JP2005300801A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 両側をフランジ部で支持された感光体の基体周縁部に感光層を設け、端部を剥離した感光体ドラム上の残留トナーをクリーニングブレードをもってクリーニングする際、ドラム周面端部におけるクリーニング不良を解消する。
【解決手段】 感光体10の感光層102と基体101の境界部102A、およびフランジ部11F、11Rと基体101の接合部102Bを摺擦するブラシローラ35F、35Rを設ける。
【選択図】 図6

Description

本発明は電子写真方式により像担持体上にトナー像を形成し、転写処理後の残留トナーを除去するクリーニング装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式に基づき、感光体ドラムや感光体ベルト等の像担持体上に静電潜像を形成し、現像、転写処理後に像担持体面上の残留トナーを除去するクリーニング装置として、弾性クリーニングブレードを像担持体に当接させてクリーニングするブレード方式が汎用されている。このようなクリーニング装置では、クリーニングブレードの先端部当接位置の像担持体移動方向上流側に、シート状のトナーガイド部材を配置している。像担持体上の残留トナー等は、上記トナーガイド部材を通過した後、クリーニングブレードによるクリーニング位置に到達させる。一方、クリーニングブレードで除去した残留トナー等の除去物は、前記シート状のトナーガイド部材の背面側、すなわち像担持体に対向する側とは反対側の面で、像担持体面より隔離するように案内され回収される。
前記クリーニングブレードの幅は、像担持体の画像形成領域より広く、両側端のフランジ面間の幅とほぼ等しく設定されている。また、シート状のトナーガイド部材の幅も、クリーニングブレードの幅と同じに設定され、トナーガイド部材の両端部から除去物が漏れて飛散しないように構成されている。
また、前記クリーニングブレードとシート状のトナーガイド部材とを収容するクリーニング装置ハウジングの両側面内壁には、前記像担持体の両側端面近傍から前記ハウジング外に漏出するトナーを封止するシール部材が貼着されている。
該シール部材の表面は、前記像担持体の両側端面、クリーニングブレードの両側端面及びシート状のトナーガイド部材の両端部に当接して、トナーの漏出を防止している。
特許文献1では、クリーニングブレードの端面からのトナー漏出を防止すると共に、像担持体の両端部の端面からのトナー漏出を防止する手段として、両端面をそれぞれ一体のシール部品で当接させて漏出を防止する構成が開示されている。
また、感光体ドラムの周面に付着した残留トナーは、クリーニングブレードによって摺擦除去されるが、感光体ドラムはその端部近くに段差を有していて、クリーニングブレードはその段差部分においてはドラム面との間に間隙を生じ、密着性が失われてクリーニング不良が発生するという問題がある。
図7は、感光体ドラム10の端部近傍の断面図を示している。感光体ドラム10は中空円筒状の切削加工により製造された基体101と、基体101の両端部において係合し支持するフランジ部11から成っている。感光体ドラム10は、垂直方向にドラム軸を支持した形で感光剤の塗布が行われ、基体101の周面には感光剤の塗布層102が形成される。この感光剤の塗布時には、基体101端部には液溜まりが生じるので、端部に塗布された塗布層102を除去して剥離部103を作成することが行われている。このため、感光体ドラム10の端面近くでは、塗布層の層厚分の段差が生じている。
この段差に基づくクリーニング不良を回避するため、特許文献2においては、クリーニングブレードの両端部を背面側から押圧する押圧部材を設け、ブレードのドラム面への密着性を向上させて、トナーの漏出を防止する提案がなされている。
特開2000−235336号公報 特開2001−51566号公報
上記のクリーニングブレードの両端部を押圧する押圧部材を設けることによっても、クリーニングブレードエッジ部でのドラム面に対する追従性は不充分であった。特に基体101とフランジ部11との接合部については、両端面共にバリを防止するために面取りが行われていて、端面接合部には円周に沿った溝部分が形成されていて、該溝部分にはトナーや紙粉等が挟み込まれやすく、クリーニングブレードによってはこれを排除してトナー漏れを防止することは困難であった。
本発明は、クリーニングブレードによってもなお、感光体ドラム端部に存在する段差や溝部が原因となって発生するトナー漏れを防止するようにした画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、かつ目的を達成するために、本発明は以下のように構成している。
