JP2005296795A - 破砕処理装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 異物を適切に排出して、刃の破損のおそれを著しく減じることができ、かつ、破砕効率を向上する。
【解決手段】 破砕処理装置10は、外周面に、回転方向に複数の破砕刃を設けた破砕ロータ34と、破砕ロータ34の外側に位置し、破砕刃と協働して処理物を破砕する複数の孔を有する固定破砕部材と、破砕ロータの軸と連結され、前記破砕ロータを正転/逆転にて回転駆動するモータと、当該モータを駆動および制御する駆動手段とを備える。固定破砕部材は、破砕ロータ34の逆転方向の側に、その軸方向に延びるとともに、複数の孔が形成された固定破砕板30と、正転方向の側に、軸方向に延びる誘導板31とを有する。破砕ロータと固定破砕板との距離は、破砕ロータと誘導板との間の距離よりも十分に小さい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、機械加工などにより発生した切粉や、種々の廃棄物などを短時間で破砕処理する破砕処理装置に関する。
従来、機械加工などにより多量に発生した切粉などの破砕対象物を、切断して減容処理する破砕処理装置が知られている。このような破砕処理装置においては、回転筒体にその軸線から半径方向に螺旋状、或いは、所定間隔で形成された回転刃と、ケーシングに、上記回転刃と対向するように配置された固定刃とにより、切粉などの破砕対象物を切断している。
特開2000−334321号公報 特開2003−126718号公報
しかしながら、上記従来の破砕処理装置においては、先端が鋭利な回転刃および固定刃が、回転筒体の回転により接近したときに、その隙間に入った破砕対象物を切断している。したがって、切粉など破砕対象物切断時に、ワークやピットなどの異物が混入するなど過負荷により、回転刃や固定刃が欠損ないし破損する場合がある。刃の欠損は、切断力の低下を招くため、刃の交換が必要となる。
同様に、従来の破砕処理装置においては、固定刃および回転刃により切粉を切断しているため、使用にしたがって、双方の刃先が「鈍り」、これが、切断力の低下を招いていた。このように、従来の破砕対象物を切断するタイプの破砕処理装置においては、特に刃のメンテナンス回数や費用が、無視できないほど大きいという問題点があった。
そこで、本発明者は、先端の鋭利な固定刃および回転刃を用いて破砕対象物を切断するのではなく、回転体の周囲に形成された突起状の破砕刃に、破砕対象物を引掛け、回転体の外側に配置された外側円筒に開けられた孔と協働して、破砕対象物を折り曲げ或いは引き延ばし、その繰り返しによって、破砕対象物を細かくする装置を提案している(特許文献1、特許文献2)。これにより、刃の欠損や破損のおそれを著しく小さくでき、かつ、刃の磨耗があっても処理能力がそれほど悪化しないような破砕処理装置を提供することができた。このような破砕処理装置を利用することで、破砕対象物を減容することができる。
しかしながら、破砕処理装置には、切粉だけでなく、チップやワークなどの異物が混入していることが多く、異物による刃の欠損や破損を防止することが望ましい。たとえば、特許文献1、2に開示された破砕処理装置においては、異物が挟まり、回転刃の回転が阻害され、モータに過電流が流れた際に、モータを逆回転させて、異物を戻すように動作させている。この手法においても、いったん固定刃と回転刃との間に異物が挟まった状態になった後に、これを検知して、異物を除去するように動作するため、刃の破損のおそれはある。
本発明は、異物を適切に排出することができ、刃の破損のおそれを著しく減じることができ、かつ、破砕効率を向上した破砕処理装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、外周面に、回転方向に複数の破砕刃を設けた破砕ロータと、前記破砕ロータの外側に位置し、当該破砕ロータに形成された破砕刃と協働して処理物を破砕する複数の孔を有する固定破砕部材と、前記破砕ロータの軸と連結され、前記破砕ロータを正転/逆転にて回転駆動するモータと、当該モータを駆動および制御する駆動手段と、投入された処理物を受け入れるように上方が開口し、前記破砕ロータの軸を回転自在に取り付けるとともに、前記固定破砕部材を固定する本体とを備え、前記駆動手段により回転駆動