JP2005312660A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カウント対象の変更が遊技者に不公平感を与えることなく、遊技進行中にそれぞれのカウント対象を適宜変更することができ、遊技のバリエーションを向上する。
【解決手段】 BBの入賞時に当該BBゲームの遊技回数n値と、BB中のRB入賞回数x値とを抽選によって設定すると共に、BBゲーム中において、RBに入賞したとき、あるいは単独でRBに入賞した時点で、RB遊技回数nn値と、役入賞回数xx値とを抽選によって設定するようにした。これにより、遊技者に対して、不公平感なく設定することができ、同じBBゲームであっても、大役条件が異なることで、遊技のバリエーションを拡大することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、メダル、コイン、遊技球等を遊技媒体として使用するスロットマシン等の遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチスロ機では、所定枚数のメダルを投入し、始動レバーを操作することで、抽選を実行し、周面に複数の図柄が表示された複数列(通常3列)の図柄変動リール(表示装置)を回転させるようにしている。
始動レバーによって回転を開始した図柄変動リールは、それぞれに対応して設けられた停止ボタンを操作することで、ほぼ遊技者の意図する時期に停止させることができる。
ここで、前記始動レバーの操作時に、内部抽選が実行され当たり/外れが決められており、遊技者が停止ボタンにより各図柄変動リールの停止操作を行い、当該内部抽選に当選している場合に、当該当選に対応する図柄が揃った時点で権利行使がなされる。
当たりには小役と大役とがあり、小役当選の権利行使は、予め設定された遊技媒体の配当が実行される。また、小役には再遊技(リプレイ)を含んでおり、リプレイの際には、当該遊技のために投入した遊技媒体と同等の配当がなされたものとみなして、新たに遊技媒体を投入することなく、再遊技の権利が与えられる。
一方、大役当選の権利行使は、当該役に対して予め設定された遊技媒体の配当が実行された後、上記通常遊技状態から所謂ボーナスゲーム(レギュラーボーナスとビッグボーナスとがある)と称される、所定回数(通常は最大12回であり、以下、RB遊技回数という)の特別遊技状態に移行する。このボーナスゲームのうち、第1の大役であるレギュラーボーナスでは、所定回数分(通常は最大8回であり、以下役物入賞回数という)の小役(リプレイ図柄を含む)の当選確率が飛躍的に高まる遊技状態となり、遊技者は、短期間で多くの遊技媒体を獲得することができる。
また、第2の大役であるビッグボーナスでは、複数回(通常は最大30回であり、以下、BB遊技回数という)の小役獲得遊技中に、前記レギュラーボーナスが複数回(通常は最大3回であり、以下、RB入賞回数という)組み合わされて構成される特別遊技により、遊技者はレギュラーボーナスよりも多量の遊技媒体を獲得することができる(特許文献1参照)。
上記をまとめると、以下の表1の如くなる。
Figure 2005312660
特開平11−290502号公報
しかしながら、上記の遊技仕様では、全てのカウント対象が、固定値であり、遊技者は、店側(あるいはメーカー側)で設定された設定数に従って遊技する以外になく、遊技の進行の予測がつき易くなり、遊技のバリエーションとして単調になり易い。このため、上記カウント対象を変更可能とすればよいが、例えば、閉店から次の開店までの間に設定することは可能であるが、遊技者に不公平感を与えずに、遊技進行中に設定を変更するための制御は確立されていない。
本発明は上記事実を考慮し、カウント対象の変更が遊技者に不公平感を与えることなく、遊技進行中にそれぞれのカウント対象を適宜変更することができ、遊技のバリエーションを向上することができる遊技機を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、図柄を表示可能な表示手段を有し、遊技者の始動開始操作に基づいて、複数の小役、前記小役の成立機会を複数回分飛躍的に増大させ遊技者に短期間で多くの配当が可能となる遊技を行う権利を与える第1の大役、及びこの第1の大役の成立機会を複数回分可能とし遊技者に短期間で第1の大役よりも多くの配当が可能となる遊技を行う権利を与える第2の大役等の抽選を行い、当該抽選により当選した役に対応する図柄が前記表示手段に表示された場合に前記当選した役を成立させ、当該成立した役に対応する遊技を可能とする遊技機であって、前記抽選の結果、第2の大役に当選しかつ成立した場合に、当該第2の大役の最大遊技回数と、前記第1の大役の最大成立回数と、で構成される第2の大役条件を設定する第2の大役条件設定手段を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、第2の大役に当選し、かつ成立すると、第2の大役が実行される。しかし、請求項1では、第2の大役の成立時点では、第2の大役条件である第2の大役の最大遊技回数、並びに第2の大役中の第1の大役の成立回数が定められていない。すなわち、第2の大役に当選し、かつ成立をトリガとして、第2の大役条件設定手段によって、前記第2の大役条件を設定する。
