JP2005311944A - データ受信方法及びその回路 - Google Patents

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Yasuhiro Yamane
根 靖 弘 山
Shinichiro Yamada
田 真一郎 山
Kanji Kato
藤 寛 司 加
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Abstract

【課題】 信号の伝搬遅延が生じた場合にも正常に受信データの取り込みが可能であり、再送等によるコスト上昇を防止すると共にデータ転送の高速化を実現する。
【解決手段】 入力データSIと、入力データSIを受信すべきタイミングを規定する転送クロックSCKとを与えられ、転送クロックSCKが規定する受信すべきタイミングから入力データSIが到着するまでに要した遅延時間を検出する遅延時間検出回路11と、記転送クロックSCKが規定する受信すべきタイミングから、検出された遅延時間だけ遅延されたタイミングで、データ取り込み信号を出力するデータ取り込み制御回路12と、データ取り込み信号を与えられたタイミングに従って入力データSIを取り込むデータバッファ13とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ受信方法及びその回路に関する。
同期型シリアル通信機能を有する半導体装置には、受信回路としてシリアルインタフェース回路が設けられている。従来のシリアルインタフェース回路における受信動作について説明する。
同期型シリアル通信では、転送クロックSCKに同期して、通信先の装置に接続された通信データラインからデータを取り込むように構成されている。通常、外部の装置に対するデータ送信の要求を、転送クロックSCKの立ち下がりのタイミングと同期して行う。そして、送信されてきたデータの取り込みは、転送クロックSCKの立ち上がりのタイミングで行う。よって、転送クロックSCKの立ち上がりより、受信すべきデータの到着が遅れた場合は、正常にデータを取り込むことができなくなる。
しかし従来は、通信データラインの負荷容量を考慮したデータの取り込みは、行っていなかった。このため従来は、通信クロックラインや通信データラインに寄生する容量により信号の伝播遅延が発生した場合、データを受信できずに通信エラーが発生していた。その結果、データ転送の再送、再送に伴う時間的損失、外付け抵抗の付加、通信制御用ソフトウェアによる受信タイミングの調整等が必要となり、コスト増加を招くと共に、データ転送の高速化の妨げとなっていた。
以下に、従来のデータ受信回路を開示する文献名を記載する。
特開平7−106992号公報 特開2002−290969号公報 特開2003−218847号公報 特開2003−273850号公報
本発明は上記事情に鑑み、信号の伝搬遅延が生じた場合にも正常にデータの取り込みが可能であり、再送等によるコスト上昇を防止すると共に、データ転送の高速化が可能なデータ受信方法及びその回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるデータ受信回路は、
入力データと、前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックとを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから前記入力データが到着するまでに要した遅延時間を検出する遅延時間検出回路と、
前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから、検出された前記遅延時間だけ遅延されたタイミングで、データ取り込み信号を出力するデータ取り込み制御回路と、
前記データ取り込み信号を与えられたタイミングに従って、前記入力データを取り込むデータバッファと、
を備えることを特徴とする。
また本発明の一態様によるデータ受信回路は、
入力データを受信する際の遅延時間を設定される遅延時間設定レジスタと、
前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから時間の計測を開始して時間計測値を出力する時間計測回路と、
前記時間計測回路から出力された前記時間計測値と、前記レジスタに設定された前記遅延時間とを与えられ、前記時間計測値が前記遅延時間に到達した時点でデータ取り込み信号を出力するデータ取り込み信号出力回路と、
前記データ取り込み信号を与えられたタイミングに従って、前記入力データをとりこむデータバッファと、
を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によるデータ受信方法は、
入力データと、前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックとを与えられるステップと、
