JP2005298215A - ケージ操作パネルを有するエレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】自由に構成可能で安価でユーザフレンドリーであって、身体障害者に関する基準に従い、十分に確立された標準の構成要素を使用して組み立てられ、利用者にとって審美的に魅力的であるエレベータ設備のためのケージ操作パネルを提供する。
【解決手段】建物の階に対応する押しボタン6を備えるケージ操作パネル1を有するエレベータであって、押しボタン6は、エレベータ呼出しを登録するスイッチ接点9に作用し、押しボタン6は、スナップ作用またはねじによって、スイッチ接点9上に取付け可能である。
【選択図】 図3
【解決手段】建物の階に対応する押しボタン6を備えるケージ操作パネル1を有するエレベータであって、押しボタン6は、エレベータ呼出しを登録するスイッチ接点9に作用し、押しボタン6は、スナップ作用またはねじによって、スイッチ接点9上に取付け可能である。
【選択図】 図3
Description
本発明は、エレベータ呼出しを登録するためのケージ操作パネルを有するエレベータに関する。
新型の小さな建物用の安価なエレベータにおいて10個の数字(0から9)を表すキーパッドを有するケージ操作パネルの考えが導入された。この10数字キーパッドシステムは、明らかなコストの利点とロジスティックの利点とによって、全てのエレベータに関する独特な工場生産のケージ操作パネルの目標に到達している。
更なる特徴としてケージパネルは、10数字キーパッドと数個の表示装置の存在によって保守ツールとしても使用できるであろう。
不都合なことに、常に同じケージ操作パネルが届けられ得ることによって導き出されるロジスティックと保守とに関する利点と共に、旧式のカスタマイズされたケージ操作パネルの幾つかの重要で有利な特徴が失われている。
ボタンの明確な作用:特定の数または文字によって識別されるボタンは、過去には、ある呼出しをその数に対応する階に位置づける機能だけを持っていた。10数字キーパッドによる解決方法によって、このことはもはや不可能である。なぜなら、例えば数1によって識別されるボタンが、エレベータ呼出しを12階または−1階に位置づける他のボタンと組み合わせて使用されるからである。
マルチボタン入力:エレベータの利用者インタフェースは、1操作の機械−人間インタフェースであった。10数字キーパッドによる解決方法によって、エレベータの利用者インタフェースは、2操作の機械−人間インタフェースになった。なぜなら、例えば呼出しを12階または−1階に位置づけるために、利用者が2個のボタンを順次に押さなくてはならないからである。
光学的肯定応答:1個のボタンが異なる入力のために機能するので、押されたボタンまたは登録された呼出しの光学的肯定応答は、不明確になるであろう。
昇降路の限界:これらは、10数字キーパッドによる解決方法によってはもはや認識可能ではない。利用者は、建物の最上階が、6階、7階、10階、あるいは12階であるかを認識できない。
存在しない階:ケージ操作パネル上の10個の数字(0から9)全ての表示は、顧客が、建物のどの階にも対応しない最も大きい数字(9、8・・・)の存在によって混乱するので、ほんの僅かの階しか持たない建物のエレベータを所有する顧客を悩ませる。 したがってエレベータ設備自身において完全にカスタマイズでき、かつ工場における特別のカスタマイズ作業を必要としない、標準のケージ操作パネルを開発することが必要である。前記ケージ操作パネルは、好ましくは、特別の構成要素を追加することなく使用でき、また好ましくはエレベータパラメータを変更するための保守インタフェースを示す。
これらの目標を達成しようとする試みは、例えばドイツ特許第19539288号によって例示されており、この特許には、自由に構成可能でカスタマイズ可能なエレベータ用ケージ操作パネルが開示されており、このケージ操作パネルは、自由にプログラム可能なタッチ感応ボタンとエレベータ修理用保守モードとを示す。
