JP2005312929A - クレジット監視システムおよびそれに用いられるクレジット監視装置 - Google Patents

クレジット監視システムおよびそれに用いられるクレジット監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 クレジットを不正にカウントアップするという不正行為を検出し、パチンコホールの損害を未然に防止する。
【解決手段】 通過センサ2の信号出力ラインに電流センサ3を備え、電流センサ3にて通過セン2サのパルス信号を検出する。そして、電流センサ3の出力信号を信号処理することで得られるパルス信号をクレジット監視基板4に入力し、クレジット監視基板4に備えられたPIC14にて、パルス信号のパルス幅が所定の設定時間を超えているか否かを判定する。正常なコインの投入によるパルス信号のパルス幅は所定の設定時間を超えず、不正行為によるパルス信号のパルス幅はつながってしまい所定の設定時間を超える。これにより、不正行為を検出することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコホール内に設置されたスロット遊技台のクレジット(コイン投入枚数)を不正な機器を使用してカウントアップさせるという不正行為を検出することができるクレジット監視システムおよびそれに用いられるクレジット監視装置に関するものである。
従来、スロット遊技台では、コイン投入口の近傍にコインの通過を検出する通過センサを設置しておき、コイン投入口から投入されたコインが通過するたびに通過センサから出力される検出信号をカウントすることで、クレジットのカウントアップを行うようになっている。具体的には、通過センサは、発光部から赤外線を照射し、その赤外線の反射光が受光部で受光されたときにカウントアップを行う。すなわち、コイン通過時には、発光部から照射された赤外線がコイン表面で反射することから、その反射光を受光部にて受光することで、コインが通過したことを検出するようになっている。
このようなスロット遊技台等において、不正を検出する装置が特許文献1および2で提案されている。
特許文献1および2に記載された装置では、2個の通過センサを用い、2つの通過センサからの出力に基づいて不正行為の監視を行っている。具体的には、2つの通過センサを遊技台におけるコインの通過経路中に直接取り付け、2つの通過センサの近接させるようにしている。そして、2つの通過センサそれぞれを通過するコインの順序が正しいか否か、さらに、2つの通過センサを通過するコインの通過時間の間隔が適正であるか否かを求め、コインの順序が正しく、かつ、コインの通過時間の間隔が適正であった場合には不正行為が無かったものと判定し、そうでなかった場合には不正行為があったものと判定するようになっている。
特開2000−325549号公報 特開平10−230068号公報
近年、スロット遊技台のクレジットを不正な機器を使用してカウントアップさせる不正行為が流行している。この不正な機器は、手の平サイズのもので、先端部がコイン投入口内に挿入できる形状になっており、その先端部に赤外線発光部が付けられていて、赤外線発光部で発光された赤外線が通過センサの受光部に照射される事により、クレジットをカウントアップさせるようになっている。この不正な機器は、例えば1秒間に25〜30回程度、赤外線の照射を行うようになっており、2秒間程度の使用によりクレジットを50まで上げられるようになっている。このため、僅かな時間でもクレジットのカウントアップを行うことが可能で、パチンコホールに対する損害が大きい。また、このような不正行為によって、クレジットのIN枚数(コインの投入枚数)、OUT枚数(コインの払出し枚数)についての正確なデータが取れなくなり、スロットの設定などに影響し、その影響によってパチンコホールが損害を被る可能性もある。
なお、スロット遊技台におけるクレジットのカウント方式としては、赤外線の発光部からの光をコの字形状の反射部材によって受光部に導き、コイン通過時に赤外線が遮断されることを利用してクレジットのカウントアップを行うものもあるが、このような形態についても、不正な機器の先端部で赤外線を遮っておき、上記のような赤外線照射を繰り返すことで、同様の不正行為を行うことが可能となる。このため、上記と同様の問題を発生させる。