前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから、所望の時間が経過した後、前記入力データを取り込むステップと、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様によるデータ受信方法は、
入力データと、前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックとを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから前記入力データが到着するまでに要した遅延時間を検出するステップと、
前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから、検出した前記遅延時間だけ遅延されたタイミングで、データ取り込み信号を出力するステップと、
前記データ取り込み信号が出力されたタイミングに従って、前記入力データを取り込むステップと、
を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の一態様によるデータ受信方法は、
入力データを受信する際の遅延時間を設定するステップと、
前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから時間の計測を開始して時間計測値を出力するステップと、
前記時間計測値と、前記遅延時間とを与えられ、前記時間計測値が前記遅延時間に到達した時点でデータ取り込み信号を出力するステップと、
前記データ取り込み信号が出力されたタイミングに従って、前記入力データを取り込むステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明のデータ受信方法及びその回路は、信号の伝搬遅延が生じた場合であっても正常にデータを取り込むことが可能であり、通信エラーを防止することでコストの増加を抑制し、かつデータ転送を高速化することができる。
以下、本発明の実施の形態によるデータ受信方法及び受信回路について、図面を参照して説明する。
(1)第1の実施の形態
図1に、本発明の第1の実施の形態によるデータ受信回路の概略構成を示す。
このデータ受信回路は、回路ブロックとして遅延時間検出回路11、データ取り込み制御回路12、データバッファ13を備え、図示されていない通信先の回路からデータを受信し、受信したデータを内部バス14を介して装置内部へ転送する。
遅延時間検出回路11は、転送クロックSCK、システムクロック及び入力データSIを与えられ、転送クロックSCKが立ち上がる本来取り込むべきタイミングから、入力データSIが到着するまでの遅延時間をシステムクロックに基づいて検出する。
ここでシステムクロックは、遅延時間を測定するために用いられ、転送クロックSCKより周波数が高い。測定した遅延時間は、データ取り込み制御回路12に与えられる。
データ取り込み制御回路12は、転送クロックSCK、測定された遅延時間、システムクロックを与えられる。このデータ取り込み制御回路12は、転送クロックSCKが立ちあがった時点から、システムクロックを用いて時間の計測を開始し、測定された遅延時間と同じ時間が経過した時点でデータを取り込むように、データ取り込み信号を出力する。
データバッファ13は、データ取り込み信号を与えられるとこのタイミングに従って受信データの取り込みを行い、内部バス14へ転送する。
図2に、本実施の形態における詳細な回路構成を示し、図3に各信号のタイムチャートを示す。ここで、図3における各信号の(A)〜(H)は、図2に示された回路においてそれぞれの信号が入出力されるノードを示す。
遅延時間検出回路11は、遅延時間測定制御回路100、遅延時間測定カウンタ200を有する。
データ取り込み制御回路12は、一致検出カウンタ制御回路300、一致検出回路400、一致検出カウンタ500、一致検出カウンタリセット回路600、ラッチ回路700を有する。
データバッファ13は、データバッファ800を有する。
先ず、時点t0において、リセット信号/RESETがローレベルからハイレベルに立ち上がってリセット状態が解除され、遅延時間測定制御回路100、一致検出カウンタ制御回路300、データバッファ800が動作状態になる。
遅延時間測定制御回路100は、NAND回路101〜104、106と、インバータ105及び107を有する。通信相手の回路に入力データSIの送信を要求するため、転送クロックSCKが時点t1でハイレベルからローレベルに立ち下がる。この時点t1から遅延時間の測定が開始される。
ここで、本実施の形態では、リセット状態を解除した後、初めの入力データSI(スタートビット)を必ずローレベルに設定するように規定している。