第2の大役条件設定手段は、例えば、抽選によって第2の大役条件を設定することで、遊技者に対して、不公平感なく設定することができ、同じ第2の大役であっても、第2の大役条件が異なることで、遊技のバリエーションを拡大することができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記第2の大役条件設定手段が、当該第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数と、を設定することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、第2の大役条件設定手段では、前記第2の大役条件と共に、第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数も第2の大役成立時に抽選等で設定することで、さらに、遊技バリエーションの拡大を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記第2の大役条件設定手段で設定された第2の大役条件を報知する第2の大役条件報知手段をさらに有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、前記第2の大役条件(第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数を含む)を設定した時点で、当該条件を報知する。この報知は、毎回でもよいし、適宜行ってもよい。毎回報知すれば、遊技者に不信感を与えることがなく、適宜行えば遊技性を向上することができる。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記第1の大役に当選しかつ成立した場合に、当該第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数と、で構成される第1の大役条件を設定する第1の大役条件設定手段をさらに有することを特徴としている。
第2の大役成立時は第2の大役条件を設定し、第1の大役成立時は第1の大役条件を設定する。それぞれの役毎に大役条件を設定することで、例えば、第1の大役が単独で成立した場合にも、制御プログラム等の変更が不要となる。
請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の発明において、前記第1の大役条件設定手段で設定された第1の大役条件を報知する第1の大役条件報知手段をさらに有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、第1の大役条件(第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数)を設定した時点で、当該条件を報知する。この報知は、毎回でもよいし、適宜行ってもよい。毎回報知すれば、遊技者に不信感を与えることがなく、適宜行えば遊技性を向上することができる。
以上説明した如く本発明によれば、カウント対象の変更が遊技者に不公平感を与えることなく、遊技進行中にそれぞれのカウント対象を適宜変更することができ、遊技のバリエーションを向上することができるという優れた効果を有する。
図1に示される如く、パチスロ機300は、本体302と、本体302の正面に設けられた開閉カバーとしての操作兼装飾部303とを備えて構成されている。
操作兼装飾部303は、上から装飾部304、操作部306、払出部310とに分類することができる。
装飾部304は、内部でバックライト部(図示省略)が点灯することで、印刷された絵や文字が透過照明される表示パネル部312が取り付けられている。また、装飾部304の一部として、前記装飾部304をアーチ状に囲む立体的な電飾部304Aも設けられている。
装飾部304の表示パネル部312は、演出用の動画像を表示するための液晶表示装置313と、回胴表示図柄を表示するための表示窓314とを備えている。表示窓314は、前記表示パネル部312と一体成型される透明領域で構成されている。