このような不正行為に対して、上述した特許文献1および2に記載された装置を用いることで対策を採ることも考えられるが、これらの装置では、不正な機器にて2つの通過センサの双方に繰り返し赤外線が照射されれば、2つの通過センサ双方でコインの通過が検出されることになるため、通常通りクレジットのカウントアップが為されることになり、不正行為が行われたことを検出することができない。
本発明は上記点に鑑みて、クレジットを不正にカウントアップするという不正行為を検出し、パチンコホールの損害を未然に防止できるクレジット監視システムおよびそれに用いられるクレジット監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、通過センサの信号ラインに接続され、該信号ラインに流れる通過センサの出力電流を感知してアナログ信号を出力する電流センサ(3)と、アナログ信号を所定の参照値と大小比較することでデジタル信号に変換する変換手段(12)と、所定の設定時間をしきい値として設定し、電流センサが出力するアナログ信号を前記変換手段にて変換したデジタル信号のパルス幅がしきい値を超えているか否か判定することにより、通過センサの出力のパルス信号の異常波形を判定する判定手段(110)と、判定手段によってデジタル信号のパルス幅がしきい値を超えていると判定された場合に、警報を行うための警報指令信号を出力する警報指令手段(150)とを備えていることを特徴としている。
このように、通過センサからパルス信号が出力されたことを信号ラインに流れる電流を電流センサで感知することで検出する。この電流センサが出力するアナログ信号をデジタル変換したときのデジタル信号のパルス幅がしきい値を超えているか否かを判定することで、パルス幅が通常のコイン投入によるものか不正行為によるものかを検出することができる。したがって、不正行為を検出したときに、それを警報手段によって警報することで、パチンコホールの店員が不正行為を発見することができ、不正行為を取り押さえることが可能となって、パチンコホールの損害を未然に防止することが可能となる。
ところで、コイン投入口の近傍にソレノイドが備えられ、そのソレノイドが駆動されたときの信号を電流センサが拾ってしまう場合がある。このような場合には、パルス幅がしきい値を超えただけで不正行為が行われていると判定してしまうのは好ましくない。
そこで、請求項2に記載の発明では、判定手段は、スロット遊技台からコインの投入枚数を示すIN信号を得るようになっており、パルス幅がしきい値を超えていたときに、IN信号が入っていなければ、警報指令手段に警報指令信号を出力させるようにしている。また、請求項4に記載の発明では、判定手段は、スロット遊技台からコインの投入枚数を示すIN信号を得るようになっており、このIN信号から、コインが最後に投入された後、所定時間が空く前に、電流センサが出力するアナログ信号を変換手段にて変換したデジタル信号が次のパルスを示したか否かを判定し、パルス幅がしきい値を超えていたときに、所定時間が空く前にパルス信号が出力された場合には、警報指令手段に警報指令信号を出力させるようにしている。
これらのように、ソレノイドが作動するような条件でないときにパルス幅がしきい値を超えると、警報を行うようにしても良い。
また、請求項3に記載の発明では、判定手段は、IN信号が入っていたときには、しきい値を所定の設定時間よりも長い設定時間に変更し、パルス幅がこの変更されたしきい値を超えている場合に、警報指令手段に警報指令信号を出力させるようにしている。さらに、請求項5に記載の発明では、判定手段は、所定時間が空く前にパルス信号が出力された場合には、しきい値を所定の設定時間よりも長い設定時間に変更し、パルス幅がこの変更されたしきい値を超えている場合には、警報指令手段に警報指令信号を出力させるようにしている。
このように、ソレノイドが作動するような条件のときには、しきい値を所定の設定時間よりも長い設定時間に変更し、パルス幅がこの変更されたしきい値を超えている場合に、警報を行うようにしても良い。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5に示されるクレジット監視システムに用いられるクレジット監視装置に関するものである。このようなクレジット監視装置を各スロット遊技台に取り付けることでクレジット監視システムを構成し、上記効果を得ることが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用したクレジット監視システムの概略構成を図1に示す。以下、この図を参照してクレジット監視システムの構成について説明する。