しかしながらこのようなケージ操作パネルは、高価でありユーザフレンドリーでなく、構成するのに複雑であり、審美的に魅力的でないという欠点を示す。更にこの装置は、困難な製造と組立てとを示し、十分に確立された構成要素を使用して製造できない。したがってロジスティックに関する利点が失われる。更にこの装置は、視覚障害者が、キーボード上の階番号を手触りによって認識できないので、身体障害者に関する基準に従っていない。基準EN81−70によれば、エレベータ押しボタンに関するこれらの要件、すなわち2.5Nから5Nの操作力、操作と登録のフィードバック、および最小高さ0.8mmを有する浮出しの階番号が、達成されなくてはならない。
ドイツ特許第19539288号明細書
したがって、自由に構成可能で安価でユーザフレンドリーであって、身体障害者に関する基準に従い、十分に確立された標準の構成要素を使用して組み立てられ、利用者にとって審美的に魅力的である、エレベータ設備のためのケージ操作パネルを提供することは、本発明の目的である。
本発明にしたがってこの問題を解決するケージ操作パネルは、独立請求項1において請求されている。この請求項は、建物の階に対応する押しボタンを備えるケージ操作パネルを有するエレベータであって、前記押しボタンは、エレベータ呼出しを登録するスイッチ接点に作用し、また前記押しボタンは、位置固定または摩擦接触または接着接合によって、スイッチ接点上に取外し可能に取付け可能であるエレベータに関する。
前記押しボタンは、例えばエレベータ利用者の人間の指で押されると、エレベータ呼出しを位置づけることができるケージ操作パネルの部品である。
これらは、呼出し信号を生成してエレベータ制御部に送信するスイッチ接点またはセンサに作用することによって呼出しを位置づける。
これらのスイッチ接点は、これらスイッチ接点が対応し、またこれらスイッチ接点が呼出しを位置づける階が、自由に変更できかつプログラムできるときに、自由に構成可能であるといわれる。
スイッチ接点と階の組合せのセットは、前記建物によって示される階の数に基づいてその建物におけるエレベータの設置の際に、例えば修理要員によって設定できる指定された構成を形成する。
もしスイッチ接点が、建物の実際の物理的階に対応すれば、これらの接点は、作動するあるいは起動される接点として構成される。
もしスイッチ接点が、建物の如何なる実際の物理的階にも対応しなければ、これらの接点は、作動しないあるいは起動しない接点として構成される。
ブランク要素は、ケージ操作パネルの一部であって、階番号または他のエレベータ機能に関する如何なる指示も表示されない。これは好ましくは、移動可能でなく、その下にあるスイッチ接点の作動をさせない。
押しボタンは、光源が、これらの押しボタンを他の押しボタンから識別可能にする光を発生させるときに点灯され得る。これは、従来の10数字キーパッドによる解決方法では意味をなさない。
請求項1に述べられた発明は、高価な構成要素や複雑な作業の必要なしに、極めてユーザフレンドリーな仕方で取り付けられる、請求項に記載のケージ操作パネルが建物にしたがって自由に構成できるという利点を示している。構成は、作動するスイッチ接点に対応するケージ操作パネルの決められた押しボタンを、位置固定、摩擦接触、または接着接合によって取り付けるだけで実施されるので、この構成は、極めて迅速で明快な時間のかからない仕方で実施できる。追加的な機械部品は必要とされない。構成は常に、独特な工場生産のケージ操作パネルによって与えられる、全てのロジスティックの利点をこのような仕方で保持しながら、同じタイプのケージ操作パネルに対して実施できる。更なる利点は、ある押しボタンの故障の場合に、ケージ操作パネル全体を取り外す、またはケージ操作パネルを全部交換する必要なしに、その故障した押しボタンが容易に交換できるということにある。
請求項2によれば、前記押しボタンは、スナップ作用によってまたはねじによって、スイッチ接点上に取付け可能である。
これら二つの取付け方法は、押しボタンを取付けおよび取り外しする、最も実際的で迅速で安価な方法を提供すると思われる。
請求項3によれば、前記スイッチ接点は、指定された構成にしたがって建物の階に対応するように自由に構成できる。
この好適な実施形態は、決められた階に呼出しを位置づける押しボタンの各組合せと順序が、如何なるタイプの制約もなしに達成できるという利点を示す。
更に有利な実施形態は、他の従属請求項に主張されている。
