JP2005303805A - デジタルカメラ及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルカメラにおいて静止画像の撮影及び音声情報の録音を行う際の操作の煩雑さを低減させる。
【解決手段】ユーザにより撮影ボタン3が押下されると、撮影手段4により静止画像の撮影が実行されるとともに、録音手段6により所定時間録音が行われる。撮影された静止画像データ及び録音された音声データは、記録制御手段9により、記録手段10に記録される。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザにより撮影ボタン3が押下されると、撮影手段4により静止画像の撮影が実行されるとともに、録音手段6により所定時間録音が行われる。撮影された静止画像データ及び録音された音声データは、記録制御手段9により、記録手段10に記録される。
【選択図】図1
Description
本発明は、静止画像の撮影及び音声情報の録音を行うデジタルカメラ及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラは急速に進歩し、高画質化、多機能化が進んでいる。デジタルカメラによって撮影されるショット数も急速に伸びており、アナログカメラの6倍以上にもなっている。しかし、デジタルカメラで撮影した画像をプリントとして保管することは少なく、PC(Personal Computer)で保管されることが多いため、画像をアルバムに整理することは少なくなった。
また、最近のデジタルカメラでは、撮影した静止画像に対して、音声情報を付加することができるものも多くなっている(例えば、特許文献1参照。)。この機能を用いて、撮影後の静止画像に音声情報を付加することにより、画像の整理に役立たせることができる。
特開平9−98373号公報
しかしながら、デジタルカメラにおいて、撮影した静止画像に音声情報を付加する場合には、画像再生モードに設定し、画像を再生しながら音声情報を録音しなければならず、操作が非常に煩雑であった。また、大量に撮影した後に、まとめてひとつひとつの画像に音声情報を付加する場合、各画像に対する記憶に頼るしかないため、間違えることも多く、非常に面倒であった。さらに、撮影後しばらく経過した後に音声情報を付加したのでは、臨場感が感じられず、感動も薄れてしまっていた。
本発明は、デジタルカメラにおいて静止画像の撮影及び音声情報の録音を行う際の操作の煩雑さを低減させることを課題とする。
請求項1に記載の発明は、デジタルカメラにおいて、静止画像撮影手段と、音声情報を録音する録音手段と、指示操作入力により前記静止画像撮影手段に対して撮影動作指示情報を出力する撮影指示手段と、前記撮影指示手段からの撮影動作指示情報に基づいて、前記静止画像撮影手段の撮影動作を制御し、かつ、この撮影動作に連動して前記録音手段の録音動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記制御手段は、前記静止画像撮影手段の撮影動作時点から所定時間だけ前記録音手段の録音動作を行うよう制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、前記制御手段は、前記録音手段の録音動作中に前記撮影指示手段から新たな撮影動作指示情報が出力された場合、前記新たな撮影動作指示情報に基づいて撮影された新たな静止画像とその前の先行撮影動作指示情報に基づいて撮影された先行静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、前記制御手段は、前記録音手段に前記音声情報を更新可能に録音させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、前記静止画像撮影手段により撮影された静止画像を表示する表示手段と、前記録音手段により録音された音声情報を再生する音声再生手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記音声情報の再生時間だけ前記静止画像を表示させるよう前記表示手段を制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、デジタルカメラにいおいて、静止画像撮影手段と、音声情報を録音する録音手段と、前記録音手段により録音された音声情報と前記録音手段の録音動作中に前記静止画像撮影手段により撮影された複数の静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、デジタルカメラに搭載されたコンピュータに、撮影指示手段からの撮影動作指示情報に基づいて、静止画像撮影手段に撮影動作を行わせる機能と、前記静止画像撮影手段の撮影動作に連動して録音手段に音声情報を録音させる機能と、を実現させるためのプログラムである。
