JP2005313255A - ワーク搬送装置およびワーク搬送装置の治具位置決め方法 - Google Patents

ワーク搬送装置およびワーク搬送装置の治具位置決め方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 搬送台車に設けた一つの位置決め治具により、形状の異なる複数のワークを位置決め保持できるようにする。
【解決手段】 搬送台車1の側方に設置した外部位置決め治具35を、外部位置決め治具駆動装置37により搬送台車1側に向けて規定位置に移動させる。次に、搬送台車1側の上下駆動用シリンダ9を後退駆動して位置決め治具3を下降させ、その下端面を外部位置決め治具35における位置決めプレート43の上下方向位置決め面43aに接させる。当接後は、上下駆動用シリンダ9のロック機構をロックして上下方向の移動を規制する。さらに、横駆動用シリンダ25を前進駆動して位置決め治具3を横方向に移動させ、その側面を外部位置決め治具35における位置決めブロック41の横方向位置決め面41aに当接させる。当接後は、横駆動用シリンダ25のロック機構部31をロックして横方向の移動を規制する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送台車が、ワークを位置決め保持する位置決め治具を備えたワーク搬送装置およびワーク搬送装置の治具位置決め方法に関する。
自動車の製造ラインにおいては、例えば下記特許文献1に記載されているように、ワークを搬送台車に載せて搬送し、その搬送ラインに沿って配置してある溶接機により溶接加工する場合がある。
上記した搬送台車には、ワークを位置決め保持する位置決め治具を備えているが、自動車製造ラインにおいては、形状の異なる数車種の車体を搬送するため、車体を位置決め保持する位置決め治具を車種数分搬送台車に装備する必要が生じる。
特開平8−207843号公報
ところが、車種に応じて複数の位置決め治具を搬送台車に設けると、搬送台車の重量が増大し、搬送台車を駆動する駆動手段の動力が増大するとともに、新たな車種を製造する際には、車種追加毎に新たな位置決め治具を用意する必要が生じ、設備費の増大を招く。
そこで、本発明は、搬送台車に設けた一つの位置決め治具によって、形状の異なる複数のワークを位置決め保持できるようにすることを目的としている。
本発明は、ワークを搬送する搬送台車に、前記ワークを位置決め保持する位置決め治具および、この位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と交差する方向に移動させる位置決め治具駆動手段をそれぞれ設け、前記搬送台車の側方に、前記位置決め治具と当接して位置決め治具の位置決めを行う外部位置決め治具を設け、この外部位置決め治具を前記位置決め治具駆動手段による位置決め治具の移動方向と同方向に移動させる外部位置決め治具駆動手段を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、搬送台車に設けたワーク位置決め用の位置決め治具と、搬送台車の側方に設置した、位置決め治具の位置決めを行う外部位置決め治具とを互いに当接させることで、位置決め治具を規定位置に適宜設定するようにしたので、一つの位置決め治具により、形状の異なる複数のワークに対して位置決め保持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の搬送方向の前後方向から見た正面図で、搬送方向に対して左右の一方側のみを示し、この一方側に対して左右対称となる他方側を省略している。
搬送台車1は、図示しない搬送駆動機構によって図1中で紙面に直交する方向に移動可能であり、上部に設置してある位置決め治具3が位置決め保持するワークW(図6)を規定位置に搬送し、その搬送位置で、例えばスポット溶接機などによって溶接加工を行う。
なお、ここでのワークWは、自動車の車体における車幅方向両側下部に位置する車体骨格部材であるフロントサイドメンバとするが、これに限定するものではない。
上記した搬送台車1は、台車本体5上の搬送方向に対して直角に交差する横方向(図1中のXで示す左右方向で、車体の車幅方向に相当)の端部に、ブラケット7を介して上下方向駆動手段としての上下駆動用シリンダ9を設置している。この上下駆動用シリンダ9は、その上方に突出するピストンロッド11が進出移動する適宜位置にてロックするロック機構を備えている。
上記した上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11の先端(上端)には上部支持部材13を連結し、上部支持部材13上には、上記した横方向(X方向)に延びるガイドレール15を設置する。
ガイドレール15には、ガイドブロック17をスライド移動可能に設置し、ガイドブロック17の上部には、支持ロッド19の一端を連結固定する。そして、支持ロッド19の他端はX方向外側に突出しており、その端部に前記した位置決め治具3を取り付ける。位置決め治具3は、上部におけるX方向内側にワーク受け部3aを備えている。
