JP2005295739A - 回転電機およびそれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無負荷時の回転抵抗が小さい冷却ファン連動型の回転電機を提供する。
【解決手段】 冷却ファン220が固設される固定枠230は、シャフト210に対して回転自在かつシャフト210の軸方向に可動な軸受240を介してシャフト210に設けられる。固定枠230は、ロータ44からの漏洩磁束によりロータ44の回転軸方向の端面に吸引されて固着される。一方、ロータ44から漏洩磁束が発生していないときは、固定枠230とロータ44との間に吸引力は発生せず、冷却ファン220は、ロータ44の回転動作から切離される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、回転電機およびそれを備えた車両に関し、特に、回転電機の回転軸に冷却ファンが接続された回転電機およびそれを備えた車両に関する。
従来より、車両の動力源として、エンジンに加え、電力により駆動力を発生するモータを搭載したハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle)が種々提案されている。すなわち、ハイブリッド自動車は、エンジンを駆動することにより動力源を得るとともに、直流電源からの直流電圧をインバータによって交流電圧に変換し、その変換された交流電圧によりモータを回転させることによって動力源を得るものである。このようなハイブリッド自動車の一形態として、前輪をエンジンで駆動し、加速時のアシストとして後輪をモータで駆動する四輪駆動型のハイブリッド自動車が知られている。
このようなハイブリッド自動車や電気自動車(Electric Vehicle)などに動力源として搭載されるモータは、発熱量が大きく、力行動作時や回生動作時にモータから発生する熱を放熱させる必要がある。モータの放熱手段としては、たとえば、別途設けられるモータにより冷却ファンを駆動し、動力源のモータ(以下、「動力モータ」とも称する。)に冷却風を供給して放熱させることができる。
一方、上記の放熱手段は、冷却ファンを駆動するためのモータを別途設ける必要があるのに対し、動力モータの回転シャフトに冷却ファンを固定し、回転シャフトの回転に連動させて冷却ファンを回転させることによって、別途冷却ファン駆動用のモータを設けることなく冷却風を発生させることができる冷却ファン連動型のモータが知られている(特許文献1参照)。
特開平9−252563号公報
しかしながら、特許文献1で開示されるような冷却ファン連動型の動力モータが上述した四輪駆動型のハイブリッド自動車に用いられる場合、動力モータは、駆動力をアシストする加速時や、減速時に回生動作を行なう場合には減速時など、間欠的に使用される。そして、加減速時以外の定常走行時など動力モータが力行動作や回生動作を行なわないときは、動力モータは、駆動軸の回転に伴なって連れ回され、それに伴なって冷却ファンも連れ回される。すなわち、動力モータが使用されていないにも拘わらず、動力モータの回転シャフトに固定された冷却ファンが回転するため、特許文献1で開示されるような構成のモータは、無負荷時の回転抵抗が大きく、定常走行時の車両の走行負荷を高める要因となる。また、定常走行時に不必要に冷却ファンが回転するため、冷却ファンの回転音も問題となり得る。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、無負荷時の回転抵抗が小さい冷却ファン連動型の回転電機を提供することである。
また、この発明の別の目的は、車両の走行負荷を高めることのない冷却ファン連動型の回転電機を備えた車両を提供することである。
この発明によれば、回転電機は、ステータ、ロータ、およびロータに固設される回転シャフトを含むモータ部と、ロータの回転力を受けて回転し、モータ部を冷却する冷却ファンとを備え、冷却ファンは、回転シャフトに対して回転自在に設けられ、ステータに電流が流されているとき、ロータからの回転力を受ける。
好ましくは、冷却ファンは、ロータからの磁力によってロータの回転軸方向の端部に固着される。
好ましくは、ロータは、界磁電流が流されることによって界磁極を発生する界磁巻線を含み、冷却ファンは、界磁巻線に界磁電流が流されているとき、ロータの回転軸方向の端部に固着される。
好ましくは、冷却ファンは、ステータに電流が流されているとき、ロータに誘起される磁束によってロータの回転軸方向の端部に固着される。
好ましくは、冷却ファンは、モータ部の力行動作時、ロータからの回転力を受ける。
