JP2005304246A - 静電アクチュエータ及び光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無通電時において、可動子が不用意に移動しない静電アクチュエータ及び静電アクチュエータを適用した光学装置を提供することにある。
【解決手段】 固定子と可動子を有し前記固定子に対し所定方向に前記可動子が静電力により移動する静電アクチュエータにおいて、前記可動子を前記所定方向とは異なる方向に変位させることにより無通電時に前記可動子が前記所定方向へ移動するのを阻止する可動子移動阻止手段を有することを特徴とする静電アクチュエータ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固定子と可動子を有し可動子が静電力により移動する静電アクチュエータ及び静電アクチュエータを適用した光学装置に関し、特に、静電アクチュエータへの通電を断った時の可動子の保持に関するものである。
近年、固定子と可動子を有して固定子に対し所定の方向に可動子が静電力により移動する静電アクチュエータ、及びこの静電アクチュエータを適用した光学装置が技術開示されている(特許文献1参照)。静電アクチュエータ、または、静電アクチュエータを組み込んだ光学装置等は、各種信頼性試験に適合する必要が有り、例えば、所定の振動試験、衝撃試験等に耐える必要がある。
特開2003−111443号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような静電アクチュエータ及び静電アクチュエータを適用した光学装置においては、静電アクチュエータを使用していない時に、例えば、無通電状態において静電力がなくなり、輸送時に可動子が不用意に移動したり、衝撃があると可動子が移動して、壁面等に衝突し衝撃が加わるといった問題がある。
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、無通電時において、可動子が不用意に移動せず、振動や衝撃等に強い静電アクチュエータ及びこの静電アクチュエータを適用した光学装置を提供することにある。
上記の目的は、下記の手段のいずれかによりにより達成される。
(1) 固定子と可動子を有し前記固定子に対し所定方向に前記可動子が静電力により移動する静電アクチュエータにおいて、前記可動子を前記所定方向とは異なる方向に変位させることにより無通電時に前記可動子が前記所定方向へ移動するのを阻止する可動子移動阻止手段を有することを特徴とする静電アクチュエータ。
(2) 前記可動子を変位させる前記異なる方向は、前記所定方向と直交する方向である(1)に記載の静電アクチュエータ。
(3) 前記所定方向と直交する方向は、前記固定子と前記可動子が対向する対向方向と直交する方向である(2)に記載の静電アクチュエータ。
(4) 前記可動子の阻止は予め定めた所定位置で行う(1)、(2)または(3)に記載の静電アクチュエータ。
(5) 前記可動子移動阻止手段は、ソレノイドまたはモータを有し、前記ソレノイドまたはモータにより前記可動子を変位させることにより阻止を行う(1)から(4)のいずれか1項に記載の静電アクチュエータ。
(6) 前記ソレノイドは、永久磁石を内蔵する無通電保持型のソレノイドであり、無通電で前記可動子を前記移動阻止位置に保持可能である(5)に記載の静電アクチュエータ。
(7) 固定子と可動子を有し前記固定子に対し所定方向に前記可動子が静電力により移動する静電アクチュエータにおいて、前記可動子の移動を阻止する移動阻止部材を変位させることにより無通電時に前記可動子が前記所定方向へ移動するのを阻止する可動子移動阻止手段を有することを特徴とする静電アクチュエータ。
(8) 前記移動阻止部材を変位させる前記異なる方向は、前記所定方向と直交する方向である(7)に記載の静電アクチュエータ。
(9) 前記所定方向と直交する方向は、前記固定子と前記可動子が対向する対向方向と直交する方向である(8)に記載の静電アクチュエータ。
(10) 前記可動子の阻止は予め定めた所定位置で行う(7)、(8)または(9)に記載の静電アクチュエータ。
(11) 前記予め定めた所定位置は、レンズ駆動の初期位置である(4)または(10)に記載の静電アクチュエータ。
(12) 前記可動子移動阻止手段は、ソレノイドまたはモータを有し、前記ソレノイドまたはモータにより前記移動阻止部材を変位させることにより前記可動子の阻止を行う(7)から(10)のいずれか1項に記載の静電アクチュエータ。
