JP2005296976A - 金属板の冷却装置および冷却方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 例えば、金属板が鋼板の場合には、噴流広がり角度αが5〜40度の充円錐スプレーノズルを、噴射冷媒の鋼板表面との衝突面が鋼板表面で干渉しないように離して複数配置し、かつ、搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズルからの冷媒噴射形状を、搬送方向から搬送方向と直交する鉛直面に投影した場合、この鉛直面に幅方向で部分的にオーバーラップして投影されるように配置した鋼板の冷却装置と、この冷却装置を使用する冷却方法。
【選択図】 図3
Description
このような冷却を行うための冷却装置として、例えば、特許文献1には、冷却媒体を噴射する多数のノズル噴射孔を有し、鋼材の搬送方向と平行に設置した冷却装置で、ノズル列を、
(1)搬送方向に対して斜行して配列する。
(2)隣接するノズル噴射孔の投影部がオーバーラップするように配列する。
(3)ノズル噴射孔を有する面の搬送方向の一部または全面に所定の間隔で幅方向にスリットノズルまたはノズル噴射孔を密に配置したノズル群を設ける。
(4)搬送方向で隣接するノズル噴射孔がオーバーラップし、かつ搬送速度によって鋼板のノズル噴射孔の直下域を通過する単位時間当たりの最低通過回数が変更するように配列する。
などによって、鋼材の冷却むらがなくなり、また早い搬送速度の鋼材も均一に冷却することができ、鋼材の機械的性質、加工性、溶接性、残留応力特性などを向上させることを意図した発明が提案されている。
しかし、この特許文献1の(1)〜(4)の発明では、いずれも3〜4mmの小径の噴射ノズルを15〜30mmの間隔で多数配置した冷却装置であり、搬送方向に多数列配置するものであることから、設備負担が大きくなること、ノズル詰まりなどのトラブルが多発して、冷媒の安定噴射の持続性に乏しいことなどの問題がある。また、冷媒噴射流は小径の棒状流であり冷却面積が小さいことから、特に、高温鋼材を急速冷却する場合には、さらに多数の冷媒噴射ノズルを密に配置し、かつ冷媒を高圧噴射する必要があり、上記問題はさらに顕著になる。
また、搬送方向に長い噴射干渉域が形成された場合には、鋼材搬送直交方向に隣合うスプレーノズル間で冷却能が高くなり、鋼材幅方向に均等な冷却能が得られないことから、鋼材搬送直交方向に隣接するスプレー噴射ノズル間に、鋼材搬送方向に延在する邪魔板を設けて均等な冷却能を得ることも提案されている。
ここで用いている噴射スプレーノズルは、例えば冷媒を円錐形に噴射する従来一般のノズル(好ましくは噴射角が90度以下のもの)であり、冷媒を広範囲に噴射可能であることから、少ないノズル配置にできる魅力があるが、構造上から冷媒は広がり角度αで充円錐形状に噴射されるため、冷却能力分布は、冷媒量分布と冷媒滴の厚鋼板との衝突面における法線方向の噴射速度分布に影響を受けることになる。例えば、冷媒量分布が均一であっても、噴射流の広がり角度αが例えば、90度の場合では、冷媒噴射流の周辺部の法線方向噴射速度は、中心部に比較して30%も低下する。
したがって、こうした法線方向の噴射速度分布が存在する限り、冷媒衝突面の直径方向、すなわち厚鋼板の幅方向で、冷却能力分布は不均一になり厚鋼板の幅方向の温度変化幅がかなり大きいものになる。
特許文献2では、少なくとも鋼材搬送方向に密に配置して噴射干渉域を形成することによって、上記の法線方向噴射速度の影響を少なくして冷却能力を確保できるように思われるが、隣り合う噴射スプレーノズル間の噴射干渉域間で冷媒滞留部が発生して対流が不十分になり、排出されない水が噴流自体を乱し、均一性の低下を招く、あるいは冷却効率が十分ではなく冷却コストが増大するという問題もある。
(1) 金属板を拘束通板させる複数対の拘束ロールを備え、各拘束ロール対間に冷媒噴射量制御可能な充円錐スプレーノズルを備えた冷却装置において、金属板に冷媒を噴射する充円錐スプレーノズルを、鉛直状態にして金属板の幅方向と搬送方向にそれぞれ複数列配置してなり、各充円錐スプレーノズルを、噴射冷媒の衝突面が金属板表面で干渉しないように離して配置し、かつ、各充円錐スプレーノズルからの冷媒噴射流を、搬送方向から金属板の搬送方向と直交する鉛直面に投影した場合において、金属板の搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズルの冷媒噴射流が、該鉛直面にその幅方向で部分的にオーバーラップして投影されるように配置したことを特徴とする金属板の冷却装置。
