JP2005309196A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 太陽光が入射した場合であっても、表示器の損傷を防ぐことができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 表示すべき情報を表示像として発光出力する表示器21と、表示器21からの表示像を拡大しつつ反射する凹面鏡23と、赤外波長域の光よりも表示像の主たる発光波長域の光の方が反射率の高い反射率特性であり凹面鏡23によって拡大された表示像を反射する反射面を有するコールドミラー24と、表示器21や凹面鏡23,コールドミラー24を保持して収納する保持部22bとコールドミラー24によって反射された表示像を出力するための窓部22aとを有するハウジング22と、を備えてなる。
【選択図】図1
【解決手段】 表示すべき情報を表示像として発光出力する表示器21と、表示器21からの表示像を拡大しつつ反射する凹面鏡23と、赤外波長域の光よりも表示像の主たる発光波長域の光の方が反射率の高い反射率特性であり凹面鏡23によって拡大された表示像を反射する反射面を有するコールドミラー24と、表示器21や凹面鏡23,コールドミラー24を保持して収納する保持部22bとコールドミラー24によって反射された表示像を出力するための窓部22aとを有するハウジング22と、を備えてなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用表示装置に関するものであり、特に、発光型表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示する車両用表示装置に好適である。
従来より、特許文献1,2に示すような、ヘッドアップディスプレイなる表示装置が種々に提案されていた。これらの表示装置には、図2に示すように、車両のダッシュボード1に設けられた表示装置2が投射する表示像Lをフロントガラス3で運転者4の方向に反射させ、虚像Vを表示するものがある。また、表示装置2は、表示像Lを発光表示する表示器Aと、凹面鏡Bとを有しており、これらの表示器A,凹面鏡BはハウジングCに収容されている(図3参照)。表示器Aが発した表示像Lは、凹面鏡Bで反射されて、フロントガラス3に投射される。運転者4は、虚像Vを風景に重畳させて視認できる。
実開昭63−9041号公報
特開平9−15555号公報
上述のような表示装置2は、太陽光が照射するダッシュボード1に設けられているため、太陽光の赤外線(熱線)が凹面鏡Bで反射され表示器Aに達し、表示器Aを損傷してしまう虞があった。特に太陽光が凹面鏡Bによって反射された場合、集光して反射されるため、高温となりやすい構造であった。また、凹面鏡Bによって反射された赤外線がハウジングCの内部を温めてしまうため、ハウジングC内が高温となり輻射熱等で表示器A等の各部品が熱変形するなど損傷してしまう虞があった。
そこで本発明の目的は、上述した問題について着目してなされたものであって、太陽光が入射した場合であっても、表示器の損傷を防ぐことができる車両用表示装置を提供することにある。
本発明の車両用表示装置は、前記課題を解決するため、請求項1に記載したように、表示すべき情報を表示像として発光出力する表示器と、前記表示器からの前記表示像を拡大しつつ反射する第1の反射部材と、赤外波長域の光よりも前記表示像の主たる発光波長域の光の方が反射率の高い反射率特性であり前記第1の反射部材によって拡大された表示像を反射する反射面を有する第2の反射部材と、前記表示器や前記第1,第2の反射部材を保持して収納する保持部と前記第2の反射部材によって反射された表示像を出力するための窓部とを有するハウジングと、を備えてなることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記第2の反射部材は、前記ハウジング内に傾き角度を調整可能に保持されてなることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記第2の反射部材は、前記表示像を前記窓部を介して車両のフロントガラス面に投影するように設けられてなることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記第2の反射部材の近傍に放熱部を備えてなることを特徴とするものである。
本発明は、発光型表示器が発した表示光を反射させて虚像を表示する車両用表示装置に関し、太陽光が入射した場合であっても、表示器の損傷を防ぐことができる車両用表示装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態としてヘッドアップディスプレイの表示装置に適用したものを例に挙げて、添付図面に基づいて説明する。ヘッドアップディスプレイは、車両のダッシュボードに設けられた表示装置が投射する表示像Lをフロントガラスで運転者の方向に反射させ、虚像を表示するものである。
また、表示装置20は、図1に示すように、表示器21と、ハウジング22と、凹面鏡(第1の反射部材)23と、コールドミラー(第2の反射部材)24と、から主に構成される。
表示器21は、図示しない配線基板に設けられる発光ダイオードからなる光源21aと、光源21aからの照明光を透過して表示像を形成するTFT型液晶表示素子21bと、から主に構成される。表示器21は、表示像の出射側の面が凹面鏡23に対向するようにしてハウジング22内に設けられ、表示像の光軸が凹面鏡23に交わるような位置や向きにて固定保持される。また、液晶表示素子21bは、図示しない駆動回路によって表示すべき情報(例えば、車両の速度やエンジン回転数など)を、数値あるいはバーグラフなどの形態で発光表示する。表示器21は、可視波長域の光からなる表示像を出力するもので、例えば、赤色光(主に発光波長域610〜640nm)を発する光源21aを適用することができる。
ハウジング22は、例えば、合成樹脂材を適用でき、表示像をフロントガラス面に出射するための透明な窓部22aと、表示器21や凹面鏡23,コールドミラー24等を保持して収納する遮光性の保持部22bと、を設けている。また、保持部22bには、コールドミラー24の配設位置近傍(窓部近傍)に孔部(放熱部)22cが設けられている。また、ハウジング22には、表示器21とコールドミラー24との間に壁部22dが形成され、ハウジング22の内面やコールドミラーにて乱反射した光や、表示器21への輻射熱が表示器21に届くのを防止している。