この表示窓314の内部には、3個の回胴リール350A、350B、350Cを主要部として構成された図柄変動部316が配設されている。
また、表示窓314の下部には、このパチスロ機300の遊技媒体であるメンダルの払出枚数を表示する7セグメント表示部315A、ジャックゲーム残回数や遊技状態の設定(6段階)表示等を行なう表示部315B、クレジット枚数を表示する7セグメント表示部315Cが設けられている。
操作部306は、その上部が手前に突き出ており、この突き出し部分の上面(テーブル306A)の右端部にはメダル投入部320が設けられ、また、上面左端部からは順にキャンセルボタン355、1枚ベット(投入)ボタン352A、マックスベット(最大投入)ボタン352Bが設けられている。また、突き出し部分の前面左端部からは、順にクレジットの払い戻しボタン103、始動レバー354、停止ボタン356A、356B、356C等が設けられている。
払出部310は、メダル排出口326と、このメダル排出口326から排出されるメダルを受取る受け皿328とを備えている。
3個のリール350A、350B、350Cは、回転することで図柄が順次前記表示窓314から見えるようになり、表示窓314の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止図柄ライン(有効ライン)となる。なお、この基本停止図柄は、1枚のメダルをベット(投入)した場合であり、最大1回のゲームで3枚のメダルをベットすることができ、この場合は、上行と下行に沿って停止している図柄、並びに2本の対角線上に停止している図柄が順次メダルの投資数に応じて組み合わせ停止図柄ライン(有効ライン)として採用されるようになっている。
前記停止ボタン356A、356B、356Cは、図柄変動部316下部に設けられており、各リール350A、350B、350Cに対応している。すなわち、対応するそれぞれのリール350A、350B、350Cの回転を遊技者による停止ボタン356A、356B、356Cの操作で停止させることができる。
また、この停止ボタン356A、356B、356Cの左側に設けられた始動レバー354を操作(傾倒)することで、各リール350A、350B、350Cが回転を開始するようになっている。なお、この回転は、通常は3個のリール350A、350B、350Cが同時に回転を開始するようになっている。
また、この始動レバー354による操作タイミングは、抽選のタイミングとなっており、始動レバー354の操作によって、当たり(役当選)/外れが決定するようになっている。
ここで、抽選が当たり(役当選)の場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃うと、遊技者は各図柄に応じた数のメダルを獲得できるほか、図柄に応じて遊技者に有利な遊技状態となる。なお、当たり(役当選)には大役(ビッグボーナス(第2の大役、以下、適宜BBという)、レギュラーボーナス(第1の大役、以下、適宜RBという))と、小役とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。
BBは、その遊技状態中に、複数回(本実施の形態では3回)のRBを含んで構成されており、当然、BBの方がRBよりも遊技者にとって、より有利な遊技状態となる。
図2には、上記パチスロ機300の動作を制御するための制御ブロック図が示されている。
パチスロ機300の制御系は、主制御部100を中心に構成されており、この主制御部100には、メダル検出部102、始動レバー354、リール350A、350B、350Cのそれぞれに対応する停止ボタン356A、356B、356C、MAXベットボタン352B、1枚ベットボタン352A、キャンセルボタン355、並びに図1では図示を省略したが、遊技を中止する際に遊技機内部に貯留(クレジット)したメダルを戻すための払い戻しボタン103(以下、総称する場合操作入力系という)が接続されている。
主制御部100では、前記各操作入力系からの入力に応じて、リール350A、350B、350C等の動作が制御される。すなわち、主制御部100には、左(L)、中(C)、右(R)用の各リールモータ106A、106B、106Cが接続されており、それぞれに左、中、右の各リール350A、350B、350Cが接続されている。
