JP2005296994A - 部分曲げ金型交換装置付板材曲げ加工機 - Google Patents

部分曲げ金型交換装置付板材曲げ加工機 Download PDF

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Abstract

【課題】板材の曲げ加工機において部分曲げ金型の自動交換ができ、多仕様の曲げ加工のみならず、切断等の特殊加工も可能な曲げ加工機の提供を目的とする。
【解決手段】押さえ金型(上型)と下金型との間に板材を挟持して、ベンドビームに取り付けた曲げ金型で折り曲げ加工する曲げ加工機のベンドビームに通し曲げ金型と、部分曲げ金型交換装置とを備え、
部分曲げ金型交換装置がベンドビームに設けた金型ホルダガイドレール部と、このガイドレール上を金型ホルダがスライド移動する金型ホルダスライド駆動手段とを備え、
金型ホルダに部分曲げ金型が取り付けられ、金型ホルダガイドレールの延長線上に金型ホルダ収納部を有する金型ストッカを備え、
金型ホルダスライド駆動手段に備えたフック部がガイドレールに沿って備えた金型ストッカの金型ホルダ収納部に対して金型ホルダを押し出し、又は受け入れする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上下金型でワーク(板材)を挟持しつつブレードで曲げ加工する曲げ加工機に関し、特に板材の部分曲げ用金型交換装置を備え、この部分曲げ金型に切断刃等の特殊加工具も取り付けることができる曲げ加工機に係る。
板材の曲げ加工機において、板材を局所的に部分曲げする装置としては、例えば、特開平11−216519号公報に示す、曲げ加工機本体のベンドビーム部分に部分曲げ金型を取り付けたものがある。
ベンドビームには通常の正、逆通し曲げ金型を取り付けているので、ベンドビームのノド部内に補助金型を取り付け、この補助金型で部分曲げを行い、ワークに対して通し曲げ加工(正、逆曲げ)を行う場合には、補助金型をベンドビーム左右端の退避位置に移動させるものである。
しかし、多種類の曲げ加工をする場合には部分曲げ金型も加工仕様に合わせて段取り替えが必要となるが、これについては手作業で行うこととなり非効率である。
また、ベンドビーム周辺のスペースの制約や、取り扱い可能な重量にも制限があり、取り付ける補助金型の長さが制限されるという問題があった。
更に通し曲げ加工をする場合にも部分曲げ金型をベンドビームに保持していることは、ベンドビーム付近に部分曲げ金型の収納スペースを必要とする上に部分曲げ金型の重量が常に負荷として加わるため動作制御性が低下する問題があった。
特開平11−216519号公報
本発明は上記技術的課題に鑑みて、板材の曲げ加工機において部分曲げ金型の自動交換ができ、多仕様の曲げ加工のみならず、切断等の特殊加工も可能な曲げ加工機の提供を目的とする。
請求項1記載の発明の技術的要旨は、押さえ金型(上型)と下金型との間に板材を挟持して、ベンドビームに取り付けた曲げ金型で折り曲げ加工する曲げ加工機のベンドビームに通し曲げ金型と、部分曲げ金型交換装置とを備え、
部分曲げ金型交換装置がベンドビームに設けた金型ホルダガイドレール部と、このガイドレール上を金型ホルダがスライド移動する金型ホルダスライド駆動手段とを備え、
金型ホルダに部分曲げ金型が取り付けられ、金型ホルダガイドレールの延長線上に金型ホルダ収納部を有する金型ストッカを備え、
金型ホルダスライド駆動手段に備えたフック部がガイドレールに沿って備えた金型ストッカの金型ホルダ収納部に対して金型ホルダを押し出し、又は受け入れする点である。
通し曲げ金型は、ワークの一辺を一度に曲げ加工するのに充分な長さを備えて、曲げ加工機のベンドビームに固定状態で備える。
一方、部分曲げ金型は金型ホルダを備え、金型ホルダにより金型ホルダガイドレール部にスライド移動可能に嵌め込み装着する。
部分曲げ金型交換装置とは、部分曲げ金型をスライド移動させるための、金型ホルダガイドレール部と金型ホルダスライド駆動手段とを意味する。
この金型ホルダスライド駆動手段とは、例えば金型ホルダに係合するためのフック部等の係合手段を設け、このフックをチェーン駆動等にてスライドする手段を意味する。
