JP4331086B2 - 電磁アクチュエータおよびそれを用いた光デバイス - Google Patents

電磁アクチュエータおよびそれを用いた光デバイス Download PDF

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この発明は、自己保持機能を有する電磁アクチュエータおよびそれを用いた光デバイスに関する。
近年、半導体微細加工技術を応用して実現されるマイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム(以下、MEMSと略す)と呼ばれる技術が盛んに研究開発されている。MEMS技術によって微細な素子を高精度に作製可能となるが、そのような微細な素子を、アクチュエータとして利用する場合には、素子自体に非接触に力が作用するような構造の方が望ましい。そのような微細なアクチュエータを光スイッチとして応用した例が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許では、光路を切り替えるための反射板(ミラー)をMEMS技術(特許文献1中ではマイクロマシニング技術と呼んでいる)を用いて形成し、さらに磁性体とコイルを固定して可動部を構成している。さらに可動部の駆動方向に対して、可動部を挟むように2個1組の永久磁石を配置しており、永久磁石は駆動方向に沿って逆方向に着磁されている。この状態で、可動部をどちらかの永久磁石に吸引させるが、その位置の切り替えは可動部のコイルに電流を印加することによって行う。この特許では、永久磁石によって可動部が自己保持されるため、可動部の切り替え時以外には、電流を印加する必要がなく、低消費電流が実現できる。
特開平2001−235690号公報(第4−5頁、図7−9)
従来例で示した光スイッチでは、可動部のミラー部分で光を反射した状態でも、永久磁石によって吸引され、可動部が永久磁石(あるいはストッパー)に接触した状態となっている。しかし、光スイッチの場合、入出力用光を導く光ファイバーに対するミラー位置あるいは角度ずれによって、光の損失が生じてしまう問題があるため、その接触部の加工精度が非常に問われることになる。可動部分については、MEMS技術により高い精度で加工できるが、可動部の接触する永久磁石(あるいはストッパ)は、可動部と別体で形成する必要があり、その組み立て精度も要求されるため、低損失化を実現するのは非常に困難である。
そこで、本発明では、低損失光スイッチなどへの応用に向け、可動部を高精度に位置決め可能な、自己保持機能を有する電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の態様は、可撓部によって支持され磁性体を有する可動部と、永久磁石を有し磁気による力を受けて移動する永久磁石可動部と、前記永久磁石可動部を駆動する少なくとも1個以上のコイルと、前記永久磁石可動部が接触あるいは近接することで、前記永久磁石の磁束により前記可動部を磁気吸引する吸引部を有する吸引ヨークと、前記永久磁石可動部が接触あるいは近接することで、前記磁束を導き前記吸引ヨークから前記可動部を開離する開離ヨークを有し、前記吸引部における前記磁束と直交する断面積が、前記吸引ヨークの他の部位における前記磁束と直交する断面積よりも小さい電磁アクチュエータにある。
本発明により、半導体微細加工技術などによって作製された微細な素子を、高精度に、且つ効率的に駆動可能な自己保持機能を有する電磁アクチュエータを提供できる。
上記のように、可撓部によって支持され磁性体を有する可動部と、永久磁石を有し磁気による力を受けて移動する永久磁石可動部と、前記永久磁石可動部を駆動する少なくとも1個以上のコイルと、前記永久磁石可動部が接触あるいは近接することで、前記永久磁石の磁束により前記可動部を磁気吸引する吸引部を有する吸引ヨークと、前記永久磁石可動部が接触あるいは近接することで、前記磁束を導き前記吸引ヨークから前記可動部を開離する開離ヨークを有し、前記吸引部における前記磁束と直交する断面積が、前記吸引ヨークの他の部位における前記磁束と直交する断面積よりも小さい電磁アクチュエータとする。
この構造により、永久磁石可動部を吸引ヨークと開離ヨーク間で駆動することで、可動部に設けられた磁性体に対して作用する磁気吸引力を大きく切り替えることが可能となり、その結果可動部の位置を精度良く切り替えることが可能となる。また吸引部の断面積を、吸引ヨークに永久磁石可動部が接した際に、吸引部で磁気飽和、あるいはそれに近い状態となるように設定することにより、可動部に作用する吸引力を強くすることが可能となる。
吸引部は、吸引ヨークに対し、円形の貫通穴あるいは、凹形状を形成することにより実現できる。
また、永久磁石可動部は、直線運動、あるいは回転運動のどちらも、その用途に応じて選択することが可能である。さらに永久磁石可動部を可撓性部材で支持することにより、その復元力を利用することが可能となる。
