JP2005301941A - プラント制御装置の制御プログラム保守装置及び方法 - Google Patents

プラント制御装置の制御プログラム保守装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 各プラント制御装置のCPU分割単位での制御プログラムへのアクセスに加えて、CPU単位とは異なる分類でのアクセスも可能とすることである。
【解決手段】 制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDと、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDとを持つ制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部20に予め記憶させておき、CPU実装単位CADデータ編集手段16はCPUシートIDに基づいてプラント制御装置毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部20から読み出して表示装置4に表示し、機能単位CADデータ編集手段17は機能シートIDに基づいて制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部20から読み出して表示装置4に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラント制御装置の制御プログラム保守装置及び方法に関する。
一般に、プラント制御装置の制御プログラム保守装置は、プラント制御装置のCPU単位に制御プログラムを管理する構成となっている。また、その制御プログラム自体は、CADを用いた制御ロジック図の形で形成され、シート単位で制御プログラムが分割管理されている。
図7はこのような従来のプラント制御装置の制御プログラム保守装置の構成例を示したものである。制御プログラム保守装置1が保持する制御プログラムは、制御プログラムを実装するプラント制御装置のCPU毎に分割管理されており、図7の一例では、プラント制御装置が3台のCPU−1、CPU−2、CPU−3を有している場合を示している。
すなわち、CPU−1に実装されている制御プログラムは(イ)と(ハ)の2ページの制御プログラムシートを有しており、同様にCPU−2では(ロ)と(ホ)、CPU−3では(ニ)と(へ)という制御プログラムシートを有していることを表している。
また、これら制御プログラムシートのCADデータはCADデータ記憶部20に記憶され、それぞれのCPU毎にシートの並び順を管理するためのシートIDを有している。図7の一例では(イ)のシートIDとしてCPU−1の1番目のシートを意味する“1−1”、(ハ)のシートIDとしてCPU−1の2番目のシートを意味する“1−2”、(ロ)のシートIDとしてCPU−2の1番目のシートを意味する“2−1”、(ホ)のシートIDとしてCPU−2の2番目のシートを意味する“2−2”、(ニ)のシートIDとしてCPU−3の1番目のシートを意味する“3−1”、(ヘ)のシートIDとしてCPU−3の2番目のシートを意味する“3−2”というシートIDをそれぞれ持っていることを示している。
図8は、制御プログラム保守装置1の制御プログラムのCADデータ記憶部20のCADデータの説明図である。図8の(イ)〜(ヘ)の制御プログラムシートのCADデータは、実装先のCPU−1〜CPU−3に従属する形で管理されている。
一方、CADデータ編集手段2は制御プログラムの保守を行う際に入力装置3から指定されたシートIDに基づいて、CADデータ記憶部20から該当するCADデータを取り出し表示装置4に表示するものである。例えば、制御プログラムの保守を行う場合には、まず始めに、保有している制御プログラムの当該シートを呼び出して表示する。
図9は、制御プログラムのCADデータの表示手順のフローチャートである。図8に示すように、(イ)〜(ヘ)の制御プログラムシートのCADデータは、実装先のCPUに従属する形で管理されているため、呼び出しの手順としては、まず始めに表示させたい制御プログラムが実装されているCPUを入力装置3によって指定し(S1)、次にシートIDを指定する(S2)。シートIDを指定することで、CADデータ編集手段2が目的とする制御プログラムのCADデータを読み出し(S3)、表示装置4へ表示する(S4)という手順となる。
また、ある制御プログラムシートを呼び出して表示した状態で、プログラムシートの前進もしくは後進を行う場合は、図8に示すように、(イ)〜(ヘ)の制御プログラムシートのCADデータは、実装先のCPUに従属する形で管理されているため、同一CPUに実装されている制御プログラムシート間でのシート前/後進のみ可能である。
ところが、従来の制御プログラム保守装置においては、各プラント制御装置のCPUに実装され動作している制御プログラムを保守するという機能の性格上、制御プログラムの管理は実装先のCPUの単位で行われているので、制御プログラムシートを表示させる場合には、実装先のCPUを意識する必要がある。また、制御プログラムシートの前/後進は同一のCPUに実装されているシート間に限られている。