NAND回路101〜104及びインバータ105により、転送クロックSCKがローレベルになり、かつ入力データSIがハイレベルを維持し最初のローレベルの入力データSIが入力されない間、NAND回路101、インバータ105からそれぞれハイレベルの出力がNAND回路106に出力される。これにより、NAND回路106及びインバータ107からはスルーされたシステムクロック2/fcが出力されて、遅延時間測定カウンタ200に与えられる。最初のローレベルの入力データSIが入力されると、遅延時間測定制御回路100から遅延時間測定カウンタ200へのシステムクロック2/fcの供給が停止される。
遅延時間測定カウンタ200は、ここではフリップフロップ201〜204が直列に4段接続されたシフトレジスタを有し、与えられたシステムクロック2/fcを順次転送する。これにより、各フリップフロップ201〜204からは、転送クロックSCKがローレベルに立ち下がった時点t1から最初のローレベルの入力データSIが入力された時点t2までの遅延時間を計測した4ビットのカウンタ値が出力される。測定された遅延時間は、一致検出回路400に出力される。また、フリップフロップ201〜204はリセット付きトグルフリップフロップとして構成されているため、ローレベルのリセット信号/RESETがフリップフロップ201〜204のCD端子に入力されるまでの間は、測定したカウント値は変更されることなく保持される。
ここで、各フリップフロップのCD端子は、ローレベルの信号が与えられると、出力端子Qがローレベルに固定され、出力端子QNがハイレベルに固定される。また、SD端子はCD端子と逆に、ローレベルの信号が宛てられると、出力端子Qがハイレベル、出力端子QNがローレベルに固定される。
一方、一致検出カウンタ制御回路300は、フリップフロップ301、NAND回路302、インバータ303を有する。
システム全体の動作を管理する、図示されていないCPUやマイクロコンピュータ等から出力された、データの転送動作状態を監視するためのデータ転送動作状態モニタ信号が時点t0から時点t1までの間にハイレベルに立ち上がる。そして、転送クロックSCKがローレベルからハイレベルに立ち上がると、フリップフロップ301からハイレベルの出力がNAND回路302に与えられる。これにより、NAND回路302及びインバータ303によりシステムクロック2/fcがスルー出力されて、一致検出カウンタ制御回路300に与えられる。
一致検出カウンタ制御回路300は、フリップフロップ501〜504を有し、時間測定を行い4ビットの測定値を出力する。
一致検出回路400は、遅延時間測定カウンタ200が測定した遅延時間と、一致検出カウンタ制御回路300が計測中の時間とを、4ビット分のEX−OR回路401〜404により比較し、一致したビット毎にハイレベルを出力する。全てのビットが一致すると、NAND回路405からローレベルの信号が出力される。
ラッチ回路700は、システムクロック2/fcに同期したタイミングで、NAND回路405からハイレベルが出力されている間ローレベルを維持し、全ビットが一致してNAND回路405からローレベルが出力されるとハイレベルに立ち上がるデータ取り込み信号を出力端子QNから出力する。
同時に、出力端子Qからは一致検出後にハイレベルからローレベルに立ち下がる信号が出力され、一致検出カウンタリセット回路600のフリップフロップ601のSD端子に与えられる。
フリップフロップ601は、ハイレベルの信号がSD端子に入力されている間は、QN端子からハイレベルの出力をインバータ602に与える。インバータ602は、このハイレベルの出力を反転してNAND回路NA603に与える。NAND回路603には、ローレベルに立ち下がっているリセット信号RESETが与えられており、ハイレベルが出力されて各フリップフロップ501〜504のCD端子に与えられる。この間は、フリップフロップ501〜504は時間の計測を行う。
カウンタ値が一致し、フリップフロップ601のSD端子に入力されている信号がローレベルになると、QN端子からローレベルが出力される。この結果フリップフロップ501〜504のCD端子にはローレベルが入力されて、全てのフリップフロップ501〜504がリセットされ、時間計測が停止される。
これにより、一致検出回路400において比較している、遅延時間測定カウンタ200からの遅延時間と一致検出カウンタ500からの時間測定値とが一致しなくなり、NAND回路405からの出力がローレベルからハイレベルに立ち上がる。これにより、フリップフロップ700の出力端子QNがローレベルに立ち下がる。よって、一致検出後に、QN端子からはハイレベルが1パルス出力されることになる。
データバッファ800は、取り込むべき入力データSIのビット数に対応した数を有し、直列に接続されたフリップフロップ801〜805と、インバータ811〜815とを有する。
