置27が連結アーム20の後方において第2段ブーム体B2の下面側に設けられている。
このロック装置27は、先尖りのロック部材28と、このロック部材28の後側に連結されたロッド29とを備えている。
ロッド29は、第2段ブーム体B2の下面に前後方向(同ブーム体B2と平行)に取付けられた支持チューブ30に支持され、第2段ブーム体B2の伸縮作動時に同ブーム体B2と一体に移動するとともに、支持チューブ30に対して一定ストロークで単独スライド可能となっている。
このロッド29の後端にはストッパ31(図8〜図12に示す)が設けられ、図9に示すように第2段ブーム体B2の伸長作動完了の直前でこのストッパ31が、第1段ブーム体B1の先端部下面側に設けられたストッパ受け32に当接する。
これにより、ロッド29の移動(ブーム体B2との一体移動)が停止し、以後、なおもブーム体B2と一体に移動する連結アーム20に対してロック部材28が相対的に後向きに引っ張られて同アーム20のロック口26から外れる。この点は後に詳述する。
また、ロッド29の先端側において、ロック部材28と支持チューブ30の先端面との間に復帰バネ(圧縮コイルバネ)33が設けられ、この復帰ばね33によってロック部材28に前向き(連結アーム20のロック口26に係合する方向)のバネ力が付与されている。
なお、第3〜第5各段ブーム体B3〜B5には上記連結ピン19、連結アーム20、ロック装置27、ストッパ受け32のすべての構成要素が設けられ、第1段ブーム体B1にはストッパ受け32のみ、第2段ブーム体B2には連結ピン19以外の各要素、第6段ブーム体B6には連結ピン19のみがそれぞれ設けられている。
ただし、図をわかり易くするために、図7〜図12には第2段ブーム体B2に関係する要素のみを示し、第3段ブーム体B3に設けられた要素は第2ブーム体B2の説明に要するもの以外は省略している。
次に、この第2実施形態にかかる伸縮ブームの作用を説明する。
ブーム伸長時
図7,8はブーム全縮状態を示す。この状態で、すべての連結ピン19と連結アーム20は係合しており、この連結装置18によって隣り合う可動ブーム体同士が連結された状態となっている。
また、ロック装置27のロック部材28が連結アーム20のロック口26に係合し、これにより連結アーム20の開きが阻止された状態(ロック状態)となっている。
この状態から図示しない多段式の伸縮シリンダを伸長させると、この伸長力が最上段の第6段ブーム体B6に加えられる。
このとき、全可動ブーム体B2〜B6は隣り合うもの同士が連結装置18によって連結され、かつ、ロック装置27によってロックされているため、第6段ブーム体B6に加えられる伸長力が各連結装置18を介して第2段ブーム体B2まで伝えられる。
これにより、第2段ブーム体B2がその上段側の各ブーム体B3〜B6と一体に伸長作動して図13(ロ)の状態となる。
ここで、第2段ブーム体B2の伸長作動中、ロック部材28、ロッド29及び支持チューブ30は連結アーム20とともに同ブーム体B2と一体に移動し、伸長作動完了直前で、図9に示すようにロッド29のストッパ31が第1段ブーム体B1先端のストッパ受け33に当たって移動を停止する。
このとき、連結アーム20はなおも第2段ブーム体B2と一体に残ストローク分で移動するため、取り残されたロック部材28が連結アーム20のロック口26から引き抜かれる。
これにより、連結アーム20の閉じロックが解かれ、同アーム20の開きが許容される状態となるため、第2段ブーム体B2の伸長作動完了時点で、図10に示すようにブーム伸長力により連結ピン19が連結アーム20を押し開いて離脱する。
こうして、第2段ブーム体B2の伸長作動完了時に同ブーム体B2と第3段ブーム体B3の連結が自動的に解かれるため、これ以後、第2段ブーム体B2が停止した状態で第3段ブーム体B3の伸長作動が開始する。
なお、第2段ブーム体B2の連結アーム20は、連結ピン19によって押し開かれた後、閉じバネ21によって閉じ状態に戻る。
以上の作用が各連結部分で順次行なわれることにより、図13に示すように第2段から第6段まで順次伸長作動が行なわれ、最終的に図13(ヘ)のブーム最伸状態となる。
このように、第2実施形態の伸縮ブームによっても、下段側の可動ブーム体が伸長し終わらないかぎり、ロック装置27によって連結アーム20と連結ピン19の連結状態が確保されるため、公知技術のように解放動作が伸長途中で行なわれるおそれがなくなり、定めた順番(下段側の可動ブーム体から伸長させる)での伸長作動が確実に行なわれる。
ブーム縮小時