クレジット監視システムは、パチンコホール内に設置される各スロット遊技台1と、各スロット遊技台1のコイン投入口1aの近傍に取り付けられた通過センサ2および電流センサ3と、クレジット監視基板4、ナンバーランプ5、および、ホールコンピュータ6を有した構成となっている。これらのうち、電流センサ3およびクレジット監視基板4が本発明でいうクレジット監視装置に相当するものである。
スロット遊技台1には、例えばスロット遊技台1ごとに取り付けられた各台基板(集中管理基板)が備えられ、この各台基板の出力端子となる6P情報出力1bから、各スロット遊技台1のIN枚数およびOUT枚数に関する情報、さらには大当り情報、小当たり情報、チャレンジタイム(CT)情報などを示す各種信号や、コモン信号を出力するようになっている。
通過センサ2は、クレジットのカウントを行うためのものであり、各スロット遊技台1に備えられたコイン投入口からコインが投入されると、コインが通過するたびに信号ライン2aを通じてコインの通過を示すパルス信号(検出信号)を各台基板に出力するようになっている。各台基板は、このパルス信号のパルス数を検出することにより、IN枚数の情報を得るようになっている。例えば、通過センサ2は、発光部から赤外線を照射し、その赤外線の反射光が受光部で受光されたときにパルス信号が出力され、各台基板側でカウントアップが成されるようになっている。すなわち、コイン通過時には、発光部から照射された赤外線がコイン表面で反射することから、その反射光を受光部にて受光することで、コインが通過したことを検出するようになっている。
電流センサ3は、通過センサ2の信号ライン2a、すなわち検出信号を出力するラインに接続され、通過センサ2の検出信号を取り込み、クレジット監視基板4に向けて出力するものである。この電流センサ3により、通過センサ2の出力するパルス信号の様子を検出することが可能となっている。この電流センサ3としては、一般的に良く知られている様々なものを適用することができ、例えば、通過センサ2の信号ライン2aに電流が流れると、それによる磁気変動に基づいて通過センサ2の信号ラインに電流が流れたことを感知するホール素子型の電流センサ等を用いることができる。この電流センサ3の出力波形は、基本的に通過センサ2の信号ライン2aに流れる電流波形に応じたものとなるが、応答性の関係から、通過センサ2の信号ライン2aに流れる電流波形に緩やかに追従するような波形となる。
クレジット監視基板4は、電流センサ3からの出力信号とスロット遊技台1の6P情報出力1bから得られる信号に基づいて、クレジットの監視を行うことで不正行為を検出し、不正行為が検出されたときにナンバーランプ5を用いて警報を行うものである。このクレジット監視基板4は、スロット遊技台1における6P情報出力1bに接続されることから、スロット遊技台1の6P情報出力1bから得た情報をホールコンピュータ6側に伝達する役割も果たすようになっている。
このクレジット監視基板4の各端子は、電流センサ3からのセンサ信号入力端子4a、警報出力端子4b、リセット入力端子4c、6P情報入力端子4d、6P情報出力端子4e、電源入力端子4fおよびDIP入力端子4gを有して構成されており、それぞれがクレジット監視基板4に備えられる電気回路の各部に接続された状態となっている。
図2に、クレジット監視基板4に備えられる電気回路の回路構成を示す。
クレジット監視基板4には、ローパスフィルタ回路10、増幅回路11、コンパレータ回路12、レンジ変換回路13、PIC(マイクロコンピュータ)14、レギュレータ回路15などが備えられている。
ローパスフィルタ回路10は、センサ信号入力端子4aから入力される電流センサ3からの検出信号の高周波成分をカットし、低周波成分を取り出しアナログ信号を復調するものである。例えば、ローパスフィルタ回路10は、抵抗10aおよびコンデンサ10bを有して構成され、抵抗10aが例えば10kΩ、コンデンサ10bが0.056μFと設定されることで、時定数ω(=RC)=0.56ms、すなわち周波数が1.79kHz程度に設定されて、1.79kHzより高周波数の信号を除去できるようになっている。このローパスフィルタ回路10により、アナログ値である電流センサ3の検出信号を安定させることができ、ノイズ成分などを除去した適切なパルス信号波形を抽出することが可能となる。
