JP2005309541A - 座席報知装置、座席および座席報知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 座席番号が記憶されたRFIDを内蔵するチケットを読み取ることで、指定された座席番号の座席レイアウトを表示可能とする。
【解決手段】 座席番号等のチケット情報が記憶されたRFIDを内蔵したチケットを、座席報知装置にかざすことで、座席番号と対応した座席の位置が第1の座席報知手段に表示される。また、座席報知装置と座席を接続し、この座席に点灯・点滅可能な第2の座席報知手段を設けることで、座席報知装置で読み取られた座席番号と対応する第2の座席報知手段も表示可能に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線タグを内蔵したチケットを利用した座席報知装置、座席および座席報知システムに関する。
従来、コンサートの公演・スポーツ観戦等の入場券(以下「チケット」と呼ぶ)には、一般的に、興業名、チケット番号、チケット価格、公演日(チケット使用日)、公演時間(使用可能時間)、座席種類、座席番号などといった種々の情報(以下「チケット情報」と呼ぶ)が印刷されており、本券部分と半券部分とがミシン目で分離可能に形成されている。
このようなチケットを購入した利用者(以下「観客」と呼ぶ)は、公演日におのおのがコンサート会場や競技場等の興業場所へ行き、各会場の入場口で待機する係員にチケットを渡す。係員は、渡されたチケットに記載された公演日や公演時間等のチェックを行なうと、半券を切ったのち、本券チケットを観客に返す。観客は、返された本券チケットを持って場内へ入り、観客は前記本券チケットに記載された座席番号を探して、指定された座席に座り公演を観る。
チケットの半券部分に無線タグ(Radio Frequency ID、以下「RFID」と呼ぶ)を保持することで、RFIDにチケットの固有データを記憶しておき、文字などで視覚による認識・判定が容易にでき、偽造チケットの利用を防止することが考えられている(たとえば、特許文献1)。
特開2000−326672公報
このように、観客は自らがチケットに記入された座席番号をもとに指定された座席を探して座席にたどり着くようにしている。このような場合、会場内を熟知している観客はすぐに指定された番号の座席までたどりつけるが、慣れない観客は指定された座席にたどりつくまで時間がかかる。観客の中には公演が始まってもまだ座席を探すことで周りの観客にも迷惑がかかることがある。
コンサート等を主催するイベント会社や会場関係者は、誘導係員等を雇い、観客が速やかに指定された座席まで行けるように、ホール入場口に配置された誘導係員により指定された座席まで案内するサービスを行っている。このような誘導係員に座席位置を案内してもらうようなサービスは頻繁に行なわれ、観客数の多い公演になるほど、座席までの案内を希望する観客も多くなり、それに応じるために多くの人員を配置しなければならず、誘導係員を雇うための人件費が嵩むという課題があった。
また、開演時間が過ぎて入場した場合、場内が暗くなってしまい、チケットに記載されている座席番号を肉眼で確認するのは困難であることから、開演後は誘導係員により指定された座席まで誘導してもらうことが多い。しかし、場内が暗いため誘導係員もチケットに記載された座席番号を見るためには保持している懐中電灯等によりチケットを照らして座席番号を確認し、通路や列番号などを懐中電灯で照らし座席番号から観客を誘導しなければならない。また、誘導係員もチケットの座席番号を見間違えてしまうことにより、異なる座席に観客を誘導してしまうことも稀にある。
本発明は、座席番号を含むチケット情報を記憶した記憶部を有する無線タグを内蔵したチケットの前記チケット情報を読み取り可能な読み取り手段と、座席番号に対応した座席を記憶した座席管理手段と、前記読み取り手段により読み取られた前記座席番号と対応した座席の位置を特定して報知する座席報知手段とを備える座席報知装置、座席および座席報知システムを提供しようとするものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、観客の座席による間違いや誘導係員の案内間違いを防止する座席報知装置、座席および座席報知システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。はじめに、請求項1乃至3に対応した第1の実施の形態について図1乃至図6を用いて説明する。図1は、この発明の実施例に係る座席報知手段としての座席報知装置1と、チケット2を示すブロック図である。前記座席報知装置1にはCPU3にRAM4とROM5が形成されている。前記チケット2に取り付けられた無線タグ6(以下「RFID6」と呼ぶ)は、チケット情報7を記憶する記憶部としてのデータ記憶部8と、電力発生用コイル9と、前記チケット情報7に応じた信号波によって変調された搬送波(被変調波)を送信する送信アンテナ10とを有している。
