JP2005305110A - シートクッション長可変の車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 シートクッションの前端部を変形させてシートクッションの長さを可変とする車両用シートにおいて、シートクッションの前側要素部のクッション性の良い車両用シートを提供する。
【解決手段】 シートクッション1の前端部を変形させてシートクッション長を調節可能とするために、シートクッション1のフレーム11に対して前後動するスライド部材41と、スライド部材41に設けられかつシートクッション1の表皮材21の前側端部を保持する前端保持部材3とを有するシートクッション長可変の車両用シートであって、前端保持部材3は、スライド部材41に対して上下動可能に支持されており、かつスライド部材41との間に設けられた付勢部材7によって常時上方向に付勢されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートクッションの前端部を変形させることでシートクッションの長さを可変調節できる車両用シートに関する。とりわけ、シートクッションの前端部を変形させるために、シートクッションのフレームに対して前後動するスライド部材と、そのスライド部材に設けられかつシートクッションの表皮材の前側端部を保持する前端保持部材とを有するシートクッション長可変の車両用シートに関する。
車両用のシートは、乗員の体型に合わせてシートクッションの長さを自在に調節できる構成のものが好ましい。なぜならシートクッションの長さを十分に長くすることで、シートクッションと乗員との接触面積当りの荷重を小さくすることができ、これによって乗員の疲労度を低減させることができるからである。
そして従来、シートクッションの長さを自在に変えられる車両用シートとして、特許文献1に記載の車両用シートなどが知られていた。
特許文献1によると、車両用シートは、シートクッションの前端部を変形させるために、シートクッションのフレームに対して前後動するスライド部材と、そのスライド部材に設けられる前端保持部材とを有している。前端保持部材は、ローラ状の巻取り部を有している。そして巻取り部には、シートクッションの表皮材の前側端部が取付けられており、表皮材を巻取り、これと同時にシートクッションのパッドの前端要素をも巻取る。そしてシートクッションの長さを長くする際には、巻取り部に巻き取られていた表皮材を繰出し、パッドの前端要素を巻取り部とともに回転させていた。
独国特許出願公開第4114735号明細書
しかしこの形態の場合、クッション長さを長くすることでパッドの前端要素が他の要素から離間して回転し、他の要素との間に間隙を形成してしまう。そのためシートクッションの一部には、パッドを有さない間隙が形成され、クッション性の低い部分が生じてしまっていた。またパッドの前端要素は、回転する要素でありローラに巻付けるために他の要素に比べて薄く形成され、クッション性が低い傾向にあった。したがって特許文献1に係るシートクッションは、前側要素部にてクッション性が良くなかった。
そこで本発明では、シートクッションの前端部を変形させてシートクッションの長さを可変とする車両用シートにおいて、シートクッションの前側要素部のクッション性の良い車両用シートを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備えるシートクッション長可変の車両用シートであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、シートクッションのフレームに対して前後動するスライド部材と、そのスライド部材に設けられかつシートクッションの表皮材の前側端部を保持する前端保持部材とを有している。そして前端保持部材は、スライド部材に対して上下動可能に支持されている。そしてスライド部材との間に設けられた付勢部材によって常時上方向に付勢されている。
すなわち前端保持部材は、シートクッションの前側要素部の一構成部材である。そして前端保持部材は、付勢部材によって常に上方向に付勢されている。
したがってシートクッションの前側要素部は、付勢部材によってクッション性が良くなっている。
