JP2005304959A - 電動調整型チェア - Google Patents

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Masatoshi Owa
昌俊 大輪
Fumihiro Nishio
文宏 西尾
Soichiro Mizoguchi
総一郎 溝口
Toshiaki Minamino
利明 南野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】背もたれの角度調整とレッグレストの角度調整のような2つの位置調整を単一のモータで個別に行う。
【解決手段】位置調整が可能な部分を複数備えるとともに、これら位置調整部のための位置調整機構の駆動用のモータ2を備えて、正逆回転自在な単一のモータ2に、動力伝達用回転方向が異なる二つのワンウェイクラッチ22,24と、負荷側からの荷重による回転を阻止する制動手段とを介して上記位置調整機構を接続する。動力伝達用回転方向が異なる二つのワンウェイクラッチ22,24を用いることで、単一のモータ2の回転方向に応じて回転を伝達することができる位置調整部を切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動によって背もたれや座面などの位置調整を行うことができる電動調整型チェアに関するものである。
電動リクライニングチェアで背もたれの角度変更を電動で行うことができるようにしたものにおいて、足を載せるためのレッグレストの角度変更(位置調整)を電動で行うようにする場合、両者の角度変更は独立して行うことができるようにすることが望まれることから、特開平11−253272号公報に示されているように、レッグレストの駆動専用のモータを設けている。この場合、背もたれ駆動用のモータと、レッグレスト駆動用のモータの2つのモータが必要となる。
単一のモータで背もたれとレッグレストとを共に駆動するようにしたものも存在するが、これは背もたれを倒せばレッグレストが連動して上がるように構成されたものであり、両者の角度を個別に調整することができない。
特開平07−184736号公報には、単一のモータで背もたれとレッグレストを別に駆動することができるようにしたものが示されているが、これはモータを回転させれば、まずレッグレストが作動し、更にモータを回転させれば背もたれがリクライニングするものであり、レッグレストを作動させることなく背もたれをリクライニングさせることはできず、またレッグレストを作動させることは、背もたれを起こした状態でしか行えないものであり、このために両者を個別に独立調整することができるものとは言えない。
特開平11−253272号公報 特開平07−184736号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、背もたれの角度調整とレッグレストの角度調整のような2つの位置調整を単一のモータで個別に行うことができる電動調整型チェアを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る電動調整型チェアは、位置調整が可能な部分を複数備えるとともに、これら位置調整部のための位置調整機構の駆動用のモータを備えて、正逆回転自在な単一のモータに、動力伝達用回転方向が異なる二つのワンウェイクラッチと、負荷側からの荷重による回転を阻止する制動手段とを介して上記位置調整機構を接続していることに特徴を有している。動力伝達用回転方向が異なる二つのワンウェイクラッチを用いることで、単一のモータの回転方向に応じて回転を伝達することができる位置調整部を切り替えるものである。
上記制動手段には動力伝達用を兼ねたウォーム機構を好適に用いることができる。
また位置調整部の一つが背もたれの角度変更部であり、位置調整部の他の一つが座部の前端に配されたレッグレストの角度変更部であると、背もたれの角度変更とレッグレストの角度変更を単一のモータで個別に行うことができる。
本発明は、モータの回転方向を変えることで、二つの位置調整機構を個別に独立駆動することができるものであり、位置調整機構を個別に動かすことができるとはいえ、複数のモータを必要とせずに安価に提供できるとともに、電動駆動のために必要な機器スペースも小さくてすむために、近年の椅子式マッサージ機のように多くの機器が座部下方の空間に収納されているものにおいても無理なく設置することができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図示例は、背もたれ11と座部12と座部12の前端側に配置されたレッグレスト13とを有するチェア1において、背もたれ11の角度調整と、レッグレスト13の角度調整を共に電動で行うことができるもので、ここでは背もたれ11は軸15を中心に回動し、レッグレスト13は軸16を中心に回動するようにしてある。そして、この電動調整チェアにおいては、正逆回転自在なモータ2によって上記背もたれ11とレッグレスト13の角度を個別に独立調整することができるようにしている。
