JP2005297353A - タイヤ加硫成形用金型 - Google Patents

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正 原島
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Abstract

【課題】 替駒プレートの金型への着脱作業を簡素化し、生産性向上に寄与するようにしたタイヤ加硫成形用金型を提供する。
【解決手段】 タイヤ成形面2bに識別マーク付形用の替駒プレート3を嵌装するための凹溝4を形成すると共に、この凹溝4の対向する両溝壁4a、4bを、両溝壁4a、4b間の距離がタイヤ成形面2bよりも凹溝4の溝底側で広がるように形成し、この両溝壁4a、4bに替駒プレート3の両端部をそれぞれ係止させるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明はタイヤ加硫成形用金型に関し、さらに詳しくは、識別マーク付形用の替駒プレートの金型への着脱作業を簡素し、生産性向上に寄与するようにしたタイヤ加硫成形用金型に関する。
タイヤのサイドウォール面には、タイヤの製造時期や製造工場、等を表示する目的で文字・図形・模様等からなる識別マークが形成されている。これをセリアルナンバートとも称している。このような識別マークは経時的にその都度変えていかなければならないため、タイヤ加硫成形金型のタイヤ成形面に識別マークを直接刻印せずに、替駒プレートに必要な識別マークを施しておき、これを金型のタイヤ成形面に着脱自在に交換することが行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
しかし、従来の替駒プレートは金型への着脱をビス等の締め付け・離脱によって行っていたため、現場作業に時間がかかり、生産性を低下させる要因になっていた。このような替駒プレートの脱着作業を効率化するため、替駒プレートを金型のタイヤ成形面に接着剤により貼り付けるという提案があり、作業時間の短縮に効果を奏することが出来た。
ところが接着剤により貼り付ける場合には、替駒プレートと金型との接着力が不充分になることがあるため、タイヤの加硫成形時におけるゴムの流れによって、替駒プレートが曲がったり脱落してタイヤ製品故障の原因となることがあった。また、接着剤を予め塗布しておく事前作業や交換時の離脱作業が必要であることから、生産性向上のためには更に改善の余地があった。
特開昭60−64809号公報 実開平4−126838号公報
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解消し、替駒プレートの金型への着脱作業を簡素化し、生産性向上に寄与するようにしたタイヤ加硫成形用金型を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のタイヤ加硫成形用金型は、タイヤ成形面に凹溝を形成し、該凹溝に識別マーク付形用の替駒プレートを着脱自在に装着可能にしたタイヤ加硫成形用金型において、前記凹溝の互いに対向しあう両溝壁を、該両溝壁間の距離が前記タイヤ成形面よりも前記凹溝の溝底側で広がるように形成し、該両溝壁に前記替駒プレートの両端部をそれぞれ係止させるようにしたことを特徴とする。
本発明のタイヤ加硫成形用金型は、替駒プレートを嵌め込むための凹溝の互いに対抗しあう両溝壁の形状を、両溝壁間の距離がタイヤ成形面よりも凹溝の溝底側で広がるようにし、この両溝壁に替駒プレートの両端部をそれぞれ係止させるようにしたので、替駒プレートを凹溝に押し込むだけで金型への装着を可能にし、替駒プレートの両端部が両溝壁に係止することによって、加硫成形時のゴムの流れによる替駒プレートの移動や脱落を防止することができる。また、替駒プレートを金型からの離脱する際には、替駒プレートを湾曲させることによって両溝壁と替駒プレートとの係止を解いて離脱を可能にするため、替駒プレートの着脱作業性を著しく簡素化し、生産性の向上に寄与することができる。
以下、この発明の構成につき添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明のタイヤ加硫成形用金型(以下、単に金型という)の一例を示す一部断面図、図2は図1の金型をY方向から見た金型内面の一部平面図、図3は図2のX−X矢視断面を示す一部拡大図である。
図1において、金型Mは上型1及び下型2からなり、下型2のタイヤ成形面2bには文字・図形・模様等からなる識別マークを表示する替駒プレート3を収容するための凹溝4が形成されている。図2は下型2のタイヤ成形面2bに形成された凹溝4に替駒プレート3が嵌装された状態を示している。
凹溝4 の互いに対向しあう両溝壁4a、4bは、図3に示すように、両溝壁4a、4b間の距離がタイヤ成形面2bよりも凹溝4の溝底側で広くなるように形成されており、両溝壁4a、4bに替駒プレート3の両端部をそれぞれ係止するように構成されている。すなわち、替駒プレート3は、図中鎖線で示すように、若干湾曲された状態で凹溝4に押し込まれ、その後矢印方向に展張されて、その両端部が両溝壁4a、4bに係止された状態で凹溝4に嵌合される。
これにより、替駒プレート3を凹溝4に押し込むだけで下型2への装着を可能にし、両溝壁4a、4bへの係止により加硫成形時のゴムの流れによる替駒プレート3の移動や脱落を防止することができる。また、替駒プレート3を下型2からの離脱する際には、替駒プレート3を湾曲させることによって両溝壁4a、4bとの係止を解いて離脱を可能にするため、替駒プレート3の着脱作業性が著しく簡素化され、生産性の向上に寄与することができる。
本発明において、互いに対向しあう溝壁間の距離がタイヤ成形面2bよりも凹溝4の溝底側で広くなるように形成する溝壁は、図3に示すように、凹溝4の長手方向の両端部に位置する溝壁4a、4bとすることが好ましい。これにより、替駒プレート3の金型Mへの着脱作業性を容易にすることができる。
また、両溝壁4a、4bの形状は、両溝壁4a、4b間の距離がタイヤ成形面2bよりも凹溝4の溝底側で広くなる形態であればよく、その形態は特に限定されないが、図3に示すように、テーパ状の傾斜面にするとよい。これにより、替駒プレート3を金型Mから離脱する際の作業性を容易にすることができる。
さらに、本発明の替駒プレート3の厚さhは、凹溝4の深さdよりも薄くするように形成するとよい。これにより、加硫成形時の替駒プレート3の移動や脱落を確実に防止できると共に、替駒プレート3を金型Mに装着する際の作業性を容易にすることができる。
本発明のタイヤ成形用金型の一部を例示して示す断面図である。 図1のタイヤ成形用金型のY方向から見た金型内面の一部平面図である。 図2のX−X矢視断面を示す一部拡大図である。
符号の説明
1 上型
2 下型
2b タイヤ成形面
3 替駒プレート
4 凹溝
4a、4b 溝壁

Claims (4)

  1. タイヤ成形面に凹溝を形成し、該凹溝に識別マーク付形用の替駒プレートを着脱自在に装着可能にしたタイヤ加硫成形用金型において、
    前記凹溝の互いに対向しあう両溝壁を、該両溝壁間の距離が前記タイヤ成形面よりも前記凹溝の溝底側で広がるように形成し、該両溝壁に前記替駒プレートの両端部をそれぞれ係止させるようにしたタイヤ加硫成形用金型。
  2. 前記両溝壁が前記凹溝の長手方向の両端部に位置する溝壁である請求項1に記載のタイヤ加硫成形用金型。
  3. 前記両溝壁がテーパ状の傾斜面である請求項1又は2に記載のタイヤ加硫成形用金型。
  4. 前記替駒プレートの厚さが前記凹溝の深さよりも薄くなるように形成されている請求項1、2又は3に記載のタイヤ加硫成形用金型。
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