前記座席報知装置1のCPU3にはチケット2に取付けられたRFID6の電力発生コイル9に向けて電波を送信するための送信部11、前記チケット2の前記送信アンテナ10から送信された被変調波を受信するための読み取り手段としての受信部12、表示コントローラ13を介した座席報知手段としての表示部14、および印字コントローラ15を介したプリンタ等の印字出力手段としての印字部16、時間を計時するためのタイマー17、会場内の座席番号と対応した座席を示す座席レイアウト等の座席管理手段としての座席情報管理部18とがバスライン19を介して接続されている。
図2は、RFID6が取り付けられたチケット2であり、このチケット2は、利用者が保持する本券部分2aと、入場口で係員により切り離される半券部分2bとからなり、それぞれがミシン目20により分離可能に形成されている。前記チケット2には、公演日7a(平成15年11月9日)、チケット番号(図示せず)、チケット価格(1万円)、開場時間(18時)、開演時間7b(18時30分)、座席種類(SS席)、座席番号7c(1階2列45番)などのチケット情報7が印字されている。なお、前記RFID6は本券部分2aの右端部に貼り付けられている。
次に図3および図4は、本願発明の座席報知装置1の外観図を示したものであり、前記座席報知装置1には、前記チケット2内の送信アンテナ10から送信されたチケット情報7を読み取るための読み取り手段である読み取り部21と、会場内の座席番号と対応した座席を示す座席レイアウト等の座席情報を表示する表示部14(座席報知手段)、および表示された座席を印字したい場合に印字出力を行なう印字ボタン22(印字出力手段)とから構成されている。なお、23は、座席の位置が印字された用紙P(図5参照)が出力される排出口である。また、この排出口23から排出された用紙Pには前記座席の位置を示す座席レイアウトと、前記座席報知装置1を設置している会館の次回公演等の情報P1が印字されている。
次に座席報知装置5によるチケット2の読み取りと、読み取られた座席番号7cと対応する座席の表示について図6のフローチャートを用いて説明する。座席報知装置5の読み取り部21によりRFID6内のチケット情報7の読み取りが行なわれると(ステップ1)、チケット情報7中における公演日7aと公演時間7bとのデータが座席情報管理部18に記憶される。そして、この座席情報管理部18に記憶されているチケット情報7と同じ公演日7aと公演時間7bであるか否かを判断(ステップ2)し、同じ場合には(ステップ2の「Y」=Yes)図4に示すように読み取られた座席番号7cに基づく座席のレイアウト表示(ステップ3)が行なわれる。それと同時に表示時間を管理するタイマー17の計時が始まる(ステップ4)。一方、チケット情報7のデータが存在しない場合には(ステップ2の「N」=No)エラーとなり、入口での入場係員が誤って観客を入場させてしまった(公演日が同一でも、昼・夜2回公演など)と判断し係員への呼び出し処理が行なわれる。
表示部14で表示された座席レイアウトを観客が印字出力して座席までより確実にたどり着きたい場合は、印字ボタン22を押下(ステップ5)することで、前記印字部16により座席レイアウトが用紙に印字され、排出口23より出力される。その後タイマー17の計時が終了(ステップ7)すると座席レイアウト画面は図3の初期画面に戻り処理を終了し、次の観客のRFID6の読み取りに備える。
このような構成において、まず、座席報知装置1によるRFID6を内蔵したチケット2の読み取りについて説明する。全てのチケット2にはREID6が付けられている。観客は、会場入口にいる入場係員にチケット2を渡す。入場係員は、チケット2に印字された公演日7a、公演場所、開演時間7b等のチケット情報7を見て正規のチケット2であることが確認されると、半券部分2bをミシン目20から切り取り、RFID6が取り付けられている本券部分2a側を観客に返す。観客は戻された本券部分2aに記載された座席番号7cの座席を探して各自が指定された座席に座るという行動を取る。