(請求項1)
トナー像を形成する感光体と、前記感光体上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、前記転写手段により転写した後の前記感光体上に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレードを有するクリーニング手段と、を有する画像形成装置において、
前記感光体は、切削加工により製造された基体と、前記基体上に塗布された後に端部を剥離された感光層と、前記基体の両端に設けられたフランジを有し、
前記感光層と前記基体の境界部および前記フランジと前記基体の接合部を摺擦するブラシローラを設けたことを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記ブラシローラは、前記境界部、前記接合部およびその近傍のみを摺擦するブラシローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記接合部における前記フランジおよび前記基体の端部は、面取り加工されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項4)
前記クリーニングブレード先端部は回転する前記感光体の上流側に向けて摺擦し、前記ブラシローラは前記クリーニングブレード先端部に当接し、前記感光体に対向する方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項5)
前記クリーニング手段は、前記感光体の上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
請求項1〜5に記載の発明によるときは、ブラシローラによって感光体端部の段差や溝部に付着したトナーは除去されて、続いて行われるクリーニングブレードによるクリーニングでは、トナーのすり抜けやトナー漏れは無くなり、機内でのトナー汚れも減少して長期に渡ってトナー汚れのない良質の画像が得られることとなった。
次に、本発明のクリーニング装置を備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は自動原稿送り装置DFと画像読み取り装置(スキャナ)SCとを装備した画像形成装置の全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、画像形成部1、画像処理部2、画像書き込み部3、高圧電源部4、給紙搬送部5、定着装置6、排紙部7、自動両面コピーのための再搬送手段(ADU)8を備えている。
画像形成装置本体Aの上部には、画像読み取り装置SCと自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置本体Aの図示の左上部の排紙部7側には、排紙トレイ7C、又は図示しない用紙後処理装置が連結可能である。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に第1面を上向きにして載置された原稿dは、矢印方向に搬送され画像読み取り装置SCの光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサC1に読み込まれる。
CCDイメージセンサC1により光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
画像書き込み部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部1の感光体10に照射され、潜像を形成する。画像形成部1においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われ、給紙搬送部5から搬送された用紙Sに画像が転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置6により定着され、排紙部7から排紙トレイ7Cに排出される。或いは排紙路切り替え板7Aにより再搬送手段8に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは、再び画像形成部1において両面画像処理された後、排紙部7の排紙ローラ7Bにより排紙トレイ7Cに排出される。