一方、上部支持部材13のX方向中央付近には、シリンダ取付ブラケット23を設置し、シリンダ取付ブラケット23には横方向駆動手段としての横駆動用シリンダ25の後端を取り付ける。横駆動用シリンダ25のX方向外側に向けて突出するピストンロッド27の先端下部には、連結具29の上部を連結し、連結具29の下面に、前記した支持ロッド19の一端の上部を連結する。
上記した上下駆動用シリンダ9および横駆動用シリンダ25は、位置決め具駆動手段を構成している。
また、前記したガイドレール15のX方向中央側には、移動体としてのロック機構部31をガイドレール15に沿って移動可能に設け、ロック機構部31のガイドブロック17側に向けて突出する連結アーム33の先端上部を、前記した連結具29の下部に連結する。
すなわち、前記した横駆動用シリンダ25の駆動により、ガイドブロック17およびロック機構部31が、互いに一体となってガイドレール15上を移動する。
ロック機構部31は、ガイドレール15上の任意の位置にてロック可能とするもので、具体的には、特に図示しないが、内蔵するスプリングにより押圧ブロックをガイドレール15に対して押し付けてロック固定し、このロック状態の押圧ブロックに対し、加圧エアを付与して前記スプリングに抗してガイドレール15から離反させ、ロック解除する。
上記した搬送台車1の側方には、位置決め治具3のX方向および上下(Z)方向の位置を決める外部位置決め治具35を、外部位置決め治具駆動手段としての外部位置決め治具駆動装置37上に、X方向に移動可能に設置している。外部位置決め治具駆動装置37は、電動アクチュエータであって、細かな位置制御か可能であり、基台39上に設置する。
外部位置決め治具35は、位置決めブロック41の搬送台車1側の側面下部に、位置決めプレート43を突出して設け、この位置決めプレート43上面の上下方向位置決め面43aと、位置決めブロック41の搬送台車1側の横方向位置決め面41aとで形成する直角の位置決め部45に、前記した位置決め具3の下端角部を当接させて、位置決め具3の位置決めを行う。
次に、図2〜図6に基づき作用を説明する。まず搬送台車1を、ワークWを位置決め治具3にて位置決めする領域まで、図1中で紙面に直交する方向に移動させる。この位置で、ロック機構部31のロック解除を行う際に使用するエアを供給可能とするために、搬送台車1の適宜位置に設けたエアジョイント部に、設備側のエア供給源に繋がるエアジョイント部を接続する。
このとき、図2に示すように、上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11を下方の後退限位置まで引き込むとともに、横駆動用シリンダ25のピストンロッド27を図中で左方向の後退限位置まで引き込み、位置決め治具3を原位置の状態とする。
また、このとき、エア供給源から供給する加圧エアにより、ロック機構部31のロックを解除するとともに、上下駆動用シリンダ9のロック機構も解除しておく。
この状態で、図3に示すように、上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11を上方の規定位置まで突出させるとともに、横駆動用シリンダ25のピストンロッド27を図中で右方向の規定位置まで突出させる。これにより位置決め治具3は、上部支持部材13の上昇とともに上昇限位置まで上昇するとともに、ガイドブロック17およびロック機構部31のガイドレール15に沿った移動に伴いその移動限まで移動する。このとき位置決め治具3は、外部位置決め治具35の位置決めプレート43の上方で、かつ位置決めブロック41よりX方向内側に位置している。
一方、外部位置決め治具35は、後述するように位置決め部45に位置決め治具3の下端角部が当接して位置決めされる状態で、位置決め治具3がワークWを正規の位置にて位置決め保持できるように、外部位置決め治具駆動装置37を駆動して移動させておく。
この状態で、図4に示すように、上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11を引き込み下方に移動させて上部支持部材13を下降させ、これとともに下降する位置決め治具3の下端面を位置決めプレート43の上下方向位置決め面43aに当接させる。当接後は、上下駆動用シリンダ9のロック機構をロックして上下(Z)方向の移動を規制する。
なお、上部支持部材13を下降させる際には、上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11の移動をフリーな状態として、自重により下降させてもよい。
さらに、この状態から、図5に示すように、横駆動用シリンダ25のピストンロッド27を進出移動させることで、ガイドブロック17およびロック機構部31をガイドレール15に沿って前進移動させ、これとともに前進する位置決め治具3の下端角部の外部位置決め治具35側の側面を、外部位置決め治具35の位置決めブロック41の横方向位置決め面41aに当接させる。当接後は、横駆動用シリンダ25のロック機構部31をロックして横(X)方向の移動を規制する。
これにより位置決め治具3が、外部位置決め治具35の位置決め部45に位置決めされて、ワークWを正規の位置にて位置決め保持できる状態となる。
位置決め治具3の位置決め後は、図6に示すように、外部位置決め具駆動装置37を駆動して外部位置決め治具35を搬送台車1から離れるように後退させる。