一方、プラントの制御設計においては、プラント制御装置のCPUという分割単位の他に、制御対象であるプラントの系統による分類による分割単位等も有り、上流過程での制御設計段階では、後者の方がより重要な分割単位となることが一般的である。つまり、制御プログラムの設計というソフトウェア設計段階では、制御対象であるプラントの系統という機能分類の単位毎に設計を進めていたものが、ハードウェアの設計が進みソフトウェアの実装計画が決まり、各プラント制御装置のCPUに実装された段階から、CPU分割の単位でしか制御プログラムにアクセスできなくなるということになってしまう。
本発明の目的は、各プラント制御装置のCPUに実装以後においても、CPU分割単位での制御プログラムへのアクセスに加えて、CPU単位とは異なる分類でのアクセスも可能なプラント制御装置の制御プラグラム保守装置及び方法を提供することである。
本発明のプラント制御装置の制御プログラム保守装置は、シート単位で制御プログラムのCADデータが分割管理されるプラント制御装置の制御プログラム保守装置において、制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDと、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDとを持つ制御プログラムのCADデータを記憶したCADデータ記憶部と、前記CPUシートIDに基づいてプラント制御装置毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部から読み出して表示装置に表示するためのCPU実装単位CADデータ編集手段と、前記機能シートIDに基づいて制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部から読み出して表示装置に表示するための機能単位CADデータ編集手段とを備えたこと特徴とする。
本発明のプラント制御装置の制御プログラム保守方法は、シート単位で制御プログラムのCADデータが分割管理されるプラント制御装置の制御プログラム保守方法において、制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDが指定されたとき、その指定されたCPUシートIDに基づいてプラント制御装置毎に管理される制御プログラムのCADデータを読み出し、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDが指定されたとき、その指定された機能シートIDに基づいて制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータを読み出し、読み出した制御プログラムのCADデータを表示装置に表示することを特徴とする。
本発明によれば、機能分類による制御プログラムのCADデータを機能シートIDにより管理するので、保守しようとする制御プログラムのCADデータを呼び出す場合に、実装先CPU分類に基いた制御プログラムのCADデータの呼び出しに加えて、実装先CPUを意識することなく、上流設計段階で用いた機能分類による制御プログラムのCADデータの呼び出しが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる制御プログラム保守装置の構成図である。入力装置3は操作者からの各種要求を入力し、CPU実装単位CADデータ編集手段16や機能単位CADデータ編集手段17へ要求を伝えるものであり、入力装置3からCPU実装単位での制御プログラムのCADデータ読み出し要求が入力されると、CPU実装単位CADデータ編集手段16が起動され、入力装置3から機能単位での制御プログラムのCADデータ読み出し要求が入力されると、機能単位CADデータ編集手段17が起動される。
CPU実装単位CADデータ編集手段16では、入力装置3からCPU実装単位での制御プログラムのCADデータ読み出し要求を受け取ると、CADデータ記憶部20に格納しているCADデータ18の(イ)〜(ヘ)を検索し、該当するCADデータを読み込み表示装置4へ表示させる。同様に機能単位CADデータ編集手段17でも、入力装置3から機能単位での制御プログラムのCADデータ読み出し要求を受け取ると、CADデータ記憶部20に格納しているCADデータ18の(イ)〜(ヘ)を検索し、該当するCADデータを読み込み表示装置4へ表示させる。
このCPU実装単位CADデータ編集手段16と機能単位CADデータ編集手段17の処理の違いは、CADデータ18の(イ)〜(ヘ)の検索方法の違いにあり、CPU実装単位CADデータ編集手段16は、後述するCPU単位のシートの並び順を示すCPUシートIDをキーにして検索を行い、機能単位CADデータ編集手段17は、後述する機能単位のシートの並び順を示す機能シートIDをキーにして検索を行う。
また、CADデータ印刷処理手段14は、CPU実装単位CADデータ編集手段16や機能単位CADデータ編集手段17からの印刷するCADデータを入力し、印刷装置21に対して制御ロジック図15を印刷出力するものである。
CADデータ18は、プラント制御装置の制御プログラム保守装置1が保持する制御プログラムのCADデータであり、図1では(イ)〜(ヘ)という6つの制御プログラムのCADデータを保持していることを表している。