このスライド駆動においては、LMガイドを併用して微調整すると良い。
部分曲げ金型はスライド移動することにより、ワークの所定の位置を部分曲げ加工することができる。
金型ホルダには部分曲げ金型以外にも切断刃等の特殊加工具を取り付けることもできる。
その場合に、切断刃等の特殊加工具を取り付けた金型ホルダをベンドビームに装着することになるが、押さえ金型の方も切断受け刃付金型と交換すると、ワークの切断加工品質が確保しやすくなる。
この部分曲げ金型等の長さは特に制約するものではなく、通し曲げ金型と同じサイズであってもよい。
通し曲げ金型は、例えば断面形状を略コ字状としたベンドビームの一方もしくは両方の端部に設ける。
そして、断面形状を略コ字状とした場合にコの字の内側部分にガイドレール部を設け金型ホルダを取り付ける。
すると、通し曲げ金型を選択することで容易に通し曲げ金型による正逆の曲げ加工を切り換え可能でありながら、金型ホルダを選択使用することで各種部分曲げのみならず、切断等の加工も可能になる。
金型ホルダガイドレールの延長線状に金型ホルダ収納部を有する金型ストッカを備えたのは、金型ホルダを金型ホルダガイドレールに沿ってスライド移動することによる金型ストッカへの押し出し又は受け入れを行う趣旨である。
請求項2記載の発明の技術的要旨は、金型ストッカに金型ホルダ収納部を複数備え、金型ホルダの収納位置を選択制御した点である。
金型ストッカに金型ホルダ収納部を複数備えて、収納した多種類の部分曲げ金型を選択制御してガイドレールの延長線上に選択移動する。
これにより、他種類の金型ホルダをベンドビームへ送り出し又は、ベンドビームより受け入れ出来る。
このように他種類の金型ホルダを簡単に交換可能とすることで、例えば縦リンクアームに伸縮駆動機構を設けて曲げ加工範囲を拡大して様々な曲げ加工を行う場合でも、適切な部分曲げ金型等を選択使用出来る。
請求項3記載の発明の技術的要旨は、金型ホルダスライド駆動手段に備えたフック部と、金型ホルダに備えた係合部との係着脱をベンドビームの前後移動動作により行う点である。
フック部と金型ホルダの係合部とはベンドビームの前後移動方向を嵌め合わせ方向とすると、ベンドアームの前後移動動作にてフックと係合部の係着脱が出来る。
具体的に金型ホルダの金型ストッカへの出し入れ動作を説明する。
金型ホルダの金型ストッカへの収納は、金型ホルダを金型ホルダ着脱位置へ押し出し移動する。
このとき金型ホルダ着脱位置には金型ホルダ収納部が空き状態で配置する。
金型ホルダ着脱位置は、金型ホルダストッカ内の金型ホルダガイドレールの延長線上で、金型ホルダの係合部と金型ホルダスライド駆動手段のフック部との連結位置が、ベンドビームと金型ホルダストッカとの間となる位置とする。
金型ホルダ着脱位置に金型ホルダがある状態でベンドビームを前後駆動すると、金型ホルダは金型ホルダ収納部により位置規制されて動かないことから、係合部に対してフック部の位置をずらして係合を解除できる。
係合を解除した金型ホルダは金型ストッカ内で移動する。
金型ホルダの送り出しは、金型ホルダ着脱位置へ選択した金型ホルダを移動する。
また、金型ホルダスライド駆動手段のフック部を金型ホルダの係合部との連結位置へ配置する。
そして、ベンドビームを前後方向に駆動してフック部と係合部とを係合連結する。
フック部と係合部を連結させて、金型ホルダスライド駆動手段にて金型ホルダを金型ホルダガイドレール部に沿ってスライド駆動し、ベンドビームを所定の位置へ移動する。
これにより、選択装着した金型ホルダの部分曲げ金型又は切断刃等の特殊加工具で、板材の加工を行う。
本発明に係る曲げ加工機においては、金型ホルダガイドレールの延長線上に金型ホルダ収納部を有する金型ストッカを備え、金型ホルダスライド駆動手段に備えたフック部がガイドレールに沿って備えた金型ストッカの金型ホルダ収納部に対して金型ホルダを押し出し、又は受け入れするので 金型の交換は、金型を設けた金型ホルダを金型ホルダ駆動部にてスライド移動して交換するため長い金型においても容易に行うことができる。