また、主制御部100には、表示制御部108とランプ制御部110とが接続され、表示制御部108では、前述した7セグメント表示部315A、表示部315B、7セグメント表示部315Cを含む表示装置群317の表示を制御すると共に、演出のために設けられた液晶表示装置(LCD)313の表示を制御する。また、ランプ制御部110では、電飾部304Aに内蔵されているランプ112等の点灯を制御する。さらに、主制御部100には、音声制御部114が接続され、スピーカ305L、305Rからの音声(効果音)出力を制御する。
また、主制御部100には、払出制御部150が接続され、払出装置152を制御することで、装置内部に設けられたホッパー(図示省略)からメダルを受け皿328へ向けて払い出すようになっている。
なお、本実施の形態では、表示制御部108、ランプ制御部110、音声制御部114を主制御部100と分離して説明したが、全ての機能を主制御部100に搭載してもよいし、表示制御部108、ランプ制御部110、音声制御部114をまとめて副制御部を構成してもよい。
ここで、抽選が当たりの場合は、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃うと、当たりとなって、揃った図柄に応じた遊技者に有利な状態となる。なお、当たりには大役と小役があり、大役には、ビッグボーナス(BB)とレギュラーボーナス(RB)とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合いが異なる。当然BBの方がRBよりも有利である。
なお、この停止ボタン356A、356B、356Cによる停止操作の際、内部抽選の結果に応じて、所定コマ数の滑り制御を実行するようになっている。
すなわち、内部抽選が外れのとき、当りの場合のみ停止する図柄の停止タイミングで停止ボタン356A、356B、356Cが操作された場合、意図的にこの図柄での停止を回避するため、停止位置をずらし(蹴飛ばし)、外れ図柄配列で停止するように制御する。
一方、内部抽選が当りのとき、遊技者が操作した停止タイミングでは当り図柄が停止しない場合にでも、所定図柄数内であれば、意図的にこの当たり図柄が揃って停止するように停止位置をずらす(引き込み)制御を行う。
上記蹴飛ばし、引き込みを行うことで、抽選の結果との統一性を持たせることができると共に、若干停止操作タイミングがずれても当り図柄を揃えることが可能となることで、遊技者の取りこぼしを可能な範囲で防いでいる。
図3は、主制御部100における通常遊技制御のための制御系を機能的に示したブロック図である。
始動レバー354は、抽選部154に接続されており、所定数のメダルの投入(ベット)がなされた後、始動レバー354の操作をトリガとして、抽選が実行されるようになっている。
抽選部154では、始動レバー354の操作時にハードウェア乱数カウンタから数値を取得し、その取得した乱数値をテーブル選択部156を経由して当選役の図柄決定部158へ送出する。テーブル選択部156は遊技プログラムメモリ162から現在が図7に示すいずれの遊技状態かを示す情報を得て、役・図柄を決定すべきテーブルを選択する。このテーブル選択部156で選択されたテーブルに基づいて、当選役・図柄決定部158は図7に示す当選役(小役(リプレイを含む)、大役(RB、BB))と、当選図柄を決定し、遊技状態制御部160へ送出する。
なお、図7は、本パチスロ機の遊技状態における内部抽選毎の当選エリア区分テーブルを示している。図7は、行方向に当選エリアナンバーをNo.0からNo.6までの7区分、列方向には、通常遊技、RT遊技、BB内部当選中、RB内部当選中、BB作動時の通常遊技、BB作動時のRB内部当選中、RB遊技の7つの遊技状態を配列している。この表において、不当選は抽選の外れを意味する。再遊技は所謂(リプレイ)を意味し、ベル、スイカ、チェリーはそれぞれ小役を意味する。RBはレギュラーボーナス、BBはビッグボーナスを意味する。この図7(図表)においては、各遊技状態毎、メダルの設定数毎に各当選エリアNo.に割り当てられている乱数の数は異なる。例えば、通常遊技とRT遊技とは、各当選エリアNo.1の再遊技には通常遊技に比べ格段に多い3〜4倍の数の乱数が割り当てられ、その分当選エリアNo.1の不当選に割り当てられる乱数の数は少ない。また、各遊技状態において、少なくともRB、BBについては、設定値(現在通常1乃至6の6段階ある)によっても各当選エリアに割り当てられている乱数の数は異なる。なお、図7の「及びRB」、「及びBB」とは、それぞれの内部抽選においてその乱数は「小役」や「不当選」であってもその遊技においてそれぞれRB、BBが留保されていて、RB、BBを揃えることも可能であることを意味している。