(13) 前記ソレノイドは、永久磁石を内蔵する無通電保持型のソレノイドであり、無通電で前記移動阻止部材を保持可能である(12)に記載の静電アクチュエータ。
(14) (1)から(13)のいずれか1項に記載の静電アクチュエータの可動子に光学系を有し前記可動子の移動により前記光学系を前記所定方向へ移動するように構成したことを特徴とする光学装置。
以上のように構成したので下記のような効果を奏する。
(1)に記載の発明によれば、可動子を所定の方向とは異なる方向に可動子を変位させることにより、無通電時に可動子が所定方向へ不用意に移動するのを阻止するので、無通電の状態でも、可動子は不用意に動くことがなくなった。
(2)に記載の発明によれば、可動子を変位させる異なる方向が、可動子が移動する所定方向と直交する方向であるので、可動子を変位させ易くなった。
(3)に記載の発明によれば、可動子を変位させる異なる方向が、所定方向と直交し且つ、固定子と可動子が対向する対向方向と直交する方向であるので、可動子を変位させ易く構造が簡易となった。
(4)に記載の発明によれば、可動子の阻止は予め定めた所定位置で行うので、可動子の移動阻止機構が簡易となった。
(5)に記載の発明によれば、可動子移動阻止手段は、ソレノイドまたはモータを有し、前記ソレノイドまたはモータにより可動子を変位させることにより阻止を行うので、可動子の移動阻止構造が簡易で確実となった。
(6)に記載の発明によれば、ソレノイドは永久磁石を内蔵する無通電保持型のソレノイドであり、無通電で可動子を所定位置または移動阻止位置に保持可能であるので、移動阻止機構の構造が簡易となった。
(7)に記載の発明によれば、可動子の移動を阻止する移動阻止部材を設け、可動子の所定方向とは異なる方向に移動阻止部材を変位させることにより無通電時に可動子が所定方向へ不用意に移動するのを阻止する可動子移動阻止手段を備えたので、可動子は無通電でも不用意に動くことがなくなった。
(8)に記載の発明によれば、移動阻止部材を変位させる異なる方向が、所定方向と直交する方向であるので、可動子を変位させ易くなった。
(9)に記載の発明によれば、移動阻止部材を変位させる異なる方向が、所定方向と直交し且つ、固定子と可動子が対向する方向と直交する方向であるので、移動阻止部材を変位させやすく固定子との干渉が避けやすい構造となった。
(10)に記載の発明によれば、可動子の所定方向での所定位置で、移動阻止部材を変位させるので、可動子の移動阻止機構が簡易となった。
(11)に記載の発明によれば、予め定めた所定位置は、レンズ駆動の初期位置である
ので、駆動開始時に、レンズ位置初期化の時間が短縮できる。
(12)に記載の発明によれば、可動子移動阻止手段は、ソレノイドまたはモータにより移動阻止部材を変位させるので、可動子の阻止機構が簡易で確実となった。
(13)に記載の発明によれば、ソレノイドは永久磁石を内蔵する無通電保持型のソレノイドであり、無通電で可動子を保持可能であるので、可動子の移動阻止の構造が簡易となった。
(14)に記載の発明によれば、(1)から(13)のいずれか1項に記載の静電アクチュエータを備えたので、無通電でも不用意に可動子が動くことがない光学装置とすることができるようになった。
以下、実施の形態により本発明の静電アクチュエータ及び光学装置について詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、各図において静電アクチュエータ及び光学装置は、正面より見て前後方向(光軸方向)をZ方向(前方向を+Z、後方向を−Z)とし、正面より見て左右方向をX方向(左方向を+X、右方向を−X)、正面より見て上下方向をY方向(上方向を+Y、下方向を−Y)とする。
(実施の形態1)
本発明に係わる実施の形態1の静電アクチュエータ及び光学装置について説明する。図1は実施の形態1に係わる静電アクチュエータを適用した光学装置の概略構成を示す斜視図である。
図1において、光学装置10Aは静電アクチュエータ40Aを有した箱状となっている。筐体21A内には固定子45(45a、45b)が固定され、また、内部に可動子30Aが組み込まれ、可動子30Aには可動子電極41、42、光学系である撮影レンズ50が内蔵されている。また、静電アクチュエータ40Aは可動子30Aを+X方向に変位させることにより、無通電時に、可動子30AがZ方向へ不用意に移動するのを阻止するよう構成されている。