請求項2に記載の発明によると、前端保持部材は、表皮材の前側端部を巻取る巻取り部と、巻取り方向に巻取り部を付勢する巻取り付勢部とを有している。
したがってクッション長さを短くする場合は、巻取り付勢部の付勢力によって表皮材を巻取ることができる。そしてクッション長さを長くする場合には、巻取り付勢部の付勢力に反して巻取り部から表皮材を繰出すことができる。そのためクッションの長さを容易にかつ好適に調整することができる。
請求項3に記載の発明によると、前端保持部材は、スライド部材に対して上下方向に揺動可能に取付けられるアーム部を有している。そしてアーム部とスライド部材との間に設けられた付勢部材によって常時上方向に揺動するように付勢されている。
したがって前端保持部材は、スライド部材に対して揺動可能に取付けられるという簡易な構成にて上下方向に移動可能に支持されている。そして揺動方向を上側方向に付勢する付勢部材という容易な構成にて上方向に付勢されている。
請求項4に記載の発明によると、前端保持部材は、スライド部材との間に設けられた付勢部材によって上下動可能に支持され、かつ同付勢部材によって常時上方向に付勢されている。
したがって前端保持部材は、上下動する際の軌跡がほぼ直線状となり、軌跡が短くなる。そのため前端保持部材が上下動した際の他の部材への影響が小さい構成になっている。例えば前端保持部材が上下動した際に巻取り部がほとんど回転しない構成となる(請求項2参照)。そのためシートクッションの乗り心地を良い状態に保持することが容易な構成になっている。
請求項5に記載の発明によると、前端保持部材とフレームの前端部側との間には、シートクッションの表皮材の下側にて表皮材の沈込量を規制する沈込規制部材が設けられている。そして沈込規制部材は、前端保持部材の移動に追従して前端保持部材とフレームの前端部側との間にて張設される構成になっている。
すなわちクッション長さを可変調整すると、前端保持部材とフレームの前端部側との間隙の大きさが変化するが、沈込規制部材は、その間隙の大きさに追従してその間隙にて張設される。
したがって前端保持部材とフレームの前端部側の間隙が大きくなった場合でも、沈込規制部材によって表皮材がこの間隙に向けて極端に沈み込むことが抑制され得る。そのためシートクッションの座り心地が向上され得る。
(実施の形態1)
実施の形態1を図1〜6にしたがって説明する。
車両用シートは、図3に示すシートクッション1と、図示省略のシートバックとを有している。
シートクッション1は、車両進行方向に対して右側部分を構成する右側要素部1aと、左側部分を構成する左側要素部1bを有している。そしてこれらの間には、中央の前側部分を構成する前側要素部1cと、中央の後側部分を構成する後側要素部1dとを有している。
前側要素部1cは、図4に示すように変形することで前方向に伸び得る構成になっており、これによってクッション長さが可変とされる構成になっている。
シートクッション1は、図1に示すように骨枠部分(11,14,41等)と、骨枠部分の上方に取付けられるパッド20と、パッド20の表面を覆う表皮材21とを有している。パッド20は、発泡ウレタンなどから成るクッション性に富む材料から形成されている。
骨枠部分は、図2に示すように固定側部材(10,11等)と可動側部材(40,41等)と駆動機構8とを有している。
固定側部材は、車両に対して固定される部材であって、左右のフレーム10,11、前後の補強部材12,13、及びクッションパン14を有している。
左のフレーム10は、左端縁に沿って前後方向に延出し、右のフレーム11は、右端縁に沿って前後方向に延出している。そして前の補強部材12は、左右のフレーム10,11の前端部間を連結し、後の補強部材12は、左右のフレーム10,11の後端部間を連結している。
クッションパン14は、板状であって左右のフレーム10,11の上方に取付けられている。そしてクッションパン14は、左右幅が左右のフレーム10,11の設置幅よりも広く、前後長さがフレーム10,11とほぼ同じ長さになっている。またクッションパン14は、後述する前端保持部材3を設置するスペースを確保するために、前側中央部が後方に凹んでいる。そして図1に示すようにクッションパン14の上方には、パッド20が取付けられる。