遊技状態制御部160には、遊技実行制御部160Aが設けられており、遊技プログラムメモリ162から適宜プログラムデータが読み出され、このプログラムデータに基づいて処理が実行されるようになっている。例えば、通常遊技状態の場合は、遊技プログラムメモリ162から通常遊技プログラムが読み出され、大役遊技状態の場合は、BB、RBの内部当選状態、BB、RBの各遊技状態に応じて、大役遊技プログラムが読み出され、それぞれのプログラムデータに基づいて処理が実行される。
リール駆動制御部164は、始動レバー354の始動操作に基づき、前回の遊技の終了後、4.1秒を経過した後、リールモータ106A、106B、106Cを駆動させてリール350A、350B、350Cの回転を開始する。また、遊技状態制御部160には、フラグ管理制御部166が接続されており、遊技状態制御部160における通常遊技制御では、当選役・図柄決定部158からの情報に基づいて、内部当選役に対応したフラグの成立、不成立を管理し、当選役・図柄決定部158からの情報が図7の当選エリアNo.0〜4の場合には、大役フラグメモリ170にフラグの状態を記憶する。なお、一般には、小役フラグメモリ168のフラグの状態は、1回の遊技で消滅(フラグ不成立)し、大役フラグメモリ170のフラグの状態は、各リール350A、350B、350Cが知恵紙して表示窓314に大役図柄が所定の状態で表示されることにより、大役が成立するまで維持される。
この小役フラグメモリ168と大役フラグメモリ170の状態は、リール駆動制御部164に送出されており、停止ボタン356A、356B、356Cの操作に基づく、停止制御の際の引き込みまたは蹴飛ばしのための滑り制御のパラメータとして適用されるようになっている。
また、リール350A、350B、350Cには、それぞれ位置検出センサ172A、172B、172Cが取り付けられており、リール350A、350B、350Cのそれぞれの停止位置をリール駆動制御部164で認識し、前記滑り制御を加味した状態でリール350A、350B、350Cを停止させると共に、停止したリール350A、350B、350Cにおける図柄配列を遊技状態制御部160へ送出する。
この停止したリール350A、350B、350Cの図柄配列により、遊技状態制御部160では、内部当選していた役が成立したか否かが確認され、小役であれば所定の配当し、リプレイであればリプレイ制御を実行し、大役であれば所定の配当を実行した後、大役遊技ブログラムを遊技プログラムメモリ162から読み出す。
大役プログラムには、レギュラーボーナスゲームプログラムと、ビッグボーナスゲームプログラムとがそれぞれ別個に記憶されており、当選した大役に基づいて選択的に読み出されるようになっている。
前記レーギュラーボーナスゲーム又はビッグボーナスゲームには、ゲーム実行の際の条件(大役条件)として、レギュラーボーナスゲームでは、当該RB遊技回数nn、このRBゲームの遊技中における小役入賞回数xxを設定する必要があり、ビッグボーナスゲームでは、当該BB遊技回数n、BBゲーム中のRB入賞回数xを設定する必要がある。
言い換えれば、従来は、上記RB遊技回数nnと小役入賞回数xxとで構成されるRB役条件、並びにBB遊技回数nとRB入賞回数xとで構成されるBB役条件は、予め固定値として定められていたが(表1参照)、本実施の形態では、それぞれをRB又はBB当選(かつ成立)したときに設定する構成とした。
図4には、遊技状態制御部160における、前記大役(BB及びRB)に当選し、かつ成立(それぞれのボーナス図柄が揃った)したときに実行されるRB条件並びにBB条件を設定するための大役条件設定部160Bの機能ブロック図が示されている。
遊技実行制御部160Aから大役条件設定部160Bには、RB/BB成立信号と、役条件設定値要求信号が出力される。
RB/BB成立信号は、RB/BB判定部10に入賞され、このRB/BB判定部10において、RBに入賞(当選かつ成立)したか、BBに入賞(当選かつ成立)したかを判定する。
RB/BB判定部10は、BB役条件抽選部12及びRB役条件抽選部14に接続されており、それぞれの役設定条件(設定値)が抽選によって定められるようになっている。
BB条件抽選部12には、BB役条件設定用乱数カウンタ16が接続されている。前記RB/BB判定部10において、BBに入賞したと判定された場合、BB役条件抽選部12は、前記BB条件設定用乱数カウンタ16から乱数値を取得する。
BB役条件抽選部12では、この取得した乱数値に基づいて、BB条件であるBB遊技回数n値と、BB中のRB入賞回数x値とを設定する。なお、このBB条件は、単一の乱数値に基づいて設定してもよいし、それぞれ別の乱数値に基づいて設定してもよい。
