JP2005299330A - ショベルのドーザ - Google Patents

ショベルのドーザ Download PDF

Info

Publication number
JP2005299330A
JP2005299330A JP2004120588A JP2004120588A JP2005299330A JP 2005299330 A JP2005299330 A JP 2005299330A JP 2004120588 A JP2004120588 A JP 2004120588A JP 2004120588 A JP2004120588 A JP 2004120588A JP 2005299330 A JP2005299330 A JP 2005299330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
blade
dozer
soil
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004120588A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Okunishi
隆之 奥西
Shintaro Sakitani
慎太郎 崎谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004120588A priority Critical patent/JP2005299330A/ja
Priority to AT05102879T priority patent/ATE483859T1/de
Priority to US11/103,548 priority patent/US7048072B2/en
Priority to DE602005023931T priority patent/DE602005023931D1/de
Priority to EP05102879A priority patent/EP1586711B1/en
Priority to CNB2005100652684A priority patent/CN100371540C/zh
Publication of JP2005299330A publication Critical patent/JP2005299330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/76Graders, bulldozers, or the like with scraper plates or ploughshare-like elements; Levelling scarifying devices
    • E02F3/7609Scraper blade mounted forwardly of the tractor on a pair of pivoting arms which are linked to the sides of the tractor, e.g. bulldozers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

【課題】 ブレード面に沿って押し上げた土を前方に効率良く回して後方への乗り越えを抑え、ドーザ作業の効率を高める。
【解決手段】 ブレード面22を、次の要件を満足する形状に設定した。
A) 土をブレード面22に沿って押し上げる押し上げ力Fuを発生させること。
B) 上部に放出面22cを有し、この放出面22cで押し上げ力Fuが、押し上げた土を前方に回す前方上向きの放出力を発生させること。
C) 放出面22cにおいて放出力を発生させることによって生じる下向きの押し付け力Fdの総和ΣFdと、上記押し上げ力Fuの総和ΣFuとの関係が、
ΣFu>ΣFd
となること。
D) 上記押し上げ力Fuをプラス値とし、放出面に土が当たることによって生じる押し上げ力の減少分と、押し付け力Fdとをマイナス値として、放出面の最終部分での値がプラスとなること。
【選択図】 図2

Description

本発明はショベルの下部走行体に装着されて排土作業を行なうドーザに関するものである。
図6にドーザ付きの小型ショベル(ミニショベルと称される)を示す。
このショベルは、基本的には、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に、ブーム3、アーム4、バケット5及びこれらを駆動する油圧シリンダ(ブーム、アーム、バケット各シリンダ)6,7,8から成る作業(掘削)アタッチメント9が装着されて構成される。
ドーザ10は、図7にも示すように、ドーザアーム11と、このドーザアーム11の先端に地面に対してすくい角θを持つ状態で取付けられたブレード(排土板)12とを備え、ドーザアーム11の基端部が下部走行体1に水平なアーム支軸13によって取付けられる。
