JP2005308273A - 空気調和機 - Google Patents

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Yoshiaki Goto
喜章 後藤
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Abstract

【課題】室内機の端部から中央部にかけて、もしくは中央部において生じる断続的異常音(サージング)が少ない空気調和機を提供する。
【解決手段】クロスフローファン5、スタビライザ7、リアガイダ9、熱交換器6、前記熱交換器6熱交換された空気を吹き出す吹き出し口14備え、前記リアガイダ9の前記吹き出し口14に臨む部分の任意の位置に突起8を設けたもので、突起8により吹出し速度が改善され、不安定空気流の発生を防止し、空気流の乱れを抑制する。また、フィルター(図示せず)に埃が堆積することにより通風抵抗が大きくなった時に生じる断続的異常音(サージング)を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、住宅などの空調に用いる空気調和機に関するもので、特に室内機に関するものである。
従来、この種の空気調和機の室内機は、リアガイダの端部のファン近傍から吹出し口部までの間にブロックを設け、ファン端部の吹出し速度を改善し、不安定空気流の発生や逆吸込みを防止し、吹出し風向きを偏向した場合でも空気流の乱れを抑制するようにしている。また、フィルターに埃が堆積することにより通風抵抗が大きくなった時に生じる断続的異常音(サージング)を低減している(例えば、特許文献1参照)。
図8は、上記特許文献1に記載された従来の空気調和機の室内機の要部斜視図である。図8に示すように、従来の空気調和機の室内機は、ケーシングを構成するスタビライザ7とリアガイダ9との間に配設されたクロスフローファン5と、スタビライザ7とリアガイダ9とで構成され空気を吹き出す吹き出し口14と、吹き出し口14に設けられ吹き出し風向を偏向するルーバー11とを備えて、送風回路を構成し、リアガイダ9の少なくとも一方の端部の前記ファン5近傍から前記吹き出し口14までの間にブロック10が設けられていた。
特開平5−87087号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ブロック10の効果により、端部近傍に生じるサージングは低減することができるが、一方で、サージングは端部からのみ生じるわけではなく、場合によっては端部から中央部分にかけて、若しくは、中央部分から生じるものなど様々である。端部以外からのサージングの場合、ブロック10は有効な対策となり得ないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、端部から中央部にかけて、もしくは中央部においても、送風性能の低下が少なく、サージングを抑えることのできる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、クロスフローファンと、スタビライザと、リアガイダと、熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を吹き出す吹き出し口とを備え、前記リアガイダの前記吹出し口に臨む部分の任意の位置に突起を設けたもので、突起により空気の吹出し速度が改善され、不安定空気流の発生を防止し、空気流の乱れを抑制する。また、フィルターに埃が堆積することにより通風抵抗が大きくなった時に生じる断続的異常音(サージング)を低減することができる。
本発明の空気調和機は、端部から中央部にかけて、もしくは中央部においても、送風性能の低下が少なく、サージングを抑えることができる。
第1の発明は、クロスフローファンと、スタビライザと、リアガイダと、熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を吹き出す吹き出し口とを備え、前記リアガイダの前記吹出し口に臨む部分の任意の位置に突起を設けたもので、突起により空気の吹出し速度が改善され、不安定空気流の発生を防止し、空気流の乱れを抑制する。また、フィルターに埃が堆積することにより通風抵抗が大きくなった時に生じる断続的異常音(サージング)を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のリアガイダに、同一形状の突起を、吹き出し口の中心に対して左右対称の位置になるように設けたもので、吹き出し口における空気流も対称となり、不安定空気流の発生をより確実に防止し、空気流の乱れを抑制すると同時に、シンメトリーな意匠性を高めつつ、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の突起の高さを、上流側から下流側にかけて徐々に高くしたもので、リアガイダの上流から流れてくる空気流は滑らかに突起上を通過することとなり、送風性能の低下を少なくしながら、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の突起の形状を略三角形状とし、その先端を上流側に配したもので、上流側から流れてくる空気流の流れの向きが、略三角形状の突起の左右の壁により変えられ、局所的に吹出し速度を改善し、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の突起の内側の側面を、空気の吹出し方向と平行にしたもので、外側に比べ、断続的異常音(サージング)の低減効果の小さい内側の空気流に対する通風抵抗を小さくすることができるので、送風性能の低下をより少なくしながら、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室内機の外観斜視図、図2は、同室内機の断面略図、図3は、同室内機のリアガイダの斜視図である。