(2) (1)において、充円錐スプレーノズルとして、冷媒の噴射広がり角度が5〜40度の充円錐スプレーノズルを用いたことを特徴とする金属板の冷却装置。
(3) (1)または(2)のいずれかにおいて、金属板の搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズル間での冷媒噴射流のオーバーラップの幅が、双方の充円錐スプレーノズルの冷媒噴射流の鉛直面での底面直径の0.4倍以上であることを特徴とする金属板の冷却装置。
(4) (1)〜(3)のいずれかにおいて、各拘束ロール対間単位で、各充円錐スプレーノズルからの冷媒噴射流の衝突面が、投影鉛直面の幅方向で部分的にオーバーラップして金属板の幅全体を覆うように、複数のノズル列を配置したことを特徴とする金属板の冷却装置。
(5) (1)〜(4)のいずれかの金属板の冷却装置を、複数対の拘束ロールで拘束通板中の金属板を冷却可能に配置し、該冷却装置の充円錐スプレーノズルからの噴射冷媒によって金属板を冷却し、冷却後の金属板の幅方向温度分布の均一性を高めることを特徴とする金属板の冷却方法。
この金属板(鋼板)の冷却装置1のノズル列群1a、1b、1cでは、それぞれ、図2(a)、(b)に示すように、充円錐形で鋼板3との冷媒衝突面が円形である冷媒噴射流5aを形成し、冷媒を広範囲に分散・噴射衝突させることができるノズル5(以下「充円錐スプレーノズル」と呼称する。)を、図3および図4に示すように、冷媒衝突面が鋼板3上で干渉しないように離して、例えば鋼板3の幅方向では間隔aをおいて、また搬送方向では間隔bをおいて、複数(列)配置してなるものである。
例えば、図5に示すように、鋼板3の搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズル51と52からの冷媒噴射流5aを、搬送方向から鋼板3の搬送方向と直交する鉛直面Fに投影した場合において、この充円錐スプレーノズル51と52の冷媒噴射流5aの形状が、鋼板3表面上で部分的にオーバーラップして投影されるように配置するものである。
このようなノズル配置にすることによって、ノズル配置数を少なくし冷却効率を向上可能にするとともに、特に鋼板3の幅方向において、冷却能力を支配する冷媒衝突面を安定形成し冷媒衝突面積分布の均一性を高めて冷却の均一性を高め、鋼板3の幅方向での温度分布の変化幅を20℃以下にし、鋼板3の形状特性および材質特性を均質化可能にするものである。(請求項1の形態例に相当)
鋼板3の上下面を冷却するように充円錐スプレーノズル(51、52)を、鋼板3の上面側と下面側にそれぞれ配置されるものであるが、ここでは、上面側の冷却について説明し、下面側の冷却については説明を省略する。
なお、下面側の冷却については概念的には、充円錐スプレーノズル(51、52)を上面側の場合と同様に配置することにより、下面側でも鋼板の幅方向で均一冷却が可能であるが、冷媒噴射流の挙動が上面側と異なることから、下面側の冷却については上面側の冷却と好ましい冷却バランスを確保するための条件付加を考慮する。
例えば、冷媒量分布が均一であっても、図6(a)、(b)に示すように、冷媒の噴流広がり角度αが例えば、90度の場合では、冷媒噴射流5aの周辺部では噴射速度は、中心部に比較して30%も低下する。こうした法線方向の噴射速度分布が存在する限り、冷媒衝突面の直径方向、すなわち鋼板3の幅方向で、冷却能力分布は不均一になり鋼板3の幅方向の温度変化幅を生じることは避けられない。
法線方向の噴射速度変化を5%以下にするための噴流広がり角度αは、図6(a)から40度以下であるが、噴流広がり角度αが5度未満では、冷却能力を支配する冷媒衝突面の面積が小さくなるため、ノズル配置数を多くする必要があり、前記したような問題を生じる。また、噴流広がり角度αが40度超の場合には、法線方向の冷媒噴射速度分布の不均一を充分に緩和できなくなるため、オーバーラップの幅dを大きくする必要があることから、充分な冷却効率を安定確保できる冷媒流を形成できない懸念がある。したがって、噴流広がり角度αは5〜40度であることが好ましい。(請求項3の形態例に相当)。