前記設定されたBB遊技回数n値は、n値保持部18に保持され、RB入賞回数x値は、x値保持部20に保持される。
一方、RB条件抽選部14には、RB役条件設定用乱数カウンタ22が接続されている。前記RB/BB判定部10において、RBに入賞したと判定された場合、RB役条件抽選部14は、前記RB条件設定用乱数カウンタ22から乱数値を取得する。
RB役条件抽選部14では、この取得した乱数値に基づいて、RB条件であるRB遊技回数nn値と、RB中の役入賞回数xx値とを設定する。なお、このRB条件は、単一の乱数値に基づいて設定してもよいし、それぞれ別の乱数値に基づいて設定してもよい。
前記設定されたRB遊技回数nn値は、nn値保持部24に保持され、役入賞回数xx値は、xx値保持部26に保持される。
ここで、n値保持部18、x値保持部20、nn値保持部24、xx値保持部26は、それぞれ役条件設定値読出部28に接続されている。
この役条件設定値読出部28には、前述の役条件設定値要求信号が入力されるようになっており、役条件設定値要求信号によって要求された設定値が読み出され、役条件設定値出力部30を介して、遊技実行制御部160Aへ送出される。
遊技実行制御部160Aでは、読み出された設定値を基準値(上限値)として、回数の比較がなされることになる。なお、比較する回数のカウント値の記号は、n値に対して「N」、x値に対して「X」、nn値に対して「NN」、xx値に対して「XX」が適用される(図5及び図6のフローチャート参照)。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(通常遊技の流れ)
メダルがクレジットされている状態(或いは、メダル投入部320からメダルを投入した状態)で、1枚ベットボタン352A、またはマックスベットボタン352Bの操作によりメダルのベットが完了するか、或いは、メダル投入部320からメダルを投入することによりベットが完了すると、始動レバー354の操作が可能となる。始動レバー354が操作されると、この操作と同時に当り/外れの抽選がなされると共に、リール駆動制御部164の制御により、リール350A、350B、350Cが回転を開始する。
上記抽選の結果は、当選役・図柄決定部158から遊技状態制御部160に伝えられる。遊技状態制御部160は、抽選の結果が不当選、再遊技、小役の場合には、小役フラグメモリ168にそのフラグを記憶させ、RB又はBBの場合には大役フラグメモリ170にそのフラグを記憶させる。
リール駆動制御部164は、小役メモリ制御部168、大役メモリ制御部170にのフラグに従ってリールモータ106A、106B、106Cを駆動しつつ、リール350A、350B、350Cを遊技者の以後の操作に従って停止制御する。
その後、遊技者が、停止ボタン356A、356B、356Cを操作すると、この停止操作によってリール350A、350B、350Cの回転を停止させるが、小役フラグメモリ168、大役フラグメモリ170に聞くされているフラグに従って、滑り制御を加味して該当する図柄を所定位置に引き込むように、或いは所定位置から蹴飛ばすようにリール350A、350B、350Cの停止制御が実行される。すなわち、前記フラグが成立している場合には、的確な目押しタイミングによって当たり図柄を停止させることができる。また、多少の停止操作タイミングのずれは滑り制御によって矯正される。逆に、フラグが成立していない場合には、目押しを行っても、リール350A、350B、350Cの回転に滑りを生じさせ、当り図柄では停止しないようにする。
次に、全てのリール350A、350B、350Cが停止すると、停止図柄が当たりか否かが判断され、当たりの場合には当たり役を判別する。
この判別で、大役と判定された場合には、その停止図柄に従って、ビッグボーナス(BB)又はレギュラーボーナス(RB)のボーナスゲーム制御を実行し(権利行使)、小役と判定された場合には、当該小役に予め設定されている所定の払出し制御を実行する。
ここで、本実施の形態におけるビッグボーナスゲームでは、当該BB遊技回数nと、BB中のRB入賞回数xが大役条件設定部160Bでの抽選によって決定するようにしている。また、併せて、ビッグボーナスゲーム中、並びに単独のレギュラーボーナスゲームにおけるRB遊技機回数nnと、RB中の役入賞回数xxも前記大役条件設定部160Bでの抽選によって決定している。
以下、図5及び図6のフローチャートに従い、上記大役条件設定制御ルーチンを説明する。
まず、図5のステップ200では、BB又はRBに内部当選中か否かが判断され、否定判定されると、ステップ202へ移行してBBに内部当選したか否かが判断される。このステップ202で肯定判定されると、ステップ204へ移行してBBフラグを成立させ、このルーチンは終了する。