ここで、コンピュータとは、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びI/Oを基本構成とする装置であって、マイクロコンピュータ、マイクロプロセッサ等を含み、その組み込み先装置の如何を問わない。したがって、本発明に係るプログラムは、上記コンピュータのROMに格納され、CPUの統括的制御下においてRAMに展開され、実行に供されるものであるから、本発明のコンピュータプログラムの技術的範囲は、当該プログラムが搭載されたコンピュータの格納先の装置に及ぶものである(以下、同様)。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のプログラムにおいて、前記録音手段に音声情報を録音させる機能を実現させる際に、前記静止画像撮影手段の撮影動作時点から所定時間だけ前記録音手段の録音動作を行わせることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記録音手段の録音動作中に前記撮影指示手段から新たな撮影動作指示情報が出力された場合、前記新たな撮影動作指示情報に基づいて撮影された新たな静止画像とその前の先行撮影動作指示情報に基づいて撮影された先行静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させる機能を実現させることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項7〜9のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記録音手段に前記音声情報を更新可能に録音させる機能を実現させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項7〜10のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記音声情報を音声再生手段に再生させる再生時間だけ前記静止画像を表示手段に表示させる機能を実現させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、デジタルカメラに搭載されたコンピュータに、録音手段により録音された音声情報と前記録音手段の録音動作中に静止画像撮影手段により撮影された複数の静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させる機能を実現させるためのプログラムである。
請求項1、7に記載の発明によれば、撮影動作指示情報に基づいて、静止画像撮影手段に撮影動作を行わせ、かつ、この撮影動作に連動して録音手段に録音動作を行わせるので、静止画像の撮影及び音声情報の録音を行う際の操作の煩雑さを低減させることができる。
請求項2、8に記載の発明によれば、静止画像撮影手段の撮影動作時点から所定時間だけ録音手段の録音動作を行わせることができる。
請求項3、9に記載の発明によれば、録音動作中に撮影指示手段から新たな撮影動作指示情報が出力された場合、新たな撮影動作指示情報に基づいて撮影された新たな静止画像とその前の先行撮影動作指示情報に基づいて撮影された先行静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、生成された関連情報を記録手段に記録させるので、所定時間以上間隔をあけずに撮影された静止画像を同一のグループとして管理することができる。
請求項4、10に記載の発明によれば、録音手段に音声情報を更新可能に録音させるので、音声情報を修正することができる。
請求項5、11に記載の発明によれば、音声情報の再生時間だけ静止画像を表示させることができる。
請求項6、12に記載の発明によれば、音声情報とこの音声情報の録音動作中に撮影された複数の静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、生成された関連情報を記録手段に記録させるので、録音動作中に撮影された複数の静止画像を同一のグループとして管理することができ、静止画像の撮影及び音声情報の録音を行う際の操作の煩雑さを低減させることができる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。ただし、図示例に限定されるものではない。
図1に、第1の実施の形態におけるデジタルカメラ100の機能的構成を示す。デジタルカメラ100は、メイン制御手段1、撮影制御手段2、撮影ボタン3、撮影手段4、録音制御手段5、録音手段6、画像処理手段7、表示手段8、記録制御手段9、記録手段10、操作手段11、プログラムメモリ12、音声再生手段13を備える。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。ただし、図示例に限定されるものではない。
図1に、第1の実施の形態におけるデジタルカメラ100の機能的構成を示す。デジタルカメラ100は、メイン制御手段1、撮影制御手段2、撮影ボタン3、撮影手段4、録音制御手段5、録音手段6、画像処理手段7、表示手段8、記録制御手段9、記録手段10、操作手段11、プログラムメモリ12、音声再生手段13を備える。
メイン制御手段1は、プログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って、デジタルカメラ100の各部を統括的に制御する。
撮影制御手段2は、撮影ボタン3からの撮影動作指示情報に基づいて、撮影動作を実行するよう撮影手段4を制御するとともに、撮影指示の入力があったという情報をメイン制御手段1に出力する。
撮影ボタン3は、撮影指示を入力するための入力手段(シャッターボタン)であり、ユーザに押下された場合に、撮影制御手段2に撮影動作指示情報を出力する。