観客の中では指定された座席を探す動作が煩雑や困難な場合は、会場内(ホール内)入口付近に設置された図3に示す座席報知装置1の読み取り部21に半券部分2bが切り取られたチケット2のRFID6をかざす。すると、送信部11から送信されている電波による電磁誘導によって電力発生コイル9に誘導起電力が生じ、電流が流れる。これによりデータ記憶部8が作動し、データ記憶部8に記憶されているチケット情報7が信号波に変えられ、その信号波により変調された搬送波が送信アンテナ10から送信される。送信された被変調波は受信部12で受信され、チケット情報7に応じた信号波が取り出されることによって座席番号7cの読み取りが行なわれる。
この座席番号7cの情報により前記座席情報管理部18に記憶されている会場の座席番号周辺のレイアウトが表示部14に表示される。具体的には図4に示すように、座席報知装置1の表示部14に、RFID6に記憶されているチケット情報7内の座席番号7dと対応する座席がレイアウト表示(図面では斜線で表示)され、観客は速やかに自分が指定されている座席にたどりつくことができる。また、前記表示部14に表示された座席レイアウトを出力したい場合は、印字ボタン22を押下することにより、図5に示すように座席レイアウトが印字された用紙Pが前記排出口23より出力される。
このように本実施の形態によれば、観客がチケット2に記載された座席番号7cの座席位置が分からない場合は、RFID1が内蔵されたチケット2を座席報知装置5の読み取り部21へかざすことで、表示部14に前記座席番号4dと対応する座席レイアウトが表示される。したがって、誘導係員がいなくても観客自らが指定された座席を探してたどり着くことができる。
さらに、観客は座席報知装置5の印字ボタン22を押すことにより、座席レイアウトが用紙Pに印字出力されることで、その出力された用紙Pを見ながら座席にたどり着くこともでき、観客はこの用紙Pが公演の来場記念にもなる。なお、この用紙Pには、会場の公演案内や公演を行なうアーティストの情報などを印刷して発行することでコマーシャル効果を与えるができる。
また、本提案では、タイマー17により座席レイアウトが初期画面に戻る処理としたが、次の観客によるRFID1の読み取りが行なわれると、前の観客の座席レイアウト表示は終了されたり、タイマーの計時終了ではなく、印字ボタンが押下されることで現在表示されていた観客の座席レイアウト表示を終了させることができる。
次に前記第1の実施の形態の変形例として、図7に示すように誘導係員に携帯端末等のハンディーターミナル24を携帯させる。このようなハンディーターミナル24を携帯させることで、既に開演時間を過ぎてしまい、場内が暗いことから自分では指定された座席にたどり着くことが困難であるときには、チケット2のRFID6を読み取り部25から読み取ることで表示部26に指定座席が表示させる。こうすることで、チケット2に記載された座席番号7cの係員の見間違いによる指定座席への案内ミスを防止することができる。なお、このハンディーターミナル24にも印字出力手段を設けることで座席レイアウトを印字出力可能にすることは言うまでもない。
次に、請求項4乃至8に対応した第2の実施の形態について図8乃至図10を用いて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
本実施例の形態における座席報知システム30および座席31の構成は、図8に示すように、この発明の実施例に係るに座席報知装置1Aおよび座席31の全体構成を示すブロック図であり、座席報知装置1Aと会場内に複数存在する座席31とが回線32で接続されている。前記座席報知装置1Aには第1の座席報知手段としての表示部14(第1の実施例参照)を備えている。また、前記複数存在する座席31は、座席番号を表示する表示プレート状の第2の座報知手段としての座席番号表示部33が設けられいる。この座席番号表示部33は、図9の外観図のように、座席31の背もたれ部分34の上部35中央に位置し、点灯・点滅・消灯可能なランプが内部に設けられている。
