JP2005307632A - 防音壁の遮音板留め金具 - Google Patents

防音壁の遮音板留め金具 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、防音壁の遮音板留め金具に対して、防音壁の隙間に遮音板留め金具が挿入された際に、第2横辺部と第3横辺部との接触部が第2縦辺部の内面に滑らかに接触して、滑って下降する構造を提供することにある。
【解決手段】第2接触部18が第3横辺部16の下端から上方に折り曲げた部分に形成されることによって、第1接触部17と第2接触部18とを結ぶ仮想線が、上記第2横辺部15の長手方向の直線よりも上方に位置している。第2縦辺部13に内側に向かって突出するビード状の突出部20が形成されている。この突出部20の上面22は平面状に形成されている。上面22の下端部から第2縦辺部13の内面に向かって、斜め下方向に向かって傾斜面21が形成されている。

【選択図】 図3

Description

本発明は、防音壁において遮音板を固定するための板バネ式の遮音板留め金具に関する。
一般に、自動車道路の両側等に設けられる防音壁は、所定間隔をあけて立設された複数の支柱と、該相隣接する一対の支柱の対向面に形成され、該支柱の長さ方向に延びる断面コ字状溝と、該相対向する断面コ字状溝間に嵌め込まれ、該断面コ字状溝の溝幅よりも厚みが小さく設定された遮音板とを備えている。そして、上記遮音板と断面コ字状溝における一方の側面との隙間には板バネ式の遮音板留め金具が装着され、この留め金具の弾性復元力により遮音板が断面コ字状溝の他方の側面に押圧されて固定されるようになっている。(特許文献1及び2)
特許文献1に示す留め金具は、略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間側の面に当接する第1縦辺部と、この第1縦辺部と対向しかつ該第1縦辺部との水平距離が上側に向かって大きくなるように設けられ、留め金具が上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第1縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する第2縦辺部とを備えている。第1縦辺部と第2縦辺部との間に、上記第2縦辺部の上端部に接続され、該上端部から上記第1縦辺部側に向かって延びる第1横辺部と、上記第1横辺部の第1縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第2縦辺部側でかつ下側に向かって延びる第2横辺部とを備え、上記第2横辺部の第2縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第1縦辺部側でかつ下側に向かって延びる第3横辺部とを備え、第1横辺部と第2横辺部との接続部が第1縦辺部の内面に接触するように形成され、第2横辺部と第3横辺部との接続部が第2縦辺部の内面に接して滑るように形成されている。
そして、上記第1縦辺部及び第2縦辺部の下端部間の水平距離は、上記隙間よりも小さく設定されている一方、上端部間の水平距離は、上記隙間よりも大きく設定されており、留め金具を上記遮音板と断面コ字状溝との隙間に装着するには、先ず、第1縦辺部及び第2縦辺部の下端部をその隙間に挿入しておき、この留め金具を上側からハンマー等で叩くことにより第1縦辺部及び第2縦辺部の上端部を互いに近付く方向に撓ませて上記隙間に完全に挿入させる。
特許文献2に示す留め金具は、略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間側の面に当接する第1縦辺部と、この第1縦辺部と対向しかつ該第1縦辺部との水平距離が上側に向かって大きくなるように設けられ、留め金具が上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第1縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する第2縦辺部とを備えている。第1縦辺部と第2縦辺部との間に、上記第2縦辺部の上端部に接続され、該上端部から上記第1縦辺部側に向かって延びる第1横辺部と、上記第1横辺部の第1縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第2縦辺部側でかつ下側に向かって延びる第2横辺部とを備え、上記第2横辺部の第2縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第1縦辺部側でかつ上側に向かって延びる第3横辺部とを備え、第1横辺部と第2横辺部との接続部が第1縦辺部の内面に接触するように形成され、第2横辺部と第3横辺部との接続部が第2縦辺部の内面に接して滑るように形成されている。