また、ドーザアーム11と下部走行体1との間にドーザシリンダ14が設けられ、同シリンダ14の伸縮作動によりドーザアーム11がアーム支軸13を中心に回動してブレード12が上下に移動する。
排土作業を行なうときは、図示のようにブレード12の下端を接地させた状態で下部走行体1を走行させることにより、図7の矢印aで示す押し込み力によってブレード12の前面(ブレード面)15で土を削り、排土する。
この排土作用は、次のようにして行なわれる。
(イ)削った土がブレード面15の前方に溜まり始める。
(ロ)溜まった土が、ブレード面15に沿って上昇する。
(ハ) 押し上げられた土は、自重及び押し上げ力により前方に崩れていく。
(二) 崩れた土は、ブレード中心を境に左右から排出される。
この場合、上記(ハ)の段階で、図7の矢印bで示すようにブレード上方に盛り上がった土がブレード上面を乗り越えて後方にこぼれ落ちると、仕上げ面が荒らされるため、これを避けるためにブレード12を一旦上げて土山上部を前方に掃き出し、あるいはバックして整地し直す等の余分な処理が必要となり、作業効率が大幅に低下する。
従って、ドーザ作業においては、作業効率を高める上で、この土のブレード後方への乗り越え量をできるだけ少なくすることが肝要となる。
この乗り越え量を減少させる策として、第1に、ブレード幅に対してブレード高さを十分大きくとることが考えられる。
ところが、ショベルのドーザ10においては、特有の問題点として、図6に示すようにドーザ10が作業アタッチメント9の下方に位置し、しかも作業アタッチメント9は図中二点鎖線で示すように掘削時にかなり下方まで下がるため、ドーザ10と干渉するおそれがある。
このため、ブレード高さを十分大きくとることができず、この結果、土の乗り越えが起こり易い状況にあった。
そこで、従来のドーザ10においては、図7,8に示すようにブレード面15の上部を前方に大きくオーバーハングする形で湾曲させることにより、下向きの押し付け力Fd(図8参照)を発生させて乗り越えを回避することとしている。
図8は、ブレード面15を高さ方向に複数(NO1〜NO10)の区域に分け、各区域を近似の直線に置き換えて力の発生状況を表したもので、Fuは土をブレード面15に沿って押し上げる押し上げ力、Fdは土を下向きに押し付ける押し付け力である。
同図に示すように、ブレード面15の下端から中間部までの区域(NO1〜NO4。ブレード面下部)15aで押し上げ力Fuが作用する一方、中間部から上部までの区域(NO5〜NO10。ブレード面上部15bでは押し付け力Fdが作用し、押し付け力Fdの総和ΣFdが押し上げ力Fuの総和ΣFuとほぼ等しくなる(ΣFu>ΣFdではあるが、その比率が50:50に近い値となる)ようにブレード面15の形状が設定されている(この点は本発明の実施形態との比較において詳述する)。
しかし、こうすると、押し上げ力Fuが押し付け力Fdによってほとんど打ち消される結果、ブレード面上部で最終的に残存する実質押し上げ力が小さくなるため、土が前方に回らずに堆積して図7に示すように裾Lの長い土山が形成される。このため、ブレード12の前進力により山が後方に崩れ易くなる。
また、本発明者の試験によると、実際には、ブレード面15に土が当たることによるエネルギーロスがあり、これが押し上げ力Fuを減少させる原因の一つになることが解明されている。
よって、前記のようにブレード面上部での押し上げ力Fuの残存値が小さい従来のドーザ10によると、土の乗り越えが発生し易く、作業効率が低いものとなっていた。
そこで本発明は、押し上げた土を前方に効率良く回して後方への乗り越えを抑え、ドーザ作業の効率を高めることができるショベルのドーザを提供するものである。
請求項1の発明は、下部走行体にドーザアームを介してブレードが地面に対してすくい角をもって取付けられ、このブレードを接地させた状態で上記下部走行体を走行させることにより、ブレード面で排土作業を行なうショベルのドーザにおいて、上記ブレード面が次の要件を満足する形状に設定されたものである。
A) 土をブレード面に沿って押し上げる押し上げ力Fuを発生させること。
B) 上部に放出面を有し、この放出面で上記押し上げ力Fuが、押し上げた土を前方に回す前方上向きの放出力を発生させること。
C) 上記放出面において放出力を発生させることによって生じる下向きの押し付け力Fdの総和ΣFdと、上記押し上げ力の総和ΣFuとの関係が、
ΣFu>ΣFd
となること。
D) 上記押し上げ力Fuをプラス値とし、放出面に土が当たることによって生じる押し上げ力の減少分と、押し付け力Fdとをマイナス値として、放出面の最終部分での値がプラスとなること。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、押し上げ力の総和ΣFuと押し付け力Fdの総和ΣFdの比率がほぼ8:2となるようにブレード面の形状が設定されたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、ブレード面が、曲率の異なる複数の曲面が連続する面として形成されたものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、ブレードが、下部走行体に対するドーザアームの取付点を中心として上下方向に移動可能に設けられ、上記ドーザアームの取付点の高さ位置が、ブレード接地状態で放出面の高さ範囲内に設定されたものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの構成において、ブレード面の高さ寸法Hと幅寸法Wとが、