単一のモータ2で上記両者の個別調整を可能とするために、ここではモータ2として両端から出力軸20が突出するステップモータを用いるとともに、出力軸20の一端側はワンウェイクラッチ22を介してウォーム23に接続し、出力軸20の他端側はワンウェイクラッチ24を介してウォーム25に接続している。そして上記ウォーム23に噛合するウォームホイール26の外周部側面とレッグレスト13とをリンク31で連結し、上記ウォーム25に噛合するウォームホイール27の外周部側面と背もたれ11とをリンク32で連結している。モータ2の駆動で上記ウォームホイール26,27を回転させたならば、リンク31,32によってレッグレスト13及び背もたれ11はその角度を変更する。
ここにおいて、上記ワンウェイクラッチ22はモータ2の一方向回転のみをウォーム23に伝達し、ワンウェイクラッチ24はモータ2の他方向回転のみを伝達するもので、ウォーム23及びウォームホイール26を回転させてレッグレスト13の角度を変更する時、ワンウェイクラッチ24は空転してウォーム25及びウォームホイール27が回転しないために背もたれ11の角度は変更されず、モータ2の回転方向を逆にしてウォーム25及びウォームホイール27を回転させて背もたれ11の角度を変更する時、ワンウェイクラッチ22は空転してウォーム22及びウォームホイール26が回転しないためにレッグレスト13の角度が変更されることはない。つまり、背もたれ11とレッグレスト13の角度調整を同時に行うことはできないものの、単一のモータ2で個別に独立調整することができるものである。
なお、ウォームホイール26とウォーム23及びウォームホイール27とウォーム23のウォーム機構は、その自動締り機能により、負荷側からの荷重で背もたれ11なりレッグレスト13が回動してしまうことを防いでおり、従って動力伝達手段としての機能の他に、制動手段としても機能している。
図2に他例を示す。モータ2の出力軸20にワンウェイクラッチ22を介して接続したホイール25aの外周部側面をリンク31でレッグレスト13に接続し、モータ2の出力軸20にワンウェイクラッチ24を介して接続したホイール27aの外周部側面をリンク32で背もたれ11に接続して、モータ2の一方向回転でレッグレスト13を回動駆動し、モータ2の他方向回転で背もたれ11を回動駆動する。
そして、本例においては、負荷側の荷重で背もたれ11やレッグレスト13が回動してしまうことを防ぐために、ワンウェイクラッチ22の負荷側からホイール26aまでの従動回転部分と、ワンウェイクラッチ24の負荷側からホイール27aまでの従動回転部分とにその回転を止める制動手段28,29を夫々設けている。これら制動手段28,29は、常時制動をかけていてモータ2側からの出力を伝達する時だけ制動を解除するものが好ましく、またソレノイド等を用いた電磁駆動で制動解除動作を行うものを好適に用いることができるが、ワンウェイクラッチ22,24の駆動側部材の動力伝達方向の回転時の動きを利用して制動解除動作を行うものであってもよい。
以上の各例においては、背もたれ11の角度変更とレッグレスト13の角度変更を単一のモータ2で行うものを示したが、この2つのうちの一方に代えて座部12の高さ(角度)調整を行うものであってもよく、また位置調整のうちの一つが背もたれ11の角度変更やレッグレスト13の角度変更である必要はなく、位置調整可能な部分が二つ以上存在しているチェアであれば、本発明を有効に適用することができる。
本発明の実施の形態の一例の概略側面図である。 他例を示すもので、(a)は概略側面図、(b)は部分平面図である。
符号の説明
1 チェア
2 モータ
11 背もたれ
13 レッグレスト
22 ワンウェイクラッチ
23 ワンウェイクラッチ
23 ウォーム
24 ウォーム
26 ウォームホイール
27 ウォームホイール

Claims (3)

  1. 位置調整が可能な部分を複数備えるとともに、これら位置調整部のための位置調整機構の駆動用のモータを備えている電動調整型チェアであって、正逆回転自在な単一のモータに、動力伝達用回転方向が異なる二つのワンウェイクラッチと、負荷側からの荷重による回転を阻止する制動手段とを介して上記位置調整機構を接続していることを特徴とする電動調整型チェア。
  2. 制動手段が動力伝達用を兼ねたウォーム機構であることを特徴とする請求項1記載の電動調整型チェア。
  3. 位置調整部の一つが背もたれの角度変更部であり、位置調整部の他の一つが座部の前端に配されたレッグレストの角度変更部であることを特徴とする請求項1または2記載の電動調整型チェア。
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