好ましくは、冷却ファンは、モータ部の回生動作時、ロータからの回転力を受ける。
好ましくは、回転電機は、冷却ファンとロータとの間に反発力を発生する磁石をさらに備え、冷却ファンは、回転シャフトの回転軸方向に可動であり、磁石は、ステータに電流が流されていないとき、冷却ファンとロータとの間にギャップを生じさせる。
好ましくは、回転電機は、冷却ファンを挟んでロータの反対側に設けられる磁石をさらに備え、冷却ファンは、回転シャフトの回転軸方向に可動であり、磁石は、ステータに電流が流されていないとき、冷却ファンとロータとの間にギャップを生じさせる。
また、この発明によれば、車両は、第1の駆動軸に接続され、第1の駆動軸に駆動力を発生させる駆動部と、第2の駆動軸に接続され、第2の駆動軸に駆動力を発生させる上述したいずれかの回転電機とを備え、回転電機は、所定の走行モード時に力行動作を行なう。
好ましくは、所定の走行モードは、当該車両の加速時である。
この発明による回転電機においては、回転シャフトに設けられる冷却ファンは、回転シャフトに対して回転自在に設けられており、ステータに電流が流されていないとき、冷却ファンは、ロータからの回転力を受けない。
したがって、この発明によれば、モータ部が動作していないとき、ロータおよび回転シャフトの回転動作に対して冷却ファンが回転負荷とならず、無負荷時の回転抵抗が小さい冷却ファン連動型の回転電機が実現される。
また、この発明による回転電機においては、ロータからの磁力によって冷却ファンがロータに吸引固着され、冷却ファンがロータと連動して回転する。
したがって、この発明によれば、冷却ファンをロータに接続させる手段を別途設ける必要はなく、構成が簡易となる。
また、この発明による回転電機においては、ステータに電流が流されていないとき、磁石によって冷却ファンとロータとの間にギャップが生じる。
したがって、この発明によれば、冷却ファンがロータの回転動作から切離されているときの冷却ファンとロータとの接触が防止される。
また、この発明による車両においては、回転電機は、車両の加速時など所定の走行モード時に力行動作を行ない、その他の走行モード時は、冷却ファンがロータの回転動作から切離される。
したがって、この発明によれば、力行動作が行なわれない定常走行時、冷却ファンが回転負荷となることはなく、冷却ファンが車両の走行負荷を高めることはない。また、不必要な冷却ファンの回転がなくなるので、冷却ファンの回転音も抑制され、車両の静粛性向上に寄与する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明による回転電機が搭載された車両の一例として示されるハイブリッド自動車の構成を示す概略図である。
図1を参照して、ハイブリッド自動車100は、エンジン10と、バッテリ20と、モータ駆動装置30と、モータジェネレータ40と、ディファレンシャルギア(Differential Gear、以下「DG」と称する。)50と、前輪駆動軸60と、前輪70R,70Lと、後輪駆動軸80と、後輪90R,90Lとを備える。
エンジン10は、前輪駆動軸60と接続される。モータジェネレータ40は、DG50を介して後輪駆動軸80と接続される。また、モータジェネレータ40は、モータ駆動装置30と電気的に接続され、モータ駆動装置30は、バッテリ20と電気的に接続される。
エンジン10は、このハイブリッド自動車100における主動力源であり、発生した動力を前輪駆動軸60へ出力する。
直流電源であるバッテリ20は、たとえば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池からなり、直流電圧をモータ駆動装置30に供給する。また、バッテリ20は、モータ駆動装置30から受ける直流電圧によって充電される。
モータ駆動装置30は、ハイブリッド自動車100において加速トルクが必要なときにモータジェネレータ40を駆動制御する。モータ駆動装置30は、モータジェネレータ40を駆動制御する際、バッテリ20から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ40に供給する。また、モータ駆動装置30は、モータジェネレータ40の回生動作によって発電された交流電圧を直流電圧に変換してバッテリ20を充電する。
モータジェネレータ40は、3相交流同期電動発電機であって、モータ駆動装置30から受ける交流電力によって駆動力を発生する。ここで、上述したように、モータジェネレータ40は、ハイブリッド自動車100において加速トルクが必要なとき、モータ駆動装置30からの指令に応じて力行動作を行なう。また、モータジェネレータ40は、ハイブリッド自動車100の減速・制動時、回生動作によって交流電力を発電し、その発電した交流電力をモータ駆動装置30に供給する。