上記特許文献2の留め金具も、上記特許文献1と同様に、第1縦辺部及び第2縦辺部の下端部間の水平距離は、上記隙間よりも小さく設定されている一方、上端部間の水平距離は、上記隙間よりも大きく設定されており、留め金具の第1縦辺部及び第2縦辺部の下端部をその隙間に挿入しておき、この留め金具を上側からハンマー等で叩くことにより第1縦辺部及び第2縦辺部の上端部を互いに近付く方向に撓ませて、上記遮音板と断面コ字状溝との隙間に挿入させる。
実開平04−57513号公報 特開2002−194715号公報
上記特許文献1や2の留め金具では、防音壁の支柱の溝部と遮音板の端縁部との隙間に挿入すると、第1縦辺部と第2縦辺部の上端側が狭められるようになり、第1横辺部と第2横辺部の接続部が第1縦辺部の内面に接触し、第2横辺部と第3横辺部との接続部が第2縦辺部の内面に接触する。更に、第1縦辺部と第2縦辺部との間隔が狭められるに従って、両接続部はそれぞれ第1縦辺部及び第2縦辺部の内面に接触しながら下方に滑ることが要求される。
しかし、上記接続部では、留め金具が上記隙間に挿入され両縦辺部間が狭められた際に、縦辺部の内面に接触した瞬間から接触抵抗が大きくなるので、接続部が下方に滑りにくい。実際には、両縦辺部間が狭められた際の方向は略水平方向(又はやや斜め下方方向)であるのに対して、接続部が滑る方向は略縦方向であり、滑る方向の作用力が小さく滑り力を得られない。
通常では、留め金具を挿入する際に第1横辺部が下方に叩き込まれるので、第1横辺部と第2横辺部との接続部は第1縦辺部の内面を接触しながら下方に強制的に下方に押し込まれ、滑ることとなる。しかし、第2横辺部と第3横辺部との接続部では、このような強制的な下方向への作用力も無く、この接続部ではしばしば滑らないことが発生していた。時には、第2縦辺部に変な力が作用して変形して、バネ力が弱くなったり、極端な場合には第2縦辺部が部分的に破損することもあった。
特に、特許文献1の留め金具では、第1横辺部と第2横辺部との接続部、第2横辺部と第3横辺部との接続部の両接続部を結ぶ直線に対して、第2横辺部の長手方向が上方に傾いている。そのため、留め金具の装着時、第1縦辺部と第2縦辺部との間隔が急激に狭くなることで、第2横辺部の中央が上凸になるように変形する現象が発生している。その結果、第1横辺部と第2横辺部との接続部の角度(即ち第1横辺部と第2横辺部との角度)が初期状態よりも狭くなり、留め金具の弾性復元力が弱くなる不具合を招いている。時には、接続部が脆性変形し、弾性復元力が無くなり、役に立たなくことも発生していた。
それに対して、特許文献2の留め金具では、第1横辺部と第2横辺部との接続部、第2横辺部と第3横辺部との接続部の両接続部を結ぶ直線に対して、第2横辺部の長手方向が下方に傾いている。そのため、留め金具の装着時、第1縦辺部と第2縦辺部との間隔が急激に狭くなった場合に、第2横辺部が変形しても、中央が下凸(上凹)に変形する。その結果、第1横辺部と第2横辺部との接続部の角度(即ち第1横辺部と第2横辺部との角度)が初期状態よりも広くなり、滑らかな曲線となるので滑りやすくなる。
しかし、第1横辺部と第2横辺部との接続部が第1縦辺部の内面に対して滑りやすくなるのであり、第2横辺部と第3横辺部との接続部は、第2横辺部の内面に対して相変わらず滑りにくい状態にある。
そのため、この特許文献2においても、第2横辺部と第3横辺部との接続部が第2縦辺部の内面を滑らない状態で、無理やり第1縦辺部と第2縦辺部との間隔が狭まることとなっている。その結果、第2横辺部が座屈変形し、弾性復元力が無くなってしまう結果となっている。
特に、最近では、留め金具の材料として、通常の鋼材でなく、ステンレス鋼板が使われるようになってきている。通常の鋼板の場合には、亜鉛めっき等の防錆処理を表面に施しているので、お互いの接触時比較的滑り易かった。しかし、このステンレス鋼板では、上記のようなめっき処理をせずに、素材のままで使用することが多く、その場合には、お互いの接触時比較的滑りにくく、上記問題が、大きくクローズアップされることとなっている。
