JP2005297051A - クラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末およびそれを用いたバルブシート - Google Patents

クラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末およびそれを用いたバルブシート Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、クラッド性、耐摩耗性および仕上げ性に優れたレーザー肉盛用銅合金粉末およびそれを用いたバルブシートを提供する。
【解決手段】 質量%で、Ni:7〜20%、Fe+Co:10%以下、Si:2〜5%、C:0.01〜0.1%、Al,Zn,Sn,Mn,Cr,Ti,Zrの少なくとも1種以上を合計0.1〜10%、残部Cuおよび不可避的不純物からなり、かつ、3Ni+5(Fe+Co)+7Si≦100を満たすクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。また、上記成分に加えて、Mo:5%以下、B:2%以下を含むこと。さらに加えて、P:2%以下、V:4%以下を含む肉盛用銅合金粉末、およびそれを用いたバルブシート。
【選択図】 なし

Description

本発明は、クラッド性、耐摩耗性および仕上げ性に優れたレーザー肉盛用銅合金粉末に関し、特に、自動車エンジン用アルミ製シリンダのヘッド部分におけるバルブとの摩耗に耐える、レーザー肉盛りによる基材にクラッドするバルブシート用レーザー肉盛用銅合金粉末およびそれを用いたバルブシートに関するものである。
近年、金属基体上にレーザ、プラズマアークや電子ビームなどの高エネルギー密度の加熱源を用いて、しかも自動的に粉末を肉盛溶接する技術が進歩している。特に、レーザパワーの高出力化に伴って、レーザ粉末肉盛技術の工業的な適用が活発となっている。
一方、自動車エンジン等のバルブシートには、Fe基粉末焼結材が主に使用され、これをシリンダヘッドに圧入しバルブによる摩耗を抑制している。このような焼結バルブシートと比較し、放熱性、薄肉性に優れたレーザー肉盛バルブシートとして、レーザ粉末肉盛溶接する際、ビード形状が良好で、融合不良等の欠陥が発生せず、また、粉末製造に支障を来すことのない範囲でCu基合金に有効な微量の添加元素および微量の酸素を含有させたものとして、例えば特許第2984344号公報(特許文献1)が開示されている。
すなわち、Ni:10〜40%、Si:0.1〜6%を必須成分とし、残部がCu及び不可避不純物からなる合金において、Al、Y、ミッシュメタル、Ti、Zr、Hfのうちの1種又は2種以上の合計が0.01〜0.1%、O:0.01〜0.1%を含有することを特徴とするレーザ肉盛用Cu基合金粉末にある。
また、特公平6−47187号公報(特許文献2)には、重量%で、Ni:10〜30%、B:0.5〜3%、Si:1〜5%、Fe:4〜30%、Sn:3〜15%および/またはZn:3〜30を含有することを特徴とした肉盛用分散強化銅基合金が開示されている。
特許第2984344号公報 特公平6−47187号公報
自動車エンジン等のバルブシートにはFe基粉末焼結材が主に使用されており、これをシリンダヘッドに圧入しバルブによる摩耗を抑制している。このような焼結バルブシートと比較し、放熱性、薄肉性に優れたレーザー肉盛バルブシートとして上記のような特許文献が示されている。しかしながら、上述した技術によると、Co,Mo,W,Fe,Crは耐摩耗性を向上させる成分として出来るだけ多く含有させることが望ましいとしている。しかし、これら元素を一定量以上含むことにより、肉盛層は2液相分離し100μm近い粗大粒子が析出する。この粗大粒子により表面仕上性が悪くなり、また、工具寿命が短くなるという問題がある。さらに、Ni,Co,Fe等の高融点合金元素が多量に入ることにより溶湯の粘性が高くなり肉盛性(クラッド性)が悪いという問題がある。
上述したような問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、Cの微量添加により肉盛性を改善し、FeおよびCoの合計添加量を制限して仕上性を改善し、さらに、Al等の添加により良好な肉盛性を維持しつつ耐摩耗性を改善し、Mo,B,V,P添加による硬度向上と添加量上限の規制により良好な肉盛性の維持および粉末作製時の溶け残り防止を図り、高硬度および良好な肉盛性を有するCu−Ni−Si系基地組成からなる肉盛用銅合金粉末およびそれを用いたバルブシートを提供することにある。