そして、図6の状態で、ワークWを位置決め治具3に位置決め保持させた後、搬送台車1のエアジョイント部と設備側のエアジョイント部との接続を解除した上で、搬送台車1を移動させ、ワークWを所定の例えば溶接加工を行う位置まで搬送する。
このように、上記した本発明の第1の実施形態によれば、外部位置決め治具35の位置決め部45に、ワークWを位置決め保持する搬送台車1側の位置決め治具3の下端角部を当接させることで、位置決め治具3の位置決めを行うので、ワークWの形状が、車幅方向(X方向)に変化して異なっていても、外部位置決め治具35をワークWに対応してX方向の規定位置に適宜設定することで、一つの位置決め治具3により各種のワークWに対して位置決め保持することができる。
これにより、自動車の製造ラインにおいて、車種に応じて複数の位置決め治具を搬送台車に設ける必要がなく、搬送台車の重量増大を防止することができ、それを駆動する駆動手段の動力も少なくて済み、また新たな車種を製造する際においても、車種追加毎に新たな位置決め治具を用意する必要がなく、設備費の増大を防止することができる。
なお、上記した第1の実施形態では、位置決め治具3の横方向の位置決めを行う際に、横駆動用シリンダ25のピストンロッド27を前進限位置まで進出させた状態で、外部位置決め治具35を前進させ、位置決めブロック41の横方向位置決め面41aを位置決め治具3の下部側面に当接させつつ位置決め治具3を規定位置まで押し戻すようにして移動させてもよい。
なお、位置決め治具3を、搬送台車1の搬送方向に沿って台車本体5に対して移動可能とし、これに対応して外部位置決め治具35を上記した搬送方向に沿って移動可能とすることで、搬送方向に沿って位置決め治具3の位置決めを行うこともできる。
図7は、本発明の第2の実施形態を示す外部位置決め治具47の正面図である。この外部位置決め治具47は、ワークWの上下方向の位置決め位置が異なる場合に対応すべく、3つの直角の位置決め部49,51,53を備えている。各位置決め部49,51,53は、位置決め治具3の下端面が当接する上下方向位置決め面49a,51a,53aの上下方向高さが互いに異なっており、また位置決め治具3の下部側面が当接する横方向位置決め面49b,51b,53bの横方向位置が互いに異なっている。
これにより、位置決め治具3によるワークWの位置決め位置が、横方向に異なる場合に加えて、上下方向に異なる場合にも対応することができ、さらに多数の異なる形状のワークに対応することが可能となる。
図8は、本発明の第3の実施形態を示す、前記図1に対応するワーク搬送装置の正面図である。この実施形態は、第1の実施形態における外部位置決め治具35,外部位置決め治具駆動装置37に代えて、上下方向外部位置決め治具57および横方向外部位置決め治具59を設けている。
上下方向外部位置決め治具57は、外部位置決め治具駆動手段としての上下方向外部位置決め治具駆動装置61によって、上下方向に移動可能であり、その先端面57aが位置決め治具3の下端面に当接することで、位置決め治具3の上下方向の位置決めを行う。一方、横方向外部位置決め治具59は、外部位置決め治具駆動手段としての横方向外部位置決め治具駆動装置63によって、横方向に移動可能であり、その先端面59aが位置決め治具3の下部側面に当接することで、位置決め治具3の横方向の位置決めを行う。
上記した上下方向外部位置決め治具駆動装置61および横方向外部位置決め治具駆動装置63は、いずれも電動アクチュエータであって細かな位置制御か可能である。
その他の搬送台車1側の構成については、前記図1に示した第1の実施形態と同様である。
次に、第3の実施形態の作用を説明する。この実施形態では、第1の実施形態での図3の状態となるよう、上下駆動用シリンダ9および横駆動用シリンダ25を駆動する。その後、上下方向外部位置決め治具57を規定の位置まで上方に向けて移動させる。
この状態で上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11を引き込み、位置決め治具3の下端面を上下方向外部位置決め治具57の先端面57aに当接させる。当接後は、第1の実施形態と同様に、上下駆動用シリンダ9のロック機構をロックして上下(Z)方向の移動を規制する。
続いて、横方向外部位置決め治具59を規定の位置まで横方向に向けて移動させる。この状態で横駆動用シリンダ25のピストンロッド27を突出させ、位置決め治具3の下部側面を、横方向外部位置決め治具59の先端面59aに当接させる。このとき位置決め治具3の下端面は、上下方向外部位置決め治具57の先端面57aに当接したままである。当接後は、第1の実施形態と同様に、横駆動用シリンダ25のロック機構をロックして横(X)方向の移動を規制する。
これにより、位置決め治具3が、上下方向外部位置決め治具57および横方向外部位置決め治具59に位置決めされ、位置決め治具3がワークWを正規の位置にて位置決め保持できる状態となる。
位置決め治具3の位置決め後は、上下方向外部位置決め治具57および横方向外部位置決め治具59を位置決め治具3から離れるように後退させる。