増幅回路11は、非反転増幅器で構成され、ローパスフィルタ回路10から送られる信号を所定の倍率で増幅するためのものである。具体的には、増幅回路11は、直列接続された固定抵抗11aおよび半固定抵抗11bと、抵抗11cと、オペアンプ11dとを含んで構成されている。そして、固定抵抗11aおよび半固定抵抗11bによる合成抵抗の抵抗値をR1、抵抗11cの抵抗値をR2とすると、増幅率が(R1+R2)/R1として表されることから、各抵抗11a〜11cの抵抗値の設定次第で増幅率を調整することができる。本実施形態では、最小900倍〜最大10000倍まで調整できるようになっている。
コンパレータ回路12は、増幅回路11で増幅後の検出信号を所定の参照電圧Vrefと大小比較してアナログ信号に変換するためのものであり、増幅後のパルス信号の方が参照電圧Vrefよりも高い場合にはハイレベル出力(ここでは約5V)、低い場合にはローレベル出力(ここでは約0V)が出力されるようになっている。ここでは後述するようにレギュレータ回路15によって形成される所定電圧を固定抵抗12a、12bと半固定抵抗12cによって分圧することにより、参照電圧Vrefが設定されるようになっている。そして、コンパレータ12dにおける+側に増幅後の検出信号、−側に参照電圧が入力されるようになっている。
レンジ変換回路13は、フォトカプラ13aを通してコンパレータ回路12でデジタル変換された検出信号を0V〜5Vレンジに変換するためのものである。具体的には、コンパレータ回路12にフォトカプラ13aの1番PIN(つまり発光側の+端子)を接続し、2番PIN(つまり発光側の−端子)をGNDに接続してある。そして、フォトカプラ13aの3番PIN(つまり受光側の出力端子)がPIC14に接続され、4番PIN(つまり受光側の入力端子)が5V電源(Vcc)に接続されている。これにより、4番PINから、コンパレータ回路12の出力がハイレベル(5V前後)であれば5Vを、ローレベル(0V前後)であれば0Vを出力するように、レンジを0V〜5Vに変換することが可能となる。このようなレンジ変換を行うことにより、電流センサ3の検出信号が正確な矩形波形となるパルス信号として表されることになる。
このように、電流センサ3の検出信号は、ローパスフィルタ回路10〜レンジ変換回路13によって信号処理され、PIC14に出力されるようになっている。
PIC14は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成されるもので、不正行為の検出を行うものである。このPIC14には、上述した信号処理後の電流センサ3の検出信号に加え、6P情報入力端子4dを通じてスロット遊技台1の6P情報出力1bから得られるIN枚数を示す信号(以下、IN信号という)およびOUT枚数を示す信号(以下、OUT信号という)が入力されると共に、リセット入力端子4cを介して入力されるリセットスイッチ7のオンオフ状態を示す信号、および、DIP入力端子4gを介して入力されるDIPSW8からの各種設定信号が入力されるようになっている。
具体的には、6P情報入力端子4dの6本の端子のうち、1番PINおよび2番PINに入力されるIN信号およびOUT信号は、共に、フォトカプラ16aおよび16bを通じて、PIC14の7番PINおよび8番PINに入力されるようになっている。
なお、6P情報入力端子4dの6本の端子のうち残る4本の端子に関しては、不正行為の検出のためには用いられていないため、そのまま6P情報出力端子4e側に接続された状態とされている。そして、この6P情報出力端子4eから出力される各種情報がホールコンピュータ6に入力されるようになっており、ホールコンピュータ6にて各スロット遊技台1のIN枚数やOUT枚数に関する情報、大当り情報、小当り情報等に基づいて、各スロット遊技台1の管理が行えるようになっている。
