JP2005306155A - 競技用空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの捻り剛性を向上させ、高トルク付加時の駆動性能を高めることができる競技用空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】一対の環状のビード間1aを補強する2層以上のカーカス層5と、踏面部下方のカーカス層5の外周側にベルト層6とを備える競技用空気入りタイヤにおいて、2層のカーカス層5a,5bは、コードがタイヤ周方向PDに略対称に交差するように積層され、各カーカス層5a,5bのコードが、タイヤ赤道線CL付近の位置ではタイヤ周方向PDに対して30〜50°の角度θ1で配され、前記ビード1aからタイヤ最大幅の位置PWまでは、θ1−15≦θ3≦θ1+15を満たす角度θ3で配されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、カーカス層がバイアス構造を有し、ドラッグレースなどの競技に使用される競技用空気入りタイヤに関するものである。
一般に、0〜400mの走行タイムを競うドラッグレースなどの競技に使用される空気入りタイヤは、ハイパワー車に装着され、空気圧を超低圧(30〜50KPa)にして接地面積を拡大し、摩擦力を大きくすることで高いグリップとトラクションを得ている。その際、競技用空気入りタイヤは、超低圧で車両重量を支えるため、サイズ/エアボリュームが大きくなる。このため、ビード部の付近に位置するカーカス層が、タイヤ周方向に対して40〜60°又はそれ以上の角度を有するバイアス構造を採用している(例えば、特許文献1参照)。
一方、ドラム上に形成した部材を膨張させてバイアスタイヤを成形する際、ドラムに貼り付けたカーカスプライの角度が、膨張による径の変化量に応じて変化して、トレッド部で最大に、ビード部で最小になる。特に、上記のような競技用空気入りタイヤでは、最大部と最小部の角度の差が、約20°にも達し、最終的な製品タイヤでも、ビード部のカーカス角度は、トレッド部の角度より約20°大きくなる。
ところで、高トルク付加時の接地面積を十分確保するには、ビード部のカーカス角度を小さくして、タイヤの捻り剛性を高くするのが有効と考えられている。しかし、従来のバイアス構造において、ビード部のカーカス角度を小さくした場合、トレッド部の角度が更に約20°小さくなるため、接地面積が小さくなるという問題があった。従って、従来の競技用空気入りタイヤのバイアス構造では、ビード部のカーカス角度を上記のように大きくしており、このため高トルク付加時の接地面積を確保するのに限界があった。
なお、一般の乗用車タイヤにおいて、カーカス層のコードの角度をタイヤの部位によって変化させる技術は、公知であるが(例えば、特許文献2参照)、サイドウォール部については、タイヤ周方向との角度を約90°にしたものしか知られていない。
特開平6−227209号公報 特開2002−127711号公報
そこで、本発明の目的は、タイヤの捻り剛性を向上させ、高トルク付加時の駆動性能を高めることができる競技用空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の競技用空気入りタイヤは、一対の環状のビード間を補強する2層以上のカーカス層と、踏面部下方のカーカス層の外周側にベルト層とを備える競技用空気入りタイヤにおいて、2層のカーカス層は、コードがタイヤ周方向に略対称に交差するように積層され、各カーカス層のコードが、タイヤ赤道線付近の位置ではタイヤ周方向に対して30〜50°の角度θ1で配され、前記ビードからタイヤ最大幅の位置までは、θ1−15≦θ3≦θ1+15を満たす角度θ3で配されることを特徴とする。本発明において、各部のコードの角度は、タイヤに空気圧を30KPaで充填した状態における値である。
本発明の競技用空気入りタイヤによると、交差するカーカス層のコードが、タイヤ赤道線付近では角度θ1が30〜50°であるため、タイヤ幅方向の補強効果が十分得られ、踏面部で接地面積を維持することができる。しかも、ビードからタイヤ最大幅の位置までの角度θ3が、従来のバイアス構造より小さくなるため、タイヤの捻り剛性(前後剛性)が向上し、高トルク付加時の駆動性能を高めることができる。
上記において、タイヤ最大幅の位置から接地端の位置までは、前記各カーカス層のコードが、θ1≦θ2≦θ3又はθ1≧θ2≧θ3を満たす角度θ2で配されていることが好ましい。このように、角度θ1から角度θ3までを連続的な値にすることで、カーカス層による補強のバランスを良くすることができ、製造するのも比較的容易になる。