本発明の目的とするところは、上記のような防音壁の遮音板留め金具に対して、
防音壁の隙間に遮音板留め金具が挿入された際に、第2横辺部と第3横辺部との接続部が第2縦辺部の内面に滑らかに接触して、滑って下降する構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、矩形状の遮音板と、この遮音板の端縁部を支持する溝部を有する支柱とを備えた防音壁において、該遮音板を該支柱の該溝部に挿入した際に該溝部と該遮音板の端縁部との隙間に装着され、弾性復元力により該遮音板を該溝部に押圧する板バネ式の留め金具であって、略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間側の面に当接する第1縦辺部と、上記第1縦辺部と対向しかつ該第1縦辺部との水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第1縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する第2縦辺部と、上記第2縦辺部の上端部に接続され、該上端部から上記第1縦辺部側に向かって延びる第1横辺部と、上記第1横辺部の第1縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第2縦辺部側でかつ下側に向かって延びる第2横辺部と、上記第2横辺部の第2縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第1縦辺部側でかつ上側に向かって延びる第3横辺部とを備え、
上記第1横辺部と上記第2横辺部との接続部が、第1縦辺部の内面に接触可能な断面略円弧状の第1接触部として形成され、上記第2横辺部と上記第3横辺部との接続部が、第2縦辺部の内面に接触可能な断面略円弧状の第2接触部として形成され、
上記第1接触部と上記第2接触部とを結ぶ仮想線が、上記第2横辺部の長手方向よりも上方に位置するように構成され、
第2縦辺部に内側に向かって突出する突出部が形成され、該突出部は該第2縦辺部の内面から斜め上方に該突出部の頂部に向かって形成された傾斜面を備え、上記第2接続部が上記第2縦辺部の内面に接触する初期には、上記傾斜面に接触して下方に滑り、この傾斜面の下側位置で第2縦辺部の内面に直接接触するように形成されている構成である。
請求項2の発明は、請求項1記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記突出部は、第2縦辺部の長手方向に延びるビード状に形成されている構成である。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記傾斜面から第2縦辺部の内面には滑らかな曲線で連結されている構成である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記傾斜面は、第2縦辺部の内面に対する傾斜角度が、第2縦辺部の内面から遠くなるに従って段々に大きくなるように多段に形成されている構成である。
請求項5の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記傾斜面は、中央が第2縦辺部の内面に近接するようにな曲面で形成されている構成である。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、第1横辺部から第2横辺部にかけて連続する補強用ビードが設けられている構成である。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記第2縦辺部に、上記突出部の上方位置で、上記第2縦辺部から切り欠けで形成され、先端が上記防音壁の内面に接触可能な抜け止め突起を有する構成である。
請求項8の発明は、請求項7記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記突出部は、第2縦辺部の長手方向に延びるビード状に形成され、上記ビード状突起の一部を切り欠いで上記抜け止め突起が形成されている構成である。