DIP入力端子4gは、1〜3番SWを備えて構成されるDIPSW8の各SWのオンオフ状態に応じたデータをPIC14に入力する。例えば、DIPSW8の1番SWでは、外部出力モードの切り替えが行われ、オンのときにはワンショット出力、オフのときには保持出力とされる。この1番SWのオンオフに応じた出力によって、後述するPIC14の17番PINからの警報指令信号の長さが設定されるようになっており、ワンショット出力のときには警報指令信号が1秒間出力され、保持出力のときにはリセットスイッチ7が押されるまで警報指令信号が出力されるように設定される。
DIPSW8の2番SWでは、異常認識時間の設定、つまり異常と判別する検知時間の切り替えが行われ、オンのときには70ms以上、オフのときには100ms以上という時間が設定される。
DIPSW8の3番SWでは、タイミング検知モードの使用・不使用の設定が行われ、オンのときにはタイミング検知を使用するモード、オフのときには不使用のモードが設定される。
具体的には、DIP入力端子4gの1〜3番PINがGNDに接続され、4〜6番PINがPIC14の9〜11番PINに接続された状態となっている。そして、PIC14側の各PINは内部プルアップされていることから、DIPSW8がオンされてPIC14側の各PINがGNDに接続された状態になるとローレベル(0V)、DIPSW8がオフとなってPIC14側の各PINがGNDから切り離されるとハイレベル(5V)となるような構成となっている。
また、リセット入力端子4cは、PIC14の4番PINに入力され、リセットスイッチ7が押されたときにリセット信号をPIC14に入力するようになっている。そして、リセットスイッチ7が押され、リセット入力端子4cを通じてPIC14にリセット信号が入力されると、上述したように、警報指令信号の出力が止められるようになっている。
PIC14の17番PINは、フォトカプラ17を介して警報出力端子4bに接続されている。このPINからは、PIC14のデータ処理に基づく不正行為の検出処理が実行された後、不正行為が検出された場合に、不正行為があったことをパチンコホール内の店員に報告すべく、警報出力端子4bに警報指令信号を出力する。具体的には、フォトカプラ17の1番PINを5V電源に接続し、2番PINをPIC14に接続してある。そして、フォトカプラ13aの3番PINおよび4番PINが警報出力端子4bに接続してある。このような構成では、PIC14の17番PINから、不正行為が検出されていない通常時にはハイレベル(5V)が出力され、不正行為が検出された異常時にはローレベル(0V)が出力されるようになっている。このため、フォトカプラ17のダイオードに通常時には電流が流れないため発光せず、3番PINと4番PIN間の接点が開いたままの状態となり、異常時には電流が流れて発光し、3番PINと4番PIN間の接点が閉じる。
したがって、PIC14の17番PINの出力に基づいて警報出力端子4bの2本の端子間の導通遮断状態を制御することができ、ナンバーランプ5への通電状態を制御することが可能になっている。これにより、異常時にフォトカプラ17の3番PINと4番PIN間の接点が閉じることで、ナンバーランプ5への通電が行われるように制御することができ、ナンバーランプ5にて、不正行為があったスロット遊技台1を表示するようになっている。
なお、PIC14の1番PINにはLED18が接続されており、PIV14にて、信号処理後の電流センサ3からの検出信号に基づいて通過センサ2が反応したことが確認されると、1番PINから所定電圧が出力され、LED18を発光させるようになっている。
レギュレータ回路15は、電源入力端子4fから入力される例えば12Vの直流電源を三端子レギュレータ15aによって例えば5Vの直流電源に変換するものである。このレギュレータ回路15によって形成される5Vの直流電源を用いて、クレジット監視基板4内の各部への電力供給が行われるようになっている。
具体的には、12Vの電源入力端子4fの+端子を三端子レギュレータ15aの1番PINに接続し、3番PINと電源入力端子4fの−端子をGNDに接続する。これにより、三端子レギュレータ15aによって5Vに電圧が変換され、三端子レギュレータ15aの2番端子から変換された電圧が出力される。
このレギュレータ回路15には、LED19が接続されており、三端子レギュレータ15aの2番端子から5Vが出力されているときには、LED19が発光するようになっている。
以上のようにしてクレジット監視システムが構成されている。このように構成されるクレジット監視システムの作動について説明する。