次に座席報知装置1Aと座席31との接続による座席報知システム30について図10のフローチャートを用いて説明する。座席報知装置1Aの読み取り部25によりRFID6内のチケット情報7の読み取りが行なわれると(ステップ21)、チケット情報7中における公演日7aと公演時間7bとのデータが座席情報管理部18に記憶される。そして、この座席情報管理部18に記憶されているチケット情報7と同じ公演日7aと公演時間7bであるか否かを判断(ステップ22)し、同じ場合には(ステップ22の「Y」=Yes)図5に示すように読み取られた座席番号7cに基づくレイアウト表示(ステップ23)が行なわれ、それと同時に表示時間を管理するタイマー17の計時(例えば3分間)が始まる(ステップ24)。一方、入口での入場係員のチェックミス(公演日が同一でも、昼・夜2回公演など)によりデータが存在しない場合には(ステップ22の「N」=No)エラーとなり、係員への呼び出し処理が行なわれる。
前記タイマー17の計時開始後に、前記座席31では座席番号表示部33が点滅で表示される(ステップ25)。これにより、前記座席報知装置1Aから歩いて座席31の場所へ行く際に、点滅した座席番号表示部33により遠くから見ても自分の指定した座席31ということが把握できる。この点滅表示は前記タイマー17の計時が終了するまで繰り返され、前記タイマー17で設定した時間を過ぎると(ステップ26)、前記座席番号表示部33は点滅から消灯される。
このような構成において、観客は、会場のホール内へ入り、チケット2に記載された座席番号7cに基づいて座席31を自ら探す。座席31が分からない場合は、図3に示す座席報知装置1Aの読み取り部21へチケット2をかざすと、RFID6のチケット情報7により座席番号管理部18を介して座席報知装置1Aに指定座席が表示(図4参照)されるとともに、座席31の座席番号表示部33が点滅表示する。この座席報知装置1Aの表示により観客の座る座席位置が分かり、観客はその座席へ向かう。
前記座席31は、座席報知装置1Aで読み取りが行なわれると座席番号表示部33が点滅表示されており、この点滅表示は、表示コントローラ13のタイマー17で時間を計時(例えば3分間)している。観客は指定されている座席31の座席番号表示部33が点滅していることから自分の座席31の場所が速やか把握することができる。なお、タイマー17の計時が終了すると座席番号表示部33の点滅は消灯される。
このように本実施の形態によれば、RFID6を内蔵したチケット2を座席報知装置5の読み取り部21へかざすことで、座席レイアウトが表示部14へ表示されるとともに、座席40に設置された座席番号表示部42が点滅表示される。したがって、観客は点滅された座席番号表示部42をたよりにチケット2に記載された座席番号4dの座席40へ速やかにたどり着くことができる。なお、本実施例においても、座席レイアウトを印字出力する処理を設けることは言うまでもない。
次に、請求項7の第2の読み取り手段に対応した第3の実施の形態について図11乃至図12を用いて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図11は、この発明の実施例に係る第1の座席報知手段としての座席報知装置1B、座席40を有する座席報知システム41の全体構成を示すブロック図であり、前述した図7に示すように座席報知装置1Bと座席40とが回線32により接続されている。
この第3の実施の形態での座席40は、座席番号を表示する第2の座席報知手段としての座席番号表示部42、チケット2に内蔵されたRFID6へ電波を送信する座席送信部43と、RFID6からの読み取り信号を受信する座席受信部44が設けられており、この座席受信部44は図9に示す第2の読み取り手段としての座席番号読み取り部45を成している。また、このような座席番号表示部42は、座席40全てに設けられており、この実施例では読み取りが何もされていない状態として消灯状態となっている。
次に座席報知装置1Bと座席40との接続による座席報知システム41について図12のフローチャートを用いて説明する。座席報知装置1Bの読み取り部21によりRFID6内のチケット情報7の読み取りが行なわれると(ステップ31)、チケット情報7中における公演日7aと公演時間7bとのデータが座席情報管理部18に記憶される。そして、この座席情報管理部18に記憶されているチケット情報7と同じ公演日7aと公演時間7cであるか否かを判断(ステップ32)し、同じ場合には(ステップ32の「Y」=Yes)図5に示すように読み取られた座席番号7cに基づくレイアウト表示(ステップ33)が行なわれ、それと同時に表示時間を管理するタイマー17の計時(例えば3分間)が始まる(ステップ34)。一方、チケット情報7が存在しない場合には(ステップ32の「N」=No)エラーとなり、係員への呼び出し処理などが行なわれる。