W=4.4〜5.7×H
の関係に設定されたものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの構成において、ブレードが下部走行体の進行方向と直交して設けられたものである。
ドーザ作業時の土の挙動は、前に述べたようにブレード面によって土が受ける力の方向と大きさで決まる。すなわち、削られた土は、押し上げ力によりブレード面に沿って上昇し、押し付け力によって下降しようとする。
ここで、押し上げ力を前向きに転換させることによって、土を前方に回そうとする力(放出力)が発生し、この放出力が十分に大きいと、土が効率良く前方に回される。
本発明によると、ブレード上部の放出面で押し上げ力Fuの方向を前向きに転換させて放出力を発生させ、
(i) この放出力の源である押上げ力の総和ΣFuが、押し付け力Fdの総和ΣFdよりも大きくなり、
(ii) 押し上げ力Fuをプラス値とし、放出面に土が当たることによって生じる押し上げ力の減少分と、押し付け力Fdとをマイナス値として、放出面の最終部分での値がプラスとなる
ようにブレード面の形状を設定したから、放出力を十分大きくとることができる。
これにより、ブレード上部で土を高波のように効率良く前方に回して前に崩れ易い(裾の短い)土山を作り、左右から速やかに排出することができるため、排土作業の効率を高めることができる。
この場合、本発明者の計算によると、請求項2の発明のように、ΣFuとΣdの比率をほぼ8:2の比率とすることで上記(i)(ii)の要件を十分満足し、裾が短くて90°近くに立った土山を形成して、最も効率の良い排土作用を得ることができる。
また、請求項3の発明によると、ブレード面をすべて曲面で形成したから、ブレード面に沿った土の移動がスムーズに行なわれ、直線の連続面とした場合のように変曲点で土がこびり付く等のおそれがなくなる。
一方、請求項4の発明によると、ブレードの上下移動による放出面の角度変化が少なくてすむため、ブレードの上下移動にかかわらず効率の良い排土作用を確保することができる。
ところで、ショベルのドーザの場合、作業アタッチメントとの干渉回避の観点からドーザ高さの上限値が決まるが、実機において上記の効率の良い排土作用を確保する上で、請求項5の発明のようにブレード面の高さ寸法Hと幅寸法Wとの関係を、
W=4.4〜5.7×H
に設定するのが望ましい。
なお、ブレード面幅Wが上記以下であると、下部走行体の幅よりも小さくなって排土効率が悪く、実用に適さない。また、上記以上に大きくすると、ブレード左右からの土の排出作用が悪くなり、上記ブレード面による作用が実質的に生かされない。
一方、排土効率を上げる別の策として、ブレード全体を進行方向に対して平面視で傾斜して取付け、あるいはブレード全体を逆V字形とすることが考えられるが、こうすると、ショベルの足回りの点検や清掃等のためにブレードを支えにして機体を持ち上げたり、ブレードと作業アタッチメントとの間に物を挟んだりするショベルのドーザ特有の機能が果たせなくなる。
この点で、請求項6の発明のようにブレードを進行方向と直交して取付けるのが望ましい。また、こうしても、基本的に上記ブレード面の形状設定のみによって十分に効率の良い排土作用を確保することができる。
図1,2に実施形態にかかるドーザのブレード21を示す。
このブレード21の前面であるブレード面22は、曲率半径の異なる三つの曲面が高さ方向に連続する面として形成されている。
すなわち、最も大きな曲率半径R1を持った下部22aと、最も小さな曲率半径R2を持った中間部22bと、その中間の曲率半径R3を持った上部22cとによってブレード面22が形成されている。
ここで、ブレード面下部22aは接地状態で後倒れに傾斜してすくい角θを形成する曲面、上部22cは前倒れに傾斜して土を前方に回す曲面としてそれぞれ形成されている。また、中間部22bは、下部22aから上部22cへ曲面を滑らかに移行させるつなぎの面として、後倒れの傾斜角度を徐々に小さくする曲面に形成されている。
このブレード面22の形状は、次の作用が得られることを条件として設定されている。
I) 下端で削った土をブレード面22に沿って押し上げる押し上げ力Fuが発生すること。
II) 上部22cにおいて、押し上げ力Fuの方向が前向きに転換し、これによって土を前方に移動させる力(放出力)が発生すること。
III) 上部(放出面)22cにおいて放出力を発生させることによって生じる下向きの押し付け力Fdの総和ΣFdと、上記押し上げ力FUの総和ΣFuとの関係が、