上記構成のクレジット監視システムは、各スロット遊技台1が使用されるときに駆動される。具体的には、クレジット監視基板4に電流センサ3からの検出信号が入力されると、この検出信号がローパスフィルタ回路10、増幅回路11、コンパレータ回路12、レンジ変換回路13を通じて信号処理された後、PIC14に入力される。このとき、各回路11〜13およびPIC14は、レギュレータ回路15によって形成される直流電源からの電力供給に基づいて駆動される。
一方、PIC14には、各スロット遊技台1の6P情報出力1bから6P情報入力端子4dを通じて、各スロット遊技台1のIN信号およびOUT信号が入力される。
そして、PIC14にて、信号処理後の電流センサ3からの検出信号およびスロット遊技台1のIN信号およびOUT信号に基づいて、不正行為の検出が行われる。
図3は、PIC14によって実行される不正行為検出処理のフローチャートを示したものであり、この図に基づいて不正行為の検出方法について説明する。なお、この不正行為検出処理は、クレジット監視基板4に電力供給が成されると、常に実行される。
まず、ステップ100では、通過センサ2の反応時間が測定される。ここでいう反応時間は、通過センサ2がコインの通過を示す信号をどの程度の時間出力しているかということを示しており、通過センサ2の出力に応じて出力される電流センサ3の信号処理後の検出信号から求められ、その検出信号のパルス幅を測定することにより求められる。
ここで、図4に、不正行為が行われていない場合における正常なときの電流センサ3の出力を信号処理した後の波形および不正行為が行われている場合における異常なときの電流センサ3の出力を信号処理した後の波形を示す。また、この図中に、それぞれの場合の通過センサ2および電流センサ3の出力波形と、電流センサ3の出力波形を増幅回路11で増幅したときの波形およびコンパレータ回路12で比較される参照電圧Vrefも示しておく。
コイン投入口からコインが投入された場合、コインの通過がどんなに速くても所定の速度以上にはならないことから、図4(a)に示されるように、通過センサ2のパルス信号は1枚1枚のコイン投入が確認できるような正常な出力波形となる。これと同様に、電流センサ3の出力波形も、通過センサ2のパルス信号が発生させられるたびに出力が発生させられるような形状となる。
このため、電流センサ3の出力が緩やかに低下したとしても、通過センサ2が次のパルス信号を発生させるまでの間に十分に低下することになる。したがって、電流センサ3の信号が増幅回路11で増幅されたとしても、通過センサ2でパルス信号が出力されたとき以外は小さく、参照電圧Vrefを超えないため、コンパレータ回路12の出力は通過センサ2の出力波形と同様の波形となる。この場合には、パルス幅がある程度の値(例えば10〜30ms)で決まり、所定時間を超えない。
これに対し、不正行為が行われた場合、赤外線照射の回数が1秒間に30回程度と非常に点滅周期が速いため、図4(b)に示されるように、通過センサ2のパルス信号が互いに近接したものとなり、電流センサ3の出力波形が1回1回の赤外線照射ごとでつながる。つまり、電流センサ3の出力が十分に低下するよりも前に通過センサ2が次のパルス信号を出力するため、電流センサ3の出力があまり低下しない。このため、電流センサ3の信号が増幅回路11で増幅されると、通過センサ2の反応時間中参照電圧Vrefを超えることになり、コンパレータ回路12の出力は、上記所定時間を超えるパルス幅(例えば100ms)を有する異常波形となる。
したがって、ステップ110では、パルス幅が正常な出力波形のときのパルス幅から異常な出力波形のパルス幅の間となる所定の設定時間(例えば70ms)をしきい値として、ステップ100で求められた通過センサ2の反応時間が、そのしきい値を超えているか否かが判定される。このときの設定時間は、DIPSW8の2番SWの切替状態によって決まっている。このステップで否定判定された場合には、不正行為が行われていないものとして、ステップ100に戻る。そして、肯定判定された場合には、不正行為が行われている可能性があるものとして、ステップ120に進む。
