JP2005311062A - 積層型半導体装置及び半導体装置並びにこれらの製造方法、回路基板並びに電子機器 - Google Patents

積層型半導体装置及び半導体装置並びにこれらの製造方法、回路基板並びに電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の高い半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器を提供する。
【解決手段】積層型半導体装置1は、積層された複数の半導体基板10、30、62を有する。それぞれの半導体基板には貫通電極20、40が形成されてなる。複数の半導体基板は、第1の半導体基板10と、第1の半導体基板10に搭載された第2の半導体基板30とを含む。第1及び第2の半導体基板10,30には、それぞれ、導電部材50を介して対向して電気的に接続された第1及び第2の貫通電極20,40が形成されてなる。第1の半導体基板10における第2の半導体基板30と対向する面には凹部12が形成されてなる。第1の貫通電極20は、凹部12の底部を貫通するように、かつ、凹部12の内側面と非接触となるように形成されてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、積層型半導体装置及び半導体装置並びにこれらの製造方法、回路基板並びに電子機器に関する。
貫通電極を有する半導体基板を積層することが知られている。そして、積層された二つの半導体基板の貫通電極の端面同士を対向させて、導電部材を利用して電気的に接続することが知られている。このとき、導電部材によるショートを防止することができれば、電気的な信頼性の高い積層型半導体装置を提供することができる。
本発明の目的は、信頼性の高い半導体装置及び積層型半導体装置並びにこれらの製造方法、回路基板並びに電子機器を提供することにある。
特開平11−345933号公報
(1)本発明に係る積層型半導体装置は、積層された複数の半導体基板と、
それぞれの前記半導体基板に形成された貫通電極と、
を有し、
前記複数の半導体基板は、第1の半導体基板と、前記第1の半導体基板に搭載された第2の半導体基板とを含み、
前記第1及び第2の半導体基板には、それぞれ、導電部材を介して対向して電気的に接続された第1及び第2の貫通電極が形成されてなり、
前記第2の貫通電極は、前記第1の貫通電極の上方に配置されてなり、
前記第1の半導体基板における前記第2の半導体基板と対向する面には凹部が形成されてなり、
前記第1の貫通電極は、前記凹部の底部を貫通するように、かつ、前記凹部の内側面と非接触となるように形成されてなる。本発明によれば、第1の半導体基板には凹部が形成されてなり、第1の貫通電極が凹部の底部を貫通するように形成されてなる。そのため、第1及び第2の貫通電極を電気的に接続するための導電部材と第1の半導体基板との間で電気的なショートが発生しにくい、信頼性の高い積層型半導体装置を提供することができる。
(2)この積層型半導体装置において、
前記凹部の開口は、前記第2の貫通電極における前記第1の貫通電極と対向する面の外形よりも大きくてもよい。
(3)この積層型半導体装置において、
前記第2の半導体基板の前記第1の半導体基板と対向する面には、前記第2の貫通電極に貫通されたパッドが形成されてなり、
前記凹部の開口は、前記パッドの外形よりも大きくてもよい。
(4)本発明に係る半導体装置は、第1及び第2の面を有する半導体基板と、
前記半導体基板を貫通する貫通電極と、
を含み、
前記半導体基板の前記第1の面には凹部が形成されてなり、
前記貫通電極は、前記凹部の底部を貫通するように、かつ、前記凹部の内側面と非接触となるように形成されてなる。本発明によれば、積層に適した半導体装置を提供することができる。
(5)この半導体装置において、
前記凹部の開口は、前記貫通電極における前記半導体基板の前記第2の面側の先端面の外形よりも大きくてもよい。
(6)この半導体装置において、
前記半導体基板の前記第2の面には前記貫通電極に貫通されたパッドが形成されてなり、
前記凹部の開口は、前記パッドの外形よりも大きくてもよい。
(7)本発明に係る回路基板には、上記積層型半導体装置又は上記半導体装置が実装されてなる。
(8)本発明に係る電子機器は、上記積層型半導体装置又は上記半導体装置を有する。