請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、留め金具がステンレス鋼板からなる構成である。
請求項1の発明では、留め金具の装着時、留め金具の第1縦辺部と第2縦辺部との下側部分を隙間に挿入し、更に強制的に挿入していくと、第1横辺部と第2横辺部との第1接触部が第1縦辺部の内面に接触し、第2横辺部と第3横辺部との第2接触部が第2縦辺部の内面に接触する。そして、更に挿入していくと、第1縦辺部と第2縦辺部との間隔が狭くなる。その時に、第1接触部は、第1横辺部が強制的に押し込まれることにより、下方向の力が作用するので、第1縦辺部の内面を下方にスムーズに滑っていくことができる。また、第2接触部は、第2縦辺部の内面に直に接触するのではなく、まず、傾斜面に接触するので、第2横辺部とこの傾斜面との角度が大きく取れるので、第2接触部は、第1縦辺部の内面を下方にスムーズに滑っていくことができる。
請求項2の発明では、上記突出部がビード状に形成されているので、第2縦辺部の強度だけでなく、傾斜面の強度も向上することができ、第2接触部と傾斜面が接触した際に、第2縦辺部、特に傾斜面が変形することなく、スムーズに滑っていくことができる。
請求項3の発明では、傾斜面から第2縦辺部の内面への第2接触部の移動がなだらかにできるので、第2縦辺部の内面に移っても、第2接触部がスムーズに滑ることができる。
請求項4の発明では、第2接触部が傾斜面に接触した時の滑り力を得易く、かつ、第2縦辺部の内面への移行もスムーズであり、滑り抵抗がより少ない。
請求項5の発明では、第2接触部が傾斜面に接触した時の滑り力を得易く、かつ、第2縦辺部の内面への移行もスムーズであり、滑り抵抗が非常に少ない。
請求項6の発明では、第1横辺部及び第2横辺部の強度を向上でき、塑性変形(非弾性変形)を防止でき、留め金具の弾性復元力を十分に確保できる。
請求項7の発明では、振動等で留め金具が隙間から抜け出ることを確実に防止できる。
請求項8の発明では、抜け止め突起の強度を向上でき、、振動等で留め金具が隙間から抜け出ることを更に確実に防止できる。
請求項9の発明では、ステンレス鋼板の止め金具に対しても、第2接触部と第2縦辺部との十分な滑りを確保できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1ないし図5は、本発明の実施形態1に係り、留め金具を防音壁の遮音板に適用した例を示す。留め金具10が設けられた防音壁1を示し、この防音壁1は、自動車道路の両側において該自動車道路に沿った方向(図1の紙面に垂直な方向)に所定間隔をあけて立設された多数の支柱2,2,…を備えている。上記各支柱2は、H形鋼からなっていて、該支柱2の長さ方向に延びる2つの断面コ字状の溝部3,3を有し、この各溝部3の開口が自動車道路に沿った方向(防音壁1の長さ方向)を向くように立設されている。すなわち、各溝部3は、相隣接する一対の支柱2,2の対向面に形成されていることになる。
上記一対の支柱2,2の対向面における相対向する溝部3,3間には、自動車道路に沿った方向に延びる複数の遮音板4,4,…が上下方向に積み重ねられた状態で嵌め込まれている。この各遮音板4は、ポリカーボネート等のプラスチック製や、鉄、アルミニウムやコンクリート等からなるボックスタイプ製であり、その厚みtは上記溝部3の溝幅Wよりも小さく設定されている。尚、各支柱2の自動車道路と反対側面には金属製の外装板(図示せず)が貼付固定されている。
上記各遮音板4と各溝部3における自動車道路と反対側の側面との隙間(隙間量S=W−t)には、弾性復元力により該遮音板4を溝部3の自動車道路側の側面に押圧しかつばね鋼鋼材等からなる板バネ式の遮音板留め金具10が装着されている。この留め金具10は、上記各遮音板4の長さ方向両端部の上端部に設けられていて、遮音板4の厚み方向における自動車道路と反対側面(上記隙間側面)の上端部を自動車道路側に押圧するように構成されている。尚、上記各遮音板4の上端部における自動車道路側部には、下側に凹む段差部4aが形成され、この段差部4aと溝部3の自動車道路側の側面との間には、この遮音板4の直ぐ上側に積み重ねられる遮音板4の下端部に設けた凸部4bが挿入されるようになっており、このことで、遮音板4の下端部の厚み方向への移動が規制されるようになっている。