このとき、通過センサ2の反応時間が所定時間を超えていることから、すぐに不正行為が行われている旨の信号を出力しても構わない。しかしながら、コイン投入口の近傍にはソレノイドが備えられており、そのソレノイドが駆動されたときの信号(電流)を電流センサ3が拾ってしまう場合がある。このため、ソレノイドが作動するような条件のときには、しきい値を上記設定時間の2倍に設定することで、ソレノイドの作動による影響を無くすようにしている。
具体的には、ソレノイドは、最後にコインを投入した後、1秒以上間隔が空いたときの最後の1回のとき、および、IN信号が上がったときの最初の1回に作動する。したがって、ステップ120にて、1秒以内に次の通過信号が来たか否かが判定されるようになっていると共に、その後のステップ130にて、IN信号が入っていたか否かが判定されるようになっている。
そして、これら各ステップのいずれか一方でも否定判定されれば、ステップ140に進み、反応時間が上記設定時間の倍の時間を超えているか否かが判定される。そして、ステップ140でも肯定判定された場合には、ソレノイドが影響しているか否かに関わらず、不正行為によって電流センサ3の検出信号のパルス幅が長くなっているものとして、ステップ150に進んで警報を行うための警報指令信号が出力される。逆に、ステップ140で否定判定された場合には、電流センサ3の検出信号のパルス幅が長く、通過センサ2の反応時間が長くなっていたことが検出されたとしても、ソレノイドの影響によるものであるとしてステップ100に戻る。
また、上記ステップ120、130のいずれでも肯定判定された場合には、ソレノイドによる影響を受けるタイミングではないため、上述のように反応時間が設定時間を超えていれば、それは不正行為によるものであるとして、ステップ150にステップ150に進んで警報を行うための警報指令信号が出力される。
このような警報を行うための指令信号が出力されると、この出力がPIC14の17番PINを通じて出力される。これにより、フォトカプラ17にて警報出力端子4bの2本の端子間が導通状態となって、ナンバーランプ5へ通電が行われ、ナンバーランプ5にて、不正行為があったスロット遊技台1が表示される。したがって、ナンバーランプ5にてパチンコホールの店員が不正行為を発見することができ、不正行為を取り押さえることが可能となって、パチンコホールの損害を未然に防止することが可能となる。
以上説明した本実施形態のクレジット監視システムによれば、通過センサ2の信号ラインに電流センサ3をかませ、この電流センサ3の出力に基づいて通過センサ2の反応時間を検出する。そして、通過センサ2の反応時間、つまり電流センサ3の信号処理後のデジタル信号のパルス幅が所定のしきい値よりも超えている場合に、通過センサ2の出力の異常を検出するようにしている。
これにより、不正行為を検出することが可能となる。また、電流センサ3を通過センサ2の信号ラインにかませるという構成、つまりスロット遊技台1に対して電流センサ3を直接取り付ける形態ではないため、スロット遊技台1自体に何かを直接取り付けるような法律上規制されている行為を行わないで不正行為を発見することが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、赤外線をコインで反射させることによってクレジットアップを行うカウント方式のものについて説明している。しかしながら、スロット遊技台1におけるクレジットのカウント方式として、赤外線の発光部からの光をコの字形状の反射部材によって受光部に導き、コイン通過時に赤外線が遮断されることを利用してクレジットのカウントアップを行うものについても、上記と同様に、本発明を適用することが可能である。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。
本発明の第1実施形態におけるクレジット監視システムの概略構成を示す図である。 クレジット監視基板4内の回路構成の一部を示した図である。 クレジット監視基板4内の回路構成の一部を示した図である。 PICが実行する不正行為検出処理のフローチャートである。 (a)は、正常な出力波形を示した波形図、(b)は、異常な出力波形を示した波形図である。
符号の説明
1…スロット遊技台、2…通過センサ、3…電流センサ、4…クレジット監視基板、4a…センサ信号入力端子、4ba…警報出力端子、4c…リセット入力端子、4d…6P情報入力端子、4e…6P情報出力端子、4f…電源入力端子、4g…DIP入力端子、5…ナンバーランプ、6…ホールコンピュータ、7…リセットスイッチ、8…DIPSW。