特に、前記角度θ1、角度θ2、及び角度θ3が何れも35〜55°の範囲内であることが好ましい。これによって、踏面部、ショルダー部、サイドウォール部、ビード部の全てにおいて、競技用空気入りタイヤとして好適な補強効果を得ることができる。
成形ドラム上にカーカス用プライを積層する工程と、少なくとも積層したカーカス用プライをドーナツ状に膨張させる工程とを有する競技用空気入りタイヤの製造方法において、前記カーカス用プライを積層する際に、1層目のプライ中央の位置ではコードの角度γ1をドラム周方向に対して50〜70°とし、プライ両端の付近ではドラム周方向に対するコードの角度γ3をγ1−25≦γ3≦γ1−10にすると共に、2層目のプライでは1層目のコードに対してコードがドラム周方向に略対称に交差するように積層することを特徴とする。
本発明の製造方法によると、プライ中央の位置ではコードの角度γ1をドラム周方向に対して50〜70°とするため、これを膨張させた際にタイヤ赤道線付近でコードが30〜50°となるカーカス層を有するタイヤを製造することがでる。このため、タイヤ幅方向の補強効果が十分得られ、踏面部で接地面積を維持することができる。また、プライ両端の付近ではドラム周方向に対するコードの角度γ3をγ1−25≦γ3≦γ1−10にするため、これを膨張させた際にビード部付近でコードが30〜50°となるカーカス層を有するタイヤを製造することがでる。このため、タイヤの捻り剛性(前後剛性)が向上し、高トルク付加時の駆動性能を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の競技用空気入りタイヤの一例を示す子午線半断面図であり、図2(a)は部分破断したタイヤの正面図、図2(b)はその平面図を示す。
本発明の競技用空気入りタイヤは、図1に示すように、一対の環状のビード1a間を補強する2層以上のカーカス層5と、カーカス層5の外周側の踏面部Tr下方に設けられたベルト層6とを備える。本実施形態ではカーカス層5が2層で構成されている例を示す。
本発明では、図2に示すように、2層のカーカス層5a,5bは、コードがタイヤ周方向PDに略対称に交差するように積層されている。これによって、2層のカーカス層5a,5bによる補強をバランス良く行っている。
本発明の空気入りタイヤでは、各カーカス層5a,5bのコードは、タイヤ赤道線CL付近の位置ではタイヤ周方向PDに対して30〜50°の角度θ1で配されており、好ましい角度θ1は40〜50°である。特に、踏面部Trの全体が、この角度θ1で配されていることが好ましい。
角度θ1が50°を超えると、踏面部Trでのカーカス層5がタイヤ半径方向RDに伸び易くなり形状を保持するのが困難になる。また角度θ1が30°未満になると、踏面部Trのタイヤ半径方向RDの伸びが拘束され過ぎて、これも接地面の確保が困難になる。
また、各カーカス層5a,5bのコードは、ビード1aからタイヤ最大幅Wの位置PWまでの領域S1は、θ1−15≦θ3≦θ1+15を満たす角度θ3で配されており、好ましい角度θ3はθ1−10≦θ3≦θ1+10を満たす場合である。具体的な角度θ3としては、35〜55°が好ましく、40〜50°がより好ましい。
角度θ3が上記の範囲より小さいと、踏面部角度との差が大きくなりすぎ、製造が困難になる。角度θ3が上記の範囲より大きいと、従来のバイアス構造と同様に、タイヤの捻り剛性が小さくなり、高トルク付加時の駆動性能が低下する。
各カーカス層5a,5bのコードは、タイヤ最大幅Wの位置PWから接地端の位置PTまでの領域S2は、θ1≦θ2≦θ3又はθ1≧θ2≧θ3を満たす角度θ2で配されていることが好ましい。具体的な角度θ2としては、35〜55°が好ましく、40〜50°がより好ましい。角度θ1と角度θ3とが異なる場合、ショルダー部Sh付近において、角度θ2を変化させるのが好ましい。
本発明では、角度θ1、角度θ2、及び角度θ3が何れも35〜55°の範囲内であることが好ましく、何れも40〜50°の範囲内であることが、より好ましい。
カーカス層5の両端は、ビード1aで外側に折り返され、カーカス層5の折り返し部と本体部との間にはゴム硬度が高いビードフィラー1bが配置され、ビード部1が形成されている。カーカス層5を構成するコードとしては、ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド等の有機繊維、又はスチール等が挙げられる。なお、カーカス層5の外側には、通常のタイヤと同様にサイドウォールゴム2a、インナーライナゴム3、トレッドゴム4等が配置され、トレッドゴム4の外周面には所定のパターンが形成される。