ここで、光学装置10Aについて図2、図3を参照して詳しく説明する。図2は図1に示す断面AAの光軸縦断面図、図3は図1に示す断面BBの光軸横断面図(a)と断面CCの縦断面図(b)、図4はソレノイド48Aの断面図である。なお、図3は可動子30Aが所定位置P1、P3にある状態を示している。
図2から図4に示すように、光学装置10Aは筐体21A、蓋22、静電アクチュエータ40A等で構成されている。筐体21Aは上部が開放された箱状となっており、筐体21Aの上部には蓋22が設けられている。筐体21Aは前面に固定絞りに相当する開口部24、背面に撮像素子60が設けられている。この撮像素子60はCCD型イメージセンサやCMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子が用いられる。
光学装置10Aの内部には静電アクチュエータ40Aが設けられている。静電アクチュエータ40Aは可動子30A、固定子45(45a、45b)等で構成され、可動子30Aには可動子電極41、42を有しており、光学系である撮影レンズ50が組み込まれている。固定子45aは筐体21Aの上部に、固定子45bは下部に固定されている。固定子45(45a、45b)の間隔は、可動子30Aに設けられた可動子電極41、42がこの間隔内で双方から吸引され吸着可能な隙間d(図2参照)を有するよう設定されている。可動子電極41、42は、固定子45aに対向して可動子電極41、固定子45bに対向して可動子電極42がそれぞれ形成され、一対の固定子45(45a、45b)によりZ方向に駆動されるように構成されている。可動子30Aは、導電性を有する材料で形成され、例えば、特開2003−284359号公報に記載の気相成長炭素繊維(VGCS)とPPS(ポリフェニレンスルフィド)等の熱可塑性樹脂と溶融混練してなる樹脂組成物で成形した導電性樹脂等で形成される(図3(b)参照)。
次に、可動子移動阻止手段47Aは、Z方向で所定位置P1にある可動子30Aを、ソレノイド48AによりX方向に所定位置P3から移動阻止位置P4に変位させ係止させることにより、無通電時に、可動子30AがZ方向に不用意に移動するのを阻止する。
図4に示すようにソレノイド48Aは、2方向に吸引保持するタイプであり、永久磁石を組み込んだものでコイルに瞬時の通電でシャフトが吸引し、吸引後は永久磁石により吸着保持されることにより通電を不要にしたものである。このソレノイドは永久磁石48bが組み込まれ、コイル48cに瞬時の通電でシャフト48Aaが+X方向に吸引し、吸引後は永久磁石48bにより吸着保持させ、コイル48dに瞬時の通電でシャフト48Aaが−X方向に吸引し、吸引後は永久磁石48bにより吸着保持させることにより、この間の通電を不要にする構造になっている。
次に、前述の固定子45(45a、45b)に形成される電極パターンについて説明する。図5は固定子に形成される電極パタンを示す概略図であり、図5(a)は固定子45aの可動子電極41に相対する面に形成された電極パタンを示し、図5(b)は固定子45bの可動子電極42に相対する面に形成された電極パタンをそれぞれ示している。
図5に示すように、固定子45aには4系統の電極A〜Dが形成され、この電極A〜Dは、ストライプ状の電極として配列され、可動子電極41の進行方向(Z方向)に沿って見たとき順番に現れるように配置されている。この4系統の電極A〜D(駆動電極ともいう)は、後述するように、順次切り替えて電圧を印加することにより可動子30AをZ方向に移動させるために用いられる。
ストライプ状の駆動電極A〜Dの配列ピッチと、可動子電極41に形成された凸部のピッチとの関係は、可動子電極41の凸部の幅をL、この凸部の配列ピッチ2L(図2参照)とすると、駆動電極A〜Dの配列ピッチは略L/2となるよう形成されている。
一方、固定子45bには、1系統の電極E(保持電極Eともいう)が、可動子電極42に対応した位置に形成されている。
この固定子45(45a、45b)は、ガラスまたはセラミックス等の絶縁体からなる基板上にスパッタリング等の手法により導電体被膜を形成することで作成される。また、形成された導電体被膜上には絶縁体被膜を設けることが好ましい。更に、駆動電極A〜D及び保持電極Eには、配線パッドを介して各電極に選択的に電圧を印加する不図示のスイッチング回路が接続され、スイッチング回路には電源が接続される。
