JP2005305051A - 紙製容器解体装置 - Google Patents

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芳弘 川口
Yasushi Aoki
泰 青木
Daisuke Nakajima
大介 中島
Kaoru Sato
薫 佐藤
Shiro Ko
四郎 高
Hironori Eto
裕基 江藤
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Abstract

【課題】 紙パックや段ボールなどの紙製容器を簡単に真直ぐ切断する事によって、切断後の整理の手間を簡略化する事、また、解体作業に関わる刃先による切傷事故の未然防止、並びに省資源化の主旨を満足する為に、解体具の使い捨てを無くす紙製容器解体具を市場提供する。
【解決手段】 本発明は、目的とする切断稜線を形成する二内面をガイド面として刃先を誘導する当接部材構造を設けることにより、切断作業応力によって自動的に刃先を稜線に誘導すると共に、被切断稜線を形成する紙製容器壁面形状を維持し、切断作業効率の向上と切断具の刃先による作業者の切傷事故を防止し、更に刃物が劣化した場合においても刃先を折り取る事で切れ味を復活させることを可能とするものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙製容器の解体装置に関する。
従来、一般家庭における牛乳パックやダンボール等の紙製容器の解体作業は、一般家庭に常備している鋏、包丁、カッターなどの刃物を用いている。紙製容器の資源化が定着した昨今、紙パック回収やダンボールの回収が全国的に行われつつあり、各家庭では該紙製容器を使い終わった後は切り開いて資源回収にまわしている。
しかし、該紙製容器は使い終わった後には水分を含み、もともと各稜線を真直ぐに切断することが困難である。また、十分乾燥させた場合でも牛乳パックやダンボール等は頑丈にできており、真直ぐ切断することが困難だった。真直ぐに稜線を切断できないと資源とする際にいくつか出っ張った部分を残し、回収に出すときにかさばり、見た目も良くなかった。また、カッターなどで解体する場合、力を入れすぎて切り傷を負う危険性があった。鋏を使った場合では、切り込んでいくほどに容器の壁面が邪魔をして切り難くなり、特にそこの部分は角が多いため容易に切断することができなかった。
その困難さゆえ、多くの紙製容器を解体するための器具が発明されているが、解決し難い問題点を抱えている。例えば、特願平08−021817に見られる解体器具は「立方体形状の紙製容器隅部の形状と相補的な形状となる溝を有し、前記溝の壁に対し所定の角度になるように溝底部の交叉部分より刃を突出させ、前記溝を紙製容器の隅部に押し当て上または下方向に移動させることにより、前記紙製容器の隣り合う面を切り離す」ことを特徴とする紙パック解体オープナーである。これは要するにL字型のガイドを持ち、L字の交点に刃を出した解体オープナーである。紙製容器を凸型、このオープナーを凹型として、紙製容器の外側からオープナーを押し当てることで稜線を真直ぐに切断する。ところが外から押し当てるため、力を入れすぎると稜線がつぶれてしまい、切断を困難にした。また、刃が本体から突出しているため傷を負う危険性があった。さらに刃が固定式で一体型になっているため、切れなくなったときには製品ごと買い換えなくてはならない欠点を有している。
また、特願2001−324451では、特願平08−212817のカッターを市販の替刃可能カッターを使えるようにしたものである。やはり稜線部を潰してしまい、切断を困難にする欠点を改善できていない。
また、特願平11−096958に見られる、「柄部の先端に頭部を形成し、その頭部に連続して保護部を儲け、この保護部の内側端と対向する柄部との間に開口を形成し、この頭部に切断刃の一部を埋設して取り付けてその刃を開口に向け、さらに頭部の開口に対向する箇所に案内部を形成した」ことを特徴とする紙パック用カッターである。この方式は、刃物による切傷を防止する点を主眼に考え、かつ、押し当てるのではなく刃物を当てて引っ張ることによって切断するという点に新しさがある。しかし、ここでも稜線部を真直ぐに切断することは容易ではなかった。また、構造上刃を変えることができない欠点があった。
これらの紙製容器を解体するための公知事例では、総じて稜線に沿って真直ぐ切断することができず、その他、刃物で作業者が傷つくことがあり、切れ味が悪くなったら使い捨てるという問題を持っていた。
本発明は以上の考察の下に、上記問題を解決することにより紙製容器を簡易に真直ぐ切断でき、切断後の容器の整理がうまく進むようにするものである。また、該作業に関わる刃物による切傷の危険性をなくし、市販のカッターに取り付けることもでき、刃を変えるだけで再利用できるようにするものである。
本発明は、切断作業動作による刃物に加わる作業応力により紙製容器の形状が崩れることを考え、この形状を保持しつつ、刃先を誘導するガイド機能を設けることを考えた。そのため、ガイド機構として紙製容器の稜線をつくる2つの内側面部に当接する当接部材を設けた。また、そのガイド機構を刃先の力が上方から加わるのに際し、下側から受ける構造とし、さらに作業者に対する安全ガイド機能として活用する機構とする事によって、問題点の解決を図った。