ΣFu>ΣFd
となること。
IV) 上記押し上げ力Fuをプラス値とし、放出面22cに土が当たることによって生じる押し上げ力の減少分と、押し付け力Fdとをマイナス値として、放出面の最終部分での値がプラスとなること。
この点を図2,8及び表1〜3によってさらに詳述する。
図2は、図8のブレード面15と同様に、ブレード面22を高さ方向に複数の区域(ここではNO1〜NO7の区域)に分け、かつ、各区域を近似直線に置き換えて力(分力)の発生状況を計算により求めたものである。
条件: ブレード下端に単位荷重100を与えて、ブレード面22に荷重を加える。また、各区域の直線は、曲面であるブレード面22に対して寸法誤差が1mm以内とする。
Figure 2005299330
ブレード面下部22aを形成するNO1〜NO3の各区域には、それぞれ65,50,50の大きさを持った後方上向きの押し上げ力Fuが発生する。
ブレード面中間部22bを形成するNO4,5の区域にはそれぞれ30,10の大きさを持った後方上向きの押し上げ力Fuが発生する。
ブレード面上部(放出面)22cを形成するNO6,7の区域には、それぞれ15,30の大きさを持った後方下向きの押し付け力Fdが発生する(押し上げ力との対比から−を付して示す)。
このような力が働くようにブレード面22の形状が設定されている。
これに対し、従来のドーザにおけるブレード面12の場合、図8及び表2に示すような力が発生する。ここでは、本発明の実施形態とほぼ同一サイズで、ブレード面全体が単一の曲面(たとえばR=160mm)で形成されたブレード面について、NO1〜NO10の10区域に発生する力を計算で求めている。
Figure 2005299330
この従来例では、NO1〜NO4までの下部領域で押し上げ力Fu(NO1から順に50,55,40,15)が発生し、残りのNO5〜NO10の上部全領域で押し付け力(同、−5,−25,−45,−60,−70,−70)が発生する。
以上の結果、表3に示すように、押し上げ力Fuの総和ΣFuが、従来例では7810に対し本発明の実施形態では9525、押し付け力Fdの総和ΣFdが、従来例では−6755に対し本発明の実施形態では−2475となる。
Figure 2005299330
つまり、従来例では、
ΣFu≒ΣFd(比率は54%:46%)
となるのに対し、本発明の実施形態によると、
ΣFu>ΣFd(比率は79%:21%)
となり、押し上げ力Fuの総和ΣFuが押し下げ力Fdの総和ΣFdを圧倒的に上回ることとなる。
一方、本発明者の試験によると、放出面22cに土が当たることによるエネルギーロス分(放出抵抗)が押し上げ力Fuを減少させるため、実際には、放出面22cの最終部分(NO7の区域)で残存する押し上げ力は上記の値よりも低くなる。
この実質押し上げ力を表1,2の最も右の欄に示す。表中、プラスは押し上げ力、マイナスは押し付け力及び放出抵抗による押し上げ力を減少させる力を示す。
従来例から説明すると、図8及び表2において、NO1〜NO4の各区域(ブレード面下部15a)では放出抵抗は発生しないため、押し上げ力Fuのトータルは+7810となる。
これに対し、NO5〜NO10の各区域で押し付け力Fdに加えて放出抵抗が発生するため、その分、押し上げ力が減少する。この減少分を加味した実質押し上げ力の計算は、区域ごとに、放出抵抗による力の減少分の総和を求め、これと押し付け力の和を押し上げ力から差し引いて求める。
たとえばNO5の区域において、NO4の区域で働く押し上げ力が7810で、NO4,5での放出抵抗による力が29.99,30.00(単位荷重30)、力を受ける範囲が21、押し付け力が−105である場合に、
7810×(29.99/30.00)21−105
によってNO5での実質押し上げ力7650.512を求める。
次に、この実質押し上げ力の数値7650.512をベースにNO6での実質押し上げ力を求め、以下、NO10まで同様の計算を行なう。
この結果、ブレード面最終部分での実質押し上げ力は−2788.34、すなわち押し付け力の方が強くなる。これは、元々、押し上げ力Fuの総和ΣFuの絶対値が小さい(押し付け力Fdの総和ΣFdとの差が小さい)ことに起因する。
従って、従来例によると、土がブレード高さを越える領域で押し上げ力が働かず、十分な放出力が得られないため、土が前方に回らずに堆積して図7に示すように裾Lの長い土山が形成され、前進力によって山が後方に崩れ易くなる。
これに対し、本発明の実施形態によると、図2及び表1に示すように、上記同様の計算法によって各区域での実質押し上げ力を求めた結果、放出面22cの最終部分(NO7)での実質押し上げ力は+1159.429と十分大きいプラス値となる。
いいかえれば、本発明の実施形態では、押し上げ力Fuの総和ΣFuが押し付け力Fdの総和ΣFdよりも大きくなることに加えて、放出面22cの最終部分での値がプラスとなるとなるようにブレード面22の形状が設定されている。