次に、図6及び図7を用いて、可動子30AのZ方向の移動制御方法について説明する。図6は、駆動電極A〜D、保持電極Eにより、可動子30Aを駆動させる場合のシーケンスを示すタイムチャートである。図7は、図6のタイムチャートに対応した可動子の作動状態を示す図である。
ストライプ状の駆動電極A〜Dの配列ピッチは、可動子電極41に形成された凸部のピッチの1/4となるよう形成されている。また凸部は、駆動電極A及びBに対応した位置にあり、保持電極Eに電圧が印加され、可動子30Aが固定子45a側に吸引された状態である。この状態は、図6に示すタイムチャートの時間軸t0の状態を示している。
図6において、t1で保持電極Eへの電圧印加を停止し、駆動電極B、Cに電圧を印加する。これにより、可動子30Aの可動子電極41の凸部が固定子45aの駆動電極B、Cに吸引され、図7(a)に示すように固定子45aに形成された駆動電極1ピッチ分だけ図の紙面左斜め上方向に移動する。即ち、可動子電極41は左斜め上方(図7(a)矢印方向)に移動する。
次いで、図6のt2で駆動電極B、Cへの電圧印加を停止し、保持電極Eに電圧を印加する。可動子30Aは固定子45aとの吸引力を失い、可動子30Aは固定子45bの保持電極Eとの吸引力により、紙面下方(矢印方向)に移動する。これにより、可動子30Aは、固定子45aに形成された駆動電極1ピッチ分だけ、+Z方向(光軸方向)に移動した状態となる。
次いで、図6のt3で保持電極Eへの電圧印加を停止し、駆動電極A、Bに電圧を印加する。可動子30Aの可動子電極41の凸部は固定子45aの駆動電極A、Bに吸引され、図7(c)に示すように固定子45aに形成された駆動電極1ピッチ分だけ更に、図の紙面左斜め上方向に移動する。即ち、可動子30Aは、更に左斜め上方(図7(c)矢印方向)に移動する。
次いで、図6のt4で駆動電極A、Bへの電圧印加を停止し、保持電極Eに電圧を印加する。可動子30Aの可動子電極41は固定子45aとの吸引力を失い、可動子30Aの可動子電極42は固定子45bの保持電極Eとの吸引力により、図7(d)に示すように紙面下方(矢印方向)に移動する。これにより、可動子30Aは図7に示す状態から、固定子45aに形成された駆動電極2ピッチ分だけ、光軸方向の紙面左側に移動した状態となる。
以降、同様に、t5で保持電極Eへの電圧印加を停止し、駆動電極D、Aに電圧印加、t6で駆動電極D、Aへの電圧印加を停止し、保持電極Eに電圧印加、t7で保持電極Eへの電圧印加を停止し、駆動電極C、Dに電圧印加、t8で駆動電極C、Dへの電圧印加を停止し、保持電極Eに電圧印加、t9で保持電極Eへの電圧印加を停止し、駆動電極B、Cに電圧印加、t10で駆動電極B、Cへの電圧印加を停止し、保持電極Eに電圧を印加することで、可動子30Aは図7に示した状態から、固定子45aに形成された駆動電極5ピッチ分だけ、光軸方向の紙面左側に移動した状態となる。以上が、駆動電極A〜D及び保持電極Eへの電圧印加の順序である。この動作を繰り返すことで、可動子電極41を任意の量だけ光軸方向の紙面左側に移動させることができる。
また、可動子電極41を上記と−Z方向に移動させるには、駆動電極A〜Dへの電圧印加を逆の順序で行うことで移動させることができる。
次に、可動子30Aの移動阻止と解除について図3、図4を参照して説明する。可動子30Aの位置は、枠部31の端部31bが緩衝部材23を介して枠部21Aと当接して停止しているZ方向の所定位置P1、またX方向の所定位置P3にあるものとする。最初に、ソレノイド48Aのコイル48cにパルスを印加すると、可動子30Aは、シャフト48Aaが+X方向に移動し、シャフト48Aaと連結されたコの字部材49が同じ方向に移動し、可動子30Aも+X方向に移動して、所定位置P3より移動阻止位置P4に移動する。すると、可動子30Aに形成した枠部31に設けた係止部31aが筐体21Aの係止部21Aaに係止され、無通電で可動子30AがZ方向に移動するのを阻止する。
可動子30Aの解除は、ソレノイド48Aのコイル48dにパルスを印加すると、シャフト48Aaが−X方向に移動し、シャフト48Aaと連結されたコの字部材49が−X方向に移動する。可動子30Aが−X方向に移動し、枠部31に設けた係止部31aが係止部21Aaから離れ可動子30Aの係止が解除される。