DG50は、モータジェネレータ40から受ける動力を後輪駆動軸80を介して後輪90R,90Lに伝達するとともに、後輪駆動軸80から受ける回転力をモータジェネレータ40に伝達する。
図2は、図1に示したモータ駆動装置30の主要部の構成を示す回路図である。
図2を参照して、モータ駆動装置30は、コンバータ110と、インバータ120と、制御装置130と、コンデンサC1,C2と、電源ラインL1,L2と、接地ラインL3と、出力ライン152〜156とを含む。コンバータ110は、バッテリ20とインバータ120との間に接続され、インバータ120は、モータジェネレータ40と接続される。
インバータ120によって駆動されるモータジェネレータ40は、U,V,W各相コイルを有するステータ42と、界磁巻線を有するロータ44とからなる。ロータ44には、界磁巻線に界磁電流Ifが流れることによって界磁極が形成され、この界磁極による磁界とステータ42によって発生する回転磁界との磁気作用によってロータ44は回転する。また、ロータ44の界磁巻線に界磁電流Ifが流れるときに発生する漏洩磁束は、後述するように、ロータ44の回転軸に設けられる冷却ファンを吸引するために用いられる。
コンバータ110は、パワートランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルLとからなる。パワートランジスタQ1,Q2は、電源ラインL2と接地ラインL3との間に直列に接続され、制御装置130からの制御信号をベースに受ける。各パワートランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにダイオードD1,D2がそれぞれ接続される。
リアクトルLは、バッテリ20の正極と接続される電源ラインL1に一端が接続され、パワートランジスタQ1のエミッタとパワートランジスタQ2のコレクタとの接続点に他端が接続される。そして、リアクトルLは、パワートランジスタQ2のスイッチング動作に応じてコイルに流される電流を磁場エネルギーとして蓄積することによってバッテリ20からの直流電圧を昇圧し、その昇圧された直流電圧をパワートランジスタQ2がオフされたタイミングに同期してダイオードD1を介して電源ラインL2に供給する。
このコンバータ110は、制御装置130からの制御信号に基づいて、バッテリ20から受ける直流電圧を昇圧して電源ラインL2に供給する。また、コンバータ110は、インバータ120から受ける直流電圧を降圧してバッテリ20を充電する。
インバータ120は、U相アーム122、V相アーム124およびW相アーム126からなる。各相アームは、電源ラインL2と接地ラインL3との間に並列に接続される。U相アーム122は、直列に接続されたパワートランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム124は、直列に接続されたパワートランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム126は、直列に接続されたパワートランジスタQ7,Q8からなる。また、各パワートランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
そして、各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、出力ライン152〜156を介してモータジェネレータ40のステータ42における各相コイルの反中性点側にそれぞれ接続されている。
このインバータ120は、制御装置130からの制御信号に基づいて、電源ラインL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ40へ出力する。また、インバータ120は、モータジェネレータ40から受ける交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインL2に供給する。
コンデンサC1は、電源ラインL1と接地ラインL3との間に接続され、電源ラインL1の電圧レベルを平滑化する。また、コンデンサC2は、電源ラインL2と接地ラインL3との間に接続され、電源ラインL2の電圧レベルを平滑化する。
制御装置130は、ハイブリッド自動車100において加速トルクが必要なとき、モータトルク指令値、モータジェネレータ40の各相電流値、およびインバータ120の入力電圧に基づいてモータジェネレータ40の各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q8をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ120へ出力する。
