JP2005296441A - 電位治療器と電位治療器用波形整形器 - Google Patents

電位治療器と電位治療器用波形整形器 Download PDF

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Abstract

【課題】 自然界におけるものに近い実効性の高いマイナスイオンを生体内に供給するための電位治療器、特に電極に供給する電圧波形をマイナスイオン発生効率の良いものに整形するための特殊な波形整形器であって安定した性能を有しかつ製造がより容易な波形成型器を備えた電位治療器を供給する。
【解決手段】 軽石粉などの無機絶縁物粉体と所定量の水分を充填した波形整形器3を高圧電源2と出力端子12の間に直列に設けて、高圧電源の負極端子から出力される出力電流をこの波形整形器を介して変成後に出力端子から供給するようにして、高圧電源2から供給される電荷を一旦電極4に溜めては一挙に放出することを繰り返すようにしてマイナスイオンを人体に作用しやすくする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電位治療器に関し、特にマイナスイオンあるいは還元性イオンを発生するための波形整形器を備えた電位治療器に関する。
近年、マイナスイオンあるいは還元性イオンが人体に与える影響について実証例が蓄積されてきて、健康ばかりでなく治療上の効果も明らかにされつつある。特に、マイナスイオンの作用効果を利用して、本来人間に備わっている免疫力や自然治癒力を高めることにより効果的な治療ができることが期待されることから、マイナスイオン発生機能を付与した電位治療器が開発されている。
特許文献1にも、マイナスイオン放出機能を有する電位治療器が開示されている。特許文献1に開示された電位治療器は、電位治療のために備える治療電極を多数の穴を設けたパッドで構成して、治療電極の内部に針電極とこれに対向する湾曲したプレート電極を仕込んでコロナ放電が起こるようにしたもので、電極パッドをアースに対して高電位にして電位治療を施すと同時に治療電極内で発生させたマイナスイオンをパッドに設けた多数の穴から皮膚を通して患者に与えることができる。
このような電位治療器では、マイナスイオンを大量に発生することが求められるが、たとえばコロナ放電を用いてやみくもにマイナスイオンを大量発生させても必ずしも治療効果があるとは限らない。
実際に生体にマイナスイオン効果をもたらすためには、電位治療器で発生させた電子あるいは電荷をいかに効果的に生体に取り込まれるようにするかが問題となる。
生体にマイナスイオンを付与するためには、発生するマイナスイオンの性質が問題で、自然現象として大気中で発生するマイナスクラスターイオンと同様のモビリティを持たせることが望ましい。モビリティは、電場中でのイオンの速度をいい、マイナスイオンの運動のしやすさを表すもので、モビリティが大きいと他の物質との化学反応が起こりやすく、大気中でも還元やアルカリの作用が生じやすい。クラスターイオンで構成されるマイナスイオンは、一般に、モビリティが大きいほど生体内の酸性化・酸化に対する抑制効果が大きいと考えられる。
大きなモビリティを持ったマイナスイオンを人工的に発生させるためには、電子あるいは電荷を一様に放出させるよりも、ある程度電荷を溜めておいてから一挙に放電するとより効果的である。しかも、この間欠放電方法を用いて大気中で発生させたマイナスイオンは、放電を停止した後でも長時間残存し、寿命が長いことが観察されている。また、大気中で効果的なマイナスイオン発生が期待できる機構を用いてその発生電界を生体に直接及ぼすことにより、体液中にマイナスイオン効果を発現して治療あるいは体質の改善をもたらすことが分かっている。
これらの事実は、本願出願人が先に開示した特願2003−283103号明細書にも記載されている。上記明細書により本願出願人が開示した発明では、所定の水分を含有した軽石塊を充填して形成した波形整形器を用いることによって同様の効果を得ている。この波形整形器では、充填する軽石塊は大きさを調整して所定の分布を示すようにすることと、容器を封止するときに端子間に生ずる電圧低下を観察しながら押圧を調整して電気的特性を所定の値にすることが必要で、経験を積んだ作業者が時間を掛けて製作しなければならない。
特開2001−309987号公報
本発明が解決しようとする課題は、自然界におけるものに近い実効性の高いマイナスイオンを生体内に供給するための電位治療器を供給することであり、特に電極に供給する電圧波形をマイナスイオン発生効率の良いものに整形するための特殊な波形整形器であって安定した性能を有しかつ製造がより容易な波形成型器と、それを備えた電位治療器を供給することである。
上記課題を解決するため、本発明の電位治療器は、無機絶縁物粉体と所定量の水分を充填した波形整形器を高圧電源と出力端子の間に直列に設けて、高圧電源の負極端子から出力される出力電流をこの波形整形器を介して出力端子に供給するようにしたことを特徴とする。