凹面鏡23は、凹面を有するポリカーボネートからなる樹脂基板に反射層23aを蒸着形成してなるものであり、この凹面部分が表示器21およびコールドミラー24に対向するようにしてハウジング内に保持される。凹面鏡は、表示器からの表示像を拡大しつつ、コールドミラー側へ反射させるような位置および傾きにて設けられる。なお、凹面鏡23および表示器21は、窓部22aから直接臨めない位置に保持され、太陽光が直接当たらない構造となっている。
コールドミラー24は、傾き角度を調整可能にして保持部22bに保持される。コールドミラー24は、反射面24aが凹面鏡23および窓部22aに対向し、窓部22aから臨める位置に設けられる。また、コールドミラー24は、凹面鏡23によって拡大された表示像を入射し窓部22aを介してフロントガラス側へ反射する位置や大きさのものが設けられる。また、コールドミラー24は、透明なガラス基板24bの片面に膜厚の異なる多層の干渉膜からなる反射層24cが蒸着されてなり、表示器21の発光波長域を含む可視波長域(450〜750nm)の光を高い反射率(例えば80%以上)で反射し、前記可視波長域以外の光を低い反射率で反射するものである。
この場合、コールドミラー24は、可視波長域以外の特に赤外波長域の光(赤外線)を低い反射率(例えば、15%以下)にて反射するものが適用される。なお、反射層24cにて反射されない光は、コールドミラー24を透過するように構成される。また、コールドミラー24は、図示しない調整手段によって傾きを変えることができ、コールドミラー24およびフロントガラスにて反射された表示像が、運転者に視認できるように調整される。
かかるヘッドアップディスプレイの表示装置20は、表示すべき情報を表示像として発光出力する表示器21と、表示器21からの表示像を拡大しつつ反射する凹面鏡23と、赤外波長域の光よりも表示像の主たる発光波長域の光の方が反射率の高い反射率特性であり凹面鏡23によって拡大された表示像を反射する反射面を有するコールドミラー24と、表示器21や凹面鏡23,コールドミラー24を保持して収納する保持部22bとコールドミラー24によって反射された表示像を出力するための窓部22aとを有するハウジング22と、を備えてなることによって、窓部22aを介して太陽光が入射する場合であっても、コールドミラー24にてその赤外波長域の光(赤外線)のほとんどを透過してしまうため、凹面鏡23を介して表示器21側へこの光を反射させない構造となる。したがって、表示器21を太陽光の熱によって損傷させることを防止することができる。
また、表示装置20に入射する太陽光の赤外波長域の光の大部分(85%以上)は、ハウジング22内部において窓部22aから直接臨める範囲しか届かない構成となるため、太陽光の熱によって表示器21が高温となり損傷させることを防止することができる。
また、表示装置20は、コールドミラー24の近傍に孔部22cからなる放熱部を備えてなる。したがって、太陽光によって温められたハウジング22の熱を発熱箇所近傍で効率よくハウジング22の外部へ放熱することができるため、ハウジング22の内部温度が高温になり表示器21等の部品が熱によって損傷することを防止できる。
なお、上述した実施の形態におけるコールドミラー24は、可視波長域の光を良好に反射させるものを例に挙げて説明したが、少なくとも表示器21の発光波長域(この場合、610〜640nm)を所定波長域として、高い反射率で反射させ、赤外波長域部分を低反射(透過)するものであればよく、同様の効果を得ることができる。
また、フロントガラスに反射させて運転者が表示像を視認するヘッドアップディスプレイを例に挙げたが、コールドミラーを直視する表示装置にも応用できる。
また、孔部22cによって放熱部を構成するものを示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、コールドミラー24の近傍箇所において、ヒートシンクまたはヒートパイプなどの熱伝達部材を用いて放熱部を構成するものであってもよい。
21 表示器
22 ハウジング
22a 窓部
23 凹面鏡(第1の反射部材)
24 コールドミラー(第2の反射部材)
22 ハウジング
22a 窓部
23 凹面鏡(第1の反射部材)
24 コールドミラー(第2の反射部材)
Claims (4)
- 表示すべき情報を表示像として発光出力する表示器と、前記表示器からの前記表示像を拡大しつつ反射する第1の反射部材と、赤外波長域の光よりも前記表示像の主たる発光波長域の光の方が反射率の高い反射率特性であり前記第1の反射部材によって拡大された表示像を反射する反射面を有する第2の反射部材と、前記表示器や前記第1,第2の反射部材を保持して収納する保持部と前記第2の反射部材によって反射された表示像を出力するための窓部とを有するハウジングと、を備えてなることを特徴とする車両用表示装置。
- 前記第2の反射部材は、前記ハウジング内に傾き角度を調整可能に保持されてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
- 前記第2の反射部材は、前記表示像を前記窓部を介して車両のフロントガラス面に投影するように設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
- 前記第2の反射部材の近傍に放熱部を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014002396A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社Jvcケンウッド | 車両用表示装置 |
WO2015111476A1 (ja) * | 2014-01-27 | 2015-07-30 | 矢崎総業株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
EP3657232A1 (en) * | 2018-11-08 | 2020-05-27 | Ricoh Company, Ltd. | Display device, display system, and mobile object |
JP2021182161A (ja) * | 2016-11-21 | 2021-11-25 | マクセル株式会社 | 情報表示装置 |
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2004
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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