また、部分曲げ金型又は切断刃等を使用しない場合はベンドビーム部分に金型ホルダを保持しない為、ベンドビーム重量、スペースが従来の場合よりコンパクトになり、曲げ動作等の制御性が良くなる。
金型ホルダは金型ホルダストッカに収納して、簡単に交換できることから金型ホルダストッカに収納している金型ホルダの部分曲げ金型の種類を増す事によってより多種類の曲げ仕様の加工を連続自動運転で行うことが出来、生産効率が高い。
又、切断刃等を取り付けた金型ホルダを交換装着することで、ワークの切断加工等にも対応出来る。
図1に本発明に係る板材曲げ加工機を側面から見た要部説明図を示す。
曲げ加工機10は、押さえ金型(上型)2と下金型3との間にワーク(板材)1を挟持して、このワーク1をベンドビーム20に取り付けた通し曲げ金型22a、22b、あるいは部分曲げ金型33にて折り曲げ加工する。
ベンドビーム20には略コ字形状の上側端部に正曲げ通し曲げ金型22aと、下側端部に逆曲げ通し曲げ金型22bとが固定連結されている。
略コ字形状の内側に金型ホルダ30を取り付け、この金型ホルダ30に部分曲げ金型33が配置されている。
ベンドビーム20は略水平方向に配設された横ベンドアーム40の一端に連結され、横ベンドアーム40の他端は偏芯駆動軸(A)41に連結している。
横ベンドアーム40と略垂直方向に配設された縦リンクアーム50は、その一端がヒンジピンを用いたピン連結部51にて横ベンドアーム40の側部に連結され、下端部は偏芯駆動軸(D)54に連結している。
曲げ加工機10は、偏芯駆動軸(A)41と偏芯駆動軸(D)54とを回転駆動することで横ベンドアーム40と縦リンクアーム50とを協働させ、ベンドビーム20に取り付けた通し曲げ金型22a、22b又は部分曲げ金型33のブレードをワーク1に押し当て曲げ加工を行う。
金型ホルダ30に取り付けられた部分曲げ金型33は、ベンドビーム20に設けられているガイドレール21を介してコ字状の内側に取り付けられている。
曲げ加工機を正面から見た要部説明図を図2(イ)に、上方から見た図を図2(ロ)に示す。
この部分曲げ金型33は、曲げ加工機10に固定状態で備えられている通し曲げ金型22a、22bよりも刃先の長手方向長さが短く、ワークの一部のみを曲げ加工出来る。
金型ホルダ30はガイドレール21に沿ってスライド移動可能となっている。
そしてベンドビーム20横に配置されている金型ホルダストッカ12aに収納されている金型ホルダと交換可能となっている。
このように、通し曲げ金型に加えて部分曲げ金型を選択使用することで更に多くの曲げ加工の種類に対応可能となっている。
図2には横ベンドアーム40を2本設けた構造を示しているが、横ベンドアーム数は3本でもよく本数には限定されない。
金型ホルダのベンドビームへの取り付け構造について説明する。
ベンドビームを正面からみた模式図を図3(イ)に、上方から見た模式図を図3(ロ)に示す。
図3(ロ)はベントビームと金型ホルダの上部を省略して描いてある。
ベンドビーム20にはモータ34bと、このモータ34bによりスプロケット34dを介して駆動されるチェーン34cと、チェーン34cに取り付けられているフック34aとからなる金型ホルダ駆動部34が設けられている。
金型ホルダ30の一端には係止部としてメス型状のフック引っ掛け部32が設けられている。
このフック引っ掛け部32に対向する側には、金型ホルダ駆動部34の係止部としてオス型状のフック34aが設けられている。
金型ホルダ駆動部34はモータ34bが駆動することでスプロケット34dを介してフック34aを設けたチェーン34cが駆動する。
そしてフック34aと金型ホルダ30のフック引っ掛け部32とが係合することで金型ホルダ30はチェーン34cと連結する。
これによりモータ34bが駆動することで金型ホルダ30はガイドレール21に沿ってスライド移動する。
この金型ホルダ30をモータ34b側のベンドビームの端までスライドさせる場合には、フック引っ掛け部32とフック34aの長さ分スプロケット34dの位置をベンドビームの端から離して設けると良い。
ここで、この金型ホルダ駆動部はLMガイド23を合わせて使用することで金型ホルダ位置を容易に微調整可能となっている。