また、制御装置130は、上述したモータトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ120の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ110へ出力する。
さらに、制御装置130は、モータジェネレータ40によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ20を充電するため、コンバータ110およびインバータ120におけるパワートランジスタQ1〜Q8のスイッチング動作を制御する。
このモータ駆動装置30においては、コンバータ110は、制御装置130からの制御信号に基づいて、バッテリ20から受ける直流電圧を昇圧して電源ラインL2に供給する。そして、インバータ120は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインL2から受け、その受けた直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ40へ出力する。
また、インバータ120は、モータジェネレータ40の回生動作によって発電された交流電圧を直流電圧に変換して電源ラインL2へ出力する。そして、コンバータ110は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインL2から受け、その受けた直流電圧を降圧してバッテリ20を充電する。
図3は、図1に示したモータジェネレータ40の構造を示す断面図である。
図3を参照して、モータジェネレータ40は、ステータ42と、ロータ44と、回転シャフト210と、冷却ファン220と、固定枠230と、軸受240,260,270と、ストッパー250と、ハウジング280とを含む。
ステータ42は、ロータ44とギャップを介してロータ44の外周に設けられ、ハウジング280に固設される。ロータ44は、回転シャフト210の周りに固設され、回転シャフト210と連動して回転軸まわりを回転する。ロータ44は、内部に界磁巻線を含み(図示せず)、界磁巻線に界磁電流Ifが流れると界磁極を生成する。
冷却ファン220は、ロータ44と連動して回転することによって冷却風を発生し、発熱したステータ42およびロータ44を冷却する。冷却ファン220は、固定枠230に固設され、固定枠230と連動して回転する。
固定枠230は、たとえば鉄などの磁性体からなる。固定枠230は、軸受240を介して回転シャフト210の周りに設けられ、ロータ44とストッパー250との間に設けられる。そして、固定枠230は、ロータ44側にフランジ部を有し、後述するように、ロータ44からの漏洩磁束によって固定枠230がロータ44に吸引されると、そのフランジ部がロータ44の回転軸方向の端面に密着する。
軸受240は、回転シャフト210と固定枠230との間に設けられ、固定枠230を回転シャフト210に対して回転自在にするとともに、回転シャフト210の軸方向に可動である。軸受240は、たとえば、摩擦係数の小さい樹脂などで構成される。
ストッパー250は、回転シャフト210に固設され、固定枠230および軸受240の軸方向の大きな移動を防止するために設けられる。軸受260,270は、ハウジング280に対して回転シャフト210を回転自在に固定する。ハウジング280は、このモータジェネレータ40の筐体であり、ハイブリッド自動車100に固設される。
このモータジェネレータ40においては、ロータ44の界磁巻線に界磁電流Ifが流れると、ロータ44に界磁極が発生する。そして、この界磁極とステータ42に発生する回転磁界との磁気作用によってロータ44が回転する。ここで、ロータ44には、上記の磁気作用を生じさせる主磁束のほか、ロータ44の回転軸方向に漏洩する漏洩磁束が併せて発生する。そして、このモータジェネレータ40においては、このロータ44からの漏洩磁束を利用して、冷却ファン220が固設される固定枠をロータ44に接着させ、ロータ44に連動して冷却ファン220を回転させる。
図4は、図3に示したモータジェネレータ40において、冷却ファン220がロータ44に吸引されているときの冷却ファン220近傍の拡大図である。