マイナスイオンを人体に作用しやすくするためには、高圧回路からの負電位をそのまま適用して一定の電界を印加して電荷を与え続けるより、一旦電極に電荷を溜めては一挙に放出することを繰り返すようにした方が良い結果が得られる。
電荷を溜めて間欠的に放電するためには、電荷を蓄積するコンデンサとコンデンサの両極板を短絡する高速スイッチを備えた波形整形器を用いることができるが、調整可能な波形整形器を用いて電圧値や電荷量などを適度な値に調整しながら適切な運転をするためには高度に精密な機構を必要とし装置が高価になる。
本願発明者らは、種々検討の結果、マイナスイオンをより効果的に発生させる単純な構造の波形整形器を得るに至った。
すなわち、本発明に用いる波形整形器は、1対の電極板の間に、無機絶縁物粉体と所定量の水分を充填して密封したものである。この波形整形器は、絶縁性の無機物粉体を充填して形成されたコンデンサであるが、粉体の粒子表面が濡れるほどでない適度な水分を含有させて僅かに電導性を帯びるようにしてある。そこで、両電極板間に高電圧を掛けると静電容量に従って電荷が蓄積するが、耐電圧を超えるといわゆる絶縁破壊が生じて電荷が電極板間に流れて電流が生じる。放電により電極板間の電圧が低下すると絶縁性が回復して再度蓄電が行われ、電極間の電位差が所定の電圧に達すると再び絶縁破壊が生じて通電する。
このようにして構成された波形整形器は、両端子間に高電圧を印加することによって、ほぼ一定の周期をもって電流を流す電気素子になる。ただし、絶縁破壊による通電時にも、電極間の抵抗値は大きいので流れる電流は大きくない。
波形整形器を介装して高圧電源出力を成形して得られる間欠的な電流出力を水に供給して還元水を製造し、これをフェトン反応で発生させたヒドロキシルラジカル活性酸素種に添加すると、ヒドロキシルラジカルの残量が激減する。また、ORP値が+800mVあった原水に作用させるとほぼ−300mVから−400mVの水準までに達する。また、この還元水を加えた水道水中の溶存水素の量も大幅に増大する。
一方、波形整形器を設けない直流高負電圧発生器で同じ試験をすると、ORP値こそほぼ+500mVと一応の減少を示すが、ヒドロキシルラジカルの量にはほとんど変化が見られないし、溶存水素量にも変化がなく、還元力は期待されているほどではないことが分かる。
このようにして、本発明の波形整形器を介して電荷を供給した水が有効な活性酸素抑制作用と高い還元力を持つことが確認された。
また、本発明の電位治療器によって生じる間欠的な電流もしくは電界を導子極板を介して生体に作用させると、生体内でマイナスイオンが生じて、体内のアルカリ化・還元作用を促進し患部の治療を強力に支援して、治療の促進と健康の向上に役立つ。
健常成人を対象として、波形整形器を備えた電位治療器でマイナスイオン照射し、その照射前後における末梢血中のナチュラルキラー(NK)細胞活性を比較すると、たとえば、照射前に38%程度であったものが照射後には53%程度まで有意に上昇した。
なお、波形整形器に充填する無機絶縁物粉体の性状と水分の多寡はマイナスイオン発生に対してピーク的な効果を有し、特に、径1μmから200μmの多孔質石粉を用いるとマイナスイオン生成の成績が良好になり、また容積で2.5%から3.5%の水分を充填すると成績が良好である。特に、無機絶縁物粉体の径を75μm以下にするとより好ましい結果を得ることができる。なお、多孔質石として、軽石を粉砕して利用することができる。
また、電位治療器で印加するマイナス電位は大きいほどよいとされ、従来−9kV程度の電位をかけていたが、本発明の波形整形器を用いると、電極から放出される電子が作るクラスターイオンが良好な還元性を呈する範囲は−3kV程度まで低下し、極めて取り扱いやすい装置となる。
なお、本発明の電位治療器を生体に適用する場合は、生体に対して侵襲性が小さくかつ体内に十分なマイナスイオンを生成させるようにする必要がある。このため、還元水製造装置として機能させたときに、ORP値が−400mVから−500mVになるように調整した上で、導子極板を繋いで人体に電界を適用する。このとき、還元水を生成するため水に浸された電極を通る電流は200μA程度になっている。
人体と接触する導子極板は、金属電極板に絶縁性ゴムと導電性ゴムを重ねた構造を採用し0.1μAから10μAの電流しか流れないように制限して、できるだけ大量のマイナスイオンを体内に導入すると共に人体の安全を確保する。
本発明の電位治療器は、著しく多量のマイナスイオンを体液内に生成させた結果、免疫担当細胞の活性化を誘導することが観察された。したがって、本発明の電位治療器を慢性ウイルス感染症患者に適用することにより、免疫を活性化させて体内のウイルス量を減少させ症状を緩和させる効果を得ることができる。特に、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)慢性感染症患者に対しても免疫活性化効果を発現し生体内HIV量を減少させることができる。