その発明の要旨とするところは、
(1)質量%で、Ni:7〜20%、Fe+Co:10%以下、Si:2〜5%、C:0.01〜0.1%、Al,Zn,Sn,Mn,Cr,Ti,Zrの少なくとも1種以上を合計0.1〜10%、残部Cuおよび不可避的不純物からなり、かつ、3Ni+5(Fe+Co)+7Si≦100を満たすことを特徴とするクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。
(2)質量%で、Mo:5%以下、B:2%以下を含むことを特徴とする前記(1)に記載のクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。
(3)質量%で、P:2%以下、V:4%以下を含むことを特徴とする前記(1)または(2)に記載のクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。
(4)前記(1)〜(3)に記載の肉盛用銅合金粉末を用いて作製したバルブシートにある。
以上述べたように、本発明によるCu基合金粉末は、クラッド性、耐摩耗性、仕上性に優れたレーザーなどを熱源とした肉盛バルブシート用原料粉末であって、特にレーザー粉末肉盛を行うに際して、良好なビードが得られ、しかも、安定で効率のよい肉盛部品、例えば自動車エンジンの高性能のバルブシートを製造することができる極めて優れた効果を奏するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の第1の特徴は、Cの微量添加により肉盛性を改善していることである。本発明のように、Cを微量添加した銅合金をレーザー肉盛すると、レーザー吸収率が向上していると推測されるが、基材との溶着性が良好になり肉盛ビード形状が改善されることを見出した。この効果の詳細については定かではないが、CはCuと熱力学的に混じりにくい性質があり、ガスアトマイズ等の急冷凝固による粉末作製時に、一部のC(グラファイト)がCu基液相から粉末表面に晶出し、これがレーザー肉盛時にレーザー吸収率を向上させているのではないかと推測される。銅基合金へのC添加については特許文献2のように、炭化物を析出させ耐摩耗性を改善するといった例は見られるものの、本発明のように肉盛性改善を目的として微量添加するという例はない。
本発明の第2の特徴は、仕上性(機械加工性)を改善していることである。Fe,Coは銅合金の硬さを向上させる効果があるが、Cuに対し包晶型の状態図を有し、他の元素との反応性の兼ね合いにより過剰添加すると第2液相を形成する。第2液相はCu溶湯に対し凝固点が高く、高温で粗大に晶出するため、凝固した際の合金の仕上性を劣化させる。特に15μm以上の粒子が存在すると仕上性が劣化する。従って、Fe,Co合計添加量を制限することにより粗大粒子を制御し仕上性を改善する。
本発明の第3の特徴は、Al,Zn,Sn,Mn,Cr,Ti,Zrの単独もしくは複合添加により、良好な肉盛性を維持しつつ耐摩耗性を改善していることである。
本発明の第4の特徴は、高硬度と良好な肉盛性をバランスよく実現するCu−Ni−Si系基地を有していることである。Cu−Ni−Si系合金としてはコルソン合金として知られている高強度銅合金であり、Ni,Si量を増加させることでNi系珪素物を析出させ硬度を向上させるが、過剰に添加することにより肉盛層にクラックが発生するなど肉盛性が劣化する。本発明では、これらCu,Ni,SiにFe,Coを加えた5元素のうち、Cuを除く4元素において、3Ni+5(Fe+Co)+7Si≦100という条件を設けることで、良好な硬度とクラッド性を実現している。
本発明の第5の特徴は、Mo,B,V,P添加により、さらに硬度、耐摩耗性を改善でき、かつ添加量の上限を規制することによる良好な肉盛性の維持と粉末作製時の溶け残り防止を図ることにある。
次に、本発明についての成分組成の限定理由について述べる。
Ni:7〜20%
Niは、Cuマトリックス中にNi系珪化物として析出し、合金の硬さを向上させるための必須元素である。しかし、7%未満では硬さ向上の効果が十分でない。また、20%を超えて添加すると肉盛性が劣化するため、その上限を20%とした。