され正転する破砕ロータの破砕刃に処理物を引掛けて送り込み、前記破砕刃と前記固定破砕板の孔との間で処理物を破砕し、当該孔から破砕された処理物を排出する破砕処理装置において、前記固定破砕部材が、前記破砕ロータの逆転方向の側に、当該破砕ロータの軸方向に延びるとともに、複数の孔が形成された第1の固定板と、前記破砕ロータの正転方向の側に、当該破砕ロータの軸方向に延びる第2の固定板とを有し、第1の固定板および第2の固定板とにより、断面形状が略V字状の固定破砕部材が形成され、かつ、前記第2の固定板の下端に設けられた切欠きにより、当該下端に孔が形成され、第1の固定板との間隔が、第2の固定板との間の間隔よりも小さいように、前記破砕ロータの軸が、前記本体に回転自在に取り付けられたことを特徴とする破砕処理装置により達成される。
本発明において、第2の固定板は、その内面に沿って処理物を、正転方向に、固定破砕刃として機能する第1の固定板に誘導するとともに、その傾斜した内面に沿って処理物に混入した異物を落下させる誘導版として機能する。また、傾斜した内面に沿って落下した異物は、下端に形成した孔から破砕処理装置外に排出される。その一方、第1の固定板に誘導された処理物は、破砕刃と第1の固定刃の孔とにより、引っ張りや折り曲げを繰り返されて破砕され、孔から、破砕処理装置外に排出される。
このように、本発明によれば、異物が破砕刃と固定板との間に挟まるおそれが小さいため、破砕刃の破損のおそれを減じることができる。また、異物が挟まったときのモータの逆転などの必要性も小さいため、破砕ロータを正転方向に回転させる割合を大きくすることができ、これにより破砕効率を向上させることが可能となる。
好ましい実施態様においては、前記破砕刃と前記第2の固定板との間が、投入された処理物中に含まれるチップおよびワークが、前記第2の固定板の内面に沿って通過できるように離間している。
別の好ましい実施態様においては、前記第1の固定板および第2の固定板が、それぞれ、前記破砕ロータの軸に向かって略45度で傾斜している。
また、別の好ましい実施態様においては、前記第1の固定板の下端および第2の固定板の下端を支持するように、前記破砕ロータの軸方向に延び、かつ、前記本体に固定された押さえ主軸を供え、前記第2の固定板が、下端部に複数の切欠を有し、隣接する切欠の間が、その両端部と同じ長さに延びる延長部を有し、当該両端部および延長部の下端が、前記押さえ主軸により支持される。
たとえば、破砕ロータは、直方体状の本体と、前記本体のそれぞれの外周面に取り付けられた板状部材と、前記板状部材の上に取り付けられた破砕刃とを有する。これにより、破砕ロータの製造コストを小さくすることができる。また、破砕刃の磨耗などがあったときに、磨耗した破砕刃のみを交換することができるため、ランニングコストを小さくすることも可能となる。また、破砕ロータは、円柱状の本体と、前記本体に取り付けられた破砕刃とを有していても良い。
さらに別の好ましい実施態様においては、前記第1の固定板が、前記破砕ロータの軸方向に沿って、その中央部に、厚みが薄くなった薄肉部を有する。
本発明によれば、異物を適切に排出することができ、刃の破損のおそれを著しく減じることができ、かつ、破砕効率を向上した破砕処理装置を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる破砕処理装置の正面図、図2は、本実施の形態にかかる破砕処理装置の平面図、図3は、本実施の形態にかかる破砕処理装置の破砕室の構造を示す横断面図(回転軸に垂直方向の断面図)、図4は、本実施の形態にかかる破砕処理装置の破砕室の構造を示す縦断面図(回転軸方向の断面図)である。図1に示すように、本実施の形態にかかる破砕処理装置10は、破砕部12、ホッパ14、取り付け台16、モータ18および操作盤20により構成される。取り付け台16には、処理物収容箱22を配置することで、処理装置10から排出される、破砕処理が施された処理物を収容することができる。
図1および図2に示すように、破砕部12は、支持フレーム24、取り付け部26、固定破砕板取り付けフレーム28、固定破砕板30、誘導板31および破砕ロータ34を備えている。破砕部12の上部には、ホッパ14が取り付けられ、ホッパ14上部の開口から処理物が破砕部12の内部に投入される。取り付け部26は、取り付け台16に対して垂直な支持フレーム24の底部から垂直方向に延び、その下面が、取り付け台16の上面と整合する。したがって破砕部12は取り付け部26において、取り付け台16にボルトにより固定される。