図5に部分曲げ金型を使用した曲げ加工の例を示す。
図5(イ)は曲げ加工する前のワーク1aと部分曲げ金型33を上方から見た模式図を示し、図5(ロ)は曲げ加工したワーク1aと部分曲げ金型33を側面から見た模式図を示している。
図5(ロ)ではワーク1aは説明の為縦端面を描いてある。
ワーク1aは両サイドに正曲げにより既にリブ1cを形成している。
図5(イ)においてワーク1aには部分曲げ金型33が加工する加工部1eを、リブ1cに影響されずに折り曲げるための切り欠き1dを形成している。
部分曲げ加工は、図5(イ)に示すようにワーク1aの加工部1eに位置決めした部分曲げ金型33を、図1に示す横ベンドアーム40と縦リンクアーム50とを協働させて加工部1eに押し当て、図5(ロ)に示すように押さえ金型2aと下金型3との間で挟持しつつ曲げ加工する。
次に、部分曲げ金型の交換構造について説明する。
金型ホルダ30の交換は、図3(ハ)に金型ホルダを移動した状態の模式図を示すように、まず使用した部分曲げ金型33の金型ホルダ30を金型ホルダストッカ11の金型ホルダ着脱位置15へ移動する。
金型ホルダ着脱位置15はガイドレール21の延長線上のベンドビーム20横で、金型ホルダストッカ11の金型ホルダ収納部14が配置されている。
図3(ハ)は、この金型ホルダ着脱位置15にガイドレール21に沿って金型ホルダ30をベンドビーム20側から押し出した状態となっている。
金型ホルダ30のフック引っ掛け部32と金型ホルダ駆動部のフック34aとの連結部35の位置はベンドビーム20と金型ホルダ収納部14との間になる。
この連結部35は、メス状のフック引っ掛け部32とオス状のフック34aとが嵌め合わさった形状であることからフック引っ掛け部32とフック34aの位置を前後方向にずらすと係合が外れ連結が解除される。
図4(イ)に金型ホルダと金型ホルダ駆動部との係合状態と図4(ロ)に係合解除状態を示す説明図を示す。
図4(イ)のフック引っ掛け部32とフック34aが係合した状態から、偏芯駆動軸(A)を駆動することでベントビームを前後方向に動作させてフック引っ掛け部32とフック34aの位置をずらして、図4(ロ)に示すように係合を解除することが出来る。
図4においては、金型ホルダストッカ11と金型ホルダ収納部14は簡略化して描いてある。
つまり、金型ホルダ駆動部の駆動により金型ホルダ30を金型ホルダストッカ11の金型ホルダ収納部14へと押し込んだ上で連結を解除して金型ホルダ30は金型ホルダ収納部14へ収納される。
そして、金型ホルダストッカ11は次に使用する金型ホルダ31を収納した金型ホルダ収納部14aを金型ホルダ着脱位置15へと移動して、使用済みの金型ホルダ30を収納した金型ホルダ収納部14と入れ替える。
この金型ホルダを入れ替えた状態で横ベンドアーム40を駆動して、図4(ロ)の状態から図4(イ)の状態とするようにフック引っ掛け部32にフック34aをずらし入れて嵌め合わせて、フック34aとフック引っ掛け部32を係合連結する。
金型ホルダ31はフック34aがガイドレール21に沿ってスライド駆動することで、ガイドレール21に沿ってベンドビーム20へ引き入れられて装着される。
この金型ホルダと金型ホルダ駆動部との連結と解除のための駆動構造は、横ベンドアーム40を曲げ加工のために駆動する偏芯駆動軸(A)を駆動することで構成されていることから、駆動構造を別途設ける必要がない。
このように、ワークの種類に応じて部分曲げ金型を金型ストッカより自動的に選択して使用し、ワークを様々に部分曲げ加工できる。
図6は金型ホルダに切断刃を取り付けた場合の加工状態を示す。
ベンドビーム20は、この切断刃33a付きの金型ホルダ30aを装着している。
切断刃33a付きの金型ホルダ30aの交換は、部分曲げ金型を取り付けた金型ホルダの交換と同様に行う。
一方、ワーク1bは切断受け刃2cを備えた切断受け刃付上型2bと下金型3により挟持して固定する。
切断受け刃付上金型2bは曲げ加工用の上金型と交換する。あるいは上金型に切断受け刃を取り付ける。