図1において、画像形成装置本体A内の右寄り側には、画像形成部1を中心にして、画像形成装置本体Aの高さ方向下方に給紙搬送部5の給紙カセット5Aが、上方に定着装置6と排紙部7が設けられている。この垂直配列構成により、ほぼ垂直方向の用紙搬送路L1が形成される。給紙カセット5Aから送り出された用紙Sは、この垂直上方の用紙搬送路L1に沿って搬送されて画像形成装置本体A外に排出される。
この垂直方向用紙搬送路L1にほぼ平行して、再搬送手段8による用紙搬送路L2が形成されている。上記の垂直方向の用紙搬送路L1、L2を形成することにより、給紙カセット5Aから排紙部7に至る最短距離の用紙搬送路が構成される。
図2は、本発明の実施の形態を適用する画像形成装置本体Aの要部断面図である。
図において、10は像担持体である感光体で、基体の表面に有機、又は無機の光導電性層を設けた感光体である。該感光体10の画像形成領域には光導電性層が設けられるが、前記感光体10の両端部には光導電性層が設けられていない。
該感光体10は矢印方向に駆動回転される。12はコロナ帯電器で、感光体10の表面を一様に帯電する。13は像露光手段で、感光体10上に光像を照射し静電潜像を形成する。14は現像器で、感光体10上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する。5Bはレジストローラで、給紙カセット5Aから給送される用紙Sを、感光体10上の静電潜像形成に同期して転写位置へ送り込む。15は転写用コロナ放電器であり、感光体10上のトナー像を用紙Sに転写する。16は分離用コロナ放電器であり、転写後の用紙Pを感光体10面から剥離する。17は感光体10の表面に圧接する分離爪で、感光体10上に付着した用紙Sを剥離する。18は帯電前除電手段、19は転写同時露光手段である。6は定着装置、20は本発明に基づく実施の形態を適用したクリーニング装置である。
図3は感光体10とクリーニング装置20の断面図である。図4はブレード周辺部材の組立ユニットの斜視図である。
これらの図において、21はウレタンゴム等の弾性材から成るクリーニングブレード(以下、ブレードと称す)であって、転写後の感光体10上に残留しているトナーを感光体10から除去する。該ブレード21はホルダー部材22A,22Bに挟持されている。
ブレード21の先端部は、感光体10の回転中心の反重力方向である垂直上方位置より上流側で、回転する感光体10外周面に対してカウンター方向で圧接する。
ホルダー部材22Aは、クリーニング装置20の外周部材の一部を構成するトナー搬送案内部材23に固定されている。ホルダー部材22Aの両側端部には突起部が突出していて、回転軸体24F,24Rが嵌着される。トナー搬送案内部材23の内面側は、円筒面の一部で形成され、トナー搬送スクリュー31の外周面と所定の間隙を保って対向している。
回転軸体24F,24Rは、トナー搬送スクリュー31の回転中心軸の近傍にあることが好ましい。
トナー搬送案内部材23の一部には、フィルム状の可撓性薄板25の基部が貼着されている。可撓性薄板25の先端部は自由端になっていて、回転する可撓性回転羽根部材33に押圧されて弾性的に撓む。
ホルダー部材22Bの底面側には、可撓性薄板26を貼着したホルダー部材22Cがネジ等により固定されている。ポリウレタンシートから成る可撓性薄板26の先端部は、感光体10の外周面に常時当接し、感光体10上の残留トナーの漏出を防止する。
ホルダー部材22Aは、クリーニング装置20のハウジング(筐体)30の一部に介装された加圧部材としてのコイルバネ28により加圧され、ブレード21、ホルダー部材22A,22B,22C、トナー搬送案内部材23から成るユニットは、回転軸体24F,24Rを回転中心にして回動し、ブレード21を感光体10に圧接する。
回動可能なトナー搬送案内部材23の上部には、弾性発泡材から成るパッキン29が貼着されていて、ハウジング30の内壁に圧接し、トナーの漏出を防止する。
ハウジング30の内壁と、トナー搬送案内部材23の内壁とに囲まれた空間には、スパイラル状のトナー搬送スクリュー31が所定位置で回転可能に支持されている。
感光体10の上部であって、ハウジング30の内壁と、ハウジング30の開口部を遮蔽するカバー部材32の内壁とに囲まれた空間には、2枚の可撓性の回転羽根部材33を固定した回転軸34が回転可能に支持されている。
カバー部材32の底部には、ポリエチレンテレフタレート(PET)シートから成るトナーガイド部材36が貼着されている。トナーガイド部材36の先端部は感光体10の外周面にトレール型に当接する。従って、画像形成装置の使用可能状態では、感光体10の外周面の上部は、ブレード21の先端部とトナーガイド部材36の先端部とにより遮蔽されている。
ブレード21の両端部の先端部上面は、押圧部材27F,27Rにより押圧され、両端部でのトナー漏出を防止している。