撮影手段4は、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)、A/D変換器等により構成される。撮影手段4は、レンズを介して入射された撮影画像をCCDにより電気信号(アナログ信号)に光電変換し、このアナログ信号をA/D変換器によりデジタル信号に変換して、静止画像データを生成する。
録音制御手段5は、メイン制御手段1の制御に従って、音声情報(以下、音声データという。)の録音動作を実行するよう録音手段6を制御する。ここで、音声とは、人間の声に限らず、動物の鳴き声や環境音等の音を含むこととする。
録音手段6は、マイクロホン、A/D変換器等により構成され、マイクロホンから入力された音声をA/D変換器によりデジタル信号に変換して、音声データを生成する。
画像処理手段7は、撮影手段4により撮影された静止画像データに画像処理を施し、メイン制御手段1に出力する。
表示手段8は、LCD(Liquid Crystal Display)等を備え、メイン制御手段1から入力される表示制御信号に従って、所要の表示処理を行う。また、表示手段8は、撮影手段4により撮影される画像を連続的に表示するファインダとしての機能を有する。
記録制御手段9は、メイン制御手段1の制御に従って、撮影手段4により撮影された静止画像データ及び録音手段6により録音された音声データを記録手段10に記録する。
記録手段10は、静止画像データ及び音声データを記録するためのメモリである。記録手段10としては、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、SDメモリーカード、マルチメディアカード等が挙げられる。
操作手段11は、モード切替ボタン11a、録音修正ボタン11b、カーソルボタン、決定ボタン等により構成され、各ボタンの押下による操作信号をメイン制御手段1に出力する。
プログラムメモリ12は、メイン制御手段1が実行するためのプログラムを記憶している。
音声再生手段13は、増幅器、スピーカ等から構成され、音声データを再生する。
次に、動作について説明する。
図2は、デジタルカメラ100において実行される静止画像撮影・録音処理1を示すフローチャートである。
図2は、デジタルカメラ100において実行される静止画像撮影・録音処理1を示すフローチャートである。
まず、操作手段11のモード切替ボタン11aが押下されることにより、撮影・録音モードに設定される(ステップS1)。撮影・録音モードに設定されると、メイン制御手段1により、撮影制御手段2に撮影の開始準備の指示が与えられ、録音制御手段5に録音の開始準備の指示が与えられる。
そして、撮影制御手段2により、撮影手段4に対して、フォーカス合わせや露出制御等の撮影準備の指示が与えられる。表示手段8には、撮影手段4により撮影される画像が連続的に表示される。また、録音制御手段5により、録音手段6に録音準備の指示が与えられる(ステップS2)。
その後、ユーザにより撮影ボタン3が押下され、撮影制御手段2に撮影動作指示情報が出力されると(ステップS3;YES)、撮影手段4により静止画像の撮影が実行される(ステップS4)。撮影された静止画像データには、画像処理手段7により所定の画像処理が施され、記録制御手段9により、記録手段10に記録される(ステップS5)。
また、撮影制御手段2に撮影動作指示情報が出力されると(ステップS3;YES)、撮影指示の入力があったという情報がメイン制御手段1に出力され、メイン制御手段1により、録音制御手段5に所定時間録音を行うよう指示が与えられる。そして、録音制御手段5により、録音手段6に所定時間録音を行うよう指示が与えられ、録音が開始される(ステップS4)。録音開始後、所定時間が経過すると(ステップS6;YES)、録音が終了する(ステップS7)。
録音された音声データは、記録制御手段9により、対応する静止画像データと関連付けられて記録手段10に記録される(ステップS8)。
以上で、デジタルカメラ100における静止画像撮影・録音処理1が終了する。
以上で、デジタルカメラ100における静止画像撮影・録音処理1が終了する。
図3(a)に、本実施の形態における撮影及び録音のタイミングを示す。図3(a)に示すように、静止画像の撮影と同時に録音が開始され、所定時間録音した後、録音が終了する。
図4を参照して、静止画像データファイルと音声データファイルとを関連付ける方法を説明する。例えば、対応する静止画像データと音声データのファイル名を同一ファイル名とする。図4(a)に示すように、静止画像データのファイル名を「Image001.jpg」、音声データのファイル名を「Image001.wav」とすることにより、これらが関連付けられていることが識別可能となる。
また、対応する静止画像データと音声データのファイル名の中の一部に共通の識別情報を含むこととしてもよい。図4(b)に示すように、静止画像データのファイル名を「Image001.jpg」、音声データのファイル名を「Sound001.wav」とすることにより、これらが関連付けられていることが識別可能となる。
また、図4(c)に示すように、静止画像データファイル「Image001.jpg」と音声データファイル「Sound101.wav」とが相互に対応するファイルであるという情報を含むテキストファイル「Info.txt」を静止画像データ及び音声データとともに記録することとしてもよい。