図4を参照して、ロータ44からの漏洩磁束によって、固定枠230とロータ44との間に吸引力が発生する。そうすると、回転シャフト210に沿って固定枠230がロータ44側に移動し、固定枠230のフランジ部がロータ44の端面に固着される。すなわち、ロータ44からの漏洩磁束による吸引力がロータ44に対する固定枠230の固定力となり、ロータ44の回転に連動して冷却ファン220が回転する。
一方、図5は、図3に示したモータジェネレータ40において、冷却ファン220がロータ44から引離されているときの冷却ファン220近傍の拡大図である。
図5を参照して、固定枠230のフランジ部およびロータ44の接触面の各々には、互いに反発力を生じさせる薄い板状の磁石285が設けられている。この磁石285による反発力は、ロータ44からの漏洩磁束により発生する固定枠230とロータ44との間の吸引力よりも小さく、この磁石285は、ロータ44からの漏洩磁束によるロータ44への固定枠230の固着を阻害しない。
一方、ロータ44の界磁電流Ifが0となり、ロータ44からの漏洩磁束が消滅すると、固定枠230とロータ44との間に作用していた吸引力も消滅する。そうすると、上記の磁石285の反発力によって、固定枠230は、回転シャフト210に沿ってロータ44から遠ざかる方向に移動し、ストッパー250の位置まで移動する。これによって、冷却ファン220は、ロータ44の回転動作と連動しなくなり、また、ロータ44の端面との間にギャップが設けられるので、ロータ44と接触することもない。したがって、ロータ44および回転シャフト210の回転に対して冷却ファン220が負荷となることはない。その結果、このモータジェネレータ40が動作していない定常走行時に、冷却ファン220がハイブリッド自動車100の走行負荷を高めることはない。
なお、上記において、固定枠230のフランジ部およびロータ44の接触面の各々に設けられる磁石285は、固定枠230のフランジ部およびロータ44内に埋め込まれていてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、回転シャフト210に設けられる冷却ファン220は、軸受240を介して回転シャフト210に回転自在に設けられ、モータジェネレータ40が力行動作や回生動作を行なっているとき、ロータ44から受ける磁力によって冷却ファン220がロータ44に吸引固着され、モータジェネレータ40が動作していないときは、ロータ44からからの漏洩磁束が消滅するため、ロータ44および回転シャフト210の回転動作から冷却ファン220が切離される。
したがって、ハイブリッド自動車100の定常走行時において、冷却ファン220がハイブリッド自動車100の走行負荷を高めることはない。
また、冷却ファン220とロータ44との間に反発力を発生する磁石285を設けたので、冷却ファン220とロータ44との間に吸引力が発生していないとき、冷却ファン220とロータ44との間にギャップが生じる。したがって、冷却ファン220とロータ44との間に吸引力が発生していないときの冷却ファン220とロータ44との接触が防止される。
[実施の形態2]
実施の形態2では、冷却ファン220を挟んでロータ44の反対側に設けられるストッパーを磁石で構成することによって、ロータ44から漏洩磁束が発生していないときに固定枠230がストッパーに吸引され、冷却ファン220がロータ44から引き離される。
実施の形態2によるハイブリッド自動車100Aは、図1に示した実施の形態1によるハイブリッド自動車100の構成において、モータジェネレータ40に代えてモータジェネレータ40Aを備える。実施の形態2によるハイブリッド自動車100Aのその他の構成は、実施の形態1によるハイブリッド自動車100の構成と同じである。
図6は、実施の形態2によるモータジェネレータ40Aの構造を示す断面図である。
図6を参照して、モータジェネレータ40Aは、図3に示した実施の形態1におけるモータジェネレータ40の構造において、ストッパー250に代えてストッパー250Aを含み、支持材290をさらに含む。また、モータジェネレータ40Aは、実施の形態1によるモータジェネレータ40が備えていた図5に示した磁石は備えていない。
なお、モータジェネレータ40Aにおけるその他の構成は、実施の形態1におけるモータジェネレータ40の構造と同じである。
ストッパー250Aは、固定枠230および軸受240の回転シャフト210に沿った大きな移動を防止するために設けられる。ストッパー250Aは、支持材290によってハウジング280に固設され、内部を回転シャフト210が貫通しており、回転シャフト210とはギャップを有している。そして、ストッパー250Aは、磁石からなり、固定枠230との間に吸引力を生じさせる。一方、このストッパー250Aによる吸引力は、ロータ44からの漏洩磁束により発生する固定枠230とロータ44との間の吸引力よりも小さく、この磁石からなるストッパー250Aは、ロータ44からの漏洩磁束によるロータ44への固定枠230の固着を阻害しない。