図において、本体1は、台枠2と、この台枠2の前方に取り付けられた前面カバー3とからなり、台枠2および前面カバー3の上部には、吸い込みグリル4が設けられている。
本体1には、ファン5の中心から見て略全域を囲むようにスタビライザ7、リアガイダ9、熱交換器6が配されている。
吹き出し口14は、熱交換器6で熱交換された空気が吹き出す吹き出し口で、その吹き出し口14には、吹き出し風向を変えるルーバー11が設けられている。そして、図3に示すようにリアガイダ9の吹き出し口14に臨む部分の任意の位置に、間を置いて複数の突起8が配されている。
以上のように構成された空気調和機の室内機について、以下その動作、作用を説明する。
本実施の形態においては、リアガイダ9の吹き出し口14の端部から中央にかけて任意の位置、若しくは、中央に突起8を配することにより、熱交換された空気の吹出し速度を改善し、不安定空気流の発生を防止し、空気流の乱れを抑制し、また、フィルター(図示せず)に埃が堆積し通風抵抗が大きくなった時に生じる断続的異常音(サージング)を低減することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の室内機のリアガイダの斜視図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図4に示すように、同一形状で、しかも同数の突起8を、吹き出し口14の中心に対し左右対称の位置になるように、リアガイダ9に配するもので、吹き出し口14における空気流も対称となり、不安定空気流の発生を防止し、空気流の乱れを抑制すると同時に、シンメトリーな意匠性を高めつつ、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機のリアガイダの斜視図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図5に示すように、突起8の高さを、上流側から下流側にかけて徐々に高くしたもので、リアガイダ9の上流側から流れてくる空気流が滑らかに突起8上を通過することとなり、送風性能の低下をより少なくしながら、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の第4の実施の形態における空気調和機の室内機のリアガイダの部分拡大斜視図である。なお、上記実施の形態と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、リアガイダに設ける突起8の形状を略三角形状とし、その先端を上流側に配したもので、これにより上流から流れてくる空気流の流れが、略三角形状の突起8の左右の側面により変えられ、局所的に吹出し速度を改善し、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
また、図7に示すように、上記突起8の内側の側面を、空気の吹出し方向と平行にすれば、外側に比べ、断続的異常音(サージング)の低減効果の小さい内側の空気流に対する通風抵抗を小さくすることとなり、送風性能の低下をより少なくしながら、断続的異常音(サージング)を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、各部で発生する断続的異常音(サージング)の低減を図ることができるので、空気調和機のみならず、換気装置、空気清浄機、送風装置など、クロスフローファンを用いるあらゆる機器、装置に適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の外観斜視図 同室内機の断面略図 同室内機のリアガイダの斜視図 本発明の実施の形態2における空気調和機の室内機のリアガイダの斜視図 本発明の実施の形態3における空気調和機の室内機のリアガイダの斜視図 本発明の実施の形態4における空気調和機の室内機のリアガイダの部分拡大斜視図 他の例を示す空気調和機の室内機のリアガイダの部分拡大斜視図 従来の空気調和機の室内機の内部構成を示す要部斜視図
符号の説明
1 本体
2 台枠
3 前面カバー
4 吸い込みグリル
5 クロスフローファン
6 熱交換器
7 スタビライザ
8 突起
9 リアガイダ
14 吹き出し口

Claims (5)

  1. クロスフローファンと、スタビライザと、リアガイダと、熱交換器と、前記熱交換器で熱交換された空気を吹き出す吹き出し口とを備え、前記リアガイダの前記吹出し口に臨む部分の任意の位置に突起を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 同一形状の突起を、吹き出し口の中心に対して左右対称の位置になるように、リアガイダに設けた請求項1記載の空気調和機。
  3. 突起の高さを、上流側から下流側にかけて徐々に高くしたことを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機。
  4. 突起の形状を略三角形状とし、その先端を上流側に配したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
  5. 突起の内側の側面を、空気の吹出し方向と平行にした請求項4記載の空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019030824A1 (ja) * 2017-08-08 2019-02-14 三菱電機株式会社 空気調和機の室内機
CN109539389A (zh) * 2018-12-27 2019-03-29 Tcl空调器(中山)有限公司 一种立式空调器及其控制方法
JP2020176803A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

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