回転する2枚の可撓性の回転羽根部材33の先端部は、ブレード21の先端部上面側に軽接触して滞留するトナーを掃引し、更に感光体10上に滞留するトナーを掻き上げて搬送し、可撓性薄板25に当接して図3に示すように撓ませ、トナーをトナー搬送スクリュー31上に送り込む。
トナー搬送スクリュー31上に送り込まれた残留トナーは、トナー搬送スクリュー31の推進力により搬送され、トナー搬送案内部材23の内面に沿って移動されて一方の端部に集められた後、リサイクルトナーとして現像装置に還流されるか、又は廃棄トナーとしてトナー回収容器に収納される。
押圧部材27F,27Rの後端部は、ホルダー部材22Aの先端部上面側に接合、固定されている。押圧部材27F,27Rの先端部は、ブレード21の両端部の先端部付近の上面を押圧している。これによりブレードの押圧力は、中央部より両端部の方が大きくなるよう構成している。
本発明は、図7に示した感光体10の端部近傍の断面図で、基体101に塗布された感光層102と、基体101の端部で感光層102が剥離された剥離部103との境界部102Aおよびフランジ部11F、11Rと基体101との接合部102Bおよびその近傍のみを摺擦するブラシローラ35F、35Rを設けている。
本実施例においては、ブラシローラ35F、35Rは2枚の可撓性の回転羽根部材33を支持する回転軸34の両側端部に設けられている。図5は、ブラシローラ35F、35R及び回転羽根部材33を取り付けた回転軸34の斜視図を示している。
ブラシローラ35F、35Rは接地された芯金351F、351R上に導電性の樹脂毛を用いたブラシ352F、352Rをそれぞれ植設したもので、本実施例においては外径9.4mmの芯金351F、351R上に毛長5.5mm、毛の太さ15d、密度8000本/cm2の樹脂毛を用いたブラシ(例えば東レ製SA−7(R))を設けて、外径22.4mm、軸方向の長さ15〜20mmのブラシローラ35F、35Rを形成している。
回転軸34に設けたブラシローラ35F、35Rは感光体10に対向する方向に、230mm/secの線速をもって回転し、ブラシローラ周面をもって感光体10の基体101端部及びフランジ部11F、11R周面の摺擦を行い、クリーニングブレード21の先端部に当接している。クリーニングローラ35F、35Rの摺擦によって、基体101上の感光剤の塗布層102の剥離を行った剥離部103、特に境界部102Aおよび接合部102Bに滞留するトナーを排除して清掃している。
また、回転軸34に取り付けられたブラシローラ35F及び35Rの間に位置した2枚の可撓性の回転羽根部材33は、感光体10上に滞留するトナーを掻き上げて搬送し、トナー搬送スクリュー31上に送り込んでいる。
図6には、感光体と周辺部材の断面図を示している。
上記の回転軸34の両端部は左右の側板40F、40Rに固設された軸受部材341F、341Rに嵌合され、図示しない駆動源から動力伝達されて回転し、感光体10端部の清掃と、滞留トナーのトナー搬送スクリュー31への搬送が行われる。
感光体10についても、一方のフランジ部11Fの中心穴部は、側板40Fに固定された支持ピン41に嵌合されて、フランジ部材11Fは回転可能に支持される。他方のフランジ部11Rの中心軸部は、側板40Rに固定された軸受部材42に嵌合されて、フランジ部11Rは回転可能に支持される。フランジ部11Rは図示しない駆動源から動力伝達され、カップリングを介して連結されて駆動回転される。
フランジ部11F,11Rの各端面の全周には、トナー漏出防止部材が摺接し、感光体10のフランジ部11F,11Rの端面からのトナー漏出を防止している。
図6に示す左側上部のトナー漏出防止部材391Fは、フランジ部11Fの端面の全周に摺接するシール部材361F、シール部材361Fの背面に接合された弾性部材371F、弾性部材371Fを接合して保持する保持部材381Fから成る3層構成のユニットに形成されている。
同様に、図示左側下部のトナー漏出防止部材392Fは、シール部材362F、弾性部材372F、保持部材382Fから成る3層構成のユニットに形成されている。
このユニットに形成されたトナー漏出防止部材391F,392Fは、画像形成装置の側板40Fと、感光体10のフランジ部11Fとの間に介装され、位置決め固定される。ユニット化されたトナー漏出防止部材は、着脱可能に支持され交換可能である。
図示右側に示す上部のトナー漏出防止部材391Rは、シール部材361R、弾性部材371R、保持部材381Rからの3層構成のユニットに形成されている。
同様に、図示右側下部のトナー漏出防止部材392Rは、シール部材362R、弾性部材372R、保持部材382Rから成る3層構成のユニットに形成されている。