以上の電磁アクチュエータを用いることで、小型で低損失の光デバイスを構成することができる。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の電磁アクチュエータを光スイッチとして応用した際の構成を模式的に示した斜視図である。ヨーク5、ヨーク6は、それぞれU字型となっており、その開放端側に、永久磁石2とおよびエンドヨーク3、エンドヨーク4から構成された永久磁石可動部1が位置している。永久磁石可動部1は、ヨーク5あるいはヨーク6の開放端に接するように、駆動可能となっている。なお、図中には示していないが、この永久磁石可動部1は板バネなどの可撓性部材により支持してもよいし、不要な動作を防止するためのガイドなどをその周辺に設けてもよい。例として板バネにより永久磁石可動部1を支持した際の模式図を図2に示す。永久磁石可動部1上に板バネ13を接合し、その反対側端面付近を固定することで、不要な方向への動作を制限できるとともに、板バネ13の復元力を利用可能となる。
ヨーク6の1辺には、ヨーク穴7が形成されており、その上部に可動磁性体10が位置している。可動磁性体10は、可撓部12によって支持された可動ミラー部11に固定されている。可撓部12は可動ミラー部11に対して両持ち梁構造となっているが、片持ち梁構造でも問題ない。なお可撓部12と可動ミラー部11はMEMS技術を用いて高精度に一体形成が可能であり、本来は可撓部12端で同じく一体形成された基板に固定されているが、簡略化のため図1では割愛している。また、その他の部材についても、非磁性材料で固定される必要があるが、同じく割愛している。また、各ヨークにはそれぞれ永久磁石可動部1を駆動するためのコイル8、コイル9が固定されている。この場合、それぞれのヨークに直接コイル線を巻いてもよいし、ボビン等に巻いたコイルをヨークに挿入してもよい。
図3は、本実施の形態における電磁アクチュエータの上面図であるが、図1の構成の他に、光スイッチとして動作させるための、入力用光ファイバー14、出力用光ファイバー15、16を示している。出力用光ファイバー15は、入力用光ファイバー14の出射光が直進した場合の光路17にカップリングされるように配置されている。一方、出力用光ファイバー16は、入力用光ファイバー14の出射光が可動ミラー部11で反射した光路18にカップリングされるように配置されている。この構成により、可動ミラー部11を入力用光ファイバー14から出射された光路に対して出し入れすることで、光スイッチとして動作することが分かる。つまり、可動ミラー部11に固定した可動磁性板9に対して磁気吸引力を作用させる、あるいはその作用を解除することで、光スイッチとしての動作させることが可能となる。なお、この構成はあくまで一例であり、ミラーの代わりに光フィルタなどの光学素子を用いることで、他の光デバイスへの応用が可能である。
その磁気吸引力を制御するための電磁アクチュエータの動作について、図4を用いて説明する。図4(a)、(b)はそれぞれ永久磁石可動部1側からみた電磁アクチュエータの側面図となっている。図4(a)では、永久磁石可動部1がヨーク5側に接触しているが、この状態で永久磁石2が図中に示した矢印の向きに着磁されている場合には、発生した磁束の大部分が、図の破線で示したようにヨーク5中に導かれ、その結果、永久磁石可動部1がヨーク5に対して磁気吸引力により保持される。この状態で、コイル8に、紙面に向かって時計回りに電流を流すと、ヨーク5中に永久磁石2で発生した磁束と逆方向に磁束が発生し、そのコイル8の磁束が永久磁石2の磁束よりも強くなれば、永久磁石可動部1とヨーク5間には磁気反発力が作用する。その結果、図4(b)に示すように永久磁石可動部1はヨーク6側に移動することになる。この際、コイル9にもコイル8と同じ向きに電流を流すと、永久磁石可動部1とヨーク6間には磁気吸引力が作用するため、より効率的に永久磁石可動部1を駆動することが可能である。ヨーク6と永久磁石可動部1が十分接近すれば、図4(b)の破線で示すように永久磁石2の磁束の大部分がヨーク6中を通るようになるため、コイルへの電流供給を停止しても、その状態を維持できる。なお、永久磁石可動部1を図2に示すような板バネ等で支持する場合には、その復元力を考慮する必要がある。例えば、図4(a)、あるいは図4(b)の状態で、板バネの復元力が作用する場合には、磁気吸引力はその復元力よりも十分に強く設計する必要がある。また永久磁石可動部1を駆動する場合には、磁気吸引力と復元力の差分に相当する力をコイルにより発生させれば良いことになる。
ここで、以上の動作を行う上で重要な磁気回路設計について説明する。アクチュエータの小型化を考慮する場合、永久磁石2としては、小型で磁力の強い、サマリウム−コバルト、あるいはネオジウム−鉄−ボロンなどの希土類磁石が望ましい。その永久磁石2で発生した磁束を効率よく導くためには、ヨーク5、ヨーク6あるいはエンドヨーク3、エンドヨーク4には透磁率の高いパーマロイなどの軟磁性材料が用いられる。しかし軟磁性材料の特性として飽和磁束密度に注意が必要である。図5に一般的に用いられている45パーマロイの磁化曲線20を示す。基本的に横軸21の磁化の増加に伴って、縦軸22の磁束密度も増加するが、約1.4T程度で頭打ちとなる。この頭打ちとなる値が飽和磁束密度である。ここで、磁束をφ、磁束密度をB、ヨーク断面積をAとすると、以下の式が成り立つ。