なお、本発明の電位治療器は、接地側導子極板と負電極側導子極板で手の平を挟み込んで、マイナス電位を印加するようにするとよい。手の平は、厚さが小さく血流が大きい部位であるので、導子極板間の距離が小さくなって電界強度が大きくなり、大量の血液に強い作用を及ぼして大きな効果が得られる。しかも手の平は通常外部にさらされる部位であるため、導子極板を簡単に適用することができ、患者や術者の負担が小さい。
本発明の電位治療器を用いることにより、従来の電位治療器を用いたときと比較して格段に、生体内における還元性イオンの濃度を高めて、活性酸素を排除し、血液をアルカリ性に維持し、赤血球の連銭形成を防止し、血流を促進し、結果として自然治癒力を増進させて諸病に対する治療効果を高めることができる。
特に、治療が困難であったり、化学療法による副作用が問題となったりするヒト免疫不全ウイルス感染症に対しても大きな効果が期待できる。
本願発明者らの研究によって、たとえば、特願2003−283103号明細書に記載されているように、高圧電源の負電極に、多孔質無機体を若干の水と一緒に充填した波形整形器を直列に介装して水や人体に電流を印加することによりマイナスイオン製造効率やマイナスイオンの性状について良い結果を得ることが分かっている。
特に軽石を利用して実際に良好な結果を得ることができる。上記明細書に開示した従来装置では、軽石が多孔質であることを利用して、軽石の石粒を筐体に詰
める前に、たとえば恒温恒湿槽内に長時間滞在させることにより細孔内部まで適度な水分を行き渡らせて電気特性を目的に合致するように調整してから、比較的大粒の群と比較的小粒の群から適当な量ずつ取って混合し、軽石粒に適当な粒度分布を持たせて筐体に詰める。
波形整形器を調製するときには、筐体に詰めた軽石粒の上に置いた蓋を押圧すると出力電圧が変化することから、入力側のリードに所定の負電圧を印加し出力側のリードに現れる電圧を観察しながら蓋の押し付け圧を調整して、電圧が試験により得られた最適範囲に入るようにしてから接着剤で固定する。
得られた波形整形器の周波数特性を測定すると、低周波領域では高抵抗大容量であるが、高周波領域では次第に低抵抗小容量となり、50MHzを超えると一挙に低抵抗大容量化する。
この波形整形器に直流の高負電圧出力を通して、出力端子から得られる電流を水に印加すると、還元能力の高い還元性イオン水を得ることができる。また、出力端子からの電流を室内の空気に作用させてマイナスイオンを含有した空気を製造して供給すると、室内の被験者の血液指標が大幅に向上し人体に良好な効果を及ぼすことが分かった。
ただし、このような製品を製造するためには、熟練した作業員の注意深い作業を必要とする。
本願発明者らは、さらに鋭意研究を行い、製造がより簡単で高度な熟練を必要としない上、効果が顕著な材料と製造条件を見出した。
以下、実施例を用いて本発明に係る電位治療器および波形整形器を詳細に説明する。
図1は本発明の1実施例に係る電位治療器のブロック図、図2は本発明の1実施例に係る波形整形器の断面図、図3は本実施例の電位治療器についてマイナスイオン製造装置を用いて性能試験をする装置のブロック図、図4は本実施例の波形整形器において粉体の粒度を変化させたときの性能の変化を表す表、図5は波形整形器内の水分量を変化させたときの性能の変化を表すグラフ、図6は波形整形器の印加電圧を変化させてマイナスイオン製造装置の水のORP値の変化を観察した結果を示すグラフ、図7から図9は本実施例の電位治療器を人に適用したときの効果を測定した実験結果を表すグラフ、図10は本実施例の使用例を表す図面、図11は本実施例に用いる導子極板の構造例を示す概念図である。
本実施例の電位治療器は、図1に示すように、図2に示した波形整形器を従来形式の電位治療器に取り込んで、電位出力波形を特殊な形に変成して人体内にマイナスイオンあるいは還元性イオン効果を発現させ、人の健康を増進したり、病気を快癒させるようにしたものである。
本実施例の電位治療器の要部は、電源アダプタ1、直流高負電圧発生器2、波形整形器3、負極導子極板4、アース導子極板5から構成される。
電源アダプタ1は、交流100Vを変換して直流12Vの電源を供給する交直変換器である。0V出力端子は接地する。直流高負電圧発生器2は、電磁コイルと整流器を用いた昇圧装置で、電源アダプタ1から+12Vの直流電源を供給されると、これを高周波数のチョッピング回路で交流化し、コイルで昇圧して全波整流し、コンデンサで平坦化して、出力端子からマイナスの高電圧直流を供給する。出力電圧は調整が可能で、たとえば−9kVまでの直流を供給する。