このユニットに形成されたトナー漏出防止部材391R,392Rは、画像形成装置の側板40Rと、感光体10のフランジ部11Rとの間に介装され、位置決め固定される。かかる構成によって、フランジ部11F、11Rの側面からの機内へのトナー漏洩を防止している。
(テスト)
本発明によって新たに設けたブラシローラ35F、35Rの効果を確認するため、上記に説明した画像形成装置について、ブラシローラ35F、35Rを回転軸34に取り付けた場合と、軸から取り外した場合とについて比較検討を行っている。
テストは、全く同様に整備された2台の画像形成装置を用意し、一方にはブラシローラ35F、35Rを取り付け、他方にはブラシローラ35F、35Rを取り外してテストを行っている。テストは、テストチャートを用いA4サイズ横送り1000コピー、Aサイズ縦送り1000コピー、A4サイズ両面横送り500コピー、Aサイズ両面縦送り500コピーの3000コピーのコピーモードを繰り返して行い、50000コピーのテストを行っている。その間3000コピー毎にコピー画像の目視による画質の比較と、コロナ帯電器12のグリッド及び端部ブロックでの汚れ状態についての比較を行っている。
テスト結果は、12000コピーにおいて、コピー画像については殆んど差異が認められなかったが、コロナ帯電器12の汚れについてはブラシローラを取り外した装置はトナー付着が僅かに多いことが認められた。
21000コピーにおいては、ブラシローラを取り外した装置では、A4サイズ横送りの画像について左右の端部近傍においてはトナー汚れが認められた。また、コロナ帯電器12の汚れについても進行していることが認められた。
30000コピーにおいては、ブラシローラの有無による差異が顕著に認められた。ブラシローラを取り外した装置では、コピー画像についてコロナ帯電器12の汚れが原因とみられる画質の低下とトナー汚れが認められ、コロナ帯電器12を含めた機内の清掃を必要とする状態となった。
一方、ブラシローラを取り付けた装置では、50000コピーにいたっても、コロナ帯電器12の汚れも僅かで、コピー画像の画質低下は殆ど認められないで、ブラシローラの有無による効果の差異は明らかであった。
画像形成装置の全体構成図。 画像形成装置本体の要部断面図。 感光体とクリーニング装置の断面図。 クリーニングブレード周辺部材ユニットの斜視図。 ブラシローラを取り付けた回転軸の斜視図。 感光体と周辺部材の断面図。 感光体端部近傍の断面図。
符号の説明
10 感光体(感光体ドラム)
11F、11R フランジ部
12 コロナ帯電器
20 クリーニング装置
21 クリーニングブレード
31 トナー搬送スクリュー
33 回転羽根部材
34 回転軸
35F、35R ブラシローラ
101 基体
102 塗布層(感光層)
351F、351R 芯金
352F、352R ブラシ

Claims (5)

  1. トナー像を形成する感光体と、前記感光体上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、前記転写手段により転写した後の前記感光体上に残留している残留トナーを除去するクリーニングブレードを有するクリーニング手段と、を有する画像形成装置において、
    前記感光体は、切削加工により製造された基体と、前記基体上に塗布された後に端部を剥離された感光層と、前記基体の両端に設けられたフランジを有し、
    前記感光層と前記基体の境界部および前記フランジと前記基体の接合部を摺擦するブラシローラを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ブラシローラは、前記境界部、前記接合部およびその近傍のみを摺擦するブラシローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記接合部における前記フランジおよび前記基体の端部は、面取り加工されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニングブレード先端部は回転する前記感光体の上流側に向けて摺擦し、前記ブラシローラは前記クリーニングブレード先端部に当接し、前記感光体に対向する方向に回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニング手段は、前記感光体の上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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