Claims (6)

  1. コイン投入口(1a)からコインが投入された枚数に応じて遊技を行えるスロット遊技台(1)と、
    前記スロット遊技台に備えられ、前記コインの通過に合わせて信号ラインを通じてパルス信号を出力する通過センサ(2)と、
    前記通過センサの信号ラインに接続され、該信号ラインに流れる前記通過センサの出力電流を感知してアナログ信号を出力する電流センサ(3)と、
    前記アナログ信号を所定の参照値と大小比較することでデジタル信号に変換する変換手段(12)と、
    所定の設定時間をしきい値として設定し、前記電流センサが出力するアナログ信号を前記変換手段にて変換したデジタル信号のパルス幅が前記しきい値を超えているか否か判定することにより、前記通過センサの出力のパルス信号の異常波形を判定する判定手段(110)と、
    前記判定手段によって前記デジタル信号のパルス幅が前記しきい値を超えていると判定された場合に、警報を行うための警報指令信号を出力する警報指令手段(150)と、
    前記警報指令手段からの警報指令信号を受けて、警報を行う警報手段(5)と、を備えていることを特徴とするクレジット監視システム。
  2. 前記判定手段は、前記スロット遊技台からコインの投入枚数を示すIN信号を得るようになっており、前記デジタル信号のパルス幅が前記しきい値を超えていたときに、前記IN信号が入っていなければ、前記警報指令手段に前記警報指令信号を出力させるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のクレジット監視システム。
  3. 前記判定手段は、前記IN信号が入っていたときには、前記しきい値を前記所定の設定時間よりも長い設定時間に変更し、前記デジタル信号のパルス幅がこの変更されたしきい値を超えている場合に、前記警報指令手段に前記警報指令信号を出力させるようになっていることを特徴とする請求項2に記載のクレジット監視システム。
  4. 前記判定手段は、前記スロット遊技台からコインの投入枚数を示すIN信号を得るようになっており、このIN信号から、コインが最後に投入された後、所定時間が空く前に、前記電流センサが出力するアナログ信号を前記変換手段にて変換したデジタル信号が次のパルスを示したか否かを判定するようになっており、前記デジタル信号のパルス幅が前記しきい値を超えていたときに、前記所定時間が空く前に前記デジタル信号が次のパルスを示した場合には、前記警報指令手段に前記警報指令信号を出力させるようになっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のクレジット監視システム。
  5. 前記判定手段は、前記所定時間が空く前に前記デジタル信号が次のパルスを示した場合には、前記しきい値を前記所定の設定時間よりも長い設定時間に変更し、前記デジタル信号のパルス幅がこの変更されたしきい値を超えている場合には、前記警報指令手段に前記警報指令信号を出力させるようになっていることを特徴とする請求項4に記載のクレジット監視システム。
  6. コイン投入口(1a)からコインが投入されたときに、そのコインの通過に合わせて信号ラインを通じてパルス信号を出力する通過センサ(2)からの出力に応じてコインの投入枚数の計測を行うスロット遊技台(1)の前記信号ラインに接続され、前記信号ラインに流れる前記通過センサの出力電流に応じたアナログ信号を出力する電流センサ(3)と、
    前記アナログ信号を所定の参照値と大小比較することでデジタル信号に変換する変換手段(12)と、
    所定の設定時間をしきい値として設定し、前記電流センサが出力するアナログ信号を前記変換手段にて変換したデジタル信号のパルス幅が前記しきい値を超えているか否か判定することにより、前記通過センサの出力のパルス信号の異常波形を判定する判定手段(110)と、
    前記判定手段によって前記デジタル信号のパルス幅が前記しきい値を超えていると判定された場合には、警報を行うための警報指令信号を出力する警報指令手段(150)とを備えていることを特徴とするクレジット監視装置。
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