これにより、図1に示すように、土がブレード高さを越える領域においても、押し付け力Fdを上回る押し上げ力Fuが維持されるため、土が、十分大きな放出力Ffを加えられながら土の自重Gと粘性による高波のような放物線を描いてブレード前方に移動し、ブレード21から十分離れた位置で崩れ落ちる。
こうして、図3に示すように裾Lの短い土山が作られ、左右から速やかに排出されるため、排土作業の効率を高めることができる。
この場合、表3中に示すように、ΣFuとΣdの比率を79:21(ほぼ8:2)の比率とすると、押し上げ力Fuの総和ΣFuが十分大きくて、実質押し上げ力も十分大きなプラス値となり、裾角度が90°近くになる裾Lの短いに近い土山が形成されて、最も効率の良い排土作用が得られることが明らかとなった。
なお、この好ましい比率は、土の粘度等の性状によって多少変動するが、ほぼ8:2の範囲となる。
図3〜図5において、23はドーザアームで、このドーザアーム21の先端にブレード21が取付けられる点、ドーザアーム23の基端部が下部走行体1にアーム支軸24によって取付けられる点、及び図示しないドーザシリンダによりこのドーザアーム23がアーム支軸24を中心に回動してブレード21が上下移動する点は従来と同じである。
ここで、ブレード21は、図4に示すように矢印で示すドーザ進行方向に対して直交する状態で取付けられている。これにより、ショベルの足回りの点検や清掃等のためにブレード21を支えにして機体を持ち上げたり、ブレード21と作業アタッチメントとの間に物を挟んだりするショベルのドーザ特有の機能を確保することができる。
また、ブレード21の高さ寸法の上限値は、前記のように作業アタッチメントと干渉しない範囲として決まるが、実機において上記の効率の良い排土作用を確保する上で、ブレード面22の高さ寸法(下端から放出面22cの上端までの寸法)Hと、幅寸法W(図4中に示す)との関係を、
W=4.4〜5.7×H
に設定するのが望ましいことが計算によって確認された。
なお、ブレード面幅Wが上記以下であると、下部走行体1の幅よりも小さくなって排土効率が悪く、実用に適さない。また、上記以上に大きくすると、ブレード左右からの土の排出作用が悪くなり、上記ブレード面22による排土作用が実質的に生かされない。
ところで、ドーザ作業においては、実際上、グラウンドレベルよりも上方での作業が主となるため、この点の作業性を重視する必要がある。
従って、上記の効率の良い排土作業をグラウンドレベルよりも上方で確保するために、ブレード21を接地させた状態と上方に移動させた状態で、ブレード面上部(放出面)22cの角度変化ができるだけ小さくなるように考慮するのが望ましい。
この実施形態では、上記観点から、図3及び図5(イ)に示すように、下部走行体1に対するドーザアーム23の取付点(アーム支軸24)の高さ位置が、ブレード接地状態でブレード面上部(放出面)22cの高さ範囲内に設定されている。
こうすれば、ブレード21の上下移動による放出面22cの角度変化が小さくてすむため、ブレード21の上下移動にかかわらず効率の良い排土作用を確保することができる。
比較例を挙げると、ブレード21を接地させた状態での理想的な放出面22cの角度αを16°とし、図3及び図5(イ)に示すようにドーザアーム取付点高さ位置を放出面22cの高さ範囲のほぼ中心部に設定した場合(前者)と、図5(ロ)に示すように放出面22cよりも下方のほぼ最下限位置に設定した場合(後者)とにおいて、ブレード21をある同じ高さまで上げたときの放出面22cの角度αが前者では26°、後者では29°となる。
つまり、前者では放出面角度αの角度変化が後者よりも約3°小さくなる。
放出角度αとは、ブレード面22の放出面22cの上端に対する接線と、ブレード接地状態での垂線とのなす角度をいう。
なお、ミニショベルの場合、地面よりも下方でのドーザ作業は、走行力が小さいこと等から数十mm程度までに制限されるため、放出面22cの角度変化は小さくて問題とならない。
本発明の実施形態にかかるドーザにおけるブレードの断面図である。 同ブレード面の高さ方向各部での力の発生状況を説明するための図である。 同実施形態にかかるドーザの側面図である。 同概略平面図である。 (イ)(ロ)はそれぞれ実施形態にかかるドーザと比較対象のドーザのブレードを接地させた状態と上方に移動させた状態での放出面の角度変化を説明するための図である。 ショベル全体の概略側面図である。 従来のドーザの側面図である。 従来のドーザにおけるブレード面の高さ方向各部での力の発生状況を説明するための図である。
符号の説明
1 下部走行体
21 ブレード
22 ブレード面
22a ブレード面下部
22b ブレード面中間部
22c ブレード面上部(放出面)
23 ドーザアーム
24 アーム支軸(ドーザアームの取付点)

Claims (6)

  1. 下部走行体にドーザアームを介してブレードが地面に対してすくい角をもって取付けられ、このブレードを接地させた状態で上記下部走行体を走行させることにより、ブレード面で排土作業を行なうショベルのドーザにおいて、上記ブレード面が次の要件を満足する形状に設定されたことを特徴とするショベルのドーザ。