ステップ35では、前記座席40の座席番号表示部42が点滅表示される。これにより、前記座席報知装置1Bから歩いて座席40の場所へ行く際に、点滅した座席番号表示部42により遠くから見ても観客の指定した座席40ということが把握できる。観客が座席40に着くと、前記座席番号読み取り部45により、RFID6の読み取りが行なわれるか否かの判断がされる(ステップ36)。座席番号読み取り部45がRFID6に記憶されている座席番号7cの読み取りが正常に行なわれている場合(ステップ36の「Y」=Yes)、前記座席番号表示部42が消灯状態になる(ステップ37)。また、前記ステップ36で「N」=Noの場合でも、前記タイマー17の計時終了(ステップ38)によりステップ37の消灯状態となり処理を終了する。なお、前記ステップ35が座席報知制御手段に相当し、前記ステップ37が座席消灯手段に相当する。
このような構成において、観客は、会場のホール内へ入り、チケット2に記載された座席番号7cに基づいて座席40を自ら探す。座席40が分からない場合は、図3に示す座席報知装置1Bの読み取り部21へチケット2をかざすと、RFID6のチケット情報7により座席情報管理部18を介して座席報知装置1Bに指定座席が表示(図4参照)されるとともに、座席40の座席番号表示部42が点滅表示する。この座席報知装置1Bの表示により観客の座る座席位置が分かり、観客はその座席40へ向かう。
前記座席40は、座席報知装置1Bで読み取りが行なわれると座席番号表示部42が点滅表示されており、この点滅表示は、表示コントローラ13のタイマー17で時間を計時(例えば2分)している。観客が指定されている座席40に着くと、チケット2のRFID6からの送信アンテナ10と、座席番号表示部42の座席受信部44および座席送信部43の起動によりRFID6が読み取りが行なわれる。その読み取りが終了すると、座席番号表示部42は点滅状態から消灯状態となる(座席消灯手段)。
このように本実施の形態によれば、RFID6が内蔵されたチケット2を座席報知装置1Bの読み取り部21へかざすことにより、表示部14に座席レイアウトが表示されるとともに座席40の座席番号表示部42が点滅表示される。観客はこの点滅された座席番号表示部42をたよりに指定された座席40へ速やかにたどり着くことができる。点滅された座席番号表示部42はチケット2に内蔵されたRFID6のチケット情報7を検知すると点滅から消灯に切り換る。
なお、本実施例では、通常、座席番号表示部は消灯状態であり、RFIDの読み取りがあると点滅および点灯を行なうが、常時点灯状態とし、RFIDの読み取りが行なわれると点滅および消灯を行なう処理も可能であることは言うまでもない。さらに、本実施の形態では、座席番号読み取り部45は、座席番号表示部42と隣合う背もたれ部分34に設けたが、座席40の肘掛部分(図示せず)に設けることでRFID6を読み取るようにしてもよい。
次に、請求項8の座席報知色切替手段に対応した第4の実施の形態について図13乃至図15を用いて説明する。なお、前述した第2および第3の実施の形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図13は、RAM4内に設けられた座席報知発色切替手段としての座席表示色メモリ50である。この座席表示色メモリ50は、フラグ51(1から4まで)毎に4色(赤、青、黄、緑)の表示色記憶部52と表示メッセージ記憶部53とが設定されている。つまり、顧客が座席報知装置1からチケット2の読み取りが行なわれると、一番先に読み取られた観客の座席番号表示部42の表示は赤色、2番目に読み取られた観客の座席番号表示部42の表示は青色、3番目に読み取られた観客の座席番号表示部42の表示は黄色、4番目に読み取られた観客の座席番号表示部42の表示は緑色に点滅可能にするように記憶され、前記表示メッセージ記憶部53のメッセージは前記フラグ51と対応し、座席報知装置1の表示部14のメッセージ表示部14a(図14参照)に表示される。
