JP2005300259A - 移動物体検出装置及び方法 - Google Patents

移動物体検出装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 監視領域の環境が変動する状況下であり、又は移動物体を検出するための基準面を平面に設定することができない状況下であっても、移動物体を安定して検出することができる移動物体検出装置及び方法を提供する。
【解決手段】 背景距離マップ生成部21は、レーザレーダ10の計測結果に基づいて検出領域内におけるレーザレーダ10から背景にある物体までの距離情報を示す背景距離マップを生成する。移動物体検出部23は、背景距離マップメモリ22に予め記憶されている背景距離マップの距離情報とレーザレーダ10の計測結果との差から検出領域内の移動物体を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザレーダの計測結果から移動物体を検出する移動物体検出装置及び方法に関する。
従来、所定の監視領域における移動物体の検出は、一般的には監視カメラで監視領域を撮影した画像に対して所定の画像処理を施すことにより行われている。この検出方法を具体的に説明すると、予め監視カメラを用いて長時間に亘って移動のない背景画像を撮影しておき、この背景画像と新たに監視カメラで撮影した画像との差分をとり、差が生じた画素で撮影された物体を移動物体として検出している。
また、近年においては上記の監視カメラを用いた検出方法以外にレーザレーダを用いた移動物体の検出方法も案出されている。この検出方法は、監視対象の監視領域内においてレーザビームを走査(スキャン)し、監視領域内にある物体で反射される反射光、回折光、又は散乱光を受光して、その時間的変化から移動物体を検出するものである。例えば、以下の特許文献1においては、監視領域を横断歩道に設定して横断歩道を渡る歩行者を検出する方法が案出されている。
特開2002−140790号公報
ところで、上記の監視カメラを用いた検出方法においては、屋外等の環境の変化が大きな所では著しく検出性能が低下し、移動物体の検出を安定して行うことができないという問題があった。例えば、雲が空に点在する状況(雲が空に全く無い状況及び雲が空全体を覆っている状況以外の状況)においては、雲が太陽からの光を遮っている間は建物の影は現れないが、太陽が雲から出てくると建物の影が現れるため、新たに現れた影を移動物体であると誤検出してしまう。更に、夜間においてはライトが点灯状態にある車両等は検出することができるものの、正確な移動物体の検出はできない。
また、上記の特許文献1に開示されたレーザレーダを用いた検出方法においては、時間的に変動しない地面の高さ位置を基準面(高さ0)に設定するとともに、基準面に対して所定の高さ閾値を設定しておき、この高さ閾値を超えたものを監視領域内の物体(移動物体)として検出している。このため、地面に凹凸があると移動物体の誤検出が生ずる。例えば、移動物体の底部が基準面に配置されているときに最上部位置が上記の高さ閾値を超えていても、その移動物体が地面の凹部に配置されて移動物体の最上部位置が上記の高さ閾値よりも低くなると、その移動物体を検出することはできなくなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、監視領域の環境が変動する状況下であり、又は移動物体を検出するための基準面を平面に設定することができない状況下であっても、移動物体を安定して検出することができる移動物体検出装置及び方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の移動物体検出装置は、少なくとも所定の領域(SR)を含む検出領域を走査するレーザレーダ(10)と、前記レーザレーダにより計測される距離情報と前記レーザレーダの走査位置を示す情報とから、前記検出領域全体の背景距離を示す背景距離マップを生成する背景距離マップ生成手段(21)と、前記レーザレーダの走査により計測される距離情報と前記背景距離マップとを比較して前記所定の領域内の移動物体を検出する検出手段(23)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、所定の領域を含む検出領域内に移動物体が無いときに予めレーザレーダの計測結果に基づいて検出領域全体の背景距離を示す背景距離マップが生成され、この背景距離マップとレーザレーダにより計測される距離情報との比較が行われて所定の領域内における移動物体が検出される。
また、本発明の移動物体検出装置は、前記背景距離マップ生成手段が、前記レーザレーダにより計測される距離情報と前記レーザレーダの走査方向の情報とから、前記背景距離マップを定期的に更新することを特徴としている。