    A) 土をブレード面に沿って押し上げる押し上げ力Fuを発生させること。
    B) 上部に放出面を有し、この放出面で上記押し上げ力Fuが、押し上げた土を前方に回す前方上向きの放出力を発生させること。
    C) 上記放出面において放出力を発生させることによって生じる下向きの押し付け力Fdの総和ΣFdと、上記押し上げ力の総和ΣFuとの関係が、
    ΣFu>ΣFd
    となること。
    D) 上記押し上げ力Fuをプラス値とし、放出面に土が当たることによって生じる押し上げ力の減少分と、押し付け力Fdとをマイナス値として、放出面の最終部分での値がプラスとなること。
  2. 押し上げ力の総和ΣFuと押し付け力Fdの総和ΣFdの比率がほぼ8:2となるようにブレード面の形状が設定されたことを特徴とする請求項1記載のショベルのドーザ。
  3. ブレード面が、曲率の異なる複数の曲面が連続する面として形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のショベルのドーザ。
  4. ブレードが、下部走行体に対するドーザアームの取付点を中心として上下方向に移動可能に設けられ、上記ドーザアームの取付点の高さ位置が、ブレード接地状態で放出面の高さ範囲内に設定されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のショベルのドーザ。
  5. ブレード面の高さ寸法Hと幅寸法Wとが、
    W=4.4〜5.7×H
    の関係に設定されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のショベルのドーザ。
  6. ブレードが下部走行体の進行方向と直交して設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のショベルのドーザ。
JP2004120588A 2004-04-15 2004-04-15 ショベルのドーザ Pending JP2005299330A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004120588A JP2005299330A (ja) 2004-04-15 2004-04-15 ショベルのドーザ
AT05102879T ATE483859T1 (de) 2004-04-15 2005-04-12 Bagger mit planiereinheit
US11/103,548 US7048072B2 (en) 2004-04-15 2005-04-12 Excavator
DE602005023931T DE602005023931D1 (de) 2004-04-15 2005-04-12 Bagger mit Planiereinheit
EP05102879A EP1586711B1 (en) 2004-04-15 2005-04-12 Excavator with dozer unit
CNB2005100652684A CN100371540C (zh) 2004-04-15 2005-04-15 挖掘机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004120588A JP2005299330A (ja) 2004-04-15 2004-04-15 ショベルのドーザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005299330A true JP2005299330A (ja) 2005-10-27

Family

ID=34939245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004120588A Pending JP2005299330A (ja) 2004-04-15 2004-04-15 ショベルのドーザ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7048072B2 (ja)
EP (1) EP1586711B1 (ja)
JP (1) JP2005299330A (ja)
CN (1) CN100371540C (ja)
AT (1) ATE483859T1 (ja)
DE (1) DE602005023931D1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1019294A4 (nl) * 2010-04-16 2012-05-08 Lille Allenbroer Leo Alix De Vlakstelmechanisme en machine omvattende een dergelijk mechanisme.