図3および図4により詳細に示すように、支持フレーム24の内側には、固定破砕板取り付けフレーム28が配置されるようになっている。支持フレーム24の、破砕ロータ34の軸方向両端の内壁に、破砕板取り付けフレーム28の外壁を整合させた上で、固定破砕板取り付けフレーム28は、取り付けボルト42により支持フレーム24に取り付けられ固定される。この破砕取り付けフレーム28の取り付けについては後に詳述する。
また、固定破砕板取り付けフレーム28には、固定破砕板30および誘導板31が、断面形状がV字状になるように取り付けられている。本実施の形態において、固定破砕板30と誘導板31とは、略90°の角度を持って取り付けられているが、この角度に限定されるものではない。
図5に示すように、本実施の形態において、固定破砕板30は、刃物鋼の板状の部材から作られ、複数の孔32を有している。孔32は、丸孔であっても良いし、或いは、破砕ロータの軸方向に長径を有する長孔であっても良い。また、孔32は、破砕ロータ34の軸方向の複数の列に沿って配置されている。軸に垂直な方向に隣接する孔32は、当該方向に、部分的に重複するような配置となっている。これは、後述するように、回転破砕刃36に引掛けられた処理物が、孔32の周囲などに接触して、これにより、処理物が折り曲げられるような機会をより増やすために有効である。なお、孔は、板状の部材を打ち抜くことにより形成することができる。
また、図3に示すように、固定破砕板支持部40の断面はV字状であり、固定破砕板30の下端面、および、誘導版31の荷重受け部を形成する一部の下端面は、それぞれ、破砕ロータ34の軸方向に延びる角柱形状の固定刃押さえ主軸40の面と整合する。また、固定破砕板30の上端、および、誘導板31の上端は、それぞれ、破砕ロータ34の軸方向に延びるフレームアーム50により、その位置を規定される。さらに、固定破砕板30および誘導板31の長手方向(破砕ロータ34の軸方向)両端は、それぞれ、固定刃押さえ板52によりしっかりと固定される。このような構成により、固定破砕板30および誘導板31を、一つの固定破砕部材として使うことができる。また、固定破砕板30および誘導板31から構成される固定破砕部材により、破砕室29の下部が画定される。
本実施の形態において、誘導板31の下端部には、破砕ロータ34の軸に沿って、切欠33が形成される。したがって、誘導板の下側は、部分的に開口する。図6は、本実施の形態にかかる誘導板31の斜視図である。図6に示すように、誘導版31の下端には、2箇所の切欠33が形成され、その間は、長手方向両端と同じだけ延びて、荷重受け部54を形成している。本実施の形態において、切欠33の長手方向の長さaは、120mm〜140mm、短辺方向の長さbは、約35mmである。
本実施の形態において、破砕ロータ34は、図7(a)、(b)に示すように、中実な直方体状の刃物鋼の本体35の4つの外周面に、それぞれ、破砕刃36を取り付けるための刃物鋼などで作られた板状部材37が、ねじなど取付具で本体35に取り付けられる。板状部材37には、周方向(破砕ロータの軸と垂直な方向)に破砕刃36がねじなどの取付具で取り付けられる。板状部材37は、破砕ロータ34の軸方向両端に斜面が形成されているのが望ましい。
図3および図7(a)、(b)により理解できるように、破砕刃36は、正転(時計回り)方向(図7(b)の矢印X参照)、つまり、処理物の送り込み側に、その先端部分44が向くようになっている。破砕刃36の断面形状を、このように構成することにより、破砕ロータ34の正転時には、先端部分に、処理物が引っかかり易くなり、破砕ロータ34の回転に伴って、固定破砕板30の方に向けて移動される。
また、破砕ロータ34の軸38の一端は、モータ18に連結されており、モータ18の作動に伴って回転駆動される。本実施の形態において、破砕ロータ34は、基本的には、正転(図7(b)における矢印X方向)に回転する。また、本実施の形態において、モータ駆動回路(図示せず)にはショックリレーが接続されている。したがって、チップやワークなどの異物が混入して、たとえば、破砕刃34と固定破砕板30の内面との間、或いは、破砕刃34と誘導板31の内面との間に異物が挟まった状態となった場合など、過負荷により過電流がモータ駆動回路に流れた時には、ショックリレーがこれを検出し、所定の時間(たとえば5秒間)、モータを逆転(図7における矢印Y方向)するような設定となっている。