この発明によると、背景距離マップ生成手段によって背景距離マップが定期的に更新される。
また、本発明の移動物体検出装置は、前記背景距離マップ生成手段が、前記背景距離マップに含まれる特異点の値を当該特異点周辺の背景距離の平均値に設定することで、前記特異点を除去する特異点除去手段を備えることを特徴としている。
この発明によると、背景距離マップに含まれる特異点の値が、その周辺の背景距離の平均値に設定される。
更に、本発明の移動物体検出装置は、前記検出手段が、前記レーザレーダの走査により計測される距離情報と当該距離情報が得られた検出点及びその周囲における前記背景距離マップの背景距離とを比較して前記移動物体を検出することを特徴としている。
この発明によると、ある検出点において計測された距離情報と、その検出点及びその周囲における背景距離マップの背景距離とが比較されて移動物体が検出される。
上記課題を解決するために、本発明の移動物体検出方法は、少なくとも所定の領域を含む検出領域を、レーザレーダを走査して計測する計測ステップ(S12)と、前記レーザレーダにより計測される距離情報と前記レーザレーダの走査位置を示す情報とから、前記検出領域全体の背景距離を示す背景距離マップを生成する背景距離マップ生成ステップ(S13、S14)と、前記レーザレーダの走査により計測される距離情報と前記背景距離マップとを比較して前記所定の領域内の移動物体を検出する検出ステップとを含むことを特徴としている。
本発明によれば、移動物体がない場合の距離(背景距離)と背景の前に移動物体があるときの距離との差から移動物体を検出しているため、太陽光照射の有無による照度変化等の環境変化があっても安定して移動物体を検出することができるという効果がある。また、背景距離からの距離の変化に基づいて移動物体を検出しているため、背景と移動物体との位置関係に拘わらず安定して移動物体の検出を行うことができるという効果がある。
また、本発明によれば、背景距離マップは定期的に更新されるため、工事等によって背景が変化した場合に、工事箇所が移動物体であると誤検出されることはないという効果があり、背景が自動更新されることにより、背景が変化した場合に新たな調整が不要という効果もある。
また、本発明によれば、背景距離マップ中の特異点の値はその周囲の背景距離の平均値に設定されるため、背景距離からの距離の変化により移動物体を検出する上で、誤検出を防止することができるという効果がある。
更に、本発明によれば、移動物体を検出する際に、ある検出点において計測された距離情報と、その検出点及びその周囲における背景距離マップの背景距離とを比較しているため、レーザレーダの走査誤差が生じた場合であっても安定した移動物体を検出することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による移動物体検出装置及び方法について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による移動物体検出装置の構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本実施形態の移動物体検出装置は、レーザレーダ10と検出装置本体20とを含んで構成されている。レーザレーダ10は、所定の筐体に一体に収容されてセンサユニットを構成し、建屋の壁面や電柱等の所定高さに設置されており、例えば図2に示す通り移動物体の検出を行う監視領域(所定の領域)全体を俯瞰するように配置されている。
図2は、レーザレーダ10の取り付け状態の一例を示す図である。図2に示す例において、レーザレーダ10は、ビルBL1とビルBL2との間を通る路面R上を俯瞰するように配置されている。尚、本実施形態においては、ビルBL1とビルBL2との間の路面R上が監視領域SRであるとする。レーザレーダ10は、この監視領域SR及びビルB1,B2の一部を含む領域(検出領域)を走査する。
レーザレーダ10は、多面体ミラー11を一定速度で回転駆動する主走査モータ12と、主走査モータ12に対してその回転軸を直交させて設けられて多面体ミラー11の回転軸を所定の角度範囲内で傾動させることで多面体ミラー11の回転面を所定速度で揺動させる副走査モータ13とを備えている。また、レーザレーダ10にはレーザ光源14が設けられており、このレーザ光源14から発せられたパルスレーザ光をハーフミラー15を介して多面体ミラー11に照射することで、パルスレーザ光を多面体ミラー11の回転と傾きとに応じて監視領域SRを含む検出領域に照射する構成である。また、パルスレーザ光の監視領域を含む領域からの反射光を多面体ミラー11から集光レンズ16を介して受光器17により受光する構成である。