また、図4(d)に示すように、対応する静止画像データファイル「Image001.jpg」と音声データファイル「Sound101.wav」とを、同一フォルダ内に格納することとしてもよい。
次に、図5を参照して、記録手段10に記録された音声データを修正する音声修正処理について説明する。
まず、操作手段11の録音修正ボタン11bから音声データに対する修正指示が入力されたか否かが判断される(ステップS11)。修正対象となる音声データファイルは、操作手段11から選択可能とする。
まず、操作手段11の録音修正ボタン11bから音声データに対する修正指示が入力されたか否かが判断される(ステップS11)。修正対象となる音声データファイルは、操作手段11から選択可能とする。
音声データに対する修正指示が入力された場合には(ステップS11;YES)、メイン制御手段1により、録音制御手段5に所定時間録音を行うよう指示が与えられる。そして、録音制御手段5により、録音手段6に所定時間録音を行うよう指示が与えられ、録音が開始される(ステップS12)。録音開始後、所定時間が経過すると(ステップS13;YES)、録音が終了する(ステップS14)。
録音された音声データは、記録制御手段9により、対応する静止画像データと関連付けられて記録手段10に記録される(ステップS15)。こうして、修正対象の音声データは、新たに録音された音声データに更新される。
以上で、音声修正処理が終了する。
以上で、音声修正処理が終了する。
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ100によれば、撮影動作指示情報に基づいて、静止画像を撮影し、かつ、この撮影動作に連動して撮影動作時点から所定時間だけ音声データを録音するので、静止画像の撮影及び音声データの録音を行う際の操作の煩雑さを低減させることができる。
また、修正指示に基づいて、音声データを更新することができるので、音声データを修正することができる。
なお、第1の実施の形態においては、静止画像の撮影と同時に録音が開始されることとしたが、図3(b)に示すように、静止画像の撮影から録音が開始されるまでにタイムラグがあってもよい。静止画像の撮影から録音が開始されるまでの時間は、操作手段11から設定可能とすることとしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態におけるデジタルカメラは、第1の実施の形態に示したデジタルカメラ100と同様の構成であるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な処理について説明する。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態におけるデジタルカメラは、第1の実施の形態に示したデジタルカメラ100と同様の構成であるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な処理について説明する。
図6は、第2の実施の形態のデジタルカメラにおいて実行される静止画像撮影・録音処理2を示すフローチャートである。
図6に示すステップS21〜S25は、図2に示したステップS1〜S5と同様であるため、説明を省略する。
図6に示すステップS21〜S25は、図2に示したステップS1〜S5と同様であるため、説明を省略する。
録音開始後、所定時間が経過する前に(ステップS26;NO)、再度、ユーザにより撮影ボタン3が押下され、撮影制御手段2に撮影動作指示情報が出力された場合には(ステップS27;YES)、録音手段6による録音が一旦終了し(ステップS28)、録音された音声データが、対応する静止画像データと関連付けられて記録手段10に記録される(ステップS29)。そして、撮影手段4により新たな静止画像の撮影が実行されるとともに、録音手段6により録音が開始される(ステップS24)。
このように、撮影ボタン3が押下される度に、静止画像の撮影及び音声の録音が行われる。録音開始後、所定時間が経過した場合には(ステップS26;YES)、録音が終了する(ステップS30)。録音された音声データは、記録制御手段9により、対応する静止画像データと関連付けられて記録手段10に記録される(ステップS31)。
ここで、所定時間以上の間隔をあけずに撮影された一連の静止画像データ及び各静止画像データに対応する音声データは、記録制御手段9により、関連付けられて記録手段10に記録される。
以上で、第2の実施の形態のデジタルカメラにおける静止画像撮影・録音処理2が終了する。
以上で、第2の実施の形態のデジタルカメラにおける静止画像撮影・録音処理2が終了する。
図7に、本実施の形態における撮影及び録音のタイミングを示す。図7に示すように、1番目の静止画像の撮影と同時に1番目の音声の録音が開始され、所定時間(例えば、10秒)経過しないうちに、撮影ボタン3が押下された場合には、2番目の静止画像の撮影と同時に2番目の音声の録音が開始される。1番目の静止画像に対応する音声の録音は、2番目の静止画像に対応する音声の録音開始と同時に終了する。2番目の音声の録音が開始されて所定時間経過しないうちに、撮影ボタン3が押下された場合には、3番目の静止画像の撮影と同時に3番目の音声の録音が開始される。2番目の静止画像に対応する音声の録音は、3番目の静止画像に対応する音声の録音開始と同時に終了する。3番目の音声の録音が開始されて所定時間後、音声の録音が終了する。