フリップフロップ801〜805は、1パルスのデータ取り込み信号を与えられると、このタイミングに同期して入力データSIを受信して順次転送していき、それぞれ対応するビットを保持する。フリップフロップ801〜805に入力データSIの全ビットが保持されると、図示されていないCPU等から内部バス出力イネーブル信号がインバータ811〜815に与えられて、動作状態になる。フリップフロップ801〜805からの出力がインバータ811〜815を介して出力され、内部バス14を介して装置内部へ転送される。
この結果、図3に示されたように、転送クロックSCKが立ち上がった本来取り込むべきタイミングから、測定した遅延時間分だけ遅延した時点t3のタイミングで、入力データSIを取り込むこととなる。
次の入力データSIの取り込みに関し、転送クロックSCKが立ち下がると、一致検出カウンタリセット回路600から出力される一致カウンタリセット信号がハイレベルになる。この信号が一致検出カウンタ500のフリップフロップ501〜504のCD端子に入力されて、リセット状態が解除され、カウント動作が開始される。このカウント値が遅延時間と一致すると、一致検出回路400からローレベルの信号が出力されて、ラッチ回路700から1パルスのデータ取り込み信号が出力される。これ以降の動作は上述した通りであり、説明を省略する。
以上の動作を繰り返すことで、本実施の形態によれば、データ転送の遅延時間をハードウェアにより自動的に検出し、この遅延時間分入力データを取り込むタイミングを調整することで受信することができる。これにより、従来通信エラーが招いていたデータ転送の再送等によるコスト上昇を防止すると共に、データ転送の高速化に寄与することが可能である。
また、信号の遅延時間をハードウェアで自動的に検出してデータを取り込むタイミングを制御することにより、CPUやマイクロコンピュータ等の処理状態に関係なく受信動作を行うことができる。このため、通信制御用ソフトウェアによる受信タイミングの調整作業が不要であり、ソフトウェア開発を容易に行うことができる。
(3)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態によるデータ受信回路の概略構成を、図4のブロック図に示す。
本実施の形態は、時間計測回路21、データ取り込み信号出力回路22、遅延時間設定レジスタ23、データバッファ24、内部バス25を備えている。
内部バス25を介して、図示されていないCPU等から送られてきた遅延時間に関する設定値が遅延時間設定レジスタ23に与えられて保持される。
遅延時間設定レジスタ23は、保持した遅延時間に従い、入力データを本来取り込むべきタイミングからこの遅延時間だけ遅らせるための遅延信号を生成してデータ取り込み信号出力回路22に与える。
一方、時間計測回路21は、転送クロックSCK及びシステムクロックを与えられ、本来入力データSIを受信すべき転送クロックSCKが立ち上がった時点から時間の計測を開始し、時間計測値をデータ取り込み信号出力回路22に出力する。
データ取り込み信号出力回路22は、遅延信号に従って、転送クロックSCKが立ち上がった時点から、設定された遅延時間が経過した時点でデータを取り込むように、データ取り込み信号を生成してデータバッファ24に出力する。
データバッファ24は、データ取り込み信号を与えられたタイミングに従って入力データSIを受信し、内部バス25を介して装置内部へ転送する。
本実施の形態の詳細な回路構成の一例を図5に示し、この場合の駆動波形を図6のタイムチャートに示す。
ここで、図4に示されたデータ取り込み信号出力回路22は、図5における選択回路22、フリップフロップ1400及びラッチ回路1500を有する。
先ず、図6に示されたように、時点t10においてリセット信号/RESETがローレベルからハイレベルに立ち上がり、時間計測回路21、遅延時間設定レジスタ23、データバッファ24のリセット状態が解除される。
さらに、時点t11においてデータ転送動作状態モニタ信号がローレベルからハイレベルに立ち上がり、時間計測回路21に入力される。
時間計測回路21は、フリップフロップ1001、NAND回路1002及び1004、インバータ1003及び1005、フリップフロップ1011〜1014を含むカウンタ1010を有する。
フリップフロップ1001にハイレベルのデータ転送動作状態モニタ信号がデータ端子Dに入力され、ローレベルからハイレベルに立ち上がった転送クロックSCKがクロック端子CPに入力されると、ハイレベルの出力がNAND回路1002に与えられる。これにより、システムクロック2/fcがNAND回路1002、インバータ1003をスルーしてカウンタ1010に与えられる。
システムクロック2/fcは、1段目のフリップフロップ1011のクロック端子CRに入力される。