そこで、鋼板3の搬送方向で隣接する複数の充円錐スプレーノズル52からなる第2列目のノズル列の充円錐スプレーノズル52を、その冷媒衝突面が第1列目のノズル列の各充円錐スプレーノズル51の冷媒衝突面と干渉しない間隔bだけ離れた位置で、第1列目のノズル列の充円錐スプレーノズル51の冷媒衝突がない領域に形成されるように配置することによって、第1列目と第2列目のノズル列による鋼板3の幅方向の冷媒衝突面積の分布の均一性を高め、鋼板3の幅方向の冷却能力分布の不均一を緩和するものである。
なお、充円錐スプレーノズル51、52の鋼板3の幅方向における間隔aは、双方の冷媒噴射流5aの鋼板3との冷媒衝突面の直径Dよりオーバーラップの幅d分を減じた程度とし、また充円錐スプレーノズル51と52との搬送方向の間隔bは、噴射冷媒を排出する流れを冷媒衝突流と干渉させないために、間隔aの60%以上離すことが好ましい。
このオーバーラップの幅dの程度については、充円錐スプレーノズルの噴流広がり角度αにもよるが、例えば噴流広がり角度αを5〜40度にして冷媒噴射速度変化を5%未満にした場合には、鋼板3表面に噴射衝突させた冷媒の流れを、冷却効率を安定確保できる流れにして流動排出させるために、オーバーラップの幅dを、充円錐スプレーノズル51と52の冷媒噴射流5aの形状を搬送方向から鋼板3の搬送方向に直交する鉛直面Fに投影した場合の鉛直面Fでの冷媒噴射流5aの底面直径Dの0.4倍以上にすることが好ましい。ここで冷媒噴射流5aの底面直径Dとは、冷媒噴射流5aの鋼板3表面との衝突面の直径Dに相当する。(請求項4の形態例に相当)。
このオーバーラップの幅dは、充円錐スプレーノズル(51と52)からの噴射冷媒の噴流広がり角度α、冷却能力の大小を左右するものである。搬送方向各部の冷却能力は、底面直径Dとオーバーラップの幅d(または重なり角度θ)と噴流広がり角度αを用いて求めることができる。
ここで、冷却能力の最大最小比率(−)とは、搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズル(51と52)の冷媒衝突面の中心間における、冷媒衝突面の重なり比率:d/Dによって変化する鋼板3の幅方向の冷却能力分布幅を、最大冷却能力(冷媒衝突面の中心部の冷却能力)に対する比率として示したものである。
図8から、充円錐スプレーノズルの噴流広がり角度αが5度、40度の場合では、重なり比率(d/D)を0.4にした場合において、最大冷却能力に対して0.9以上の冷却能力を確保でき、鋼板3の幅方向での冷却能力分布の変化幅を10%以下に緩和可能であることを示している。冷却能力分布の変化幅が10%以下になるように隣接する充円錐スプレーノズルを配置することにより、冷却後の鋼板3の幅方向表面温度分布の変化幅を20℃以下にすることができる。
重なり比率(d/D)を0.35にした場合には、充円錐スプレーノズルの噴流広がり角度αを5度にしても最大冷却能力に対して0.8程度の冷却能力しか確保できないため、鋼板3の幅方向での冷却能力分布の変化幅を10%以下にできないことを示しており、冷却後の鋼板3の幅方向表面温度分布の変化幅を20℃以下にすることが難しい。
これらのことから、噴流広がり角度αは5〜40度、重なり比率(d/D)は0.4〜0.7程度にすることが、より好ましい条件と言える。
なお、特に高温の鋼板3を冷却する場合には、反りの防止、表層組織の均質化の観点では、鋼板3を最初に冷却する第1列目のノズル列を、第2列目のノズル列より多くの充円錐スプレーノズルで形成して、幅方向の広い領域を均一に冷却するのが有利である場合が多いが、第1列目のノズル列を、第2列目のノズル列より少ない充円錐スプレーノズルで形成することも考慮できる。