CN105484304B (zh) * 2014-09-16 2018-08-03 徐工集团工程机械股份有限公司 一种铲掘系统及包含该铲掘系统的平地机
US9945096B2 (en) 2016-02-10 2018-04-17 Deere & Company Force-based work vehicle blade pitch control
CN106467421A (zh) * 2016-09-27 2017-03-01 机科发展科技股份有限公司 铲泥板翻堆机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231523A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Iseki & Co Ltd 超小型ショベルカーの排土装置
JP2532631Y2 (ja) * 1991-11-08 1997-04-16 新キャタピラー三菱株式会社 ブレード装置
JP2001040692A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 断面形状くの字型のカッティングエッジを装着した地均し作業を行う建設機械のブレードの構造
JP2001049685A (ja) * 1999-08-05 2001-02-20 Isao Kenmochi 油圧ショベルのブレード装置
JP2001355254A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Echigo Shoji Kk 駆動車に設けられた排土体に付設する集土体

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2169606A (en) * 1936-02-15 1939-08-15 Emsco Derrick & Equip Co Bulldozer attachment for tractors
US3685592A (en) * 1970-09-15 1972-08-22 Case Co J I Fluid cushioned dozer blade
US4019587A (en) * 1976-05-17 1977-04-26 Caterpillar Tractor Co. Work vehicle having variable curvature blade assembly
FR2450913A1 (fr) * 1979-03-08 1980-10-03 Takeuchi Manufacturing Cy Ltd Pelle retrocaveuse giratoire a lame
DE3039364A1 (de) * 1980-10-18 1982-05-19 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart Raeum- und abstuetzschild fuer bergefahrzeuge, insbesondere fuer bergepanzer
DE3043153A1 (de) * 1980-11-15 1982-06-03 Hanomag GmbH, 3000 Hannover Mit einem schneidmesser versehener planierschild fuer erdbewegungsmaschinen
DE8528068U1 (de) * 1985-10-02 1985-11-14 Straus, Reinhold, 6950 Mosbach Planiergerät mit Planierschild, insbesondere für Raupenfahrzeuge
DE3644497A1 (de) * 1986-12-24 1988-07-07 Schaeff Karl Gmbh & Co Mehrzweckschild an einem baggerfahrzeug
WO1988007607A1 (fr) * 1987-03-31 1988-10-06 JAPAN as represented by DIRECTOR OF CONSTRUCTION M Lame de chasse-neige
CN2139596Y (zh) * 1992-12-01 1993-08-04 负建军 可调铲面多功能推土机
DE59406556D1 (de) * 1993-06-11 1998-09-03 Zaugg Ag Eggiwil Schneepflug
CA2109172C (en) * 1993-10-25 2005-02-01 177197 Canada Ltee Snow plow with deformable moldboard
US5950141A (en) * 1996-02-07 1999-09-07 Komatsu Ltd. Dozing system for bulldozer
JP3378479B2 (ja) * 1997-09-19 2003-02-17 株式会社クボタ 旋回作業機のトラックフレーム