ベルト層6は、最外層のカーカス層5bの外周面の踏面部Tr下方の位置に設けられる。本実施形態では、ベルト層6が内層6aと外層6bからなる例を示す。ベルト層6のコードの角度は、各々、タイヤ周方向PDに対して20〜50°、特に30〜40°にするのが好ましい。ベルト層6についても、コードがタイヤ周方向PDに略対称に交差するように積層されるのが好ましい。
ベルト層6の幅は踏面部Trの幅と一致する必要はなく、内層6aが踏面部Trの幅と略同じ幅であり、外層6bの幅は、内層6aの幅よりやや狭くなるのが好ましい。
また、ベルト層6を構成するコードも、ポリエステル、ポリアミド、ポリアラミド等の有機繊維、又はスチール等が挙げられる。本発明では、バイアス状のカーカス層5をベルト層6が補強するため、その部分の曲げ剛性も高くなる。
本発明の競技用空気入りタイヤは、図3に示すようなコード角度を幅方向の位置により部分的に変えたカーカス用プライ8a,8bを使用すること以外は、通常の競技用空気入りタイヤと同様の製造方法で製造できる。つまり、成形ドラム上にカーカス用プライ8a,8bを積層する工程と、少なくとも積層したカーカス用プライ8a,8bをドーナツ状に膨張させる工程とを有する製造方法が適用できる。
2つのカーカス用プライ8a,8bは、中心線に対して略対称な角度でコードが配置されるように円筒状に積層され、例えばビードの配設後、チューブ状エアバッグが挿入され、内圧によりドーナツ状にシェーピングされた後、ベルト層6が形成される。
本発明では、カーカス用プライ8a,8bを積層する際に、1層目のプライ中央の位置PCではコードの角度γ1をドラム周方向DPに対して50〜70°とし、プライ両端の付近ではドラム周方向に対するコードの角度γ3をγ1−25≦γ3≦γ1−10にする。好ましくは、1層目のプライ中央の位置PCではコードの角度γ1をドラム周方向DPに対して55〜65°とし、プライ両端の付近ではドラム周方向に対するコードの角度γ3をγ1−20≦γ3≦γ1−10にする。
また、2層目のプライ8bでは1層目のコードに対してコードがドラム周方向DPに略対称に交差するように積層する。
図3に示すカーカス用プライ8a,8bの作製方法の概略は次の通りである。図4に示すような装置を用いて、ローラ群13でコード材料10を引き取ることにより、コード材料10をボビン11から送りながら、被覆ゴムの押出機12の口金部12aを通過させて未加硫ゴムで被覆され、ゴム被覆したコードは、緩衝部14の緩衝ローラ14a間に送られて緩んだ状態となる。ゴム被覆したコードの先端は、駆動機構16の駆動部16bに設けられた貼り付けローラ16cによって、トレイ17に所望の経路にて貼り付けられ、貼り付け量に応じたコード長さが緩衝部14からガイドローラ15を経て引き取られる。貼り付け経路の制御は、トレイ17の長手方向(Y方向)の移動の位置制御と、駆動機構16の支持部16aを往復動(X方向)する駆動部16bの移動の位置制御とにより行うことができる。貼り付けはコードを切断せずに行うのが簡便であり、その場合、軸心が平行で高さが同じ2本の貼り付けローラ16cが使用される。
所望のタイヤ形状と各部位での所望のコード角度を得るためには、カーカス用プライ8a,8bを作製する際のコード角度を適切に調整するのが好ましい。バイアスタイヤでは、プライ状態でのコード角度とタイヤ成型後のコード角度との関係が、下記の周知の関係式(近似式)により算出できるが、本発明でも当該関係式が同様に適用でき、Adを変数として対応する部分のRを決定することで、Aを求めることができる。
Rd cosA=R cosAd
ここで、Rdはドラム半径、Adはドラム上の周方向に対するコード角、Rはタイヤ成型後のコードの位置に対応する半径、Aはタイヤ成型後の周方向に対するコード角である。
[他の実施形態]
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。
(1)前述の実施形態では、カーカス層を2層設けた例を示したが、4層などの偶数層でもよい。その場合も一対のカーカス層は、タイヤ赤道線に対して略対称な角度でコードが配置されるように積層され、同方向に積層される各カーカス層のコードは、各部位で各々同じ方向に配置されるのが好ましい。
(2)前述の実施形態では、コードが交差したベルト層を2層設ける例を示したが、ベルト層を省略することも可能である。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
(1)捻り剛性