請求項4によれば、階番号を表示した押しボタンは、エレベータ呼出しをその階に位置付けるように起動されるスイッチ接点に取り付けられ、作動しないスイッチ接点は、ブランク要素によって覆われる。
この好適な実施形態は、作動しないスイッチ接点は、呼出しをエレベータ制御部に位置づけることに使用禁止になっているばかりでなく、エレベータ利用者によって全く認識されず、それによって如何なるタイプの混乱も困惑も発生させないという利点を示す。
請求項5によれば、押しボタンは、スナップ作用によって取付け可能であるフレームを備える。
この好適な実施形態は、押しボタンをスイッチ接点上にスナップ止めするときに、スイッチ接点上に圧力を及ぼすことによって、誤ってエレベータ呼出しが位置づけられることはないという利点を示す。
請求項6によれば、ケージ操作パネルは、3列4行に配列された12個の構成可能なタッチ感応ボタンの対称マトリックスからなる10数字キーパッドを示す。
この実施形態は、現在既に存在する標準の構成要素を使用するという利点を示す。
請求項7によれば、−3階から8階までの階範囲に含まれるボタン配列が設けられており、作動しないスイッチ接点をブランク要素が覆う。
この実施形態は、市場において最も普及している建物と最も一般的な階構成とに適するという利点を示す。
請求項8によれば、押しボタンは、エレベータ呼出しを登録するように起動されたときに、エレベータ呼出しの肯定応答が目に見える仕方で点灯されるように構成される。
従来の10数字キーパッドの場合には、ボタンの登録と肯定応答は、ボタン部ユニットの上方の行き先インジケータまたは別の表示装置で目視可能である。
この実施形態は、呼出し肯定応答の直感的認識が、エレベータ利用者の人間の脳において極めて迅速で明瞭であるという利点を示す。
請求項9によれば、ボタンは、LEDによって生成されるバックライトによって照明される。
この実施形態は、発光装置が極めて小型で安価であるという利点を示す。
請求項10によれば、登録されたエレベータ呼出しに肯定応答する光は、予め決められた断続性で明滅する。
この実施形態は、呼出し位置づけの直感的認識が増加されるという利点を示す。
請求項11および12によれば、スイッチ接点は、保守または修理中に実施および/または作動される、エレベータ動作および/または機能に対応するように構成可能である。
この実施形態は、追加の保守用人間−エレベータインタフェースは必要とされず、場所とコストが節約できるという利点を示す。
請求項13によれば、押しボタンは、視覚障害者によって認識可能であるような仕方で、ボタンに割り当てられた階を示す浮出しのブライユ点字(Braille)記号を備えている。
この実施形態は、エレベータ設備が、身体障害者に関する基準に整合させられるという利点を示す。
請求項14によれば、スナップ作用によってまたはねじによって、エレベータケージ操作パネルのスイッチ接点に取付け可能である、エレベータケージ操作パネルのための押しボタンが設けられる。
この実施形態は、異なるタイプの押しボタンが、異なる供給業者によって供給されることが可能であって、また例えばエレベータボタンキットの形で販売されることが可能であるという利点を示し、このエレベータボタンキットは、容易に製造可能でありかつ市場で購入可能であり、エレベータの設置時に容易に取付け可能であって、エレベータのアップグレードまたは現代化を考慮して顧客およびエレベータ利用者自身に供給され得る。
本発明の更に完全な説明のため、かつ本発明の更なる目的および利点に関して、添付の図面に関連して行われる下記の説明への参照が行われる。
図1は、最新技術で知られたケージ操作パネル1を示す。ケージ操作パネルは、この例では、予め決められた空間的順序に配列された10個の数字(10数字キーパッド)によって特徴付けられるキーパッド2を示す。キーパッドは、エレベータ呼出しを建物の階に位置づけるために使用される押しボタン6を示す。押しボタンは、呼出しを位置づけるために水平方向に移動可能であって、例えば接着または溶接によって、スイッチ接点にしっかりと取り外せないように取り付けられる。これらの押しボタンは、エレベータ呼出しを位置づけるためにスイッチ接点に作用する。押しボタンをフレーム7が取り囲んでいる。このフレームは、例えば接着または溶接によって、ケージ操作パネルのベース8にしっかりと取り外せないように固定される。