即ち、レーザレーダ10は、多面体ミラー11の回転とその揺動とによってパルスレーザ光の照射方向を主走査方向(x方向)に高速に偏向走査しながら、その走査面を副走査方向(y方向)に偏向走査し、これによって図2に例示する通り、監視領域SRを含む検出領域全体を走査している。また、検出領域に存在する種々の物体による反射光をパルスレーザ光の照射に同期して受光し、その受光タイミング(パルスレーザ光の照射タイミングからその反射光の受光タイミングまでの経過時間)から物体(反射点)までの距離情報を求めるように構成されている。
尚、レーザレーダ10による走査範囲は、例えば主走査(水平)方向については60度に設定され、副走査(垂直)方向については30度に設定されている。また、レーザレーダ10は、例えばその走査方向が0.1度変化するたびにパルスレーザ光を照射し、その反射光を受光することで、反射光の情報を順次するように構成される。従って、監視領域SRを含む検出領域内において、x方向については600点の検出点が設けられ、y方向については300点の検出点が設けられる。
他方、検出装置本体20は、例えばパーソナルコンピュータから構成され、図1に示す通り、背景距離マップ生成部21、背景距離マップメモリ22、移動物体検出部23、及び出力制御部24を含んで構成される。背景距離マップ生成部21は、前述したレーザレーダ10を用いて得られる反射光情報から、検出領域内に移動物体がない状態におけるレーザレーダ10から検出領域内に設定された反射点までの距離(背景距離)を示す背景処理マップを生成する。
図3は、背景距離マップ生成部21の構成を示す図である。図3に示す通り、背景距離マップ生成部21は、レーザパルス走査部21a、反射光測定部21b、距離情報変換部21c、及び特異点除去部21dを含んで構成される。レーザパルス走査部21aは、レーザ光源14を駆動するとともに、主走査モータ12及び副走査モータ13を駆動して多面体ミラー11の回転とその揺動とによってパルスレーザ光の走査を制御する。このレーザパルス走査部21aは、主走査モータ12及び副走査モータ13を走査するときの主走査角度及び副走査角度を示す同期信号を出力する。
反射光測定部21bは、レーザパルス走査部21aから出力される同期信号を受けてパルスレーザ光の物体による反射光の受光タイミングを計測する。距離情報変換部21cは、反射光測定部21bで計測された受光タイミング(時間)を距離に変換するものである。ここでいう距離は、レーザレーダ10から検出領域内の反射点各々までの距離である。
背景距離マップは、検出領域内におけるレーザレーダ10から各反射点までの距離情報を示すマップであり、反射光測定部21bにおける受光タイミングの計測及び距離情報変換部21cにおける変換処理を経て求められる距離情報を、レーザパルス走査部21aから求められる主走査角度及び副走査角度を示す情報に従って背景距離マップメモリ22上に順次マッピングしていくことにより作成される。即ち、パルスレーザ光の走査方向を示す主走査角度及び副走査角度によって特定される座標(背景距離マップメモリ22のアドレス)に、そのときに求められた距離情報を書き込むことで、背景距離マップメモリ22上にパルスレーザ光の反射点を前述した監視領域SRにおいて3次元的に特定するレーザレーダ画像を作成するものとなっている。
特異点除去部21dは、背景距離マップメモリ22に記憶された背景距離マップを読み出し、背景距離マップに含まれる特異点を除去するものである。ここで、特異点とは、ノイズ又は計測漏れによって、背景距離マップ中における背景距離が異常な値を示す点である。背景距離マップは、各検出点におけるレーザレーダ10からの距離を示すものであるため、ある点について距離が「0」であることは通常生じ得ない。しかしながら、レーザレーダ10を用いた背景距離マップ作成時にレーザレーダ10に一時的に塵が付着した場合、又は電気的なノイズが生じた場合に背景距離が「0」になる可能性は全く無い訳ではない。そこで、特異点除去部21dはこのような特異点を除くために設けられる。尚、特異点を除去する処理の詳細は後述する。
図1に戻り、移動物体検出部23は、前述したレーザレーダ10を用いて得られる各検出点における距離情報と、背景距離マップメモリ22に記憶された背景距離マップの内容との差を抽出した抽出データを生成して検出領域内の移動物体を検出する。ここで、検出領域内に移動物体がないと、各検出点におけるレーザレーダ10から各反射点までの距離は背景距離マップに等しくなる。一方、検出領域内に移動物体があると、レーザレーダ10からその移動物体までの距離は、移動物体がない場合における距離(背景距離)よりも短くなる。本実施形態は、この原理を用いて背景距離が短くなった検出点に、移動物体があるものと検出している。