このように、複数のノズル列の充円錐スプレーノズル51、52の冷媒噴流5aの衝突面を、鋼板3の幅方向全体に衝突させる場合の複数のノズル列配置としては、例えば図1のように、複数対の拘束ロール4a、4b、4cを備え、拘束ロール4aと4b間にノズル列群1aを配置し、拘束ロール4aと4b間にノズル列群1bを配置する場合では、この複数の拘束ロール対間すなわち、ノズル列群1aとノズル列群1bトータルとして考慮することも考えられるが、各拘束ロール対間単位、すなわち、各ノズル列群単位で考慮することが望ましい。
これは、鋼板3を冷却するに際しては冷却能力は鋼板3の表面温度の変化に伴って変化するので、例えば、拘束ロール4aと4b間に配置のノズル列群1aと、拘束ロール4bと4c間に配置のノズル列群1bの冷媒噴流5aの衝突面を鋼板3幅方向全体に衝突させても、鋼板3の進行方向で鋼板3の表面温度が大きく異なるため、例えば拘束ロール4aと4b間と、拘束ロール4bと4c間では、冷却能力に差が生じて幅方向の冷却の均一性が悪化するからである。(請求項4の形態例に相当)。
ここで用いた充円錐スプレーノズル51、52は同じ特性のものであり、鋼板の幅方向の配置間隔aが60mm、搬送方向の配置間隔bが80mmで、ノズル先端が厚鋼板3の表面から150mmの位置にあり、噴射水の厚鋼板3との衝突面の直径Dが40mmで、オーバーラップの幅dが16mm(d/D:0.4)になるように配置したものである。各充円錐スプレーノズルからの噴射水量はノズル1本当たり20リットル/分にした。
その結果、表面温度が400℃まで冷却された鋼板3の幅方向の表面温度分布の変化幅は約20℃で、反りもなく形状特性は満足できるものであった。また、サンプル採取して組織分析したところ、表層の組織の均一性は充分に満足できるものであり、機械的性質の低下要因は認められなかった。
また、充円錐スプレーノズルの構造条件、配置条件、冷媒の噴射条件などは、冷却対象の金属板条件(材質、サイズ、温度)、金属板に要求される表面品質、形状、機械的性質などを考慮して設定される冷却条件などに応じて、上記請求項を満足する範囲内で変更のあるものである。
1a、1b、1c ノズル列群
2 熱間仕上圧延機
3 鋼板
4a、4b、4c 拘束ロール
5、51、52 充円錐スプレーノズル置
5a 冷媒噴射流
6 ヘッダー管
7 板上冷媒
Claims (5)
- 金属板を拘束通板させる複数対の拘束ロールを備え、各拘束ロール対間に冷媒噴射量制御可能な充円錐スプレーノズルを備えた冷却装置において、金属板に冷媒を噴射する充円錐スプレーノズルを、鉛直状態にして金属板の幅方向と搬送方向にそれぞれ複数列配置してなり、各充円錐スプレーノズルを、噴射冷媒の衝突面が金属板表面で干渉しないように離して配置し、かつ、各充円錐スプレーノズルからの冷媒噴射流を、搬送方向から金属板の搬送方向と直交する鉛直面に投影した場合において、金属板の搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズルの冷媒噴射流が、該鉛直面にその幅方向で部分的にオーバーラップして投影されるように配置したことを特徴とする金属板の冷却装置。
- 充円錐スプレーノズルとして、冷媒の噴射広がり角度が5〜40度の充円錐スプレーノズルを用いたことを特徴とする請求項1に記載の金属板の冷却装置。
- 金属板の搬送方向で隣接する充円錐スプレーノズル間での冷媒噴射流のオーバーラップの幅が、双方の充円錐スプレーノズルの冷媒噴射流の鉛直面での底面直径の0.4倍以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の金属板の冷却装置。
- 各拘束ロール対間単位で、各充円錐スプレーノズルからの冷媒噴射流の衝突面が、投影鉛直面の幅方向で部分的にオーバーラップして金属板の幅全体を覆うように、複数のノズル列を配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属板の冷却装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の金属板の冷却装置が、搬送中の金属板を冷却可能に配置し、該冷却装置の充円錐スプレーノズルからの噴射冷媒によって金属板を冷却し、冷却後の金属板の幅方向温度分布の均一性を高めることを特徴とする金属板の冷却方法。
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