ワーク1bに対して、ベンドビーム20を動かして、切断刃33aと相対している切断受け刃2cの互いの刃先をワーク1bにくい込ませてせん断する。
交換用の金型ホルダを収納している金型ホルダストッカの構造について説明する。
図2では金型ホルダストッカの金型ホルダ収納部は、略ドラム状形状のフレームの旋回可能な回転体に同心円状に配置されている。
図2(イ)の正面図と図2(ロ)の上面図に示すように金型ホルダストッカ12aは略ドラム状形状のフレーム13a内にドラムの中心軸に対して同心円状になるように金型ホルダ収納部14を配置している。
この金型ホルダ収納部14を曲げ加工するワークに応じて回転させることで必要な金型ホルダ収納部14を金型ホルダ着脱位置15に移動する。
図7は金型ホルダストッカの金型ホルダ収納部を直線状に配置した場合を示す。
金型ホルダストッカ12bのエレベータ状のスライドフレーム13bは金型ホルダ収納部14を高さ方向に直線上に並べた形状で構成されている。
このスライドフレーム13bを上下方向に移動し、金型ホルダ収納部14位置を入れ替える。
このように多種類の部分曲げ金型を選択して使用可能な構造とすることで、曲げ加工機には使用する金型すべての加工範囲に対応する必要が生じる。
この多種類の部分曲げ金型と切断刃に対応するために縦ベンドアームの長さを調整する構造について説明する。
図1において、縦リンクアーム50は横ベンドアーム40側のピン連結部側アーム部52と偏芯駆動軸(D)54側のD軸側アーム部53とに分割されている。
ここで縦リンクアームは内部構造を表している。
そして分割された縦リンクアーム50は、ボールネジ等の雄ネジ部61と、メス側で略円筒状の雌ネジ部62と、凹部63cを設けた雌ネジ部収納部63と、雌ネジ部を回転駆動する雌ネジ部駆動部62cと、雌ネジ部ロック部64とからなるネジ構造部60で連結されている。
雄ネジ部61はピン連結部側アーム部52の下端に設けられ、雌ネジ部62に螺合している。
ネジ構造部付近の拡大図を図8(イ)に、A−A線断面図を図8(ロ)に示すように、雌ネジ部62は外周62aの周方向に凹部からなるピン受け62bを略放射状に複数配置している。
この雌ネジ部62はD軸側アーム部53の上端の雌ネジ部62の形状に適合した凹部63cにベアリング62cを間に介して嵌め込まれている。
そして、雌ネジ部駆動部を構成するタイミングベルトプーリー62dが回転駆動すると連結している雌ネジ部62が駆動される。
雌ネジ部駆動部はタイミングベルトプーリー62dと、図2(ロ)に示す雌ネジ部駆動モータ62eとタイミングベルト62fで構成される。
雌ネジ部は、雌ネジ部駆動モータ62eが駆動しタイミングベルト62fが回転することでタイミングベルトプーリー62dを回転駆動することでネジの回転方向に駆動される。
雌ネジ部駆動モータは、各リンクへ単独に設けて同期駆動しても良く、この場合には各リンクの駆動モーターにて、左右の曲げ角度傾斜補正も可能になる。
また、D軸側アーム部にはエアーシリンダーからなる雌ネジ部ロック部64が設けられている。
この雌ネジ部ロック部64を構成するエアーシリンダーは、先端を雌ネジ部62及び雌ネジ部収納部63へ向けて取り付けられ、突出制御されるロックピン64aは雌ネジ部収納部外壁63aに設けられて雌ネジ部62まで貫通しているロックピン挿入孔63bを通り、雌ネジ部62のピン受け62bに嵌る。
雌ネジ部駆動部が雌ネジ部62を回転駆動することで、雄ネジ部61が上下して縦リンクアーム長さを調節する。
そして、縦リンクアーム長さ調整後、雌ネジ部外周62aに設けたピン受け62bに、ロックピン64aを挿入することで回転を固定する。
一方、縦リンクアームの長さ調整時にはロックピン64aをロックピン挿入孔63bから抜いて雌ネジ部62を回転する。
縦リンクアーム50の長さ調整は雌ネジ部62の回転量をピン受け62bの配置されている角度毎にできるので、ネジ溝のピッチ×ピン受け角度/360°相当の微調整を行うことができる。
これにより、曲げ時の反力をサーボモータで保持する必要が無く、小容量のサーボモータにより上下の曲げ加工範囲を飛躍的に拡大しつつ微調整が可能な構造となっている。