無論、上述したように、基本的な通常動作において、正転するのみではなく、一定の運転タクト、たとえば、正転を45秒間、逆転(図3における反時計回り)を5秒間に設定しても良い。また、操作盤20上のスイッチ等をオペレータが操作することにより、上記運転タクトは任意に調整することが可能である。
破砕ロータ34の軸38は、支持フレーム24および固定破砕板取り付けフレーム28略中央に設けられた孔を介して、モータの軸に連結される。破砕ロータ34と誘導板31との間の距離は、破砕ロータ34と固定破砕板30との間の距離よりも十分に大きくなるように破砕ロータ34は配置される。これは、破砕ロータ34の破砕刃36と固定破砕板30とは十分に近接し、これらの間で、後述するように切粉の破砕が行われる一方、破砕ロータ34の破砕刃36と誘導板31とは十分に離間し、切粉は互いに絡まりあった状態のまま、破砕ロータ34の下側を通って、固定破砕板30の側にまで搬送される。その一方、ワークやチップなどの異物は、十分に離間している破砕ロータ34の破砕刃36と誘導板31との間を通り抜けて、誘導板31の下部に設けられた孔33から落下する。
本実施の形態において、破砕ロータ34の破砕刃36と固定破砕板30との距離は、1.5mm、破砕ロータ34の破砕刃と誘導板31との距離は25mmに設定されている。無論、この距離に限定されるものではなく、切粉の細さや粘度、予想される異物の大きさにより適宜設定すればよい。
このように構成された破砕処理装置10の動作について以下に説明する。始動の際に、操作者は、操作盤20の始動スイッチを押して、モータ18を起動し、破砕ロータ34を正転させる。本実施の形態においては、モータは、基本的には正転し、その回転が阻害され過電流が流れるときに逆転するように構成されているが、たとえば、前述したように、正転(図7(b)におけるX方向に)25秒、逆転(同図におけるY方向に)5秒というような、所望の運転タクトを設定しても良い。
次いで、操作者は、たとえば、金属切粉、アルミ、ガラス、生ごみ、および、乾物などの処理物をホッパ14から破砕室29に投入する。或いは、工作機械の切粉排出口から排出され、コンベア装置にて運搬された金属切粉などの処理物が、ホッパ14から破砕室29に投入されるように構成されても良い。
投入された処理物は、破砕ロータ34の破砕刃36の先端に引掛かり、破砕ロータ34の回転に伴って、送り込み側に向けて(正転方向に)、順次送り込まれる。送り込まれた処理物の一部は、固定破砕板30の配置された側に落下し、破砕刃36と固定破砕板の孔32の周囲に接触することにより、引っ張られ、或いは、折り曲げられる。このような引っ張りおよび折り曲げを繰り返すころにより、処理物は徐々に細かく破砕される。破砕された処理物は、孔32から落下し、破砕処理物収容箱22に収容される。
その一方、送り込まれた処理物の一部は、破砕刃36の正転方向の回転に伴って、誘導板31の配置された側に送り込まれる。先に説明したように、破砕刃36と誘導板31とは十分に離間しているため、処理物は、破砕刃36の先端に引掛った状態で、破砕ロータ34の下部を通過して、固定破砕刃30の面にそって送り込まれる。この状態で、処理物は、固定破砕板30の長孔32の周囲などに接触することにより引っ張られ、あるいは、折り曲げを繰り返され、これにより破砕され、孔32から落下する。
このように、本実施の形態においては、固定破砕板と破砕刃との間では、引っ張りや折り曲げにより処理物を破砕しており、切断が行われないため、刃の破損等のおそれを著しく減じることが可能となる。
その一方、処理物に混入したチップやワークなどの異物は、破砕ロータ34の回転に伴って、送り込み側に向けて(正転方向)に移動し、誘導板31の配置された側に達する。本実施の形態においては、破砕ロータ34の破砕刃36と誘導板31とは十分に離間しているため、誘導板31に達した異物は、破砕刃36に触れることなく、誘導板31の傾斜した内面にそって徐々に下方に移動し、最終的には、誘導板31の下方に形成された孔33から落下する。無論、異物が破砕刃36と誘導板31との間に挟まった場合には、破砕ロータ34の回転が阻害され、モータに過電流が流れる。したがって、モータは、異物を再度、誘導板31に斜面に沿って下方に移動させるように、所定の時間だけ逆回転する。