(9)本発明に係る積層型半導体装置の製造方法は、第1の貫通電極を有する第1の半導体基板に、第2の貫通電極を有する第2の半導体基板を搭載して、導電部材を介して前記第1の貫通電極と前記第2の貫通電極とを対向させて電気的に接続することを含み、
前記第2の貫通電極を前記第1の貫通電極上に配置し、
前記第1の半導体基板における前記第2の半導体基板を向く面には凹部が形成されてなり、
前記第1の貫通電極は、前記凹部の底部を貫通するように、かつ、前記凹部の内壁面と非接触となるように形成されてなる。本発明によれば、第1及び第2の貫通電極を電気的に接続するための導電部材と第1の半導体基板との間で電気的なショートが発生しにくい、信頼性の高い積層型半導体装置を製造することができる。
(10)この積層型半導体装置の製造方法において、
前記凹部の開口は、前記第2の貫通電極における前記第1の貫通電極と対向する面の外形よりも大きくてもよい。
(11)この積層型半導体装置の製造方法において、
前記第2の半導体基板の前記第1の半導体基板と対向する面には、前記第2の貫通電極に貫通されたパッドが形成されてなり、
前記凹部の開口は、前記パッドの外形よりも大きくてもよい。
(12)本発明に係る半導体装置の製造方法は、第1及び第2の面を有する半導体基板に貫通電極を形成すること、及び、
前記半導体基板の前記第1の面に、前記貫通電極とオーバーラップする凹部を、前記貫通電極が前記凹部の内側面と非接触となるように形成する。本発明によれば、積層に適した半導体装置を製造することができる。
(13)この半導体装置の製造方法において、
前記凹部を、開口が前記貫通電極における前記半導体基板の前記第2の面側の先端面の外形よりも大きくなるように形成してもよい。
(14)この半導体装置の製造方法において、
前記半導体基板の前記第2の面にはパッドが形成されてなり、
前記貫通電極を、前記パッドを貫通するように形成し、
前記凹部を、開口が前記パッドの外形よりも大きくなるように形成してもよい。
以下、本発明を適用した実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1〜図2(B)は、本発明を適用した実施の形態に係る積層型半導体装置について説明するための図である。
本実施の形態に係る積層型半導体装置は、図1に示す、第1の半導体基板10を有する。第1の半導体基板10は、図1に示すように、チップ状の半導体基板であってもよい。あるいは、第1の半導体基板10は、ウエハ状の半導体基板であってもよい(図示せず)。第1の半導体基板10には、凹部12が形成されてなる。第1の半導体基板10における凹部12が形成された面を、第1の面14と称してもよい。第1の半導体基板10には、集積回路16が形成されていてもよい。集積回路16の内容は特に限定されないが、例えば、トランジスタ等の能動素子や、抵抗、コイル、コンデンサ等の受動素子を含んでいてもよい。第1の半導体基板10の一方の面には、パッド18が形成されていてもよい。パッド18は、集積回路16と電気的に接続されていてもよい。あるいは、集積回路16と電気的に接続されていないパッドを含めて、パッド18と称してもよい。図1に示すように、パッド18は、凹部12が形成された面(第1の面14)とは反対側の面(第2の面15)に形成されていてもよい。パッド18は、凹部12とオーバーラップするように配置されていてもよい。このとき、パッド18の外形は、凹部12の開口13よりも小さくなっていてもよい。言い換えると、凹部12の開口13は、パッド18の外形よりも大きくなっていてもよい。
図1に示すように、第1の半導体基板10には、第1の貫通電極20が形成されてなる。すなわち、本実施の形態に係る積層型半導体装置は、第1の半導体基板10を貫通する第1の貫通電極20を有するといえる。第1の貫通電極20は、凹部12の底部を貫通するように形成されてなる。そして、第1の貫通電極20は、凹部12の内側面と非接触となるように形成されてなる。このとき、第1の貫通電極20を、第1の半導体基板10の第2の面15側の先端面の外形が凹部12の開口13よりも大きくなるように形成してもよい。すなわち、凹部12の開口13は、第1の貫通電極20における第1の半導体基板10の第2の面15側の先端面の外形よりも大きくなっていてもよい。第1の貫通電極20は、パッド18と電気的に接続されるように形成されていてもよい。第1の貫通電極20は、図1に示すように、パッド18を貫通するように形成されていてもよい。ただし、これとは別に、第1の貫通電極20は、パッド18を避けて形成されていてもよい(図示せず)。なお、第1の半導体基板10及びこれを貫通する第1の貫通電極20をあわせて、半導体装置100と称してもよい。