押しボタンに対応する階は、押しボタンに消えないように刻印またはレーザー印刷された黒いマークによって表示される。スイッチ接点は、人間の指のタッチによって生成される電気信号を生成するように、押しボタンに対応する領域の背後に配置される。このようにしてケージ操作パネルは、利用者によって位置づけられたエレベータ呼出しを検出して、そのエレベータ呼出しをエレベータ制御部に送信することができる。操作パネルはまた、エレベータケージが、ある特定の瞬間にどの階を走行中であるかを表示する位置インジケータ3を備えている。位置づけられていてまだ作用しなくてはならない全ての呼出しを示す、行き先インジケータ4も通常設けられる。位置づけられた呼出しに関しては、ボタン肯定応答はできない。好ましくは、警報、緊急、および同様な補助表示といったエレベータ装置の特殊な状態を示す補助記号5も設けられる。警報記号と緊急記号は、通常の使用時には目に見えない。したがってエレベータ利用者は、この可能性に関して恐怖感を持たされることはない。
このケージ操作パネルは、この形式の独特な操作パネルが、劇的なコスト的メリットを以って工業的に製造でき、かつ異なるタイプの建物のいたるところに導入できるので、ロジスティックの観点から明らかな利点を示す。
しかしながら、このケージ操作パネルは、10個の数字(0から9)が、押しボタン表面に消えないように刻印またはレーザー印刷されており、押しボタンが、容易に交換できないので、10個の数字がキーパッド上に常に表示されているという欠点を示す。押しボタンは、スイッチ接点にしっかりと取り外せないように接続されており、フレームは、ベースにしっかりと取り外せないように接続されている。10個の数字は、例えば3から9までの数字は不必要である単に二つの階を有する建物に、ケージ操作パネルが取り付けられるときにも表示され、これは関係する顧客と利用者側からの混乱と不満を招く。
更にもし一つのボタンに欠陥があれば、スイッチ接点が取り付けられている回路基板(PCB)全体を取り外して交換することが必要になる。
更にこのようなケージ操作パネルは、構成可能ではなく、また押しボタンとキーパッドが適応できないので、決められた押しボタンに対応する階は変更できない。
これは例えば、地下の階が存在する(−1、−2、・・・)建物と、キーパッドの左最下部領域に数字0を有することが望ましい、または必須である状況とに、このような操作パネルが適応することを妨げる。
図2は、上述の全ての問題を解決する本発明の好適な実施形態を示す。
この実施形態では、建物に有効に存在する階に対応し、したがって作動するキーパッド2の押しボタン6は、スナップ嵌め押しボタンフレーム7によってスイッチ接点9にスナップ止めされる。押しボタンは、エレベータ呼出しを位置づけるために使用される移動可能な中心部と、固定されていてスイッチ接点に押しボタンをスナップ止めするために使用される外側フレーム部7とを備える。したがって作動する押しボタンは、容易に設置可能であり、また交換可能である。キーパッド上のスイッチ接点が、建物に有効に存在する階に対応せず、したがって作動しないとき、このスイッチ接点は、ブランク要素10で覆うことによって見えなくされる(図3)。したがって作動しないスイッチ接点は、利用者の目には全く見えず、起動されることはあり得ない。同時にエレベータ制御部は、これらのスイッチ接点がエレベータ呼出しを位置づけできないようにする。
この好適な実施形態のスナップ止め動作は、押しボタンの他の如何なる適当な取外し可能な確動固定取付けシステムと交換可能である。
代替として、押しボタンとブランク要素は、ねじまたはその他如何なる適当な摩擦結合システムによっても取付け可能である。
押しボタンとスイッチ接点との間には、接着接合も考えることができ、それによって押しボタンは、温度の上昇によって、または接着接合部を弱くする超音波の作用によって、容易に迅速に取り外すことができる。
したがってこのケージ操作パネルは、自由に構成可能であり、極めてユーザフレンドリーで安価な仕方で建物構成にカスタマイズされ得る。
図3の例では、新しい押しボタンを、図1に示すキーパッドと類似のキーパッドのスイッチ接点にスナップ止めすることによって、ケージ操作パネルが設置されなくてはならない建物の階構成によって必要とされる、異なる一連の数字を得ることが可能であった。この建物は、−1階から3階までを示した。