可動側部材(40,41等)は、図2に示すように固定側部材に対して前後方向に移動し得る部材であって、左右のスライド部材40,41、後の補強部材44、軸部材42、前端保持部材3、およびシールド43を有している。
左のスライド部材40は、左のフレーム10に対して前後動可能に取付けられており、左のフレーム10の前端部よりも前方に突出する。一方、右のスライド部材41は、右のフレーム11に対して前後動可能に取付けられており、右のフレーム11の前端部よりも前方に突出する。
またスライド部材40,41には、長穴40a,41aが設けられており、フレーム10,11には、長穴40a,41aに差し込まれるピン10a,11aが設けられている。これによってスライド部材40,41のスライド幅が規制されている。
補強部材44は、左右のスライド部材40,41の後端部間を連結している。
軸部材42は、左右のスライド部材40,41の前端部間を連結している。そして軸部材42に前端保持部材3が設けられている。
前端保持部材3は、図2に示すように一対のブラケット32、巻取り軸部材31、巻取り部30、および一対の巻取り付勢部5を有している。
ブラケット32は、図1に示すように上下方向に延出するアーム部32aと、アーム部32aの上端部から前方に延出する前方延出部32bを有している。そしてブラケット32は、アーム部32aの下端部が軸部材42に揺動可能に取付けられることで、軸部材42に対して上下方向に揺動可能に取付けられている。
アーム部32aとスライド部材41(40)の間には、コイルスプリングなどの付勢部材7が取付けられている。そしてブラケット32は、付勢部材7によって常時上方向に揺動するように付勢されている。
一対のブラケット32の前方延出部32bの間には、図2に示すように巻取り軸部材31が取付けられている。そして巻取り軸部材31の軸周りに巻取り部30が取付けられている。
巻取り部30は、図1に示すように円筒を縦割りにした半割縦割円筒状のローラによって構成されている。そして巻取り部30には、表皮材21の前側端部が保持されている。したがって表皮材21は、巻取り部30を巻取り軸部材31中心に回転させることで巻取り部30に巻取られ得る。そして表皮材21とともにパッド20の前端要素も巻取り部30に巻取られる。
巻取り部30とブラケット32の間には、巻取り付勢部5が設けられている。
巻取り付勢部5は、例えば巻バネであって、巻中心部に巻取り軸部材31が挿通されている。そして一端部がブラケット32の上端部に掛け止められ、他端部が巻取り部30の上端部に掛け止められている。このため巻取り付勢部5は、巻取り部30を表皮材21を巻取る方向(図1における反時計回り)に常時付勢している。
パッド20は、前端部にて厚みが薄くなっている。そして薄くなった前端部の下側面にて複数の切れ込み部20aを有している。切れ込み部20aは、パッド20の幅方向に延出している。そして複数の切れ込み部20aは、前後方向に所定間隔毎に並んでいる。したがってパッド20の前端部は、厚みが薄く、切込み部20aを有するために巻取り容易な構成になっている。
またシートクッション1は、図5に示すように沈込規制部材6を有している。
沈込規制部材6は、前端保持部材3とクッションパン14の前端部との間、換言すると前端保持部材3とフレーム11の前端部との間に設けられている。沈込規制部材6は、シート状あるいはネット状に構成されており、パッド20の下側面(表皮材21の下側面)に張設されている。なお沈込規制部材6の幅は、前端保持部材3の幅長さとほぼ同じ長さである。
沈込規制部材6は、前端縁が巻取り部30に取付けられており、後端縁がクッションパン14の前端部側(フレーム11の前端部側)に取付けられている。
クッションパン14は、前端部から起立する固定プレート14aを有し、固定プレート14aの上端部に沈込規制部材6の後端縁が取付けられている。そしてクッションパン14には、図2に示すように複数の固定プレート14aが所定間隔毎に設けられている。そして固定プレート14aは、図5に示すように巻取り部30とほぼ同じ高さになっている。
また沈込規制部材6は、図1に示すように前端縁が巻取り部30に取付けられているため、巻取り部30によって巻き取られ得る。そして前端保持部材3が前方に移動していない状態においては、前端保持部材3とクッションパン14との間で張設され、余った部分が巻取り部30によって巻き取られている。