CN2318269Y (zh) * 1997-12-18 1999-05-12 张文明 一种带三角锥体的推土铲
CN2375673Y (zh) * 1999-05-20 2000-04-26 王志文 耐磨推土铲
JP2002322688A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Wakichi Kaneko 上水道水凍結防止器
JP2002322668A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Hitachi Constr Mach Co Ltd 旋回式建設機械及び該機械による傾斜地での作業方法
CN2506701Y (zh) * 2001-05-18 2002-08-21 黄河工程机械集团有限责任公司 推土机组合式铲刀
JP4023392B2 (ja) * 2003-05-29 2007-12-19 コベルコ建機株式会社 ドーザ装置付き油圧ショベル

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231523A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Iseki & Co Ltd 超小型ショベルカーの排土装置
JP2532631Y2 (ja) * 1991-11-08 1997-04-16 新キャタピラー三菱株式会社 ブレード装置
JP2001040692A (ja) * 1999-07-30 2001-02-13 Hitachi Constr Mach Co Ltd 断面形状くの字型のカッティングエッジを装着した地均し作業を行う建設機械のブレードの構造
JP2001049685A (ja) * 1999-08-05 2001-02-20 Isao Kenmochi 油圧ショベルのブレード装置
JP2001355254A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Echigo Shoji Kk 駆動車に設けられた排土体に付設する集土体

Also Published As

Publication number Publication date
CN100371540C (zh) 2008-02-27
DE602005023931D1 (de) 2010-11-18
US20050230129A1 (en) 2005-10-20
EP1586711A3 (en) 2006-12-13
EP1586711A2 (en) 2005-10-19
EP1586711B1 (en) 2010-10-06
CN1683721A (zh) 2005-10-19
ATE483859T1 (de) 2010-10-15
US7048072B2 (en) 2006-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5566542B1 (ja) 掘削バケット及び作業車両
EP2466014B1 (en) Linkage arrangement
JP2005299330A (ja) ショベルのドーザ
JP4689252B2 (ja) 作業機械用ブレード装置と同ブレード装置を備えた作業機械
WO2007032191A1 (ja) 作業機械用ブレード装置およびこれが搭載された作業機械
CN209260793U (zh) 一种带有碎土装置的推土机
CN212926214U (zh) 一种推铲
CN203080583U (zh) 铲斗及具有该铲斗的挖掘机
CN101258290B (zh) 用于工程机械的铲刀装置及搭载有该装置的工程机械
CN205257823U (zh) 一种销轴更换装置和港口起重机
CN208245383U (zh) 一种水利工程管道疏通装置
CN108487367B (zh) 一种平地机和推土机及犁雪机用刀头
CN214656723U (zh) 一种用于铲雪机上的铲雪板
CN218562422U (zh) 一种路基拼宽台阶快速成型铲斗
CN210917545U (zh) 一种挖掘机铲斗
CN204139240U (zh) 挖掘机铲的平齿装置
CN212358405U (zh) 移动式整平装置
CN204098102U (zh) 一种可调整宽度的平地机
CN221298012U (zh) 一种可调角度的推土机
CN204753670U (zh) 带铲刀的成槽机抓斗和成槽机
CN207260214U (zh) 一种带有辅助推土刀的推土机
CN211898630U (zh) 一种渠道成型装置
CN210066861U (zh) 一种自动调节铲斗水平的场地平整用推土机
CN207260217U (zh) 一种具有防粘黏推土刀的推土机
CN112836299A (zh) 一种挖掘机整机稳定性优化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110906