図8(a)に示すように、1番目の静止画像データのファイル名を「Image001.jpg」、1番目の音声データのファイル名を「Sound001.wav」、2番目の静止画像データのファイル名を「Image002.jpg」、2番目の音声データのファイル名を「Sound002.wav」、3番目の静止画像データのファイル名を「Image003.jpg」、3番目の音声データのファイル名を「Sound003.wav」、というように、対応する静止画像データと音声データのファイル名の中の一部に共通の識別情報を含むようファイル名を作成することにより、対応する静止画像データと音声データとを関連付ける。さらに、これら一連のファイルが所定時間以上間隔をあけずに撮影された静止画像データ及び各静止画像データに対応する音声データであるという情報を含むテキストファイル「Info.txt」を静止画像データ及び音声データとともに記録手段10に記録する。
第2の実施の形態におけるデジタルカメラによれば、録音動作中に新たな撮影動作指示情報が出力された場合、新たな撮影動作指示情報に基づいて撮影された新たな静止画像とその前の先行撮影動作指示情報に基づいて撮影された先行静止画像とが関連することを示す関連情報を記録手段10に記録するので、所定時間以上間隔をあけずに撮影された静止画像を同一のグループとして管理することができる。
なお、各静止画像データに対応する音声データを別々のファイルとして保存するのではなく、図8(b)に示すように、所定時間以上間隔をあけずに撮影された静止画像データに対する連続した1つの音声データファイル「Sound001-003.wav」として保存することとしてもよい。また、所定時間以上間隔をあけずに撮影された複数の静止画像データに対して、最後に撮影された静止画像データに対応する音声データのみを保存することとしてもよい。所定時間以上間隔をあけずに複数の静止画像データが撮影された場合の音声データの保存方法は、操作手段11から設定可能とすることとしてもよい。
[第3の実施の形態]
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態におけるデジタルカメラは、第1の実施の形態に示したデジタルカメラ100と同様の構成であるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第3の実施の形態に特徴的な処理について説明する。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態におけるデジタルカメラは、第1の実施の形態に示したデジタルカメラ100と同様の構成であるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第3の実施の形態に特徴的な処理について説明する。
図9は、第3の実施の形態のデジタルカメラにおいて実行される静止画像・音声再生処理を示すフローチャートである。
まず、操作手段11のモード切替ボタン11aが押下されることにより、再生モードに設定される(ステップS41)。次に、再生される静止画像データが選択される(ステップS42)。複数の静止画像データの再生を連続して実行する場合には、複数の静止画像データが選択される。
そして、記録手段10に記録されている静止画像データ及び音声データのうち、選択された静止画像データ及び選択された静止画像データに対応する音声データが読み出される(ステップS43)。
次に、表示手段8により静止画像データが表示されるとともに、音声再生手段13により音声データが再生される(ステップS44)。このとき、静止画像データの表示は、音声データが再生されている時間、すなわち、音声データが録音された時間だけ行われる。
再生すべき他のデータが存在する場合には(ステップS45;YES)、次のデータが読み出される(ステップS43)。
再生すべき他のデータがなくなった場合には(ステップS45;NO)、処理が終了する。
第3の実施の形態におけるデジタルカメラによれば、録音された音声データを再生するとともに、音声データの再生時間だけ、対応する静止画像を表示することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明を適用した第4の実施の形態について説明する。
図10に、第4の実施の形態におけるデジタルカメラ200の機能的構成を示す。デジタルカメラ200は、メイン制御手段1、撮影制御手段2、撮影ボタン3、撮影手段4、録音制御手段5、録音手段6、画像処理手段7、表示手段8、記録制御手段9、記録手段10、操作手段11、プログラムメモリ12、音声再生手段13を備える。
次に、本発明を適用した第4の実施の形態について説明する。
図10に、第4の実施の形態におけるデジタルカメラ200の機能的構成を示す。デジタルカメラ200は、メイン制御手段1、撮影制御手段2、撮影ボタン3、撮影手段4、録音制御手段5、録音手段6、画像処理手段7、表示手段8、記録制御手段9、記録手段10、操作手段11、プログラムメモリ12、音声再生手段13を備える。