さらに、フリップフロップ1400の出力端子QNからはこの段階でハイレベルの出力がNAND回路1004に与えられる。NAND回路1004には、ハイレベルのリセット信号/RESET及びハイレベルの転送クロックSCKが入力されている。このため、インバータ1005を介してハイレベルの出力が全てのフリップフロップ1011〜1014のリセット端子CDに入力され、リセットが解除された状態にある。
この結果、カウンタ1010は転送クロックSCKの立ち上がりに同期して時間計測を開始し、4ビットのカウント値をセレクタ1301に出力する。
一方、遅延時間設定レジスタ23には、予め図示されていないCPU等から、内部バス25を介して2ビットのデータが遅延時間設定値として与えられる。時点t12において、1パルスの設定値取り込み信号がフリップフロップ1201及び1202のクロック端子Gに与えられると、この設定値をそれぞれ保持してセレクタ1301の入力端子S0、S1に出力する。
セレクタ1301の入力端子A0〜A3には、それぞれカウンタ1010のフリップフロップ1011〜1014から出力された4ビットのカウント値が入力される。
ここで、セレクタ1301に入力された2ビットの設定値は、4ビットのカウント値のいずれかが論理「0(ここではローレベルに対応する)」から論理1(ここではハイレベルに対応する)」に立ち上がった時点で、この論理「1」をスルー出力してラッチ回路1500に与える。
例えば、設定値が(0、0)の場合は最下位ビットのカウント値(入力端子A3)、設定値が(0、1)の場合は2番目のビットのカウント値(入力端子A2)を選択し、選択したカウント値が論理「1」に立ち上がるとこれを出力する。これにより、転送クロックSCKが立ち上がった時点から計測を開始した時間を選択することとなる。
セレクタ1301からハイレベルが出力されると、システムクロック2/fcに同期してラッチ回路1500の出力端子Qからハイレベルのデータ取り込み信号が出力されてデータバッファ8004に与えられる。同時に、出力端子QNからローレベルの信号がフリップフロップ1400のSD端子に入力され、出力端子QNからローレベルに立ち下がった遅延時間カウンタリセット信号が出力されて、NAND回路1004に与えられる。
NAND回路1004に、このローレベルの遅延時間カウンタリセット信号を与えられると、インバータ1005を介してローレベルの信号がフリップフロップ1011〜1014のリセット端子CDに与えられ、全てリセットされてカウント動作が停止する。これにより、全ビットが論理「0」のカウント値がセレクタ1300に与えられ、その出力がローレベルに立ち下がる。この出力をラッチ回路1500が与えられ、その結果データ取り込み信号は1パルスの波形を有することとなる。
データバッファ24は、取り込むべき入力データSIのビット数に対応した数のフリップフロップ1601〜1605と、インバータ1611〜1615とを有する。
フリップフロップ1601〜1605は、1パルスのデータ取り込み信号を与えられると、このタイミングに同期して入力データSIを受信して順次転送していき、それぞれ対応するビットを保持する。フリップフロップ1601〜1605に入力データSIの全ビットが保持されると、図示されていないCPU等から内部バス出力イネーブル信号がインバータ1611〜1615に与えられて、動作状態になる。フリップフロップ1601〜1605からの出力がインバータ1611〜1615を介して出力され、内部バス25を介して装置内部へ転送される。
これにより、図6に示されたように、転送クロックSCKが立ち上がった本来受信すべきタイミングから、予め設定した遅延時間分だけ遅延した時点t14のタイミングで入力データSIを受信することとなる。
次の入力データSIの受信に関し、フリップフロップ1001に入力される転送クロックSCKが、一旦立ち下がった後立ち上がると、ハイレベルの信号が出力されてNAND回路1002に与えられる。NAND回路1002及びインバータ1003により、システムクロック2/fcがスルーされてカウンタ1010に与えられる。また、転送クロックSCKが立ち上がることで、インバータ1005からカウンタ1010に与えられる信号がハイレベルになり、リセット状態が解除され、再びカウント動作が開始される。以降の動作は上述したとおりであり、説明を省略する。
以上の動作を繰り返すことで、本実施の形態によれば、予め設定した遅延時間に従い、データを受信すべきタイミングからこの遅延時間分だけ遅延させたタイミングで入力データを取り込むことにより、データに伝送遅延が生じた場合にも確実に受信することができる。これにより、通信エラーを抑制し、コストの増加を防止すると共にデータ転送の高速化を実現することができる。
また、本実施の形態は上記第1の実施の形態と相違し、データが到着するまでに要する遅延時間を測定するためのハードウェアを備える必要が無く、回路規模を縮小してよりコスト低減を図ることができる。