図2は第1の実施の形態におけるCADデータ記憶部20に記憶されたCADデータ18の説明図である。図2では、CADデータ18には(イ)〜(ヘ)の6つのCADデータがあることを表しており、それぞれのCADデータは、A−1〜B−3で表された機能単位でのCADデータシートの並び順を示す機能シートIDと、1−1〜3−2で表された実装先CPU単位でのCADデータのシートの並び順を示すCPUシートIDとの2種類のシートIDを持っている。
CADデータ(イ)はA−1という機能シートIDと、1−1というCPUシートIDの2種類のシートIDを持っている。同様にCADデータ(ロ)はA−2と2−1とを持っており、CADデータ(ハ)はB−1と1−2とを持っている。さらに、CADデータ(ニ)はA−3と3−1とを持っており、CADデータ(ホ)はB−2と2−2とを持っており、CADデータ(へ)はB−3と3−2とを持っている。このように、それぞれのCADデータは2種類のシートIDを持っている。
ここで、機能シートIDのA−1とは、機能分類(A)の1番目のシートであることを表し、機能分類(A)の2番目のシートである場合はA−2となり、機能分類(A)の3番目のシートである場合はA−3と表現している。同様に機能分類(B)においても1番目のシートから3番目のシートまでをB−1、B−2、B−3と表現している。また、CPUシートIDの1−1とは、CPU−1の1番目のシートであることを表し、CPU−1の2番目のシートである場合は1−2と表現している。同様にCPU−2においても1番目のシートと2番目のシートを2−1、2−2と表現し、CPU−3の1番目のシートと2番目のシートを3−1、3−2と表現している。
つまり、図2では、機能分類の種類は機能分類(A)と機能分類(B)の2つがあり、機能分類(A)に属するCADデータとしては、CADデータ(イ)、(ロ)、(ニ)の3つのCADデータがあり、並び順はCADデータ(イ)、(ロ)、(ニ)の順となっている。同様に機能分類(B)に属するCADデータとしては、CADデータ(ハ)、(ホ)、(ヘ)の3つのCADデータがあり、並び順はCADデータ(ハ)、(ホ)、(ヘ)の順となっている。また、制御プログラムの実装先CPUについては、CPU−1からCPU−3の3つのCPUがあり、CPU−1に属するCADデータとしては、CADデータ(イ)と(ハ)との2つのCADデータがあり、並び順はCADデータ(イ)、(ハ)の順となっている。同様に、CPU−2に属するCADデータとしては、CADデータ(ロ)と(ホ)との2つのCADデータがあり、並び順はCADデータ(ロ)、(ホ)の順となっており、CPU−3に属するCADデータとしては、CADデータ(ニ)と(ヘ)との2つのCADデータがあり、並び順はCADデータ(ニ)、(ヘ)の順となっている。
いま、操作者が制御プログラムの保守を行う場合を考える。まず、対象となる制御プログラムのCADデータの表示要求を入力装置3から制御プログラム保守装置1に入力する。すなわち、入力装置3により、CPUシートIDもしくは機能シートIDを用いて呼び出し要求を行う。
入力装置3からの呼び出し要求がCPUシートIDを用いたものであった場合は、CPU実装単位CADデータ編集手段16でこれを受け取り、CADデータ18の中から該当するCPUシートIDを持つ制御プログラムのCADデータを検索し、表示装置4へ表示させる。一方、入力装置3からの呼び出し要求が機能シートIDを用いたものであった場合は、機能単位CADデータ編集手段17でこれを受け取り、CADデータ18の中から該当する機能シートIDを持つ制御プログラムのCADデータを検索し読み取り、表示装置4へ表示させる。
また、操作者が制御プログラムのCADデータを印刷しようとする場合には、入力装置3を用いて、CPUシートIDもしくは機能シートIDを用いて印刷要求を行う。入力装置3からの印刷要求がCPUシートIDを用いたものであった場合は、CPU実装単位CADデータ編集手段16でこれを受け取り、CADデータ18の中から該当するCPUシートIDを持つ制御プログラムのCADデータを検索し、CADデータ印刷処理手段14へ印刷要求を行い印刷装置21により制御ロジック図15の印刷が行われる。また、入力装置3からの印刷要求が機能シートIDを用いたものであった場合は、機能単位CADデータ編集手段17でこれを受け取り、CADデータ18の中から該当する機能シートIDを持つ制御プログラムのCADデータを検索し読み取り、CADデータ印刷処理手段14へ印刷要求を行い印刷装置21により制御ロジック図15の印刷が行われる。
図3は、第1の実施の形態における制御プログラムのシート展開の説明図である。CPU分類や機能分類を意識しないで自由な制御プログラムのCADデータ間のシート呼び出しが可能となっている。
CPUシートIDはCPUに実装された制御プログラムをCPU単位で管理するので、CPUシートIDによる制御プログラムシートの前/後進は同一のCPUに実装されているシート間で行われる。一方、機能シートIDによる制御プログラムシートの前/後進は同一CPUの制約に関係なく行える。これは、上流設計段階で用いた機能シートIDはそれ自身が機能分類でのシートの並び順を示す情報も兼ねているためである。つまり、ある制御プログラムのCADデータを呼び出した後に、CPUの制約を受けることなく機能分類によるシートの前進または後進を行うことも可能となる。