直流高負電圧発生器2の負極高電圧端子は波形整形器3の入力端子に接続される。波形整形器3は、高抵抗の容量性分布定数回路素子で、たとえば、図2に示したような構造を備えて、直流高電圧信号を整形して間欠的に電流を流す。波形整形器3の出力端子12に負極導子極板4が接続され、直流高負電圧発生器2のアース端子11にアース導子極板5が接続される。
負極導子極板4とアース導子極板5の間に被験者の指6などを当てて固定し、波形整形器3の出力電圧に基づく電界を印加する。すると、被験者の体内にマイナスイオン効果を発現させて、血液がアルカリ化したり還元力を備えて活性酸素などを抑制して健康を増進する。
図2に図示した波形整形器3は、本実施例に使用する波形整形器の1例で、たとえば合成樹脂で形成された非導電性の筐体31と内蓋32で気密の空間を形成し、この気密な空間に所定の水分を含有させて多孔質の無機絶縁物粉体33を充填したものである。
筐体31内には無機絶縁物粉体33を挟んだ両側の壁に1対の電極板35,36が設けられている。一方の電極板35はリード38を介して直流高負電圧発生器2の負極高電圧端子に接続され、他方の電極板36はリード39を介して負極導子極板4に接続される。蓋32は筐体31に接着剤で固定され、波形整形器3の気密を確保する。
両電極間には数kVの高電圧が印加されるから、無機絶縁物粉体33は絶縁性のものでなければならない。さらに、湿潤性があって表面に水分が残りやすい材質のものが好ましい。湿気を帯びた無機絶縁物は完全な絶縁体でなく、電極間に密接状態に充填して高電圧を印加すると絶縁破壊と同じような現象が生じて僅かに電流を流し、電圧が低下するとまた絶縁状態に戻る。このような非線形特性を有する波形成型器により形成される脈流状態がマイナスイオンを効果的に生成するために利用される。
無機絶縁物粉体として、酸化ケイ素SiOや酸化アルミニウムAlなどの純粋な無機化合物の粉を使うことができる。特に、軽石を細かく粉砕した細粉を使用することが好ましい。軽石は酸化ケイ素や酸化アルミニウムなどの絶縁性物質で形成され、多孔質で脆いため簡単に粉体化することができる。粉体化した軽石粒は外表面ばかりでなく内部にも湿り気を保持する大きな表面を有するので、適度な電気抵抗を持たせることができる。
特願2003−283103号明細書に開示した波形整形器では軽石を詰めたが、所定の性能を出すために粒度の異なる軽石を組み合わせや水分量の調整、出力電圧を調整するための押圧制御など、製造工程における調整が微妙で、熟練工の熟達した技術が必要であった。
一方、本実施例の波形整形器では、上述の通り、粉体状の無機絶縁物を利用している。したがって、準備した1種類の粉を容器に入れるだけで容易に波形整形器内の均一性を確保することができ、水分量の調整をすることにより容易に目的性能を再現することができる。
ただし、粉体の形状が出力に影響を及ぼすので、最適な粒度や湿り度を選択する必要がある。本願発明者らは、粒度と湿り度を変化させた波形整形器を組み込んだ電位治療器の性能を調べて、これらの最適値を知ることができた。
発明者らは、本実施例の波形整形器を備えた電位治療器の効果を簡便に推定するため、還元イオン水の製造能力を代替指標として採用した。
図3は還元水製造装置を組み込んだ試験装置のブロック図である。
還元水製造装置7は、図3の右側部分に示すように、導電性容器71に水73を入れて陰極針72を差し込み、陰極針72に負電位を印加して水中にマイナスイオンクラスターを生成させるものである。波形整形器3の能力を推定するために、波形整形器3の出力端子12に陰極針72を接続し、電位治療器のアース端子11に導電性容器71を接続し、電位治療器を作動させて水中のマイナスイオンクラスターの発生量を測定する。
本発明の電位治療器の目的は還元性イオンの発生であるが、電位治療器を用いたときに、還元水製造装置7で還元性を有するマイナスイオンクラスターがどの程度生成したかは、簡単にはORP計で酸化還元電位(ORP)を測定することにより推定することができる。さらに正確な還元性能は、フェトン反応で発生させたヒドロキシルラジカル活性酸素種に定量のイオン化水を滴下して、反応後のヒドロキシルラジカルの残量をフリーラジカルモニター(ESR)で測定することにより知ることができる。
しかし、ORP値と上記のヒドロキシルラジカル残量(ESR値)は、しばしば食い違う。ORP値は水に溶存する酸素と水素の量に関係しESR値は反応活性を示すので、相違するのは当然で、還元力の指標としては測定に手間と時間が必要であるが、ESR値の方が適当である。ただし、ORP値が低くなければESR値は上がらないので、簡便にはORP値を代替指数として利用することが合理的である。
図4に示した表は、粉体の粒度を変化させたときの性能の変化を表す。軽石を粉砕して粒度で分級した粉体をそれぞれ内法5.6cm×2.8cm×4.6cmの筐体に充填した波形整形器を準備し、これらの波形整形器を通して高圧電源を水道水に作用させたときのORP値と上記手順におけるヒドロキシルラジカル残量に対応するESR値を測定した。内部電極板の面積は11.4cmである。