なお、可動子30AはZ方向の1箇所の所定位置で、無通電時に可動子の移動阻止を行ったが、これに限定されるものではなく、任意の箇所で無通電時に可動子の移動阻止を行ってもよい。例えば、実施の形態1において、可動子30Aをソレノイド48Aにより+X方向で枠部21Aに押しつけ保持することにより、可動子30Aと枠部21Aとの摩擦力により可動子30AのZ方向の移動を阻止するようにすることもできる。
以上により、静電アクチュエータは無通電時において、可動子が不用意にZ方向に移動せず、振動衝撃に強くなる。また、この静電アクチュエータを適用した光学装置を提供することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明に係わる実施の形態2の静電アクチュエータ及び光学装置について説明する。実施の形態2は、実施の形態1において、静電アクチュエータにおける自己保持方法が異なる以外は機能的に同じであるので、実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。
図8は本発明の実施の形態2に係る光学装置の光軸横断面図(a)と断面AAの断面図(b)、図9は図8におけるソレノイド48Bの断面図である。図8は可動子30Bが所定位置P1、P3にある状態を示している。
図8、図9に示すように、光学装置10Bは筐体21B、蓋22、静電アクチュエータ40B等で構成されている。筐体21Bは上部が開放された箱状となっており、筐体21Bの上部には蓋22が設けられている。筐体21Bは前面に固定絞りに相当する開口部、背面に撮像素子60が設けられている。
光学装置10Bの内部には静電アクチュエータ40Bが設けられている。静電アクチュエータ40Bは可動子30B、固定子45(45a、45b)等で構成され、可動子30Bには可動子電極41、42を有しており、光学系である撮影レンズ50が組み込まれている。固定子45aは筐体21Bの上部に、固定子45bは下部に固定されている。固定子45(45a、45b)の間隔は、可動子30Bに設けられた可動子電極41、42がこの間隔内で双方から吸引され吸着可能な隙間d(図8(b)参照)を有するよう設定されている。可動子電極41、42は、固定子45aに対向して可動子電極41、固定子45bに対向して可動子電極42がそれぞれ形成され、一対の固定子45(45a、45b)によりZ方向に駆動されるように構成されている。
次に、可動子移動阻止手段47Bは、Z方向で所定位置P1にある可動子30Bを、ソレノイド48BによりX方向に所定位置P3から移動阻止位置P4に変位させ係止させることにより、無通電時に、可動子30BがZ方向に不用意に移動するのを阻止する。
図9に示すように、可動子30Bに使用されるソレノイド48Bは、1方向に吸引、保持するタイプであり、永久磁石を組み込んだものでコイルに瞬時の通電でシャフトが吸引し、吸引後は永久磁石により吸着保持されることにより通電を不要にしたものである。このソレノイドは、永久磁石48fが組み込まれ、コイル48gに瞬時のプラス通電でシャフト48Baが+X方向に吸引し、吸引後は永久磁石48fにより吸着保持させ、永久磁石48fのエネルギーを打ち消すためコイル48gに瞬時のマイナス通電でシャフト48Aaが−X方向に吸引し、吸引後は永久磁石48bにより吸着保持させることにより、この間の通電を不要にする構造になっている。安定した−X方向の吸引(復帰)を行うため復帰のためのバネ(図8のバネ49a)を用いている。なお、実施の形態2のソレノイドとて図4のソレノイドを用いることもできる。
次に、可動子30Bの移動阻止と解除について図8、9を参照して説明する。可動子30Bの位置は、枠部31の端部31bが緩衝部材23を介して枠部21Bと当接して停止しているZ方向の所定位置P1、またX方向の所定位置P3にあるものとする。可動子30Bの移動阻止は、ソレノイド48Bのコイル48gにプラスのパルスを印加すると、シャフト48Baが+X方向に移動し、シャフト48Baにより可動子30Bも+X方向に移動して、所定位置P3より移動阻止位置P4に移動する。なお、このときバネ49aのバネエネルギーが蓄えられる。可動子30Bに形成した枠部31に設けた係止部31aが筐体21Bの係止部21Baに係止され、無通電で可動子30BがZ方向に移動するのを阻止する。