φ=B/A
つまり、このBが飽和磁束密度に達しないよう、ヨーク断面積は十分に大きくする必要がある。45パーマロイであれば、通常磁束密度Bを1.2T以下となるように設計することが望ましい。仮に、図4(a)の状態で、ヨーク5の断面積が小さく磁気飽和を起こしてしまうと、ヨーク6側にも磁束が導かれ、結果的に永久磁石可動部1とヨーク5間の磁気吸引力が低下する結果となる。あるいは、他の部分に磁束が漏れ、本アクチュエータに近接する他の電子機器などに悪影響を及ぼす可能性もある。
次に、可動磁性板9に働く磁気吸引力について考える。図4(a)の状態では、十分にヨーク5の断面積を確保することで、永久磁石2で発生した磁束は、ほとんどヨーク6側に流れず、その結果可動磁性板9に作用する磁気吸引力も微弱となり、可動ミラー部11とヨーク6が開離した状態が維持される。一方、図4(b)の状態でも、基本的にヨーク6の断面積を十分確保する必要がある。しかし、可動磁性板9に対して強い磁気吸引力を発生させるため、ヨーク6の可動磁性板9に接する部分にヨーク穴7を設けている。ヨーク穴7の部分では、ヨーク6の断面積が小さくなるため、磁束は可動磁性板9側に漏れ、強い吸引力を発生することが可能となる。つまり、永久磁石可動部1をヨーク6側に移動すれば、可動磁性板9および可動ミラー部11をヨーク6側に駆動することができることになる。図4(b)の状態から、図4(a)の状態に永久磁石可動部1を駆動すれば、前述のようにヨーク6内を通る磁束は大幅に減少するため、可動磁性板9に作用する磁気吸引力も減少し、可動磁性体10は弾性体11の復元力によってヨーク6から開離される。
つまり、結果としてヨーク6が可動部の吸引用、ヨーク5がその開離用となっており、永久磁石可動部をそれぞれのヨーク間で駆動することで、可動部の位置を切り替えることが可能となっている。なお、本実施の形態では、ヨーク穴7により断面積を低減したが、加工の容易さ等を考慮して、様々な形状にすることが可能である。例えば、図6に示すように、ヨーク6の両側に凹部19を設けても良いし、また貫通穴と凹部を組み合わせても良い。
以上の結果を、光スイッチの動作として考慮すると、まず図4(a)の状態では、可動磁性体10にはほとんど磁気吸引力は作用しないため、可動ミラー部11の光路に対する位置・角度ずれを最小限にすることが可能となる。また、この状態では従来例で挙げた光スイッチとは異なり、可動ミラー部11がストッパなどに接触していないため、MEMS技術の特徴である高精度加工が活かされる構成となっている。一方、図4(b)の状態では、ヨーク穴7の影響により、永久磁石2で発生した磁束を効率良く可動磁性体10へと導くことが可能となるため、永久磁石2およびその他の磁気回路全体を小型化することが可能となる。また、従来例と異なり、可動ミラー部11には可動磁性体10のみを固定するのみで良いため、小型化・軽量化が可能となり、高速動作も可能となる。さらに、本磁気アクチュエータは、図4(a)、図4(b)どちらの場合にでも、閉磁路となるため、永久磁石2で発生した磁束の漏れも最小限とすることができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態を、図7〜図10を用いて説明する。
図7は、本発明の電磁アクチュエータを光スイッチとして応用する場合の構成を模式的に示した斜視図である。また図8は分解図となっており、(a)が上面図、(b)が側面図となっている。なお、図8では、可撓部12、可動ミラー部11および可動磁性体10は図の簡略化のため省略している。第2の実施の形態では、光スイッチの光学系に関与する可動ミラー部11、可動磁性体10、可撓部12は、第1の実施の形態と同じ構成であり、光路切り替えも同様に実施可能となっている。また、永久磁石可動部1が永久磁石2とヨーク3、4から構成される点も、第1の実施の形態と同様である。
第2の実施の形態の特徴は、永久磁石可動部1が、第1の実施の形態ではヨーク間を直線的に動作していたのに対し、回転運動する点にある。この動作を、図9の側面図を用いて説明する。ヨーク23、24の構成は、開放側の端面が、図9における永久磁石可動部1の中心に対して対角線上に配置され、永久磁石可動部1が反時計回りに回転すればヨーク24に、時計回りに回転すればヨーク23に接触するようになっている。磁気回路的には、第1の実施の形態と同様であり、ヨーク23側に永久磁石可動部1が接した場合には、永久磁石2の磁束の大部分がヨーク23中を通るため、可動磁性体10にはほとんど磁気吸引力が作用せず、図9(a)に示すように、可動ミラー部11は、ヨーク24と開離した状態で保持される。一方、図9(b)に示すように、永久磁石可動部1がヨーク24に接した場合には、磁束の大部分がヨーク24中を通り、ヨーク穴25部分で磁気飽和あるいはそれに近い状態となる。その結果、一部の磁束が可動磁性体10側に漏れ、磁気吸引力が作用して可動ミラー部11が駆動されることになる。また、永久磁石可動部1を駆動するためには、第1の実施の形態と同様に、その駆動方向に応じた電流をコイル26、27に流せばよい。仮に、図9に矢印で示した方向に永久磁石2が着磁されており、図9(a)から(b)のように駆動する場合には、コイル26、27に対して、それぞれ紙面向かって右回りに十分な電流を印加すればよい。