支持材290は、ハウジング280とストッパー250Aとの間に設けられ、ストッパー250Aをハウジング280に固定する。
このモータジェネレータ40Aにおいても、ロータ44の界磁巻線に界磁電流Ifが流れると、ロータ44の回転軸方向の端面から漏洩磁束が発生する。そして、このロータ44からの漏洩磁束を利用して、冷却ファン220が固設される固定枠をロータ44に接着させ、ロータ44に連動して冷却ファン220を回転させる。
図7は、図6に示したモータジェネレータ40Aにおいて、冷却ファン220がロータ44に吸引されているときの冷却ファン220近傍の拡大図である。
図7を参照して、実施の形態1の場合と同様に、ロータ44からの漏洩磁束による吸引力によって、固定枠230のフランジ部がロータ44の端面に固着される。これによって、ロータ44の回転に連動して冷却ファン220が回転する。
ここで、固定枠230を挟んでロータ44と反対側に設けられたストッパー250Aは、固定枠230に対して吸引力を発生するが、上述したように、このストッパー250Aによる吸引力は、ロータ44からの漏洩磁束による固定枠230とロータ44との間の吸引力よりも小さく、固定枠230とロータ44との固着が阻害されることはない。
図8は、図6に示したモータジェネレータ40Aにおいて、冷却ファン220がロータ44から引離されているときの冷却ファン220近傍の拡大図である。
図8を参照して、ロータ44の界磁電流Ifが0となり、ロータ44からの漏洩磁束が消滅すると、固定枠230とロータ44との間に作用していた吸引力も消滅する。そうすると、固定枠230は、磁石からなるストッパー250Aによって吸引され、ストッパー250Aの位置まで移動する。ここで、ストッパー250Aは、ハウジング280に固設され、回転シャフト210とは接触していないので、冷却ファン220は、ロータ44の回転動作と連動せず、また、ロータ44の端面との間にギャップが設けられるので、ロータ44と接触することもない。したがって、ロータ44および回転シャフト210の回転に対して冷却ファン220が負荷となることはない。その結果、このモータジェネレータ40Aが動作していない定常走行時に、冷却ファン220がハイブリッド自動車100Aの走行負荷を高めることはない。
以上のように、この実施の形態2によれば、冷却ファン220を挟んでロータ44の反対側に設けられるストッパー250Aを磁石で構成したので、冷却ファン220とロータ44との間に吸引力が発生していないとき、冷却ファン220とロータ44との間にギャップが生じる。したがって、冷却ファン220とロータ44との間に吸引力が発生していないときの冷却ファン220とロータ44との接触が防止される。
なお、上記の各実施の形態においては、ロータが界磁巻線型の3相交流同期電動発電機によってモータジェネレータ40が構成される場合を代表的に説明したが、モータジェネレータ40は、界磁巻線型の3相交流同期電動発電機に限られるものではない。この発明は、たとえば、交流誘導電動発電機やリラクタンスモータなど、ステータに電流が流されたときにロータに磁束が誘起される回転電機に適用することができる。また、この発明の適用範囲は、3相の回転電機に限定されるものではなく、それ以外の相数からなる回転電機についても適用することができる。
また、上記の各実施の形態においては、前輪をエンジン10で駆動し、加速時のアシストとして後輪をモータジェネレータ40(40A)で駆動する、いわゆる四輪駆動型のハイブリッド自動車の場合を代表的に説明したが、自動車の構成は、上記実施の形態のものに限られるものではない。たとえば、公知のシリーズ型ハイブリッド自動車やパラレル型ハイブリッド自動車において、従輪(たとえば後輪)をモータジェネレータ40(40A)で駆動する構成であってもよい。