上記留め金具10は、具体的には、図3に示すように、留め金具10が上記隙間に装着されたときに、下面が上記遮音板4の上端面に当接しかつ該上端面に突設された断面円形の嵌合部4c(図1参照)と略嵌合する嵌合孔11aを有する取付辺部11を備えている。この取付辺部11の自動車道路と反対側端部には、略上下方向に延びる第1縦辺部12の上端部が接続されている。この第1縦辺部12の厚み方向における自動車道路側面は、留め金具10が上記隙間に装着されたときに、略全体的に上記遮音板4の厚み方向における上記隙間側面に当接するようになっている。
上記第1縦辺部12の下端部には、第1縦辺部12と対向しかつ第1縦辺部12との水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延びる第2縦辺部13の下端部が連結辺部19で接続されている。この連結辺部19の長さは、上記隙間Sの間隔よりも少し小さ目に形成され、隙間Sに挿入し易くなっている。
第2縦辺部13の厚み方向における上記第1縦辺部12と反対側面(自動車道路と反対側面)の上端部は、留め金具10が上記隙間に装着されたときに、上記溝部3の自動車道路と反対側の側面に当接するようになっている。
上記第2縦辺部13の上端部には、上端部から上記第1縦辺部12側でかつ下側に向かってほぼ第1縦辺部12近辺まで延びる第1横辺部14が接続されている。上記第1横辺部14の第1縦辺部12側端部(下端部)には、該端部から上記第2縦辺部13側でかつ下側に向かってほぼ第2縦辺部13付近まで延びる第2横辺部15が接続されている。上記第2横辺部15の第2縦辺部13側端部には、該端部から上記第1縦辺部12側でかつ上側に向かって延びる第3横辺部16が接続されている。
上記第1横辺部14と上記第2横辺部15との接続部に、第1縦辺部12の内面に接触可能な断面略円弧状の第1接触部17が設けられ、上記第2横辺部15と上記第3横辺部16との接続部に、第2縦辺部13の内面に接触可能な断面略円弧状の第2接触部18が設けられている。これらの第1接触部17及び第2接触部18は、滑らかな断面略円弧形状に形成されている。
第2接触部18が第3横辺部16の下端から上方に折り曲げた部分に形成されることによって、第1接触部17と第2接触部18とを結ぶ仮想線が、上記第2横辺部15の長手方向の直線よりも上方に位置している。
第2縦辺部13に内側(第1縦辺部12方向)に向かって突出するビード状の突出部20が形成されている。この突出部20の上面22は平面状に形成されている。上面22の下端部から第2縦辺部13の内面に向かって、斜め下方向に向かって傾斜面21が形成されている。
第2縦辺部13の上下方向略中間位置には、上記第2縦辺部13の幅方向一部を切り欠いで形成し、先端が支柱2の溝部3の内面に接触可能な抜け止め突起23を有する。
第1横辺部14と第2横辺部15の幅方向中央部には、ほぼ長さ方向全長に亘って補強用ビード部24が内側に突出して設けられている。このビード部24は、第1横辺部14と第2横辺部15との間の第1接触部17にも連続して同一幅で外側に向けて突出して形成されており、第1横辺部14、第2横辺部15及び第1接触部17の強度アップが図られている。
次に、留め金具10を隙間Sに挿入する際の状況を説明する。
この実施形態は、図4に示すように、留め金具10はフリーな状態で、第1接触部17が第1縦辺部12の内面に接触し、第2接触部18が第2縦辺部13の内面から浮いている状態のものを使用する例である。
留め金具10が隙間Sに挿入され、第1横辺部14がハンマー等で叩かれて更に奥に挿入されると、第1縦辺部12と第2縦辺部13との間隔が狭くなり、まず第1接触部17が第1縦辺部12の内面に接触しながら下方に滑っていく。それにつれて、図5に示すように、第2接触部18が突出部20の傾斜面21に接触し、この傾斜面21を滑って下方に移動する。そして、第2縦辺部13の内面に移って滑っていく。
この実施形態では、第2接触部18は、第2縦辺部13の内面(突出部20を含む)に対して、先に傾斜面21に接触して、その後直接内面に接触する。
第1接触面17と第2接触面18とを接続する仮想線と傾斜面との角度θを(上記仮想線と第2縦辺部内面との角度に比較して)比較的鋭角ことができるので、第1縦辺部12と第3縦辺部13との間隔が狭められるに従って、第2接触部18が下方に滑る方向の作用力を得ることができ、スムーズに滑っていくことができる。傾斜面をスムーズに滑っている状態の延長で第2縦辺部の内面に接していくので、滑っている慣性のままで内面に接するので、この内面に対してもスムーズな滑りを得られる。