測定の結果、水道水のORP値が+846mVであるのに対して、250μm以上の粒径を持つ粉体では+231mV、粒径150〜250μmの粉体では+214mV、粒径106〜150μmの粉体では−392mV、粒径106μm以下の粉体では−452mVのORP値を示した。
ちなみに、水素のORPは−420mV、酸素のORPは+815mVとされる。
このとき、ESR値も、水道水で12.80あったものが、粒径が小さくなるに連れて減少し、粒径150〜250μmの粉体で4.674、106μm以下の粉体で0.9733となった。
さらに精査したところ、粒径75μm以下の粉体を用いたときは、ORP値が−445mVと十分低く、ESR値が0.68と最も小さな値になったほか、電流の経時変化が小さく安定していた。
これから、粒度が小さい方が性能が良くなること、特にORP値が−400mV以下になることを基準とすれば、150μm以下の粒径を持つ粉体を選択することが好ましいことが分かった。
さらに、粒度が75μm以下の粉体を用いることがより好ましい。粉粒は1μmもあれば材質の表面特性を表すであろうことが予測されるので、それ以上の粒径を持つものであれば良いと考えられる。
図5は、波形整形器内の水分量を変化させたときの性能の変化を表すグラフである。粒径75μm以下の軽石粉を充填し波形整形器の入力位置における電圧を−6.03kVにセットして出力電流とORP値を観測したものである。出力電圧は条件により若干変動したが、出力電流の大きい実際に利用可能な範囲では−5.85kVから−5.96kVの範囲に収まっていた。
グラフは横軸に水分量を容積%でプロットし、縦軸にORP値をプロットしている。グラフから、水分率が3%のところで波形整形器出力電流が増大するとともにORP値が極小値を取ることが分かる。特に、水分率が2.7%から3.1%の非常に狭い範囲内で、ORP値が極端に低下することが観測された。したがって、水分率を、この極小値を挟んだ2.5%〜3.5%の範囲に管理することが好ましい。
図6は、ORP値+854mVの水道水に対して、波形整形器に印加する負の電圧を変化させて、マイナスイオン製造装置で製造する水のORP値の変化を観察した結果を示すグラフである。高負電圧発生器に本実施例の波形整形器を取り付けたものについて、25分間通電した後の波形整形器における電圧を横軸に、ORP値を縦軸にプロットして傾向を調べた。
グラフから、−3kVから−4kVの間にORP値が急激に低下して、以後は−400mV以下を保持して−9kVまで至ることが分かる。
さらに、試料を一定の割合で薄めて相対的な溶存水素濃度を調べると、−3kV以下では0.8ppbであるのに、−4kVで15.7ppbになり、−5kVでは16.0ppb、−6kVで18.2ppb、以降は約20ppbとなっていた。また、ESR値は、−4kVで3.37、−5kVで1.93、−6kVで1.35、以降は徐減する。
これから、−5kVから−9kVの範囲で十分な還元作用があり、−3kVから−5kVの範囲においても還元作用が期待できることが分かった。
これらの試験の結果として得られた最適な波形整形器は、人体に適用したときにも最適な装置となる。人体の体重の60〜70%が水分で占められ、細胞レベルでも90%が水で構成されている。したがって、生体外で(in vitro)水に対して還元作用が強い条件では、生体に対しても(in vivo)強い還元作用を示すからである。
上記試験結果として得た最適な波形整形器を組み込んだ電位治療器を人に用いて、その効果を観察した。
図7は、尿中の8−OHdG(8−ハイドロキシデオキシグアノシン)濃度の変化によりマイナスイオンの効果を表すグラフである。DNA中のグアニンは体内で発生する活性酸素の攻撃を受けると8−OHdGとなって、健全なグアニンと入れ替わり血液中に放出され尿に移るので、尿中の8−OHdG濃度は体内活性酸素量の指標となる。したがって、尿中8−OHdG濃度から体内活性酸素に対するマイナスイオンの作用効果を推定することができる。
グラフは、波形整形器を設けた電位治療器と波形整形器を付属しない普通の電位治療器を準備し、波形整形器を組み込んだ電位治療器を用いた12人のマイナスイオン照射群と普通の電位治療器を用いた12人のコントロール群とを比較したものである。マイナスイオン照射群は、30分に15分ずつのマイナスイオン照射により60分後、および120分後にウィルコクソン(Wilcoxon)検定により水準0.01で有意に8−OHdG濃度が低下している。
したがって、本実施例の波形成型器を備えた電位治療器により、体液中にマイナスイオンを直接産生して、強い還元作用を生起させることが分かる。
さらに、治療効果の確認試験として、被験者(健常男性)14名を2つに分け、片方の群には波形整形器を付けた電位治療器に接続した電極を適用し、もう片方の群には波形整形器のない電位治療器に接続した電極を適用してマイナスイオンを生成させて調査した。