存在する階に対応する押しボタンは、それら押しボタンに表示された数字が、エレベータ制御部によってスイッチ接点が呼出しを位置づけできるようにされた階に対応するように、スイッチ接点上に位置決めされなくてはならない。
図3において、3階より高い階と−1階より低い階とに対応するスイッチ接点は、ブランク要素10によって覆われるので目に見えない。これらのスイッチ接点は、存在しない階に対応し、目に見えなくされ、エレベータ制御部によって呼出しを位置づけできないようにされる。
押しボタンをスイッチ接点に位置決めすることによって、全ての可能な数字の連続が取得され得る。したがってケージ操作パネルは、完全に構成可能であり、各建物と必要とされる階構成とにカスタマイズ可能である。
ケージ操作パネルの構成要素は、常に同じであることに留意されたい。同じケージ操作パネル、押しボタン、キーパッド、ベース、およびスイッチ接点配列は、エレベータ工場によって製造されなくてはならない。ロジスティックと工業生産との観点から、本発明のケージ操作パネルの導入に起因して不都合が発生することはない。
また、構成作業は非常に簡単であって、如何なる特別の電子ハードウエアも実行すべきソフトウエアプログラムも必要としないことに留意されたい。構成は、十分に確立された工場生産の構成要素を使用することによって、極めて迅速で、ユーザフレンドリーな、安価な仕方で、誰にでも手作業で実施できる。
この考えによれば、いったんボタン記号と呼出しボタンの最大数が規定されると、ケージパネルは、工場でのカスタマイゼーションの必要なしに、現場で直接カスタマイズできる。修理要員は、建物の最低階オフセットを入力することによって、どのスイッチ接点が作動させられなくてはならないかを規定できる。エレベータ制御部は、建物に幾つの階があるかを知り、必要なスイッチ接点を自動的に作動させることができる。
本発明によれば、エレベータ押しボタンのキットは、エレベータの製造および設置とは無関係に製造でき、また販売できる。これらのキットは、複雑で高価な技術作業の必要なしに、希望に応じてエレベータ設備を個人的仕様化、アップグレード、または現代化できるように、保守要員、顧客、あるいはエレベータ利用者にさえ供給できる。
図3の好適な実施形態では、エレベータ呼出しを登録するために起動される押しボタンは、エレベータ呼出しの肯定応答が目に見える仕方で、ボタンの背後に配置されたLEDによって生成される青い光で点灯されるように構成される。
バックライトに加えて、エレベータ呼出しは、光の予め決められた断続性で明滅することによっても肯定応答される。可聴信号が与えられることもあり得る。
図3は、−1階から3階までの階を有する建物に設置される、本発明によるケージ操作パネルを示す。このケージ操作パネルによれば、−3階から8階までの階の内で、異なるボタン配列が可能である。最大12個の停止階が達成されることが可能である。しかしながらこのケージ操作パネルは、わが国の都市で最も一般的な下記の階数、すなわち、−1階から2階、−1階から3階、−1階から4階、0階から2階、0階から3階、0階から4階、−2階から2階、−2階から3階、−2階から4階、−3階から8階の階数に特に適している。
エレベータ設備が、身体障害者に関する基準を満足させなくてはならない、公共の建物の場合には、押しボタンは、視覚障害者によっても認識可能であるような仕方で、ボタンに割り当てられた階を示す、浮出しのブライユ点字記号を示さなくてはならない。2.5Nから5Nの操作力と、操作および登録のフィードバックと、最小高さ0.8mmを有する浮出し階番号も必須要件である。
図3のケージ操作パネルのスイッチボタンは、保守または修理の時に、実行され作動させられるエレベータの操作と機能とに対応するように構成可能である。
保守インタフェースは、古典的な10数字キーパッドインタフェースであって、エレベータの保守および構成機能のための入力として使用される。