本実施の形態に係る積層型半導体装置は、第2の半導体基板30を有する(図2(A)参照)。第2の半導体基板30は、第1の半導体基板10と同じ構造をなしていてもよい。例えば、第2の半導体基板30には凹部が形成されていてもよい。また、第2の半導体基板30には、パッド38が形成されていてもよい。そして、第2の半導体基板30には、第2の貫通電極40が形成されてなる(図2(A)参照)。
本実施の形態に係る積層型半導体装置では、第2の半導体基板30は、第1の半導体基板10に搭載されてなる(図2(A)及び図2(B)参照)。すなわち、本実施の形態に係る積層型半導体装置は、積層された複数の半導体基板を有すると言える。なお、図2(A)は、本実施の形態に係る積層型半導体装置の概略図であり、図2(B)は、図2(A)の一部拡大図である。そして、図2(A)及び図2(B)に示すように、第1及び第2の貫通電極20,40は、導電部材50を介して対向して電気的に接続されてなる。このとき、第2の貫通電極40が第1の貫通電極20の上方に配置される。そして、第1の半導体基板10における第2の半導体基板30と対向する面には凹部12が形成されてなる。すなわち、第1の半導体基板10の第1の面14は、第2の半導体基板30と対向していてもよい。言い換えると、第2の半導体基板30は、第1の半導体基板10に、第1の面14側から搭載されていてもよい。
本実施の形態に係る積層型半導体装置は、さらに、外部端子60を有してもよい。外部端子60は、マザーボード等に実装する際に利用される端子である。外部端子60は、配線基板65に設けられていてもよい。このとき、外部端子60は、配線基板65の第1の面66上に設けられていてもよい。そして、第1及び第2の半導体基板10,30は、配線基板65の第2の面67上に設けられていてもよい。このとき、第1の半導体基板10は、第2の半導体基板30よりも、配線基板65側に配置されていてもよい。言い換えると、第1の半導体基板10は、第2の半導体基板30よりも、外部端子60側に配置されると言える。また、第1の半導体基板10は、図2(A)に示すように、配線基板65に搭載されていてもよい。また、積層型半導体装置は、さらに、他の半導体基板62を有してもよい。他の半導体基板62は、第2の半導体基板30上に搭載されていてもよい。
本実施の形態に係る積層型半導体装置1は、以上のように構成されていてもよい。先に説明したように、第1の半導体基板10の第1の面14には凹部12が形成されてなる。そして、第1の貫通電極20は、凹部12の底部を貫通するように、かつ、凹部12の内側面と非接触となるように形成されてなる。そして、第1の貫通電極20上には第2の貫通電極40が配置され、両者は、導電部材50を介して対向して電気的に接続されてなる。このことから、積層型半導体装置が加熱されて導電部材50が軟化して流動した場合でも、導電部材50が第1の半導体基板10と接触しにくくなる。そのため、電気的な信頼性の高い積層型半導体装置を提供することができる。また、凹部12の開口13が、第2の貫通電極40における第1の貫通電極20と対向する面の外形よりも大きい場合(図2(B)参照)、第2の貫通電極40と第1の半導体基板10とが接触することを防止することができるため、積層型半導体装置の信頼性を高めることができる。また、凹部12の開口13は、パッド38の外形よりも大きくなっていてもよい。これにより、第1の半導体基板10とパッド38とが接触しにくくなるため、信頼性の高い積層型半導体装置を提供することができる。