被験者にはいずれの電位治療器を適用しているかを知らせない。
電位治療器による電界照射は、左手に電極を当てて、1回15分、24時間の間に5回実施した。照射前と照射後に採血して、ナチュラルキラー(NK)細胞活性、赤血球細胞内外の代謝関連項目を調べた。
赤血球細胞内外の代謝関連項目は、赤血球ORP(RBC・ORP)、血液ORP(BL・ORP)、赤血球内pH(RBC・pH)、血液pH(BL・pH)、赤血球内乳酸値/赤血球内ピルビン酸値(IntraLA/intraPA)、静脈血二酸化炭素濃度(VPCO)、静脈血酸素濃度(VPO)の7項目である。
判定を簡便化するため、各項目ごとに最良、良、不良に分けて、それぞれに5,3,1点を配分し、7項目の合計得点を算出して新陳代謝評価スコアとして比較する。なお目安として、35〜30点を良い、30〜23点を普通、23〜18点をやや悪い、18点以下を悪いと評価した。
NK細胞活性は、赤血球細胞内外の酸化還元電位の変化と関係している。供給された電子は、細胞外から細胞内に移動して細胞内のORPを低下させる一方、細胞外のORPはやや上昇する。NK細胞内でも細胞内ORPの低下が生じ、NK細胞内のミトコンドリア膜電位が上昇して、NK細胞を活性化すると考えられる。
そこで、NK細胞内ORPを赤血球細胞内ORPで代用して、
(赤血球細胞内ORP−血液ORP)/血液ORP
すなわち、
(RBC・ORP−BL・ORP)/BL・ORP
の値を調べると、この値が照射前より低下しているときにNK細胞活性は上昇する傾向がある。
図8から図10は、それぞれの群について得られた結果について平均値をとって比較した結果を表す。
図8は、NK細胞活性について纏めたもので、波形整形器が付いた電位治療器と波形整形器が付いていない電位治療器に掛かった群を区別して、それぞれ治療器に掛かる前と後のNK細胞活性の測定値について、群内の平均値の変化を示し、それぞれの標準偏差値を添記してある。また、比較のため電界光線治療器と呼ばれる従来の電位治療器による施療結果を図中に示しておいた。なお、各試験とも、7名の被験者について検査した結果を用いたものである。照射前後の差については、ウィルコクソン(Wilcoxon)検定により水準0.01で有意であることが確認されている。
グラフから分かるように、波形整形器を付属した電位治療器を用いたときは、NK細胞活性は照射後有意に活性が増大している。一方、波形整形器を付属しない電位治療器を用いたときは、むしろNK細胞活性が有意に減少した。
このことから、波形整形器を用いた電位治療器はNK細胞活性を増大させる効果があることが分かる。
なお、従来の電界光線治療器によってもNK細胞活性は照射後有意に増大するが、本発明の波形整形器を用いた電位治療器の方が、照射後のNK細胞活性の変化量が有意に大きく、作用効果がより優れていることが証明された。
図9は新陳代謝評価スコアについて、図10は上の式(RBC・ORP−BL・ORP)/BL・ORPの値について、波形整形器を付属した電位治療器と付属しない電位治療器の照射前後の値をプロットしたものである。
波形整形器を付属する電位治療器に掛かった群では、新陳代謝評価スコアの値が照射後に上昇し、上式の値は低下した。これらはいずれもP<0.01で有意であった。一方、波形整形器を付属しない電位治療器を掛けた群では、これら値の平均値はいずれも逆の方向に変化した。ただし、これらはいずれも統計的に有意でなかった。
これにより、人体に適用したときにおいても波形整形器の効果が大きいことが裏付けられた。
本実施例の波形整形器を付属する電位治療器は、従来の類似の治療器と比較すると、生体内にマイナスイオンもしくは還元性イオン効果を発現するので、体内の免疫担当細胞を著しく増加させ、大量の免疫担当細胞によってウイルス感染細胞に攻撃を加えてウイルスの消滅または減少に貢献することができる。したがって、本実施例の電位治療器は免疫力の低下したウイルス感染患者の治療に有効である。
(治療例1) 慢性肝炎ウイルス感染症
対象としたC型肝炎ウイルス感染者は、HCVに感染して15年以上経過して、一度インターフェロン療法を1年前に受けたが、HCV−RNAコピー数の減少は一時的で再度増加していた。
本電位治療器による治療前にはGOTやGPTが常に異常値を示し、血中のHCV−RNAコピー数が240KIU/mLであった。この患者に波形整形器を備えた本実施例の電位治療器を使用して、毎日、15分、約1時間間隔で4回以上、両手に導子極板を当てて治療した。
図11は、治療によるHCV―RNAコピー数の変化を表すグラフである。
治療によりHCV―RNAコピー数が急激に減少し、2ヶ月後には25KIU/mLに減少した。なお、図は省略したが、ナチュラルキラー(NK)細胞サブセット数も、本電位治療器による治療を始める前に60個/μLであったところ、治療を初めて2週間目で88個/μL、2ヶ月後には92個/μLに達している。