また、ステップ202で否定判定された場合には、ステップ206へ移行してRBに内部当選したか否かが判断される。このステップ206で肯定判定されると、ステップ208へ移行してRBフラグを成立させ、このルーチンは終了する。
前記ステップ206で否定判定されると、ステップ210へ移行する。また、前記ステップ200で肯定判定(BB又はRBに内部当選中)された場合も、このステップ210へ移行する。
ステップ210では、BBに入賞(成立)したか否かが判断され、否定判定されると、ステップ212へ移行して、RBに入賞(成立)したか否かが判断される。このステップ212で否定判定されると、ステップ214へ移行して小役に入賞(成立)したか否かが判断され、肯定判定された場合には、ステップ216へ移行して所定の払い出しが実行され、このルーチンは終了する。また、ステップ214で否定判定されると、このルーチンは終了する。
前記ステップ210で肯定判定されると、ステップ218へ移行してBBゲームの遊技回数n値、BB中のRB入賞回数x値を抽選する。
次のステップ220では、抽選によって設定されたn値及びx値を保持し、ステップ222へ移行してBBゲーム処理(図6参照)を実行する。
また、前記ステップ212で肯定判定された場合には、ステップ224へ移行してRB遊技回数nn値、役入賞回数xx値を抽選する。
次のステップ226では、抽選によって設定されたnn値及びxx値を保持し、ステップ228へ移行してRBゲーム処理を実行する。すなわち、RBゲーム単独の場合にも、このRBゲームの遊技回数nn値と役入賞回数xx値を抽選によって設定するようにしたため、RBゲームの趣向性が向上する。
図6には、前記ステップ222におけるBBゲーム処理の流れが示されている。
ステップ248では、BB遊技回数カウント値N、BBゲーム中のRB入賞回数カウント値X、RB遊技回数カウント値NN、役入賞回数カウント値XXをそれぞれ初期化(リセット)し、ステップ250へ移行する。
ステップ250では、RB(JACKIN)中か否かが判断され、否定判定されるとステップ252へ移行して、BB中のRBに入賞(JACJIN)したか否かが判断される。
このステップ252で肯定判定されると、ステップ254へ移行して、RB遊技回数nn値、役入賞回数xx値を抽選する。
次のステップ256では、抽選によって設定されたnn値及びxx値を保持し、遊技を継続するべく、ステップ250へ戻る。すなわち、本実施の形態では、BBに入賞した時点ではBBの遊技回数n値と、RB入賞回数x値のみ先に抽選によって設定し、当該BBゲーム中にJACKINしたとき(RB入賞時)にRB遊技回数nn値、役入賞回数xx値を抽選によって設定する。
前記ステップ252において否定判定され場合には、ステップ258へ移行して、BB遊技回数カウント値Nをインクリメント(+1)し、次いでステップ260へ移行して設定されたBB遊技回数n値と遊技回数カウント値Nとを比較し、カウント値Nがn値に達している(n=N)と判定された場合には、BB遊技回数が設定値に達したと判断し、BBゲームは終了する。
また、ステップ260で否定判定(n≠N)された場合には、BBゲームを継続するべく、ステップ250へ戻る。
また、前記ステップ250で肯定判定された場合には、ステップ262へ移行して役(なんらかの小役)に入賞したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ264へ移行して払い出し処理を実行し、ステップ266へ移行する。
ステップ266では、役入賞回数カウント値XXをインクリメント(+1)し、次いでステップ268へ移行して役入賞回数xx値と役入賞カウント値XXとを比較し、カウント値XXがxx値に達している(xx=XX)と判定(肯定判定)された場合には、前述のステップ258へ移行する。
また、ステップ268で否定判定(xx≠XX)された場合には、ステップ270へ移行する。なお、前記ステップ262で否定判定(役入賞なし)された場合にもステップ270へ移行する。
ステップ270では、RB入賞回数カウント値NNをインクリメント(+1)し、次いでステップ272へ移行してRB入賞回数nn値とRB入賞回数カウント値NNとを比較し、カウント値NNがnn値に達している(nn=NN)と判定(肯定判定)された場合には、ステップ274へ移行する。
また、ステップ272でカウント値NNがnn値に達していない(nn≠NN)と判定(否定判定)された場合には、遊技を継続するべく、ステップ250へ戻る。