以下、本発明を適用した実施の形態に係る積層型半導体装置の製造方法を説明する。図3(A)〜図5(B)は、本発明を適用した実施の形態に係る積層型半導体装置1の製造方法を説明するための図である。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、第1の半導体基板10を用意することを含んでいてもよい(図1参照)。第1の半導体基板10には、第1の貫通電極20が形成されてなる。第1の半導体基板10と第1の貫通電極20とをあわせて、半導体装置100と称してもよい。半導体装置100は、既に説明したいずれかの構成をなしていてもよい。半導体装置100を形成する方法は、特に限定されるものではない。以下、半導体装置100を形成する方法について説明する。はじめに、図3(A)に示すように、半導体基板70を用意する。半導体基板70は、図3(A)に示すように、半導体チップであってもよい。あるいは、半導体基板を、ウエハの状態で用意してもよい(図示せず)。半導体基板70は、集積回路72を有してもよい。半導体基板70は、パッド74を有してもよい。次に、図3(B)に示すように、半導体基板70に凹部76を形成する。凹部76は、半導体基板70のパッド74が形成された面から形成してもよい。このとき、凹部76を、図3(B)に示すように、パッド74を貫通するように形成してもよい。次に、図3(C)に示すように、電気的接続部80を形成する。電気的接続部80を、凹部76の内側に形成してもよい。凹部76に導電部材を充填して、電気的接続部80を形成してもよい。なお、電気的接続部80を形成する前に、凹部76の内壁面に絶縁層を形成してもよい(図示せず)。これにより、電気的接続部80と半導体基板70との電気的なショートを防止することができる。次に、図3(D)に示すように、半導体基板70の第1の面71から、電気的接続部80の先端面82を露出させる。このとき、半導体基板70のパッド74が形成された面とは反対側の面を、第1の面71と称してもよい。また、半導体基板70のパッド74が形成された面を、第2の面73と称してもよい。半導体基板70を、パッド74が形成された面とは反対側から薄くして、電気的接続部80の先端面82を露出させてもよい。以上の工程によって、半導体基板70に貫通電極を形成してもよい。このとき、電気的接続部80を、貫通電極81と称してもよい。その後、図4(A)及び図4(B)に示すように、半導体基板70の第1の面71に凹部90を形成する。凹部90は、貫通電極81とオーバーラップするように、かつ、貫通電極81が凹部90の内側面と非接触になるように形成する。凹部90を形成する方法は特に限定されるものではないが、例えば以下の方法で形成してもよい。はじめに、図4(A)に示すように、半導体基板70の第1の面71にパターニングされたマスク92を形成する。マスク92は、開口94を有するように形成してもよい。マスク92を形成する方法は特に限定されない。例えば、第1の面71の全面にマスクを形成し、その後、その一部を除去することによってパターニングされたマスク92を形成してもよい。このとき、マスク92を、開口94が貫通電極81とオーバーラップするように形成してもよい。また、マスク92の材料も特に限定されず、既に公知となっている材料のうち、採用するエッチング方法に適したいずれかの材料を利用してもよい。次に、半導体基板70をエッチングして、図4(B)に示すように第1の面71に凹部90を形成する。エッチングによって、半導体基板70におけるマスク92の開口94からの露出部を除去して、凹部90を形成してもよい。マスク92を、開口94が第1の貫通電極20とオーバーラップするように形成することで、凹部90を、貫通電極81が凹部90の底部を貫通するように形成してもよい。また、凹部90を、貫通電極81が凹部90の内側面と非接触となるように形成してもよい。このとき、凹部90を、その開口93が、貫通電極81における第2の面73側の先端面の外形よりも大きくなるように形成してもよい。あるいは、凹部90を、その開口93がパッド74の外形よりも大きくなるように形成してもよい。ただし、凹部90を、その開口が、貫通電極81における第2の面73側の先端面の外形と同じ、又は、その外形よりも小さくなるように形成してもよい(図示せず)。あるいは、凹部90を、その開口が、パッド74の外形と同じ、又は、その外形よりも小さくなるように形成してもよい(図示せず)。マスク92の開口94の大きさを調整することによって、凹部90(開口93)を、設計通りの大きさに形成してもよい。そして、マスク92を除去する工程等を経て、半導体装置100を形成してもよい(図1参照)。
