JP2005300758A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送ローラ経のバラツキや磨耗による搬送速度の誤差、或いは転写材の収縮による到着時間のバラツキに影響されることなく高精度にトナーパッチを検出する。
【解決手段】 電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材1上に形成し、形成された複数の画像パターンを検出する際に、制御部30が転写材上に形成された複数の画像パターンに基づいて転写材の搬送速度を測定し、その搬送速度に基づいて複数の画像パターンを検出するタイミングを決定し、決定した検出タイミングで複数の画像パターンを検出するようにカラーセンサ26を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置におけるトナー像の濃度、階調性、色味の改善に関するものである。
近年、電子写真方式により画像を形成するカラープリンタやカラー複写機などのカラー画像形成装置においては、出力画像の高画質化が求められている。ところが、カラー画像形成装置は、環境の変化や長時間の使用に伴って装置各部が変動すると、得られる画像の濃度も変動する。特に、電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな環境変動でも濃度の変動が生じ、カラーバランスを崩す恐れがあるので、常に一定の濃度−階調特性を保つ必要がある。
そこで、各色のトナーに対して温度や湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、画像データを変換するルックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段を備え、温湿度センサによって測定された温湿度に基づいて画像形成のプロセス条件や階調補正の最適値を選択するように構成されている。
また、装置各部に変動が起こったとしても、一定の濃度−階調特性が得られるように、各色のトナーで濃度検知用のトナーパッチを中間転写体や感光ドラムなどの上に形成し、その未定着トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検知センサ(以下「濃度センサ」と称す)で検知し、その検知結果から露光量、現像バイアスなどのプロセス条件にフィードバックをかけて濃度制御を行い、安定した画像を得るように構成されている。
この濃度センサを用いた濃度制御は、トナーパッチを中間転写ベルトや感光ドラムなどの上に形成して検知するもので、その後に行われる転写材への転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御を行っていない。
そこで、転写及び定着後に転写材上の単色トナーパッチの濃度又はフルカラー画像の色度を検知する色度検知センサ(以下「カラーセンサ」と称す)を備え、その検知結果から露光量、プロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などにフィードバックをかけて、画像の濃度又は色度調整を行う、カラー画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図16は、カラー画像の色度を検知するカラーセンサの一例を示す図である。図16において、162は光源となるLEDであり、一定の光量でカラー画像を照明する。163は転写材1上に形成された検出対象であるカラー画像である。161はフォトダイオードなどの受光部であり、カラー画像からの反射光164が入射される。
このようなフォトダイオード161を用いたカラーセンサで測色装置を形成することができる。具体的には、LEDとして,例えばR(赤)、G(緑)、B(青)といった発光スペクトルの異なる3つのLEDを設け、測定対象のカラー画像に対してそれぞれ独立にLEDを発光させ、各LEDに対応したセンサの出力を得ることにより、カラー画像からの反射光に含まれるR、G、Bの各色成分を得ることができ、またL* a* b* やXYZといった色度を計算することができる。
特開2003−84532号公報
しかしながら、上記従来の制御方法では、以下のような問題点があった。
安定した画像を得るため、転写材上に様々な色度のトナーパッチ(カラー画像)を形成し、それらの色度をカラーセンサで実際に測色し、所望の色度との違いを求め、プロセス条件にフィードバックをかける必要がある。
また、カラーセンサによるトナーパッチの測定を高精度で行うためには測定対象となる転写材上のトナーパッチを、正確なタイミングで検知する必要がある。
ところが、カラーセンサによる検知エリア付近の搬送ローラ経のバラツキや磨耗などによる転写材の搬送速度誤差、更には転写材が定着器を通過する際に発生する転写材の収縮などにより、センサの検知エリア内にトナーパッチが到着する時間にバラツキが生じてしまい、トナーパッチの検知を固定のタイミングで行うことが困難となる。
上記のような問題に対して、排紙部ローラを磨耗しづらい材質で形成する或いはローラの製造の精度を向上させるなどにより、トナーパッチの到着時間のバラツキを抑える方法ではコストアップの要因となってしまう。