図1に示すものと同様の押しボタンの10数字キーパッドキットは、好適には、これらの供給されるボタンがスナップ嵌め可能であり、かつ構成モード機能が、キーパッドのエレベータ−人間インタフェースに関して修理要員にとって明らかに明白であるように、保守要員に与えられなければならない。他の好適な解決方法では、10数字キーパッドボタンが取り外されると、プログラミング/構成モードのためにスイッチは直ぐに自由になる。構成後、ボタンは再び固定され、ケージ操作パネルは直ぐに使用可能となる。PCB上のスイッチは、10数字キーパッド番号を表示され、プログラミングのための追加のキーパッドユニットツールは必要とされない。
通常モードでは使用されない覆われたスイッチ要素は、構成モードでは使用可能となる。
1 ケージ操作パネル
2 キーパッド
3 位置インジケータ
4 行き先インジケータ
5 補助記号
6 押しボタン
7 フレーム
8 ベース
9 スイッチ接点
10 ブランク要素
2 キーパッド
3 位置インジケータ
4 行き先インジケータ
5 補助記号
6 押しボタン
7 フレーム
8 ベース
9 スイッチ接点
10 ブランク要素
Claims (14)
- 建物の階に対応する押しボタン(6)を備えるケージ操作パネル(1)を有するエレベータであって、前記押しボタン(6)が、エレベータ呼出しを登録するスイッチ接点(9)に作用し、前記押しボタン(6)が、位置固定または摩擦接触または接着接合によって、スイッチ接点(9)上に取外し可能に取付け可能であることを特徴とする、エレベータ。
- 前記押しボタンが、スナップ作用によってまたはねじによって、スイッチ接点上に取外し可能に取付け可能である、請求項1に記載のエレベータ。
- 前記スイッチ接点が、指定された構成にしたがって建物の階に対応するように自由に構成可能である、請求項1または2に記載のエレベータ。
- 階番号を表示した押しボタンが、エレベータ呼出しを前記階に位置付けるように起動されるスイッチ接点に取り付けられ、作動しないスイッチ接点が、ブランク要素(10)によって覆われる、請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 押しボタンが、スナップ作用によって取付け可能であるフレーム(7)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 前記ケージ操作パネルにおいて、押しボタンが、3列4行に配列された12個の押しボタンの対称マトリックスを形成する、請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータ。
- −3階から8階までの階範囲のためのボタン配列が設けられており、作動しないスイッチ接点をブランク要素が覆う、請求項1から6のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 前記ボタンが、エレベータ呼出しを登録するように起動されたときに、エレベータ呼出しの肯定応答が目に見える仕方で点灯されるように構成される、請求項1から7のいずれか一項に記載のエレベータ。
- ボタンが、少なくとも一つのLEDによって生成されるバックライトによって照明される、請求項8に記載のエレベータ。
- 登録されたエレベータ呼出しに肯定応答する光が、予め決められた断続性で明滅する、請求項8または9に記載のエレベータ。
- スイッチ接点が、保守または修理中に実施および/または作動される、エレベータ動作および/または機能に対応するように構成可能である、請求項1から10のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 保守および/または構成モードが、押しボタンを取り外すことによって利用可能でアクセス可能になる、請求項11に記載のエレベータ。
- 押しボタンが、押しボタンが視覚障害者によって認識可能であるような仕方で、ボタンに割り当てられた階を示す浮出しのブライユ点字記号を備えている、請求項1から12のいずれか一項に記載のエレベータ。
- 前記押しボタン(6)が、スナップ作用によってエレベータケージ操作パネルのスイッチ接点(9)に取付け可能であることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載のエレベータのケージ操作パネルのための押しボタン(6)。
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