このように、本実施例の電位治療器は、ウイルス感染症のC型肝炎に対して著しい治療効果を示した。
(治療例2) ヒト免疫不全ウイルス(HIV)慢性感染症
HIV感染症においては、逆転写阻害剤、HIVタンパク分解酵素阻害剤等が有効とされている。しかしながら、これらの化学療法には、無効な場合が多々あり、さらには、白血球減少・血小板減少などの強い副作用が観察される。また、抗HIV薬においても、薬剤耐性株の出現によって、ついには薬剤の無効が引き起こされることが知られている。
そこで、HIV感染症も治療例1と同様のメカニズムで治療が可能であると考えて、化学療法に代る代替医療の可能性を確認するため、本実施例の波形整形器を組み込んだ電位治療器による治療を試みた。対象としたHIV感染症患者は、29歳の女性で、腰臀部と背部に激痛を呈していた。
図12は、治療の経過をHIV―RNAコピー数とCD4(+)リンパ球数の変化で追跡したグラフである。
本実施例の電位治療器による治療開始前のHIV―RNAコピー数は28000コピー/mLと高値を示し、CD4(+)リンパ球は、84個/μLまで減少していた。初めの2週間は、HIVプロテアーゼ阻害剤を含む多剤併用療法を連日施行した。治療後2週間で、HIV―RNAコピー数は21000に減少する傾向を示した。
この時点から、本実施例の電位治療器を、1回15分、1日4回から5回、導子極板を両手に装着固定して併用した。治療開始後1ヶ月で、HIV−RNAコピー数は1200コピー/mLと激減し、CD4(+)Tリンパ球は240個/μLに増加した。腰臀部と背部に呈した激痛は、大幅に改善された。多剤併用療法は、連日投与から週5日に減少させた後、電位治療器による治療を併用してさらに1ヶ月経過した時には、HIV−RNAコピー数は400コピー/mL未満CD4(+)Tリンパ球細胞数370個/μLとなった。
さらに2ヶ月経過した後には、多剤併用治療の投与日を週3日に減少させたが、HIV−RNAコピー数は、400未満を保ち、CD4(+)Tリンパ球数は550/μLまで回復した。また、腰臀部と背部に呈した激痛は、ほとんど消失し、日常生活に支障は無くなった。
このような多剤併用療法で短期間に400コピー/μLまで低値を示すことは珍しく、その後化学療法を減少させても抗ウイルス効果を発現して、CD4(+)Tリンパ球数を持続して増加させることから、波形整形器付き電位治療器による免疫賦活効果が多大なものと考えることができる。
なお、治療の1日あたりの回数や1回あたりの治療時間・治療間隔は上記事例に縛られることなく、患者の病状に従って適当に選択することができる。
図13は、本実施例の電位治療器を人に使用する場合の1例を示す図面である。図13に示した装置を用いると、手指を導子極板に挟むことによって血中に還元性イオンを生成させることができ、最も簡単な施療方法のひとつとなる。
波形整形器3と負極導子極板4を仕込んだ施療箱41を準備する。負極導子極板4は、アルミニウム板42の上に導電性ゴム43を載せたもので、被験者の手指6を導電性ゴムの上に載せ、指の上にアース導子極板5を被せてセットする。施療箱41は絶縁ゴム板44の上に設置する。
高電圧発生器の出力端子から供給された高負電圧信号は、波形整形器3で変成した上で導子極板4に導かれ、アース導子極板5の間に特殊な波形を有する電界を形成して、手指6中に還元性イオンを生起させる。
なお、アース導子極板5は、導電性ゴムで形成された電極板を絶縁ゴムで被覆したもので、接着ゲルを用いて指6との密着性を向上させるようにしてもよい。
このような構成を用いると、手指を台に乗せるだけで簡単に施療できる。
図14は別の負極導子極板について構造例を説明する断面図である。
黄銅製の電極板51を塩化ビニル製の袋52で包み、適当な間隔で貫通孔を開けた絶縁ゴム板53で塩化ビニル袋52の両側から挟み、さらに柔皮54とキルティング55を重ねて袋にしたものに挿入して、最外層を木綿製の袋56で包む。
電極板51は厚さ0.1mmから0.3mm程度の黄銅製のため、導子極板を適用する人体部分の形状に合わせて容易に変形し、適度に人体表面に密着するようにすることができる。
また、電極と人体表面の間には、塩化ビニル製袋、絶縁ゴム板、皮革、キルティング、木綿布が重なって介在し、クッション性が良く快適な肌触りとなる。
なお、絶縁ゴム板に貫通孔を設けないでセットすると、人体に還元性イオンを生起させ難くなる。これに対して、絶縁ゴム板53に適当な貫通孔を設けて一部を空気層とすることにより、電気抵抗あるいはイオンの飛翔抵抗を適度に調整して人体に与える還元性イオンあるいは人体中に生起する還元性イオンの量を適度なものにする効果が生じると考えられる。
本実施例の電位治療器を人に適用する場合、負極導子極板とアース導子極板を被験者の体の一部、例えば、手などに各々密着して固定し、電位治療器の電源を入れ、治療時間を設定して治療を開始する。設定時間が経過すると自動的にマイナスイオン産生が終了するので、導子極板を取り外して治療を終了させる。この方法は、最も簡単な施療方法のひとつとなる。