デジタルカメラ200は、第1の実施の形態に示したデジタルカメラ100と同様の構成であるため、同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については説明を省略する。以下、第4の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
操作手段11は、モード切替ボタン11a、録音修正ボタン11b、録音開始ボタン11c、録音終了ボタン11d、カーソルボタン、決定ボタン等により構成され、各ボタンの押下による操作信号をメイン制御手段1に出力する。
図11は、デジタルカメラ200において実行される静止画像撮影・録音処理3を示すフローチャートである。
まず、操作手段11のモード切替ボタン11aが押下されることにより、撮影・録音モードに設定される(ステップS51)。撮影・録音モードに設定されると、メイン制御手段1により、撮影制御手段2に撮影の開始準備の指示が与えられ、録音制御手段5に録音の開始準備の指示が与えられる。
そして、撮影制御手段2により、撮影手段4に対して、フォーカス合わせや露出制御等の撮影準備の指示が与えられる。表示手段8には、撮影手段4により撮影される画像が連続的に表示される。また、録音制御手段5により、録音手段6に録音準備の指示が与えられる(ステップS52)。
その後、ユーザにより録音開始ボタン11cが押下され、メイン制御手段1に録音開始指示情報が出力されると(ステップS53;YES)、録音制御手段5に録音開始の指示が与えられ、録音手段6により、音声の録音が開始される(ステップS54)。
録音開始後、ユーザにより撮影ボタン3が押下され、撮影制御手段2に撮影動作指示情報が出力されると(ステップS55;YES)、撮影手段4により静止画像の撮影が実行される(ステップS56)。撮影された静止画像データには、画像処理手段7により所定の画像処理が施され、記録制御手段9により、記録手段10に記録される(ステップS57)。このように、ステップS55〜ステップS57の処理が繰り返し実行され、複数の静止画像が撮影される。
そして、ユーザにより録音終了ボタン11dが押下され、メイン制御手段1に録音終了指示情報が出力されると(ステップS58;YES)、録音制御手段5に録音終了の指示が与えられ、録音手段6による音声の録音が終了する(ステップS59)。
録音された音声データは、記録制御手段9により、録音動作中に撮影された複数の静止画像データと関連付けられて記録手段10に記録される(ステップS60)。
以上で、デジタルカメラ200における静止画像撮影・録音処理3が終了する。
以上で、デジタルカメラ200における静止画像撮影・録音処理3が終了する。
図12に、本実施の形態における撮影及び録音のタイミングを示す。図12に示すように、音声の録音が開始されてから終了するまでの録音動作中に、複数回静止画像の撮影が実行される。
図13(a)に示すように、録音動作中に撮影された静止画像データのファイル名を「Image001.jpg」、「Image002.jpg」、「Image003.jpg」、音声データのファイル名を「Sound001-003.wav」として、音声データと音声データの録音動作中に撮影された静止画像データとを関連付けることとしてもよい。
また、図13(b)に示すように、ファイル名「Sound004.wav」の音声データの録音動作中に、ファイル名「Image001.jpg」、「Image002.jpg」、「Image003.jpg」の静止画像データが撮影されたという情報を含むテキストファイル「Info.txt」を音声データ及び静止画像データとともに記録することとしてもよい。
第4の実施の形態におけるデジタルカメラ200によれば、音声データとこの音声データの録音動作中に撮影された複数の静止画像データとが関連することを示す関連情報を記録手段10に記録するので、録音動作中に撮影された複数の静止画像データを同一のグループとして管理することができ、静止画像の撮影及び音声データの録音を行う際の操作の煩雑さを低減させることができる。
なお、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る好適なデジタルカメラの例であり、これに限定されるものではない。デジタルカメラを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 デジタルカメラ
1 メイン制御手段
2 撮影制御手段
3 撮影ボタン
4 撮影手段
5 録音制御手段
6 録音手段
7 画像処理手段
8 表示手段
9 記録制御手段
10 記録手段
11 操作手段
11a モード切替ボタン
11b 録音修正ボタン
12 プログラムメモリ
13 音声再生手段
200 デジタルカメラ
11c 録音開始ボタン
11d 録音終了ボタン
1 メイン制御手段
2 撮影制御手段
3 撮影ボタン
4 撮影手段
5 録音制御手段
6 録音手段
7 画像処理手段
8 表示手段
9 記録制御手段
10 記録手段
11 操作手段
11a モード切替ボタン
11b 録音修正ボタン
12 プログラムメモリ
13 音声再生手段
200 デジタルカメラ
11c 録音開始ボタン
11d 録音終了ボタン
Claims (12)
- 静止画像撮影手段と、
音声情報を録音する録音手段と、
指示操作入力により前記静止画像撮影手段に対して撮影動作指示情報を出力する撮影指示手段と、