上述した実施の形態はいずれも一例であって、本発明を限定するものではない。例えば、上記第1、第2の実施の形態の具体例として図2、図5に示された回路構成は一例であり、本発明の技術的範囲を超えない範囲内で様々に変形することができる。
本発明の第1の実施の形態によるデータ受信回路の概略構成を示すブロック図。 同データ受信回路の詳細な構成を示す回路図。 同データ受信回路の各信号の動作波形を示すタイムチャート。 本発明の第2の実施の形態によるデータ受信回路の概略構成を示すブロック図。 同データ受信回路の詳細な構成を示す回路図。 同データ受信回路の各信号の動作波形を示すタイムチャート。
符号の説明
11 遅延時間検出回路
12 データ取り込み制御回路
13 データバッファ
14 内部バス
21 時間計測回路
22 データ取り込み信号出力回路
23 遅延時間設定レジスタ
24 データバッファ
25、1100、1700 内部バス
100 遅延時間測定制御回路
200 遅延時間測定カウンタ
300 一致検出カウンタ制御回路
400 一致検出回路
500 一致検出カウンタ
600 一致検出カウンタリセット回路
700 ラッチ回路
800 データバッファ
900 内部バス
1000 時間計測回路
1200 選択レジスタ
1300 データ取り込み信号出力回路
1600 データバッファ

Claims (5)

  1. 入力データと、前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックとを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから前記入力データが到着するまでに要した遅延時間を検出する遅延時間検出回路と、
    前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから、検出された前記遅延時間だけ遅延されたタイミングで、データ取り込み信号を出力するデータ取り込み制御回路と、
    前記データ取り込み信号を与えられたタイミングに従って、前記入力データを取り込むデータバッファと、
    を備えることを特徴とするデータ受信回路。
  2. 入力データを受信する際の遅延時間を設定される遅延時間設定レジスタと、
    前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから時間の計測を開始して時間計測値を出力する時間計測回路と、
    前記時間計測回路から出力された前記時間計測値と、前記レジスタに設定された前記遅延時間とを与えられ、前記時間計測値が前記遅延時間に到達した時点でデータ取り込み信号を出力するデータ取り込み信号出力回路と、
    前記データ取り込み信号を与えられたタイミングに従って、前記入力データをとりこむデータバッファと、
    を備えることを特徴とするデータ受信回路。
  3. 入力データと、前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックとを与えられるステップと、
    前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから、所望の時間が経過した後、前記入力データを取り込むステップと、
    を備えることを特徴とするデータ受信方法。
  4. 入力データと、前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックとを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから前記入力データが到着するまでに要した遅延時間を検出するステップと、
    前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから、検出した前記遅延時間だけ遅延されたタイミングで、データ取り込み信号を出力するステップと、
    前記データ取り込み信号が出力されたタイミングに従って、前記入力データを取り込むステップと、
    を備えることを特徴とするデータ受信方法。
  5. 入力データを受信する際の遅延時間を設定するステップと、
    前記入力データを受信すべきタイミングを規定する転送クロックを与えられ、前記転送クロックが規定する受信すべきタイミングから時間の計測を開始して時間計測値を出力するステップと、
    前記時間計測値と、前記遅延時間とを与えられ、前記時間計測値が前記遅延時間に到達した時点でデータ取り込み信号を出力するステップと、
    前記データ取り込み信号が出力されたタイミングに従って、前記入力データを取り込むステップと、
    を備えることを特徴とするデータ受信方法。
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