JP2005311184A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チャネルの特性を正確に制御することができる半導体装置の製造方法を得る。
【解決手段】 半導体基板11の表面に不純物を注入して拡散層14を形成する工程と、第1の熱処理により拡散層14を活性化させる工程と、拡散層14をエッチングしてトレンチ16を形成する工程と、トレンチ16内に半導体層17を形成する工程と、半導体層17上にゲート絶縁膜18を形成する工程と、ゲート絶縁膜18上にゲート電極19を形成する工程とを有する。
【選択図】 図2


Description

本発明は、トランジスタ等の半導体装置の製造方法に関し、特に、チャネルの特性を正確に制御することができる半導体装置の製造方法に関するものである。
MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)等の半導体装置において、処理スピードを速め、製造コストを減少させるために小型化が進んでいる。特に、ゲート長を数nm程度まで小型化するには、チャネルの特性を正確に制御する必要がある。このチャネルの特性が半導体装置の特性を決めるため、その制御は重要である。そして、チャネルの特性を制御するため様々な製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−49333号公報
しかし、従来の製造方法では、チャネル領域を形成した後に、拡散層の不純物注入及び熱処理を行うため、拡散層からチャネル領域へ不純物が拡散していた。従って、結晶性、不純物濃度及び不純物分布等のチャネル領域の特性、及び、チャネル領域と拡散層の接合の急峻性やサイズ等の接合形状が、元のバルク状態から変わってしまっていた。このため、チャネル特性が変わることを考慮したシミュレーションを予め行っておく必要があり、チャネルの特性を正確に制御することは困難であった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、チャネルの特性を正確に制御することができる半導体装置の製造方法を得るものである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面に不純物を注入して拡散層を形成する工程と、第1の熱処理により拡散層を活性化させる工程と、拡散層をエッチングしてトレンチを形成する工程と、トレンチ内に半導体層を形成する工程と、半導体層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、チャネルの特性を正確に制御することができる。
実施の形態1.
以下、図1〜図3を参照しながら、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、図1(a)に示すように、半導体基板であるSi基板11上に、熱酸化法によりSiO膜12を形成する。
次に、図1(b)に示すように、不純物を注入して、Si基板11表面から深い位置にディープチャネル13を形成する。ここで、P型トランジスタの場合は、不純物としてP,As,Sb等を用い、N型トランジスタの場合は、不純物としてB,Ga,In等を用いる。
次に、図1(c)に示すように、Si基板11の表面に不純物を注入して、拡散層であるSDE(Source Drain Extension)層14を形成する。ここで、P型トランジスタの場合は、不純物としてB,Ga,In等を用い、N型トランジスタの場合は、不純物としてP,As,Sb等を用いる。
その後、第1の熱処理として、1050℃程度で急速熱アニール(Rapid Thermal Annealing : RTA)を行って、ディープチャネル13及びSDE層14を活性化し、最終的な不純物プロファイルを得る。なお、ディープチャネル13は、SDE層14とSi基板11間の接合容量の低減をはかり、短チャネル効果を抑制するために設けている。
次に、図2(a)に示すように、SiO膜12上にSiN膜15を形成し、このSiN膜15をフォトリソグラフィでパターニングして、後にチャネル領域を形成する領域上に開口部を形成する。そして、このパターニングしたSiN膜15をマスクとして、SiO膜12及びSDE層14をディープチャネル13が露出するまでドライエッチングして、トレンチ16を形成する。
このトレンチ16の深さは、ゲート長が20〜50nmのMOSFETの場合、約10〜20nmである。また、ドライエッチングの代わりに、ウェットエッチングを用いることもできるが、ドライエッチングの方が、半導体層(後述)とSDE層14との接合形状を急峻にすることができるので好ましい。
次に、図2(b)に示すように、トレンチ16内に、第1の熱処理の温度よりも低い成長温度300℃程度で、SiN膜15上には結晶成長しないような選択エピタキシャル成長を用いて、Siからなる半導体層17を形成する。半導体層17の膜圧は数nmである。この半導体層17がチャネル領域となる。