さらに、呼び出した制御プログラムのCADデータが、その制御プログラムの中で他の機能分類に属する制御プログラムのCADデータとシート間の呼び合いが有る場合、同一の機能分類に属する他の制御プログラムのCADデータを直接呼び出すことや、異なる機能分類に属する他の制御プログラムのCADデータを直接呼び出すことも可能となる。
第1の実施の形態によれば、機能分類による制御プログラムのCADデータを機能シートIDにより管理するので、保守しようとする制御プログラムのCADデータを呼び出す場合に、実装先CPU分類に基いた制御プログラムのCADデータの呼び出しに加えて、実装先CPUを意識することなく、上流設計段階で用いた機能分類による制御プログラムのCADデータの呼び出しが可能となる。同様に、制御ロジックを印刷出力する際においても、実装先CPUを意識することなく、上流設計段階で用いた機能分類による制御プログラムのCADデータの印刷が可能となる。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係わるプラント制御装置の制御プログラム保守装置1の構成図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、入力装置3からプラント制御装置11a〜11cでの制御プログラムの制御演算状態の監視要求があったとき、該当する制御プログラムが実装されているプラント制御装置11a〜11cから制御演算状態データを入力し表示装置4に表示するオンラインデータ収集処理手段10を追加して設けたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図4において、操作者からの制御プログラムの制御演算状態の監視要求は、入力装置3を介してCPUシートIDもしくは機能シートIDの形でオンラインデータ収集処理手段10に入力される。オンラインデータ収集処理手段10は、入力装置3を介して操作者からの制御プログラムの制御演算状態の監視要求をCPUシートIDもしくは機能シートIDの形で受け取ると、入力装置3からの要求がCPUシートIDを用いたものであった場合は、直接そのCPUシートIDからCPU番号を読み取り、CPU1プラント制御装置11a、CPU2プラント制御装置11b、CPU3プラント制御装置11cの何れかから制御演算状態データを入力し表示装置4へ表示する。
一方、入力装置3からの要求が機能シートIDを用いたものであった場合は、CADデータ18を検索し、対応するCPU番号を読み取り、CPU1プラント制御装置11a、CPU2プラント制御装置11b、CPU3プラント制御装置11cの何れであるかを判定し、この判定により特定されたプラント制御装置11a〜11cから制御演算状態データを入力し表示装置4へ表示する。
このように、操作者が制御プログラムの制御演算状態の監視を行うにあたって、対象となる制御プログラムのシートIDを指定する場合は、入力装置3によりCPUシートIDもしくは機能シートIDを用いて制御プログラムの呼び出し要求する。入力装置3からの呼び出し要求は、オンラインデータ収集処理手段10及びCPU実装単位CADデータ編集手段16または機能単位CADデータ編集手段17へ渡される。
そして、入力装置3からの呼び出し要求がCPUシートIDを用いたものであった場合、オンラインデータ収集処理手段10では、直接そのCPUシートIDからCPU番号を読み取り、その読み取ったCPU番号に対応するプラント制御装置11a〜11cから制御演算状態データを入力し表示装置4へ表示する。また、CPU実装単位CADデータ編集手段16でもCPUシートIDを受け取り、CADデータ18の中から該当するCPUシートIDを持つ制御プログラムのCADデータを検索し入力し表示装置4へ表示させる。これにより表示装置4では、操作者が指定したCPUシートIDを持つ制御プログラムのCADデータと、それに関わる制御演算状態データとを合わせて表示することが可能となる。
また、入力装置3からの呼び出し要求が機能シートIDを用いたものであった場合、オンラインデータ収集処理手段10では、CADデータ18を検索し、対応するCPU番号を読み取り、そのCPU番号のプラント制御装置11a〜11cから制御演算状態データを入力し表示装置4へ表示する。また、機能単位CADデータ編集手段17でも機能シートIDを受け取り、CADデータ18の中から該当する機能シートIDを持つ制御プログラムのCADデータを検索し入力し表示装置4へ表示させる。これにより、表示装置4では、操作者が指定した機能シートIDを持つ制御プログラムのCADデータと、それに関わる制御演算状態データを合わせて表示することが可能となる。