ブーム縮小動作は、第1実施形態同様、第6段ブーム体B6からから順に行なわれ、それぞれの縮小作動完了時に上段側ブーム体の連結ピン19が下段側ブーム体の連結アーム20のピン受け口25に自動的に係合して連結状態に復帰する。
図11は第3段ブーム体B3の縮小作動完了直前の状態、すなわち、第3段ブーム体B3の連結ピン19が、第2段ブーム体B2の連結アーム20のピン受け口25に当接した状態を示す。
この状態から残余のストロークで連結ピン19が連結アーム20のピン受け口25に自動的に係合して連結状態となり、これ以後、第2段ブーム体B2の縮小作動が開始する。
このとき、ロック部材28及びロッド29も第2段ブーム体B2と一体に移動を開始するが、図12に示すようにロッド29のストッパ31が第1段ブーム体B1のストッパ受け32から離れていくため、ロック部材28及びロッド29が前方にスライド可能となり、復帰バネ33のバネ力によりロック部材28が連結アーム20のロック口26に進入し係合する。
こうして、連結アーム20の開きが阻止され、同アーム20と連結ピン19の連結状態が確保された状態で第2段ブーム体B2が全縮して図7の状態となる。
この復帰バネ33によるロック部材28の対連結アーム係合作用は、ブーム伸長作動の途中で縮小動作に転じ、その後、再び伸長作動させる場合にも上記同様に発揮される。
たとえば、第2段ブーム体B2を伸長作動させた後、第3段ブーム体B3の伸長作動途中で縮小に転じた場合、この第3段ブーム体B3の縮小作動完了時点で同ブーム体B3の連結ピン19が第2段ブーム体B2の連結アーム20に係合する。
そして、その直後、ロック部材28が復帰バネ33の作用によって連結アーム20のロック口26に係合し、第3段、第2段両ブーム体B3,B2が連結・ロックされた状態となる。
従って、この状態から再度、伸長作動が行われても、第2段ブーム体B2から先に伸長作動が開始される。
つまり、途中に縮小動作が入っても、その後の伸長作動を所定の順番で行うという本来の機能を確保することができる。
本発明の第1実施形態にかかる伸縮ブームの全縮状態の平面図(下面図)である。 同ブームにおける第2段ブーム体と第3段ブーム体の連結部分の拡大図である。 同連結部分の拡大側面図である。 第2段ブーム体を伸長させた状態の図2相当図である。 同、図3相当図である。 連結部分のさらに一部を拡大した図である。 本発明の第2実施形態にかかる伸縮ブームの全縮状態の図2相当図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 図7の状態から第2段ブーム体を伸長作動させ、その作動完了直前の状態の図7相当図である。 第2段ブーム体の伸長作動が完了し、第3段ブーム体の伸長作動が開始した時点の図7相当図である。 第3段ブーム体を縮小作動させ、その作動完了直前の状態を示す図7相当図である。 第3段ブーム体の縮小作動が完了し、第2段ブーム体の縮小作動が開始した時点の図7相当図である。 (イ)〜(ヘ)は伸縮ブームの伸長過程を説明するための概略断面図である。
符号の説明
B1 第1段(固定)ブーム体
B2 最下段の可動ブーム体である第2段ブーム体
B3 第3段ブーム体
B4 第4段ブーム体
B5 第5段ブーム体
B6 最上段の可動ブーム体である第6段ブーム体
1 連結装置
2 連結アーム
3 連結ピン
5 連結アームの回動支点となるアーム支軸
7 連結アームの係合部
α アームの回動支点と連結ピン中心とのオフセット量
9 係合回動力付与手段としてのつる巻バネ
11 解放手段を構成するリンク部材
12 移動量規制手段を構成するロッド
13 同、ストッパ
17 ストッパを停止位置側に付勢するバネ
18 連結装置
19 連結ピン
20 連結アーム
21 閉じバネ
25 連結アームのピン受け口
26 同ロック口
27 ロック装置
28 ロック部材
29 ロッド
30 ロッドを支持する支持チューブ
31 ロッドの移動を規制するストッパ
32 ストッパ受け
33 復帰バネ

Claims (9)

  1. ブーム体として、最下段に位置する断面サイズが最大の固定ブーム体と、上段ほど断面サイズが小さくなる複数段の可動ブーム体とを備え、これら各ブーム体がテレスコープ状に嵌合されて伸縮自在に構成されるとともに、最上段の可動ブーム体にブーム伸縮力が加えられるように構成され、かつ、次の構成を具備することを特徴とする伸縮ブーム。
    (A) ブーム伸長力を順次下段側の可動ブーム体に伝えて最下段の可動ブーム体から伸長させるために、隣り合う可動ブーム体同士を連結する連結装置が設けられていること。