本実施の形態によれば、破砕ロータ34の正転方向の側には、当該破砕ロータ34の破砕刃36との距離が十分に離間するように、下方に向けて当該破砕ロータの軸に向けて傾斜した誘導板31を配置し、処理物に混入した異物は、誘導板31の斜面に沿って下方に移動し、当該誘導板31の下部に形成された孔33から外部に排出される。したがって、異物が破砕刃36と接触することによる破砕刃36の破損のおそれを著しく減じることが可能となる。また、破砕刃36と固定破砕板や誘導板との間に異物が挟まる可能性が少なくなるため、異物が挟まった際にモータを逆転させる状況が生じる可能性も小さい。したがって、処理物の破砕処理効率を向上させることも可能となる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
上記実施の態様においては、直方体状の刃物鋼35の本体の4つの外周面に、それぞれ、板状部材37を取り付け、さらにその上に、周方向(つまり、破砕ロータの軸と垂直な方向)に破砕刃36が取り付けられる。また、破砕刃36の断面形状において、その先端が、送り込み側に向くようになっている。しかしながら、これに限定されるものではなく、種々の形状の破砕刃を利用することが可能である。図8ないし図11は、それぞれ、破砕ロータ34の変形例を示している。
図8(a)は破砕ロータ134の正面図、図8(b)は破砕刃136の形状を示す断面図である。この例では、破砕刃136が周方向に連続して配置される。また、図9(a),(b)に示す例では、円筒形の破砕ロータ234には、外周面に円周方向に複数の破砕刃236が螺旋状に形成されている。これらの破砕刃136、236は、破砕刃36と同様に、処理物の送り込み側に先端部分が向くようになっている。この例では、破砕刃136は、円筒形の刃物鋼を切削することにより形成することができる。
図10(a)、(b)に示す例では、円筒形の破砕ロータ334の外周面には、円周方向に、複数の円錐状の破砕刃336が千鳥状に配置されている。各破砕刃336の下側部分には雄ネジが形成されている。したがって、破砕ロータ334の所定の位置に、雌ネジが形成されたネジ孔を穿孔しておくことで、破砕刃336をネジ止めにて取り付けることができる。したがって、ある破砕刃336が破損した場合でも、その破砕刃336のみを新規なものに交換することが可能である。図11(a)、(b)に示す例でも、円筒形の破砕ロータ434の外周面には、円周方向に、複数の円筒形の破砕刃436が千鳥状に配置されている。破砕刃336と同様に、各破砕刃436の下側部分には、雄ネジが形成され、破砕ロータ434に穿孔されたネジ孔にねじ込むことにより固定される。この破砕刃436は、円筒形であるが、その先端にフランジが形成されている。このフランジにより、処理物を引掛けて、固定破砕板の側に送り込むことが可能である。なお、図10および図11に示す例では、円筒形の本体を利用せずに、本実施の形態と同様に、直方体状の本体を利用しても良い。
このように、本発明においては、破砕する処理物に応じて、所望の破砕刃を有する破砕ロータを選び、最適な条件で処理物を破砕することができる。
また、固定破砕板30は、少なくとも内面は平滑になっていたがこれに限定されるものではない。図12は、固定破砕板の他の例を示す図である。図12に示すように、固定破砕板130の中央部には、破砕ロータ34の軸と平行に、その厚みが薄くなっている薄肉部56が形成されている。薄肉部52が形成されることにより、固定破砕板130と、破砕ロータ34の軸との距離を小さくする、つまり、破砕ロータ34を固定破砕板130からより接近させることができ、これにより、破砕効率をより向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる破砕処理装置の正面図である。 図2は、本実施の形態にかかる破砕処理装置の平面図である。 図3は、本実施の形態にかかる破砕処理装置の破砕室の構造を示す横断面図(回転軸に垂直方向の断面図)である。 図4は、本実施の形態にかかる破砕処理装置の破砕室の構造を示す縦断面図(回転軸方向の断面図)である。 図5は、本実施の形態にかかる固定破砕板を示す斜視図である。 