留め金具10を隙間Sに挿入して第1縦辺部12と第2縦辺部13との間隔が狭まる際に、基本的には第2横辺部15は変形しないようになっているが、僅かには弾性変形し湾曲する。この場合に、第1接触部17と第2接触部18を結ぶ仮想線に対して、第2横辺部15の長手方向は下方に位置しているので、第2横辺部15が弾性変形する場合には下方に膨らんで変形する。その結果、第1横辺部14と第2横辺部15との角度は増大する方向となり、第1接触部17は曲率が小さくなるので、第1接触部17は滑りやすくなり、且つ座屈変形や亀裂が生じにくくなる。
図6は実施形態2であって、実施形態1の図5と同様な図を示す。この実施形態2では、実施形態1と異なる部分のみ説明し、共通部分の説明を省略する。
即ちこの実施形態2では、第2縦辺部13に設ける傾斜面21として、直線面21aから成り、この直線面21aの下端部が曲面21bで第2縦辺部13の内面に滑らかに接続されるようになっている。
この第2実施形態では、傾斜面から第2縦辺部13の内面への乗り移りにほとんど抵抗がなく、滑らかであり、第2接触部18が滑っていき易い。
図7は実施形態3であって、実施形態1の図5と同様な図を示す。この実施形態3では、実施形態1と異なる部分のみ説明し、共通部分の説明を省略する。
即ちこの実施形態3では、第2縦辺部13に設ける傾斜面として、内面に滑らかに接続される一連の曲面31で形成したものである。この第3実施形態では、傾斜面から第2縦辺部13の内面への乗り移りにほとんど抵抗がなく、滑らかであり、第2接触部18が滑っていき易い。
図8は実施形態4であって、実施形態1の図5と同様な図を示す。この実施形態4では、実施形態1と異なる部分のみ説明し、共通部分の説明を省略する。
即ちこの第4実施形態では、第2縦辺部13に設ける傾斜面21として、直線面41から成り、この直線面41が複数の傾斜面41a、41bからなるものである。傾斜面を、傾斜角度の異なる複数の傾斜面41a、41bとすることで、第2接触部18が初めに接触する傾斜面41aとはかなりの鋭角で接触し、次の傾斜面42bには少し緩やかな角度とし、初めは滑りを重視し、徐々に内面に近い角度とし、内面への乗り移りを考慮した傾斜面とすることができる。
尚、この傾斜面では、2つの傾斜面としたが、2つ限られるものではなく3つ以上としても良い。また、曲面と直線面とを組み合わせた傾斜面としても良い。
なお、上記実施形態では、留め金具10が隙間Sに挿入されない自由な状態では、第1接触部17が第1縦辺部12の内面に接触し、第2接触部18が第2縦辺部13の内面に接触せず、遮音板4と溝部3との隙間Sに挿入する際に接触するように形成されている。しかし、自由な状態で初めから軽い力で第2接触部18が第2縦辺部13の内面に接触するように形成していても良い。ただ挿入しやすさを考えると、自由な状態では接触してない前者の方が好ましい。
また、留め金具は、フリーな状態では、第1接触部17及び第2接触部18とも内面に接してないものであっても良い。
第1横辺部14及び第2横辺部15に形成する補強用ビード26は内側に突出して形成しているが、逆に外側に突出して形成しても良い。また、この補強用ビード26及び第2縦辺部13に設ける補強用ビード25は1条に限らず、複数条に形成しても良い。特に第2縦辺部等の幅が広いものでは、補強用ビードを複数条設けると好ましい。
傾斜面21は、第2接触部が接触する第2縦辺部に設けたが、第1接触部が接触する第1縦辺部にも傾斜面を設けても良い。
本発明の実施形態1に係る遮音板留め金具が設けられた防音壁を示す断面図である。 図1のII-II線断面図である。 本発明の実施形態1に係わり、留め金具の概略斜視図である。 本発明の実施形態1に係わり、留め金具の側面図である。 本発明の実施形態1に係わり、挿入時の接触状態を説明する簡略図である。 本発明の実施形態2に係り、図5相当図である。 本発明の実施形態3に係り、図5相当図である。 本発明の実施形態4に係り、図5相当図である。
符号の説明
10 留め金具
12 第1縦辺部
13 第2縦辺部
14 第1横辺部
15 第2横辺部
16 第3横辺部
17 第1接触部
18 第2接触部
20 突出部