そして前端保持部材3を前方に移動させた場合は、図5に示すように沈込規制部材6が巻取り部30から繰出され、前端保持部材3とクッションパン14との間にて張設される。
シールド43は、図4に示すように前側要素部1cの前面下側部分を覆い隠す構成になっている。そしてシールド43は、左右両端部が図2に示すようにスライド部材40,41の先端部に固定されている。
駆動機構8は、図2に示すように可動側部材を固定側部材に対して前後動させる機構であって、モータ80、ドライブシャフト81、一対のギヤボックス82、一対の親ねじ83および一対のナット84を有している。
モータ80は、車両用バッテリの電力を利用して、ドライブシャフト81を軸回転させる。ドライブシャフト81は、左右方向に延出しており、左右端が左右のギヤボックス82に差し込まれている。
左右のギヤボックス82は、左右のスライド部材40,41の内側面に取付けられており、ドライブシャフト81の軸回転を親ねじ83の軸回転に変換している。親ねじ83は、フレーム10,11側に取付けられたナット84に螺合されている。したがって駆動機構8は、モータ80の回転方向を変えることで可変側部材を固体側部材に対して前後動させる。
以下に、図5にしたがって可変側部材を前方へ移動させてシートクッション1の前端部を変形させる状態について説明する。
駆動機構8によってスライド部材41を前方に移動させると、巻取り部30が前方に移動する。そして巻取り部30は、表皮材21に引張られることで巻取り軸部材31周りに回転し、表皮材21とパッド20の前端要素とを繰出す。そして表皮材21およびパッド20を巻取り状態から伸びた状態にする。
またこの時、前端保持部材3とクッションパン14の間隙60は、大きくなる。そして間隙60には、沈込規制部材6が張設されている。そのためパッド20と表皮材21は、沈込規制部材6によって下側から支持され、間隙60に向けて極端に沈み込むことが防止されている。
次に、図6にしたがって上方から圧力が加わった際のシートクッション1の前側要素部1cの様子について説明する。
上方からの圧力が前側要素部1cに加わった場合は、図6に示すように付勢部材7が弾性変形する。したがって付勢部材7は、弾性力によって前端保持部材3を上方に付勢し、パッド20を上方に押し上げる。したがってシートクッション1の前側要素部1cは、付勢部材7の弾性力によってクッション性が高くなっている。なお付勢部材7は、前端保持部材3の前後位置によらず、前端保持部材3を上方に付勢している。
以上のようにして車両用シートが構成されている。
すなわち前端保持部材3は、図1に示すようにシートクッションの前側要素部1cの一構成部材である。そして前端保持部材3は、付勢部材7によって常に上方向に付勢されている。
したがってシートクッション1の前側要素部1cは、付勢部材7によってクッション性が良くなっている。
また前端保持部材3は、表皮材21の前側端部を巻取る巻取り部30と、巻取り方向に巻取り部30を付勢する巻取り付勢部5とを有している。
したがってクッション長さを短くする場合は、図1に示すように巻取り付勢部5の付勢力によって表皮材21を巻取ることができる。そしてクッション長さを長くする場合には、図5に示すように巻取り付勢部5の付勢力に反して巻取り部30から表皮材21を繰出すことができる。そのためシートクッション1の長さを容易にかつ好適に調整することができる。
また前端保持部材3は、図1に示すようにスライド部材41(40)に対して上下方向に揺動可能に取付けられるアーム部32aを有している。そしてアーム部32aとスライド部材41(40)との間に設けられた付勢部材7によって常時上方向に揺動するように付勢されている。
したがって前端保持部材3は、スライド部材41(40)に対して揺動可能に取付けられるという簡易な構成にて上下方向に移動可能に支持されている。そして揺動方向を上側方向に付勢する付勢部材7という容易な構成にて上方向に付勢されている。
また図1,5に示すようにクッション長さを可変調整すると、前端保持部材3とフレーム11の前端部側との間隙60の大きさが変化するが、沈込規制部材6は、その間隙60の大きさに追従して間隙60にて張設される。