また、他の方法として、トナーパッチの搬送方向のサイズを大きくすることで、パッチ検知タイミングのマージンを広げる方法があるものの、無駄なトナーが増加し、経済性が低下する、という問題が起こる。
更に、1枚の転写材に形成可能なパッチの数も減少するため、各種の画像形成プロセス条件へフィードバックをかけるためには、パッチを形成する転写材の枚数が増加する、という問題もあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、搬送ローラ経のバラツキや磨耗による搬送速度の誤差、或いは転写材の収縮による到着時間のバラツキに影響されることなく高精度にトナーパッチを検出することを目的とする。
本発明は、電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置であって、転写材上に形成された複数の画像パターンに基づいて前記転写材の搬送速度を測定する測定手段と、前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンを検出するタイミングを決定する手段と、前記決定した検出タイミングで前記複数の画像パターンを検出するように前記検出手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置であって、前記検出手段により転写材の搬送速度を測定する測定手段と、前記検出手段で検出した前記複数の画像パターンの出力値を記憶する記憶手段と、前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンの検出タイミングに対応する出力値を前記記憶手段から抽出する手段とを有することを特徴とする。
更に、本発明は、電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置の制御方法であって、転写材上に形成された複数の画像パターンに基づいて前記転写材の搬送速度を測定する測定工程と、前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンを検出するタイミングを決定する工程と、前記決定した検出タイミングで前記複数の画像パターンを検出するように前記検出手段を制御する制御工程とを有することを特徴とする。
更に、本発明は、電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置の制御方法であって、前記検出手段により転写材の搬送速度を測定する測定工程と、前記検出手段で検出した前記複数の画像パターンの出力値を記憶手段に格納する工程と、前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンの検出タイミングに対応する出力値を前記記憶手段から抽出する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、搬送ローラ経のバラツキや磨耗による搬送速度の誤差、或いは転写材の収縮による到着時間のバラツキに影響されることなく高精度にトナーパッチを検出することができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。尚、本実施形態では、カラー画像形成装置としてカラーレーザビームプリンタを例に説明するが、本発明はこれだけに限らず、例えば電子写真方式のフルカラーデジタル複写機等に適用することも可能である。
実施例1として、位置検知専用のトナーパッチを2箇所に形成し、カラーセンサにより2つのトナーパッチの通過時間を測定し、その通過時間に基づいて、色度検知用のトナーパッチの検知タイミングを算出する方法について説明する。
図1は、実施例1におけるカラーレーザビームプリンタの構造を示す側断面図である。カラーレーザビームプリンタは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色について、それぞれの画像形成部が画像データに基づく露光により静電潜像を形成し、その静電潜像を現像して可視画像化した後、カラー可視画像を記録媒体である転写材へ転写定着させるものである。
画像形成部は、現像色の数だけ並置されたステーション毎の感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)、帯電器(7Y、7M、7C、7K)、レーザスキャナ(10Y、10M、10C、10K)、現像器(8Y、8M、8C、8K)、トナーカートリッジ(11Y、11M、11C、11K)、中間転写ベルト12、一次転写ローラ(6Y、6M、6C、6K)、二次転写ローラ9、給紙搬送部、定着器13などから構成されている。