本発明の第2の実施の形態によれば、制御プログラムの制御演算状態の監視を行うにあたり、実装先CPU分類に基いた制御プログラムの指定に加えて、実装先CPUを意識することなく、上流設計段階で用いた機能分類による制御プログラムの指定が可能となるので、機能分類による制御プログラムの制御演算状態の監視を適正に行うことができる。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係わるプラント制御装置の制御プログラム保守装置1の構成図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、CADデータ記憶部20には制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDを持つ制御プログラムのCADデータ19を記憶し、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDとCPUシートIDとの対応関係を記憶した制御プログラムシート情報管理テーブル9を設けたものである。そして、機能単位CADデータ編集手段17は入力装置3から入力された機能シートIDに基づいて制御プログラムシート情報管理テーブル9を参照して制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータ19をCADデータ記憶部20から読み出して表示装置4に表示するようにしたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図5において、制御プログラムシート情報管理テーブル9は、制御プログラムのCADデータ(イ)〜(ヘ)に関わるCPUシートIDと機能シートIDとの関係を定義した情報テーブルであり、また、CADデータ19は、第1の実施の形態でのCADデータ18がCPUシートIDと機能シートIDとの両方を持っていたのに対して、第3の実施の形態では従来と同様にCPUシートIDのみしか持っていないCADデータである。
図6は第3の実施の形態におけるCADデータ記憶部20に記憶されたCADデータ19及び制御プログラムシート情報管理テーブル9の説明図である。図6において、第1の実施の形態のCADデータ18が、CADデータそれ自体にCPUシートIDと機能シートIDとを持つことにより、CPUシートIDと機能シートIDとの対応付けを行っていたのに対し、第2の実施の形態のCADデータ19は、CADデータ19自体にはCPUシートIDしか持っておらず、CPUシートIDと機能シートIDとの対応については、制御プログラムシート情報管理テーブル9としてCADデータ19とは別に持つようにしている。
いま、操作者が制御プログラムの保守を行う場合を考える。まず、対象となる制御プログラムのCADデータの表示要求を入力装置3から制御プログラム保守装置1に入力する。入力装置3からの呼び出し要求が機能シートIDを用いたものであった場合は、機能単位CADデータ編集手段17でこれを受け取り、制御プログラムシート情報管理テーブル9を機能シートIDをキーにして検索し、対応するCPUシートIDを読み取る。そして、読み取ったCPUシートIDをキーにしてCADデータ19を検索し該当する制御プログラムのCADデータを読み取り表示装置4へ表示させる。
また、操作者が制御プログラムのCADデータを印刷しようとした場合も同様に、入力装置3からの印刷要求が機能シートIDを用いたものであった場合は、機能単位CADデータ編集手段17でこれを受け取り、制御プログラムシート情報管理テーブル9を機能シートIDをキーにして検索し、対応するCPUシートIDを読み取る。そして、読み取ったCPUシートIDをキーにしてCADデータ19を検索し該当する制御プログラムのCADデータを読み取りCADデータ印刷処理手段14へ印刷要求を行い印刷装置21により制御ロジック図15の印刷が行われる。
第3の実施の形態によれば、制御プログラムのCADデータを呼び出したり、または制御プログラムのCADデータを印刷しようとする場合、CADデータそれ自体に機能シートIDを追加して持たせる必要が無く、制御プログラムシート情報管理テーブル9を新たに追加するだけで、実装先CPU分類に基いた制御プログラムのCADデータの呼び出し方法に加えて、実装先CPUを意識することなく、上流設計段階で用いた機能分類による制御プログラムのCADデータの呼び出しや印刷が可能となる。
つまり、従来のプラント制御装置の制御プログラム保守ツールを用いて過去に作成された制御プログラムのCADデータに対しても、上流設計段階で用いた機能分類による制御プログラムのCADデータの呼び出しや印刷が可能となり、過去に作成された制御プログラムのCADデータという資産をそのまま流用することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係わる制御プログラム保守装置の構成図。 本発明の第1の実施の形態におけるCADデータ記憶部に記憶されたCADデータの説明図。 本発明の第1の実施の形態における制御プログラムのシート展開の説明図。 本発明の第2の実施の形態に係わるプラント制御装置の制御プログラム保守装置の構成図。 本発明の第3の実施の形態に係わるプラント制御装置の制御プログラム保守装置の構成図。 本発明の第3の実施の形態におけるCADデータ記憶部に記憶されたCADデータ及び制御プログラムシート情報管理テーブルの説明図。 従来のプラント制御装置の制御プログラム保守装置の構成図。 従来の制御プログラム保守装置の制御プログラムのCADデータ記憶部のCADデータの説明図。 従来の制御プログラムのCADデータの表示手順のフローチャート。