出力制御部24は背景距離マップメモリ22に記憶されている背景距離マップを読み出し、この背景距離マップで示される距離情報を、例えば遠距離ほど濃度が濃くなる濃淡情報に変換してモニタ30に出力する。尚、本実施形態では出力制御部24が背景距離マップを遠距離ほど濃度が濃くなる濃淡情報に変換する例について示すが、距離に応じて色が段階的に変化する色調変換を施すようにしてもよい。
また、出力制御部24は、移動物体検出部23で生成された抽出データに基づいて、移動物体の形状を簡素化して空間座標に変換し、モニタ30に出力する。更に、検出された移動物体を囲む枠状の識別マークをモニタ30に表示された画像に重ねて表示し、これによって移動物体を強調表示して識別性を高めるようにする。また、出力制御部24は、モニタ30に表示した画像を、検出装置本体20に接続された画像記録装置31に適宜記録する。特に、前述した移動物体によって監視領域SR内に移動物体が進入したときに、前述したレーザレーダ画像とともに画像記録装置31に記録することで、監視領域SR内に進入した移動物体の特定に利用するようにしてもよい。
次に、上記構成の移動物体検出装置を用いた移動物体検出方法について説明する。本実施形態においては、検出領域内の移動物体を検出するために、予め監視領域SRを含む検出領域内に移動物体が無いときに背景距離マップを作成する処理が行われる。図4は、背景距離マップの作成方法を示すフローチャートである。図4に示す処理は背景距離マップ生成部21で行われる。処理が開始されると、背景距離マップ生成部21は、背景距離マップメモリ22の内容を全て「0」とし、背景距離マップの初期化を行う(ステップS10)。即ち、この処理においては、全ての検出点におけるレーザレーダ10から反射点までの距離が0メートルに設定される。
背景距離マップの初期化を終えると、背景距離マップ生成部21は背景距離マップの作成を終えたか否かを判断する(ステップS11)。ここでは、何れの検出点についても距離の計測を行っていないため判断結果は「NO」となる。次に、背景マップ生成部21に設けられるレーザパルス走査部21aがレーザ光源14の駆動及び主走査モータ12及び副走査モータ13の駆動を行って検出領域内の走査を開始する。
走査が開始されると、反射光測定部21bは、レーザパルス走査部21aから出力される同期信号を受けてパルスレーザ光の物体による反射光の受光タイミングを計測する。次いで、距離情報変換部21cは、反射光測定部21bで計測された受光タイミング(時間)を距離に変換する。このようにして、最初の検出点における計測データが取得される(ステップS12:計測ステップ)。
計測データを取得すると、背景距離マップ生成部21は、最初の検出点における距離情報(背景距離)を背景距離マップメモリ22から読み出し、上記のステップS12で取得した計測データで示される距離が読み出した背景距離よりも長いか否かを判断する(ステップS13:背景距離マップ生成ステップ)。ここでは、背景距離マップメモリ22の内容が上記のステップS10で初期化されているため判断結果は「YES」となり、その検出点における背景距離が、ステップS12で計測された距離に更新される(ステップS14:背景距離マップ生成ステップ)。更新処理が終了すると、処理はステップS11に戻る。また、ステップS13の判断結果が「NO」である場合にも処理はステップS11に戻る。
処理がステップS11に戻ると、再度背景距離マップの作成が終了したか否かが判断される。この判断結果が「NO」の場合には、次の検出点における計測データが取得され(ステップS12)、計測データで示される距離が次の検出点における背景距離よりも長いか否かが判断され(ステップS13)、長いと判断された場合(判断結果が「YES」の場合)にその検出点における背景距離が更新される(ステップS14)。以下同様に、ステップS11の判断結果が「NO」である場合には、ステップS12〜S14の処理が繰り返される。
以上の処理により全ての検出点での計測を行って背景距離マップの作成が終了すると、ステップS11の判断結果は「YES」となる。背景マップの作成が終了すると、無効背景距離の置換が行われる(ステップS15)。ここで、無効背景距離とは、背景距離マップに含まれる所定距離以上の背景距離をいう。例えば、レーダレーザ10の検出領域に空が含まれていると、この検出点においては反射点が存在しないため測定不能となる。このため、この検出点においては背景距離を予め設定した仮想遠方距離(例えば、200m)に置換する処理を行う。
次いで、特異点除去部21dが背景距離マップに含まれる特異点を除去する処理を行う(ステップS16)。図5は、背景距離マップに含まれる特異点を除去する処理を説明するための図である。特異点の除去を行うために、特異点除去部21dは、まず背景距離マップに含まれる特異点を判別する処理を行う。この処理は、背景距離マップ内において周囲の検出点における背景距離との差が所定の閾値以上である検出点を特異点として判別する。