印字動作が開始されると、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成された感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)が不図示の駆動モータによって反時計周り方向に回転する。そして、帯電器(7Y、7M、7C、7K)の帯電スリーブ(7YS、7MS、7CS、7KS)が感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)を一次帯電させる。次に、レーザスキャナ(10Y、10M、10C、10K)が入力された画像データに基づいて選択的に露光を行い、感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)表面に、順次、静電潜像を形成する。そして、現像器(8Y、8M、8C、8K)の現像スリーブ(8YS、8MS、8CS、8CK)が感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)表面上の静電潜像を可視化する。
一方、駆動ローラ18a及び従動ローラ(18b、18c)によって調節された無端状ベルトである中間転写ベルト12が感光ドラム(5Y、5M、5C、5K)に当接しつつ時計周り方向に回転し、一次転写ローラ(6Y、6M、6C、6K)によってベルト12表面上にトナー像が順次、一次転写される。
また、給紙部としての給紙カセット2又は給紙トレイ3には転写材1が収容されており、転写材1は給紙ローラ4及び搬送ローラ24などにより構成される搬送路25上を搬送されてレジスト前センサ19位置に到達する。そして、転写材1は、更に一定量だけ搬送されてレジストローラ23に到達し、ループを形成して待機する。
待機中であった転写材1は再搬送され、中間転写ベルト12に二次転写ローラ9が当接して転写材1を狭持搬送することにより、中間転写ベルト12上に多重転写されたカラー可視画像が、一括して二次転写される。尚、二次転写ローラ9は、二次転写中には実線で示すように中間転写ベルト12に当接するものの、二次転写後は点線にて示す位置に離間する。
次に、転写材1は定着器13に搬送され、トナーを加熱する定着ローラ14と、転写材1を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とで転写材1上のトナー像が定着される。尚、定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、その内部にそれぞれヒータ16、17を内蔵している。
そして、トナー定着後の転写材1は、図示しない排紙トレイに排出され、画像形成動作を終了する。
また、クリーナ容器21は内蔵するクリーニングブレードによって中間転写ベルト12上をクリーニングし、二次転写されず中間転写ベルト12上に残ったトナーを廃トナーとして蓄えるものである。
ここで、カラーセンサ26は、定着器13と排紙トレイの中間位置に配置され、本装置にて転写材1に定着されたトナーパッチからの反射光を読み取り、RGBの各センサからの出力値を制御部30へ出力する。制御部30は、CPU、MPUなどの演算ユニット、演算ユニットのプログラムが格納されたROM、制御を実行時に使用される作業領域及び各種テーブルなどが定義されたRAM27などを含み、各センサからの出力値に基づいてルックアップテーブルなどの階調補正部にフィードバックをかけて、転写材1上に所望の色味を出すように制御するものである。
図2は、実施例1における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。図2において、201、202は共に位置検知用トナーパッチであり、搬送ローラ経のバラツキや磨耗による搬送速度の誤差、或いは転写材の収縮による到着時間のバラツキによる影響を考慮し、実際の搬送速度を求めるための基準となるものである。203〜206は色度検知用トナーパッチパターンであり、それぞれ色度を変化させた色度検知用トナーパッチパターンである。
尚、カラー画像形成装置の色安定制御のためには、より多くの色度検知用トナーパッチパターンを検出し、画像形成条件にフィードバックした方が望ましいが、ここでは説明を簡単にするため、色度検知用トナーパッチパターンの数は4つとする。
次に、図3を参照しながら上述の色度調整用トナーパッチのパターン検知処理について説明する。尚、この処理は制御部30のCPU、MPUなどの演算ユニットによって実行される処理である。
図3は、実施例1におけるパターン検知処理を示すフローチャートである。色度調整用トナーパッチパターンが転写材1上に転写、定着され、カラーセンサ26の位置まで搬送されてくると、制御部30はカラーセンサ26の受光部161に入射されるRGB出力信号の内、任意の出力信号のモニタを開始する(S301)。そして、図4に示すように、カラーセンサ26からの出力信号の出力値が予め定められたしきい値を初めて上回った時刻をTk11として記憶し(S302、S303)、Tk11以降、初めてしきい値を下回った時刻をTk12として記憶する(S304、S305)。
これらTk11とTk12とを用いて以下の(1)式より位置検知用トナーパッチ201の中心位置の通過時刻Tk1を算出する(S306)。
Tk1 =(Tk11+Tk12)/2 …(1)
尚、上述の時刻は、図4に示すように、位置検知用トナーパッチ201の中心位置の通過時刻Tk1を求めるためのものであり、正確な時刻でなくても良く、不図示のタイマーなどを用いて、例えばモニタ開始時にタイマーをスタートさせ、上述のTk11、Tk12としてそれぞれタイマー値を記憶し、中心位置の通過時刻Tk1 としてタイマー値を算出しても良い。