    (B) この連結装置は、隣り合う可動ブーム体のうち上段側の可動ブーム体の先端部に設けられた連結ピンと、下段側のブーム体の先端部に上記連結ピンに対して係脱する方向に回動可能に取付けられたフック状の連結アームとから成ること。
    (C) 下段側可動ブーム体の伸長作動完了時に上記連結アームを上記連結ピンから離脱する方向に回動させて、上段側の可動ブーム体を下段側の可動ブーム体から解放する解放手段が設けられていること。
    (D) ブーム縮小時に上記連結アームを連結ピンに自動係合させる自動係合手段が設けられていること。
  2. 請求項1記載の伸縮ブームにおいて、連結アームは、連結ピンに係合する側と反対側の端部を力点として、外部からこの力点に加えられる離脱回動力によって連結ピンから離脱する方向に回動するように構成され、解放手段は、上記連結アームの力点に連結されて下段側可動ブーム体とともに移動する回動自在なリンク部材と、このリンク部材の移動量を規制する移動規制部材とを具備し、下段側可動ブーム体の伸長作動完了時に上記移動規制部材により上記リンク部材の移動を止めて連結アームに離脱回動力を加えるように構成されたことを特徴とする伸縮ブーム。
  3. 請求項1または2記載の伸縮ブームにおいて、自動係合手段として、連結アームを連結ピンに係合する方向の回動力を付与するバネが設けられるとともに、連結アームに、同アームと上記連結ピンを係合案内するガイド面が設けられたことを特徴とする伸縮ブーム。
  4. 請求項2または3記載の伸縮ブームにおいて、移動規制部材は、一端がリンク部材に連結された状態でさらに下段側のブーム体に向かって延びるロッドと、可動ブーム体の伸長作動完了時にこのロッドの移動を止めるロッドストッパとによって構成されたことを特徴とする伸縮ブーム。
  5. 請求項4記載の伸縮ブームにおいて、ロッドストッパは、ロッドの移動を止めるべき停止位置からロッド移動方向に一定ストロークで移動可能に構成され、かつ、このロッドストッパを上記停止位置側に付勢するバネが設けられたことを特徴とする伸縮ブーム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の伸縮ブームにおいて、連結ピンを介して連結アームに加えられるブーム伸長力が連結アームに連結ピンに係合する方向の回動力として作用するように、アームの回動支点が連結ピンの中心に対してオフセットして配置されたことを特徴とする伸縮ブーム。
  7. ブーム体として、最下段に位置する断面サイズが最大の固定ブーム体と、上段ほど断面サイズが大きくなる複数段の可動ブーム体とを備え、これら各ブーム体がテレスコープ状に嵌合されて伸縮自在に構成されるとともに、最上段の可動ブーム体にブーム伸縮力が加えられるように構成され、かつ、次の構成を具備することを特徴とする伸縮ブーム。
    (i) ブーム伸長力を順次下段側の可動ブーム体に伝えて最下段の可動ブーム体から先に伸長させるために、隣り合う可動ブーム体同士を連結する連結装置と、この連結装置による連結状態を保持するロック装置とを具備すること。
    (ii) 上記連結装置は、隣り合う可動ブーム体のうち上段側可動ブーム体の先端部に設けられた連結ピンと、下段側可動ブーム体にはさみ式に開閉自在に設けられた連結アームと、この連結アームを閉じ側に付勢する閉じバネとから成り、ブーム縮小力により上記連結ピンが連結アームに係合して隣り合う可動ブーム体同士が連結され、ブーム伸長力により連結ピンが連結アームから外れて連結が解除されるように構成されていること。
    (iii) 上記ロック装置は、可動ブーム体の縮小状態で同ブーム体の連結アームに同アームの開きを阻止する状態で係合するロック部材を備え、このロック部材は、可動ブーム体の伸長作動完了時に連結アームから離脱して同アームの開きを許容するように構成されていること。
  8. 請求項7記載の伸縮ブームにおいて、ロック部材にロッドが可動ブーム体と一体に移動する状態で連結され、このロッドは、上段側可動ブーム体の伸長作動完了時にロック部材が連結アームから離脱するように移動ストロークが設定されたことを特徴とする伸縮ブーム。
  9. 請求項8記載の伸縮ブームにおいて、ロック部材を連結アームに対して係合する方向に付勢する復帰バネが設けられたことを特徴とする伸縮ブーム。
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