例えば、図5(a)に示す通り、背景距離マップ内のある検出点P1の背景距離と、検出点P1の周囲にある8個の検出点P2〜P9の背景距離との差を求める。図5に示す例では、検出点P1の背景距離は10メートルであり、検出点P2〜P9の背景距離は50〜54メートルである。この例の場合において、例えば所定の閾値が5メートルに設定されている場合には、検出点P1と周囲の各検出点P2〜P9との差は何れも閾値を超えているため、特異点除去部21dは検出点P1を特異点と判定する。以上の処理を背景距離マップ内の全ての検出点について行う。尚、背景距離マップの端部においては、周囲に存在する検出点が3点又は5点となる場合があるが、この場合にはこれら3点又は5点の検出点における背景距離との差を求める。
特異点の判定を終えると、特異点除去部21dは、特異点であると判定した検出点の周囲の検出点における背景距離の平均値を求め、この平均値を特異点であると判定した検出点における背景距離に設定することで特異点を除去する。このとき、特異点であると判定した検出点の周囲の検出点における背景距離の平均値を求める際に、特異点であると判定した検出点との距離の差が最も小さい検出点を除いてから平均値を算出する。
図5(a)を用いて説明すると、検出点P1の周囲にある8個の検出点P2〜P9のうち、検出点P1の背景距離との差が最も小さくなるのは検出点P2である。このため、検出点P2を除いた検出点P3〜P9の背景距離の平均値(52.28)を求め、この平均値を四捨五入した値「52」を、図5(b)に示す通り検出点P1の背景距離とする。ここで、特異点であると判定した検出点との距離の差が最も小さい検出点を除いてから平均値を算出するのは、特異点と判定した検出点の周囲の検出点の1つが特異点である場合の影響を除くためである。
以上の処理によって背景距離マップが作成される。尚、以上の説明においては、ステップS10において背景距離マップを初期化した後で、全ての検出点について1度の計測のみが行われた場合にステップS11において背景距離マップの作成終了と判断していたが、全ての検出点について数回に亘る計測が行われたときに背景距離マップの作成終了と判断するようにしても良い。また、工事等によって背景が変化する場合があるため、ステップS10における初期化を行わずにステップS11〜S16書影を行って、背景距離マップを作成(更新)する処理を定期的に行うことが望ましい。背景距離マップの更新は、例えば数時間毎、毎日、1週間毎、又は毎月程度の時間間隔をもって行い、更新間隔が1日以上である場合には、例えば車両等の通行が少ない深夜に行うことが好ましい。
背景距離マップの作成が終了すると、検出領域内の移動物体を検出する処理が行われる。この処理の詳細は以下の通りである。つまり、レーザレーダ10が検出領域を走査してある検出点での距離情報が計測されると、計測された距離情報は検出装置本体20に入力される。移動物体検出部23は入力された距離情報が得られた検出点及びその周辺の検出点における背景距離を読み出す。
図6は、移動物体を抽出する処理を説明するための図である。図6に示す通り、レーザレーダ10によって計測されたある検出点P11の距離情報が20メートルであるとする。また、背景距離マップメモリ22から検出点P11及びその周辺の検出点P12〜P19の背景距離を読み出す。図6に示す例においては、背景距離マップメモリ22から読み出された検出点P11〜P19の背景距離は、12〜14メートル及び50〜52メートルである。
移動物体を抽出するには、計測された距離情報と背景距離マップメモリ22から読み出された背景距離の各々との差分を求め、その差分が所定の閾値以下となるものが含まれていない場合に、その検出点に移動物体が配置されているとして抽出する。図6に示す例では、背景距離マップメモリ22から読み出された検出点P11〜P19各々の背景距離から計測距離である20メートルを減算する。例えば、閾値を3メートルと設定した場合に、図6に示す例では何れの減算結果も閾値以下にはならないため、検出点P11には移動物体が配置されていることになる。
図7は、移動物体が配置されている様子を示す図である。図7に示す例において、レーザレーダ10からビルBL2までの距離が上記の背景距離であり。レーザレーダ10から移動物体MOまでの距離がレーザレーダ10の走査によって計測された距離情報である。本実施形態においては、レーザレーダ10からの距離の変化を検出して移動物体の有無を検出している。上記の処理にて得られた減算結果のうち、最も値が小さいものが背景と移動物体との距離(L2−L1)となる。