前記ステップ274では、RB入賞回数カウント値Xをインクリメント(+1)し、次いでステップ276でカウント値XとRB入賞回数x値とを比較する。このステップ276での比較の結果、カウント値Xがx値に達している(x=X)と判定(肯定判定)された場合には、RB遊技回数が設定値に達し、かつRB入賞回数が設定値に達したと判断し、BBゲームは終了する。
また、ステップ276でカウント値Xがx値に達していない(x≠X)と判定(否定判定)された場合には、前述のステップ258へ移行する。
以上説明したように本実施の形態では、BBの入賞時に当該BBゲームの遊技回数n値と、BB中のRB入賞回数x値とを抽選によって設定すると共に、BBゲーム中において、RBに入賞したとき、あるいは単独でRBに入賞した時点で、RB遊技回数nn値と、役入賞回数xx値とを抽選によって設定するようにした。これにより、遊技者に対して、不公平感なく設定することができ、同じBBゲームであっても、大役条件が異なることで、遊技のバリエーションを拡大することができる。
本実施の形態に係るパチスロ機の斜視図である。 本実施の形態に係るパチスロ機の動作制御ブロック図である。 主制御部における通常遊技を主体とした制御系を機能的に示したブロック図である。 大役条件設定のための機能ブロック図である。 本実施の形態に係る大役条件設定制御ルーチンを示すフローチャートである。 ビッグボーナスゲーム処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 本実施の形態に係るパチスロ機の遊技状態毎の当選エリアの区分を示すテーブル図である。
符号の説明
10 RB/BB判定部
12 BB役条件抽選部
14 RB役条件抽選部
16 BB役条件設定用乱数カウンタ
18 n値保持部
20 x値保持部
22 RB役条件設定用乱数カウンタ
24 nn値保持部
26 xx値保持部
28 役条件設定値読出部
30 役条件設定値出力部
100 主制御部
154 抽選部
156 テーブル選択部
158 当選役・図柄決定部
160 遊技状態制御部
160A 遊技実行制御部
160B 大役条件設定部(大役条件設定手段)
162 遊技プログラムメモリ
164 リール駆動制御部
106A、106B、106C リールモータ
172A、172B、172C 位置検出センサ
300 パチスロ機(遊技機)
352A 1枚ベットボタン
352B マックスベットボタン
354 始動レバー
350A、350B、350C リール
356A、356B、356C 停止ボタン

Claims (5)

  1. 図柄を表示可能な表示手段を有し、遊技者の始動開始操作に基づいて、複数の小役、前記小役の成立機会を複数回分飛躍的に増大させ遊技者に短期間で多くの配当が可能となる遊技を行う権利を与える第1の大役、及びこの第1の大役の成立機会を複数回分可能とし遊技者に短期間で第1の大役よりも多くの配当が可能となる遊技を行う権利を与える第2の大役等の抽選を行い、当該抽選により当選した役に対応する図柄が前記表示手段に表示された場合に前記当選した役を成立させ、当該成立した役に対応する遊技を可能とする遊技機であって、
    前記抽選の結果、第2の大役に当選しかつ成立した場合に、当該第2の大役の最大遊技回数と、前記第1の大役の最大成立回数と、で構成される第2の大役条件を設定する第2の大役条件設定手段を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2の大役条件設定手段が、当該第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数と、を設定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第2の大役条件設定手段で設定された第2の大役条件を報知する第2の大役条件報知手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記第1の大役に当選しかつ成立した場合に、当該第2の大役実行中の第1の大役における最大遊技回数と、当該第1の大役中の最大小役成立回数と、で構成される第1の大役条件を設定する第1の大役条件設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  5. 前記第1の大役条件設定手段で設定された第1の大役条件を報知する第1の大役条件報知手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の遊技機。
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