前記撮影指示手段からの撮影動作指示情報に基づいて、前記静止画像撮影手段の撮影動作を制御し、かつ、この撮影動作に連動して前記録音手段の録音動作を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
前記制御手段は、前記静止画像撮影手段の撮影動作時点から所定時間だけ前記録音手段の録音動作を行うよう制御することを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
前記制御手段は、前記録音手段の録音動作中に前記撮影指示手段から新たな撮影動作指示情報が出力された場合、前記新たな撮影動作指示情報に基づいて撮影された新たな静止画像とその前の先行撮影動作指示情報に基づいて撮影された先行静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させることを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記制御手段は、前記録音手段に前記音声情報を更新可能に録音させることを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
前記静止画像撮影手段により撮影された静止画像を表示する表示手段と、前記録音手段により録音された音声情報を再生する音声再生手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記音声情報の再生時間だけ前記静止画像を表示させるよう前記表示手段を制御することを特徴とするデジタルカメラ。 - 静止画像撮影手段と、
音声情報を録音する録音手段と、
前記録音手段により録音された音声情報と前記録音手段の録音動作中に前記静止画像撮影手段により撮影された複数の静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させる制御手段と、
を備えたことを特徴とするデジタルカメラ。 - デジタルカメラに搭載されたコンピュータに、
撮影指示手段からの撮影動作指示情報に基づいて、静止画像撮影手段に撮影動作を行わせる機能と、
前記静止画像撮影手段の撮影動作に連動して録音手段に音声情報を録音させる機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 請求項7に記載のプログラムにおいて、
前記録音手段に音声情報を録音させる機能を実現させる際に、
前記静止画像撮影手段の撮影動作時点から所定時間だけ前記録音手段の録音動作を行わせることを特徴とするプログラム。 - 請求項8に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記録音手段の録音動作中に前記撮影指示手段から新たな撮影動作指示情報が出力された場合、前記新たな撮影動作指示情報に基づいて撮影された新たな静止画像とその前の先行撮影動作指示情報に基づいて撮影された先行静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させる機能を実現させることを特徴とするプログラム。 - 請求項7〜9のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記録音手段に前記音声情報を更新可能に録音させる機能を実現させることを特徴とするプログラム。 - 請求項7〜10のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記音声情報を音声再生手段に再生させる再生時間だけ前記静止画像を表示手段に表示させる機能を実現させることを特徴とするプログラム。 - デジタルカメラに搭載されたコンピュータに、
録音手段により録音された音声情報と前記録音手段の録音動作中に静止画像撮影手段により撮影された複数の静止画像とが関連することを示す関連情報を生成し、当該生成された関連情報を記録手段に記録させる機能を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004119076A JP2005303805A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | デジタルカメラ及びプログラム |
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JP2004119076A JP2005303805A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | デジタルカメラ及びプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296539A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム |
JP2012217156A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-11-08 | Panasonic Corp | 記録装置および再生装置 |
-
2004
- 2004-04-14 JP JP2004119076A patent/JP2005303805A/ja active Pending
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