次に図15のフローチャートを用いて説明する。座席報知装置1Bの読み取り部21によりRFID6内のチケット情報7の読み取りが行なわれると(ステップ41)、ステップ42で現在フラグ51の数に1を加える。このフラグ51の合計が1の場合(ステップ43)は、前記座席番号表示部42が赤色に点滅(ステップ44)する。また前記フラグ51の合計が2の場合(ステップ45)は、前記座席番号表示部42が青色に点滅(ステップ46)する。前記フラグ51の合計が3の場合(ステップ47)は、前記座席番号表示部42が黄色に点滅(ステップ48)し、前記フラグ51の合計が4の場合(ステップ49)、前記座席番号表示部42が緑色に点滅(ステップ50)する。その後フラグ4を0にクリアする(ステップ51)処理が行なわれる。このクリア処理は次の観客は最初の赤色の点滅状態に備える処理である。なお、前記ステップ42乃至ステップ50が座席報知発色切替手段に相当する。
このような点滅表示の処理は、ステップ51の座席40の座席番号読み取り部45の読み取りが行なわれるまで繰り返され、ステップ52で現在のフラグ番号を記憶して前記座席番号表示部42の点滅表示を消灯させる。前記ステップ52でフラグの合計が4の場合は、0にクリアし、次の観客の入力に備える処理を行なう。ステップ49で該当フラグが無い場合はエラー処理となる。
このような構成において、観客は、会場のホール内へ入り、チケット2に記載された座席番号7cに基づいて座席40を自ら探す。座席40が分からない場合は、図14に示す座席報知装置1Bの読み取り部21へチケット2をかざすと、RFID6のチケット情報7により座席情報管理部18を介して座席報知装置1bに座席レイアウトが表示されるとともに、座席40の座席番号表示部42が点滅表示する。
この点滅表示は、先ず、最初の観客のチケット2の読み取りが行なわれると、最初の観客の座席の座席番号表示部42は赤色で点滅表示され、2番目の観客のチケット2の読み取りが行なわれると青色で点滅表示され、3番目の観客のチケット2の読み取りが行なわれると黄色で点滅表示され、4番目の観客のチケット2の読み取りが行なわれると緑色で点滅表示される。このようにチケット2の読み取りにより赤→青→黄→緑の順番で座席番号表示部42の点滅表示色が繰り返される。
このように座席40は、座席報知装置1Bで読み取りが行なわれると座席番号表示部42が入力順序によりそれぞれ異なる点滅色で表示され、この点滅表示は、前記座製受信部44がRFID6の読み取りが行なわれるまで繰り返され、読み取りが行なわれると点滅表示は終了するようにしている。座席報知装置1Bのメッセージ表示部14aに、表示メッセージ記憶部53に記憶されている「お客様の座席番号は青色に点滅しています。」が表示され、観客は遠くから青色に点滅している座席40の座席番号表示部42を確認できる。
このように本実施の形態によれば、RFID6を内蔵したチケット2を座席報知装置1Bの読み取り部21へかざすことにより座席40の位置を表示部14へ表示するとともに、前記表示部14のメッセージ表示部14aに観客の入力順により座席番号表示部42の色が変更して表示されたことを知らせ、座席番号表示部42の色も同時に変更した色で報知することができることから他の観客との混在を防止することができる。したがって、観客は自分の座席番号表示部42がどの色で点滅されているかにより座席40を確実に把握することができる。
なお、本実施例では、4色の座席番号表示部を用いたが、さらに複数の色で座席報知を行なうことで他の観客との混在を防止可能にすることは言うまでもなく、座席のブロック(東側や西側、ステージの前方や後方)ごとで報知色を変更させることも可能である。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施可能であるのは勿論である。
本発明の第1の実施の形態において使用する座席報知装置とチケットの要部構成を示すブロック図。 RFIDが貼り付けられた本発明のチケットを示す平面図。 同実施の形態における座席報知装置の外観図。 同実施の形態における座席報知装置の外観図。 同実施の形態における座席報知装置からの出力された用紙の印字図。 同実施の形態における座席報知装置のチケット読み取り処理を具体的に示すフローチャート。 同実施の形態において変形例として使用するハンディーターミナルの外観図。 同第2の実施の形態における座席報知システムの要部構成を示すブロック図。 同第2の実施の形態における座席の外観図。 