そして、前記図6の状態と同様にして、ワークWを位置決め治具3に位置決め保持させた後、搬送台車1を移動させ、ワークWを所定の例えば溶接加工を行う位置まで搬送する。
このように、上記した第3の実施形態においては、上下方向外部位置決め治具57および横方向外部位置決め治具59に、ワークWを位置決め保持する搬送台車1側の位置決め治具3を当接させることで、位置決め治具3の位置決めを行うので、ワークWの形状が、横方向および上下方向に変化して異なっていても、上下方向外部位置決め治具57および横方向外部位置決め治具59をワークWに対応して上下方向および横方向の規定位置にそれぞれ適宜設定することで、一つの位置決め治具3により各種のワークWに対して位置決め保持することができる。
なお、上記した第3の実施形態においても、位置決め治具3の横方向の位置決めを行う際に、横駆動用シリンダ25のピストンロッド27を前進限位置まで進出させた状態で、横方向外部位置決め治具59を前進させ、その先端面59aを位置決め治具3の下部側面に当接させつつ位置決め治具3を規定位置まで押し戻すようにして移動させてもよい。また、同様にして位置決め治具3の上下方向の位置決めを行う際に、上下駆動用シリンダ9のピストンロッド11を後退限位置まで下降させた状態で、上下方向外部位置決め治具57を前進させ、その先端面57aを位置決め治具3の下端面に当接させつつ位置決め治具3を規定位置まで押し戻すようにして上昇移動させてもよい。
本発明によれば、前記位置決め治具駆動手段は、前記位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と直交する横方向および上下方向にそれぞれ移動させる横方向駆動手段および上下方向駆動手段を備え、前記外部位置決め治具は、前記横方向に移動可能として前記位置決め治具の側面が当接する横方向位置決め面を備えるとともに、前記位置決め治具の下降移動によりその下端面が当接する上下方向位置決め面を備えているので、ワークを位置決め保持する位置決め治具に対し、横方向および上下方向について位置決めすることができる。
前記外部位置決め治具は、前記位置決め治具が当接する部位を、互いに異なる位置として複数備えているので、多数の異なる形状のワークに対応することが可能となる。
前記位置決め治具駆動手段は、前記位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と直交する横方向および上下方向にそれぞれ移動させる横方向駆動手段および上下方向駆動手段を備え、前記外部位置決め治具は、前記横方向駆動手段および上下方向駆動手段にそれぞれ対応して、上下方向外部位置決め治具および横方向外部位置決め治具を備え、この上下方向外部位置決め治具および横方向外部位置決め治具を、上下方向および横方向にそれぞれ移動させる上下方向外部位置決め治具駆動手段および横方向外部位置決め治具駆動手段を備えているので、搬送台車上におけるワークの位置決め位置が、横方向に異なる場合に加えて、上下方向に異なる場合にも対応することができ、さらに多数の異なる形状のワークに対応することが可能となる。
前記位置決め治具を規定位置にて前記搬送台車に対して固定するロック機構を設けたので、位置決め後の位置決め治具の移動を阻止することができる。
前記位置決め治具は、前記搬送台車に対して移動する移動体とともに移動可能であり、前記ロック機構は、前記移動体を前記搬送台車に対してロック固定する際に、押圧ブロックを弾性手段によって前記搬送台車に向けて押圧し、ロック解除する際に、前記弾性手段の弾性力に抗して前記押圧ブロックをエアにより前記搬送台車から離反する方向に移動させるので、エア供給のオン・オフにより固定および固定解除を容易に行うことができる。
ワークを搬送する搬送台車に、前記ワークを位置決め保持する位置決め治具および、この位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と交差する方向に移動させる位置決め治具駆動手段をそれぞれ設け、前記搬送台車の側方に、前記位置決め治具と当接して位置決め治具の位置決めを行う外部位置決め治具を設け、この外部位置決め治具を、前記位置決め治具駆動手段による位置決め治具の移動方向と同方向に外部位置決め治具駆動手段により規定位置まで移動させて、前記位置決め治具と当接させることで、この位置決め治具を位置決めするようにしたので、一つの位置決め治具により、形状の異なる複数のワークに対して位置決め保持することができる。
前記位置決め治具駆動手段は、前記搬送台車の搬送方向と直交する横方向および上下方向にそれぞれ移動させる横方向駆動手段および上下方向駆動手段を備え、この各駆動手段のうちいずれか一方を駆動して一方向の位置決めを行った後、他方を駆動して他方向の位置決めを行うようにしたので、位置決め治具の位置決め作業を確実に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の搬送方向の前後方向から見た正面図である。 第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の動作説明図である。 第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の動作説明図である。 第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の動作説明図である。 第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の動作説明図である。 第1の実施形態に係わるワーク搬送装置の動作説明図である。 本発明の第2の実施形態を示す外部位置決め治具の正面図である。 本発明の第3の実施形態を示す、図1に対応するワーク搬送装置の正面図である。