次に、上述のステップS302〜S306で算出したTk1 と同様に、以下の(2)式より位置検知用トナーパッチ202の中心位置の通過時刻Tk2 を算出する(S307〜311)。
Tk2 =(Tk21+Tk22)/2 …(2)
次に、制御部30は、ステップS306、S311でそれぞれ算出したTk1 、Tk2 から以下の(3)式よりTk1 〜Tk2 間の通過時間Tkk を算出する(S312)。
Tkk =Tk2 −Tk1 …(3)
図4は、実施例1の出力信号、しきい値、Tk1 、Tk2 、及びTkk の関係を示す図である。図4に示す出力信号は転写材1の表面で出力値が最小値となり、トナーパッチの濃度に比例して大きな出力値となる。
次に、制御部30は、図5に示すように、Tk2 を基準として、詳細は後述するパッチ検知タイミング係数n1〜n4にステップS312で算出したTkk を乗じたタイミングでTk2 以降の色度検知用トナーパッチパターン203〜206を検知し、RGBの出力値を得る(S313)。
ここで、上述のパッチ検知タイミング係数n1〜n4は、設計時に予め定められた値で、位置検知用トナーパッチ201〜202間の距離と、位置検知用トナーパッチ202から各色度検知用トナーパッチパターン203〜206の距離の比で表される。
このように、実施例1によれば、位置検知用トナーパッチを2箇所に形成し、実際に、カラーセンサによりトナーパッチ間の通過時間を測定し、色度検知用トナーパッチの検知タイミングを算出することで、ローラ経のバラツキや磨耗、更に転写材の収縮などの影響を受けることなく、色度検知用トナーパッチを最適なタイミングで検知することが可能となる。
尚、実施例1では、位置検知用トナーパッチを形成して位置を検知する方法を説明したが、位置検知用トナーパッチを形成せずに、色度検知用トナーパッチを用いて位置検知を行うようにしても良い。その場合、Tk1 及びTk2 におけるRGBの出力値を色度検知用トナーパッチの出力値とすれば良い。
[変形例]
また、実施例1では、位置検知用トナーパッチ201及び202の間は空白としたが、図6に示すように、位置検知用トナーパッチ201及び202の間に、色度検知用トナーパッチを形成するようにしても良い。その場合、色度検知用トナーパッチ601、602は位置検知用トナーパッチ201を基準として予め定められたタイミングで検知を行えば良い。このとき、色度検知用トナーパッチ601、602の搬送方向のパッチサイズは、色度検知用トナーパッチ203〜206のパッチサイズより大きくする方が望ましい。
上述した実施例1では、位置検知用トナーパッチを2箇所に形成し、2つの位置検知用トナーパッチの通過時間より、色度検知用トナーパッチの検知タイミングを算出する方法について説明したが、実施例2では2箇所に色度検知用トナーパッチの間隔を空けることで空白をつくり、カラーセンサにより、その2箇所の空白の通過時間を測定し、色度検知用トナーパッチの検知タイミングを算出する方法について説明する。
尚、実施例2の画像形成装置の構成は実施例1で説明した図1と同様であり、その説明は省略する。
図7は、実施例2における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。図7に示すように、トナーパッチパターンは複数の色度検知用トナーパッチのパターンから構成され、トナーパッチ701、702の間と、トナーパッチ703、704の間の2箇所に空白708、709をそれぞれ設けている。ここで、実施例2の色度調整用トナーパッチパターンも実施例1と同様に、簡単のためパッチ数を7つとする。
次に、図8を参照しながら上述の色度調整用トナーパッチのパターン検知処理について説明する。尚、この処理も上述の実施例1と同様に、制御部30のCPU、MPUなどの演算ユニットによって実行される処理である。
図8は、実施例2におけるパターン検知処理を示すフローチャートである。まず図7に示すトナーパッチが転写、定着された転写材1がカラーセンサ26の位置まで搬送されてくると、1つ目の色度検知用トナーパッチ701を予め定められた検知タイミングで検知する(S801)。そして、色度検知用トナーパッチ701の検知が終わると、RGBの内、任意の出力値が、予め定められたしきい値を初めて下回った時刻Tk11と、上回った時刻Tk12を記憶する(S802〜S805)。
次に、実施例1と同様に、(1)式より空白708の中心位置の通過時刻Tk1 を算出する(S806)。ここでTk1 が求まると、このTk1 を基準として、予め定められたタイミングTa、Tbで色度検知用トナーパッチ702、703を検知する(S807)。そして、色度検知用トナーパッチ703の検知を終了すると、空白708のときと同様に、空白709の中心位置の通過時刻Tk2 を(2)式より算出し(S808〜812)、(3)式よりTk1 からTk2 間の通過時間Tkk を算出する(S313)。
図9は、実施例2の出力信号、しきい値、Tk1 、Tk2 、及びTkk の関係を示す図である。
以降の色度検知用トナーパッチ704〜707は実施例1と同様に、図10に示すように、Tk2 を基準としてパッチ検知タイミング係数n1〜n4にTkk を乗じたタイミングで検知する(S814)。