したがって前端保持部材3とフレーム11の前端部側の間隙60が大きくなった場合でも、沈込規制部材6によって表皮材21がこの間隙60に向けて極端に沈み込むことが抑制され得る。そのためシートクッション1の座り心地が向上され得る。
また図5に示すようにパッド20の下面には、切込み部20aが複数設けられている。したがってパッド20の前端部を巻いたり、伸ばしたりしやすい。そのためパッド20の前端部を他の部分と分離する必要がなく、分離することによってシートクッション1のクッション性が悪くなることが防止され得る。
(実施の形態2)
実施の形態2を図7〜9にしたがって説明する。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2に係るシートクッションは、図2に示す前端保持部材3に代えて図7〜9に示す前端保持部材9を有している。以下、相違点を中心に実施の形態2について説明する。
前端保持部材9は、図7に示すように支持台93、ブラケット92、巻取り軸部材91および巻取り部90を有している。
支持台93は、幅方向に延出し、左右両端部が軸部材42に対して回動可能に取付けられている。そして支持台93には、一対のブラケット92が取付けられている。
ブラケット92は、支持台93から上方に延出するアーム部92aと、アーム部92aの上端から前方に向けて延出する前方延出部92bを有している。そしてアーム部92aは、支持台93を介して軸部材42に対して揺動可能に取付けられている。
一対のブラケット92の前方延出部92bの前端部の間には、巻取り軸部材91が軸回転可能に取付けられている。そして巻取り軸部材91に巻取り部90が取付けられている。
そして巻取り部90には、実施の形態1と同様に表皮材の前側端部と、沈込防止部材の前端縁が取付けられている。
前端保持部材9を回動可能に支持する軸部材42は、スライド部材(図2参照40,41)に対して回動不能に取付けられている。そして軸部材42の左右両端部に取付片45が固定されている。したがって軸部材42と取付片45は、前端保持部材9が揺動した際においても傾かない構成になっている。そして取付片45の先端部と支持台93の間には、付勢部材94が取付けられている。
したがって前端保持部材9は、付勢部材94によって常時上方向に付勢されている。そして上側から圧力を受けた際には、図8,9に示すように軸部材42周りに揺動し、付勢部材94によって上側方向に揺動するように付勢される。
(実施の形態3)
実施の形態3を図10〜13にしたがって説明する。
実施の形態3は、実施の形態1とほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態3に係るシートクッション1は、図2に示すブラケット32に代えて、図10に示すブラケット100を有している。そして図2に示す付勢部材7、軸部材42、巻取り付勢部5に代えて、図10に示す付勢部材101、支持部材102、巻取り付勢部103を有している。以下、これら相違点を中心に実施の形態3について説明する。
支持部材102は、図10に示すように板状であって、スライド部材40,41の間に固定されている。そして支持部材102の上面左右両端部に付勢部材101が取付けられている。
付勢部材101は、線バネを三次元的に折り曲げた構成になっており、下側取付部101aと弾発部101bと上側取付部101cを一体に有している。
下側取付部101aと上側取付部101cは、左右方向および前後方向のいずれにも十分な長さを有するように折り曲げられており、支持部材102とブラケット100に対して安定良く取付けられている。
弾発部101bは、下側取付部101aから上斜め後方に延出し、その先端からシートクッション1の幅中央に向けて延出し、続いて上斜め前方に延出する構成になっている。したがって左側方から見た弾発部101bは、図11に示すように「く字状」を左右反転させた形状になっている(通称フィッシュマウス形状)。
ブラケット100は、金属板から成形されており、底板部100aと一対の側板部100bを一体状に有している。
底板部100aは、シートクッション1の幅方向に延出しており、下面左右両端部に付勢部材101の上側取付部101cが取付けられている。したがってブラケット100は、一対の付勢部材101によって上下動可能に支持されている。