Si:2〜5%
Siは、Niと同様に、Cuマトリックス中にNi系珪化物として析出し、合金の硬さを向上させて耐摩耗性を向上させるための必須元素である。しかし、2%未満では硬さ向上の効果が十分でない。また、5%を超えて添加すると合金を脆化させるため、その上限を5%とした。
C:0.01〜0.1%
Cは、肉盛ビード断面形状の縦と横の長さの比(縦/横比)を小さくし肉盛性を改善するために必須元素である。しかし、0.01%未満ではその効果が十分でなく、また、CはCuと熱力学的に混じりにくい性質を持っており、0.1%を超える添加は困難であるために、その上限を0.1%とした。
Fe+Co:10%以下
FeおよびCoは、硬さ向上に効果があるが、ともに溶湯を2液相分離させ粗大硬質粒子を析出させてしまうため、合計の上限を10%とした。好ましくは1〜6%とする。
Al、Zn、Sn、Mn、Cr、Ti、Zrの1種または2種以上を合計0.1〜10%
Al、Zn、Sn、Mn、Cr、Ti、Zrについては、合計で0.1〜10%添加することで、ビード形状の縦/横比を増大させたり、クラックを発生させたりすることなく、また、粗大硬質粒子を析出することなく、硬さ向上および耐酸化性の向上に効果がある。特にAlについては硬さ向上の効果が著しく有効である。しかし、これら元素の添加は0.1%未満ではその効果が十分でなく、また、10%を超えて添加するとビード形状の縦/横比を増大させたり、クラックを発生させたりする。従って、その範囲を0.1〜10%とした。
3Ni+5(Fe+Co)+7Si≦100
3Ni+5(Fe+Co)+7Siについては、100を超えるとビード形状の縦/横比を増大させることから、その上限を100とした。
Mo:5%以下、B:2%以下
Mo、Bは共に合金の硬さを向上させる効果がある。特に同時添加した場合、Moホウ化物が分散析出し、さらに効果的である。しかし、Moは5%を超えて添加すると合金粉末製造時に溶湯中で溶け残るため粉末製造が困難になる。従って、Mo添加量の上限を5%とした。Bについては、2%を超えるとビード形状の縦/横比を増大するため2%を上限とした。
P:2%以下、V:4%以下
Pは、主にNi珪化物中に固溶し合金の硬さを向上するほか、詳細は不明であるが、自己潤滑と思われる効果を有し、耐摩耗性を改善する。また、Vと同時添加すると、V,Pリッチな硬質粒子を析出し耐摩耗性を向上する。しかし、2%を超える添加は、逆に脆化を起こし、肉盛層にクラックを生じることから、その上限を2%とした。
Vは、硬さ向上に効果があり、前述のようにPとの同時添加によりV,Pリッチ硬質粒子を析出する。しかし、4%を超えて添加すると合金粉末作製時に溶湯中で溶け残るため粉末製造が困難になる。そのため、V添加量の上限を4%とした。
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
アルミナ坩堝にて表1に示す組成に秤量した1.2kgの母材を真空誘導溶解し、1600℃にて坩堝底のφ3mmノズルから出湯した。出湯直後に4MPaのArガスにて、予めAr置換しておいたタンク内にアトマイズ(フリーフォール方式)し供試粉末を作製した。この粉末を−150μm/+63μmに分級した後、幅4mm、深さ2mmの溝を付けたAl基材上に直線状(形状、ビード形状の評価)および円環状(クラックの有無、耐摩耗性、仕上性の評価)にレーザ肉盛した。この円環状の肉盛部をバルブシート形状に切削、研磨加工した。さらに、このバルブシートを用いて単体リグ摩耗試験を行なった。以下に、各評価の方法と判定基準を示す。また、評価結果を表2に示す。
Figure 2005297051
(1)レーザー肉盛条件
・Al基材:JIS AC2Bに溶体化処理を施したもの
・レーザ出力:1.5kw
・レーザ形:1.8×4mm矩形
・粉末供給量:50g/min
・処理速度:8mm/sec
・雰囲気:Arガス(70L/min)
(2)評価項目
(a)母材の溶け残りの有無
○:なし
×:あり
(b)アトマイズ時の閉塞(坩堝中で溶解した母材が全量出湯できたかどうかで評価)
○:ノズル閉塞なし
×:アトマイズ中にノズル閉塞し出湯不可
(c)粗大硬質相の有無(肉盛ビード断面を研磨して光学顕微鏡にて観察)
◎:直径10μm以上の粗大な硬質相なし