このように、実施例2によれば、所定の色度検知用トナーパッチの間の空白の通過時間を測定することにより、色度検知用トナーパッチの最適な検知タイミングを算出することができる。
上述した実施例1、2では、位置を検知するための専用のトナーパッチを形成するか、或いは所定の色度検知用トナーパッチの間に空白を設けて、カラーセンサにより2点間の通過時間を測定し、その通過時間に基づいて色度検知用トナーパッチの検知タイミングを算出する方法について説明した。しかし、実施例1、2の場合は2点間の通過時間の測定が完了し、最適な色度検知用トナーパッチの検知タイミングが確定する前に、色度検知用トナーパッチを検知する場合には、色度検知用トナーパッチの搬送方向のパッチサイズを大きくする必要があった。
実施例3では、1つの色度検知用トナーパッチに対して、複数箇所の出力値を検知すると共に、カラーセンサによりトナーパッチパターンの先端から後端までの通過時間を測定し、全トナーパッチの検知終了後に、その測定結果に基づき、出力信号の検知データの中からトナーパッチの出力値として最適なデータを抽出する方法について説明する。
尚、実施例3の画像形成装置の構成は実施例1で説明した図1と同様であり、その説明は省略する。
図11は、実施例3における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。ここで、実施例3においても簡単のためにパッチ数は4個とする。
次に、図12を参照しながら上述の色度調整用トナーパッチのパターン検知処理について説明する。尚、この処理も上述の実施例1と同様に、制御部30のCPU、MPUなどの演算ユニットによって実行される処理である。
図12は、実施例3におけるパターン検知処理を示すフローチャートである。まず図11に示すトナーパッチが転写、定着された転写材1がカラーセンサ26の位置まで搬送されてくると、制御部30はカラーセンサ26の受光部161に入射されるRGB出力信号の内、任意の出力信号のモニタを開始する(S1201)。そして、図14に示すように、カラーセンサ26からのRGB出力信号の内、任意の出力値が初めてしきい値を上回った時刻をTk1 として記憶する(S1202、S1203)。
次に、このTk1 を基準(0ms)として、一定のタイミング(尚、実施例3では2ms間隔)で、色度検知用トナーパッチパターン1101〜1104を検知し、RGBの出力値と、検知時の時間を図13に示す出力値テーブルへ順次格納していく(S1204)。この処理と同時に、出力値としきい値の比較を行い(S1205)、出力値がしきい値を下回った時刻をTk2 として記憶し、RGB出力値と時間とを出力値テーブルへ格納する処理を終了する(S1206)。
その後、実施例1と同様に、Tk1 からTk2 への通過時間Tkk を(3)式より算出する(S1207)。
図14は、実施例3の出力信号、しきい値、Tk1 、Tk2 、及びTkk の関係を示す図である。
次に、制御部30は、ステップS1207で求めたTkk からトナーパッチパターンの通過時間の理想値に対する通過時間比Tkkrを算出する(S1208)。例えば、トナーパッチパターンの通過時間の理想値が80msで、実測値であるTkk が96msの場合は、通過時間比Tkkrは1.2となる。
次に、図15に示す(a)の理想のパッチ検知タイミングにTkkrを乗じた時間の出力値を、色度検知用トナーパッチの出力値として出力値テーブルから抽出する(S1209)。尚、実施例3では、図15に示す(a)の理想のパッチ検知タイミングを1.2倍に補正した図15に示す(b)の時間のRGB出力値が色度検知用トナーパッチの出力値となる。
このように、実施例3によれば、実施例1、2と同様に、搬送速度誤差や転写材の収縮による検知誤差を回避し、正確なトナーパッチの出力値を検出することができる。更に、実施例1、2に比べて、1枚の転写材上により多くのトナーパッチを形成することが可能となる。
尚、実施例3では、色度検知用トナーパッチパターンの先端と後端とを検知することで通過時間を測定する方法について説明したが、本発明はこれに限らず、実施例1のように、位置検知用トナーパッチを任意の位置に形成して通過時間を測定するようにしても良いし、実施例2のように、任意の色度検知用トナーパッチ間に空白を設けて通過時間を測定するようにしても良い。
以上説明したように、実施例によれば、搬送されてくる転写材上のトナーパッチをカラーセンサで検知してトナーパッチの通過時間を測定し、トナーパッチの検知タイミングを算出することにより、ローラ経のバラツキや磨耗、更に転写材の収縮などの影響を受けることなく、トナーパッチがカラーセンサの検知エリアに到達するタイミングを正確に知ることができる。そのため、搬送ローラの製造精度を向上させることができ、トナーパッチの大きさにマージンもたせる必要が無くなり、限られた時間、限られた転写材の長さで、より多くのパッチを設けることができ、ユーザの利便性を向上させると共に、色安定制御に使える情報量を増やすことができる。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施例1におけるカラーレーザビームプリンタの構造を示す側断面図である。 