本実施の形態に係る積層型半導体装置の製造方法は、図5(A)及び図5(B)に示すように、第1の半導体基板10に第2の半導体基板30を搭載して、導電部材50を介して第1の貫通電極20と第2の貫通電極40とを対向させて電気的に接続することを含む。本工程は、図5(A)に示すように、第2の貫通電極40を、第1の貫通電極20の上に配置する。すなわち、第1の半導体基板10上に第2の半導体基板30を配置することを含んでもよい。このとき、第1の半導体基板10における凹部12が形成された面(第1の面14)を、第2の半導体基板30と対向させてもよい。言い換えると、第1の半導体基板10における第2の半導体基板30を向く面には、凹部12が形成されていると言える。また、図5(A)に示すように、第2の貫通電極40に導電材料55を設けておいてもよい。そして、図5(B)に示すように、第1及び第2の半導体基板10,30を近づけて、第1の貫通電極20と第2の貫通電極40とを電気的に接続してもよい。第1の貫通電極20の先端部を導電材料55に埋め込んで、第1及び第2の貫通電極20,40を電気的に接続する導電部材50を形成してもよい。先に説明したように、第1の半導体基板10の第1の面14には、凹部12が形成されている。そして、第1の貫通電極20は、凹部12の底部を貫通するように、かつ、凹部12の内側面と非接触となるように形成されてなる。そのため、第1の半導体基板10に第2の半導体基板30を搭載する際に、導電材料55が流動した場合でも、導電材料55と第1の半導体基板10とが接触しにくくなる。そのため、導電材料55の量を厳密に調整することなく積層型半導体装置を製造することが可能となり、積層型半導体装置を効率よく製造することができる。つまり、半導体装置100によって、積層型半導体装置を効率よく製造することが可能となる。すなわち、半導体装置100は、積層型の半導体装置を形成するために適した構造をなしていると言える。
そして、第2の半導体基板30に他の半導体基板62を搭載する工程や、積層された半導体基板を配線基板65に搭載する工程や、外部端子60を形成する工程を経て、積層型半導体装置1を形成してもよい(図2(A)参照)。そして、図6には、積層型半導体装置1が実装された回路基板1000を示す。また、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置、あるいは積層型半導体装置を有する電子機器として、図7にはノート型パーソナルコンピュータ2000を、図8には携帯電話3000を、それぞれ示す。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置を説明するための図である。 図2(A)及び図2(B)は、本発明を適用した実施の形態に係る積層型半導体装置を説明するための図である。 図3(A)〜図3(D)は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図4(A)及び図4(B)は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図5(A)及び図5(B)は、本発明を適用した実施の形態に係る積層型半導体装置の製造方法を説明するための図である。 図6は、本発明を適用した実施の形態に係る積層型半導体装置が実装された回路基板を示す図である。 図7は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置を有する電子機器を示す図である。 図8は、本発明を適用した実施の形態に係る半導体装置を有する電子機器を示す図である。
符号の説明
10 第1の半導体基板、 12 凹部、 13 開口、 14 第1の面、 15 第2の面、 18 パッド、 20 第1の貫通電極、 30 第2の半導体基板、 38 パッド、 40 第2の貫通電極、 50 導電部材

Claims (14)

  1. 積層された複数の半導体基板と、
    それぞれの前記半導体基板に形成された貫通電極と、
    を有し、
    前記複数の半導体基板は、第1の半導体基板と、前記第1の半導体基板に搭載された第2の半導体基板とを含み、
    前記第1及び第2の半導体基板には、それぞれ、導電部材を介して対向して電気的に接続された第1及び第2の貫通電極が形成されてなり、
    前記第2の貫通電極は、前記第1の貫通電極の上方に配置されてなり、
    前記第1の半導体基板における前記第2の半導体基板と対向する面には凹部が形成されてなり、