同第2の実施の形態における座席報知システムの処理を具体的に示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態における座席報知システムの要部構成を示すブロック図。 同第3の実施の形態における座席報知システムの処理を具体的に示すフローチャート。 本発明の第4の実施の形態の座席報知システムにおけるコントローラのRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同第4の実施の形態における座席報知装置の外観図。 同第4の実施の形態における座席報知システムの処理を具体的に示すフローチャート。
符号の説明
1 座席報知装置(A,B)
2 チケット
4 RAM
6 RFID
7 チケット情報
7c 座席番号
14 表示部
16 印字部
17 タイマー
18 座席情報管理部
21 読み取り部
22 印字ボタン
24 ハンディーターミナル
30 座席報知システム
31 座席
33 座席番号表示部
40 座席
41 座席報知システム
42 座席番号表示部
45 座席番号読み取り部
50 座席表示色メモリ
P 用紙

Claims (8)

  1. 座席番号を含むチケット情報を記憶した記憶部を有する無線タグを内蔵したチケットの前記チケット情報を読み取り可能な読み取り手段と、
    座席番号に対応した座席を記憶した座席管理手段と、
    前記読み取り手段により読み取られた前記座席番号と対応した座席の位置を特定して報知する座席報知手段と、を備えたことを特徴とする座席報知装置。
  2. 前記座席報知手段により報知された座席の位置を印字出力する印字出力手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の座席報知装置。
  3. 前記座席報知手段は携帯端末であることを特徴とする請求項1または2記載の座席報知装置。
  4. 座席番号を含むチケット情報を記憶した記憶部を有する無線タグを内蔵したチケットの前記チケット情報を読み取り可能な第1の読み取り手段と、座席番号に対応した座席を記憶した座席管理手段とを備えた座席報知装置と接続し、
    この座席報知装置の前記第1の読み取り手段により読み取られた座席番号と対応する座席を報知する座席番号報知手段と、を備えたことを特徴とする座席。
  5. 座席番号を含むチケット情報を記憶した記憶部を有する無線タグを内蔵したチケットの前記チケット情報を読み取り可能な第1の読み取り手段と、座席番号に対応した座席を記憶した座席管理手段と、前記第1の読み取り手段により読み取られた前記座席番号に対応した座席を報知する第1の座席報知手段とを備えた座席報知装置と接続し、
    この座席報知装置の前記第1の読み取り手段により読み取られた座席番号と対応する座席を報知する第2の座席報知手段と、を備えたことを特徴とする座席。
  6. 前記第2の座席報知手段は、座席番号が記載され、点灯、点滅または消灯可能に形成されたこと特徴とする請求項4および請求項5記載の座席。
  7. 座席番号を含むチケット情報を記憶した記憶部を有する無線タグを内蔵したチケットの前記チケット情報を読み取り可能な第1の読み取り手段と、
    座席番号に対応した座席を記憶した座席管理手段と、
    前記読み取り手段により読み取られた前記座席番号に対応した座席を報知する第1の座席報知手段とを備えた座席報知装置と接続し、
    この座席報知装置の前記読み取り手段により読み取られた座席番号と対応する座席であることを報知する座席に設けられた第2の座席報知手段と、
    前記座席に前記チケットのチケット情報を読み取り可能な第2の読み取り手段を設け、
    前記第1の読み取り手段で無線タグの読み取りがされた場合、該当する第2の座席報知手段が点滅または点灯可能に制御する座席報知制御手段と、
    前記第2の読み取り手段で前記無線タグの読み取りがされた場合、第2の座席報知手段を消灯させる座席消灯手段とを備えた座席報知システム。
  8. 前記第2の座席報知手段は複数の異なる色に発色し、前記座席報知制御手段は前記読み取り手段の入力順序により前記第2の座席報知手段の発色を切り替える座席報知発色切替手段と、を備えたことを特徴とする請求項7記載の座席報知システム。
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