21 傾斜面
23 抜け止め突起
24 補強用ビード部

Claims (9)

  1. 矩形状の遮音板と、この遮音板の端縁部を支持する溝部を有する支柱とを備えた防音壁において、該遮音板を該支柱の該溝部に挿入した際に該溝部と該遮音板の端縁部との隙間に装着され、弾性復元力により該遮音板を該溝部に押圧する板バネ式の留め金具であって、略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向の一方の面が上記遮音板の厚み方向における該隙間側の面に当接する第1縦辺部と、上記第1縦辺部と対向しかつ該第1縦辺部との水平距離が上側に向かって大きくなるように略上下方向に延び、上記隙間に装着されたときに、厚み方向における第1縦辺部と反対側面の上端部が上記断面コ字状溝の一方の側面に当接する第2縦辺部と、上記第2縦辺部の上端部に接続され、該上端部から上記第1縦辺部側に向かって延びる第1横辺部と、上記第1横辺部の第1縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第2縦辺部側でかつ下側に向かって延びる第2横辺部と、上記第2横辺部の第2縦辺部側端部に接続され、該端部から上記第1縦辺部側でかつ上側に向かって延びる第3横辺部とを備え、上記第1横辺部と上記第2横辺部との接続部が、第1縦辺部の内面に接触可能な断面略円弧状の第1接触部として形成され、上記第2横辺部と上記第3横辺部との接続部が、第2縦辺部の内面に接触可能な断面略円弧状の第2接触部として形成され、上記第1接触部と上記第2接触部とを結ぶ仮想線が、上記第2横辺部の長手方向よりも上方に位置するように構成され、第2縦辺部に内側に向かって突出する突出部が形成され、該突出部は該第2縦辺部の内面から斜め上方に該突出部の頂部に向かって形成された傾斜面を備え、上記第2接続部が上記第2縦辺部の内面に接触する初期には、上記傾斜面に接触して下方に滑り、この傾斜面の下側位置で第2縦辺部の内面に直接接触するように形成されていることを特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  2. 請求項1記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記突出部は、第2縦辺部の長手方向に延びるビード状に形成されていることを特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  3. 請求項1又は2に記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記傾斜面から第2縦辺部の内面には滑らかな曲線で連結されていることを特徴とする。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記傾斜面は、第2縦辺部の内面に対する傾斜角度が、第2縦辺部の内面から遠くなるに従って段々に大きくなるように多段に形成されていることを特徴とする。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記傾斜面は、中央が第2縦辺部の内面に近接するような曲面で形成されていることを特徴とする。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、第1横辺部から第2横辺部にかけて連続する補強用ビードが設けられていることを特徴とする防音壁の遮音板留め金具。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記第2縦辺部に、上記突出部の上方位置で、上記第2縦辺部から切り欠けで形成され、先端が上記防音壁の内面に接触可能な抜け止め突起を有することを特徴とする。
  8. 請求項7記載の防音壁の遮音板留め金具において、上記突出部は、第2縦辺部の長手方向に延びるビード状に形成され、上記ビード状突起の一部を切り欠いで上記抜け止め突起が形成されていることを特徴とする。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の防音壁の遮音板留め金具において、留め金具がステンレス鋼板からなることを特徴とする。
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