側板部100bは、底板部100aの左右両端を上方に折曲げることで底板部100aに対して立設した構成になっている。そして一対の側板部100bの間に巻取り軸部材31が軸回転可能に取付けられている。
巻取り軸部材31には、巻取り部30が軸回転可能に取付けられており、巻取り部30と底板部100aの間には、巻取り部30を巻取り方向に付勢する巻取り付勢部103が取付けられている。
前端保持部材3は、ブラケット100、巻取り軸部材31、巻取り部30及び巻取り付勢部103を有した構成になっており、付勢部材101によって上下動可能に支持されている。そして前端保持部材3は、図11に示すように一対の付勢部材101によって常時上方に付勢されている。
シートクッション1の長さを長くする方法と、シートクッション1を長くした状態とを図11〜13にしたがって説明する。
シートクッション1を長くする場合は、図11の状態からスライド部材41をフレーム11に対して前方へスライドさせ、スライド部材41とともに前端保持部材3を前方に移動させる(図12参照)。これにより巻取り部30が巻取り付勢部103の付勢力に抗して巻取り軸部材31中心に回転し、巻取り部30に巻き取られていたパッド20と表皮材21とを繰出す。
かくしてシートクッション1の前側要素部1cが前方に伸びて、シートクッション1が長くなる。またこれと同時に沈込規制部材6も巻取り部30から繰出される。そのため沈込規制部材6によってパッド20と表皮材21とが極端に沈み込むことが抑制される。
シートクッション1を長くした状態において上方から前側要素部1cに圧力が加わった際には、付勢部材101の弾発部101bが弾性変形し、弾発部101bが前端保持部材3を上方に付勢する。そのため前側要素部1cのクッション性が付勢部材101によって高められている。
以上のようにして実施の形態3が形成されている。
すなわち前端保持部材3は、図11に示すようにスライド部材41との間に設けられた付勢部材101によって上下動可能に支持され、かつ同付勢部材101によって常時上方向に付勢されている。
したがって前端保持部材3は、上下動する際の軌跡がほぼ直線状となり、軌跡が短くなる。そのため前端保持部材3が上下動した際の他の部材への影響が小さい構成になっている。例えば前端保持部材3が上下動した際に巻取り部30がほとんど回転しない構成になっている。
したがって巻取り部30に巻き込まれていた表皮材21や沈込規制部材6がほとんど繰出されず、前端保持部材3を下方に移動させた際においても巻取り部30がまだ回転し得る状態になる。そのためその状態にて前側要素部1cに上方からさらに圧力が加わった場合でも、巻取り部30が回転して沈込規制部材6を繰出すことができる。これにより沈込規制部材6が伸びきってしまうことが防止され、沈込規制部材6が伸びきってしまうことによるシートクッション1の乗り心地の悪化が抑制される。かくしてシートクッション1の乗り心地が良い状態に保持され得る構成になっている。
付勢部材101は、図10,13に示すように線バネから形成されているため、変形方向に柔軟性がある。したがって付勢部材101は、シートクッション1の前側要素部1cが受ける斜め方向からの圧力等に対しても円滑に変形することができる。そのため付勢部材101は、前端保持部材3を効率良く上方に付勢することで、シートクッション1の乗り心地を良い状態に保持することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1〜3に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)すなわち実施の形態1,2に係る前端保持部材は、スライド部材に対して揺動可能に取付けられることで上下方向に移動可能に支持されていた。しかし前端保持部材がスライド部材との間に設けられたレール等によって上下方向に移動可能に支持される形態であってもよい。そして前端保持部材とスライド部材との間に付勢部材が設けられ、その付勢部材によって前端保持部材が上方向に付勢される形態であっても良い。
(2)また実施の形態1〜3に係る沈込規制部材は、シート状に形成されていた。しかし沈込規制部材が、線バネやスプリングバネなどから形成される形態であっても良い。