また、第1の実施の形態と同様に、永久磁石可動部1を可撓性部材で支持することも可能である。その例を示したのが、図10の構成模式図である。この場合、ヒンジバネ28と永久磁石可動部1を接合し、固定部29を固定することにより、永久磁石可動部1の回転運動に伴って弾性支持部30がねじれ、復元力が発生することになる。この復元力により、永久磁石可動部1を駆動する際のコイル26、27へ印加する電流量を低減することが可能となる。
第2の実施の形態の構成とすることにより、電磁アクチュエータに対して上方から直線的な衝撃や振動が印加された場合でも、第1の実施の形態よりも永久磁石可動部1が保持された状態から離れる可能性が少なくなる。つまり耐衝撃、耐振動性能が向上することになる。ただし、第1の実施の形態の方が、永久磁石可動部1がヨークと面接触するため磁気効率が高いという利点があり、実際には使用状況に応じて必要となる性能、寸法などに見合う構造を選択することになる。
本発明の実施の形態1に関わる電磁アクチュエータの構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に関わる永久磁石可動部と板バネとの構成図である。 本発明の実施の形態1に関わる電磁アクチュエータを光スイッチとして構成した上面図である。 本発明の実施の形態1に関わる電磁アクチュエータの動作を示す側面図である。 45パーマロイの磁化曲線である。 ヨークの可動磁性体吸引部の形状の例を示す模式図である。。 本発明の実施の形態2に関わる電磁アクチュエータの構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に関わる電磁アクチュエータの構成を模式的に示した分解図である。 本発明の実施の形態2に関わる電磁アクチュエータの動作を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に関わる永久磁石可動部とヒンジバネとの構成図である。
符号の説明
1 永久磁石可動部
2 永久磁石
3、4 エンドヨーク
5、6 ヨーク
7 ヨーク穴
8、9 コイル
10 可動磁性板
11 可動ミラー部
12 可撓部
13 板バネ
14 入力用光ファイバー14
15、16 出力用光ファイバー
17、18 光路
19 凹部
20 磁化曲線
21 横軸
22 縦軸
23、24 ヨーク
25 ヨーク穴
26、27 コイル
28 ヒンジバネ
29 固定部
30 弾性支持部

Claims (8)

  1. 可撓部によって支持され磁性体を有する可動部と、
    永久磁石を有し磁気による力を受けて移動する永久磁石可動部と、
    前記永久磁石可動部を駆動する少なくとも1個以上のコイルと、
    前記永久磁石可動部が接触あるいは近接することで、前記永久磁石の磁束により前記可動部を磁気吸引する吸引部を有する吸引ヨークと、
    前記永久磁石可動部が接触あるいは近接することで、前記磁束を導き前記吸引ヨークから前記可動部を開離する開離ヨークを有し、
    前記吸引部における前記磁束と直交する断面積が、前記吸引ヨークの他の部位における前記磁束と直交する断面積よりも小さい電磁アクチュエータ。
  2. 前記吸引部の断面積が、前記吸引ヨークに前記永久磁石可動部が接触あるいは近接した際に、前記吸引部で飽和磁束密度、あるいはそれに近い磁束密度となるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記吸引部が、前記吸引ヨークに設けられた円形の貫通穴を含むことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記吸引部が、前記吸引ヨークに設けられた凹形状を含むことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記永久磁石可動部が、直線運動するものであることを特徴とする請求項1記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記永久磁石可動部が、回転運動するものであることを特徴とする請求項1記載の電磁アクチュエータ。
  7. 前記永久磁石可動部が、可撓性部材で支持されていることを特徴とする請求項5あるいは請求項6記載の電磁アクチュエータ。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータを有する光デバイス。
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