その上、市販の替刃機能を持つカッターに本発明を接続し、ねじ等で固定することにより、解体作業を行うときには本発明を利用し、その他の時には外して普通のカッターとして利用することができる。また、本発明を市販カッターに半固定することで、解体専用のカッターとして利用することも可能である。両者は市販カッターの替刃機能を損なわないものとする。
本発明による紙製容器解体装置は、稜線に沿って真直ぐに所定の容器を切断でき、しかも、簡単にすばやく切断できる。そのために切断した容器は形よくまとめることができ、資源化の作業効率を飛躍的に改善できる。作業中の刃物の取り扱いの不注意による切傷事故をほぼ完全に防止できることによって、切傷による問題をなくすことができる。
以下、図面に基づき本発明を説明する。図1は本発明に基づく紙製容器解体装置の実施例である。図1[a]は正面図、図1[b]は側面図、図1[c]は頂点図である。2は当接部材、4は当接第1部、6は当接第2部、8は替刃の為のネジ、10は本体カッター、12はカッター刃である。
略V字型のカマキリの頭状の形状をした当接部材2は、当接第1部4と当接第2部6から成り立っており、本体カッター10と一体化されている。カッター刃12は当接部材2によって作業時に取り扱う人が切傷を負わないよう保護されている。カッター刃12は使っているうちに鈍化すれば替刃の為のネジ10を操作し、取り替えることができる。
図2は図1に示した紙製容器解体装置を使って容器を解体しているところを容器内側から見た図である。この図面の裏側にカッター本体10がある。14は対向面A、16は対向面B、18は谷稜線(稜線を内側から見たときに谷となっている線)である。
谷稜線18をはさむ対向面A14、対向面B16に当接第1部4があたり、当接第2部6が谷稜線を内側から押さえている。この状態で紙製容器解体装置を外側(図面裏側)にやや引っ張りながら下に向かって下ろす。紙製容器はこれらの当接部材によって外側に引っ張られるため、カッター刃12によって紙製容器に刃先の圧力が加わっても稜線は形を崩さない。また、当接第1部材4が案内ガイドの役割を果たし、カッター刃12は稜線に沿って真直ぐに、稜線を切断していく。
図1、図2に見るように、本願発明は紙製容器の稜線をつくる2つの内側面部に当接第1部4を当て、カッター刃12がぶれることなく真直ぐに稜線に沿って切断できるようにしたものである。
その際、当接第2部6は内側から紙製容器を支え、当接第1部4とともにカッター刃12による切断応力を分散させ、刃先がスムーズに降りるようにしている。
従って、この略V字型の本発明における作用の上で重要なのは、当接第1部4の両辺と、当接第2部6の1点からなる2線と1点である。この構造さえあれば真直ぐ切断するガイド機能を備えることが可能となる。
図3は、本発明の請求項5に基づく紙製容器解体装置の実施例であり、ここでは図1に示した構造のものを市販のカッターに付属させる例を示している。20は当接部材、22は着脱可能な機構、24は交換用ネジである。
この図3の紙製容器解体装置は市販のカッターに取り付ければ、ほぼ図1に示したようになり、図2のように紙製容器を切断することができる。
図4は本発明による請求項3に基づく紙製容器解体装置の実施例である。図4[a]は正面図、図4[b]は側面図、である。26は滑車部、28は着脱可能な機構、30は交換用ネジである。
当接部材を滑車とすることで滑車の先端が容器の一稜線をはさむ内側面部に当たる。そろばん玉型の滑車の斜面部26aと頂点部26bが紙製容器を側面と稜線内側で支え、さらに滑車の回転力によって当接部と紙製容器との間の摩擦を低減する。そのため容易にかつ真直ぐに紙製容器を解体することができる。
なお、本発明による実施例は1実施例であり、本発明は実施例に限定されるものではない。
は、本発明による当接第1部、当接第2部からなる紙製容器解体装置の実施図である。図1[a]は正面図、図1[b]は側面図、図1[c]は頂点図である。 は、本発明による図1に基づく紙製容器解体装置使用時の図である。 は、図1に当接部材を着脱可能とした紙製容器解体装置の実施図である。図3[a]は正面図、図3[b]は側面図である。 は、本発明による当接部材が滑車部からなる着脱可能な紙製容器解体装置の実施図である。図4[a]は正面図、図4[b]は側面図である。
符号の説明
2、20・・・当接部材
4 ・・・当接第1部
6 ・・・当接第2部
8 ・・・替刃の為のネジ
10 ・・・市販カッター
12 ・・・カッター刃
14 ・・・対向面A
16 ・・・対向面B
18 ・・・谷稜線
22、28・・・着脱可能な機構
24、30・・・交換用ネジ
26 ・・・滑車部

Claims (5)

  1. 切断しようとする紙製容器の稜線を構成する二つの内側面部を刃先誘導ガイド面とする当接部材をもち稜線に沿ってカッターなどの刃物と刃先を誘導する事を特徴とする紙製容器解体装置。
  2. 前記当接部材として略V字型形状の針金等の部材で作ったことを特徴とする請求項1記載の紙製容器解体装置。
  3. 前記当接部材を滑車構造とすることを特徴とする特許請求項第1項に示した紙製容器解体装置。
  4. 前記当接部材を該紙製容器の取り扱い時、並びに解体作業中に於ける作業者の取り扱い時に、刃先による切傷事故を防止する機能構造とした事を特徴とする請求項1、並びに請求項2に記載の紙製容器解体装置。
  5. 一般市場に普及している市販カッター等への着脱を可能とする機能構造を具備させたことを特徴とする請求項1、請求項2、並びに請求項3に記載の紙製容器解体装置
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