可動子30Bの解除は、ソレノイド48Bのコイル48gにマイナスのパルスを印加すると、シャフト48Baが−X方向に移動し、バネ49aのバネ力により可動子30Bが−X方向に移動し、枠部31に設けた係止部31aが係止部21Baから離れ可動子30Bの係止が解除される。
なお、可動子30BはZ方向の1箇所の所定位置で、無通電時に可動子の移動阻止を行ったが、これに限定されるものではなく、任意の箇所で無通電時に可動子の移動阻止を行ってもよい。例えば、実施の形態2において、可動子30Bをソレノイド48Bにより+X方向のバネ49aを介して枠部21Bに押しつけることにより、可動子30Bとバネ49aとの摩擦力により可動子30BのZ方向の移動を阻止するようにすることもできる。
以上により、静電アクチュエータは無通電時において、可動子が不用意にZ方向に移動せず、振動衝撃に強くなる。また、この静電アクチュエータを適用した光学装置を提供することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明に係わる実施の形態3の静電アクチュエータ及び光学装置について説明する。実施の形態3は、実施の形態1において、静電アクチュエータにおける自己保持方法が異なる以外は機能的に同じであるので、実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。
図10は本発明の実施の形態3に係る光学装置の光軸横断面図(a)と断面AAの断面図(b)である。なお、図10は可動子が所定位置P1、P3にある状態を示している。
図10に示すように、光学装置10Cは筐体21C、蓋22、静電アクチュエータ40C等で構成されている。筐体21Cは上部が開放された箱状となっており、筐体21Cの上部には蓋22が設けられている。筐体21Cは前面に固定絞りに相当する開口部、背面に撮像素子60が設けられている。
光学装置10Cの内部には静電アクチュエータ40Cが設けられている。静電アクチュエータ40Cは可動子30C、固定子45(45a、45b)等で構成され、可動子30Cには可動子電極41、42を有しており、光学系の撮影レンズ50が組み込まれている。固定子45aは筐体21Cの上部に、固定子45bは下部に固定されている。固定子45(45a、45b)の間隔は、可動子30Cに設けられた可動子電極41、42がこの間隔内で双方から吸引され吸着可能な隙間d(図2参照)を有するよう設定されている。可動子電極41、42は、固定子45aに対向して可動子電極41、固定子45bに対向して可動子電極42がそれぞれ形成され、一対の固定子45(45a、45b)によりZ方向に駆動されるように構成されている。
次に、可動子移動阻止手段47Cは、Z方向で所定位置P1にある可動子30Cを、ソレノイド48CによりX方向に所定位置P3から移動阻止位置P4に変位させ係止させることにより、無通電時に、可動子30CがZ方向に不用意に移動するのを阻止する。ソレノイド48Cは2方向保持型のソレノイドで有り構造は前述のソレノイド48Aと同様である。
次に、可動子30Cの移動阻止と解除について図10を参照して説明する。可動子30Cの位置は、枠部31の端部31bが緩衝部材23を介して枠部21Cと当接して停止しているZ方向の所定位置P1、またX方向の所定位置P3にあるものとする。ソレノイド48Cのコイルにパルスを印加すると、シャフト48Caが+X方向に移動し、シャフト48Caと連結された突出部31dが同じ方向に移動し、可動子30Cも+X方向に移動して、所定位置P3より移動阻止位置P4に移動する。すると、可動子30Cに形成した枠部31に設けた係止部31aが筐体21Cの係止部21Caに係止され、無通電で可動子30CがZ方向に移動するのを阻止する。
可動子30Cの解除は、ソレノイド48Cの他のコイルにパルスを印加すると、シャフト48Caが−X方向に移動し、シャフト48Caの移動により可動子30Cが−X方向に移動し、枠部31に設けた係止部31aが係止部21Caから離れ可動子30Cの係止が解除される。
以上により、静電アクチュエータは無通電時において、可動子が不用意にZ方向に移動せず、振動衝撃に強くなる。また、この静電アクチュエータを適用した光学装置を提供することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明に係わる実施の形態4の静電アクチュエータ及び光学装置について説明する。実施の形態4は、実施の形態1において、静電アクチュエータにおける自己保持方法が異なる以外は機能的に同じであるので、実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。