(3)また実施の形態1〜3に係る沈込規制部材は、所定の弾性を有する布バネやネットなどで形成されていることが好ましい。これによって沈込規制部材を容易に張設し得るからである。
(4)また実施の形態1〜3に係るシートクッションの前側要素部は、シートクッションの中央の前側部分を構成する要素であった。しかし前側要素部は、シートクッションの前側部分の全体、あるいは前側部分の一部を構成するどんな形態であっても良い。
実施の形態1に係るシートクッションの左側方からの一部断面拡大図である。 可動側部材を前方へ移動させた状態における実施の形態1に係る骨枠部分の上方斜視図である。 実施の形態1に係るシートクッションの上方斜視図である。 実施の形態1に係るシートクッションの上方斜視図である。 図1において可動側部材を前方へ移動させた状態を示すシートクッションの左側方からの一部断面拡大図である。 図5において上方から圧力を受けた状態を示すシートクッションの左側方からの一部断面拡大図である。 実施の形態2に係る前端保持部材の一部拡大斜視図である。 実施の形態2に係る前端保持部材の一部拡大左側面図である。 図8において上方から圧力を受けた状態を示す前端保持部材の一部拡大左側面図である。 可動側部材を前方へ移動させた状態における実施の形態3に係る骨枠部分の上方斜視図である。 実施の形態3に係るシートクッションの左側方からの一部断面拡大図である。 図11において可動側部材を前方へ移動させた状態を示すシートクッションの左側方からの一部断面拡大図である。 図12において上方から圧力を受けた状態を示すシートクッションの左側方からの一部断面拡大図である。
符号の説明
1…シートクッション
1c…前側要素部
3,9…前端保持部材
5,103…巻取り付勢部
6…沈込規制部材
7,94,101…付勢部材
8…駆動機構
10,11…フレーム
14…クッションパン
20…パッド
21…表皮材
30,90…巻取り部
31,91…巻取り軸部材
32,92,100…ブラケット
32a,92a…アーム部
40,41…スライド部材
42…軸部材
43…シールド

Claims (5)

  1. シートクッションの前端部を変形させてシートクッション長を調節可能とするために、シートクッションのフレームに対して前後動するスライド部材と、そのスライド部材に設けられかつシートクッションの表皮材の前側端部を保持する前端保持部材とを有するシートクッション長可変の車両用シートであって、
    前記前端保持部材は、前記スライド部材に対して上下動可能に支持されており、かつ前記スライド部材との間に設けられた付勢部材によって常時上方向に付勢されていることを特徴とするシートクッション長可変の車両用シート。
  2. 請求項1に記載のシートクッション長可変の車両用シートであって、
    前端保持部材は、表皮材の前側端部を巻取る巻取り部と、巻取り方向に前記巻取り部を付勢する巻取り付勢部とを有していることを特徴とするシートクッション長可変の車両用シート。
  3. 請求項1または2に記載のシートクッション長可変の車両用シートであって、
    前端保持部材は、スライド部材に対して上下方向に揺動可能に取付けられるアーム部を有し、かつそのアーム部と前記スライド部材との間に設けられた付勢部材によって常時上方向に揺動するように付勢されていることを特徴とするシートクッション長可変の車両用シート。
  4. 請求項1または2に記載のシートクッション長可変の車両用シートであって、
    前端保持部材は、スライド部材との間に設けられた付勢部材によって上下動可能に支持され、かつ同付勢部材によって常時上方向に付勢されていることを特徴とするシートクッション長可変の車両用シート。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のシートクッション長可変の車両用シートであって、
    前端保持部材とフレームの前端部側との間には、シートクッションの表皮材の下側にて前記表皮材の沈込量を規制する沈込規制部材が設けられており、前記沈込規制部材は、前記前端保持部材の移動に追従して前記前端保持部材と前記フレームの前端部側との間にて張設される構成になっていることを特徴とするシートクッション長可変の車両用シート。
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