次に、図2(c)に示すように、半導体層17上にゲート絶縁膜18を形成する。そして、ゲート絶縁膜18上にゲート電極19を形成する。ゲート電極の材料として、例えば、ポリシリコンや金属を用いることができる。
次に、図3(a)に示すように、SiN膜15及びSiO膜12を除去する。そして、図3(b)に示すように、ゲート電極19の側壁にスペーサー21を形成する。
次に、図3(c)に示すように、ゲート電極19及びスペーサー21をマスクとしてSi基板11の表面に不純物を注入してソース・ドレイン領域22を形成する。ここで、P型トランジスタの場合は、不純物としてB,Ga,In等を用い、N型トランジスタの場合は、不純物としてP,As,Sb等を用いる。
そして、第2の熱処理として、第1の熱処理の温度よりも低い800〜850℃で熱処理することにより、ソース・ドレイン領域22を活性化させる。その後、ソース・ドレイン領域22上にソース電極23、ドレイン電極24を形成する。
このように、拡散層であるディープチャネル13やSDE層14の不純物注入及び熱処理を行った後に、チャネル領域である半導体層17を形成することで、拡散層からチャネル領域への不純物の拡散を防ぐことができ、結晶性、不純物濃度及び不純物分布等のチャネル領域の特性、及び、チャネル領域と拡散層の接合の急峻性やサイズ等の接合形状を正確に制御することができる。即ち、本発明により、チャネルの特性を正確に制御することができる。これにより、例えば、チャネル長を正確に制御できるため、製造する半導体装置のスレッシュホールド電圧を均一に制御することができる。
また、選択エピタキシャル成長を用いることで、窒化膜上には結晶成長せず、トレンチ内に半導体層を選択的に形成することができる。
また、チャネル領域である半導体層を形成する前に行う第1の熱処理の温度を、半導体層を形成する際の成長温度や、ソース・ドレイン領域を活性化させる第2の熱処理の温度よりも高くしている。これにより、チャネル領域近傍の拡散層における不純物は、第1の熱処理により安定化し、半導体層の成長や、第2の熱処理ではほとんど拡散しないため、拡散層からチャネル領域への不純物の移動を抑制することができる。
なお、短チャネル効果を抑制するために、ディープチャネル13を形成する代わりに、ゲート電極19の形成後にイオン注入することで、SDE層14の下側にポケット層を形成してもよい。
実施の形態2.
以下、図4及び図5を参照しながら、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について説明する。図1〜3と同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する。
まず、図4(a)に示すように、半導体基板であるSi基板11上に、熱酸化法によりSiO膜12を形成する。そして、Si基板11の表面にGe原子を注入して、第1のSiGe層25を形成する。
次に、図4(b)に示すように、不純物を注入して、Si基板11表面から深い位置にディープチャネル13を形成する。
次に、図4(c)に示すように、Si基板11の表面に不純物を注入して、拡散層であるSDE層26を形成する。ここで、P型トランジスタの場合は、不純物としてB,Ga,In等を用い、N型トランジスタの場合は、不純物としてP,As,Sb等を用いる。
また、図4(a)に示す第1のSiGe層25は、図4(c)に示すSDE層26よりも同じか、又は深く形成されている。従って、SDE層26は、SiGeに不純物が注入された層となっている。
その後、第1の熱処理として、1050℃程度の急速熱アニールを行って、ディープチャネル13及びSDE層26を活性化し、最終的な不純物プロファイルを得る。
次に、図5(a)に示すように、SiO膜12上にSiN膜15を形成し、このSiN膜15をフォトリソグラフィでパターニングして、後にチャネル領域を形成する領域上に開口部を形成する。そして、このパターニングしたSiN膜15をマスクとして、SiO膜12及びSDE層26をディープチャネル13が露出するまでドライエッチングして、トレンチ16を形成する。
次に、図5(b)に示すように、トレンチ16内に、第1の熱処理の温度よりも低い成長温度300℃で、SiN膜15上には結晶成長しないような選択エピタキシャル成長を用いて、SiGeからなる半導体層27を形成する。半導体層27の膜圧は数nmである。この半導体層27がチャネル領域となる。
次に、図5(c)に示すように、半導体層27上にゲート絶縁膜18を形成する。そして、ゲート絶縁膜18上にゲート電極19を形成する。これ以降の工程は、実施の形態1に係る図3(a)〜(c)の工程と同様である。