○:直径15μm以上の粗大な硬質相なし
×:直径15μm以上の粗大な硬質相あり
(d)粉末硬さ
−150/+63μmに分級した粉末を樹脂埋めしミクロビッカースにて測定(荷重:100g、n=10の平均値)
(e)形状(直線状肉盛ビード頂上部の凹凸)
直線状肉盛ビード頂上部を表面粗さ計で測定(JIS B 0601に準拠)
○:断面曲線の最大の高さRy≦0.5mm
×:Ry≧0.5mm
(f)ビード形状
直線状肉盛ビードの断面を研磨し光学顕微鏡にて観察し、ビード形状の縦横比で評価
〇:高さ/幅≦0.55
△:0.55<高さ/幅≦0.60
×:高さ/幅>0.60
(g)クラックの有無
円環状肉盛ビードの外観観察によりクラックの有無を評価
○:クラックなし
×:クラックあり
(h)耐摩耗性
350℃加熱、3000rpm、4.5h、大気中にて単体リグ試験を行い、バルブシート表面の摩耗深さにて評価
〇:摩耗高深さ≦20μm
×:摩耗高深さ>20μm
(i)仕上性
円環状肉盛ビードをバルブシート状に研磨した後の表面粗さで評価
〇:表面粗さRa≦0.2μm
×:表面粗さRa>0.2μm
Figure 2005297051
表2に示すように、No.1〜12は本発明例であり、No.13〜26は比較例である。No.1〜12の本発明例のレーザ粉末肉盛用Cu基合金粉末は、通常のガスアトマイズ法で問題なく合金粉末を製造出来る組成であり、この粉末を用いてレーザ粉末肉盛を行なうと、ビード形状が良好で、レーザ粉末肉盛性が良好である。また、形状も良く、クラックの発生もなく、アトマイズ時の閉塞もなく、かつ直径15μm以上の粗大硬質相もなく、粉末硬さHV200以上の極めて優れた肉盛用銅合金粉末を得ることが出来ることが判る。
一方、比較例No.13〜15はC含有量が低いために、ビード形状がやや劣る。No.16は、Ni含有量が低いために、耐摩耗性が劣る。No.17は、Ni含有量が高く、かつ3Ni+5(Fe+Co)+7Siの値が高いために、ビード形状が劣る。No.18は、3Ni+5(Fe+Co)+7Siの値が高いために、粗大硬質相が存在し、ビード形状が劣り、かつ仕上性が悪い。No.19は、Si含有量が高いために、ビード形状が悪く、かつクラックが発生する。No.20は、逆にSi含有量が低いために粉末硬度が得られない。No.21は、Al、Zn、Sn、Mn、Cr、Ti、Zrの1種または2種の何れかが含有されていないために、粉末硬さが低く、耐摩耗性に劣る。
比較例No.22は、Al含有量が高いために、ビード形状が悪く、かつクラックが発生する。No.23は、Mo含有量が高いため、母材溶け残りが存在し、アトマイズ時の閉塞が生じ、かつ粗大硬質相が発生するなど粉末製造性が悪いし、レーザ肉盛性能も劣る。比較例No.24は、B含有量が高いために粗大硬質相が発生し、ビード形状が悪く、耐摩耗性および仕上性も悪い。比較例No.25は、V含有量が高いために粉末製造性およびレーザ肉盛性のいずれも劣る。比較例No.26は、P含有量が高いために、レーザ肉盛性に劣ることが分かる。


特許出願人 山陽特殊製鋼株式会社 他1名
代理人 弁理士 椎 名 彊

Claims (4)

  1. 質量%で、
    Ni:7〜20%、
    Fe+Co:10%以下、
    Si:2〜5%、
    C:0.01〜0.1%、
    Al,Zn,Sn,Mn,Cr,Ti,Zrの少なくとも1種以上を合計0.1〜10%、残部Cuおよび不可避的不純物からなり、かつ、3Ni+5(Fe+Co)+7Si≦100を満たすことを特徴とするクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。
  2. 質量%で、Mo:5%以下、B:2%以下を含むことを特徴とする請求項1に記載のクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。
  3. 質量%で、P:2%以下、V:4%以下を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のクラッド性および耐摩耗性に優れた肉盛用銅合金粉末。
  4. 請求項1〜3に記載の肉盛用銅合金粉末を用いて作製したバルブシート。
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