    前記第1の貫通電極は、前記凹部の底部を貫通するように、かつ、前記凹部の内側面と非接触となるように形成されてなる積層型半導体装置。
  2. 請求項1記載の積層型半導体装置において、
    前記凹部の開口は、前記第2の貫通電極における前記第1の貫通電極と対向する面の外形よりも大きい積層型半導体装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の積層型半導体装置において、
    前記第2の半導体基板における前記第1の半導体基板と対向する面には、前記第2の貫通電極に貫通されたパッドが形成されてなり、
    前記凹部の開口は、前記パッドの外形よりも大きい積層型半導体装置。
  4. 第1及び第2の面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板を貫通する貫通電極と、
    を含み、
    前記半導体基板の前記第1の面には凹部が形成されてなり、
    前記貫通電極は、前記凹部の底部を貫通するように、かつ、前記凹部の内側面と非接触となるように形成されてなる半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記凹部の開口は、前記貫通電極における前記半導体基板の前記第2の面側の先端面の外形よりも大きい半導体装置。
  6. 請求項4又は請求項5記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の前記第2の面には前記貫通電極に貫通されたパッドが形成されてなり、
    前記凹部の開口は、前記パッドの外形よりも大きい半導体装置。
  7. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の積層型半導体装置又は請求項4から請求項6のいずれかに記載の半導体装置が実装された回路基板。
  8. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の積層型半導体装置又は請求項4から請求項6のいずれかに記載の半導体装置を有する電子機器。
  9. 第1の貫通電極を有する第1の半導体基板に、第2の貫通電極を有する第2の半導体基板を搭載して、導電部材を介して前記第1の貫通電極と前記第2の貫通電極とを対向させて電気的に接続することを含み、
    前記第2の貫通電極を前記第1の貫通電極上に配置し、
    前記第1の半導体基板における前記第2の半導体基板を向く面には凹部が形成されてなり、
    前記第1の貫通電極は、前記凹部の底部を貫通するように、かつ、前記凹部の内側面と非接触となるように形成されてなる積層型半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9記載の積層型半導体装置の製造方法において、
    前記凹部の開口は、前記第2の貫通電極における前記第1の貫通電極と対向する面の外形よりも大きい積層型半導体装置の製造方法。
  11. 請求項9又は請求項10記載の積層型半導体装置の製造方法において、
    前記第2の半導体基板における前記第1の半導体基板と対向する面には、前記第2の貫通電極に貫通されたパッドが形成されてなり、
    前記凹部の開口は、前記パッドの外形よりも大きい積層型半導体装置の製造方法。
  12. 第1及び第2の面を有する半導体基板に貫通電極を形成すること、及び、
    前記半導体基板の前記第1の面に、前記貫通電極とオーバーラップする凹部を、前記貫通電極が前記凹部の内側面と非接触となるように形成することを含む半導体装置の製造方法。
  13. 請求項12記載の半導体装置の製造方法において、
    前記凹部を、開口が前記貫通電極における前記半導体基板の前記第2の面側の先端面の外形よりも大きくなるように形成する半導体装置の製造方法。
  14. 請求項12又は請求項13記載の半導体装置の製造方法において、
    前記半導体基板の前記第2の面にはパッドが形成されてなり、
    前記貫通電極を、前記パッドを貫通するように形成し、
    前記凹部を、開口が前記パッドの外形よりも大きくなるように形成する半導体装置の製造方法。
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