図11は本発明の実施の形態4に係る光学装置の光軸横断面図(a)と断面AAの断面図(b)である。なお、図11は可動子が所定位置P1にある状態を示している。
図11に示すように、光学装置10Dは筐体21D、蓋22、静電アクチュエータ40D等で構成されている。筐体21Dは上部が開放された箱状となっており、筐体21Dの上部には蓋22が設けられている。筐体21Dは前面に固定絞りに相当する開口部、背面に撮像素子60が設けられている。
光学装置10Dの内部には静電アクチュエータ40Dが設けられている。静電アクチュエータ40Dは可動子30D、固定子45(45a、45b)等で構成され、可動子30Dには可動子電極41、42を有しており、光学系の撮影レンズ50が組み込まれている。固定子45aは筐体21Dの上部に、固定子45bは下部に固定されている。固定子45(45a、45b)の間隔は、可動子30Dに設けられた可動子電極41、42がこの間隔内で双方から吸引され吸着可能な隙間d(図2参照)を有するよう設定されている。可動子電極41、42は、固定子45aに対向して可動子電極41、固定子45bに対向して可動子電極42がそれぞれ形成され、一対の固定子45(45a、45b)によりZ方向に駆動されるように構成されている。
次に、可動子移動阻止手段47Dは、Z方向で所定位置P1にある可動子30Dを、ソレノイド48DによりX方向に所定位置P3から移動阻止位置P4に変位させ係止させることにより、無通電時に、可動子30DがZ方向に不用意に移動するのを阻止する。ソレノイド48Dは、2方向保持型のソレノイドで有り構造は前述のソレノイド48Aと同様である。
次に、可動子30Dの移動阻止と解除について図11を参照して説明する。可動子30Dの位置は、枠部31の端部31bが緩衝部材23を介して枠部21Dと当接して停止しているZ方向の所定位置P1にあるものとする。可動子30Dの移動阻止は、ソレノイド48Dのコイルにパルスを印加すると、シャフト48Daが+X方向に移動し、シャフト48Daが溝31cに入り、無通電で可動子30DがZ方向に移動するのを阻止する。
可動子30Dの解除は、ソレノイド48Dの他のコイルにパルスを印加すると、シャフト48Daが−X方向に移動し、シャフト48Daが溝31cから抜けて可動子30Dの係止が解除される。
なお、可動子30DはZ方向の1箇所の所定位置で、無通電時に可動子の移動阻止を行ったが、これに限定されるものではなく、任意の箇所で無通電時に可動子の移動阻止を行ってもよい。例えば、実施の形態4において、可動子30Dの枠部31をシャフト48Daの先端で押圧保持することにより、可動子30Dと枠部21Dとの摩擦力により可動子30DのZ方向の移動を阻止するようにすることもできる。
以上により、静電アクチュエータ、光学装置は無通電時において可動子が不用意に移動せず、また振動衝撃にも強くなる。
なお、実施の形態においては、固定子45(45a、45b)を、図2に示す断面形状が略正方形に配置した例で説明したが、これに限らず、菱形、平行四辺形、長方形等種々の変形例も本発明を逸脱するものではない。
また、固定子の電極構成及び駆動制御方法は、上記の方法に限るものでなく、上記特許文献に記載されたもの等、種々の方法が適用可能である。
また、可動子は前述の実施の形態以外に無通電時に所定の方向(Z方向)に固定できればどのような方法でもよい。
また、実施の形態では、静電アクチュエータの固定子と可動子の配置として、Y方向に配置し、複数電極を上部に、単電極を下部に設けたが逆であってもよく、また静電アクチュエータの固定子と可動子の配置として、X方向に配置しても同様である。
また、実施の形態では、静電アクチュエータの移動阻止の駆動源としてソレノイドを用いた例で示したが、これに限定されるものではなく、例えば、モータとカムを用いて行ってもその意図するところは変わらない。
また、実施の形態では、可動子に設けた光学系として、単焦点レンズを例にとり説明したが、これに限るものでなく、例えばズームレンズ、光学系の一部、光学フィルタ、ミラー等としても適用可能である。