実施例1における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。 実施例1におけるパターン検知処理を示すフローチャートである。 実施例1の出力信号、しきい値、Tk1 、Tk2 、及びTkk の関係を示す図である。 色度検知用トナーパッチパターン203〜206の検知タイミングを示す図である。 変形例における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。 実施例2における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。 実施例2におけるパターン検知処理を示すフローチャートである。 実施例2の出力信号、しきい値、Tk1 、Tk2 、及びTkk の関係を示す図である。 色度検知用トナーパッチパターン704〜707の検知タイミングを示す図である。 実施例3における色度調整用トナーパッチのパターンを示す図である。 実施例3におけるパターン検知処理を示すフローチャートである。 実施例3における出力値テーブルの構成を示す図である。 実施例3の出力信号、しきい値、Tk1 、Tk2 、及びTkk の関係を示す図である。 実施例3における検知タイミングを説明するための図である。 カラー画像の色度を検知するカラーセンサの一例を示す図である。

Claims (10)

  1. 電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置であって、
    転写材上に形成された複数の画像パターンに基づいて前記転写材の搬送速度を測定する測定手段と、
    前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンを検出するタイミングを決定する手段と、
    前記決定した検出タイミングで前記複数の画像パターンを検出するように前記検出手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記測定手段は、前記検出手段により前記転写材上に形成された2つの位置検知用画像が通過する通過時間を検出し、前記通過時間に基づいて前記転写材の搬送速度を測定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記2つの位置検知用画像の間に複数の画像パターンを含むことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記測定手段は、前記検出手段により前記転写材上に形成された2つの空白が通過する通過時間を検出し、前記通過時間に基づいて前記転写材の搬送速度を測定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置であって、
    前記検出手段により転写材の搬送速度を測定する測定手段と、
    前記検出手段で検出した前記複数の画像パターンの出力値を記憶する記憶手段と、
    前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンの検出タイミングに対応する出力値を前記記憶手段から抽出する手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記検出手段による検出結果に基づいて、少なくともトナー像の濃度、階調性、色味の何れか1つを調整することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    転写材上に形成された複数の画像パターンに基づいて前記転写材の搬送速度を測定する測定工程と、
    前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンを検出するタイミングを決定する工程と、
    前記決定した検出タイミングで前記複数の画像パターンを検出するように前記検出手段を制御する制御工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 電子写真方式により画像を形成する際の画像形成特性を調整するための画像パターンを転写材上に形成し、前記転写材上に形成された複数の画像パターンを検出する検出手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記検出手段により転写材の搬送速度を測定する測定工程と、
    前記検出手段で検出した前記複数の画像パターンの出力値を記憶手段に格納する工程と、
    前記転写材の搬送速度に基づいて前記複数の画像パターンの検出タイミングに対応する出力値を前記記憶手段から抽出する工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 請求項7又は請求項8記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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