本発明に係る曲げ加工機の実施例の側面から見た要部説明図を示す。 (イ)曲げ加工機を正面から見た模式図を示す。(ロ)曲げ加工機を上方から見た模式図を示す。 (イ)ベンドビームを正面から見た要部の模式図で金型ホルダをベンドビームに装着した状態を示す。(ロ)ベンドビームを上方から見た要部の模式図で金型ホルダをベンドビームに装着した状態を示す。(ハ)金型ホルダを金型ホルダ着脱位置へベンドビームから押し出した状態を示す。 ベンドアーム端部付近を上方から見た金型ホルダの着脱構造を表す説明図で、(イ)は金型ホルダが金型ホルダ駆動部と連結した状態を示し、(ロ)は金型ホルダと金型ホルダ駆動部の連結が解除された状態を示す。 部分曲げ金型を使用した曲げ加工状態で、(イ)は曲げ加工前の部分曲げ金型付近を上方から見た模式図を示し、(ロ)は曲げ加工後の部分曲げ金型付近を側面から見た模式図を示す。 金型ホルダに切断刃を取り付けた場合の加工状態を示す。 別の金型ホルダストッカを使用した実施例の模式図で、(イ)は正面図を示し、(ロ)は上面図を示す。 (イ)ネジ構造部付近の拡大図を示す。(ロ)A−A線断面図を示す。
符号の説明
1、1a、1b ワーク(板材)
1c リブ
1d 切り欠き
1e 加工部
2 押さえ金型(上型)
2a 部分曲げ用上型
2b 切断受け刃付上型
2c 切断受け刃
3 下金型
10 曲げ加工機
11、12a、12b 金型ホルダストッカ
13a 略ドラム状フレーム
13b スライドフレーム
14、14a 金型ホルダ収納部
15 金型ホルダ着脱位置
20 ベンドビーム
21 ガイドレール
22a、22b 通し曲げ金型
23 LMガイド
30、30a、31 金型ホルダ
32 フック引っ掛け部(金型ホルダ係止部)
33 部分曲げ金型
33a 切断刃
34 金型ホルダ駆動部
34a フック(金型ホルダ駆動部係止部)
34b 金型ホルダ駆動部モータ
34c 金型ホルダ駆動部チェーン
34d 金型ホルダ駆動部スプロケット
35 連結部
40 横ベンドアーム
41 偏芯駆動軸(A)
50 縦リンクアーム
51 ピン連結部
52 ピン連結部側アーム部
53 D軸側アーム部
54 偏芯駆動軸(D)
60 ネジ構造部
61 雄ネジ部
62 雌ネジ部
62a 雌ネジ部外周
62b ピン受け
62c 雌ネジ部ベアリング
62d タイミングベルトプーリー
62e 雌ネジ部駆動モータ
62f タイミングベルト
63 雌ネジ部収納部
63a 雌ネジ部収納部外壁
63b 雌ネジ部収納部ロックピン挿入孔
63c 雌ネジ部収納部凹部
64 雌ネジ部ロック部
64a ロックピン

Claims (4)

  1. 押さえ金型(上型)と下金型との間に板材を挟持して、ベンドビームに取り付けた曲げ金型で折り曲げ加工する曲げ加工機のベンドビームに通し曲げ金型と、部分曲げ金型交換装置とを備え、
    部分曲げ金型交換装置がベンドビームに設けた金型ホルダガイドレール部と、このガイドレール上を金型ホルダがスライド移動する金型ホルダスライド駆動手段とを備え、
    金型ホルダに部分曲げ金型が取り付けられ、金型ホルダガイドレールの延長線上に金型ホルダ収納部を有する金型ストッカを備え、
    金型ホルダスライド駆動手段に備えたフック部がガイドレールに沿って備えた金型ストッカの金型ホルダ収納部に対して金型ホルダを押し出し、又は受け入れすることを特徴とする部分曲げ金型交換装置付曲げ加工機。
  2. 金型ストッカに金型ホルダ収納部を複数備え、金型ホルダの収納位置を選択制御したことを特徴とする請求項1記載の部分曲げ金型交換装置付曲げ加工機。
  3. 金型ホルダスライド駆動手段に備えたフック部と、金型ホルダに備えた係合部との係着脱をベンドビームの前後移動動作により行うことを特徴とする請求項1記載の部分曲げ金型交換装置付曲げ加工機。
  4. 金型ホルダに切断刃等の加工具を取り付けたことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の部分曲げ金型交換装置付き曲げ加工機。
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