実施の形態1に係わる静電アクチュエータを適用した光学装置の概略構成を示す斜視図である。 図2は図1に示す断面AAの光軸縦断面図である。 図1に示す断面BBの光軸横断面図(a)と断面CCの縦断面図(b)である。 ソレノイドの断面図である。 固定子に形成される電極パタンを示す概略図である。 駆動電極A〜D、保持電極Eにより、可動子を駆動させる場合のシーケンスを示すタイムチャートである。 図6のタイムチャートに対応した可動子の作動状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光学装置の光軸横断面図(a)と断面AAの断面図(b)である。 ソレノイドの断面図である。 本発明の実施の形態3に係る光学装置の光軸横断面図(a)と断面AAの断面図(b)である。 本発明の実施の形態4に係る光学装置の光軸横断面図とAA断面図である。
符号の説明
10A、10B、10C、10D 光学装置
30A、30B、30C、30D 可動子
31a 係止部
40A、40B、40C、40D 静電アクチュエータ
41、42 可動子電極
45、45a、45b 固定子
47A、47B、47C、47D 可動子移動阻止手段
48A、48B、48C、48D ソレノイド
49 コの字状部材
50 撮影レンズ

Claims (14)

  1. 固定子と可動子を有し前記固定子に対し所定方向に前記可動子が静電力により移動する静電アクチュエータにおいて、
    前記可動子を前記所定方向とは異なる方向に変位させることにより無通電時に前記可動子が前記所定方向へ移動するのを阻止する可動子移動阻止手段を有することを特徴とする静電アクチュエータ。
  2. 前記可動子を変位させる前記異なる方向は、前記所定方向と直交する方向であることを特徴とする請求項1に記載の静電アクチュエータ。
  3. 前記所定方向と直交する方向は、前記固定子と前記可動子が対向する対向方向と直交する方向であることを特徴とする請求項2に記載の静電アクチュエータ。
  4. 前記可動子の阻止は予め定めた所定位置で行うことを特徴とする請求項1、2または3に記載の静電アクチュエータ。
  5. 前記可動子移動阻止手段は、ソレノイドまたはモータを有し、前記ソレノイドまたはモータにより前記可動子を変位させることにより阻止を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の静電アクチュエータ。
  6. 前記ソレノイドは、永久磁石を内蔵する無通電保持型のソレノイドであり、無通電で前記可動子を前記移動阻止位置に保持可能であることを特徴とする請求項5に記載の静電アクチュエータ。
  7. 固定子と可動子を有し前記固定子に対し所定方向に前記可動子が静電力により移動する静電アクチュエータにおいて、
    前記可動子の移動を阻止する移動阻止部材を変位させることにより無通電時に前記可動子が前記所定方向へ移動するのを阻止する可動子移動阻止手段を有することを特徴とする静電アクチュエータ。
  8. 前記移動阻止部材を変位させる前記異なる方向は、前記所定方向と直交する方向であることを特徴とする請求項7に記載の静電アクチュエータ。
  9. 前記所定方向と直交する方向は、前記固定子と前記可動子が対向する対向方向と直交する方向であることを特徴とする請求項8に記載の静電アクチュエータ。
  10. 前記可動子の阻止は予め定めた所定位置で行うことを特徴とする請求項7、8または9に記載の静電アクチュエータ。
  11. 前記予め定めた所定位置は、レンズ駆動の初期位置であることを特徴とする請求項4または10に記載の静電アクチュエータ。
  12. 前記可動子移動阻止手段は、ソレノイドまたはモータを有し、前記ソレノイドまたはモータにより前記移動阻止部材を変位させることにより前記可動子の阻止を行うことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載の静電アクチュエータ。
  13. 前記ソレノイドは、永久磁石を内蔵する無通電保持型のソレノイドであり、無通電で前記移動阻止部材を保持可能であることを特徴とする請求項12に記載の静電アクチュエータ。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の静電アクチュエータの可動子に光学系を有し前記可動子の移動により前記光学系を前記所定方向へ移動するように構成したことを特徴とする光学装置。
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