これにより、実施の形態1と同様の効果を奏する他、SDE層26及び半導体層27をSiGeで形成するため、キャリアの移動度が高く、より高性能の半導体装置を製造することができる。なお、SDE層26と半導体層27は、同じSiGeから構成されるため、SDE層26と半導体層27の間にエネルギー障壁は存在しない。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法が、実施の形態2と異なる点は、第1のSiGe層25を形成する代わりに、Si基板11の表面にGe原子及びC原子を注入して、第1のSiGeC層を形成する点と、トレンチ16内に第2のSiGe層27を形成する代わりに、第2のSiGeC層を形成する点である。これら以外の点については、実施の形態2と同様である。
これにより、本実施の形態3に係る半導体装置の製造方法は、実施の形態2と同様の効果を奏する。
なお、SDE層14、26、半導体層17,27として、引っ張り歪み又は圧縮歪みが加えられた歪みSi層、歪みSiGe層、歪みSiGeC層を用いることもできる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(1)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(2)である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(3)である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(1)である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(2)である。
符号の説明
11 Si基板(半導体基板)
14,26 SDE層(拡散層)
15 SiN膜(窒化膜)
16 トレンチ
17,27 半導体層
18 ゲート絶縁膜
19 ゲート電極
21 スペーサー
22 ソース・ドレイン領域
25 第1のSiGe層
27 第2のSiGe層

Claims (6)

  1. 半導体基板の表面に不純物を注入して拡散層を形成する工程と、
    第1の熱処理により前記拡散層を活性化させる工程と、
    前記拡散層をエッチングしてトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に半導体層を形成する工程と、
    前記半導体層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板の表面に不純物を注入して拡散層を形成する工程と、
    第1の熱処理により前記拡散層を活性化させる工程と、
    前記半導体基板上に窒化膜を形成する工程と、
    前記窒化膜をパターニングする工程と、
    前記窒化膜をマスクとして前記拡散層をエッチングしてトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に半導体層を選択エピタキシャル成長により形成する工程と、
    前記半導体層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記窒化膜を除去する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記半導体層を形成する際の温度は、前記第1の熱処理の温度よりも低いことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記ゲート電極の側壁にスペーサーを形成する工程と、
    前記ゲート電極及び前記スペーサーをマスクとして、前記半導体基板の表面に不純物を注入してソース・ドレイン領域を形成する工程と、
    第2の熱処理により前記ソース・ドレイン領域を活性化させる工程とを更に有し、
    前記第2の熱処理の温度は、前記第1の熱処理の温度よりも低いことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. Si基板の表面にGe原子を注入して第1のSiGe層を形成する工程と、
    第1のSiGe層に不純物を注入して拡散層を形成する工程と、
    熱処理により前記拡散層を活性化させる工程と、
    前記拡散層をエッチングしてトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に第2のSiGe層を形成する工程と、
    前記第2のSiGe層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. Si基板の表面にGe原子及びC原子を注入して第1のSiGeC層を形成する工程と、
    第1のSiGeC層に不純物を注入して拡散層を形成する工程と、
    熱処理により前記拡散層を活性化させる工程と、
    前記拡散層をエッチングしてトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチ内に第2のSiGeC層を形成する工程と、
    前記第2のSiGeC層上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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