空気圧を30KPaにして、実車の荷重に相当する荷重(4400N)を負荷しながら、実車加速時のトルクに相当する前後力(4000N)を更に負荷して、その際のタイヤ前後方向の変位を測定し、その逆数を指数として表した(値が大きい程良好)。
(2)タイム
ドラッグレース用の競技専用車に装着し、0〜400mの走行タイムを測定し、それを指数として表した(値が小さい程良好)。
従来品
従来の製造方法に従って、表1に示すコード角度でドラム上にカーカス用プライ(ナイロン66繊維、1400dtex/2、打ち込み数28本/2.5cm、2層)を積層した後、ベルト用プライ(ナイロン66繊維、940dtex/2、打ち込み数30本/2.5cm、2層、コード角度35°)を更に積層し、表1に示すコード角度の競技用空気入りタイヤ(サイズ33.0x17.0−15)を作製した。これを用いて、上記の評価を行った。その結果を表1に示す。
実施例1〜3
本発明の製造方法に従って、表1に示すコード角度でドラム上にカーカス用プライ(ナイロン66繊維、1400dtex/2、打ち込み数28本/2.5cm、2層)を積層する以外は、従来品と同様して、表1に示すコード角度の競技用空気入りタイヤ(サイズ33.0x17.0−15)を作製し、上記の評価を行った。その結果を表1に示す。
比較例1〜2
本発明の製造方法に従って、表1に示すコード角度でドラム上にカーカス用プライ(ナイロン66繊維、1400dtex/2、打ち込み数28本/2.5cm、2層)を積層する以外は、従来品と同様して、表1に示すコード角度の競技用空気入りタイヤ(サイズ33.0x17.0−15)を作製し、上記の評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 2005306155
表1の結果が示すように、実施例のタイヤでは、タイヤの捻り剛性を向上させ、高トルク付加時の駆動性能を高めて、走行タイムを短縮することができた。これに対して、踏面部のコード角度が小さすぎる比較例1では、タイヤの捻り剛性が上昇したものの、接地面積が不十分となって、走行タイムが増加した。また、踏面部のコード角度が大き過ぎる比較例2では、タイヤの捻り剛性が低下して、走行タイムが増加した。
本発明の競技用空気入りタイヤの一例を示す子午線半断面図 本発明の競技用空気入りタイヤの要部を示す図であり、(a)は部分破断したタイヤの正面図、(b)はその平面図 本発明に用いられるカーカス用プライの一例を示す図であり、(a)は下層用のプライの平面図、(b)は上層用のプライの平面図 カーカス用プライの作製に用いられる装置の概略斜視図
符号の説明
1a ビード
5 カーカス層
5a 下層のカーカス層
5b 上層のカーカス層
6 ベルト層
8a 下層のカーカス用プライ
8b 上層のカーカス用プライ
Tr 踏面部
θ1〜θ3 タイヤ各部のコードの角度
γ1〜γ3 プライ各部のコードの角度
W タイヤ最大幅
PT 接地端
CL タイヤ赤道線
PD タイヤ周方向

Claims (4)

  1. 一対の環状のビード間を補強する2層以上のカーカス層と、踏面部下方のカーカス層の外周側にベルト層とを備える競技用空気入りタイヤにおいて、
    2層のカーカス層は、コードがタイヤ周方向に略対称に交差するように積層され、各カーカス層のコードが、タイヤ赤道線付近の位置ではタイヤ周方向に対して30〜50°の角度θ1で配され、前記ビードからタイヤ最大幅の位置までは、θ1−15≦θ3≦θ1+15を満たす角度θ3で配されることを特徴とする競技用空気入りタイヤ。
  2. タイヤ最大幅の位置から接地端の位置までは、前記各カーカス層のコードが、θ1≦θ2≦θ3又はθ1≧θ2≧θ3を満たす角度θ2で配されている請求項1記載の競技用空気入りタイヤ。
  3. 前記角度θ1、角度θ2、及び角度θ3が何れも35〜55°の範囲内である請求項1又は2に記載の競技用空気入りタイヤ。
  4. 成形ドラム上にカーカス用プライを積層する工程と、少なくとも積層したカーカス用プライをドーナツ状に膨張させる工程とを有する競技用空気入りタイヤの製造方法において、
    前記カーカス用プライを積層する際に、1層目のプライ中央の位置ではコードの角度γ1をドラム周方向に対して50〜70°とし、プライ両端の付近ではドラム周方向に対するコードの角度γ3をγ1−25≦γ3≦γ1−10にすると共に、2層目のプライでは1層目のコードに対してコードがドラム周方向に略対称に交差するように積層することを特徴とする競技用空気入りタイヤの製造方法。
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