符号の説明
1…制御プログラム保守装置、2…CADデータ編集手段、3…入力装置、4…表示装置、9…制御プログラムシート情報管理テーブル、10…オンラインデータ収集処理手段、11…プラント制御装置、14…CADデータ印刷処理手段、15…制御ロジック図、16…CPU実装単位CADデータ編集手段、17…機能単位CADデータ編集手段、18…CADデータ、19…CADデータ、20…CADデータ記憶部、21…印刷装置

Claims (6)

  1. シート単位で制御プログラムのCADデータが分割管理されるプラント制御装置の制御プログラム保守装置において、制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDと、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDとを持つ制御プログラムのCADデータを記憶したCADデータ記憶部と、前記CPUシートIDに基づいてプラント制御装置毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部から読み出して表示装置に表示するためのCPU実装単位CADデータ編集手段と、前記機能シートIDに基づいて制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部から読み出して表示装置に表示するための機能単位CADデータ編集手段とを備えたこと特徴とするプラント制御装置の制御プログラム保守装置。
  2. 前記CPU実装単位CADデータ編集手段または前記機能単位CADデータ編集手段でCADデータ記憶部から読み出された制御プログラムのCADデータを印刷処理するCADデータ印刷処理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント制御装置の制御プログラム保守装置。
  3. 前記プラント制御装置での制御プログラムの制御演算状態の監視要求があったとき、該当する制御プログラムが実装されているプラント制御装置から制御演算状態データを入力し表示装置に表示するオンラインデータ収集処理手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のプラント制御装置の制御プログラム保守装置。
  4. シート単位で制御プログラムのCADデータが分割管理されるプラント制御装置の制御プログラム保守装置において、制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDを持つ制御プログラムのCADデータを記憶したCADデータ記憶部と、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDと前記CPUシートIDとの対応関係を記憶した制御プログラムシート情報管理テーブルと、前記CPUシートIDに基づいてプラント制御装置毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部から読み出して表示装置に表示するためのCPU実装単位CADデータ編集手段と、前記機能シートIDに基づいて前記制御プログラムシート情報管理テーブルを参照して制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータをCADデータ記憶部から読み出して表示装置に表示するための機能単位CADデータ編集手段とを備えたこと特徴とするプラント制御装置の制御プログラム保守装置。
  5. 前記CPU実装単位CADデータ編集手段または前記機能単位CADデータ編集手段でCADデータ記憶部から読み出された制御プログラムのCADデータを印刷処理するCADデータ印刷処理手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のプラント制御装置の制御プログラム保守装置。
  6. シート単位で制御プログラムのCADデータが分割管理されるプラント制御装置の制御プログラム保守方法において、制御プログラムが実装される実装先のプラント制御装置毎に管理されたCPUシートIDが指定されたとき、その指定されたCPUシートIDに基づいてプラント制御装置毎に管理される制御プログラムのCADデータを読み出し、制御プログラムの機能単位毎に管理された機能シートIDが指定されたとき、その指定された機能シートIDに基づいて制御プログラムの機能単位毎に管理される制御プログラムのCADデータを読み出し、読み出した制御プログラムのCADデータを表示装置に表示することを特徴とするプラント制御装置の制御プログラム保守方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009139989A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Mitsubishi Electric Corp エンジニアリングツール

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