図6は、本実施の形態にかかる誘導板を示す斜視図である。 図7(a)、(b)は、それぞれ、本実施の形態にかかる破砕ロータの側面図、正面図である。 図8(a)、(b)は、他の実施の態様にかかる破砕ロータの側面図、そのB−B線断面図である。 図9(a)、(b)は、他の実施の態様にかかる破砕ロータの側面図、断面図である。 図10(a)、(b)は、他の実施の態様にかかる破砕ロータの側面図、そのC−C線断面図である。 図11(a)、(b)は、他の実施の形態にかかる破砕ロータの側面図、そのD−D線断面図である。 図12は、本発明にかかる固定破砕板の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 破砕処理装置
12 破砕部
14 ホッパ
16 取り付け台
18 モータ
20 操作盤
24 支持フレーム
26 取り付け部
28 固定破砕板取り付けフレーム
30 固定破砕板
31 誘導板
32 孔
34 破砕ロータ
36 破砕刃

Claims (7)

  1. 外周面に、回転方向に複数の破砕刃を設けた破砕ロータと、前記破砕ロータの外側に位置し、当該破砕ロータに形成された破砕刃と協働して処理物を破砕する複数の孔を有する固定破砕部材と、前記破砕ロータの軸と連結され、前記破砕ロータを正転/逆転にて回転駆動するモータと、当該モータを駆動および制御する駆動手段と、投入された処理物を受け入れるように上方が開口し、前記破砕ロータの軸を回転自在に取り付けるとともに、前記固定破砕部材を固定する本体とを備え、前記駆動手段により回転駆動され正転する破砕ロータの破砕刃に処理物を引掛けて送り込み、前記破砕刃と前記固定破砕板の孔との間で処理物を破砕し、当該孔から破砕された処理物を排出する破砕処理装置において、
    前記固定破砕部材が、前記破砕ロータの逆転方向の側に、当該破砕ロータの軸方向に延びるとともに、複数の孔が形成された第1の固定板と、前記破砕ロータの正転方向の側に、当該破砕ロータの軸方向に延びる第2の固定板とを有し、第1の固定板および第2の固定板とにより、断面形状が略V字状の固定破砕部材が形成され、かつ、前記第2の固定板の下端に設けられた切欠きにより、当該下端に孔が形成され、
    第1の固定板との間隔が、第2の固定板との間の間隔よりも小さいように、前記破砕ロータの軸が、前記本体に回転自在に取り付けられたことを特徴とする破砕処理装置。
  2. 前記破砕刃と前記第2の固定板との間が、投入された処理物中に含まれるチップおよびワークが、前記第2の固定板の内面に沿って通過できるように離間していることを特徴とする請求項1に記載の破砕処理装置。
  3. 前記第1の固定板および第2の固定板が、それぞれ、前記破砕ロータの軸に向かって略45度で傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の破砕処理装置。
  4. 前記第1の固定板の下端および第2の固定板の下端を支持するように、前記破砕ロータの軸方向に延び、かつ、前記本体に固定された押さえ主軸を供え、
    前記第2の固定板が、下端部に複数の切欠を有し、隣接する切欠の間が、その両端部と同じ長さに延びる延長部を有し、当該両端部および延長部の下端が、前記押さえ主軸により支持されることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の破砕処理装置。
  5. 前記破砕ロータが、直方体状の本体と、前記本体のそれぞれの外周面に取り付けられた板状部材と、前記板状部材の上に取り付けられた破砕刃とを有することを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の破砕処理装置。
  6. 前記破砕ロータが、円柱状の本体と、前記本体に取り付けられた破砕刃とを有することを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の破砕処理装置。
  7. 前記第1の固定板が、前記破砕ロータの軸方向に沿って、その中央部に、厚みが薄くなった薄肉部を有することを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の破砕処理装置。
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