符号の説明
W ワーク
1 搬送台車
3 位置決め治具
9 上下駆動用シリンダ(上下方向駆動手段,位置決め治具駆動手段)
25 横駆動用シリンダ(横方向駆動手段,位置決め治具駆動手段)
35 外部位置決め治具
37 外部位置決め治具駆動装置(外部位置決め治具駆動手段)
41a 横方向位置決め面
43a 上下方向位置決め面
57 上下方向外部位置決め治具
59 横方向外部位置決め具
61 上下方向外部位置決め治具駆動装置(上下方向外部位置決め治具駆動手段)
63 横方向外部位置決め治具駆動装置(横方向外部置決め治具駆動手段)

Claims (8)

  1. ワークを搬送する搬送台車に、前記ワークを位置決め保持する位置決め治具および、この位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と交差する方向に移動させる位置決め治具駆動手段をそれぞれ設け、前記搬送台車の側方に、前記位置決め治具と当接して位置決め治具の位置決めを行う外部位置決め治具を設け、この外部位置決め治具を前記位置決め治具駆動手段による位置決め治具の移動方向と同方向に移動させる外部位置決め治具駆動手段を設けたことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 前記位置決め治具駆動手段は、前記位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と直交する横方向および上下方向にそれぞれ移動させる横方向駆動手段および上下方向駆動手段を備え、前記外部位置決め治具は、前記横方向に移動可能として前記位置決め治具の側面が当接する横方向位置決め面を備えるとともに、前記位置決め治具の下降移動によりその下端面が当接する上下方向位置決め面を備えていることを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 前記外部位置決め治具は、前記位置決め治具が当接する部位を、互いに異なる位置として複数備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のワーク搬送装置。
  4. 前記位置決め治具駆動手段は、前記位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と直交する横方向および上下方向にそれぞれ移動させる横方向駆動手段および上下方向駆動手段を備え、前記外部位置決め治具は、前記横方向駆動手段および上下方向駆動手段にそれぞれ対応して、上下方向外部位置決め治具および横方向外部位置決め治具を備え、この上下方向外部位置決め治具および横方向外部位置決め治具を、上下方向および横方向にそれぞれ移動させる上下方向外部位置決め治具駆動手段および横方向外部位置決め治具駆動手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
  5. 前記位置決め治具を規定位置にて前記搬送台車に対して固定するロック機構を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
  6. 前記位置決め治具は、前記搬送台車に対して移動する移動体とともに移動可能であり、前記ロック機構は、前記移動体を前記搬送台車に対してロック固定する際に、押圧ブロックを弾性手段によって前記搬送台車に向けて押圧し、ロック解除する際に、前記弾性手段の弾性力に抗して前記押圧ブロックをエアにより前記搬送台車から離反する方向に移動させることを特徴とする請求項5に記載のワーク搬送装置。
  7. ワークを搬送する搬送台車に、前記ワークを位置決め保持する位置決め治具および、この位置決め治具を前記搬送台車の搬送方向と交差する方向に移動させる位置決め治具駆動手段をそれぞれ設け、前記搬送台車の側方に、前記位置決め治具と当接して位置決め治具の位置決めを行う外部位置決め治具を設け、この外部位置決め治具を、前記位置決め治具駆動手段による位置決め治具の移動方向と同方向に外部位置決め治具駆動手段により規定位置まで移動させて、前記位置決め治具と当接させることで、この位置決め治具を位置決めすることを特徴とするワーク搬送装置の治具位置決め方法。
  8. 前記位置決め治具駆動手段は、前記搬送台車の搬送方向と直交する横方向および上下方向にそれぞれ移動させる横方向駆動手段および上下方向駆動手段を備え、この各駆動手段のうちいずれか一方を駆動して一方向の位置決めを行った後、他方を駆動して他方向の位置決めを行うことを特徴とする請求項7に記載のワーク搬送装置の治具位置決め方法。
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