また、人体と接触する導子極板は、金属電極板に絶縁性ゴムと導電性ゴムを重ねた構造を採用し、0.1μAから10μAの電流しか流れないように制限して人体の安全を確保する。
導子極板は、患者の腹部と背部、または、肩を挟む位置など両極板を体表面に密着させることができる位置に装着することが重要である。
特に、手の平を接地側導子極板と負電極側導子極板で挟み込んで使用することが推奨される。手の平は、厚さが小さく血流が大きい部位であるので、導子極板間の距離が小さくなって電界強度が大きくなり、大量の血液に強い作用を及ぼして大きな効果が得られる。しかも手の平は通常外部にさらされる部位であるため、導子極板を簡単に適用することができ、患者や術者の負担が小さい。
なお、同様な機能を備えた出力端子を複数対備えた電位治療器を用いて多数対の導子電極を同時に適用することができる。一般には、1対の導子極板を適用する場合より、2対の導子極板を使用する方が治療の効果が高いことが分かっている。
本発明に係る1実施例における電位治療器を示すブロック図である。 本実施例に使用する波形整形器の断面図である。 本実施例の電位治療器の代替性能を検査するシステムのブロック図である。 本実施例の波形整形器に詰める粉体の粒度と性能の関係を表す表である。 本実施例の波形整形器内の水分量と性能の関係を表すグラフである。 本実施例の波形整形器でマイナスイオン水を製造したときの印加電圧と水のORP値の関係を示すグラフである。 本実施例の電位治療器を人に適用したときの尿中8−OHdGの経時変化を示すグラフである。 本実施例の電位治療器を人に適用したときのNK細胞活性に対する効果を示すグラフである。 本実施例の電位治療器を人に適用したときの新陳代謝評価スコアに対する効果を示すグラフである。 本実施例の電位治療器を人に適用したときの細胞内外のORP値の関係に対する効果を示すグラフである。 本実施例の電位治療器による治療を行ったC型肝炎ウイルス感染者の血中HCV−RNAコピー数の経時変化を示すグラフである。 本実施例の電位治療器による治療を行ったHIV感染症患者の血中HCV−RNAコピー数とCD4(+)リンパ球数の経時変化を示すグラフである。 本実施例の電位治療器の使用法の1例を説明する概念図である。 本実施例の電位治療器に使う別の負極導子極板の構造例を説明する概念図である。
符号の説明
1 電源アダプタ
2 直流高負電圧発生器
3 波形整形器
4 負極導子極板
5 アース導子極板
6 被験者の指
7 還元水製造装置
11 アース端子
12 出力端子
31 筐体
32 内蓋
33 無機絶縁物粉体
35,36 電極板
37 接着剤
38,39 リード
41 施療箱
42 アルミニウム電極板
43 導電性ゴム
44 絶縁ゴム板
71 導電性容器
72 陰極針
73 水
51 黄銅製電極板
52 塩化ビニル製袋
53 絶縁ゴム板
54 柔皮
55 キルティング
56 木綿袋

Claims (8)

  1. 絶縁性の筐体内に1対の電極板を対向して設け粉体状の無機絶縁物と内容積に対して所定量の水分を充填して形成した波形整形器を高圧電源と出力端子の間に直列に設けて、該高圧電源の負極端子から出力される出力電流を前記波形整形器を介して前記出力端子に供給するようにした電位治療器。
  2. 前記無機絶縁物の粉体は径1μmから200μmの多孔質石であることを特徴とする請求項1記載の電位治療器。
  3. 前記波形整形器は2.5%から3.5%の水分を含有することを特徴とする請求項1または2記載の電位治療器。
  4. 前記波形整形器には−3kVから−9kVの電圧が印加されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電位治療器。
  5. 前記出力端子に導子極板を介して0.1μAから10.0μAの出力電流が流れるように調整されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電位治療器。
  6. 1対の電極板の間に径1μmから200μmの多孔質石粉と容積で2.5%から3.5%の水分を充填したことを特徴とする電位治療器用波形整形器。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の電位治療器であって、体内の免疫担当細胞を増加させて慢性肝炎ウイルス感染症の治療をすることを特徴とする電位治療器。
  8. 請求項1から6のいずれかに記載の電位治療器であって、体内の免疫担当細胞を増加させてヒト免疫不全ウイルス慢性感染症の治療をすることを特徴とする電位治療器。
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