ここで、上記処理において、移動物体を抽出する際に、計測された距離情報と、背景距離マップメモリ22から読み出された背景距離の各々との差分を求めるのは、レーザレーダ10の主走査角度及び副走査角度には、誤差が生ずる可能性があるためである。尚、図6に示す例では、レーザレーダ10によって検出点P11での距離情報が20メートルと計測されているが、この計測結果は上記の誤差によって最も差が小さな計測点P19の計測結果であると考えることができる。
検出領域に設定された全ての検出点において以上の処理が行われ、移動物体の抽出が行われる。移動物体の抽出処理が終了すると、その抽出結果が出力制御部24に出力される。出力制御部24は、背景距離マップメモリ22から背景距離マップを読み出して遠距離ほど濃度が濃くなる濃淡情報に変換するとともに、移動物体検出部23から出力される抽出結果(抽出データ)に基づいて移動物体の形状を簡素化して空間座標に変換する等の処理を行って、これらを合成してモニタ30に出力する。また、画像記録装置31への記録指示がなされている場合には、モニタ30に表示した画像を画像記録装置31に出力して記録させる。
以上説明した通り、本実施形態においては、移動物体がない場合の距離(背景距離)と、背景の前に移動物体があるときの距離との差から移動物体を検出しているため、太陽光照射の有無による照度変化等の環境変化があっても安定して移動物体を検出することができる。また、従来の如く、背景として基準面を定めておらず、レーザレーダ10から各反射点までの距離を背景距離としているため、背景と移動物体との位置関係に拘わらず安定して移動物体の検出を行うことができる。
尚、上記実施形態においては、路面R上の移動物体を検出する場合を例に挙げて説明したが、本発明は移動物体がない場合の距離(背景距離)と、背景の前に移動物体があるときの距離との差から移動物体を検出するものであるため、例えば空中を移動するゴンドラ等の種々の移動物体を検出することができる。
本発明の一実施形態による移動物体検出装置の構成を示すブロック図である。 レーザレーダ10の取り付け状態の一例を示す図である。 背景距離マップ生成部21の構成を示す図である。 背景距離マップの作成方法を示すフローチャートである。 背景距離マップに含まれる特異点を除去する処理を説明するための図である。 移動物体を抽出する処理を説明するための図である。 移動物体が配置されている様子を示す図である。
符号の説明
10 レーザレーダ
21 背景距離マップ生成部(背景距離マップ生成手段)
21d 特異点除去部(特異点除去手段)
23 移動物体検出部(検出手段)
SR 監視領域(所定の領域)

Claims (5)

  1. 少なくとも所定の領域を含む検出領域を走査するレーザレーダと、
    前記レーザレーダにより計測される距離情報と前記レーザレーダの走査位置を示す情報とから、前記検出領域全体の背景距離を示す背景距離マップを生成する背景距離マップ生成手段と、
    前記レーザレーダの走査により計測される距離情報と前記背景距離マップとを比較して前記所定の領域内の移動物体を検出する検出手段と
    を備えることを特徴とする移動物体検出装置。
  2. 前記背景距離マップ生成手段は、前記レーザレーダにより計測される距離情報と前記レーザレーダの走査方向の情報とから、前記背景距離マップを定期的に更新することを特徴とする請求項1記載の移動物体検出装置。
  3. 前記背景距離マップ生成手段は、前記背景距離マップに含まれる特異点の値を当該特異点周辺の背景距離の平均値に設定することで、前記特異点を除去する特異点除去手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の移動物体検出装置。
  4. 前記検出手段は、前記レーザレーダの走査により計測される距離情報と当該距離情報が得られた検出点及びその周囲における前記背景距離マップの背景距離とを比較して前記移動物体を検出することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の移動物体検出装置。
  5. 少なくとも所定の領域を含む検出領域を、レーザレーダを走査して計測する計測ステップと、
    前記レーザレーダにより計測される距離情報と前記レーザレーダの走査位置を示す情報とから、前記検出領域全体の背景距離を示す背景距離マップを生成する背景距離マップ生成ステップと、
    前記レーザレーダの走査により計測される距離情報と前記背景距離マップとを比較して前記所定の領域内の移動物体を検出する検出ステップと
    を含むことを特徴とする移動物体検出方法。
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