JP2005299053A5 - - Google Patents
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本発明は、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプと、ガラス繊維とを含有することを特徴とする電気絶縁用基材である(請求項1)。
また、前記のポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプと、ガラス繊維が、物理的に絡み合って、または、繊維状もしくはパルプ状バインダーによって接着されることにより、形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の電気絶縁用基材である(請求項2)。
また、前記電気絶縁用基材のポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの配合割合が重量比で1:9〜9:1であることが好ましい(請求項3)。
更に、前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプのろ水度が700ml以下であることが好ましい(請求項4)。
前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの平均繊維長が2.0mm以下であることが好ましく(請求項5)、前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの比表面積が5m2/g以上であることが好ましい(請求項6)。
前記繊維状バインダーが、ポリアリレート繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維から選択された少なくとも1種の繊維からなることが好ましく(請求項7)、また、前記パルプ状バインダーが、ポリアリレート繊維より作製したパルプ、ポリプロピレンパルプ、ポリエチレンパルプから選択された少なくとも1種のパルプからなることが好ましい(請求項8)。
前記電気絶縁用基材におけるガラス繊維の配合量が5〜95重量%の範囲であることが好ましい(請求項9)。更に、前記電気絶縁用基材におけるバインダーの配合量が1〜40重量%の範囲であることが好ましい(請求項10)。なおまた、前記電気絶縁用基材の厚さが10μm以上、500μm以下であることが好ましい(請求項11)。
また、前記のポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプと、ガラス繊維が、物理的に絡み合って、または、繊維状もしくはパルプ状バインダーによって接着されることにより、形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の電気絶縁用基材である(請求項2)。
また、前記電気絶縁用基材のポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの配合割合が重量比で1:9〜9:1であることが好ましい(請求項3)。
更に、前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプのろ水度が700ml以下であることが好ましい(請求項4)。
前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの平均繊維長が2.0mm以下であることが好ましく(請求項5)、前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの比表面積が5m2/g以上であることが好ましい(請求項6)。
前記繊維状バインダーが、ポリアリレート繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維から選択された少なくとも1種の繊維からなることが好ましく(請求項7)、また、前記パルプ状バインダーが、ポリアリレート繊維より作製したパルプ、ポリプロピレンパルプ、ポリエチレンパルプから選択された少なくとも1種のパルプからなることが好ましい(請求項8)。
前記電気絶縁用基材におけるガラス繊維の配合量が5〜95重量%の範囲であることが好ましい(請求項9)。更に、前記電気絶縁用基材におけるバインダーの配合量が1〜40重量%の範囲であることが好ましい(請求項10)。なおまた、前記電気絶縁用基材の厚さが10μm以上、500μm以下であることが好ましい(請求項11)。
Claims (15)
- ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプと、ガラス繊維とを含有することを特徴とする電気絶縁用基材。
- 前記のポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプと、ガラス繊維が、物理的に絡み合って、または、繊維状もしくはパルプ状バインダーによって接着されることにより、形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の電気絶縁用基材。
- 前記電気絶縁用基材のポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維と、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの配合割合が重量比で1:9〜9:1であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプのろ水度が700ml以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの平均繊維長が2.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプの比表面積が5m2/g以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記繊維状バインダーが、ポリアリレート繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維から選択された少なくとも1種の繊維からなることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記パルプ状バインダーが、ポリアリレート繊維より作製したパルプ、ポリプロピレンパルプ、ポリエチレンパルプから選択された少なくとも1種のパルプからなることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記電気絶縁用基材におけるガラス繊維の配合量が5〜95重量%の範囲であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記電気絶縁用基材におけるバインダーの配合量が1〜40重量%の範囲であることを特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記電気絶縁用基材の厚さが10μm以上、500μm以下であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電気絶縁用基材。
- 前記請求項1〜11のいずれかに記載の電気絶縁用基材に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥してなることを特徴とするプリプレグ。
- 絶縁層が請求項12記載のプリプレグを加熱加圧成形してなることを特徴とするプリント配線板。
- ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維とポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプとを水中に分散させた後、ガラス繊維を添加し水中分散させ、水分散スラリーを得る工程と、該水分散スラリーを湿式抄紙法による抄紙を行なった後、水分を除去して乾燥させる工程とを含むことを特徴とする電気絶縁用基材の製造方法。
- ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維とポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)パルプとを水中に分散させた後、ガラス繊維を添加し水中分散させ、さらに繊維状あるいはパルプ状バインダーを添加し水中分散させ、水分散スラリーを得る工程と、該水分散スラリーを湿式抄紙法による抄紙を行なった後、水分を除去して乾燥し、1次シートを得る工程と、該1次シートに加熱加圧処理を施し、バインダー繊維を溶融融着させる工程とを含むことを特徴とする電気絶縁用基材の製造方法。
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JP2004121034A JP2005299053A (ja) | 2004-04-16 | 2004-04-16 | 電気絶縁用基材とその製造方法、および同基材を用いたプリプレグとプリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004121034A JP2005299053A (ja) | 2004-04-16 | 2004-04-16 | 電気絶縁用基材とその製造方法、および同基材を用いたプリプレグとプリント配線板 |
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JP2005299053A JP2005299053A (ja) | 2005-10-27 |
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ID=35330948
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JP2004121034A Pending JP2005299053A (ja) | 2004-04-16 | 2004-04-16 | 電気絶縁用基材とその製造方法、および同基材を用いたプリプレグとプリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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- 2004-04-16 JP JP2004121034A patent/JP2005299053A/ja active Pending
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