また、上記の各実施の形態においては、この発明による回転電機が搭載される車両としてハイブリッド自動車の場合を代表的に例示して説明したが、この発明の適用範囲は、回転電機がハイブリッド自動車に搭載される場合に限られるものではなく、その他の用途に用いられる回転電機一般にこの発明を適用することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明による回転電機が搭載された車両の一例として示されるハイブリッド自動車の構成を示す概略図である。 図1に示すモータ駆動装置の主要部の構成を示す回路図である。 図1に示すモータジェネレータの構造を示す断面図である。 図3に示すモータジェネレータにおいて、冷却ファンがロータに吸引されているときの冷却ファン近傍の拡大図である 図3に示すモータジェネレータにおいて、冷却ファンがロータから引離されているときの冷却ファン近傍の拡大図である。 実施の形態2によるモータジェネレータの構造を示す断面図である。 図6に示すモータジェネレータにおいて、冷却ファンがロータに吸引されているときの冷却ファン近傍の拡大図である。 図6に示すモータジェネレータにおいて、冷却ファンがロータから引離されているときの冷却ファン近傍の拡大図である。
符号の説明
100,100A ハイブリッド自動車、10 エンジン、20 バッテリ、30 モータ駆動装置、40,40A モータジェネレータ、42 ステータ、44 ロータ、50 DG、60 前輪駆動軸、70R,70L 前輪、80 後輪駆動軸、90R,90L 後輪、110 コンバータ、120 インバータ、122 U相アーム、124 V相アーム、126 W相アーム、130 制御装置、152〜156 出力ライン、210 回転シャフト、220 冷却ファン、230 固定枠、240,260,270 軸受、250,250A ストッパー、280 ハウジング、285 磁石、290 支持材、Q1〜Q8 パワートランジスタ、D1〜D8 ダイオード、C1,C2 コンデンサ、L リアクトル、L1,L2 電源ライン、L3 接地ライン。

Claims (10)

  1. ステータ、ロータ、および前記ロータに固設される回転シャフトを含むモータ部と、
    前記ロータの回転力を受けて回転し、前記モータ部を冷却する冷却ファンとを備え、
    前記冷却ファンは、前記回転シャフトに対して回転自在に設けられ、前記ステータに電流が流されているとき、前記ロータからの回転力を受ける、回転電機。
  2. 前記冷却ファンは、前記ロータからの磁力によって前記ロータの回転軸方向の端部に固着される、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ロータは、界磁電流が流されることによって界磁極を発生する界磁巻線を含み、
    前記冷却ファンは、前記界磁巻線に前記界磁電流が流されているとき、前記ロータの回転軸方向の端部に固着される、請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記冷却ファンは、前記ステータに電流が流されているとき、前記ロータに誘起される磁束によって前記ロータの回転軸方向の端部に固着される、請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  5. 前記冷却ファンは、前記モータ部の力行動作時、前記ロータからの回転力を受ける、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記冷却ファンは、前記モータ部の回生動作時、前記ロータからの回転力を受ける、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記冷却ファンと前記ロータとの間に反発力を発生する磁石をさらに備え、
    前記冷却ファンは、前記回転シャフトの回転軸方向に可動であり、
    前記磁石は、前記ステータに電流が流されていないとき、前記冷却ファンと前記ロータとの間にギャップを生じさせる、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記冷却ファンを挟んで前記ロータの反対側に設けられる磁石をさらに備え、
    前記冷却ファンは、前記回転シャフトの回転軸方向に可動であり、
    前記磁石は、前記ステータに電流が流されていないとき、前記冷却ファンと前記ロータとの間にギャップを生じさせる、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
  9. 第1の駆動軸に接続され、前記第1の駆動軸に駆動力を発生させる駆動部と、
    第2の駆動軸に接続され、前記第2の駆動軸に駆動力を発生させる請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の回転電機とを備え、
    前記回転電機は、所定の走行モード時に力行動作を行なう、車両。
  10. 前記所定の走行モードは、当該車両の加速時である、請求項9に記載の車両。
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